JP3148800B2 - 移動データ通信方法 - Google Patents

移動データ通信方法

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JP3148800B2
JP3148800B2 JP02916095A JP2916095A JP3148800B2 JP 3148800 B2 JP3148800 B2 JP 3148800B2 JP 02916095 A JP02916095 A JP 02916095A JP 2916095 A JP2916095 A JP 2916095A JP 3148800 B2 JP3148800 B2 JP 3148800B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動無線通信回線におい
て高速且つ経済的なディジタル信号を送受信する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動局と基地局との間でディジタ
ル無線通信が実現されている場合であっても、移動局と
通信相手であるホスト局にそれぞれアナログのモデムを
設置し、両者の間の伝送路をアナログ伝送路として使用
していた。即ち、図8に示すように、移動局におけるデ
ータ端末装置からのディジタル信号をモデムで音声帯域
のアナログ信号に変換した後、無線区間及び伝送路を経
てホスト局に送り、ホスト局のモデムで再度ディジタル
信号に変換した後、相手側のデータ端末装置に送り通信
を実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、無線の基地局
とホスト局とは有線伝送路を介してアナログのモデム通
信を行うという制約から高速なデータ通信を安定して行
うことは困難であり、且つアナログ網を経由することか
ら接続に要する時間も長いという欠点があった。本発明
は、上記のような従来の欠点を解消し、高速なデータ通
信を安定に行うことができ且つ接続遅延が少ない通信方
法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するため、基地局と移動局との間でディジタル
無線通信を行う方法であって、基地局と移動局との間で
ディジタル無線通信を行い、基地局からディジタル伝送
路網を経由して接続されたデータ端末装置と移動局に接
続されたデータ端末装置とがデータ通信を行う移動デー
タ通信方法において、移動局においてはデータ端末装置
からの速度と無線区間の速度との間の変換を行い、基地
局においてはI.460変換則により無線区間の速度とIS
DNの速度との間の変換を行い、ホスト局のターミナル
アダプタにおいてはISDNの速度と無線区間の速度と
の間の変換及び無線区間の速度と移動局のデータ通信端
末の速度との間の変換を行うことを特徴とする。本発明
は、データ端末装置からの信号を移動局と基地局とで2
段階の速度変換を行うことによってディジタル伝送路で
規定された信号速度に変換して接続することにより、高
速なデータ通信を実現する。
【0005】そして、本発明においては、移動局からの
発呼により移動局とホスト局とがデータ通信を行う場合
は、移動局において音声信号用のコーディックからデー
タ通信用の速度変換回路に切替え、且つその信号形式情
報を移動局から基地局に転送し、基地局においてはこの
情報に基づいて音声信号用のコーディックからデータ通
信用の速度変換回路に切替え、且つその信号形式情報を
ディジタル伝送路を経由してホスト局に転送する。
【0006】また、ホスト局からの発呼によりホスト局
と移動局とがデータ通信を行う場合は、ホスト局はその
データとその信号形式情報をディジタル伝送路を経由し
て基地局に転送し、基地局において音声信号用のコーデ
ィックからデータ通信用の速度変換回路に切替え、且つ
その信号形式情報を移動局に転送し、移動局においては
この情報に基づいて音声信号用のコーディックからデー
タ通信用の速度変換回路に切替える。
【0007】本発明においては、移動局と基地局との無
線区間で発生した信号誤りに対しては、移動局と基地局
との間では誤り制御を行わず、移動局のデータ端末装置
で動作しているプログラムとホスト局のデータ端末装置
で動作しているプログラムとの間で信号の誤りを検出し
て誤り制御を行うことが望ましい。
【0008】
【作用】本発明は、データ通信を行う際、移動局におい
ては、音声信号用のコーディックを速度変換回路に切替
え、データ端末装置の信号を無線区間の信号に変換し、
基地局においては、音声信号用のコーディックを速度変
換回路に切替え、無線区間の信号をディジタル伝送路の
信号に変換し、更に回線制御局からディジタル伝送路を
経由してデータ端末装置と接続する。従って、音声通信
用として設計された移動局及び基地局に対して僅かな改
造を行うことにより、信頼性の高いデータ通信方法を実
現できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図である。先ず
音声の通信を行う場合を説明する。音声の通信を行う場
合は、移動局aの送受話器1からの信号はコーディック
2でディジタル信号に変換され、切替回路3で無線機4
に送られる。無線機4で無線信号に変調され、アンテナ
5から基地局bに送信される。
【0010】基地局bのアンテナ6で受信した電波は無
線機7でディジタル信号に復調される。このディジタル
信号は切替回路8からコーディック9に送られ、コーデ
ィック9でディジタル信号に変換され、切替回路10を経
て回線制御局11でISDNの信号に変換され、音声信号
である旨の伝達能力が付加され、ISDN網12を経由し
てディジタル電話機13に接続されて音声通話ができる。
なお、逆方向の音声は上記と逆の経路で転送されて音声
通話ができる。
【0011】次にデータ通信を行う場合を説明する。デ
ータ通信を行う場合は、移動局のデータ端末装置14から
のディジタル信号はシリアル信号で速度変換回路15に送
られる。速度変換回路15で無線区間の信号速度に変換さ
れ、切替回路3を経由して無線機4に送られる。無線機
4で無線信号に変調され、アンテナ5から基地局bに送
信される。
【0012】基地局bのアンテナ6で受信された電波は
無線機7でディジタル信号に復調される。このディジタ
ル信号は切替回路8から速度変換回路16に送られ、この
速度変換回路16でISDN信号速度に変換された後、切
替回路10をへて回線制御局11でISDN信号に変換さ
れ、ISDN網12を経由してターミナルアダプタ17に接
続される。ターミナルアダプタ17から出力されたディジ
タル信号はデータ端末装置18に転送される。なお、逆方
向のディジタル信号は上記と逆の経路で転送されてデー
タ通信ができる。
【0013】本発明のこの実施例においては、ディジタ
ル伝送路であるISDN網を用いることにより高品質の
通信が実現でき、且つホスト側は市販のターミナルアダ
プタを使用することができるため、音声用として設計さ
れた無線通信設備に対して僅かな改造を加えるのみで高
速データ通信を行うことができるという利点を有する。
【0014】次に、図1の実施例の移動局側から発呼す
る場合を図2のフローチャートを用いて更に詳細に説明
する。先ず移動局から音声の通信を行う場合を説明す
る。101 でデータ通信か否かを判断し、音声通信である
時は102 で切替回路3(図1)を音声側A側に切替え
る。次に103 で伝達能力を「音声」に設定し、この情報
を基地局に転送する。次に104 でコーディック2の動作
を開始する。
【0015】一方、基地局は移動局からの伝達能力を受
け取るとその内容を105 で判断し、音声通信である時は
106 で切替回路8をA側に切替え、107 で移動局から転
送された伝達能力を「音声」として回線制御局に転送す
る。次に108 でコーディック9の動作を開始する。回線
制御局は基地局から転送された伝達能力を109 で「音
声」としてISDN網に転送する。ISDN網は音声通
信として接続動作を行う。
【0016】次に、移動局からデータ通信を行う場合を
説明する。101 でデータ通信か否かを判断し、データ通
信である時は110 で切替回路3をデータ通信側B側に切
替える。次に111 で伝達能力を「非制限ディジタル」
に、低位レイヤ整合性情報要素を例えば「V.110 、19.2
kbps」に設定し、この情報を基地局に転送する。次に11
2 にて速度変換回路15の動作を開始する(無線区間の速
度が32kbpsであり、データ端末装置の速度が19.2kbpsで
ある場合、速度変換回路15はV.110 の変換則で19.2kbps
から32kbpsに速度変換する)。
【0017】一方、基地局は移動局からの伝達能力等の
情報を受け取るとその内容を105 で判断し、「非制限デ
ィジタル」、「V.110 、19.2kbps」であることを検出す
ると113 で切替回路8、10をB側に切替え、114 で移動
局から転送された伝達能力を「非制限ディジタル」と
し、低位レイヤ整合性情報要素を「V.110 、19.2kbps」
として回線制御局に転送する。次に115 で速度変換回路
16の動作を開始する(無線区間の速度が32kbpsであり、
ISDNの信号速度は64kbpsであるから、速度変換回路
16はI.460 変換則で32kbpsから64kbpsに速度変換す
る)。
【0018】回線制御局は109 で基地局から転送された
伝達能力を「非制限ディジタル」とし、低位レイヤ整合
性情報要素を「V.110 、19.2kbps」としてISDN網に
転送する。ISDN網はディジタル通信として接続動作
を行う。
【0019】次に、音声とデータ通信との切替えの手順
を説明する。移動局においては、制御部19が切替回路3
に切替えの指示を行うと共に無線区間にその旨の情報を
付加する。基地局においては、制御部20が無線信号から
前記情報を取り出し切替回路8及び10に切替えの指示を
行うと共に、回線制御局11にその旨の情報を送出する。
【0020】ここで、伝達能力とは、発信端末装置がデ
ィジタル通信網(ISDN網)に対して要求する64kbps
音声伝送、64kbps非制限ディジタル伝送等の網内回線の
伝送能力を表すパラメーターであり、JT-Q931 「ISD
Nユーザ・網インタフェースレイヤ3概要」に示されて
いるようなものである。また、低位レイヤ整合性とは、
端末機能をOSI7層モデルの1〜3層に対応して詳細
に記述するためのパラメーターであり、JT-Q939 「IS
DNテレコミュニケーションサービスのための典型的D
SS1サービス識別コーディング」に示されているよう
なものである。
【0021】次に、図1の実施例の通信網の端末装置側
から発呼する場合を図3のフローチャートを用いて更に
詳細に説明する。先ず端末装置から音声の通信を行う場
合を説明する。回線制御局は201 でISDN網からの着
信信号に含まれる伝達能力、低位レイヤ整合性等の情報
を基地局に転送する。基地局は202 で前記情報の内容か
ら音声通信であることを判断すると、203 で切替回路8
及び10をA側に切替える。次に204 で情報を移動局に転
送する。次に205 でコーディック9の動作を開始する。
【0022】一方、移動局は206 で伝達能力の判断を行
い、音声信号であることを検出すると207 で切替回路3
をA側に切替える。次に208 でコーディック2の動作を
開始する。
【0023】次に、端末装置からデータ通信(V.110 、
19.2kbps)を行う場合を説明する。回線制御局は201 で
ISDN網からの着信信号に含まれる伝達能力、低位レ
イヤ整合性等の情報を基地局に転送する。基地局は202
で前記情報の内容からデータ通信であることを判断する
と、209 で切替回路8及び10をB側に切替える。次に21
0 で情報を移動局に転送する。次に211 で速度変換回路
16の動作を開始する(無線区間の速度が32kbpsであり、
ISDNの信号速度は64kbpsであるから、速度変換回路
16はI.460 変換則で32kbpsから64kbpsに速度変換す
る)。
【0024】一方、移動局は206 で基地局からの伝達能
力の判断を行い、データ通信であることを検出すると、
212 で切替回路3をB側に切替える。次に213 で速度変
換回路15の動作を開始する(無線区間の速度が32kbpsで
あり、データ端末装置の速度が19.2kbpsである場合、速
度変換回路15はV.110 変換則で19.2kbpsから32kbpsに速
度変換する)。
【0025】次に、音声とデータ通信との切替えの手順
を説明する。基地局においては、制御部20が、回線制御
局11からの制御情報により切替回路8及び10に切替えの
指示を行うと共に無線区間にその旨の情報を付加する。
移動局においては、制御部19が無線信号から前記情報を
取り出し切替回路3の切替えの指示を行う。
【0026】なお、通信速度として19.2kbpsのみを説明
したが、V.110 変換則を用いて 300、 600、1200、240
0、4800、9600bps 等の同期通信、非同期通信が可能で
ある。また、非同期通信に限れば、無線区間でスタート
ビットとストップビットとを伝送しないようにすること
により、38.4kbpsの通信が可能である。
【0027】図4には、移動局のデータ端末装置とホス
ト局のデータ端末装置との間の信号を中継するブロック
の概略(a)を示し、その上段にそれぞれの機能(b)
を示す。次に図4を用いて、移動局のデータ端末装置と
ホスト局のデータ端末装置との通信プログラムの機能構
造を説明する。
【0028】移動局のデータ端末装置は物理層301 、誤
り制御機能を有する下位層302 及び高機能処理を行う高
位層303 に大別される。同様に、ホスト局のデータ端末
装置は物理層304 、誤り制御機能を有する下位層305 及
び高機能処理を行う高位層306 に大別される。物理層30
1 及び304 はシリアル端子との物理的接続を行い、下位
層からの信号を、移動局においては速度変換回路15に転
送し、ホスト局においてはターミナルアダプタ17に転送
すると同時に逆方向即ちシリアル端子からの信号を下位
層に転送する機能を有する。
【0029】下位層302 及び305 は互いに通信相手の下
位層との信号の送受信における誤りを検出して再送制御
等を行う機能を有し、これにより高品質の通信を実現す
る。具体的には、物理層から信号を受取り、その中に含
まれる誤り制御信号を復号し、誤りがない場合は制御信
号を取り除いた信号を高位層に送信し、誤りがある場合
は物理層に再送要求信号を送出する。また、物理層から
の再送要求信号が受信された場合は物理層に信号を再送
する。一方、高位層303 及び306 からの信号に対して誤
り制御のための信号を付加して物理層に転送する機能を
有する。
【0030】高位層303 及び306 は下位層からの信号を
受信しユーザーに情報を表示し、ユーザーからのキーボ
ード情報を下位層に転送する機能を有する。以上のよう
な高位、中位及び低位の各層の機能により移動局とホス
ト局とでデータ通信が実現されるが、この実施例では移
動局と基地局との間の無線回線で生じた信号の誤りは、
移動局とホスト局とのデータ端末装置の通信プログラム
の下位層の誤り制御機能が処理している。
【0031】図4の方法においては、無線通信回線での
信号誤り制御機能を付加することなく、通常の有線LA
N用等の誤り制御機能を有するプログラム、例えば下位
層にTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol )をシリアル接続するSLIP(IP over Sirial
Line )又はPPP (Point-to-Point Protocol )という
プロトコルを使用することにより、SLIP又はPPP とTCP
とで実現される信号誤り制御を利用でき、通常のイーサ
ネットで使用されているTCP/IP上で使用できる高位層の
プログラム、例えばテルネット等を利用することがで
き、高品質な通信を容易に実現できるという利点を有す
る。
【0032】なお、この実施例においては、回線制御局
は複数の基地局を統括制御する機能を有することとされ
ているが、この回線制御局がなくても本発明は実施でき
ることは勿論である。
【0033】次に、図5を用いて、非同期38.4kbpsの移
動データ通信を行う場合を説明する。ISDNで用いら
れる600bps〜19.2kbpsのデータ端末装置用の信号を64kb
psに変換するには2段階速度変換法が採用され、先ず60
0bps〜19.2kbpsの信号をV.110 変換則で32kbpsの中間速
度に変換した後、I.460 変換則で64kbpsに変換する。し
かし、この方法では中間速度が32kbpsの場合には19.2kb
psしか伝送できなかった。この実施例は、無線区間の伝
送路の中間速度が32kbpsの場合に非同期38.4kbpsの移動
データ通信を行う例である。
【0034】移動局のデータ端末装置からの信号(非同
期38.4kbps)は速度変換回路15(図1)により、スター
トビットとストップビットが除かれたデータビット(8
ビット)に同期用の信号が付加され、32kbpsの信号とし
て伝送される。この時、38.4kbps×8/10=30.72kbps で
あるから、32kbpsの伝送路には残りの1.28kbps分の同期
用の信号を追加することができる。言い換えると、1.28
kbps分は1.28÷32=0.04であるから、データ96ビット
に4ビットの同期用の信号を付加することができる。
【0035】図5を参照すると、(a)は上記のデータ
96ビットに4ビットの同期用の信号を付加する場合で
あり、その外に、(b)のようにデータ48ビットに2
ビットの同期用の信号を付加する場合、(c)のように
データ24ビットに1ビットの同期用の信号を付加する
場合等も考えられる。
【0036】基地局では受信した信号(32kbps)は速度
変換回路16でI.460 変換則により64kbpsに変換され、回
線制御局11に転送される。このようにすれば、32kbpsの
伝送路を用いて非同期38.4kbpsの伝送を行うことができ
る。また、同様の変換方法により、16kbpsの伝送路で1
9.2kbpsの伝送を、8kbps の伝送路で9.6kbps の伝送
を、4kbps の伝送路で4.8kbps の伝送を、2kbps の伝送
路で2.4kbps の伝送を、1kbps の伝送路で1.2kbps の伝
送を、500bpsの伝送路で600kbps の伝送を、それぞれ行
うことができる。
【0037】次に、図6を用いて移動局の他の構成例を
説明する。図6において、移動機401 には送受話器1、
コーディック2、切替回路3、無線機4、アンテナ5、
速度変換回路15、制御部19が具えられている。移動機40
1とデータ端末装置14とは速度変換回路15を介して接続
される。これらの間のインタフェースにはRS232Cに準拠
するシリアル信号を採用すれば汎用性が大きい。このよ
うにすれば、データ端末装置としてパーソナルコンピュ
ータ等の汎用機器を利用することができる。
【0038】次に、図7を用いて移動局の更に他の構成
例を説明する。図7において、移動機402 には送受話器
1、コーディック2、切替回路3、無線機4、アンテナ
5、制御部19が具えられている。データ端末装置14には
速度変換回路15が拡張スロットに内蔵されている。この
拡張スロットは、パーソナルコンピュータ用のモデム用
スロット或いはPCMCIA(Personal Computer Memory Car
d International Association )が標準化したスロット
等を用いることができる。このようにすれば、本発明の
実施のために汎用のパーソナルコンピュータを利用する
ことができ、移動機を小形化することも可能になる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような優れた効果を奏する。 (1) ISDN網を介して通信を行うため、高速なディジ
タル通信を安定に行うことができ、且つ制御遅延の少な
い方法を提供することができる。 (2) 音声通信用として設計された移動局、基地局及び回
線制御局に僅かな改造を施すだけで、ISDN網及びホ
スト側は何等変更することなしに高速ディジタル通信網
を実現できる。 (3) LANにアクセスする場合は、LAN用に開発され
た通信プロトコルを利用して誤り制御を行うことが可能
なため、無線区間での誤り制御を行うことなく、高信頼
性の通信を実現でき、且つLANを経由してインターネ
ットへのアクセスが容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例において移動局側から発呼する場
合の手順を示すフローチャートである。
【図3】図1の実施例において通信網の端末装置側から
発呼する場合の手順を示すフローチャートである。
【図4】移動局のデータ端末装置とホスト局のデータ端
末装置との通信プログラムの機能構造を説明する図であ
る。
【図5】信号のビット構成を説明する図である。
【図6】移動局の他の構成例を示すブロック図である。
【図7】移動局の更に他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】従来の移動通信方式を説明する図である。
【符号の説明】
a 移動局 b 基地局 1 送受話器 2、9 コーディック 3、8、10 切替回路 4、7 無線機 5、6 アンテナ 11 回線制御局 12 ISDN網 13 ディジタル電話機 14、18 データ端末装置 15、16 速度変換回路 17 ターミナルアダプタ 19、20 制御部 401、402 移動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−164490(JP,A) 特開 平5−218984(JP,A) 特開 平7−193863(JP,A) 特開 平5−22475(JP,A) 特開 平3−141733(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 H04B 7/26 H04L 12/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局と移動局との間でディジタル無線通
    信を行い、基地局からISDN網を経由して接続された
    データ端末装置と移動局に接続されたデータ端末装置と
    がデータ通信を行う移動データ通信方法において、 移動局においてはデータ端末装置からの速度と無線区間
    の速度との間の変換を行い、基地局においてはI.46
    0変換則により無線区間の速度とISDNの速度との間
    の変換を行い、ホスト局のターミナルアダプタにおいて
    はISDNの速度と無線区間の速度との間の変換及び無
    線区間の速度と移動局のデータ通信端末の速度との間の
    変換を行い移動局からの発呼により移動局とホスト局とがデータ通
    信を行う場合は、移動局において音声信号用のコーディ
    ックからデータ通信用の速度変換回路に切替え、且つそ
    の信号形式情報を移動局から基地局に転送し、基地局に
    おいてはこの情報に基づいて音声信号用のコーディック
    からデータ通信用の速度変換回路に切替え、且つその信
    号形式情報をISDN網を経由してホスト局に転送する
    ことを特徴とする移動データ通信方法。
  2. 【請求項2】基地局と移動局との間でディジタル無線通
    信を行い、基地局からISDN網を経由して接続された
    データ端末装置と移動局に接続されたデータ端末装置と
    がデータ通信を行う移動データ通信方法において、 移動局においてはデータ端末装置からの速度と無線区間
    の速度との間の変換を行い、基地局においてはI.46
    0変換則により無線区間の速度とISDNの速度との間
    の変換を行い、ホスト局のターミナルアダプタにおいて
    はISDNの速度と無線区間の速度との間の変換及び無
    線区間の速度と移動局のデータ通信端末の速度との間の
    変換を行い、 ホスト局からの発呼によりホスト局と移動局とがデータ
    通信を行う場合は、ホスト局はそのデータとその信号形
    式情報をISDN網を経由して基地局に転送し、基地局
    において音声信号用のコーディックからデータ通信用の
    速度変換回路に切替え、且つその信号形式情報を移動局
    に転送し、移動局においてはこの情報に基づいて音声信
    号用のコーディックからデータ通信用の速度変換回路に
    切替えることを特徴とする移動データ通信方法。
  3. 【請求項3】基地局と移動局との間でディジタル無線通
    信を行い、基地局からISDN網を経由して接続された
    データ端末装置と移動局に接続されたデータ端末装置と
    がデータ通信を行う移動データ通信方法において、 移動局においてはデータ端末装置からの速度と無線区間
    の速度との間の変換を行い、基地局においてはI.46
    0変換則により無線区間の速度とISDNの速度との間
    の変換を行い、ホスト局のターミナルアダプタにおいて
    はISDNの速度と無線区間の速度との間の変換及び無
    線区間の速度と移動局のデータ通信端末の速度との間の
    変換を行い、 移動局と基地局との無線区間で発生した信号誤りに対し
    ては、移動局と基地局との間では誤り制御を行わず、移
    動局のデータ端末装置で動作しているプログラムとホス
    ト局のデータ端末装置で動作しているプログラムとの間
    で信号の誤りを検出して誤り制御を行うことを特徴と
    る移動データ通信方法。
JP02916095A 1995-02-17 1995-02-17 移動データ通信方法 Expired - Lifetime JP3148800B2 (ja)

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