JP3148678U - 取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】基底枠を有するケーシングの分解が容易で迅速に行なえると同時に組立と保守の利便性を向上するケーシング構造を提供する。【解決手段】ケーシング及び基底枠20を含む。このケーシングは、底板11、壁板12、及び底板11上に配置された取り付け金具13を含む。この取り付け金具13上に上部ストッパー134が直立する。基底枠20の壁板に乗る配置用に基底枠20は枠板を有する。この基底枠20はまた、上部ストッパー134に対応する取り付け板を用いて配置される。この取り付け板は、回転可能な押圧作動部材を有する。この押圧作動部材が回転し上部ストッパー134に押し付けられるとき、基底枠20は押し上げられケーシングから取り外される。【選択図】図1
Description
本考案は取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造に関し、より詳細には拡張カードに応用可能な取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造に関する。
近年、インターネット利用者の数は毎年急速に増加している。
顧客が直接出向くことなく企業の製品及び特徴を知ることができ、それによって無限のビジネス機会が企業にもたらされることを求めて、企業及びその他機関は自らのウエブサイト及びサーバーを次々と開設している。
顧客が直接出向くことなく企業の製品及び特徴を知ることができ、それによって無限のビジネス機会が企業にもたらされることを求めて、企業及びその他機関は自らのウエブサイト及びサーバーを次々と開設している。
現在は、一般的なサーバーには主基板が備わり、この主基板にユーザーの特有の要望に従って特有の機能を遂行するために1枚以上の拡張カードが差し込まれている。
例えば、ネットワークカードがサーバーの主基板に取りつけられてサーバーはウェブページサーバーとして機能する。
ウェブページサーバーがクライアントからインストラクション要求を受けた後、ウェブサイトサーバーはクライアントプログラムによって送られたインストラクションに応答する。
例えば、ネットワークカードがサーバーの主基板に取りつけられてサーバーはウェブページサーバーとして機能する。
ウェブページサーバーがクライアントからインストラクション要求を受けた後、ウェブサイトサーバーはクライアントプログラムによって送られたインストラクションに応答する。
サーバーのコストが増大し利用可能なスペースが減少するにつれて、サーバーによって占有されるスペースを最小にするために、ラックマウント型サーバーと呼ばれる大部分のサーバーが大抵は使用に際してキャビネットに一律に配置される。
さらにサーバーは、国際標準によって設計されているために、平面寸法は一律であり、それゆえサーバーは他の機器を都合よく接続、又は管理することができる。
さらにサーバーは、国際標準によって設計されているために、平面寸法は一律であり、それゆえサーバーは他の機器を都合よく接続、又は管理することができる。
サーバーは高さに基づいて、1U(1U=1.75インチ=44.45ミリメートル)サーバー、2Uサーバー、及び、3Uサーバーといった種々の仕様に分類される。
しかし、ラックのスペース及び現在のテクノロジーの状況によって制約され、1Uサーバーがいまだに市場の主流である。
それゆえ、通常のパーソナルコンピュータにおける場合と同じように、拡張カードはサーバーの主基板に容易には差し込んだり引き抜いたりすることができない。
しかし、ラックのスペース及び現在のテクノロジーの状況によって制約され、1Uサーバーがいまだに市場の主流である。
それゆえ、通常のパーソナルコンピュータにおける場合と同じように、拡張カードはサーバーの主基板に容易には差し込んだり引き抜いたりすることができない。
サーバーの主基板上に拡張カードを装着する従来の方法は、拡張カードが主基板の接続ポートに挿入されるように両手を使って拡張カードモジュールの両面に同時に力を加えた後、拡張カードモジュールを電子装置にネジで取付けることである。
拡張カードを抜く必要があるときは、最初にネジをはずしてから、拡張カードモジュールに力をかけて拡張カードモジュールを抜き出す。
従来の別の装着方法は、始めに取り付けモジュールの下に拡張カードを取り付けることである。
取り付けモジュールはスーツケース様の形で上部側にハンドルが備わる。拡張カードを接続ポートに挿入又は接続ポートから引き出す必要があるときは、ハンドルに力をかけて拡張カードを挿入または引き出しを行う。
拡張カードを抜く必要があるときは、最初にネジをはずしてから、拡張カードモジュールに力をかけて拡張カードモジュールを抜き出す。
従来の別の装着方法は、始めに取り付けモジュールの下に拡張カードを取り付けることである。
取り付けモジュールはスーツケース様の形で上部側にハンドルが備わる。拡張カードを接続ポートに挿入又は接続ポートから引き出す必要があるときは、ハンドルに力をかけて拡張カードを挿入または引き出しを行う。
しかし、従来技術は次のような問題を有する。
拡張カードモジュールを引き出す必要があるときに、ユーザーによって不均一な力がかけるために、拡張カードモジュールの一方の端に相対的に大きな力がかかり、反対側端には相対的に小さな力しかかからないために、相対的に大きな力がかかる方の端が最初に接続ポートから引き出される場合がある。
このように、拡張カードは接続ポートから完全に水平な方向ではなく傾いではずされるか、あるいはユーザーが主基板に垂直な力ではなくむしろ横方向の力をかけ、このどちらの場合とも拡張カードのゴールデンフィンガーと接続ポートとの異常な接触をもたらすことになって、主基板に装着された後にゴールデンフィンガーが損傷したり、拡張カードが異常動作する結果を招く。
さらに、拡張カードモジュールが装着されるとき、拡張カードモジュールを電子機器に取付けるために追加のネジが必要になることで、分解、組み立て、及び保守の利便性が損なわれてしまう。
拡張カードモジュールを引き出す必要があるときに、ユーザーによって不均一な力がかけるために、拡張カードモジュールの一方の端に相対的に大きな力がかかり、反対側端には相対的に小さな力しかかからないために、相対的に大きな力がかかる方の端が最初に接続ポートから引き出される場合がある。
このように、拡張カードは接続ポートから完全に水平な方向ではなく傾いではずされるか、あるいはユーザーが主基板に垂直な力ではなくむしろ横方向の力をかけ、このどちらの場合とも拡張カードのゴールデンフィンガーと接続ポートとの異常な接触をもたらすことになって、主基板に装着された後にゴールデンフィンガーが損傷したり、拡張カードが異常動作する結果を招く。
さらに、拡張カードモジュールが装着されるとき、拡張カードモジュールを電子機器に取付けるために追加のネジが必要になることで、分解、組み立て、及び保守の利便性が損なわれてしまう。
従来の拡張カードモジュールに関しては、拡張カードが接続ポートに挿入されるか、又は引き出されるとき、不適切な操作により拡張カードのゴールデンフィンガーが損傷されやすく、拡張カードの異常動作を招く。
さらに、拡張カードを電子機器に取付けるためにネジが必要であり、分解、組み立て、及び保守のスピードが遅くなってしまう。
さらに、拡張カードを電子機器に取付けるためにネジが必要であり、分解、組み立て、及び保守のスピードが遅くなってしまう。
従って、本考案は取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造を対象としている。ケーシング構造はケーシング本体と基底枠からなる。
ケーシング本体は底板、複数の壁板、及び取り付け金具を含む。
壁板は底板の周囲に直立して収容スペースを形成する。
取り付け金具は底板に配置されて上部ストッパーが取り付け金具に直立する。
基底枠には壁板に乗って配置される枠板が備えられる。
基底枠は上部ストッパーに対応する位置で取り付け板が備えられる。
押圧作動部材は取り付け板上で回転する。押圧作動部材は取り付け板に関して回転でき、一方の端に付勢部が備えられる。
押圧作動部材が収納位置にあるときには、付勢部と上部ストッパーの間に間隔が存在する。
押圧作動部材が取り外し位置にあるときは、付勢部は上部ストッパーに押し付けられて基底枠をある間隔だけ押し上げる。
ケーシング本体は底板、複数の壁板、及び取り付け金具を含む。
壁板は底板の周囲に直立して収容スペースを形成する。
取り付け金具は底板に配置されて上部ストッパーが取り付け金具に直立する。
基底枠には壁板に乗って配置される枠板が備えられる。
基底枠は上部ストッパーに対応する位置で取り付け板が備えられる。
押圧作動部材は取り付け板上で回転する。押圧作動部材は取り付け板に関して回転でき、一方の端に付勢部が備えられる。
押圧作動部材が収納位置にあるときには、付勢部と上部ストッパーの間に間隔が存在する。
押圧作動部材が取り外し位置にあるときは、付勢部は上部ストッパーに押し付けられて基底枠をある間隔だけ押し上げる。
本考案の取り外し可能な基底枠をもつケーシング構造の顕著な効果は、取り付け金具が底板に配置され、上部ストッパーが取り付け金具上に直立し、取り付け板が相対的に上部ストッパーの上に配置されている点にある。
押圧作動部材が回転するとき、付勢部は上部ストッパーに押し付けられるため、取り付け板は取り付け金具に関してずれることにより基底枠がケーシング本体から離れる。
それゆえ、ネジ留めが省略できることで分解が容易で速くなると同時に組み立てと保守の利便性が向上する。
押圧作動部材が回転するとき、付勢部は上部ストッパーに押し付けられるため、取り付け板は取り付け金具に関してずれることにより基底枠がケーシング本体から離れる。
それゆえ、ネジ留めが省略できることで分解が容易で速くなると同時に組み立てと保守の利便性が向上する。
本考案は、本明細書の以下に与えられる詳細な説明からより完全に理解されることになるが、この説明は例示のために過ぎないと同時に本考案が限定されるものではない。
本考案の更に広い応用範囲は、本明細書における以下の詳細な記述で明らかになる。しかし、詳細な記述及び特有の実施例は本考案の好ましい実施形態を示しているが、この詳細な記述から本考案の趣旨及び範囲の中での種々の変更や修正が当該技術分野の専門家にとっては明らかであるので、例示の手段としてのみ提供されている点が理解されるべきである。以下の実施形態は、本考案をさらに詳細に記述することを意図しており、決して本考案の範囲を限定することを意図するものではない。
本考案で提供される取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造は、特有の機能を実現するために主基板上にサウンドカードやネットワークカードといった追加の拡張カードを必要とするパーソナルコンピュータ、ノート型、工業用コンピュータ、及びサーバーといった電子機器に応用できる。
以下の本考案の詳細な記述において、サーバーは本考案の好ましい実施形態として用いられる。しかし、付随する図面は参照または例示のみの目的のために過ぎなく本考案を限定するものではない。
以下の本考案の詳細な記述において、サーバーは本考案の好ましい実施形態として用いられる。しかし、付随する図面は参照または例示のみの目的のために過ぎなく本考案を限定するものではない。
図1〜5は、本考案の第一実施形態の概略構成図である。
図1〜5を参照すると、本考案の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造は、ケーシング本体10及び基底枠20を備える。
図1〜5を参照すると、本考案の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造は、ケーシング本体10及び基底枠20を備える。
ケーシング本体10は底板11、複数の壁板12、及び取り付け金具13を備える。
壁板12は底板11の周囲でこの底板11に垂直に配置されて収容スペースを形成する。
取り付け金具13は底板11に取付られる。
基底枠20は取り付け板21を備える。基底枠20が収容スペース内に配置されるときには、取り付け板21は相対的に取り付け金具13の上方にある。
壁板12は底板11の周囲でこの底板11に垂直に配置されて収容スペースを形成する。
取り付け金具13は底板11に取付られる。
基底枠20は取り付け板21を備える。基底枠20が収容スペース内に配置されるときには、取り付け板21は相対的に取り付け金具13の上方にある。
主基板30は底板11に装着される。
取り付け金具13は2枚の側面シート131と1本の棒132を備える。
側面シート131は棒132の両側にそれぞれ位置しており、棒132より相対的に下方位置にある。
側面シート131は複数貫通穴133を備える。
主基板30は貫通穴133と同じ数の貫通穴31を備える。
底板11は貫通穴133及び貫通穴31に関する取付穴111を備え、ネジ14が貫通穴133及び貫通穴31を通過して取り付け金具13を底板11と主基板30の上方に取付ける。
棒132の両端にある凹部は棒132上に直立する上部ストッパー134を備える。上部ストッパー134は円弧状になっている。
取り付け金具13は2枚の側面シート131と1本の棒132を備える。
側面シート131は棒132の両側にそれぞれ位置しており、棒132より相対的に下方位置にある。
側面シート131は複数貫通穴133を備える。
主基板30は貫通穴133と同じ数の貫通穴31を備える。
底板11は貫通穴133及び貫通穴31に関する取付穴111を備え、ネジ14が貫通穴133及び貫通穴31を通過して取り付け金具13を底板11と主基板30の上方に取付ける。
棒132の両端にある凹部は棒132上に直立する上部ストッパー134を備える。上部ストッパー134は円弧状になっている。
基底枠20はさらに枠板22を備える。
枠板22は壁板12に乗って配置される。枠板22は壁板12の差込口121に挿入される複数の挿入板221を備えることで、枠板22を取付けるためにネジ等の追加の取付部材を使うことなく、基底枠20を壁板12上に取付ける。
枠板22は壁板12に乗って配置される。枠板22は壁板12の差込口121に挿入される複数の挿入板221を備えることで、枠板22を取付けるためにネジ等の追加の取付部材を使うことなく、基底枠20を壁板12上に取付ける。
取り付け板21は枠板22のシート222に接合されるので、枠板22と共に壁板12に装着できる。
取り付け板21は上部ストッパー134の相対的に上方に位置する。
取り付け板21は両側面に押圧作動部材211を備える。
取り付け板21はさらに貫通穴212を備える。
押圧作動部材211は貫通穴212に対応する位置に回転軸2111を備える。回転軸2111は回転できるように貫通穴212中に配置されることで、押圧作動部材211が取り付け板21に関して回転できるようになる。
取り付け板21は上部ストッパー134の相対的に上方に位置する。
取り付け板21は両側面に押圧作動部材211を備える。
取り付け板21はさらに貫通穴212を備える。
押圧作動部材211は貫通穴212に対応する位置に回転軸2111を備える。回転軸2111は回転できるように貫通穴212中に配置されることで、押圧作動部材211が取り付け板21に関して回転できるようになる。
取り付け板21は両側面に複数の取付穴213を備える。
取付穴213は取り付け板21上に拡張カード40を装着するために使われる。
拡張カード40は取付穴213と同じ数の貫通穴41を備えることで、ネジ14等の取付部材が貫通穴41を通過して、拡張カード40を取付穴213に取付けることよって拡張カード40が取り付け板21に取付される。
拡張カード40が取り付け板21に装着された後に、必要であれば拡張カードモジュール42が拡張カード40に装着されてもよい。
拡張カード40が主基板30の接続ポート32に挿入されるときには、挿入板221は同時に差込口121に挿入されることで、基底枠20が壁板12に乗って配置される。
取付穴213は取り付け板21上に拡張カード40を装着するために使われる。
拡張カード40は取付穴213と同じ数の貫通穴41を備えることで、ネジ14等の取付部材が貫通穴41を通過して、拡張カード40を取付穴213に取付けることよって拡張カード40が取り付け板21に取付される。
拡張カード40が取り付け板21に装着された後に、必要であれば拡張カードモジュール42が拡張カード40に装着されてもよい。
拡張カード40が主基板30の接続ポート32に挿入されるときには、挿入板221は同時に差込口121に挿入されることで、基底枠20が壁板12に乗って配置される。
取り付け板21は底板11に面していない側に収容溝214を備える。
収納位置では、押圧作動部材211が取り付け板21の表面から突き出ることなく収容溝214内に平坦に置くことが出来ることによって、本考案のケーシング構造の高さが最小になる。
収納位置では、押圧作動部材211が取り付け板21の表面から突き出ることなく収容溝214内に平坦に置くことが出来ることによって、本考案のケーシング構造の高さが最小になる。
図6〜8は、本考案の第一実施形態の操作に関する概略図である。
図6〜8を参照すると、押圧作動部材211は上部ストッパー134を押すための付勢部2112を備え、付勢部2112の反対側端に押圧作動部2113を備える。
取り付け板21はさらに開口部215を備える。取り付け金具13の幅は開口部215の幅に等しい。
それゆえ、基底枠20が壁板12に乗って配置されるときには、取り付け板21が取り付け金具13の上方に位置するのみならず、上部ストッパー134が開口部215を経由して取り付け板21内に延びることもできることで、押圧作動部材211が回転するときに付勢部2112が上部ストッパー134に接触できる。
図6〜8を参照すると、押圧作動部材211は上部ストッパー134を押すための付勢部2112を備え、付勢部2112の反対側端に押圧作動部2113を備える。
取り付け板21はさらに開口部215を備える。取り付け金具13の幅は開口部215の幅に等しい。
それゆえ、基底枠20が壁板12に乗って配置されるときには、取り付け板21が取り付け金具13の上方に位置するのみならず、上部ストッパー134が開口部215を経由して取り付け板21内に延びることもできることで、押圧作動部材211が回転するときに付勢部2112が上部ストッパー134に接触できる。
付勢部2112と上部ストッパー134の間の接触角度は直角ではないことで、付勢部2112が上部ストッパー134に対して押される場合に、押し込み力が上向きでかつ取り付け具13に対して直角であると同時に側面シート131の両端に平行に加わる横力が減じられることよって、側面シート131の両端に直角な横力の発生を防止する。
押圧作動部材211が収納位置にある場合、上部ストッパー134と付勢部2112の間に間隔があることで、拡張カード40が接続ポート32に挿入されるときに、付勢部2112と上部ストッパー134の間の製造誤差に起因する位置ずれによる衝突を防止することよって、拡張カード40が接続ポート32に完全に挿入できないという事態を防止する。
押圧作動部2113は、「[]形(コ字形)の構造であることで、押圧作動部材211が駆動されて回転するためにユーザーが押圧作動部2113に引っ張り力をかけられるようにすることによって、付勢部2112が上部ストッパー134を押すことができるようになる。
押圧作動部2113の両側にある取り付け板21は付勢部2112の両側より広い溝を備えることにより、ユーザーの指が取り付け板21に邪魔されることなく「[]形の構造内に容易に到達できるようになる。
押圧作動部材211が収納位置にある場合、上部ストッパー134と付勢部2112の間に間隔があることで、拡張カード40が接続ポート32に挿入されるときに、付勢部2112と上部ストッパー134の間の製造誤差に起因する位置ずれによる衝突を防止することよって、拡張カード40が接続ポート32に完全に挿入できないという事態を防止する。
押圧作動部2113は、「[]形(コ字形)の構造であることで、押圧作動部材211が駆動されて回転するためにユーザーが押圧作動部2113に引っ張り力をかけられるようにすることによって、付勢部2112が上部ストッパー134を押すことができるようになる。
押圧作動部2113の両側にある取り付け板21は付勢部2112の両側より広い溝を備えることにより、ユーザーの指が取り付け板21に邪魔されることなく「[]形の構造内に容易に到達できるようになる。
押圧作動部材211をある角度だけ回転することによって付勢部2112が上部ストッパー134と接触した後、ユーザーが押圧作動部材211をより大きな角度で回転させるため引っ張り力をかけ続けると、取り付け金具13は底板11に固定されているために位置ずれは起きない。
それゆえ、付勢部2112に対する反力が発生する。押圧作動部材211は取り付け板21に装着されているため、上部ストッパー134を付勢部2112が押し付けることによって基底枠20が高さAまで押し上げられうることで、基底枠20が取り外し位置にくる。
高さAは接続ポート32によって固定されている拡張カード40のゴールデンフィンガーの長さより高いため、拡張カード40が接続ポート32から外れる。
ユーザーは、拡張カード40が接続ポート32から水平に離れるように、2つの押圧作動部2113に同時に引っ張り力をかける。
さらに、付勢部2112が上部ストッパー134に対して押し付けられるときに、取り付け金具13に直角な上向きの力が生じる。このようにして、横力が減らされるので、ゴールデンフィンガーを損傷から守ることができる。
それゆえ、付勢部2112に対する反力が発生する。押圧作動部材211は取り付け板21に装着されているため、上部ストッパー134を付勢部2112が押し付けることによって基底枠20が高さAまで押し上げられうることで、基底枠20が取り外し位置にくる。
高さAは接続ポート32によって固定されている拡張カード40のゴールデンフィンガーの長さより高いため、拡張カード40が接続ポート32から外れる。
ユーザーは、拡張カード40が接続ポート32から水平に離れるように、2つの押圧作動部2113に同時に引っ張り力をかける。
さらに、付勢部2112が上部ストッパー134に対して押し付けられるときに、取り付け金具13に直角な上向きの力が生じる。このようにして、横力が減らされるので、ゴールデンフィンガーを損傷から守ることができる。
図9は、本考案の第二実施形態に従った概略図である。
図9を参照すると、この実施形態中の電子機器の壁板12(図には示されていない)の方がより高いので、装着される拡張カード40もまた相対的により高いという点で、この実施形態は第一実施形態とは異なる。
それゆえに、収容溝214及び上部ストッパー134の高さを適切に変えることで、上部ストッパー134が開口部215を経由して収容溝214内に延びるとともに、及び押圧作動部材211の付勢部2112が上部ストッパー134に対して押し付けられることによって、本考案の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造は様々な高さをもつ電子機器に応用することができる。
詳細な操作は第一実施形態のものと同じであり、その詳細は本明細書に再度記述することはしない。
図9を参照すると、この実施形態中の電子機器の壁板12(図には示されていない)の方がより高いので、装着される拡張カード40もまた相対的により高いという点で、この実施形態は第一実施形態とは異なる。
それゆえに、収容溝214及び上部ストッパー134の高さを適切に変えることで、上部ストッパー134が開口部215を経由して収容溝214内に延びるとともに、及び押圧作動部材211の付勢部2112が上部ストッパー134に対して押し付けられることによって、本考案の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造は様々な高さをもつ電子機器に応用することができる。
詳細な操作は第一実施形態のものと同じであり、その詳細は本明細書に再度記述することはしない。
本考案で提供される取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造の有効性は、基底枠が壁板に乗って配置されるので、拡張カードが接続ポートに挿入されると直ちにケーシングに取付されるという点にある。拡張カードを取り外したいときには、付勢部に対して押しつける押圧作動部材を使うことによって、基底枠がある距離だけ水平に押し上げられることによって拡張カードを接続ポートから外せる。 それゆえに、不適切な操作によるゴールデンフィンガーの損傷が防止され、ネジによる取付が省略されることによって、容易で迅速な分解を可能にし、組み立て及び保守の利便性を改善する。
Claims (7)
- 取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造であって、
ケーシング本体、及び基底枠からなり、
前記ケーシング本体は、
底板、及び該底板の周囲に配置された複数の壁板からなり、該複数の壁板が収容スペースを形成し、取り付け金具が該底板に配置され、上部ストッパーが該取り付け金具上に直立してあり、
前記基底枠は、
前記収容スペース内に配置され、前記上部ストッパーに対応する取り付け板を有し、回転可能な押圧作動部材が前記取り付け板上で回転するように取付けられ、
前記押圧作動部材は、一端に付勢部を備え、該付勢部と前記上部ストッパーの間に間隔が維持されている収納位置、並びに、該基底枠をある距離押し上げるために前記付勢部が該上部ストッパーに押し付けられる取り外し位置を有する、
取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。 - 前記基底枠が、更に該壁板に乗る該基底枠の配置用の枠板を含むことを特徴とする、請求項1に記載の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。
- 前記取り付け板が更に開口部を備え、前記上部ストッパーが前記開口部を経て該取り付け板内に延びることを特徴とする、請求項1に記載の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。
- 前記取り付け板が更に取付穴を備える、請求項1に記載の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。
- 前記取り付け板が更に貫通穴を有し、前記押圧作動部材が該貫通穴に対応する回転軸を備え、該回転軸が該貫通穴に取り付けられることにより該押圧作動部材が該取り付け板に関して回転することを特徴とする、請求項1に記載の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。
- 前記取り付け板が更に収容溝を備え、該押圧作動部材が該収容溝に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。
- 前記付勢部に対応する前記押圧作動部材の反対側端に、更に作動部が配置されることを特徴とする、請求項1に記載の取り外し可能な基底枠を有するケーシング構造。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW097213514U TWM352222U (en) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | Machine housing structure with detachable base carriage |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3148678U true JP3148678U (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=41608138
Family Applications (1)
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