JP3149132U - リニアガイドウェーのレール用防塵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】覆いバンドが正確に貼り付けられず、貼付をやり直す場合において、覆いバンドを剥離しているときに、粘着密封剤がレールの上面に残留せず、覆いバンドの貼付のやり直しの作業性が良くなるリニアガイドウェーのレール用防塵装置を提供する。【解決手段】条状を呈するレール10に軸方向に沿って複数の転がり溝11と一つの上面12が設けられ、上面12に軸方向に沿って複数の締付穴13が開設され、固定子と、覆いバンド42と、を含むリニアガイドウェーのレール用防塵装置であって、前記固定子と覆いバンド42とはストリップ形状を呈し、前記固定子の上には、上面12に粘着する第一粘着層411と、覆いバンド42の一面に粘着する第二粘着層412と、が設けられ、第一粘着層411と上面12との粘度は、第二粘着層412と覆いバンド42との粘度と相違することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、リニアガイドウェーに係り、特に粘着された防塵装置をレールから剥離しても、レールには粘着剤が残留しないリニアガイドウェーのレール用防塵装置に関するものである。
従来のリニアガイドウェーのレール用防塵装置では、使用中に、レールの上面に粉塵が付着し易く、レールの上面に粉塵を付着すると、ブロックのスライドが順調しなくなり、なお、レールの上面に開設された締付穴には粉塵が更に付着し易く、その問題を解決するために、レールの上面にスチールバンドを貼り付けることが一般であり、そうすると、磨耗が低減され、粉塵が締付穴に侵入しなくなり、なお、スチールバンドの代わりに磁性物差しを使用する場合もある。
現在、スチールバンドや磁性物差しなどの覆いバンドのレールに対する結合方法は二種類ある。
特許文献1は、粘着密封剤によってレールの上面に覆いバンドを結合する方法であり、これは、加熱設備によって粘着密封剤を熔かすことによりレールの上面に覆いバンドを結合して自然に冷却するのである。
しかしながら、上記の方法によれば、次のような欠点があった。
(1)粘着密封剤を自然に冷却することが必要であるので、加工時間が長くなり、そして加熱設備を購入することが必要であるので、生産コストが増加する。
(2)覆いバンドが正確に貼り付けられず、貼付をやり直す場合には、加熱設備によって粘着密封剤を熔かさないと、覆いバンドを剥離することができなく、且つ覆いバンドを剥離しているときに、一部の粘着密封剤がレールの上面に残留するので、覆いバンドの貼付のやり直しは、工数が増加し、作業性が良くない。
特許文献2は、レールを組付けて、粘着テープを介してレールの上面に覆いバンドを貼り付ける方法であり、これは、覆いバンドが正確に貼り付けられず、貼付をやり直す場合には、覆いバンドを剥離しているときに、一部の粘着密封剤がレールの上面に残留するので、覆いバンドの貼付のやり直しの作業性が良くない。
日本特開2004−092789号公報 日本特開2005−133750号公報
本考案の主な目的は、覆いバンドが正確に貼り付けられず、貼付をやり直す場合において、覆いバンドを剥離しているときに、粘着密封剤がレールの上面に残留せず、覆いバンドの貼付のやり直しの作業性が良くなるリニアガイドウェーのレール用防塵装置を提供することにある。
本考案の請求項1に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置によると、条状を呈するレールには、軸方向に沿って複数の転がり溝と一つの上面とが設けられており、前記上面には、軸方向に沿って複数の締付穴が開設されており、固定子と、覆いバンドと、を含むリニアガイドウェーのレール用防塵装置において、前記固定子と前記覆いバンドとはストリップ形状を呈し、前記固定子の上には、前記上面に粘着する第一粘着層と、前記覆いバンドの一面に粘着する第二粘着層と、が設けられており、前記第一粘着層と前記上面との粘度は、前記第二粘着層と前記覆いバンドとの粘度と相違することを特徴とするリニアガイドウェーのレール用防塵装置である。
本考案の請求項2に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置によると、前記第一粘着層と前記第二粘着層との間には仕切基材が介在されている。
本考案の請求項3に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置によると、前記仕切基材の両面には、粘度が相違する、前記第一粘着層と、前記第二粘着層と、がそれぞれ粘着されている。
本考案の請求項4に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置によると、前記上面には粘着補助剤が塗布されており、前記粘着補助剤は粘着面の粘着易さを改善する表面活性処理剤であり、前記粘着補助剤により、前記上面と前記第一粘着層との粘度が増加し、これにより、前記上面と前記第一粘着層との粘度は、前記第二粘着層と前記覆いバンドとの粘度よりも高い。
本考案の請求項5に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置によると、前記覆いバンドと前記第二粘着層との粘着面には粘着補助剤が塗布されており、前記粘着補助剤は粘着面の粘着易さを改善する表面活性処理剤であり、前記粘着補助剤により、前記上面と前記第一粘着層との粘度が増加し、これにより、前記上面と前記第一粘着層との粘度は、前記第二粘着層と前記覆いバンドとの粘度よりも低い。
本考案のリニアガイドウェーのレール用防塵装置によれば、次のような効果がある。
(1)覆いバンドが正確に貼り付けられず、貼付をやり直したい場合において、覆いバンドを剥離しているときに、粘着剤がレールの上面に残留せず、覆いバンドの貼付のやり直しの作業性が良くなる。
(2)工具や設備を一切使用せずに、レールに防塵装置を取り付けることができ、防塵装置の取付作業が快速で容易になる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1乃至図4を参照する。本考案は、条状を呈するレール10と、ブロック20と、二つのエンドプレート30と、複数の転がり子と、防塵装置40と、離形紙50と、を含む。
レール10には、レール10の軸方向に沿って互いに平行している複数の転がり溝11と一つの上面12とが設けられており、上面12には、レール10の軸方向に沿って複数の締付穴13が開設されており、締付子14を締付穴13に貫入して機械の工作テーブルに締め付けると、工作テーブルにレール10を固定することができる。
ブロック20は、レール10の上で設けられており、ブロック20には転がり溝11に対応する転がり溝が開設されており、転がり溝11と転がり溝とから負荷経路が形成され、ブロック20の軸方向に沿って転がり溝11の数量に対応する回流穴が設けられている。
二つのエンドプレート30は、それぞれブロック20の二つの端面に取り付けられており、エンドプレート30には、前記負荷経路と前記回流穴とに連接されている回流通路が複数設けられており、前記負荷経路と前記回流穴と前記回流通路とから、循環経路が形成される。
複数の転がり子は、循環経路内に収容されており、レール10とブロック20とのスライドによる磨耗を低減するためのものである。
防塵装置40は、上面12に貼り付けられ、ストリップ形状を呈する、固定子41と、覆いバンド42と、を含み、固定子41の上には、上面12に粘着する第一粘着層411と、覆いバンド42の一面に粘着する第二粘着層412と、が設けられており、第一粘着層411と第二粘着層412との間には仕切基材413が介在されており、第一粘着層411と上面12との粘度は、第二粘着層412と覆いバンド42との粘度と相違し、仕切基材413の両面には、粘度が相違する、第一粘着層411と、第二粘着層412と、がそれぞれ粘着されており、第一粘着層411と第二粘着層412とがアクリル製品であり、仕切基材413がプリエステル・フィルム(PET)製品である。
離形紙50は、固定子41の第一粘着層411又は第二粘着層412に事前に貼り付けられており、第一粘着層411又は第二粘着層412を貼り付ける直前に剥離して、覆いバンド42又は上面12に第一粘着層411又は第二粘着層412を粘着する。
次に、図1乃至図6を参照しながら本考案の実施例1を説明する。防塵装置40の第二粘着層412の粘度は第一粘着層411の粘度よりも2〜8倍に高く、第一粘着層411に貼り付けられた離形紙50は、第一粘着層411から容易に剥離できる特性を有し、覆いバンド42が第二粘着層412に事前に貼り付けられており、レール10に防塵装置40を結合したい場合には、第一粘着層411から離形紙50を剥離して、上面12に第一粘着層411を貼り付け、このとき、粘度のより低い第一粘着層411が上面12に貼り付けられており、粘度のより高い第二粘着層412が覆いバンド42に貼り付けられており、上面12に覆いバンド42が正確に貼り付けられず、防塵装置40の貼付をやり直したい場合には、第二粘着層412の粘度が第一粘着層411の粘度よりも高いので、防塵装置40を剥離しているときに、粘着剤がレール10の上面12に残留せず、第一粘着層411により防塵装置40を上面12に重複に貼り付けることができ、もちろん、本考案に係る防塵装置40は、第一粘着層411の粘度が第二粘着層412の粘度よりも高くてもよく、これは上記と同様な効果を達成することができる。
次に、図7及び図8を参照しながら本発明の実施例2を説明する。本考案の実施例2では、第一粘着層411と第二粘着層412との粘度が同様であり、第二粘着層412に離形紙50が事前に貼り付けられており、防塵装置40を貼り付ける直前には、上面12に粘着補助剤Aを塗布して、第一粘着層411により上面12に防塵装置40を貼り付けることができ、粘着補助剤Aは、粘着面の粘着易さを改善する表面活性処理剤であり、第一粘着層411の粘度を四倍に増加することができ、次に、第二粘着層412から離形紙50を剥離して、覆いバンド42に第二粘着層412を貼り付ける。上面12に覆いバンド42が正確に貼り付けられず、防塵装置40の貼付をやり直したい場合には、第一粘着層411の粘度が第二粘着層412の粘度よりも高いので、覆いバンド42を剥離しているときに粘着剤が残留しない。また、覆いバンド42の粘着面に粘着補助剤Aを塗布して、第二粘着層412に前記粘着面を貼り付けてもよく、これは上記と同様な効果を達成することができる。
覆いバンド42は、スチールバンドでもいいし、磁性物差しでもよく、図9に示すように、覆いバンド42が磁性物差しである場合に、レール20には、磁性物差しに対応する磁気感応装置60が設けられている。
また、防塵装置40の固定子41には、貫通孔414が複数開設されていてもよく、図7及び図8に示すように、締付子14が締付穴13と貫通孔414とに貫入されている。
本考案の組合状態の斜視図である。 本考案の組合状態の側面断面図である。 本考案に係るレールと防塵装置とを完全に分解した模式図である。 本考案に係るレールと防塵装置とを不完全に分解した模式図である。 本考案に係る防塵装置の離形紙を剥離している状態の模式図である。 本考案に係る防塵装置のレールに対する貼付及び剥離を示す模式図である。 本考案に係る別の防塵装置のレールに対する貼付及び離形紙の剥離を示す模式図である。 本考案に係る別の防塵装置のレールに対する覆いバンドの貼付及び剥離を示す模式図である。 本考案に係る防塵装置の覆いバンドが磁性物差しである場合の組合状態の斜視図である。
符号の説明
10 レール
11 転がり溝
12 上面
13 締付穴
14 締付子
20 ブロック
30 エンドプレート
40 防塵装置
41 固定子
42 覆いバンド
50 離形紙
60 磁気感応装置
411 第一粘着層
412 第二粘着層
413 仕切基材
414 貫通孔
A 粘着補助剤

Claims (5)

  1. 条状を呈するレールには、軸方向に沿って複数の転がり溝と一つの上面とが設けられており、前記上面には、軸方向に沿って複数の締付穴が開設されており、固定子と、覆いバンドと、を含むリニアガイドウェーのレール用防塵装置において、
    前記固定子と前記覆いバンドとはストリップ形状を呈し、前記固定子の上には、前記上面に粘着する第一粘着層と、前記覆いバンドの一面に粘着する第二粘着層と、が設けられており、前記第一粘着層と前記上面との粘度は、前記第二粘着層と前記覆いバンドとの粘度と相違することを特徴とする、リニアガイドウェーのレール用防塵装置。
  2. 前記第一粘着層と前記第二粘着層との間には仕切基材が介在されていることを特徴とする、請求項1に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置。
  3. 前記仕切基材の両面には、粘度が相違する、前記第一粘着層と、前記第二粘着層と、がそれぞれ粘着されていることを特徴とする、請求項2に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置。
  4. 前記上面には粘着補助剤が塗布されており、前記粘着補助剤は粘着面の粘着易さを改善する表面活性処理剤であり、前記粘着補助剤により、前記上面と前記第一粘着層との粘度が増加し、これにより、前記上面と前記第一粘着層との粘度は、前記第二粘着層と前記覆いバンドとの粘度よりも高いことを特徴とする、請求項1に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置。
  5. 前記覆いバンドと前記第二粘着層との粘着面には粘着補助剤が塗布されており、前記粘着補助剤は粘着面の粘着易さを改善する表面活性処理剤であり、前記粘着補助剤により、前記上面と前記第一粘着層との粘度が増加し、これにより、前記上面と前記第一粘着層との粘度は、前記第二粘着層と前記覆いバンドとの粘度よりも低いことを特徴とする、請求項1に記載のリニアガイドウェーのレール用防塵装置。
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