JP3148949U - プロジェクターのランプ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造で、光源から照射される光線の一部が外部に直接放射されることなくフォーカスされ、発光効率を高めることができるプロジェクターのランプ構造を提供する。【解決手段】 光源となるランプの光線をフォーカスしてビームとする反射カバーと、反射カバー内に設ける高輝度放電ランプと、該高輝度放電ランプ上に設けられ、かつ該光源となるランプから照射される入射光線を反射するか、もしくは屈折させる曲面を有する光線方向変更部材とを含み構成される。【選択図】 図1
Description
この考案はプロジェクターに関し、特にランプの明るさを増幅させるプロジェクターのランプ構造に関する。
図1に従来のプロジェクターのランプ構造を開示する。図面によれば、高輝度放電ランプ1を反射カバー2内に設けてなり、反射カバー2の屈折率を利用して高輝度放電ランプ1から照射される光線をフォーカスしてビームとする。
しかしながら、高輝度放電ランプ1の照射する光線(図面に点線で表示した)は、全角度に近い条件で照射される。このため、照射される光線の一部は反射カバー2内から直接外部に放射される。かかる一部の光線はフォーカスしてビームとすることができない。したがって、無効光線と称する。無効光線はランプのフォーカス効率に影響を与える。
上述するプロジェクターのランプにおける無効光線の問題を解決するために、かつて本考案者は改良構造を考案して実用新案を登録出願した。台湾実用新案M32428号であって、光エネルギーのガイド機能を有するランプ構造を提供するものである。即ち、該実用新案は無効光線が放射される範囲にライトガイド部材を設け、本来反射カバーから直接外部に放射される無効光線の照射角度を変更し、発光効率を高めて増光作用を得るものである。
上述する実用新案の構造は、ランプの発光効率を高める効果を確かに有するが、但し、係る設計を製品化して産業上利用できるか否かという点にから考えると、従来の技術の改善という機能上のニーズは重要であるが、該実用新案の技術手段は実施する上での難度と経済面で問題を有する。
台湾実用新案M32428号公報
台湾実用新案M32428号公報
この考案は、目下のプロジェクターのランプ生産技術を利用して量産でき、
かつランプの増光作用が得られるプロジェクターのランプ構造を提供することを課題とする。
かつランプの増光作用が得られるプロジェクターのランプ構造を提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、プロジェクターのランプ構造において、光源となるランプの光線をフォーカスしてビームとする反射カバーと、反射カバー内に設ける光源と、該光源上に設けられ、かつ該光源となるランプから照射される入射光線の方向を変化させる曲面を有する光線方向変更部材とを含んでなる構造によって課題を解決できる点に着眼し、係る知見に基づいて本考案を完成させた。
以下この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載するプロジェクターのランプ構造は光源となるランプの光線をフォーカスしてビームとする反射カバーと、反射カバー内に設ける光源と、該光源上に設けられ、かつ該光源となるランプから照射される入射光線の方向を変化させる曲面を有する光線方向変更部材とを含んでなる。
請求項1に記載するプロジェクターのランプ構造は光源となるランプの光線をフォーカスしてビームとする反射カバーと、反射カバー内に設ける光源と、該光源上に設けられ、かつ該光源となるランプから照射される入射光線の方向を変化させる曲面を有する光線方向変更部材とを含んでなる。
上述する構造によれば、光源から照射される光線の一部が直接外部に放射されることなく、反射カバーに入射してフォーカスされるため、発光効率を高めることができる。
請求項2に記載するプロジェクターのランプ構造は、請求項1における光源が球形の放電室を含む放電管と、該放電室内に設けられる両電極と、金属ハロゲン化物か、もしくは水銀と希ガスなどである封入物と、両該電極と外部とを電気的に接続する金属導線とによって構成される高輝度放電ランプであって、該放電管の一端が該反射カバー内に支持され、該光線方向変更部材が該放電室上に設けられる。
請求項3に記載するプロジェクターのランプ構造は、請求項1における光線方向変更部材がレンズであって、かつ該曲面が光源となるランプの形状に対応してランプの正面方向に凸出した形状を呈する。
請求項4に記載するプロジェクターのランプ構造は、請求項1における光線方向変更部材が反射鏡であって、かつ該曲面が光源となるランプの形状に対応してランプの正面方向に向かって凹状に窪んだ形状を呈する。
この考案によれば、光源から照射される光線の一部が外部に直接放射されることなくフォーカスされ、発光効率を高めることができるとともに、構造が簡易で従来のプロジェクターのランプの生産工程を利用できるため、生産コストを特に高かめることなく生産でき、産業上の高い利用価値を具えるという利点を有する。
この考案は、簡易な構造で、光源から照射される光線の一部が外部に直接放射されることなくフォーカスされ、発光効率を高めることができるプロジェクターのランプ構造を提供するものであって、光源となるランプの光線をフォーカスしてビームとする反射カバーと、反射カバー内に設ける光源と、該光源上に設けられ、かつ該光源となるランプから照射される入射光線の方向を変化させる曲面を有する光線方向変更部材とを含んみ構成される。係るプロジェクターのランプ増光構造の特徴を詳述するために、図面を参照にして、具体的な実施例を 挙げて以下に説明する。
図2に、第1の実施例によるランプ構造の断面図を開示する。図面によれば、この考案によるプロジェクターのランプ増光構造は、光源20から照射される光線をフォーカスしてビームとする反射カバー10と、反射カバー10内に設ける光源20と、該光源20上に設ける光線方向変更部材30を含んでなる。実施例において、光源20は高輝度放電ランプである。
この考案におけるレンズ光線方向変更部材30はレンズか、もしくは反射鏡であって、光源20から照射される一部の光線を屈折させるか、もしくは反射して、従来の構造に見られるように直接外部に照射されることを防ぐ作用を有する。
図2、3に開示するように、高輝度放電ランプである光源20は球形の放電室21を含む放電管22と、放電室21内に設けられる両電極23と、封入物(金属ハロゲン化物、もしくは水銀と希ガス)と、両電極23と外部とを電気的に接続する金属導線24とによって構成される。また、放電管22の一端は反射カバー10内に支持される。
第1の実施例における光線方向変更部材30はレンズであって、溶接か、貼着か、もしくは係合などの方法で放電室21よりランプの正面寄りに固定する。その曲面31は光源となるランプの形状に対応してランプの正面方向に凸出した形状を呈し、該凸出した曲面で入射光を屈折させ(図面に点線で表示した)、屈折光が反射カバー10によるフォーカスの反射角度に適合する角度に調整する。
図4に、第2の実施例によるランプ構造の断面図を開示する。第2の実施例における光線方向変更部材30は反射鏡であって、放電室21上に設けられる。その曲面31は光源となるランプの形状に対応してランプの正面方向に向かって凹状に窪んだ形状を呈し、該窪んだ局面で入射光を反射させ(図面に点線で表示した)、異なる角度で反射カバー10の反射面に入射させて、反射カバー10によってフォーカスしてビームとする。
以上はこの考案の好ましい実施の形態であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に含まれるものとする。
1 高輝度放電ランプ
2 反射カバー
10 反射カバー
20 高輝度放電ランプ
21 放電室
22 放電管
23 電極
30 光線方向変更部材
31 曲面
2 反射カバー
10 反射カバー
20 高輝度放電ランプ
21 放電室
22 放電管
23 電極
30 光線方向変更部材
31 曲面
Claims (4)
- 光源となるランプの光線をフォーカスしてビームとする反射カバーと、反射カバー内に設ける光源と、該光源上に設けられ、かつ該光源となるランプから照射される入射光線の方向を変化させる曲面を有する光線方向変更部材とを含んでなることを特徴とするプロジェクターのランプ構造。
- 前記光源が球形の放電室を含む放電管と、該放電室内に設けられる両電極と、金属ハロゲン化物か、もしくは水銀と希ガスなどである封入物と、両該電極と外部とを電気的に接続する金属導線とによって構成される高輝度放電ランプであって、該放電管の一端が該反射カバー内に支持され、該光線方向変更部材が該放電室上に設けられることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクターのランプ構造。
- 前記光線方向変更部材がレンズであって、かつ該曲面が光源となるランプの形状に対応してランプの正面方向に凸出した形状を呈することを特長とする請求項1に記載のプロジェクターのランプ構造。
- 前記光線方向変更部材が反射鏡であって、かつ該曲面が光源となるランプの形状に対応してランプの正面方向に向かって凹状に窪んだ形状を呈することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクターのランプ構造。
Priority Applications (1)
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JP2008008976U JP3148949U (ja) | 2008-12-22 | 2008-12-22 | プロジェクターのランプ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3148949U true JP3148949U (ja) | 2009-03-05 |
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