JP3149399U - バルクバッグ - Google Patents

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【課題】使用時にその袋体が直方体になるが、該袋体に縫い目が少なく、製造時の工程数が従来より大幅に削減されうるバルクバッグを提供する。【解決手段】矩形の底部22と、二端開口を有し、且つ、その一端開口の開口縁が前記底部の周縁に沿って固定されている一体的な円筒形胴部21とを備える上、その筒内に使用時に前記胴部の形状を前記底部と対応する矩形に変形させて保持する形状保持手段40が設けてバルクバッグを構成する。【選択図】図4

Description

本考案は、バルクバッグに関し、特に、製造時の製造工程が従来より大幅に削減できるバルクバッグに関する。
従来より、樹脂ペレット等のバルク荷や粉粒体、いわゆるバルク貨物を効率よく輸送するため、たわみ性中間バルク容器またはFIBC(Flexible Intermediate Bulk Containers )ともバルクバックとも(以下、バルクバックと称す)呼ばれるものが用いられている。
従来のバルクバッグは、船積みや他の運輸、貯蔵のため、通常、図1及び図2に示すように、略直方体となされ、即ち、矩形の底部13と、二端開口を有する略直方体の筒形で、その一端開口の開口縁が前記底部13の周縁に沿って縫い合わせられている胴部11と、前記胴部11内の各内壁と隣の内壁の間に掛け渡されていて、入っているバルク貨物の自重による形崩れを避けてもともとの直方形をなるべく保持する形状保持手段12とからなっている。
しかし、このような従来のバルクバッグの袋体だけを作るには、矩形の可撓性シートを5枚縫い合せることが必要であり、即ち、図1に示すように、縫い目が8条とならなければならないので、手間がかなり掛かる。
前記欠点を解決するために、本考案は、使用時にその袋体が直方体になるが、該袋体に縫い目が少なく、製造時の工程数が従来より大幅に削減されうるバルクバッグを提供しようとすることを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は、矩形の底部と、二端開口を有し、且つ、その一端開口の開口縁が前記底部の周縁に沿って固定されている一体的な円筒形胴部とを備える上、その筒内に使用時に前記胴部の形状を前記底部と対応する矩形に変形させて保持する形状保持手段が設けてあるバルクバッグを提供する。
前記バルクバッグの好ましい実施例形態として、前記形状保持手段は、前記胴部の内壁の、前記底部の四隅と対応する箇所前後の四つの所定範囲内だけを空けてそれらに膨張の余裕を残す上、該所定範囲と四つの空間を挟むように、前記胴部の内壁に張り付けられており、且つ、それに前記四つの空間と前記筒内の他の部分とを連通させる通孔が複数開けてあるものが挙げられる。
また、前記実施形態の例として、前記形状保持手段は、その内径が前記胴部の円筒体における内径より小である円筒体からなる上、前記胴部と同軸線に配置され、且つ、その外表面が、前記四つの所定範囲だけを空けるように前記胴部の内壁と緊密に結合しているものと、前記形状保持手段は、四枚の平面体からなっており、該平面体は、いずれも前記四つの所定範囲の一つに跨るように配置され、且つ、その両側部で前記胴部の内壁とそれぞれ張付けになされる上、隣の平面体同士の対応側部と共に、胴部21の、それらの間の内壁を引っ張っているものとの少なくとも2種類が挙げられる。
そして、バルクバッグの防水性を図るため、前記筒内に、防水袋を、その胴部が前記円筒形胴部と前記形状保持手段との間に介在するように設置することも、前記袋体全体の外周面に、防水性被膜を塗布することも考えられる。
前記構成による本考案のバルクバッグは、その胴部が一体的な円筒形としているので、それ自体に縫い目が一切要らない上、胴部と底部との間の縫い目も従来の4条から1条に大いに下がり、即ち、その袋体全体の縫い目が従来の8条から1条に下がるので、製造工程が大幅に削減されうる。
それに、本考案のバルクバッグは、通常、胴部が円筒形となっているものの、その底部が矩形になる上、胴部の前記矩形の4隅前後に対応する部分が他のあらゆる部分より膨張性が遥かに大きいので、使用時にバルク貨物の自重により膨張し、直方体となり、船積みや他の運輸、貯蔵に対する利便性が従来の直方体型と全く同じである。
従来のバルクバッグの斜視図である。 前記従来のバルクバッグの横断面図である。 本考案の実施例1のバルクバッグの分解斜視図である。 前記図示の完成後の斜視図である。 図4の縦断面図である。 図4の横断面図である。 バルク貨物の充填による膨張状態の前記バルクバッグの横断面図である。 前記実施例の全体の外周面に、防水性被膜を塗布したバルクバッグの横断面図である。 本考案の実施例2のバルクバッグの分解斜視図である。 図9の横断面図である。
以下、図3〜図10を参照しながら本考案のバルクバッグの実施例を説明する。
図3に示すのは、本考案の実施例1のバルクバッグの分解斜視図であり、図4は、その完成後の斜視図である。
図示のように、本考案のバルクバッグは、袋体20と、防水袋30と、形状保持手段40とからなっている。
袋体20は、矩形の底部22と、一体的な円筒形胴部21とからなっている。もっと詳しく説明すると、円筒形胴部21は、上下二端開口を有し、下端開口(図示せず)の開口縁が矩形の底部22の周縁220に沿って縫合わせられている。そして、円筒形胴部21は、可撓性材料からなっていてドレープ性を若干有し、底部22は、硬直性が前記円筒形胴部より遥かに高い可撓性材料からなっていて通常でもその矩形を保てる性質を有する。即ち、袋体20は、円筒形胴部21と底部22とから縫合わせにより組み立てられた後、図4に示すように、地面に立てるものの、その円筒形胴部21が、上の方が垂れそうに見える円筒形であるが、下の方へ行くと段々と矩形になる形となっている。
また、防水袋30は、その上端だけ開口が開けてある上、その胴体のサイズが袋体20とぴったり合っていて袋体20の内壁に裏打ちとなっている。
さらに、形状保持手段40は、その内径が胴部21の円筒体における内径より小である円筒体からなる上、円筒形胴部21の筒内に該円筒形胴部21と同軸線に配置され、且つ縫合わせにより防水袋30と共に円筒形胴部21に固定されている。
即ち、図4に示すように、袋体20はもっとも外層にあり、形状保持手段40はもっとも内層にあり、防水袋30は袋体20の胴部21と形状保持手段40との間に介在している。
そして、図5は前記実施例の縦断面図であり、図6は前記実施例の横断面図である。
この図5及び図6を参照すれば、形状保持手段40は、縫合わせにより胴部21の内壁と結合になっているが、胴部21の内壁の、底部22の矩形における四隅と対応する箇所前後の四つの所定範囲211内だけを空けてそれらに膨張の余裕を残す上、該等の所定範囲211と四つの空間Aを挟むように、円筒形胴部21の内壁にぴったりと張り付けられている。
もっと詳しく説明すると、円筒形胴部21の形状保持手段40と結合している部分は、形状保持手段40と隙間なくぴったり密接しているが、その、底部22の矩形における四隅と対応する箇所前後の四つの所定範囲211内は、空けられて形状保持手段40との間に四つの空間Aを挟む上、その形状保持手段40より大きいサイズがすべてこの四つの所定範囲211に集中して該四つの所定範囲211に大きな膨張性を与えている。
また、図示からわかるように、形状保持手段40には、一列に三つ、計四列の通孔411があけてあり、この四列の通孔411はすべて形状保持手段40の、四つの所定範囲211と対応する箇所に位置している。即ち、四つの所定範囲211になっている四つの空間Aと、円筒形胴部21のこの四つの空間A以外の空間とはこの四列の通孔411によって連通している。
前記のように構成されているバルクバッグは、使用時にバルク貨物を入れると、図7に示すように、その全体がバルク貨物の充填により段々と膨張するが、円筒形胴部21の四つの所定範囲211だけがバルク貨物の自重で前記膨張より遥かに大きく膨張するので、最後の充満状態になると、全体がほぼ直方体になり、即ちほぼ断面矩形になる。
また、図7を更にみると、充填の際、最後にほぼ直方体になる胴部21だけでなく、形状保持手段40も段々ときつく張るようになるので、四列の通孔411が段々と垂れて小さい状態から大きく開く状態に変わり、四つの空間A内のバルク貨物と筒内の他の空間内のバルク貨物とをよく交通させるようになるので、充填を均一にさせることができる。
なお、袋体20の胴部21と形状保持手段40との間に介在している防水袋30は、中身のバルク貨物を浸水から護るための措置であるが、この方式でなく、図8のように、袋体20全体の外周面に、防水性被膜を塗布する方式を取ることも考えられる。
そして、図9は、本考案の実施例2のバルクバッグの斜視図である。
図3と比べると、その、実施例1のバルクバッグと異なる点は、形状保持手段50が四枚の平面体51からなっていることにある。
四枚の平面体51は、いずれも通孔511が開けてあり、四つの所定範囲211の一つに跨るように配置される上、いずれもその両側縁部で、縫い目500により胴部21の内壁に張り付けられている。
図10を参照すると、この四枚の平面体51は、それぞれ四つの所定範囲211の一つと共に一つの空間Bを挟むようになっているが、その両側縁部のいずれも、隣の平面体51の対応の側縁部と合わせてそれらの間の胴部21をきつく引っ張っているので、胴部21の余裕がある構成材は、すべて四つの所定範囲211内に寄っていて範囲内の胴部21にバルク貨物の自重による膨張性の余裕を与える。それにより、この実施例も、実施例1と同じように、充填の際、段々とほぼ直方体になる。
上述のように、本考案のバルクバッグは、その袋体の胴部に一つの縫い目もない上、胴部と底部との間にも縫い目が一つだけあるので、袋体全体の縫い目が従来の八つから一つに下げられ、加工工程が遥かに減らされ、製造コストが大幅に削減される。
なお、本考案のバルクバッグの胴部は、本来円筒形のものを採用するが、使用時に従来の直方体型と同じようにほぼ直方体となるので、それによってバルク貨物を運搬する運搬性や貯蔵性などは、従来の直方体型に比べて少しも劣らない。
20 袋体
21 胴部
211 所定範囲
22 底部
220 底部の周縁
30 防水袋
300 防水性被膜
40 形状保持手段
400 縫い目
411 通孔
A 空間
50 形状保持手段
500 縫い目
51 平面体
511 通孔
B 空間

Claims (7)

  1. 矩形の底部と、二端開口を有し、且つ、その一端開口の開口縁が前記底部の周縁に沿って固定されている一体的な円筒形胴部とを備える上、その筒内に使用時に前記胴部の形状を前記底部と対応する矩形に変形させて保持する形状保持手段が設けてあることを特徴とするバルクバッグ。
  2. 矩形の底部と、二端開口を有し、且つ、その一端開口の開口縁が前記底部の周縁に沿って固定されている一体的な円筒形胴部とを備える上、その筒内に使用時に前記胴部の形状を前記底部と対応する矩形に変形させて保持する形状保持手段が設けてあるバルクバッグであって、
    前記形状保持手段は、前記胴部の内壁の、前記底部の四隅と対応する箇所前後の四つの所定範囲内だけを空けてそれらに膨張の余裕を残す上、該所定範囲と四つの空間を挟むように、前記胴部の内壁に張り付けられており、且つ、それに前記四つの空間と前記筒内の他の部分とを連通させる通孔が複数開けてあることを特徴とするバルクバッグ。
  3. 前記形状保持手段は、その内径が前記胴部の円筒体における内径より小である円筒体からなる上、前記胴部と同軸線に配置され、且つ、その外表面が、前記四つの所定範囲だけを空けるように前記胴部の内壁と緊密に結合していることを特徴とする請求項2に記載のバルクバッグ。
  4. 前記形状保持手段は、四枚の平面体からなっており、
    該平面体は、いずれも前記四つの所定範囲の一つに跨るように配置され、且つ、その両側部で前記胴部の内壁とそれぞれ張付けられる上、隣の平面体同士の対応側部と共に、前記胴部の、それらの間の内壁を引っ張っていることを特徴とする請求項2に記載のバルクバッグ。
  5. 前記筒内に、更に、防水袋が、その胴部が前記円筒形胴部と前記形状保持手段との間に介在するように設置されていることを特徴とする請求項2に記載のバルクバッグ。
  6. その全体の外周面に、防水性被膜が塗布されていることを特徴とする請求項2に記載のバルクバッグ。
  7. 前記円筒形胴部は、可撓性材料からなり、前記形状保持手段及び前記底部は、硬直性が前記円筒形胴部より高い可撓性材料からなり、また、前記保持手段の前記円筒形胴部に対する張付け及び前記円筒形胴部の前記底部に対する固定はいずれも縫合わせによりなされていることを特徴とする請求項2に記載のバルクバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101718366B1 (ko) * 2015-12-23 2017-03-21 (주)세인물산 배부름 방지 기능을 갖는 컨테이너 백

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