JP3148294U - パネル構造及び該パネル構造を利用した仮囲い - Google Patents

パネル構造及び該パネル構造を利用した仮囲い Download PDF

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Abstract

【課題】昼夜を問わず長期にわたり装飾性の高いパネル構造を提供する。【解決手段】透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体3と、前記パネル本体3に備えられ、パネル本体3内を光により装飾する発光部8とで構成されており、パネル本体は、前壁と後壁31と左壁32と右壁33と、前記前壁と後壁31と左壁32と右壁33とで形成される内部空間を、パネル本体3の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁34とで構成され、前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体3外方と連通し、パネル本体3の高さ方向に貫通した空間Sに形成されており、発光部8は、前記各空間Sの全てあるいは任意の空間の上方側にそれぞれ配設され、前記複数個の空間Sの貫通方向で下方への指向性が高い発光ダイオード10である。【選択図】図2

Description

本考案は、光による装飾効果を高めたパネル構造であって、例えば、施工現場区域の内側(施工現場内)と外側(施工現場外)を一時的に仕切るための仮囲いなどに用いられるパネル構造に関する。なお、本考案において「装飾」とは、「光によりパネルを飾る」ことを意味するのみならず、光によりパネルを飾ることで安全性を高めることをも意味するものである。
従来から、建築物や建造物用の用地の保全や、建築工期中の敷地の安全確保のため、任意の区域の周囲に板材を建て付け、用地や敷地の内外を仕切ることによって、部外者の侵入や建設部材の飛散を防止し、敷地隣接地の安全を確保するために、仮囲いを一時的に設置している。
そのような仮囲いには、一般的には鋼板製のパネルが使用されている。
鋼板製のパネルの場合、無機質であるため、街区の美観を損ねる傾向にあるとも言い得る。そこで、このような鋼板製のパネルを使用する場合にあっては、その前壁外面側に着色された合成樹脂層を設けて使用しているものもある(例えば、特許文献1参照)。
また、昨今はパネルの前壁外面に、その施工現場地域に融合し得るような様々な装飾を施しているものが見られる。例えば、前壁外面を、樹木や草花の絵又は写真などで装飾したり、あるいは前壁外面を宣伝広告スペースとして使用することで、仮囲い自体を宣伝広告の絵や写真で装飾したりすることも見受けられている。
特開平11−131819号公報
しかし、このような従来の仮囲いの場合、次のような課題が未だに解決されていないものと考えられる。
(1)前壁外面を絵や写真などで装飾する形態の場合、仮囲い設置当初は美観向上として機能するが、工期が長期にわたる場合には、前壁外面に施した絵や写真が擦れてしまい、かえって周辺の景観を損ねてしまうということもある。もちろん、広告宣伝機能も損ねてしまう点では同様である。
(2)夜間などにあっては視認性が悪く、装飾効果が極めて低くなるばかりか、安全性の面で改良の余地があるとも考えられる。すなわち、視認性が低いことから、特にコーナー部分などにあっては歩行者や自転車などが接触したりする虞があり、怪我や被服などの損傷を招く虞もあると考えられる。
また、宣伝広告スペースとして前壁外面を使用している場合にあっては、街路灯などの光では暗く、宣伝広告としての効果は半減してしまうと考えられる。さらに、街路灯のない場所では全くと言っていいほど広告宣伝効果は発揮されないものである。
本考案は、上記問題点を解決するためになされており、その目的は、昼夜を問わず長期にわたり装飾性の高いパネル構造を提供することである。
上記課題を達成するために、本考案が成した第1の技術的手段は、透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
パネル本体は、前壁と後壁と左壁と右壁と、前記前壁と後壁と左壁と右壁とで形成される内部空間を、パネル本体の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁とで構成され、
前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体外方と連通し、パネル本体の高さ方向に貫通した筒状空間に形成されており、
発光部は、全てあるいは任意の筒状空間の上方側にそれぞれ配設され、前記筒状空間の貫通方向で下方への指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造としたことである。
第2の技術的手段は、透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
パネル本体は、前壁と後壁と左壁と右壁と、前記前壁と後壁と左壁と右壁とで形成される内部空間を、パネル本体の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁とで構成され、
前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体外方と連通し、パネル本体の高さ方向に貫通した筒状の空間に形成されており、
発光部は、全てあるいは任意の筒状空間の下方側にそれぞれ配設され、前記複数個の筒状の空間の貫通方向で上方への指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造としたことである。
第3の技術的手段は、透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
パネル本体は、前壁と後壁と左壁と右壁と、前記前壁と後壁と左壁と右壁とで形成される内部空間を、パネル本体の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁とで構成され、
前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体外方と連通し、パネル本体の高さ方向に貫通した筒状の空間に形成されており、
発光部は、全てあるいは任意の筒状空間内でそれぞれ複数個ずつ貫通方向に向けて並設され、パネル本体の前壁方向への指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造としたことである。
第4の技術的手段は、第1の技術的手段において、発光ダイオードは、筒状空間の上端側に内装されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第5の技術的手段は、第1の技術的手段において、パネル本体の上端部に長尺板状の基板が備えられ、
発光ダイオードは、パネル本体の上端部と対向する前記長尺板状の基板内面で、基板の長さ方向に並設されて、パネル本体の筒状空間の上端側に内装されており、
前記基板内面の末端で、前記各発光ダイオードとパネル本体外に備えられる制御回路側とを電気的に接続するコネクタを備えていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第6の技術的手段は、第5の技術的手段において、基板は、パネル本体の上端部に着脱可能に備えられていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第7の技術的手段は、第5の技術的手段において、基板は、パネル本体の上端部に固定されることなく配設され、
その基板上を覆うようにしてパネル本体に着脱可能なパネルカバーを備えることで、基板が、パネル本体の上端部に着脱可能に備えられることを特徴とするパネル構造としたことである。
第8の技術的手段は、第7の技術的手段において、パネル本体の左壁の上端と右壁の上端および幅方向隔壁の上端が、前壁の上端と後壁の上端よりも平面上で低く形成することにより、パネル本体の上端側に、基板を着脱可能に収容する基板収容部が凹状に設けられ、基板がパネルの上端側に突出しないことを特徴とするパネル構造としたことである。
第9の技術的手段は、第8の技術的手段において、パネル本体の左壁あるいは右壁のいずれかあるいは双方が、前壁の左側端部と後壁の左側端部あるいは前壁の右側端部と後壁の右側端部のいずれかあるいは双方よりも平面上で内側に位置するように構成することにより、パネル本体の左壁側あるいは右壁側のいずれかあるいは双方に、コネクタを収容可能なコネクタ収容部が凹状に設けられ、コネクタが、パネルの左壁側あるいは右壁側に突出しないことを特徴とするパネル構造としたことである。
第10の技術的手段は、第1乃至第7のいずれかの技術的手段において、パネル本体の横幅方向で設けられている複数個の筒状空間は、
パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第11の技術的手段は、第8又は第9の技術的手段において、パネル本体の横幅方向で設けられている複数個の筒状空間は、
パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割されており、
前記厚さ方向隔壁の上端が、前壁の上端と後壁の上端よりも平面上で低く形成されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第12の技術的手段は、透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
パネル本体は、前壁と後壁と上壁と下壁と、前記前壁と後壁と上壁と下壁とで形成される内部空間を、パネル本体の高さ方向で複数個の空間に分割する複数個の高さ方向隔壁とで構成され、
前記複数個の空間は、それぞれが左右端側でパネル本体外方と連通し、パネル本体の横幅方向に貫通した筒状空間に形成されており、
発光部は、全てあるいは任意の筒状空間の左端側と右端側のいずれか一方若しくは双方に配設され、前記筒状空間の貫通方向に指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造としたことである。
第13の技術的手段は、第12の技術的手段において、パネル本体の高さ方向で設けられている複数個の筒状空間は、
パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第14の技術的手段は、第1乃至第13のいずれかの技術的手段において、パネル本体が、ポリカーボネートで形成されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第15の技術的手段は、第1乃至第14のいずれかの技術的手段において、パネル本体が、押出成形により一体成形されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第16の技術的手段は、第1乃至第15のいずれかの技術的手段において、パネル本体に設けられた複数の筒状空間は、
発光部と接続された制御回路により、所定の筒状空間に配設された発光ダイオードのみ発光するように制御されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第17の技術的手段は、第16の技術的手段において、所定の筒状空間に配設された発光ダイオードは、所定の設定時間になった時のみ所定時間の間だけ発光するように制御されていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第18の技術的手段は、第17の技術的手段において、複数の筒状空間毎に、設定時間が異なっていることを特徴とするパネル構造としたことである。
第19の技術的手段は、複数枚のパネルを連ねて配設することで所定区域の内側と外側とを仕切る仮囲いであって、前記パネルに第1乃至第18の技術的手段のいずれかのパネル構造を利用したことを特徴とする仮囲いとしたことである。
第20の技術的手段は、第19の技術的手段において、隣り合って配設されるパネルの間には、それぞれのパネルを支持する支柱が備えられ、
支柱は、平面視でH形状に形成され、左右両側には隣り合うパネルを差し込み収容可能なパネル高さ方向に連続する差し込み空間が設けられていることを特徴とする仮囲いとしたことである。
本考案によれば、昼夜を問わず長期にわたり装飾性の高いパネル構造を提供することができた。
以下、本考案に係るパネル構造の一実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、本実施形態は本考案の一実施形態にすぎず、何等これらに限定して解釈されるものではなく、本考案の範囲内で設計変更可能である。
本考案の最適な実施形態として、例えば建築現場区域とその現場区域以外とを仕切るために配設される仮囲い(図1参照)を構成するパネル構造を、第一の実施形態として挙げて以下説明する。
本実施形態のパネル構造は、パネル本体3と、発光部とで構成されている。
例えば、建築現場区域とその現場区域以外との境界付近に多数の管材からなる支持構造物4を組み立てて設置し、その指示構造物4の横桟41の長さ方向に所定の間隔をあけるとともに、固定部材(フック51、クランプ52)でそれぞれ複数個の支柱2を連結して所定間隔で配設する。
そして、その隣り合う支柱2,2、2,2…の間に本考案のパネル構造を一枚ずつ組み込んで配設していく。この作業を所定領域にわたって行うことで、仮囲い1が現場に配設される(図1参照。)。
支柱2は、特に限定されるものではないが、本実施形態では、例えば平面視でH字形状に形成され、左右両側には、隣り合うパネル構造を差し込み収容可能なパネル高さ方向H1に連続するパネル差し込み空間20,20が設けられている。
また、支柱2には、前記横桟41に連結する固定部材のネジが挿入固定可能な止め孔21が、支柱2の長さ方向(高さ方向H1)で所定の間隔をあけて複数個設けられている。この止め孔21は特に限定されず、使用される固定部材のネジ部との関係で適宜変更可能である。
支柱2の構造・材質などは特に限定されるものではなく本考案の範囲内で設計変更可能である。材質は、一般的な鋼板製であっても良いが、例えば後述するパネル本体3と同様に、透明又は透光性を有する合成樹脂材で一体成形されるものであれば、パネル本体3との一体性に優れるとともに、成形性にも優れている。また、後述する発光部を支柱2にも配設するものとすれば光による装飾性がさらに高まる。
パネル本体3は、透明又は透光性を有する材質で、例えば押出成形により、パネル全体の厚さ方向L1に所定厚みを有するとともに、高さ方向H1に所定の高さを有し、かつ横幅方向W1に所定の幅を有した正面視で矩形の中空平板状に一体成形されている(図1乃至図7参照。)。
本実施形態では、透明なパネル本体3を提供するために、ポリカーボネート(Polycarbonate)を採用する。
なお、パネル本体3を構成する材質は、ポリカーボネートが透明性・強度などを考慮すると最も好ましいが、透明又は透光性を有する材質であれば、塩化ビニル樹脂などの他の樹脂材料が本考案の範囲内で適宜選択採用可能である。また、パネル本体3は本実施形態で押出成形によって一体成形するものとしたが、パネル本体3の成形方法はこれに限定されるものではなく、他の周知方法が本考案の範囲内で設計変更可能である。
パネル本体3は、詳細には次の構成からなっている。
所定厚みをもって形成された平板状の前壁30と、該前壁30と同一形状で、かつ平行状に設けられた平板状の後壁31と、前壁30や後壁31と略同一の厚みを有するとともに、前壁30や後壁31と比して細幅の細長平板状に形成され、前壁30と後壁31に直交状に設けた左壁32と、該左壁32と同一形状で、かつ平行状に設けられた細長平板状の右壁33を有している。
また、前記前壁30と後壁31と左壁32と右壁33とで形成される平面視で細長矩形状の内部空間を、前記前壁30と後壁31の内面間にわたって架け渡して、パネル本体3の横幅方向W1で並設する複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁34を有している。
さらに、その横幅方向W1に並設される各空間を、それぞれ厚さ方向L1の複数個の細長の筒状空間Sに細分割する複数個の厚さ方向隔壁35を有している。前記細長の筒状空間Sは、それぞれが上下でパネル本体3の外方と連通し、パネル本体3の高さ方向H1に貫通した空間に形成されている。
本実施形態では、図3及び図5に示すように、前記左壁32の上端32aと右壁33の上端33a、および前記幅方向隔壁34の上端34aと厚さ方向隔壁35の上端35aが、それぞれ前壁30の上端30aと後壁31の上端31aよりも平面上で低く形成されている。
なお、前記幅方向隔壁34の上端34aと厚さ方向隔壁35の上端35aは、それぞれ平面上で同一高さに形成されている。
このような構成を採用することにより、本実施形態では、パネル本体3の上端側には、後述する発光部8の基板9を着脱可能に収容する基板収容部6が、平面視矩形状で、かつ凹状に設けられることとなる。
このようにパネル本体3の上端側に、基板収容部6が凹状に設けられるため、基板9が凹状内に収容されてパネル本体3の上端側に突出しない。
さらに本実施形態では、図3及び図7に示すように、前記左壁32と右壁33の双方が、パネル本体3の左側(図3で左側)及び右側(図3で右側)において、内方側に向けて所定距離だけ窪んだ形態に形成されている。
詳しくは、前記左壁32と右壁33の双方が、前壁30の左側端部30bと後壁31の左側端部31b及び前壁30の右側端部30cと後壁31の右側端部31cの双方よりも、平面上で内側に位置するように構成されている(図3及び図7参照。)。
これにより、パネル本体3の左壁32側と右壁33側の双方に、コネクタ11を収容可能なコネクタ収容部7が、パネル本体3の高さ方向H1にわたって連続した凹状に設けられることとなるため、コネクタ11が、パネル本体3の左壁32側あるいは右壁33側に突出しない形状となる。
なお、本実施形態では、後述する発光部8は図面(例えば図3)上で左側にのみコネクタ11を備えているものであるため、パネル本体3の左壁側にのみ上述したコネクタ収容部7があるものでも足りる。すなわち、発光部形態によっては、コネクタ収容部7は、パネル本体3の左壁32側か右壁33側のいずれかにのみ設けられているものでよい(コネクタ11が突出する側にのみ設けられるものであればよい)ため、パネル本体3の左壁32側のみであっても右壁33側のみであってもよく、特に限定解釈されるものではなくいずれも本考案の範囲内である。
このようにコネクタ収容部7を設けた場合、上述したように発光部8のコネクタ11が、パネル本体3の左壁32側のコネクタ収容部7に突出することなく収容されるため、次のような作用効果を奏することとなる。
すなわち、支柱2とともに本実施形態のパネル構造をもって仮囲い1を形成する場合、上述したように、本考案のパネル構造を構成しているパネル本体3の左壁32側と右壁33側を、隣り合う支柱2,2の向かい合うパネル差し込み空間20,20に差し込んで支柱2,2間に配設する。
このとき、パネル本体3の左壁32側は支柱2の差し込み空間20に差し込まれているため、コネクタ収容部7は前記差し込み空間20によって覆われた状態となる。従って、コネクタ収容部7に収容されているコネクタ(発光部側のコネクタ11)と、このコネクタ11に接続されて、発光部8の発光ダイオード10とパネル本体3外に備えられる制御回路12側とを電気的に接続するコネクタ(回路側のコネクタ13)及び配線14は、前記コネクタ収容部7と前記差し込み空間20によって覆われた状態となる。
なお、本実施形態では、支柱2の下端部を、後述する支柱下カバー17で覆っているため、前記支柱下カバー17には、前記配線14を外方に案内するためのガイド孔17bが設けられている(図2及び図8(c)参照。)。
また、発光部がコネクタを有することなく直接制御回路とつながっている形態の場合には、このようなコネクタ収容部7を有しない形態であってもよい。このような形態の場合、例えば基板から延びた配線をパネル本体3の裏側に廻してもよく、配線の這いまわし方は設計変更可能である。
なお、コネクタ収容部7を有していれば、前記配線は、このコネクタ収容部を経由して這いまわすことも可能である。
発光部8は、パネル本体3に備えられ、パネル本体3内を光により装飾するもので、具体的には発光ダイオード10が用いられる。
本実施形態の発光部8は、前記基板収容部6に収まる程度の厚さ方向幅(厚さ方向L1)と高さ(高さ方向H1)を有し、左壁32と右壁33との間の距離よりも長く、かつ前壁30・後壁31よりも短く形成された長尺板状の基板9と、前記長尺板状の基板9の内面(パネル本体3の上端部と対向する面)9aで、基板9の長さ方向W2に並設される複数個の発光ダイオード10と、前記基板内面9aの末端で、前記各発光ダイオード10とパネル本体3外に備えられる制御回路12側とを電気的に接続するコネクタ11を備えている。
発光ダイオード10は、本実施形態では、厚さ方向隔壁35によってパネル本体3の前後方向に分割された前方側の空間(前壁30寄りの空間)Sの全ての各上端側に内装されている。
発光ダイオード10は、空間Sの貫通方向で下方(図2,3で矢印Xで示す方向)への指向性が高い発光ダイオードが適用され、赤色、青色、黄緑色など現在周知若しくは将来考えられ得る色の発光ダイオードは本考案の範囲内である。
なお、本実施形態では、前壁30寄りの全ての空間Sに発光ダイオード10が内装された形態であるが、任意の空間Sを選択して配設することも可能で本考案の範囲内で設計変更可能である。また、本実施形態では、一つ一つの空間Sに内装される発光ダイオード10は2個とし、青色発光ダイオードと赤色発光ダイオードが一つずつ備えられている。なお、発光ダイオード10の外観形状や組合せなどは特に限定されるものではない。一つ一つの空間Sにはそれぞれ1個の発光ダイオード10しか配設しない形態であっても本考案の範囲内である。赤色発光ダイオードと青色発光ダイオードが交互に配設されるものや、赤色・赤色、青色・青色などのように同一色の発光ダイオードが複数ずつ交互に配設されるものであってもよい。
発光ダイオード10の発光パターンは特に限定されず、使用形態に応じて、制御回路12を制御調整することで種々選択変更可能である。例えば、同一色を所定時間連続して発光させるように制御してもよい。
また、所定時間毎に断続で発光させるように制御してもよい。また、青色と赤色を交互に発光させたり同時に発光させたり制御することも可能である。
また、本実施形態では、パネル本体3の上端部を覆うパネルカバー15と、支柱2の上端部を覆う支柱上カバー16と下端部を覆う支柱下カバー17を備えている(図1乃至図8参照。)。
パネルカバー15は、本実施形態では、パネル本体3の左壁32と右壁33との間の距離W3と略同一の長さを有するとともに、前壁30と後壁31とに緊密に嵌る程度の断面視コの字状に形成されている。
支柱上カバー16と支柱下カバー17は、支柱2の前壁2aと後壁2bの横幅方向W1の寸法と略同一の幅を有するとともに、支柱2の前後壁2a,2bに緊密に嵌る程度の断面視コの字状にそれぞれ形成されている。
また、支柱上カバー16と支柱下カバー17には、ボルト孔16a,17aが設けられており、支柱2とボルト止めされる。
また、支柱下カバー17は、支柱2の差し込み空間20の下端領域で、パネル本体3の下端を受ける受部材としても機能している(図2参照。)。
パネルカバー15及び支柱上カバー16と支柱下カバー17は、透明な材質で形成されている。例えばパネル本体3と同様に、透明性の高いポリカーボネートで形成されている。また、パネルカバー15及び支柱上カバー16と支柱下カバー17は、特にその材質に限定されるものではなく、例えば他の透明な合成樹脂材や透光性を有する合成樹脂材、あるいは、鉄やアルミニウム等の金属によって形成されていても良い。
なお、上述した支柱2及びパネル本体3の高さ寸法や幅寸法は、仮囲いとして設置した場合に、部外者の侵入や建設部材の飛散を防止し得る程度の所定の高さや幅を有するように設定されていれば良く、使用環境や需要に応じて変更可能であり、特に限定はされない。
本実施形態によれば、高さ方向に貫通する複数の細長の筒状空間Sに、それぞれの筒状空間Sの上方から下方への指向性の高い発光ダイオード10を配設したため、それぞれの筒状空間S毎に、空間全域にわたって細長状に発光する。
従って、パネル本体3の高さ方向の広い範囲で、かつパネル本体3の幅方向で細長の筒状空間S領域毎に細長状の様々なパターンの発光装飾が提供できるため、装飾効果が高いとともに、視認性が高く注意を促し易いため、安全性が極めて高いものである。
また、本実施形態によれば、パネル本体3の上端には、発光部8の基板9をパネル本体3の上端に突出しないように収容可能な基板収容部6が備えられているため、基板9の脱落による基板破損が防止できる。
また、本実施形態によれば、パネル本体3の左壁32側に、凹状のコネクタ収容部7が備えられているため、仮囲い1配設時において、支柱2の差し込み空間20にパネル本体3の左壁32側を差し込むと、コネクタ収容部7は前記差し込み空間20によって覆われた状態となる。
この時、コネクタ収容部7に収容されているコネクタ(発光部側のコネクタ11)には、発光部8の発光ダイオード10とパネル本体3外に備えられる制御回路12側とを電気的に接続する配線14がコネクタ(回路側のコネクタ13)で接続されているため、これらコネクタ11,13及び配線14は、全て前記コネクタ収容部7と前記差し込み空間20によって覆われた状態となる。従って、配線関係がコネクタ収容部7と差し込み空間20によってまとめられるため、煩雑とならずパネル周りの美観が向上するとともに、作業者や通行人が配線に引っ掛って怪我をしたり、断線を招いたりする虞も減少する。
さらに、本実施形態のように仮囲い1の支柱2,2間に組み込まれるパネルとして使用する場合、支柱2が透光性を有しない材質からなるものとすれば、コネクタ収容部7と差し込み空間20によってまとめられた配線関係が、支柱2によって外部から直視されなくなるため、さらなる美的外観の向上につながる。
また、このように支柱2が透光性を有しない材質からなるものとすれば、支柱2,2で区画された領域毎に異なる発光装飾を施す形態とした場合であっても、支柱2,2で区画された隣り合う領域の装飾と交わることなく発光させることができる。これによれば、支柱2,2間で区切った領域毎に発光装飾を利用した広告スペースとして、異なる広告主への提供が可能となる。
本実施形態によれば、パネル本体3に並設して複数備えた細長の筒状空間S毎に、筒状空間Sの筒軸方向(パネル高さ方向H1)に指向性の高い発光ダイオード10を配設するものとしているため、一つの空間S毎、あるいは並設した複数単位毎に発光させることが可能である。このような発光制御にあっては、制御回路12を適宜制御することで可能である。
従って、このような発光形態が採用できるようになったため、広告スペースとして時間単位で貸すことも可能である。
すなわち、例えば、透明あるいは透光性を有するパネル本体3におけるそれぞれの筒状空間S毎に広告文字やマークなどを直接記載あるいは貼り付け等しておき、ある一定時間になると、そのうちの一つの筒状空間S(例えば、図2を直視した場合で右端の空間S)のみ全体が一定時間の間だけ発光して広告を発光装飾させる。また、前記筒状空間Sの隣の筒状空間S(例えば、図2を直視した場合で右端から二番目の空間S)にも同様に他の広告主の広告文字やマークを直接記載あるいは貼り付け等しておき、先の筒状空間S(例えば、図2を直視した場合で右端の空間S)の発光装飾が一定時間経過した後に、この筒状空間Sの隣の筒状空間S(例えば、図2を直視した場合で右端から二番目の空間S)のみ一定時間の間だけ発光させて広告を発光装飾させることができる。
さらに、このように時間毎に発光装飾する部分を選択可能とできるため、例えば、発光装飾させる時間によって広告料金体系を異にすることもでき、広告収入の増加も可能となる。例えば、仮囲い1を設置した周辺を通行する人が最も多い時間帯に発光装飾させる場合は高額な料金設定とし、深夜など人通りの少ない時間帯などに発光装飾させる場合には低額な料金設定とするなど、種々のバリエーションが採用可能である。
「変形例1」
本実施形態では、パネル本体3の内部空間を幅方向隔壁34と、厚さ方向隔壁35によって細分割した一形態をもって説明したが、パネル本体3は、少なくとも、幅方向隔壁34によって内部空間をパネル本体3の横幅方向W1で複数個の空間に分割し、前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体3外方と連通し、パネル本体3の高さ方向H1に貫通した空間に形成されているものであればよい。また、その空間の数も限定されるものではなく任意である。
また、この内部空間は、さらに斜め方向の隔壁(図示せず)などを設けることで細分割することも可能で、このように細分割することで強度面の向上を図ることも可能である。
「変形例2」
本実施形態では、パネル本体3の上端側に、発光部8の基板9を着脱可能に収容する基板収容部6が凹状に設けられた実施の一形態をもって説明したが、本考案はこのような形態に限定解釈されるものではなく、前記基板収容部6を備えない形態であっても本考案の範囲内である。
すなわち、基板9は、パネル本体3の上端部に配設するだけで、凹状の収容部に収容するものではなく、単にパネルカバー15で覆って保持する形態とすることも可能である。従って、このような形態の場合は、前壁30の上端30a、後壁31の上端31a、左壁32の上端32a、右壁33の上端33a、幅方向隔壁34の上端34a、厚さ方向隔壁35の上端35aのそれぞれが平面上で同一高さに形成されていて構わない。また、基板9はパネル本体3の上端部に周知手段で固着してもよい。
「変形例3」
本実施例では、支柱2の左右両側に設けられている差し込み空間20,20に、パネル構造を1枚ずつ配した構成を説明したが、これに限定されず、差し込み空間20の厚さ方向L1の範囲内であれば、本実施形態のパネル本体3よりも薄いパネル本体を複数枚重ね合わせた状態で配することも可能である。
また、複数枚のパネル本体は、それぞれの厚み寸法が均等でなくてもよい。
このように、厚さ方向L1にパネル本体を複数枚配することによって、仮囲いを設置した場合に、仮囲いの外部側または内部側の片側のパネル本体が破損しても、もう片側のパネル本体が残るので、仮囲いの機能が損なわれることがない。また、破損したパネル本体のみを交換すれば、仮囲いを完全な構成に復旧させることができる。
また、厚さ方向L1にパネル本体を複数枚配することによって、仮囲いの外側に配するパネル本体と内側に配するパネル本体の色を変えることが容易となる。すなわち、色違いのパネル本体を厚さ方向L1に組み合わせて仮囲いを設置しても良い。このように構成することで、発光部の発光色との組み合わせで種々の色彩が醸し出され、装飾性を高めることも可能である。
「変形例4」
本実施形態では、支柱2の両側の差し込み空間20,20を、同じサイズの空間として形成したが、これに限定されず、差し込み空間20は片方だけ形成しても良い。このように形成すれば、仮囲いの端部などで、支柱の片側のみにパネル本体3が差し込まれる場合等であっても、支柱は、パネル本体が差し込まれない側に差し込み空間が存在しないので、外観的にすっきりとした形状になる。
「変形例5」
仮囲い1には、透光性を有さないパネル本体や、部分的に透光性を有さないパネル本体を用意して、透明るいは透光性を有するパネル本体3と組み合わせて設置しても良い。例えば、仮設トイレ等、外部から見られたくない設備の周りに透光性を有さないパネル本体を配せば、プライバシーを保護することもできるし、或いは、仮囲いの装飾的な効果を付加させるために、部分的に透光性を有さないパネル本体を配しても良い。なお、透光性を有さないパネル本体とするためには、パネル本体を形成する材質に透光性を有さない材質を選択しても良いし、または、透光性を有するパネル本体の全部または一部を着色しても良い。
図9は、実施例2を示す。
本実施形態では、パネル本体3の各空間の貫通方向に複数個の発光ダイオード100が並設されている実施の形態である。
パネル本体3にあっては実施例1と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
発光部80は、前記空間S内で、かつ空間Sの貫通方向にわたって内装可能なフレキシブル性を有する基板90と、基板90の前面側(前壁30の内面と対向する側 図面で右側)で、基板90の長さ方向で所定間隔毎に配設された複数個の発光ダイオード100とで構成されている。前記基板90の下端側は、発光ダイオード100に発光制御信号を送る図示しない制御回路側に接続されている。
なお、発光ダイオード100は、パネル本体3の前壁30方向(図中矢印Y方向)への指向性の高いものとする。
また、本実施形態では、パネル本体3の上端部に基板を配設する形態ではないため、実施例1のように基板収容部6を備える必要性もない。従って、本実施形態の場合には、前壁30の上端30a、後壁31の上端31a、左壁32の上端32a、右壁33の上端33a、幅方向隔壁34の上端34a、厚さ方向隔壁35の上端35aのそれぞれが平面上で同一高さに形成されているものでよい。
本実施例は、特に図示しては説明しないが、実施例1と比した際に、パネル本体に設けた空間の貫通方向が異なっている形態である。
すなわち、パネル本体は、前壁と後壁と上壁と下壁と、前記前壁と後壁と上壁と下壁とで形成される内部空間を、パネル本体の高さ方向で複数個の空間に分割する複数個の高さ方向隔壁とで構成されている。
前記複数個の空間は、それぞれが左右端側でパネル本体外方と連通し、パネル本体の横幅方向に貫通した空間に形成されている。
従って、実施例1では、それぞれの空間がパネルの高さ方向に貫通しているのに対し、本実施例では、それぞれの空間がパネルの横幅方向(左右端方向)に貫通している点でのみ相違しているものである。
このようなパネル本体構成であるため、発光部は、左端側と右端側のいずれか一方若しくは双方にて、前記複数個の空間の貫通方向に指向性が高い発光ダイオードが内装される。
前記各空間の全てあるいは任意の空間のいずれかに配設されていればよく限定解釈はされない。
また、パネル本体の高さ方向で設けられている複数個の空間は、パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割したものであっても本考案の範囲内である。さらに、パネル本体の開放側である、左端側と右端側は、所定のカバー部材で覆う攻勢を採用することも勿論可能である。
その他の構成及び作用効果は実施例1と同様であるため説明は省略する。
図10は実施例4を示す。
本実施例は、本考案のパネル構造を、床パネルとして採用した実施の一形態である。
本実施形態は、単に使用形態が異なっているものであり、構成そのものは実施例1の形態と変わらないため、詳細な説明は省略する。なお、本実施形態の場合、床表面(踏付け面)側となる面寄り(図10で上側の面)の空間には発光ダイオードを内装せずに、図10で下側の空間Sにのみ発光ダイオード10を内装するものとする。衝撃から発光ダイオード10を保護するためである。
本考案のパネル構造の実施例1を採用した仮囲いの設置状態を背面側(施工現場の内側)から見た斜視図である。 本考案のパネル構造を採用した仮囲いの一部を省略して示す縦断面図である。 本考案のパネル構造を一部省略して示す縦断面図である。 本考案のパネル構造を一部省略して左壁側から見た側面図である。 本考案のパネル構造を一部省略して左壁側から見た縦断側面図である。 本考案のパネル構造であって、基板を備えた状態を一部省略した平面図である。 本考案のパネル構造であって、支柱に支持された状態を一部省略して示す横断面図である。 (a)は、一部省略したパネルカバーの斜視図、(b)は柱上カバーの斜視図、(c)は柱下カバーの略斜視図である。 本考案のパネル構造の実施例2を一部省略して左壁側から見た縦断側面図である。 本考案のパネル構造の実施例4を一部省略するとともに、分解して示す斜視図である。
符号の説明
1 仮囲い
2 支柱
3 パネル本体
30 前壁
31 後壁
32 左壁
33 右壁
34 幅方向隔壁
H1 高さ方向
W1 横幅方向
L1 厚さ方向
S 空間
8 発光部
9 基板
10 発光ダイオード
11 コネクタ

Claims (20)

  1. 透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
    前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
    パネル本体は、前壁と後壁と左壁と右壁と、前記前壁と後壁と左壁と右壁とで形成される内部空間を、パネル本体の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁とで構成され、
    前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体外方と連通し、パネル本体の高さ方向に貫通した筒状空間に形成されており、
    発光部は、全てあるいは任意の筒状空間の上方側にそれぞれ配設され、前記筒状空間の貫通方向で下方への指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造。
  2. 透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
    前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
    パネル本体は、前壁と後壁と左壁と右壁と、前記前壁と後壁と左壁と右壁とで形成される内部空間を、パネル本体の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁とで構成され、
    前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体外方と連通し、パネル本体の高さ方向に貫通した筒状の空間に形成されており、
    発光部は、全てあるいは任意の筒状空間の下方側にそれぞれ配設され、前記複数個の筒状の空間の貫通方向で上方への指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造。
  3. 透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
    前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
    パネル本体は、前壁と後壁と左壁と右壁と、前記前壁と後壁と左壁と右壁とで形成される内部空間を、パネル本体の横幅方向で複数個の空間に分割する複数個の幅方向隔壁とで構成され、
    前記複数個の空間は、それぞれが上下でパネル本体外方と連通し、パネル本体の高さ方向に貫通した筒状の空間に形成されており、
    発光部は、全てあるいは任意の筒状空間内でそれぞれ複数個ずつ貫通方向に向けて並設され、パネル本体の前壁方向への指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造。
  4. 発光ダイオードは、筒状空間の上端側に内装されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル構造。
  5. パネル本体の上端部に長尺板状の基板が備えられ、
    発光ダイオードは、パネル本体の上端部と対向する前記長尺板状の基板内面で、基板の長さ方向に並設されて、パネル本体の筒状空間の上端側に内装されており、
    前記基板内面の末端で、前記各発光ダイオードとパネル本体外に備えられる制御回路側とを電気的に接続するコネクタを備えていることを特徴とする請求項1に記載のパネル構造。
  6. 基板は、パネル本体の上端部に着脱可能に備えられていることを特徴とする請求項5に記載のパネル構造。
  7. 基板は、パネル本体の上端部に固定されることなく配設され、
    その基板上を覆うようにしてパネル本体に着脱可能なパネルカバーを備えることで、基板が、パネル本体の上端部に着脱可能に備えられることを特徴とする請求項5に記載のパネル構造。
  8. パネル本体の左壁の上端と右壁の上端および幅方向隔壁の上端が、前壁の上端と後壁の上端よりも平面上で低く形成することにより、パネル本体の上端側に、基板を着脱可能に収容する基板収容部が凹状に設けられ、基板がパネルの上端側に突出しないことを特徴とする請求項7に記載のパネル構造。
  9. パネル本体の左壁あるいは右壁のいずれかあるいは双方が、前壁の左側端部と後壁の左側端部あるいは前壁の右側端部と後壁の右側端部のいずれかあるいは双方よりも平面上で内側に位置するように構成することにより、パネル本体の左壁側あるいは右壁側のいずれかあるいは双方に、コネクタを収容可能なコネクタ収容部が凹状に設けられ、コネクタが、パネルの左壁側あるいは右壁側に突出しないことを特徴とする請求項8に記載のパネル構造。
  10. パネル本体の横幅方向で設けられている複数個の筒状空間は、
    パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のパネル構造。
  11. パネル本体の横幅方向で設けられている複数個の筒状空間は、
    パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割されており、
    前記厚さ方向隔壁の上端が、前壁の上端と後壁の上端よりも平面上で低く形成されていることを特徴とする請求項8又は9に記載のパネル構造。
  12. 透明又は透光性を有する材質で形成されたパネル本体と、
    前記パネル本体に備えられ、パネル本体内を光により装飾する発光部とで構成されており、
    パネル本体は、前壁と後壁と上壁と下壁と、前記前壁と後壁と上壁と下壁とで形成される内部空間を、パネル本体の高さ方向で複数個の空間に分割する複数個の高さ方向隔壁とで構成され、
    前記複数個の空間は、それぞれが左右端側でパネル本体外方と連通し、パネル本体の横幅方向に貫通した筒状空間に形成されており、
    発光部は、全てあるいは任意の筒状空間の左端側と右端側のいずれか一方若しくは双方に配設され、前記筒状空間の貫通方向に指向性が高い発光ダイオードであることを特徴とするパネル構造。
  13. パネル本体の高さ方向で設けられている複数個の筒状空間は、
    パネル本体の厚さ方向に備えたそれぞれ一個乃至複数個の厚さ方向隔壁により、パネル本体の厚さ方向でそれぞれ細分割されていることを特徴とする請求項12に記載のパネル構造。
  14. パネル本体が、ポリカーボネートで形成されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載のパネル構造。
  15. パネル本体が、押出成形により一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のパネル構造。
  16. パネル本体に設けられた複数の筒状空間は、
    発光部と接続された制御回路により、所定の筒状空間に配設された発光ダイオードのみ発光するように制御されていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載のパネル構造。
  17. 所定の筒状空間に配設された発光ダイオードは、所定の設定時間になった時のみ所定時間の間だけ発光するように制御されていることを特徴とする請求項16に記載のパネル構造。
  18. 複数の筒状空間毎に、設定時間が異なっていることを特徴とする請求項17に記載のパネル構造。
  19. 複数枚のパネルを連ねて配設することで所定区域の内側と外側とを仕切る仮囲いであって、前記パネルに請求項1乃至18に記載のパネル構造を利用したことを特徴とする仮囲い。
  20. 隣り合って配設されるパネルの間には、それぞれのパネルを支持する支柱が備えられ、
    支柱は、平面視でH形状に形成され、左右両側には隣り合うパネルを差し込み収容可能なパネル高さ方向に連続する差し込み空間が設けられていることを特徴とする請求項19に記載の仮囲い。
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