JP3149364B2 - セルスイッチ装置 - Google Patents

セルスイッチ装置

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JP3149364B2
JP3149364B2 JP23691696A JP23691696A JP3149364B2 JP 3149364 B2 JP3149364 B2 JP 3149364B2 JP 23691696 A JP23691696 A JP 23691696A JP 23691696 A JP23691696 A JP 23691696A JP 3149364 B2 JP3149364 B2 JP 3149364B2
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和雄 須貝
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毅 相本
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の入力方路か
ら入力されたセルを特定の出力方路に出力して複数のセ
ルから成るデータを送受信するセルスイッチ装置に関
し、特に、複数のATM(Asynchronous
Transfer Mode)セルから成るデータを送
受信する大容量のセルスイッチ装置に適用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のコンピュータをネットワー
クに接続し、ネットワークを介したファイル転送等の通
信処理が広く行われているが、近年の音声や動画を用い
たインタフェースの普及に伴い、ネットワークを介して
音声データや画像データ等の大量のデータが転送される
様になってきている。
【0003】前記複数のコンピュータを接続して大量の
データの送受信を行うネットワークの1つに、ATMセ
ルスイッチ装置を用いたネットワークがある。
【0004】前記ATMセルスイッチ装置を用いたネッ
トワークでは、複数の通信回線を接続する複数のライン
インタフェースに複数のコンピュータを接続し、送信元
のコンピュータがデータを複数のATMセルに分割して
特定の通信回線を介して特定の入力側ラインインタフェ
ースからATMセルスイッチ装置に前記分割した複数の
ATMセルを送信する。
【0005】前記複数のATMセルを受信したATMセ
ルスイッチ装置は、前記受信した複数のATMセルをデ
ータの転送先に応じて特定の出力側ラインインタフェー
スにスイッチングし、送信先のコンピュータが接続され
た通信回線上に複数のATMセルを送出する。
【0006】前記従来のATMセルスイッチ装置を用い
たネットワークにおいて、音声データや画像データを大
量に送受信する為には、ATMセルスイッチ装置のポー
ト数を増やして多くの通信回線を収容可能としたり、高
速な通信回線を収容可能としてそのスイッチング容量を
増やす必要がある。
【0007】前記従来のATMセルスイッチ装置では、
単一のスイッチ部に複数のラインインタフェースを接続
し、特定の入力側ラインインタフェースから入力された
ATMセルを特定の出力側ラインインタフェースに出力
するという構成を持つものが一般的である。
【0008】この為、前記従来のATMセルスイッチ装
置において、そのスイッチング容量を増やす際には、前
記単一のスイッチ部に接続するラインインタフェースの
数を増加させてポート数を増やしたり、また、ラインイ
ンタフェースやスイッチ部の動作周波数を高くして高速
化を行っていた。
【0009】しかし、通信回線等のケーブルを接続する
ラインインタフェースのポートの大きさは予め定められ
ている為、ポート数を増加させてスイッチング容量を大
幅に増加させようとすると、ポート数が大幅に増加して
ATMセルスイッチ装置が大型になり、複数のラインイ
ンタフェースと単一のスイッチ部を接続するピン数が多
くなって前記単一のスイッチ部での収容は困難となって
いた。
【0010】また、前記従来のATMセルスイッチにお
いて、ポート数を増加させてスイッチング容量を増加さ
せようとすると、多数のポートをアドレッシングするビ
ット情報が大きくなってスイッチ間の伝達情報が増加
し、スイッチ間に広い帯域が必要となっていた。
【0011】一方、分散型のパケット交換機において、
複数の交換ノードを多段に接続したパケット交換機につ
いては特開平3−218142号に記載されている。
【0012】その概要は、1つのパケットを複数の部分
セルに分割する発ローカルユニットと、前記分割された
複数の部分セルを並列にスイッチングするタンデムユニ
ットと、前記並列にスイッチングされた部分セルを元の
ATMセルに組み立てる着ローカルユニットとを備える
ものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見い出した。
【0014】すなわち、前記従来のATMセルスイッチ
装置において、単一のスイッチ部に多数のラインインタ
フェースを接続してスイッチング容量を増加させようと
すると、複数のラインインタフェースとスイッチ部との
接続部分を高速動作させたとしても、スイッチ間伝達情
報が増えるので大容量スイッチにするにも限界があっ
た。
【0015】本発明の目的は、スイッチング容量を容易
に変更することが可能な技術を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、多段スイッチにより
大容量セルスイッチ装置を構成することが可能な技術を
提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、多段スイッチでのル
ーティング処理の遅延を最短にすることが可能な技術を
提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、多段スイッチでのマ
ルチキャスト処理を最適な位置で行うことが可能な技術
を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、多段スイッチ構成時
のトラフィック制御を行うことが可能な技術を提供する
ことにある。
【0020】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明かにな
るであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願によって開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0022】(1)複数の通信回線から入力された複数
のセルを階層的に接続された複数のスイッチ部によって
スイッチングして複数の通信回線に送出するセルスイッ
チ装置であって、複数の通信回線を接続する複数のライ
ンインタフェースと、前記複数のラインインタフェース
を接続する複数のフロントエンドスイッチと、前記複数
のフロントエンドスイッチを接続する複数のバックボー
ンスイッチとを備えるものである。
【0023】前記セルスイッチ装置では、複数のライン
インタフェースの各ラインインタフェースに複数の通信
回線を接続し、複数のフロントエンドスイッチの各フロ
ントエンドスイッチに前記複数のラインインタフェース
を接続し、バックボーンスイッチに前記複数のフロント
エンドスイッチを接続してスイッチ部を構成している。
【0024】上記の様に、前記セルスイッチ装置では、
複数のラインインタフェース、フロントエンドスイッチ
及びバックボーンスイッチを接続することにより、スイ
ッチ部を構成しているので、必要なスイッチング容量に
応じて、接続するラインインタフェース、フロントエン
ドスイッチまたはバックボーンスイッチの数を調整する
ことにより、装置全体としてのスイッチング容量を容易
に変更することが可能である。
【0025】また、前記セルスイッチ装置では、複数の
ラインインタフェースをフロントエンドスイッチに接続
した後、複数のフロントエンドスイッチをバックボーン
スイッチに接続することにより、階層的にスイッチ部を
構成しているので、ラインインタフェース及びフロント
エンドスイッチ間や、フロントエンドスイッチ及びバッ
クボーンスイッチ間の配線数を減少させることが可能で
ある。
【0026】以上の様に、前記セルスイッチ装置によれ
ば、複数のラインインタフェース、フロントエンドスイ
ッチ及びバックボーンスイッチを階層的に接続している
ので、スイッチング容量を容易に変更することが可能で
ある。
【0027】(2)前記(1)に記載されたセルスイッ
チ装置において、受信したセルのルーティング情報を格
納したルーティング情報テーブルへのポインタ情報であ
るルーティング情報ポイントアドレスを前記受信したセ
ルに付加するヘッダ変換処理部を備え、前記付加された
ルーティング情報ポイントアドレスによりルーティング
情報テーブルを参照して前記受信したセルのルーティン
グを行うものである。
【0028】前記セルスイッチ装置のラインインタフェ
ースでセルを受信すると、前記ラインインタフェースの
ヘッダ変換処理部は、ルーティング情報ポイントアドレ
スを含む情報を付加して、前記受信したセルを内部セル
フォーマットに変換し、フロントエンドスイッチに渡
す。
【0029】前記内部セルフォーマットのセルを受信し
たフロントエンドスイッチは、前記セルに付加されたル
ーティング情報ポイントアドレスが示すルーティング情
報テーブル内の特定のルーティング情報を参照し、前記
受信したセルの送信先を読み出してルーティングを行
う。
【0030】前記フロントエンドスイッチに接続するラ
インインタフェースの数が多くなると、受信したセルの
送信先となるラインインタフェースを識別するルーティ
ング情報のビット数が増加し、前記ルーティング情報を
前記受信したセルに付加したときに内部セルフォーマッ
トに変換されたセルのサイズが大きくなって、スイッチ
間に広い帯域が必要となる。
【0031】そこで、前記セルスイッチ装置では、前記
受信したセルにルーティング情報ポイントアドレスを付
加して内部セルフォーマットとすることにより、内部セ
ルフォーマットのセルのサイズが大きくなるのを防止
し、スイッチ間の伝達情報の増加を抑えている。
【0032】以上の様に、前記セルスイッチ装置によれ
ば、受信したセルに付加する情報をルーティング情報ポ
イントアドレスとすることによりスイッチ間の伝達情報
を少なく抑えるので、多段スイッチにより大容量セルス
イッチ装置を構成することが可能である。
【0033】(3)前記(1)または(2)に記載され
たセルスイッチ装置において、前記フロントエンドスイ
ッチに入力されたセルを当該フロントエンドスイッチに
接続されたラインインタフェースまたはバックボーンス
イッチに出力するフロントエンドルーティング処理部
と、前記バックボーンスイッチに入力されたセルを当該
バックボーンスイッチに接続されたフロントエンドスイ
ッチに出力するバックボーンルーティング処理部とを備
えるものである。
【0034】前記セルスイッチ装置では、前記フロント
エンドスイッチに入力されたセルが、当該フロントエン
ドスイッチに接続されたラインインタフェースから出力
されるものである場合には、前記フロントエンドルーテ
ィング処理部によりルーティング処理を行って前記セル
を前記ラインインタフェースから出力する。
【0035】また、前記フロントエンドスイッチに入力
されたセルが、他のフロントエンドスイッチに接続され
たラインインタフェースから出力されるものである場合
には、そのセルを前記バックボーンスイッチに送る。
【0036】前記バックボーンスイッチのバックボーン
ルーティング処理部は、前記セルを出力するラインイン
タフェースを有するフロントエンドスイッチに出力す
る。
【0037】バックボーンスイッチから前記セルを受け
取ったフロントエンドスイッチは、そのフロントエンド
ルーティング処理部により、出力先のラインインタフェ
ースに前記セルを出力する。
【0038】以上の様に、前記セルスイッチ装置によれ
ば、ルーティング処理をフロントエンドスイッチ及びバ
ックボーンスイッチで各々実行するので、多段スイッチ
でのルーティング処理の遅延を最短にすることが可能で
ある。
【0039】(4)前記(1)乃至(3)に記載された
セルスイッチ装置において、前記フロントエンドスイッ
チに入力されたセルを当該フロントエンドスイッチに接
続された複数のラインインタフェースに出力するフロン
トエンドマルチキャスト処理部と、前記バックボーンス
イッチに入力されたセルを当該バックボーンスイッチに
接続された複数のフロントエンドスイッチに出力するバ
ックボーンマルチキャスト処理部とを備えるものであ
る。
【0040】前記セルスイッチ装置では、前記フロント
エンドスイッチに入力されたセルが当該フロントエンド
スイッチ内の複数のラインインタフェースに出力される
ものである場合には、当該フロントエンドスイッチ内の
フロントエンドマルチキャスト処理部によりマルチキャ
ストを行う。
【0041】また、前記バックボーンスイッチに入力さ
れたセルが当該バックボーンスイッチ内の複数のフロン
トエンドスイッチに出力されるものである場合には、当
該バックボーンスイッチ内のバックボーンマルチキャス
ト処理部によりマルチキャストを行う。
【0042】以上の様に、前記セルスイッチ装置によれ
ば、マルチキャスト処理をフロントエンドスイッチ及び
バックボーンスイッチで各々実行するので、多段スイッ
チでのマルチキャスト処理を最適な位置で行うことが可
能である。
【0043】(5)前記(1)乃至(4)に記載された
セルスイッチ装置において、セル入力時にユーザパラメ
ータ制御及びパケットレベル廃棄のトラフィック制御を
行う入力側トラフィック処理部と、セル出力時に伝送帯
域を割り当てるトラフィック制御を行う出力側トラフィ
ック処理部とを前記複数のフロントエンドスイッチに備
えるものである。
【0044】前記セルスイッチ装置では、フロントエン
ドスイッチがラインインタフェースからセルを入力する
と、前記入力側トラフィック処理部は、ユーザパラメー
タ制御及びパケットレベル廃棄のトラフィック制御を行
う。
【0045】また、フロントエンドスイッチの出力側ト
ラフィック処理部は、セルを出力する際にセルバッファ
に蓄積されたセル蓄積数を監視し、利用可能な伝送帯域
を割り当てるABR(Available Bit R
ate)のトラフィック制御を行う。
【0046】更に、フロントエンドスイッチの出力側ト
ラフィック処理部は、フロントエンドスイッチからバッ
クボーンスイッチやラインインタフェースにセルを出力
する際にセルバッファに蓄積されたセル蓄積数を監視
し、セル蓄積数が特定のしきい値を超えたときに輻輳が
発生しているものと判断して発信側に輻輳状態であるこ
とを通知する。
【0047】以上の様に、前記セルスイッチ装置によれ
ば、フロントエンドスイッチの入力側と出力側でトラフ
ィック制御を分散して行うので、多段スイッチ構成時の
トラフィック制御を行うことが可能である。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のセルスイッチ装
置において、複数のスイッチ部を階層的に接続し、AT
Mセルのスイッチングを行う一実施形態のセルスイッチ
装置について説明する。
【0049】図1は、本実施形態のセルスイッチ装置の
概略構成を示す図である。図1において、100はAT
Mスイッチ、110〜117はラインインタフェース、
120〜123はフロントエンドスイッチ、130はバ
ックボーンスイッチ、140はリソースマネジャー、1
41はシグナリングプロセッサである。
【0050】図1に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置は、ATMスイッチ100と、ラインインタフェ
ース110〜117と、フロントエンドスイッチ120
〜123と、バックボーンスイッチ130と、リソース
マネジャー140と、シグナリングプロセッサ141と
を有している。
【0051】また、図1に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置では、ラインインタフェース110〜11
7とフロントエンドスイッチ120〜123とを接続
し、フロントエンドスイッチ120とバックボーンスイ
ッチ130とを接続して階層的なスイッチ部を構成して
いる。
【0052】本実施形態のセルスイッチ装置のラインイ
ンタフェース110〜117は、光ファイバ等の通信回
線を介し、ATM端末装置等の通信装置から送られてき
たATMセルを入力してフロントエンドスイッチ120
〜123に送ると共に、フロントエンドスイッチ120
〜123から送られたATMセルを通信回線上に送出す
るインタフェースである。
【0053】本実施形態のセルスイッチ装置のフロント
エンドスイッチ120〜123は、ラインインタフェー
ス110〜117から送られてきたATMセルのヘッダ
の内容に応じて、当該ATMセルをラインインタフェー
ス110〜117またはバックボーンスイッチ130に
スイッチングするスイッチである。
【0054】本実施形態のセルスイッチ装置のバックボ
ーンスイッチ130は、フロントエンドスイッチ120
〜123から送られてきたATMセルのヘッダの内容に
応じて、当該ATMセルを対応するフロントエンドスイ
ッチ120〜123にスイッチングするスイッチであ
る。
【0055】本実施形態のセルスイッチ装置のリソース
マネジャー140及びシグナリングプロセッサ141
は、呼処理やPNNI(Private Networ
k−Node Interface)ルーティング処
理、LANエミュレーションサーバの機能の実行等を行
い、装置各部の動作を管理するプロセッサである。
【0056】図2は、本実施形態のセルスイッチ装置の
スイッチ間配線の概要を示す図である。図2において、
210は高速接続部、220〜223は低速接続部であ
る。
【0057】図2に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のスイッチ間配線は、高速接続部210と、低速
接続部220〜223とを有している。
【0058】また、図2に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置のスイッチ間配線では、複数の低速接続部
220〜223を介してラインインタフェース110〜
117とフロントエンドスイッチ120〜123とを接
続した後、高速接続部210を介してフロントエンドス
イッチ120〜123とバックボーンスイッチ130と
を接続している。
【0059】本実施形態のセルスイッチ装置のラインイ
ンタフェース110〜117はそれぞれ4つのポートを
有しているが、そのポートの大きさは予め定められてい
る為、ラインインタフェース110〜117と単一のス
イッチ部とを直接接続しようとすると、その直接接続す
るピン数が多くなり、前記単一のスイッチ部での収容は
物理的に困難となる。
【0060】そこで、本実施形態のセルスイッチ装置で
は、複数の低速接続部220〜223を介して、ライン
インタフェース110及びラインインタフェース111
とフロントエンドスイッチ120、ラインインタフェー
ス112及びラインインタフェース113とフロントエ
ンドスイッチ121の様に接続し、フロントエンドスイ
ッチ120〜123とバックボーンスイッチ130とを
高速接続部210で接続している。
【0061】前記の様な配線を行うことにより、ライン
インタフェース110〜117からフロントエンドスイ
ッチ120〜123へ、また、フロントエンドスイッチ
120〜123からバックボーンスイッチ130へ進む
に従って、接続部分を集積化し、複数の低速接続部22
0〜223を低速で並列に動作させ、また、高速接続部
210を高速で動作させることにすれば、バックボーン
スイッチ130での高速動作が可能となる。
【0062】図3は、本実施形態のセルスイッチ装置の
ラインインタフェースの概略構成を示す図である。図3
において、310はラインインタフェース制御部、31
1はヘッダ変換処理部、320は連想メモリ、321は
コネクション識別子変換テーブル、330はテーブルメ
モリ、331はヘッダ変換テーブル、340〜343は
伝送フレーム処理部、350〜353は信号変換部であ
る。
【0063】図3に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のラインインタフェースは、ラインインタフェー
ス制御部310と、ヘッダ変換処理部311と、連想メ
モリ320と、コネクション識別子変換テーブル321
と、テーブルメモリ330と、ヘッダ変換テーブル33
1と、伝送フレーム処理部340〜343と、信号変換
部350〜353とを有している。
【0064】また、図3に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置のラインインタフェースでは、ラインイン
タフェース制御部310に、連想メモリ320と、テー
ブルメモリ330と、伝送フレーム処理部340〜34
3及び信号変換部350〜353ととを接続し、フロン
トエンドスイッチ120〜123とデータの送受信を行
っている。
【0065】本実施形態のセルスイッチ装置のラインイ
ンタフェース制御部310は、受信したATMセルにル
ーティング情報テーブルへのポインタ情報であるルーテ
ィング情報ポイントアドレス等の情報を付加するヘッダ
変換を行うヘッダ変換処理部311を備えている。
【0066】本実施形態のセルスイッチ装置の連想メモ
リ320は、VPI/VCI(Virtual Pat
h Identifier/Virtual Chan
nel Identifier)に対応するヘッダ変換
テーブル331のアドレスを格納したコネクション識別
子変換テーブル321を備え、送受信するATMセルの
VPI/VCIに対応するヘッダ変換テーブル331の
アドレスを高速に検索するメモリである。
【0067】本実施形態のセルスイッチ装置のテーブル
メモリ330は、受信したATMセルに付加する内部ヘ
ッダの内容や、受信したATMセルを送信する際に新た
に付加するVPI/VCI、マルチキャストに関する情
報等を有するヘッダ変換テーブル331を格納するメモ
リである。
【0068】本実施形態のセルスイッチ装置の伝送フレ
ーム処理部340〜343は、通信回線を介して送られ
てきた伝送フレームをATMセルに変換したり、また、
複数のATMセルから伝送フレームを作成した通信回線
上に送出する処理部である。
【0069】本実施形態のセルスイッチ装置の信号変換
部350〜353は、伝送フレームが送られてくる通信
回線で用いられている信号の種類に応じて、光信号−電
気信号または電気信号−電気信号の信号変換を行う処理
部である。
【0070】図4は、本実施形態のセルスイッチ装置の
ヘッダ変換テーブルの概要を示す図である。図4におい
て、410は受信ヘッダ変換テーブル、411はマルチ
キャスト指定情報、412はルーティング情報ポイント
アドレス、413は新VPI、414は新VCI、41
5は受信セルカウントである。
【0071】図4に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のヘッダ変換テーブルは、受信ヘッダ変換テーブ
ル410と、マルチキャスト指定情報411と、ルーテ
ィング情報ポイントアドレス412と、新VPI413
と、新VCI414と、受信セルカウント415とを有
している。
【0072】また、図4に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置のヘッダ変換テーブルでは、ATMセルを
受信したときのヘッダ変換で使用する情報を格納する受
信ヘッダ変換テーブル410を対応するVPI/VCI
毎に備えている。
【0073】本実施形態のセルスイッチ装置の受信ヘッ
ダ変換テーブル410は、マルチキャスト指定情報41
1と、ルーティング情報ポイントアドレス412と、新
VPI413と、新VCI414と、受信セルカウント
415とを格納している。
【0074】受信ヘッダ変換テーブル410のマルチキ
ャスト指定情報411は、当該VPI/VCIのATM
セルがマルチキャストされるかどうかを示す情報であ
る。
【0075】受信ヘッダ変換テーブル410のルーティ
ング情報ポイントアドレス412は、当該VPI/VC
IのATMセルのルーティング情報を格納したルーティ
ング情報テーブルのアドレスを示している。
【0076】図5は、本実施形態のセルスイッチ装置の
フロントエンドスイッチの概略構成を示す図である。図
5において、500はセルスイッチ、510はセルバッ
ファアクセスデータ制御部、511はセルバッファメモ
リ、520はトラフィック制御部、521はトラフィッ
ク情報格納メモリ、522はルーティング情報格納メモ
リ、523はフロントエンドルーティング処理部、52
4はユーザパラメータ制御処理部(以下UPC処理部と
記載する)、525はパケット廃棄処理部、526はA
BR処理部、530はセルバッファ管理部、531は使
用セルバッファアドレス格納メモリ、532は空きセル
バッファアドレス格納メモリ、533はフロントエンド
マルチキャスト処理部である。
【0077】図5に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のフロントエンドスイッチは、セルスイッチ50
0と、セルバッファアクセスデータ制御部510と、セ
ルバッファメモリ511と、トラフィック制御部520
と、トラフィック情報格納メモリ521と、ルーティン
グ情報格納メモリ522と、フロントエンドルーティン
グ処理部523と、UPC処理部524と、パケット廃
棄処理部525と、ABR処理部526と、セルバッフ
ァ管理部530と、使用セルバッファアドレス格納メモ
リ531と、空きセルバッファアドレス格納メモリ53
2と、フロントエンドマルチキャスト処理部533とを
有している。
【0078】また、図5に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置のフロントエンドスイッチでは、セルスイ
ッチ500と、ラインインタフェース110及びバック
ボーンスイッチ130とを接続している。
【0079】本実施形態のセルスイッチ装置のセルバッ
ファアクセスデータ制御部510は、ラインインタフェ
ース110〜117またはバックボーンスイッチ130
から送られてきたATMセルをセルバッファメモリ51
1に格納し、また、セルバッファメモリ511に格納さ
れているATMセルをラインインタフェース110〜1
17またはバックボーンスイッチ130に送る制御部で
ある。
【0080】本実施形態のセルスイッチ装置のトラフィ
ック制御部520は、ルーティング情報格納メモリ52
2に格納されたルーティング情報を参照してATMセル
の送出先を決定するフロントエンドルーティング処理部
523と、トラフィック情報格納メモリ521に格納さ
れたパラメータを参照してトラフィックを制御するUP
C処理を行うUPC処理部524と、セル廃棄が行われ
たときにパケットレベルでのセル廃棄を行うパケット廃
棄処理部525と、予め帯域予約を行わずにデータ転送
を実行する際に利用可能な伝送帯域を割り当てるABR
処理を行うABR処理部526とを備えている。
【0081】本実施形態のセルスイッチ装置のセルバッ
ファ管理部530は、使用セルバッファアドレス格納メ
モリ531及び空きセルバッファアドレス格納メモリ5
32に格納された情報によりセルバッファメモリ511
の空き状態を管理する管理部であり、また、フロントエ
ンドマルチキャスト処理部533により、フロントエン
ドスイッチ120〜123でのマルチキャスト処理を行
う。
【0082】図6は、本実施形態のセルスイッチ装置の
ルーティング情報テーブルの概要を示す図である。図6
において、600はルーティング情報テーブル、601
はフロントエンドスイッチルーティング制御情報、60
2はバックボーンスイッチルーティング制御情報、60
3はトラフィック制御情報、604は次ルーティング情
報ポイントアドレス、605は出ポート番号である。
【0083】図6に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のルーティング情報テーブルは、フロントエンド
スイッチルーティング制御情報601と、バックボーン
スイッチルーティング制御情報602と、トラフィック
制御情報603と、次ルーティング情報ポイントアドレ
ス604と、出ポート番号605とを有している。
【0084】また、図6に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置のルーティング情報テーブルでは、受信し
たATMセルのVPI/VCIに対応するルーティング
情報として、VPI/VCI毎に、フロントエンドスイ
ッチルーティング制御情報601と、バックボーンスイ
ッチルーティング制御情報602と、トラフィック制御
情報603と、次ルーティング情報ポイントアドレス6
04と、出ポート番号605とを格納している。
【0085】ルーティング情報テーブル600のフロン
トエンドスイッチルーティング制御情報601は、受信
したATMセルのルーティングをフロントエンドスイッ
チ120〜123で行う際に使用するビット情報であ
り、受信したATMセルをフロントエンドスイッチ12
0〜123からラインインタフェース110〜117の
どのインタフェースに出力するかを示している。
【0086】ルーティング情報テーブル600のバック
ボーンスイッチルーティング制御情報602は、受信し
たATMセルのルーティングをバックボーンスイッチ1
30で行う際に使用するビット情報であり、受信したA
TMセルをバックボーンスイッチ130からフロントエ
ンドスイッチ120〜123のどのスイッチに出力する
かを示している。
【0087】ルーティング情報テーブル600の次ルー
ティング情報ポイントアドレス604は、当該ATMセ
ルが特定の入力側フロントエンドスイッチから他の出力
側フロントエンドスイッチにルーティングされるもので
ある場合に、前記出力側フロントエンドスイッチのルー
ティング情報テーブル600へのアドレスを示すもので
ある。
【0088】図7は、本実施形態のセルスイッチ装置の
バックボーンスイッチの概略構成を示す図である。図7
において、700〜703はスイッチ制御部、710〜
713はバックボーンルーティング処理部、720〜7
23はバックボーンマルチキャスト処理部である。
【0089】図7に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のバックボーンスイッチは、スイッチ制御部70
0〜703と、バックボーンルーティング処理部710
〜713と、バックボーンマルチキャスト処理部720
〜723とを有している。
【0090】また、図7に示す様に、本実施形態のセル
スイッチ装置のバックボーンスイッチでは、複数のスイ
ッチ制御部700〜703を接続しており、スイッチ制
御部700〜703の動作により、特定の入力側フロン
トエンドスイッチからバックボーンスイッチ130に送
られたATMセルを他の出力側フロントエンドスイッチ
に送出する。
【0091】また、バックボーンスイッチ130のスイ
ッチ制御部700〜703は、バックボーンスイッチ1
30でのルーティング処理を行うバックボーンルーティ
ング処理部710〜713と、バックボーンスイッチ1
30でのマルチキャスト処理を行うバックボーンマルチ
キャスト処理部720〜723を備えている。
【0092】図8は、本実施形態のセルスイッチ装置の
ルーティング処理の概要を示す図である。
【0093】図8に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置のルーティング処理では、入力側ラインインタフ
ェース110でATMセルを受信し、入力側フロントエ
ンドスイッチ120を介して出力側ラインインタフェー
ス111にルーティングする処理と、入力側フロントエ
ンドスイッチ120、バックボーンスイッチ130及び
出力側フロントエンドスイッチ121を介して出力側ラ
インインタフェース112にルーティングする処理とを
表している。
【0094】図8において、RHは受信したATMセル
の受信ヘッダ、PはATMセルのペイロード、NHは送
信先への新しいVPI/VCIを含むATMセルの新ヘ
ッダ、FA1は入力側フロントエンドスイッチ120の
ルーティング情報テーブル600へのアドレスを示すル
ーティング情報ポイントアドレスである。
【0095】また、BRはバックボーンスイッチ130
でのルーティング制御情報、FA2は出力側フロントエ
ンドスイッチ121のルーティング情報テーブル600
へのアドレスを示す次ルーティング情報ポイントアドレ
ス、RTGはフロントエンドスイッチルーティング制御
情報である。
【0096】以下に、本実施形態のセルスイッチ装置に
おいて、入力側ラインインタフェース110でATMセ
ルを受信し、入力側フロントエンドスイッチ120を介
して出力側ラインインタフェース111にルーティング
する処理動作について説明する。
【0097】図8に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置の入力側ラインインタフェース110が通信回線
を介し、伝送フレーム処理部340〜343及び信号変
換部350〜353を使用してATMセルを受信する
と、ラインインタフェース制御部310のヘッダ変換処
理部311は、受信したATMセルの受信ヘッダRHか
らVPI/VCIを抽出する。
【0098】ラインインタフェース制御部310のヘッ
ダ変換処理部311は、前記抽出したVPI/VCIの
値を使用して、連想メモリ320中のコネクション識別
子変換テーブル321を検索し、テーブルメモリ330
中の受信ヘッダ変換テーブル410へのアドレスを取得
する。
【0099】次に、ラインインタフェース制御部310
のヘッダ変換処理部311は、受信ヘッダ変換テーブル
410からルーティング情報ポイントアドレス412、
新VPI413及び新VCI414を取得し、受信セル
カウント415の値を増加させて、ルーティング情報へ
のポイントアドレスであるアドレスFA1と、新VPI
413及び新VCI414を格納した新ヘッダNHとを
ペイロードPに付加して内部セルフォーマットの形でA
TMセルを入力側フロントエンドスイッチ120へ送出
する。
【0100】入力側フロントエンドスイッチ120は、
入力側ラインインタフェース110からATMセルを受
信すると、セルバッファアクセスデータ制御部510及
びセルバッファ管理部530により、受信したATMセ
ルをセルバッファメモリ511に格納する。
【0101】次に、入力側フロントエンドスイッチ12
0のトラフィック制御部520のフロントエンドルーテ
ィング処理部523は、入力側ラインインタフェース1
10から受信したATMセルのアドレスFA1を使用し
てルーティング情報格納メモリ522中のルーティング
情報テーブル600にアクセスし、フロントエンドスイ
ッチルーティング制御情報601をルーティングタグR
TGとして読み出す。
【0102】フロントエンドスイッチルーティング制御
情報601は、フロントエンドスイッチ120からAT
Mセルを送出する送出先ラインインタフェースを示すビ
ット情報であり、例えば、フロントエンドスイッチ12
0に16枚のラインインタフェース基板が接続されてい
る場合には、16ビットのビットデータの特定のビット
を「1」に設定することにより、送出先ラインインタフ
ェースを示すことができる。
【0103】トラフィック制御部520のフロントエン
ドルーティング処理部523は、フロントエンドスイッ
チルーティング制御情報601であるルーティングタグ
RTG中のビット情報を調べ、ルーティングタグRTG
で指定された送出先、例えば、ラインインタフェース1
11に新ヘッダNH及びペイロードPを持つATMセル
を送出する。
【0104】入力側フロントエンドスイッチ120から
ATMセルを受け取った出力側ラインインタフェース1
11は、前記受け取ったATMセルに対して送信セルカ
ウントを行った後、前記ATMセルを対応する通信回線
に送出する。
【0105】次に、本実施形態のセルスイッチ装置にお
いて、入力側ラインインタフェース110でATMセル
を受信し、入力側フロントエンドスイッチ120、バッ
クボーンスイッチ130及び出力側フロントエンドスイ
ッチ121を介して出力側ラインインタフェース112
にルーティングする処理動作について説明する。
【0106】図8に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置の入力側ラインインタフェース110が通信回線
を介し、伝送フレーム処理部340〜343及び信号変
換部350〜353を使用してATMセルを受信する
と、ラインインタフェース制御部310のヘッダ変換処
理部311は、受信したATMセルの受信ヘッダRHか
らVPI/VCIを抽出する。
【0107】ラインインタフェース制御部310のヘッ
ダ変換処理部311は、前記抽出したVPI/VCIの
値を使用して、連想メモリ320中のコネクション識別
子変換テーブル321を検索し、テーブルメモリ330
中の受信ヘッダ変換テーブル410へのアドレスを取得
する。
【0108】次に、ラインインタフェース制御部310
のヘッダ変換処理部311は、受信ヘッダ変換テーブル
410からルーティング情報ポイントアドレス412、
新VPI413及び新VCI414を取得し、受信セル
カウント415の値を増加させて、ルーティング情報ポ
イントアドレス412であるアドレスFA1と、新VP
I413及び新VCI414を格納した新ヘッダNHと
をペイロードPに付加して内部セルフォーマットの形で
ATMセルを入力側フロントエンドスイッチ120へ送
出する。
【0109】入力側フロントエンドスイッチ120は、
入力側ラインインタフェース110からATMセルを受
信すると、セルバッファアクセスデータ制御部510及
びセルバッファ管理部530により、受信したATMセ
ルをセルバッファメモリ511に格納する。
【0110】次に、入力側フロントエンドスイッチ12
0のトラフィック制御部520のフロントエンドルーテ
ィング処理部523は、入力側ラインインタフェース1
10から受信したATMセルのアドレスFA1を使用し
てルーティング情報格納メモリ522中のルーティング
情報テーブル600にアクセスし、バックボーンスイッ
チルーティング制御情報602及び次ルーティング情報
ポイントアドレス604を読み出す。
【0111】バックボーンスイッチルーティング制御情
報602は、バックボーンスイッチ130からATMセ
ルを送出する送出先フロントエンドスイッチを示すビッ
ト情報であり、例えば、バックボーンスイッチ130に
8枚のフロントエンドスイッチ基板が接続されている場
合には、8ビットのビットデータの特定のビットを
「1」に設定することにより、送出先フロントエンドス
イッチを示すことができる。
【0112】次に、トラフィック制御部520のフロン
トエンドルーティング処理部523は、前記読み出した
バックボーンスイッチルーティング制御情報602の内
容を調べ、バックボーンスイッチ130での送出先が指
定されている場合には、バックボーンスイッチルーティ
ング制御情報602をルーティングタグBR、次ルーテ
ィング情報ポイントアドレス604をアドレスFA2と
して内部セルフォーマットのATMセルに格納し、バッ
クボーンスイッチ130に送出する。
【0113】入力側フロントエンドスイッチ120から
ATMセルを受信したバックボーンスイッチ130のバ
ックボーンルーティング処理部710は、バックボーン
スイッチルーティング制御情報602であるルーティン
グタグBR中のビット情報を調べ、ルーティングタグB
Rで指定された送出先、例えば、出力側フロントエンド
スイッチ121にアドレスFA2、新ヘッダNH及びペ
イロードPを持つATMセルを送出する。
【0114】バックボーンスイッチ130からATMセ
ルを受信した出力側フロントエンドスイッチ121のト
ラフィック制御部520のフロントエンドルーティング
処理部523は、アドレスFA2を使用してルーティン
グ情報格納メモリ522中のルーティング情報テーブル
600にアクセスし、フロントエンドスイッチルーティ
ング制御情報601をルーティングタグRTGとして読
み出す。
【0115】トラフィック制御部520のフロントエン
ドルーティング処理部523は、フロントエンドスイッ
チルーティング制御情報601であるルーティングタグ
RTG中のビット情報を調べ、ルーティングタグRTG
で指定された送出先、例えば、ラインインタフェース1
12に新ヘッダNH及びペイロードPを持つATMセル
を送出する。
【0116】出力側フロントエンドスイッチ121から
ATMセルを受け取った出力側ラインインタフェース1
12は、前記受け取ったATMセルに対して送信セルカ
ウントを行った後、前記ATMセルを対応する通信回線
に送出する。
【0117】図9は、本実施形態のセルスイッチ装置の
入力側フロントエンドスイッチのマルチキャスト処理の
概要を示す図である。
【0118】図9に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置の入力側フロントエンドスイッチのマルチキャス
ト処理では、入力側ラインインタフェース110でAT
Mセルを受信し、入力側フロントエンドスイッチ120
でマルチキャストを行って複数の出力側ラインインタフ
ェースからATMセルを出力する処理を表している。
【0119】以下に、本実施形態のセルスイッチ装置に
おいて、入力側ラインインタフェース110でATMセ
ルを受信し、入力側フロントエンドスイッチ120でマ
ルチキャストを行って複数の出力側ラインインタフェー
スからATMセルを出力する処理動作について説明す
る。
【0120】図9に示す様に、本実施形態のセルスイッ
チ装置の入力側ラインインタフェース110が通信回線
を介し、伝送フレーム処理部340〜343及び信号変
換部350〜353を使用してATMセルを受信する
と、ラインインタフェース制御部310のヘッダ変換処
理部311は、受信したATMセルの受信ヘッダRHか
らVPI/VCIを抽出する。
【0121】ラインインタフェース制御部310のヘッ
ダ変換処理部311は、前記抽出したVPI/VCIの
値を使用して、連想メモリ320中のコネクション識別
子変換テーブル321を検索し、テーブルメモリ330
中の受信ヘッダ変換テーブル410へのアドレスを取得
する。
【0122】次に、ラインインタフェース制御部310
のヘッダ変換処理部311は、受信ヘッダ変換テーブル
410からルーティング情報ポイントアドレス412、
新VPI413を取得し、受信セルカウント415の値
を増加させて、ルーティング情報ポイントアドレス41
2であるアドレスFA1と、新VPI413を格納した
ダミーヘッダDHとをペイロードPに付加して内部セル
フォーマットの形でATMセルを入力側フロントエンド
スイッチ120へ送出する。
【0123】入力側フロントエンドスイッチ120は、
入力側ラインインタフェース110からATMセルを受
信すると、セルバッファアクセスデータ制御部510及
びセルバッファ管理部530により、受信したATMセ
ルをセルバッファメモリ511に格納する。
【0124】次に、入力側フロントエンドスイッチ12
0のトラフィック制御部520のフロントエンドルーテ
ィング処理部523は、入力側ラインインタフェース1
10から受信したATMセルのアドレスFA1を使用し
てルーティング情報格納メモリ522中のルーティング
情報テーブル600にアクセスし、フロントエンドスイ
ッチルーティング制御情報601をルーティングタグR
TGとして読み出す。
【0125】トラフィック制御部520のフロントエン
ドルーティング処理部523は、フロントエンドスイッ
チルーティング制御情報601であるルーティングタグ
RTG中のビット情報を調べ、ルーティングタグRTG
で指定された送出先が複数存在する場合には、フロント
エンドマルチキャスト処理部533により、ATMセル
のコピーを作成し、複数の出力側ラインインタフェース
にATMセルを送出する。
【0126】図10は、本実施形態のセルスイッチ装置
の出力側フロントエンドスイッチのマルチキャスト処理
の概要を示す図である。
【0127】図10に示す様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置の出力側フロントエンドスイッチのマルチキャ
スト処理では、入力側ラインインタフェース110でA
TMセルを受信し、入力側フロントエンドスイッチ12
0及びバックボーンスイッチ130を介し、出力側フロ
ントエンドスイッチ121でマルチキャストを行って出
力側ラインインタフェース112及び出力側ラインイン
タフェース113からATMセルを出力する処理を表し
ている。
【0128】以下に、本実施形態のセルスイッチ装置に
おいて、入力側ラインインタフェース110でATMセ
ルを受信し、入力側フロントエンドスイッチ120及び
バックボーンスイッチ130を介し、出力側フロントエ
ンドスイッチ121でマルチキャストを行って出力側ラ
インインタフェース112及び出力側ラインインタフェ
ース113からATMセルを出力する処理動作について
説明する。
【0129】図10に示す様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置の入力側ラインインタフェース110が通信回
線を介し、伝送フレーム処理部340〜343及び信号
変換部350〜353を使用してATMセルを受信する
と、ラインインタフェース制御部310のヘッダ変換処
理部311は、受信したATMセルの受信ヘッダRHか
らVPI/VCIを抽出する。
【0130】ラインインタフェース制御部310のヘッ
ダ変換処理部311は、前記抽出したVPI/VCIの
値を使用して、連想メモリ320中のコネクション識別
子変換テーブル321を検索し、テーブルメモリ330
中の受信ヘッダ変換テーブル410へのアドレスを取得
する。
【0131】次に、ラインインタフェース制御部310
のヘッダ変換処理部311は、受信ヘッダ変換テーブル
410からルーティング情報ポイントアドレス412、
新VPI413を取得し、受信セルカウント415の値
を増加させて、ルーティング情報ポイントアドレス41
2であるアドレスFA1と、新VPI413を格納した
ダミーヘッダDHとをペイロードPに付加して内部セル
フォーマットの形でATMセルを入力側フロントエンド
スイッチ120へ送出する。
【0132】入力側フロントエンドスイッチ120は、
入力側ラインインタフェース110からATMセルを受
信すると、セルバッファアクセスデータ制御部510及
びセルバッファ管理部530により、受信したATMセ
ルをセルバッファメモリ511に格納する。
【0133】次に、入力側フロントエンドスイッチ12
0のトラフィック制御部520のフロントエンドルーテ
ィング処理部523は、入力側ラインインタフェース1
10から受信したATMセルのアドレスFA1を使用し
てルーティング情報格納メモリ522中のルーティング
情報テーブル600にアクセスし、バックボーンスイッ
チルーティング制御情報602及び次ルーティング情報
ポイントアドレス604を読み出す。
【0134】次に、トラフィック制御部520のフロン
トエンドルーティング処理部523は、前記読み出した
バックボーンスイッチルーティング制御情報602の内
容を調べ、バックボーンスイッチ130での送出先が指
定されている場合には、バックボーンスイッチルーティ
ング制御情報602をルーティングタグBR、次ルーテ
ィング情報ポイントアドレス604をアドレスFA2と
して内部セルフォーマットのATMセルに格納し、バッ
クボーンスイッチ130に送出する。
【0135】入力側フロントエンドスイッチ120から
ATMセルを受信したバックボーンスイッチ130のバ
ックボーンルーティング処理部710は、バックボーン
スイッチルーティング制御情報602であるルーティン
グタグBR中のビット情報を調べ、ルーティングタグB
Rで指定された送出先、例えば、出力側フロントエンド
スイッチ121にアドレスFA2、ダミーヘッダDH及
びペイロードPを持つATMセルを送出する。
【0136】バックボーンスイッチ130からATMセ
ルを受信した出力側フロントエンドスイッチ121のト
ラフィック制御部520のフロントエンドルーティング
処理部523は、アドレスFA2を使用してルーティン
グ情報格納メモリ522中のルーティング情報テーブル
600にアクセスし、フロントエンドスイッチルーティ
ング制御情報601をルーティングタグRTGとして読
み出す。
【0137】トラフィック制御部520のフロントエン
ドルーティング処理部523は、フロントエンドスイッ
チルーティング制御情報601であるルーティングタグ
RTG中のビット情報を調べ、ルーティングタグRTG
で指定された送出先が複数存在する場合には、フロント
エンドマルチキャスト処理部533により、ATMセル
のコピーを作成し、複数の出力側ラインインタフェース
にATMセルを送出する。
【0138】図11は、本実施形態のセルスイッチ装置
のバックボーンスイッチのマルチキャスト処理の概要を
示す図である。
【0139】図11に示す様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置のバックボーンスイッチのマルチキャスト処理
では、入力側ラインインタフェース110でATMセル
を受信し、入力側フロントエンドスイッチ120を介
し、バックボーンスイッチ130でマルチキャストを行
って、出力側フロントエンドスイッチ121を介し、出
力側ラインインタフェース112及び出力側ラインイン
タフェース114からATMセルを出力する処理を表し
ている。
【0140】以下に、本実施形態のセルスイッチ装置に
おいて、入力側ラインインタフェース110でATMセ
ルを受信し、入力側フロントエンドスイッチ120を介
し、バックボーンスイッチ130でマルチキャストを行
って、出力側フロントエンドスイッチ121を介し、出
力側ラインインタフェース112及び出力側ラインイン
タフェース114からATMセルを出力する処理動作に
ついて説明する。
【0141】図11に示す様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置の入力側ラインインタフェース110が通信回
線を介し、伝送フレーム処理部340〜343及び信号
変換部350〜353を使用してATMセルを受信する
と、ラインインタフェース制御部310のヘッダ変換処
理部311は、受信したATMセルの受信ヘッダRHか
らVPI/VCIを抽出する。
【0142】ラインインタフェース制御部310のヘッ
ダ変換処理部311は、前記抽出したVPI/VCIの
値を使用して、連想メモリ320中のコネクション識別
子変換テーブル321を検索し、テーブルメモリ330
中の受信ヘッダ変換テーブル410へのアドレスを取得
する。
【0143】次に、ラインインタフェース制御部310
のヘッダ変換処理部311は、受信ヘッダ変換テーブル
410からルーティング情報ポイントアドレス412、
新VPI413を取得し、受信セルカウント415の値
を増加させて、ルーティング情報ポイントアドレス41
2であるアドレスFA1と、新VPI413を格納した
ダミーヘッダDHとをペイロードPに付加して内部セル
フォーマットの形でATMセルを入力側フロントエンド
スイッチ120へ送出する。
【0144】入力側フロントエンドスイッチ120は、
入力側ラインインタフェース110からATMセルを受
信すると、セルバッファアクセスデータ制御部510及
びセルバッファ管理部530により、受信したATMセ
ルをセルバッファメモリ511に格納する。
【0145】次に、入力側フロントエンドスイッチ12
0のトラフィック制御部520のフロントエンドルーテ
ィング処理部523は、入力側ラインインタフェース1
10から受信したATMセルのアドレスFA1を使用し
てルーティング情報格納メモリ522中のルーティング
情報テーブル600にアクセスし、バックボーンスイッ
チルーティング制御情報602及び次ルーティング情報
ポイントアドレス604を読み出す。
【0146】次に、トラフィック制御部520のフロン
トエンドルーティング処理部523は、前記読み出した
バックボーンスイッチルーティング制御情報602の内
容を調べ、バックボーンスイッチ130での送出先が指
定されている場合には、バックボーンスイッチルーティ
ング制御情報602をルーティングタグBR、次ルーテ
ィング情報ポイントアドレス604をアドレスFA2と
して内部セルフォーマットのATMセルに格納し、バッ
クボーンスイッチ130に送出する。
【0147】入力側フロントエンドスイッチ120から
ATMセルを受信したバックボーンスイッチ130のバ
ックボーンルーティング処理部710は、バックボーン
スイッチルーティング制御情報602であるルーティン
グタグBR中のビット情報を調べ、ルーティングタグB
Rで指定された送出先が複数存在する場合には、バック
ボーンマルチキャスト処理部720により、ATMセル
のコピーを作成し、複数の出力側フロントエンドスイッ
チにアドレスFA2、ダミーヘッダDH及びペイロード
Pを持つATMセルを送出する。
【0148】バックボーンスイッチ130からATMセ
ルを受信した出力側フロントエンドスイッチ121及び
出力側フロントエンドスイッチ122のトラフィック制
御部520のフロントエンドルーティング処理部523
は、アドレスFA2を使用してルーティング情報格納メ
モリ522中のルーティング情報テーブル600にアク
セスし、フロントエンドスイッチルーティング制御情報
601をルーティングタグRTGとして読み出す。
【0149】トラフィック制御部520のフロントエン
ドルーティング処理部523は、フロントエンドスイッ
チルーティング制御情報601であるルーティングタグ
RTG中のビット情報を調べ、ルーティングタグRTG
で指定された送出先である出力側ラインインタフェース
112及び出力側ラインインタフェース114にATM
セルを送出する。
【0150】図12は、本実施形態のセルスイッチ装置
のトラフィック制御の概要を示す図である。
【0151】図12に示す様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置のトラフィック制御では、入力側トラフィック
処理部に相当するUPC処理部524及びパケット廃棄
処理部525と、出力側トラフィック処理部に相当する
ABR処理部526を接続している。
【0152】図12に示す様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置のラインインタフェース110〜117を介
し、フロントエンドスイッチ120がATMセルを受信
すると、フロントエンドスイッチ120のUPC処理部
524は、トラフィック情報格納メモリ521中のUP
Cに関する情報を参照し、当該トラフィック量が予め申
告されたパラメータに違反していないかどうかを調べ
る。
【0153】次に、フロントエンドスイッチ120のU
PC処理部524は、当該トラフィック量が予め申告さ
れたパラメータに違反している場合には、タギングや廃
棄処理を行ってトラフィック量を制御する。
【0154】また、フロントエンドスイッチ120のパ
ケット廃棄処理部525は、セル廃棄が行われたパケッ
トについて、アーリーパケットディスカード(EPD)
及びパーシャルパケットディスカード(PPD)のパケ
ットレベルの廃棄を実施し、セル廃棄が他のパケットに
波及するのを防止する。
【0155】すなわち、フロントエンドスイッチ120
のパケット廃棄処理部525は、キューイングされたパ
ケットの最初のセルの蓄積数が特定のしきい値を超えた
ときに、それ以降に到着する新しいパケットを廃棄する
EPDを行い、EPD実行にも係わらずセル廃棄が生じ
た場合には、それ以後に到着する同一パケットのセルを
廃棄するPPDを行う。
【0156】次に、フロントエンドスイッチ120のA
BR処理部526は、ラインインタフェース110〜1
17やバックボーンスイッチ130にATMセルを出力
するときに、セルバッファメモリ511に蓄積されたセ
ル蓄積数を調べ、利用可能な伝送帯域の割り当てを行
う。
【0157】また、フロントエンドスイッチ120のA
BR処理部526は、ラインインタフェース110〜1
17やバックボーンスイッチ130にATMセルを出力
するときのセルバッファメモリ511に蓄積されたセル
蓄積数が特定のしきい値を超えている場合には、輻輳が
発生しているものとして送信元に対して輻輳通知を行
う。
【0158】以上説明した様に、本実施形態のセルスイ
ッチ装置によれば、複数のラインインタフェース、フロ
ントエンドスイッチ及びバックボーンスイッチを階層的
に接続しているので、スイッチング容量を容易に変更す
ることが可能である。
【0159】また、本実施形態のセルスイッチ装置によ
れば、受信したセルに付加する情報をルーティング情報
ポイントアドレスとすることによりスイッチ間の伝達情
報を少なく抑えるので、多段スイッチにより大容量セル
スイッチ装置を構成することが可能である。
【0160】また、本実施形態のセルスイッチ装置によ
れば、ルーティング処理をフロントエンドスイッチ及び
バックボーンスイッチで各々実行するので、多段スイッ
チでのルーティング処理の遅延を最短にすることが可能
である。
【0161】また、本実施形態のセルスイッチ装置によ
れば、マルチキャスト処理をフロントエンドスイッチ及
びバックボーンスイッチで各々実行するので、多段スイ
ッチでのマルチキャスト処理を最適な位置で行うことが
可能である。
【0162】また、本実施形態のセルスイッチ装置によ
れば、フロントエンドスイッチの入力側と出力側でトラ
フィック制御を分散して行うので、多段スイッチ構成時
のトラフィック制御を行うことが可能である。
【0163】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0164】例えば、本実施形態のセルスイッチ装置で
は、複数のラインインタフェース110〜117を複数
のフロントエンドスイッチ120〜123に接続し、前
記複数のフロントエンドスイッチ120〜123をバッ
クボーンスイッチ130に接続して階層的なスイッチ部
を構成していたが、前記複数のフロントエンドスイッチ
120〜123を接続した複数のバックボーンスイッチ
130を他のスイッチに接続してスイッチング容量を更
に増加させても良い。
【0165】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0166】(1)複数のラインインタフェース、フロ
ントエンドスイッチ及びバックボーンスイッチを階層的
に接続しているので、スイッチング容量を容易に変更す
ることが可能である。
【0167】(2)受信したセルに付加する情報をルー
ティング情報ポイントアドレスとすることによりスイッ
チ間の伝達情報を少なく抑えるので、多段スイッチによ
り大容量セルスイッチ装置を構成することが可能であ
る。
【0168】(3)ルーティング処理をフロントエンド
スイッチ及びバックボーンスイッチで各々実行するの
で、多段スイッチでのルーティング処理の遅延を最短に
することが可能である。
【0169】(4)マルチキャスト処理をフロントエン
ドスイッチ及びバックボーンスイッチで各々実行するの
で、多段スイッチでのマルチキャスト処理を最適な位置
で行うことが可能である。
【0170】(5)フロントエンドスイッチの入力側と
出力側でトラフィック制御を分散して行うので、多段ス
イッチ構成時のトラフィック制御を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のセルスイッチ装置の概略構成を示
す図である。
【図2】本実施形態のセルスイッチ装置のスイッチ間配
線の概要を示す図である。
【図3】本実施形態のセルスイッチ装置のラインインタ
フェースの概略構成を示す図である。
【図4】本実施形態のセルスイッチ装置のヘッダ変換テ
ーブルの概要を示す図である。
【図5】本実施形態のセルスイッチ装置のフロントエン
ドスイッチの概略構成を示す図である。
【図6】本実施形態のセルスイッチ装置のルーティング
情報テーブルの概要を示す図である。
【図7】本実施形態のセルスイッチ装置のバックボーン
スイッチの概略構成を示す図である。
【図8】本実施形態のセルスイッチ装置のルーティング
処理の概要を示す図である。
【図9】本実施形態のセルスイッチ装置の入力側フロン
トエンドスイッチのマルチキャスト処理の概要を示す図
である。
【図10】本実施形態のセルスイッチ装置の出力側フロ
ントエンドスイッチのマルチキャスト処理の概要を示す
図である。
【図11】本実施形態のセルスイッチ装置のバックボー
ンスイッチのマルチキャスト処理の概要を示す図であ
る。
【図12】本実施形態のセルスイッチ装置のトラフィッ
ク制御の概要を示す図である。
【符号の説明】
100…ATMスイッチ、110〜117…ラインイン
タフェース、120〜123…フロントエンドスイッ
チ、130…バックボーンスイッチ、140…リソース
マネジャー、141…シグナリングプロセッサ、210
…高速接続部、220〜223…低速接続部、310…
ラインインタフェース制御部、311…ヘッダ変換処理
部、320…連想メモリ、321…コネクション識別子
変換テーブル、330…テーブルメモリ、331…ヘッ
ダ変換テーブル、340〜343…伝送フレーム処理
部、350〜353…信号変換部、410…受信ヘッダ
変換テーブル、411…マルチキャスト指定情報、41
2…ルーティング情報ポイントアドレス、413…新V
PI、414…新VCI、415…受信セルカウント、
500…セルスイッチ、510…セルバッファアクセス
データ制御部、511…セルバッファメモリ、520…
トラフィック制御部、521…トラフィック情報格納メ
モリ、522…ルーティング情報格納メモリ、523…
フロントエンドルーティング処理部、524…UPC処
理部、525…パケット廃棄処理部、526…ABR処
理部、530…セルバッファ管理部、531…使用セル
バッファアドレス格納メモリ、532…空きセルバッフ
ァアドレス格納メモリ、533…フロントエンドマルチ
キャスト処理部、600…ルーティング情報テーブル、
601…フロントエンドスイッチルーティング制御情
報、602…バックボーンスイッチルーティング制御情
報、603…トラフィック制御情報、604…次ルーテ
ィング情報ポイントアドレス、605…出ポート番号、
700〜703…スイッチ制御部、710〜713…バ
ックボーンルーティング処理部、720〜723…バッ
クボーンマルチキャスト処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 信仁 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立インフォメーションテクノロジー内 (72)発明者 相本 毅 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所 中央研究所内 (72)発明者 矢崎 武己 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所 中央研究所内 (56)参考文献 特開 平3−218142(JP,A) 特開 昭63−305643(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信回線から入力された複数のセ
    ルを階層的に接続された複数のスイッチ部によってスイ
    ッチングして複数の通信回線に送出するセルスイッチ装
    置であって、 複数の通信回線を接続する複数のラインインタフェース
    と、前記複数のラインインタフェースを接続する複数の
    フロントエンドスイッチと、前記複数のフロントエンド
    スイッチを接続する複数のバックボーンスイッチと、フ
    ロントエンドスイッチに格納されているルーティング情
    報テーブルへのポインタ情報であるルーティング情報ポ
    イントアドレスを、当該フロントエンドスイッチに接続
    されたラインインタフェースで受信したセルに付加する
    ヘッダ変換処理部とを備え、前記付加されたルーティン
    グ情報ポイントアドレスによりルーティング情報テーブ
    ルを参照して前記受信したセルのルーティングを行うこ
    とを特徴とするセルスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記フロントエンドスイッチに入力され
    たセルを、当該セルに付加されたルーティング情報ポイ
    ントアドレスで示されるルーティング情報テーブル中の
    フロントエンドスイッチルーティング制御情報またはバ
    ックボーンスイッチルーティング制御情報の内容に応じ
    て、当該フロントエンドスイッチに接続されたラインイ
    ンタフェースまたはバックボーンスイッチに出力するフ
    ロントエンドルーティング処理部と、前記バックボーン
    スイッチに入力されたセルを、前記バックボーンスイッ
    チルーティング制御情報の内容に応じて、当該バックボ
    ーンスイッチに接続されたフロントエンドスイッチに出
    力するバックボーンルーティング処理部とを備えること
    特徴とする請求項1に記載されたセルスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記フロントエンドスイッチに入力され
    たセルを、当該セルに付加されたルーティング情報ポイ
    ントアドレスで示されるルーティング情報テーブル中の
    フロントエンドスイッチルーティング制御情報の内容に
    応じて、当該フロントエンドスイッチに接続された複数
    のラインインタフェースに出力するフロントエンドマル
    チキャスト処理部と、前記バックボーンスイッチに入力
    されたセルを、当該セルに付加されたバックボーンスイ
    ッチルーティング制御情報の内 容に応じて、当該バック
    ボーンスイッチに接続された複数のフロントエンドスイ
    ッチに出力するバックボーンマルチキャスト処理部とを
    備えることを特徴とする請求項1または請求項2のいず
    れかに記載されたセルスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 セル入力時にユーザパラメータ制御及び
    パケットレベル廃棄のトラフィック制御を行う入力側ト
    ラフィック処理部と、セル出力時に伝送帯域を割り当て
    るトラフィック制御を行う出力側トラフィック処理部と
    を前記複数のフロントエンドスイッチに備えることを
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載さ
    れたセルスイッチ装置。
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