JP3148491U - シリンジ充填補具 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造簡単で非常に安価であり、圧送タンクも必要でなく、洗浄が容易で衛生的で、食品、薬品等にも適応出来るシリンジ充填補具を提供する。【解決手段】液容器に内接する落とし蓋2に、シリンジ連結部を貫通穴4と共に設ける。シリンジ連結部は、シリンジ8の吐出口又は後方開口部とする。補具1を容器7内に投入し、インロー3にシリンジ8の開放口をあてがう。シリンジ8の吐出口にチュウブ継ぎ手9を装着して真空ポンプに連結する。真空ポンプを駆動すると、容器7内の液は貫通穴4を通りシリンジ側に吸引充填される。シリンジ8の端面とOリング5は接触して真空漏れを防止する。所要量吸入したら真空ポンプの駆動を停止し、補具1からシリンジ8を分離して充填作業を終わる。リップ6は容器7内面と密着し、内径の誤差やテーパーを吸収する。【選択図】図1
Description
容器内のグリス、ペースト、塗料、インク、絵の具、ペースト等粘度の高い液体をシリンジ等に充填する際に用いる補具に関する。
従来、撹拌脱泡機(液容器を自転と公転さす)で撹拌脱泡した液をディスペンサーシリンジに充填するには、圧送タンク内に液容器を投入し、液中に突入する吸い上げ管上部にシリンジ吐出口を連結し、圧送タンク内に圧縮エアを導入して液を加圧する。
加圧された液は吸い上げ管を通りシリンジ内に充填される。
ペール缶等の缶入りグリス、接着剤なども同様にしてシリンジや小分けタンクに充填している。
加圧された液は吸い上げ管を通りシリンジ内に充填される。
ペール缶等の缶入りグリス、接着剤なども同様にしてシリンジや小分けタンクに充填している。
この充填方法は、吸い上げ管内の液が無駄になる。シリンジの吐出口は小径のため、液が出てくる時トグロ巻きになり気泡を巻き込んでしまう。
液を無駄なく、気泡を巻き込まない様にシリンジに移送充填する。圧送タンク、開閉バルブ等は洗浄が困難なので、簡易な装置が望まれる。
液容器に内接する落とし蓋に、シリンジ連結部を貫通穴と共に設ける。シリンジ連結部は、シリンジの吐出口又は後方開口部とする。
この落とし蓋を液容器に投入し、シリンジを連結し、シリンジ上方より真空ポンプで吸引すると、液容器内の液はシリンジに吸入充填される。
補具1は、撹拌脱泡機用の容器と内接する外形の円盤2の中央上面に、シリンジの後部開放口と嵌合するインロー3を貫通穴4と共に設置する。インロー3の根元にOリング5を装着する。円盤2は薄肉構造とし、外周部は少し皿状にしたリップ6とする。
補具1を容器7内に投入し、インロー3にシリンジ8の開放口をあてがう。シリンジ8の吐出口にチュウブ継ぎ手9を装着して真空ポンプに連結する。真空ポンプを駆動すると、容器7内の液は貫通穴4を通りシリンジ側に吸引充填される。
シリンジ8の端面とOリング5は接触して真空漏れを防止する。所要量吸入したら真空ポンプの駆動を停止し、補具1からシリンジ8を分離して充填作業を終わる。
リップ6は容器7内面と密着し、内径の誤差やテーパーを吸収する。
シリンジ8の端面とOリング5は接触して真空漏れを防止する。所要量吸入したら真空ポンプの駆動を停止し、補具1からシリンジ8を分離して充填作業を終わる。
リップ6は容器7内面と密着し、内径の誤差やテーパーを吸収する。
吸い上げ管がないので液の無駄がなく、トグロ巻きもなく、気泡を巻き込まないでシリンジに移送充填できる。また真空引きなので脱泡作用を期待できる。撹拌脱泡機用の容器と内接しているので液のほとんどをシリンジに移送できる。
補具1は構造簡単で非常に安価であり、圧送タンクも必要でなく、さらに安価なシステムを構築できる。補具1は凹凸等がほとんどなく、洗浄が容易であるから衛生的で、食品、薬品等にも適応出来る。例えばケーキクリーム、ソフトクリーム、チョコレート、味噌、整髪クリーム、製薬材料等をシリンジに充填できる。
液のトグロ巻きを許せる場合に適応する補具11を詳述する。
補具11は実施例1のインロー3をシリンジ吐出口と嵌合するルアーロック部13に変えたもので、シリンジの吐出口を連結し、作用効果等は実施例1と同じである。
但し吸入口になるシリンジの穴が小径のため、吸入時に液はトグロ巻きになる。
シリンジとの連結はルアロック結合になるのでOリング5は不要である。
但し吸入口になるシリンジの穴が小径のため、吸入時に液はトグロ巻きになる。
シリンジとの連結はルアロック結合になるのでOリング5は不要である。
グリス、塗料、樹脂等大容量のペール缶内の液をシリンジ、小容量のタンク等に充填するとき、実施例1、実施例2共にシリンジ連結部が1箇所であるが、これを数箇所、数十箇所に設けることも容易である。この実施例3を詳述する。
補具21は、ペール缶と内接する外形の円盤22の上面に、シリンジの後部開放口と嵌合するインロー23を貫通穴24と共に複数設置する。インロー23の根元にOリング25を装着する。円盤2の外周部は少し皿状にしたリップ26とする。
作用効果は実施例1と同じで、さらに複数個のシリンジや容器を1度に充填できる。
1:補具 2:円盤 3:インロー 4:貫通穴 5:Oリング 6:リップ
Claims (2)
- 円盤の上面に、シリンジの後部開放口と嵌合するインローを貫通穴と共に設置したシリンジ充填補具。
- 円盤の上面に、シリンジの吐出口と嵌合するルアーロック部を貫通穴と共に設置したシリンジ充填補具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008008458U JP3148491U (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | シリンジ充填補具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008458U JP3148491U (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | シリンジ充填補具 |
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JP3148491U true JP3148491U (ja) | 2009-02-19 |
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Family Applications (1)
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JP2008008458U Expired - Fee Related JP3148491U (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | シリンジ充填補具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3148491U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012229057A (ja) * | 2012-04-26 | 2012-11-22 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 充填包装体,充填包装装置,及び充填包装体の製造方法 |
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2008
- 2008-11-04 JP JP2008008458U patent/JP3148491U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012229057A (ja) * | 2012-04-26 | 2012-11-22 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 充填包装体,充填包装装置,及び充填包装体の製造方法 |
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