JP3149567U - 鋏 - Google Patents

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政悦 板垣
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Abstract

【課題】刃の切れ味が悪くなって切断対象が切断しにくくなった場合でも鋏の刃が切断対象の上を滑りにくい鋏を提供する。【解決手段】第1刃11および第2刃12b有した剪定鋏10において、第2刃12bの刃尻から刃先までの間が湾曲しており、この湾曲に沿ってこぎり刃12bd,・・・を形成する。【選択図】図2

Description

本考案は、例えば植物の茎や枝を剪定する剪定鋏等の鋏に関する。
従来から茎や枝などを剪定するための剪定鋏1が知られている(特許文献1)。この剪定鋏1は、図6に示すように、刃部2aおよび柄部5を有する刃体2と、刃部3aおよび柄部6を有する刃体3と、支持軸4等とを備えている。この刃体2,3にはそれぞれ軸孔が形成され、この軸孔に支持軸4が貫装され両者は互いに回動可能に取り付けられている。
特開2005−130846
しかしながら、このような剪定鋏1にあっては、刃部2a,3aの刃の切れ味が悪くなって切断対象を切断しにくくなった場合、切断対象を切断するために剪定鋏1に力を加えたとき、うまく切断できずに刃部2a,3aの刃が切断対象の表面を相対的に滑ってしまう問題があった。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、刃部の刃の切れ味が悪くなった場合でもその刃が切断対象の表面上を滑ってしまうことのない鋏を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、本考案は、先端側に上刃を有し後端側に把持部が形成された第1の刃材と、先端側に下刃を有し後端側に把持部が形成された第2の刃材とが支持軸により互いに回転自在に支持された鋏において、
前記下刃の刃尻から刃先までの間が湾曲し、この湾曲に沿ってこぎり刃が形成されていることを特徴とする。
本考案に係る鋏は、第2刃材に装着される下刃の刃尻から刃先までの間が湾曲し、この湾曲に沿ってこぎり刃が形成されているため、例えば、刃の切れ味が悪くなった場合でも、切断対象を切断する際に、こぎり刃の先端が切断対象に喰い込むため、刃が切断対象表面を相対的に滑ってしまうことが防止される。
また、この下刃は、第2刃材の取付基部に着脱自在に取り付けられているので、切断対象の種類に合わせて下刃を交換することができる。
本考案の実施例に係る剪定鋏10の閉じた状態を示す正面図である。 本考案の実施例に係る剪定鋏10の開いた状態を示す正面図である。 図1および図2に示す剪定鋏10の第1刃材11を示す(a)平面図、(b)正面図である。 図1および図2に示す剪定鋏10の第2刃材12を示す(a)平面図、(b)正面図である。 図1および図2に示す剪定鋏10の(a)第1刃11bを示す正面図(b)第2刃12bを示す正面図(c)第2刃材12と第1刃材11を連結するための支軸14および座金zkを示す平面図である。 従来の剪定鋏を示す正面図である。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1および図2に示すように、本考案に係る鋏の一種である剪定鋏10は、植物の茎や枝を剪定する剪定鋏であって、第2刃材12と、第1刃材11と、支軸14等とを有している。16は、第2刃材12と第1刃材11とを開く方向(鋏を開く方向)に付勢する開閉バネである。開閉バネにはスプリングバネや板バネを用いることができる。
<第1刃材11>
第1刃材11は、例えばステンレス製であり、図3に示すように、第1刃材11の一端側(図3において左側)には、第1刃(上刃)11bを取り付けるための平坦な取付基部11aが形成されている。この取付基部11aにはネジ孔11d,11dが併設されている。
第1刃材11は、ステンレス製に限らず、鋼材、鉄製、材質に関係なく高価な刃物材、焼入れの効く鋼材でもよい。
また、第1刃材11の他端側(図3において右側)には鋏使用者が鋏を把持するための把持部11cが形成されている。
この把持部11cの側面には把持部11cに沿って等間隔で凹部11cb,・・・が形成されており、この凹部11cbと凹部11cbとの間は凸部11caとなっている。この凹部11cbと凸部11caにより鋏使用者が鋏を把持した際に滑りにくいものとなっている。
第1刃材11の取付基部11aと把持部11cとの間の中央部分には支軸14(図5(c)参照)を通すための軸孔11eが形成されている。
第1刃材11において、この軸孔11eより先端側の部分は、剪定鋏10の閉じる方向が凸となるように湾曲している。
<第2刃材12>
第2刃材12は、第1刃材11と同じ材質で例えばステンレス製であり、図4に示すように、第2刃材12の一端側(図4において左側)には、第2刃(下刃)12bを取り付けるための平坦な取付基部12aが形成されている。この取付基部12aにはネジ孔12d,12dが併設されている。
第2刃材12は、ステンレス製に限らず、鋼材、鉄製、材質に関係なく高価な刃物材、焼入れの効く鋼材でもよい。
また、第2刃材12の他端側(図4において右側)には鋏使用者が鋏を把持するための把持部12cが形成されている。
この把持部12cの側面には把持部12cに沿って等間隔で凹部12cb,・・・が形成されており、この凹部12cbと凹部12cbとの間は凸部12caとなっている。この凹部12cbと凸部12caにより鋏使用者が鋏を把持した際に滑りにくいものとなっている。
また、第2刃材12の取付基部12aと把持部12cとの間の中央部分には支軸14を通すための軸孔12eが形成されている。
第2刃材12において、この軸孔12eより先端側の部分は、剪定鋏10の開く方向が凸となるように湾曲している。
この第1刃材11と第2刃材12のそれぞれの軸孔11e,12eには支軸14(図5(c)参照)が貫装され、第1刃材11と第2刃材12は互いに回動可能に取り付けられている。
<第1刃11b>
第1刃11bには、図5(a)に示すように、ネジ孔11ba,11baが併設されている。また、第1刃11bは、その刃尻11bbから刃先11bcまでの間が剪定鋏10の閉じる方向に凸となるように湾曲している。この第1刃11bは、図3(b)の2点鎖線で示すように、ネジに拠り第1刃材11の取付基部11aに取り付けられている。
<第2刃12b>
第2刃12bには、図5(b)に示すように、ネジ孔12ba,12baが併設されている。また、第2刃12bの刃尻12bbから刃先12bcまでの間が湾曲しており、この湾曲に沿ってこぎり刃12bd,・・・が形成されている。
この第2刃12bは、図4(b)の2点鎖線で示すように、ネジに拠り第2刃材12の取付基部12aに取り付けられている。
本考案の実施例に係る剪定鋏10の作用・効果を説明する。
第2刃材12に取り付ける第2刃12bにこぎり刃12bd,・・・を設けたことに拠り、第1刃11bおよび第2刃12bの切れ味が悪く、剪定する際に木枝や茎などの切断対象を切断しくい場合でも切断対象の表面にこぎり刃12bdが食い込むため、第1刃11bと第2刃12bが切断対象である茎や枝の表面を滑ることが防止される。このため、第1刃11bおよび第2刃12bの切れ味が悪くなっても、切断対象を滑らず挟持してより確実に切断することができる。
また、第1刃11bと第2刃12bをそれぞれ第1刃材11と第2刃材12の各取付基部11a,12aに例えばネジにより着脱自在に取り付けたため、古くなった第1刃11bと第2刃12bを新しいものに交換できる。
また、このように交換することができるので、第1刃11bと第2刃12b以外については同じものを使用し続けることができ、また、第1刃11bと第2刃12bについては時代の開発に応じた材質のものを用いることができる。
第1刃材11と第2刃材12の各把持部11c,12cに凹部11cb,12cbを設けたので、鋏使用者が鋏を握りやすくなり、滑ることがない。
上述した第1刃材11の軸孔11eより先端側および第1刃11bは、剪定鋏10の閉じる方向に凸となるように湾曲しているが、これに限らず、直線状または剪定鋏10の開く方向に凸となるように湾曲していても良い。このようにすることで、切断対象を切断するとき、切断対象が第2刃材12の第2刃12bと第1刃材11の第1刃11bとに挟持されやすいものとなり、第2刃材12のこぎり刃12bdが切断対象に食い込みやすくなる。
本実施例では第1刃11bと第2刃12bを第1刃材11と第2刃材12の各取付基部11a,12aに着脱自在に取り付けたが、これに限らず第1刃11bと第2刃12bを上刃部と下刃部として第1刃材11と第2刃材12に一体に設けてもよい。
剪定鋏に本考案を適用したが、剪定鋏に限らず、金きり鋏などの他の種類の鋏にも適用できる。
10 剪定鋏(鋏)
11b 第1刃(上刃、上刃部)
12b 第2刃(下刃、下刃部)
12bb 刃尻
12bc 刃先
12bd こぎり刃

Claims (2)

  1. 先端側に上刃部が形成され後端側に把持部が形成された第1刃材と、先端側に下刃部が形成され後端側に把持部が形成された第2刃材とが支持軸により互いに回転自在に支持された鋏において、
    前記下刃部の刃尻から刃先までの間が湾曲しており、この湾曲に沿ってこぎり刃が形成されていることを特徴とする鋏。
  2. 前記第1,2刃材の先端側に取付基部をそれぞれ設け、
    前記上刃部および下刃部として上刃および下刃を前記第1,2刃材の取付基部に着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の鋏。
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