JP3148797B2 - パルス信号検出回路 - Google Patents

パルス信号検出回路

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寛治 柴谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧信号検出用のパルス
信号検出回路に関し、特に、直流電圧に重畳されたパル
スの電圧変化を検出するパルス信号検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、AM変調されたデータの受信回
路の包絡線検波後の出力からデジタル信号を検出する場
合に用いられるコンパレータを用いたレベル検出回路の
例である。この例ではアンテナ11で受信された信号は
RFアンプ12で増幅され、ミキサ13で復調波と混合
され復調された後、増幅器とクリスタルからなる共振器
14で復調され、さらに増幅された後包絡線検波器16
で検波されコンパレータ17で基準電圧VREF と比較さ
れ、データ信号が検出される。コンパレータ17の出力
はAGC信号部18を経由してRFアンプ12にも帰還
され、回路での信号の飽和を防止するように働く。
【0003】このような回路は例えばポケットベルのペ
ージヤ、自動車のキーレスエントリ、駅やスキー場等で
のゲート通過時のID認識等に用いることができる。ま
た類似の回路は容量性の検出器を用いた非接触センサー
などでも用いられる。また、信号の媒体は、電波、電磁
波、光等が考えられる。
【0004】この様なパルスデータの検出回路では、変
調度、受信レベルの大小、雑音の大小など信号の受信状
態によって、データの検出能力が異なってくる。
【0005】図8は受信波形からデータ信号を検出する
経緯での波形を示したものである。図8(a)のような
受信波形を、包絡線検波した結果が図8(b)のようで
あったとしよう。この検波波形は受信状態によってその
“Hi”、“Lo”レベルが変動したり、ノドの深さが
変わったりする。従って、単に一定レベルの基準電圧V
REF との比較を行うようなコンパレータでは正確な検出
が出来ず、データ受信の誤りを引き起こす。
【0006】この様な問題を解決する方法として、図9
に示すような回路を用いて、包絡線検波出力とそれを積
分した出力とを比較することによって、立ち下がりエッ
ジを検出する方法がある。
【0007】図10がこの回路の各部の波形で、抵抗R
a とコンデンサCa とオペアンプ20で構成される積分
回路20の出力波形 図10(b)と、この回路の入力
である包絡線検波出力 図10(a)をコンパレータ2
1で比較したコンパレータ21の出力波形が図10
(c)である。
【0008】この方法では包絡線検波出力図10(a)
の直流成分の変動は積分波形図10(b)で補償でき
る。しかし、この方法では立ち下がり期間(パルス幅)
L が短い場合には図10中のΔVが小さいのでコンパ
レータ21のオーバドライブ量が確保できないため、コ
ンパレータ21の出力図10(c)が大巾に時間遅れt
d を引き起こすという問題がある。また抵抗Ra やコン
デンサCa の精度と温度特性によって積分特性が変化
し、時間遅れtd が変化したりや出力波形図10(c)
の立ち下がり期間(パルス幅)t´L が変化してしま
う。
【0009】さらに入力される包絡線検波出力図10
(a)の“Lo”レベルが0.5V程度と低い場合に
は、通常のオペアンプの最少入力感度が0.7V程度で
あること−から、この方式は使用できない。勿論、オペ
アンプに0Vが入力可能な単電源オペアンプを用いれば
解決できるが、単電源オペアンプは汎用オペアンプより
もトランジスタ数が多く消費電流が大きいという問題が
あり、携帯用機器へ用いるのには適していない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
パルス信号検出回路では直流成分の変動や、変調度、受
信レベル、雑音の大小などによって、データの検出能力
が変動すると言う問題があった。これを避けるため、積
分回路を用いた方法をとると、パルス幅によって動作が
制約されるなどの現象が起きてしまう。また“Lo”レ
ベルが低すぎる場合にも誤動作を発生する虞があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、変動する直流レベル信号上にハイレベル
とローレベルとの差が一定しないパルス信号が重畳され
た入力信号から当該パルス信号を検出するパルス信号検
出回路において、スイッチングトランジスタ(Q1)
と、前記スイッチングトランジスタ(Q1)のベースバ
イアス電源である第1の電源(V3)と、前記入力信号
の入力端と前記スイッチングトランジスタ(Q1)のエ
ミッタとの間に接続される容量(C1)と、第1の電流
源(I1)によって駆動され、電流ミラーのダイオード
側(Q5)を電流ミラー入力とし、その対応するトラン
ジスタ(Q4)のコレクタを第1の電流ミラー出力と
し、この第1の電流ミラー出力を前記容量(C1)およ
び前記スイッチングトランジスタ(Q1)のエミッタに
接続し、当該電流ミラーを擬似的な高抵抗として前記ス
イッチングトランジスタ(Q1)のエミッタ電流を常時
小さく制限して前記スイッチングトランジスタ(Q1)
のベース・エミッタ間の電圧を当該スイッチングトラン
ジスタ(Q1)がオフとなる動作点近傍に設定し、前記
入力信号のパルス高が当該スイッチングトランジスタ
(Q1)の飽和状態のベース・エミッタ間の電圧より低
い電圧の振幅のパルス信号をも取り出し、かつ、当該電
流ミラーを擬似的な高抵抗として前記入力信号の変化に
伴う充電電流を制限して前記パルス信号のハイレベルの
時間を長く維持する第1の電流ミラー回路と、第2の電
流源(I2)によって駆動され、電流ミラーのダイオー
ド側(Q3)を電流ミラー入力とし、その対応するトラ
ンジスタ(Q2)のコレクタを第2の電流ミラー出力と
し、この第2の電流ミラー出力を前記スイッチングトラ
ンジスタ(Q1)を介して前記容量(C1)に接続し、
当該電流ミラーを擬似的な高抵抗として前記容量(C
1)の放電電流を制限して前記パルス信号のローレベル
の時間を長く維持する第2の電流ミラー回路と、回路全
体の第2の電源(V2)とを具備し、前記入力信号の電
圧変化と前記容量(C1)に予め充電されていた初期電
圧によって前記スイッチングトランジスタ(Q1)のベ
ース・エミッタ間の電圧を変化させて該スイッチングト
ランジスタ(Q1)をオン、オフし、このオン、オフに
伴う当該スイッチングトランジスタのコレクタと接地と
の間で検出される電圧を前記パルス信号として検出する
ことを特徴とする。
【0012】さらに、前記スイッチングトランジスタの
ベース・エミッタ間電圧の温度特性と、前記スイッチン
グトランジスタのベースバイアス電源の温度特性を一致
させたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、コンデンサを通したパルスで
スイッチングトランジスタを直接スイッチングさせて、
パルス波形を整形再現する。このため、直流レベル信号
上にハイレベルとローレベルの差が一定しないパルス信
号が重畳されたような入力信号から、直流レベル、パル
スレベルに左右されず、正確にパルス信号を再生するこ
とができる。また回路構成も簡単で、低電圧電源で動作
可能に構成であるため、小形で携帯用の機器にも利用で
きる構成が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかるパルス信号検出回路を
添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の包絡線検波出力
のパルス信号検出回路である。この回路は入力信号の
“Hi”レベルと“Lo”レベルのレベル差がある一定
値(例えば300mV)以上あればそのレベルを検出す
ることを目的としている。
【0016】図1の回路はnpnトランジスタQ1と2
個のpnpトランジスタQ2、Q3で構成される第1の
電流ミラー回路と2個のnpnトランジスタQ4、Q5
で構成される第2の電流ミラー回路と抵抗R1〜3、コ
ンデンサC1、2つの電流源I1 、I2 および2つの電
圧源V2 、V3 で構成されている。定数としては、抵抗
R1 が100kΩ、R2 が5kΩ、R3 が5kΩ、C1
は10μF、I1 、I2 が1μA程度、V2 が2〜5
V、V3 が1V程度の値である。
【0017】この回路の各部波形を図2に示す。またこ
の回路の動作を説明するフローチャートを図3に示す。
この図1、図2、図3にそって回路の動作を説明する。
【0018】入力V1として図2(a)に示すような信
号が入力されるものとする。この波形の直流成分Vdcin
は、2〜5V程度の電源電圧V2=Vccに対して0.5
Vから1.5Vぐらいまで変動することがあるものと
し、パルス波高Vpは小さい時は0.3V程度であると
する。
【0019】図2の(イ)の期間は初期モード期間に当
たり直流成分Vdcinが一定期間入力に与えられ、これに
よりコンデンサC1 は充電される(図3、100)。こ
の時トランジスタQ1 はオンであり、図1の(a)点の
電圧はV(a) は V(a) =V3 −Vbe=V(a)1 となる(図3、101)。但しVbeはトランジスタQ1
のオン時のベース−エミッタ間電圧である。
【0020】次に図2の(ロ)の期間にはいると入力V
1 がパルス波高Vp 分立ち上がる。これによりコンデン
サC1 がさらにVdcin+Vp に近い電圧までトランジス
タQ4 を流れる充電電流I1'で充電される(図3、10
2)。電圧V(a) は一旦 V(a) =V(a)1+Vp =V(a)2 まで上昇する。これによってトランジスタQ1 のベース
−エミッタ間電圧は、ベース電圧がV3 と固定された電
圧でエミッタ電圧V(a) が高くなるため、相対的に低く
なり、トランジスタQ1 はオフになる。これで図1の
(b)点の電圧であり、出力電圧であるV(b) はVcc=
V2 に近くなり“Hi”レベルになる。コンデンサC1
が充電し切るまでの間、電圧V(a) は一旦V(a)2になっ
た後、徐々に低下する。しかし、このことが問題になら
ないようにコンデンサC1 の容量と充電電流を選んでコ
ンデンサC1 の充電時間がパルスの周波数に比べて充分
長くなるようにすることができる。
【0021】次に図2の(ハ)の期間に入ると入力V1
は(ロ)の期間よりもパルス波高Vp分立ち下がる。こ
れにより、図1の(a)点の電圧V(a)は、 V(a)=V(a)2−Vp となりトランジスタQ1は再びオンとなる。トランジス
タQ1がオンになると出力電圧であるV(b)は、回路の
オン電流I2'による抵抗R1での電圧降下分低くなり、
出力電圧V(b)は、“Lo”レベルになる。図2で
(b)は、このようなV(a)の変化の様子と、(d)
は、出力電圧V(b)の変化の様子を示している。また、
(c)は、コンデンサC1を流れる電流の変化の様子を
示したものである。
【0022】図4および図5はSPICEシミュレーシ
ョンの結果を示したもので、Vcc=2.5V、V3 =
1.0Vとし、入力波形V1 を与えたときの出力波形V
(b) と(a)点の電圧V(a) およびコンデンサC1 の充
電電流iC1の変化の様子を求めたものである。各シミュ
レーション波形は図2の波形とほぼ一致しており、入力
波形V1 で0.3V程度のパルスのレベル差が出力電圧
V(b) では2V近くのパルスとなって安定に出力される
事が分かる。
【0023】このように本発明では入力信号V1 のパル
ス波高値の差だけを取り出してトランジスタQ1 をスイ
ッチさせ、入力信号パルスに合わせた出力電圧V(b) を
所定のレベルで取り出す事ができる。
【0024】この発明の回路ではトランジスタQ1 のス
イッチングに拘るトランジスタQ1のオン時のベース−
エミッタ間電圧Vbeが重要な役割を持っている。またト
ランジスタQ1 のベース電圧V3 の温度特性とVbeの温
度特性は同じでなくてはならない。しかし、それ以外の
コンデンサC1 の容量や充電電流I1'や回路のオン電流
I2'の値については精度や温度特性の要求はさほど厳し
くなくても良い。
【0025】図6はトランジスタQ1 のVbeの温度特性
と同様な温度特性を持つトランジスタQ1 のベース電圧
V3 用の電源を、トランジスタQ1 と同じ特性のトラン
ジスタQ4 をダイオード接続することで構成した例であ
る。図で I3 は10μA、R4 は30kΩ程度の値が
用いられる。
【0026】さらに、この回路で回路のオン電流I2'を
構成する回路の定数の設定が重要である。入力V1 が
“Hi”レベルから“Lo”レベルへ立ち下がった時、
トランジスタQ1 はオフからオンになるが、その時、電
源V2 から抵抗R1 、トランジスタQ1 、コンデンサC
1 へと突入電流Irush(図2(c))が流れ、コンデン
サC1 にプリチャージした電荷を放電しきってしまうこ
とが起きる。また、この突入電流Irush後の電流の持続
が大きいとやはりコンデンサC1 のプリチャージ電荷を
放電しきってしまう。この電流を小さくするためにこの
回路では、トランジスタQ1 のコレクタにpnpトラン
ジスタQ2 を使ったカレントミラー回路による負荷を設
けると共に、このpnpトランジスタQ2 のエミッタ抵
抗R1を比較的高抵抗(100kΩ程度)にしている。
【0027】以上の実施例では入力信号である包絡線検
波出力の“Hi”レベルと“Lo”レベルの差のみを直
接検出している。従って波形積分などを伴う従来方式と
比べて入力パルスのデューティ比等には影響を受けず、
検出回路内での遅れも小さく遅れ量は常に一定である。
【0028】さらに積分回路を使う方式では積分回路の
時定数の精度で回路の検出誤差が大きく左右されるのに
比べ、本発明ではトランジスタQ1 のベース−エミッタ
間電圧Vbeの温度特性とベース電圧V3 の温度特性を一
致させれば、素子の精度や温度特性にはほとんど影響を
受けない。
【0029】本発明では最初コンデンサC1 をプリチャ
ージしておく必要があるが、その後は容量結合によって
パルス信号が入力されトランジスタQ1 をスイッチング
する形式なので、パルス幅が正確に伝達され、また入力
信号の“Lo”レベルの直流レベルの電圧値に対しては
何の制限もなく、0.5Vでも1.5Vでも差し支えな
い。従って従来の場合は検出困難であった0.5Vなど
いう低い値でも問題はない。
【0030】更に回路が簡単で、素子数が従来のものに
比べて格段に少ないので、小型で消費電力が少なく、廉
価であり、素子数の少ない分だけ信頼性が高い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、コンデ
ンサを通したパルスでスイッチングトランジスタを直接
スイッチングさせて、パルス波形を再現するようにして
いる。このため、入力パルスのパルス幅に影響されずに
パルスが再生できる。また、パルスの入力レベルの絶対
値にも影響されない。
【0032】さらに、スイッチングトランジスタと同じ
温度特性をベースバイアス電源に持たせているので、素
子そのもののの精度や温度特性には余り影響されない。
このため、回路の素子数を少なくでき、また電源も低い
電圧のもので充分である。
【0033】したがって、直流レベル信号上にハイレベ
ルとローレベルの差が一定しないパルス信号が重畳され
たような入力信号から、直流レベル、パルスレベルに左
右されず、正確にパルス信号を再生することができる。
また回路構成も簡単で、低電圧電源で動作可能に構成で
あるため、小形で携帯用の機器にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】図1に示す実施例の各部の波形図。
【図3】図1に示す実施例での処理の概要を示すフロー
チャート。
【図4】図1に示す実施例のSPICEシミュレーショ
ンによる各部波形の表示結果(その1−回路入力信号と
回路出力信号)。
【図5】図1に示す実施例のSPICEシミュレーショ
ンによる各部波形の表示結果(その2−a点電圧とコン
デンサ電流)。
【図6】図1に示す実施例で用いられるトランジスタベ
ース電源の一実施例。
【図7】データ通信受信回路の従来例の回路ブロック
図。
【図8】図7の従来例の各部波形図。
【図9】データ通信受信回路の検波回路の他の実施例。
【図10】図9の従来例での各部波形図。
【符号の説明】
11 アンテナ 12 RF増幅器 13 ミキサー 14 共振器 15 増幅器 16 包絡線検波器 17、21 コンパレータ 18 AGC信号部 20 オペアンプ I1 〜I3 電流源 Q1 〜Q6 トランジスタ R1 〜R4 、Ra 〜Rc 抵抗 V1 〜V3 電源

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変動する直流レベル信号上にハイレベル
    とローレベルとの差が一定しないパルス信号が重畳され
    た入力信号から当該パルス信号を検出するパルス信号検
    出回路において、 スイッチングトランジスタ(Q1)と、 前記スイッチングトランジスタ(Q1)のベースバイア
    ス電源である第1の電源(V3)と、 前記入力信号の入力端と前記スイッチングトランジスタ
    (Q1)のエミッタとの間に接続される容量(C1)
    と、 第1の電流源(I1)によって駆動され、電流ミラーの
    ダイオード側(Q5)を電流ミラー入力とし、その対応
    するトランジスタ(Q4)のコレクタを第1の電流ミラ
    ー出力とし、この第1の電流ミラー出力を前記容量(C
    1)および前記スイッチングトランジスタ(Q1)のエ
    ミッタに接続し、当該電流ミラーを擬似的な高抵抗とし
    て前記スイッチングトランジスタ(Q1)のエミッタ電
    流を常時小さく制限して前記スイッチングトランジスタ
    (Q1)のベース・エミッタ間の電圧を当該スイッチン
    グトランジスタ(Q1)がオフとなる動作点近傍に設定
    し、前記入力信号のパルス高が当該スイッチングトラン
    ジスタ(Q1)の飽和状態のベース・エミッタ間の電圧
    より低い電圧の振幅のパルス信号をも取り出し、かつ、
    当該電流ミラーを擬似的な高抵抗として前記入力信号の
    変化に伴う充電電流を制限して前記パルス信号のハイレ
    ベルの時間を長く維持する第1の電流ミラー回路と、 第2の電流源(I2)によって駆動され、電流ミラーの
    ダイオード側(Q3)を電流ミラー入力とし、その対応
    するトランジスタ(Q2)のコレクタを第2の電流ミラ
    ー出力とし、この第2の電流ミラー出力を前記スイッチ
    ングトランジスタ(Q1)を介して前記容量(C1)に
    接続し、当該電流ミラーを擬似的な高抵抗として前記容
    量(C1)の放電電流を制限して前記パルス信号のロー
    レベルの時間を長く維持する第2の電流ミラー回路と、 回路全体の第2の電源(V2)とを具備し、前記入力信
    号の電圧変化と前記容量(C1)に予め充電されていた
    初期電圧によって前記スイッチングトランジスタ(Q
    1)のベース・エミッタ間の電圧を変化させて該スイッ
    チングトランジスタ(Q1)をオン、オフし、このオ
    ン、オフに伴う当該スイッチングトランジスタのコレク
    タと接地との間で検出される電圧を前記パルス信号とし
    て検出することを特徴とするパルス信号検出回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチングトランジスタ(Q1)
    のベース・エミッタ間の電圧の温度特性と、前記スイッ
    チングトランジスタ(Q1)のベースバイアス電源であ
    る前記第1の電源(V1)の温度特性とを一致させたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のパルス信号検出回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007119720A1 (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Dia-Nitrix Co., Ltd. 汚泥または廃水の処理方法

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WO2007119720A1 (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Dia-Nitrix Co., Ltd. 汚泥または廃水の処理方法

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