JP3148473B2 - 接続体 - Google Patents

接続体

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JP3148473B2
JP3148473B2 JP18377793A JP18377793A JP3148473B2 JP 3148473 B2 JP3148473 B2 JP 3148473B2 JP 18377793 A JP18377793 A JP 18377793A JP 18377793 A JP18377793 A JP 18377793A JP 3148473 B2 JP3148473 B2 JP 3148473B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対的に回動又はスラ
イド移動可能な複数の部品を電気的に接続することがで
きる接続体及び接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の相対的に回動可能な複数の部品を
電気的に接続する接続体及び接続装置を、例えばカメラ
一体型VTRにおける本体キャビネットとビューファイ
ンダーとの接続に用いる接続体及び接続装置について、
図19乃至図23とともに、以下説明する。
【0003】図19に示すように、カメラ一体型VTR
は、本体キャビネット3とビューファインダー1との接
合部に接続装置である回動機構が備わっており、前記本
体キャビネット3に対してビューファインダー1が回転
し、所望の回転角度に設定可能な構造になっている。そ
して、前記本体キャビネット3に内にも前記ビューファ
インダー1内にも信号処理を行う信号処理回路等の電気
回路が備えられ、両者をつなぐ接合部には機械的接続体
及び電気的接続体の2種が備えられている。
【0004】従来の接続装置は、図20に示すように、
ビューファインダー1の接合部1aに板バネ2を係合
し、該接合部1aに本体キャビネット3と板金4とを枢
着し、ビス6を円板5の挿通孔5aを介してビューファ
インダー1のビス孔1bに螺合することにより該円板5
を前記板金4に重なるように前記ビューファインダー1
に固定し、前記本体キャビネット3に対してビューファ
インダー1を回動可能に接続して機械的接続体を構成す
る。
【0005】また、上述した機械的接続体の接合部の中
空部分8に電気的接続体である帯状の可撓性基板7を挿
通し、該可撓性基板7の両端を本体キャビネット3及び
ビューファインダー1内の各電気回路のコネクター(図
示せず)に接続して電気的接続を行う。
【0006】次に、上記のように構成してなる接続体及
び接続装置の動作を説明する。
【0007】従来の接続装置は、図22及び図23に示
すように、カメラ一体型VTRの本体側である本体キャ
ビネット3,板金4に対してビューファインダー1,板
バネ2,円板5が一体となって回転運動を行う。この場
合、接合部の中空部分8に挿通された可撓性基板7は、
その両端が前記本体キャビネット3及びビューファイン
ダー1内の各電気回路のコネクター(図示せず)に接続
されているので、前記本体キャビネット3に対するビュ
ーファインダー1の回転運動によって、ねじられる。
【0008】この時の可撓性基板7の要部概略説明図を
図21に示す。図21において、ビューファインダー1
が本体キャビネット3に対して回転すると、前記可撓性
基板7もねじれながら回転する。
【0009】つづいて、従来の相対的にスライド移動可
能な複数の部品を電気的に接続する接続体及び接続装置
を、例えばカメラ一体型VTRにおける本体キャビネッ
トとカセットガイドとの接続に用いる接続体及び接続装
置について、図24乃至図26とともに、以下に説明す
る。
【0010】この種のテープカセット31のカメラ一体
型VTR32への装着動作を説明する。まず、カセット
取り出しボタン33を押すことによってカセットガイド
34が上方にスライド移動しながら前方に張出して来る
(図24(a)〜(b)に示す)。次に、テープカセッ
ト31をカセットガイド34に挿入し(図24(b)に
示す)、該カセットガイド34の前方をカメラ一体型V
TR32本体側へ押圧する(図24(c)に示す)こと
によって、前記カセットガイド34が下方にスライド移
動し、前記テープカセット31の装着が完了する(図2
4(d)に示す)。
【0011】このとき、カメラ一体型VTR32の本体
キャビネット35とカセットガイド34とは、帯状の可
撓性基板36にて電気的接続が行われており、該可撓性
基板36の両端を本体キャビネット35及びカセットガ
イド34内の各電気回路のコネクタ35a,34bに接
続している。
【0012】可撓性基板36は、カセットガイド34収
納時、図25に示すように、予めたるませた状態となっ
ており、ガイドピン37,38によってある程度支持さ
れている。そして、カセット取り出しボタン33が押さ
れ、カセットガイド34が矢印A方向にスライド移動す
ると、図26に示すように、可撓性基板36が引張られ
ることとなり、たるみ量が減少して該可撓性基板36
も、前記カセットガイド34の移動に追従する。そして
また、カセットガイド34がカメラ一体型VTR32に
収納されるときには、可撓性基板36はガイドピン3
7,38に案内されて元のたるんだ状態で収められる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成した従来の相対的に回動可能な本体キャビネ
ットとビューファインダーとの接続に用いる接続体及び
接続装置においては、本体キャビネットに対するビュー
ファインダーの回転運動によって、可撓性基板がねじら
れるので、大きな回転運動を得ようとすると、前記可撓
性基板も大きくねじられて、断線等を引き起こすという
問題があった。
【0014】また、可撓性基板のねじれによるたるみ部
分の動作範囲が大きくなり、周辺の部材に干渉したり接
触したりすることによって、音の発生や断線を招く恐れ
があり、例えば前記可撓性基板に平行してリード線等を
通して配設すると、前記可撓性基板とリード線等とが相
互に干渉し、損傷することとなり、耐久性が著しく低下
する。それらを防止するには、周辺にクリアランスを大
きくとらなければならず、従って装置自体を小型化しづ
らいという問題があった。
【0015】そしてまた、従来の相対的にスライド移動
可能な本体キャビネットとカセットガイドとの接続に用
いる接続体及び接続装置においては、カセットガイドの
移動量が大きくなるのに従って、可撓性基板のたるみ量
も増大させなければならず、広いスペースが必要とな
り、装置自体の小型化を妨げるとともに、他の周辺部品
に干渉したり接触したりすることによって、騒音の発生
や断線等を招来するという問題があった。
【0016】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであって、接続装置の回転角度を大きくとることを
可能とすると同時に、接続体の耐久性を高め、さらに、
該接続体の周辺部材への干渉を防止して接続装置全体を
コンパクトにすることを目的とする。
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願発明にかかる接続体は、相対的に回動可能な複
数の部品を電気的に接続する可撓性の接続体であって、
該接続体を、その一端部及び他端部を第1及び第2の接
続部として、同一平面状且つU字状に一体形成するとと
もに、該U字状の接続体の湾曲部を、表裏が重なるよう
に折り返し、前記湾曲部の折り返し位置を変化させるこ
とにより、前記第1及び第2の接続部を相対的に回動可
能としたものである。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】本願発明に係る接続体は、U字状の接続体の湾
曲部の折り返し位置を変化させることにより、第1及び
第2の接続部を相対的に回動可能としたので、ねじれる
ことなく安定した状態で回転角度を拡大することができ
る。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】以下、本発明の接続体及び接続装置の第1の
実施例を、例えばカメラ一体型VTRにおける本体キャ
ビネットとビューファインダーとの接続に用いる接続体
及び接続装置について、図1乃至図5とともに説明す
る。
【0029】本実施例における接続体及び接続装置は、
互いに回動可能に結合されたビューファインダー及び本
体キャビネット内の各々の電気回路を接続するためのも
のであり、図1に示すように、ビューファインダー11
の接合部11aに板バネ12を係合し、該接合部11a
に本体キャビネット13と板金14とを枢着し、ビス1
6を円板15の挿通孔15aを介してビューファインダ
ー11のビス孔11bに螺合することにより該円板15
を前記板金14に重なるように前記ビューファインダー
11に固定し、前記本体キャビネット13に対してビュ
ーファインダー11を回動可能に接続して機械的接続体
を構成する。
【0030】また、上述した機械的接続体の接合部の中
空部分22に電気的接続体である可撓性基板17を支持
体であるホルダー18に取り付け、該可撓性基板17の
両端を本体キャビネット13及びビューファインダー1
1内の各電気回路のコネクター(図示せず)に接続して
電気的接続を行う。
【0031】尚、上記構成における電気的接続体として
使用する可撓性基板17について、図2及び図3ととも
に説明する。
【0032】ここで、図2は可撓性基板17の巻回部1
7aを巻回した状態を示す斜視説明図であり、図3は可
撓性基板17の展開説明図である。
【0033】図2に示すように、可撓性基板17は、そ
の中央部に巻回部17aを備え、該巻回部17aは、図
3に示す始端17bから終端17cにかけて複数回渦巻
き状に巻回してロール円を作ることにより形成されてい
る。また、前記巻回部17aの始端17b及び終端17
cから前記巻回部17aの巻回中心軸17i(図1参
照)平行で互いに逆方向に延びた第1及び第2の接続体
17e,17fを備え、さらに該第1の接続部17eの
前記巻回部17a側に切欠部であるスリット17gを備
えている。
【0034】このスリット17gを備えることにより、
巻回部17aの巻回状態が変化して中心部17hが円弧
状に曲げられても、当部分で発生する負担すわち機械
的ストレスをかけることなく、前記巻回部17aの巻回
中心軸17iに対して略垂直方向に折り曲げることが可
能になる。
【0035】次に、可撓性基板17を支持するホルダー
18について、図4及び図5とともに説明する。
【0036】本実施例におけるホルダー18は、ホルダ
ー固定用ビス孔18aと、可撓性基板挿入用の半円形の
スリット18bと、リード線挿通用の中空部18cと、
可撓性基板17の中空部17d(図2参照)に挿入さ
れ、該可撓性基板17を支持して取り付ける支持部18
dとを備えてなる。
【0037】そして、ホルダー18による可撓性基板1
7の板金14への取り付けは、支持部18dを前記可撓
性基板17の中空部17dに挿入し、前記可撓性基板1
7の第1の接続部17eを前記ホルダー18のスリット
18bに挿通した後、前記可撓性基板17の巻回部17
aの巻回中心軸17iに対して略垂直方向に折り曲げて
固定し、ビス19によりホルダー固定用ビス18aを介
して前記板基板14のビス孔14aに螺合すると同時
に、前記ホルダー18下端部を前記板基板14のスリッ
ト24に嵌入して取り付ける。
【0038】次に、本実施例の接続装置による回動動作
について、図4及び図5を中心に説明する。
【0039】本実施例の接続装置は、VTR本体側であ
る本体キャビネット13、板金14に対してビューファ
インダー11、板バネ12、円板15が一体となって回
転運動を行うが、この場合、板バネ12と円板15とに
より板金15が挟み込まれるため、ある程度の抵抗を得
ながら回転運動を行うことができる。
【0040】ビューファインダー11が本体キャビネッ
ト13に対して回転運動を行うと、可撓性基板17にも
回動力が加わり、第1及び第2の接続部17e,17f
を介して巻回部17aのロール円の円周方向に力が働く
ため、巻回部17aのロール径が渦巻き状に拡大、縮小
することによって、前記第1及び第2の接続部17e,
17fも相対的に回動可能となり、前記ビューファイン
ダー11が本体キャビネット13に対して広範囲にわた
って回転運動を行うことができる。
【0041】また、この巻回部17aのロール径の拡
大,縮小動作をなめらかに行うためには、可撓性基板1
7の両端部を確実に取り付けなければならない。そこ
で、ホルダー18の支持部18dにて前記可撓性基板1
7を支持した後、前記可撓性基板17の巻回部17aが
円弧状に変形しやすくするために中央にスリット17g
を備えた第1の接続部17eを前記ホルダー18のスリ
ット18bに挿通して折り曲げる。前記可撓性基板17
の第2の接続部17fの取り付けはビューファインダー
11側(図示せず)で行うものである。
【0042】そしてまた、リード線20はホルダー18
の支持部18dの中空部18cに挿通するため、可撓性
基板17とリード線20とは前記支持部18dを介して
互いに干渉することなく動作することになる。ここで、
図5において、可撓性基板17はビューファインダー1
1側を固定して考えると、ホルダー18側が回転してい
ることになる。
【0043】さらに、前記可撓性基板17の第1の接続
部17eにはスリット17gを備えているため、ホルダ
ー18のスリット18bが円弧状であっても負担がかか
ることがなく、該スリット18b出口部分で前記可撓性
基板17の第1の接続部17eを折り曲げることができ
る。このとき、ビューファインダー11側においては、
前記可撓性基板17の第2の接続部17f側巻回部17
aの終端17cすなわち最外周から延びているため、該
第2の接続部17fは円弧状ではなく略平面状態を保つ
ので、特にスリットを備える必要はない。
【0044】上述したようなホルダー18を用いて、可
撓性基板17とリード線20とを干渉することなく別々
に取り付けることにより、相互の断線や騒音の防止を省
スペースにて実現することができる。
【0045】また、本発明の接続体の第2の実施例とし
て、図6及び図7に示すように、接続部にスリットを備
えることのない可撓性基板21がある。すなわち、該可
撓性基板21の幅に対して巻回部21aのロール径が十
分に大きい場合においては、該可撓性基板21の接続部
が略平面状に前記巻回部21aより出てくるので該接続
部に負担がかからないため、スリットを省略することが
できるものである。
【0046】尚、上記第1及び第2の実施例において
は、本発明の接続体及び接続装置をカメラ一体型VTR
における本体キャビネットとビューファインダーとの接
続に用いた場合について説明したが、モニタ付きカメラ
一体型VTRにおけるモニタ・VTR部とカメラ部との
接続に用いる等、相対的に回動可能な複数の部品を電気
的に接続するものであれば何であってもよいことは、明
らかである。
【0047】つづいて、本発明の接続体及び接続装置の
第3の実施例を、例えばカメラ一体型VTRにおける本
体キャビネットとビューファインダーとの接続に用いる
接続体及び接続装置について、図8乃至図15とともに
説明するが、上記第1の実施例と同一部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0048】本実施例における電気的接続体としての可
撓性基板47は、図9乃至図11に示すように、U字形
状に形成されるとともに、該U字形状の可撓性基板47
の湾曲部47aを折返し、その両端部を第1及び第2の
接続部47e,47fとして、各々ビューファインダー
11及び本体キャビネット13内のコネクター(図示せ
ず)に接続する。湾曲部47aの折返し位置は、図11
に示すように、常に可撓性基板47の長手方向と垂直に
なるように(湾曲部の法線方向となるように)移動する
ため、上記ビューファインダー11及び本体キャビネッ
ト13内のコネクター(図示せず)に接続された第1及
び第2の接続部47e,47fは、上記ビューファイン
ダー11と本体キャビネット13との相対的な回動に伴
ってねじれることなく回動可能である。
【0049】また、上述した湾曲部47aの折返し位置
の移動を滑らかに行うために、該湾曲部47aの始点及
び終点を図14及び図15に示すようなホルダー48,
49にて確実に固定する。尚、図12,図13に示すよ
うにホルダー48はビス50にて板金14に、ホルダー
49はビス46にて円板15に固定する。そして、本体
キャビネット13とビューファインダー11とが相対的
に回動すると、ホルダー48,49も相対的に回動する
こととなり、該ホルダー48,49に湾曲部47aの始
点及び終点が固定された可撓性基板47の折返し位置は
滑らかに移動することができるとともに、該可撓性基板
47の断線や騒音等を省スペースで防止することができ
る。
【0050】また、上記第1乃至第3の実施例において
は、相対的に回動可能な複数の部品を電気的に接続する
接続体及び接続装置について説明したが、相対的にスラ
イド可能な複数の部品を電気的に接続する接続体及び接
続装置を、本発明の接続体及び接続装置の第4の実施例
として、以下図16乃至図18とともに説明する。
【0051】本実施例における電気的接続体としての可
撓性基板57は、その中央部に巻回部57aを備え、該
巻回部57aは、相対的にスライド移動可能な第1の基
板51と第2の基板53との移動方向(図18中、矢印
B方向で示す)に複数回渦巻き状に巻回してロール円を
作ることにより形成されている。また、前記巻回部57
aの始端57bから前記巻回部57aの巻回中心軸57
iに平行に延びた第1の接続部57eと、前記巻回部3
7aの終端57cをそのまま利用した第2の接続部57
fとを備えている。
【0052】そして、本実施例における接続装置は、第
1の基板51に可撓性57の第1の接続部57eを接続
するコネクタ54と、前記可撓性基板57の巻回部57
aの中空部57dに挿入される支持部58dを有するホ
ルダー58と、前記可撓性基板57の巻回部57aの始
端57b付近を固定する固定片59とを備え、第2の基
板53には前記可撓性基板57の第2の接続部57fを
接続するコネクタ55を備えている。
【0053】上記のように構成した接続体及び接続装置
は、第1の基板51と第2の基板53とが離反する方向
にスライド移動すると、可撓性基板57の弾性変形によ
り巻回部57aのロール径が縮小し、該可撓性基板57
も必要な長さだけ伸び、第1の基板51と第2の基板5
3とが接近する方向にスライド移動すると、可撓性基板
57の巻回部57aのロール径が拡大し、該可撓性基板
57は元の状態に戻る。ここで、可撓性基板57の巻回
部57aは、その中空部57dをホルダー58の支持部
58dにて支持されているので、該巻回部57aのロー
ル径の変化による可撓性基板57の浮き上がり等が防止
されている。
【0054】上述したように、本実施例の接続体及び接
続装置は、第1の基板51と第2の基板53とのスライ
ド移動量を可撓性基板57の巻回部57aのロール径の
変化に置き換えることにより、広範囲にわたる前記第1
の基板51と第2の基板53とのスライド移動をコンパ
クトに、しかも可撓性基板57の断線やからみつき等が
発生することなく行うことができる。さらに、可撓性基
板57の巻回部57aの巻回数を増すことによって、前
記第1の基板51と第2の基板53との移動量を大きく
とることができるとともに、該巻回部57aのロール径
の変動軸を小さくすることができ、よりコンパクトなも
のとすることができる。
【0055】又、この場合、回動を伴うスライド方向の
移動があっても、巻回部57aが回動方向の動きをも吸
収することになるので、十分対応可能である。
【0056】尚、本実施例の接続体及び接続装置は、上
記従来例で説明したカメラ一体型VTRのカセット装填
装置はもちろん、コンパクトディスクプレーヤーのディ
スク装填装置等の部品間のスライド移動量が大きいもの
にも用いることができ、特に、コンパクトディスクプレ
ーヤーのディスク装填装置におけるディスクトレー部に
は従来電気信号の伝達が行われていなかったが、本実施
例の接続体及び接続装置を用いることによって、ディス
クプレーヤー部にも電気信号の伝達を行うことができ、
従って該ディスクトレー部表面に液晶表示パネル等を搭
載することが可能となる。
【0057】
【発明の効果】本願発明にかかる接続体は、U字状の接
続体の湾曲部の折り返し位置を変化させることによっ
て、第1及び第2の接続部を相対的に回動可能としたの
で、ねじれることなく安定した状態で回転角度を拡大す
ることができる
【0058】
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続体及び接続装置の第1の実施例を
示す概略構成分解説明図である。
【図2】本発明の接続体の第1の実施例における巻回部
を巻回した状態を示す要部斜視説明図である。
【図3】本発明の接続体の第1の実施例を示す要部展開
説明図である。
【図4】本発明の接続体及び接続装置の第1の実施例に
おける接続状態を示す要部断面説明図である。
【図5】本発明の接続体及び接続装置の第1の実施例に
おける接続状態を示す要部正面説明図である。
【図6】本発明の接続体の第2の実施例における巻回部
を巻回した状態を示す要部斜視説明図である。
【図7】本発明の接続体の第2の実施例を示す要部展開
説明図である。
【図8】本発明の接続体及び接続装置の第3の実施例を
示す概略構成分解説明図である。
【図9】本発明の接続体の第3の実施例を示す要部展開
説明図である。
【図10】本発明の接続体の第3の実施例における折返
し状態を示す概略説明図である。
【図11】本発明の接続体の第3の実施例における折返
し位置の変化を示す概略説明図である。
【図12】本発明の接続体及び接続状態の第3の実施例
における接続状態を示す要部断面説明図である。
【図13】本発明の接続体及び接続装置の第3の実施例
における接続装置を示す要部正面説明図である。
【図14】本発明の接続装置の第3の実施例における一
方のホルダーを示す概略説明図である。
【図15】本発明の接続装置の第3の実施例における他
方のホルダーを示す概略説明図である。
【図16】本発明の接続体の第4の実施例を示す要部展
開説明図である。
【図17】本発明の接続体の第4の実施例における巻回
状態を示す概略説明図である。
【図18】本発明の接続体及び接続装置の第4の実施例
を示す要部斜視説明図である。
【図19】従来のカメラ一体型VTRを示す概略説明図
である。
【図20】従来の接続体及び接続装置を示す概略構成分
解説明図である。
【図21】従来の接続体及び接続装置を示す要部斜視説
明図である。
【図22】従来の接続体及び接続装置における接続状態
を示す要部断面説明図である。
【図23】従来の接続体及び接続装置における接続状態
を示す要部正面説明図である。
【図24】カメラ一体型VTRのカセット装填動作を示
す概略説明図である。
【図25】従来の接続体及び接続装置を示す側断面概略
説明図である。
【図26】従来の接続体及び接続装置を示す側断面概略
説明図である。
【符号の説明】
11 ビューファインダー 13 キャビネット 17 可撓性基板 17a 巻回部 17b 始端 17c 終端 17d 中空部 17e 第1の接続部 17f 第2の接続部 17g スリット 17i 巻回中心軸 18 ホルダー 18c 中空部 18d 支持部 20 リード線 47 可撓性基板 47a 湾曲部 47e 第1の接続部 47f 第2の接続部 48 ホルダー 49 ホルダー 51 第1の基板 53 第2の基板 57 可撓性基板 57a 巻回部 57b 始端 57c 終端 57d 中空部 57e 第1の接続部 57f 第2の接続部 58 ホルダー 58d 支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−309468(JP,A) 実開 平4−68389(JP,U) 実開 平1−161590(JP,U) 実開 平3−55688(JP,U) 実開 平1−135759(JP,U) 実開 平3−20893(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/00 - 35/02 H05K 3/00 H04N 5/225 G03B 13/02 B11B 15/675

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回動可能な複数の部品を電気的
    に接続する可撓性の接続体であって、 該接続体を、その一端部及び他端部を第1及び第2の接
    続部として、同一平面状且つU字状に一体形成するとと
    もに、該U字状の接続体の湾曲部を、表裏が重なるように折り
    返し、 前記湾曲部の折り返し位置を変化させることにより 、前
    記第1及び第2の接続部を相対的に回動可能としたこと
    を特徴とする接続体。
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