JP3148205B2 - 計量機能付き端部取付具ならびにそれを備えた容器 - Google Patents

計量機能付き端部取付具ならびにそれを備えた容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定体積の適用量
の形態で流体製品を取り出すための計量機能付き端部取
付具に関するものであり、特に、シャンプーやコンディ
ショナーまたゲルやローションやミルクなどといった化
粧品を、所定体積の適用量の形態で取り出すための計量
機能付き端部取付具に関するものである。本発明は、ま
た、本発明による計量機能付き端部取付具を備えた、収
容取出アセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】とり
わけ化粧品の分野においては、多くの髪用製品なかでも
シャンプーは、弾性変形可能な壁を有した容器内に収容
される。このような容器のネックは、製品の取出のため
の1つまたは複数の穴が中央に穴開けされた壁によって
閉塞されている。製品を取り出すには、容器の上下をひ
っくり返して、容器の弾性壁に圧力をかけ、製品を1つ
または複数の穴から押し出すようにする。この場合、製
品は、使用者の手のひらに集められ、使用者の髪へと適
用される。しかしながら、このような単純な手の動きで
は、製品の取出量を計量することができない。
【0003】また実際に、取り出すべき製品を計量する
ためのデバイスが存在する。しかしながら、それらは、
構造が複雑すぎて、特に大衆市場のようなある種の流通
チャネルにおける経済的要求には全く不向きなほどコス
ト高のものである。
【0004】米国特許明細書第5,090,600号に
は、ピストンの内部に計量チャンバが形成されているタ
イプの計量機能付き端部取付具が開示されている。計量
チャンバの自由端には、計量された製品の放出を可能と
するための開口が形成されている。計量チャンバのこれ
ら開口は、ピストンの面上に製品によってもたらされる
圧力により押し開けられる。そして、製品は、開口が開
いている間に重力によって流出する。製品の取出時に
は、閉塞部材は、実質的に、計量チャンバから突出して
いる。このような構成に係わる問題点の1つは、計量チ
ャンバ内の取出口の閉塞を確保する閉塞部材が、ピスト
ンと一体であることに起因している。したがって、閉塞
部材の移動距離が、ピストンの移動距離と同じである。
大量に製品を取り出すには、閉塞部材が大きな移動距離
にわたって移動する必要があり、このため、閉塞部材付
きのかさ高い放出ヘッドが、放出位置においては、計量
チャンバからかなり外側へと突出することとなる。この
ような構成は、美的観点からは、欠点となる。特に、化
粧品の収容のために使用されている場合には、欠点とな
る。代替例としては、大きな断面積を有している計量チ
ャンバを使用することである。この場合には、断面積が
大きいことのために、適用量の取出に際して、ピストン
の移動距離が小さくて済み、したがって、閉塞部材の移
動距離が小さくて済む。しかしながら、ピストンの駆動
に大きな圧力を必要とする。このことは、化粧品の使用
に関連した制約からは、不適当である。
【0005】さらに、そのような端部取付具は、飲料の
ような粘性の小さな液体製品の計量取出には好適ではあ
るけれども、特に化粧品の分野において一般に使用され
るような粘性製品の取出に関しては、容易に使用するこ
とができない。これは、製品の粘性のために、製品の自
重だけによっては、製品の流通が十分に速く行われない
ことによるものである。また、複数の開口が、計量チャ
ンバの壁に穴開けされた複数の穴から形成されており、
そのため、複数の穴は、計量チャンバの断面に対して径
方向を向く向きとされている。よって、取出時には、製
品は、実質的に径方向を向いて放出される。このこと
は、単に自重によって流出する場合にしか適切なもので
はない。他方、そのような径方向取出は、圧力を受ける
ことによって製品が取り出される場合には、取り出した
製品を小さな範囲に寄せ集めることが非常に困難である
という限りにおいて、全く不適切なものである。
【0006】米国特許明細書第2,904,227号に
は、製品の計量取出のための端部取付具が開示されてい
る。この端部取付具は、ピストンが内部において移動可
能に取り付けられている計量チャンバを備えている。軸
方向チャネルが、ピストンを貫通して形成されている。
この軸方向チャネルは、ピストンの自由端近傍におい
て、取出口上において開口している径方向部分内におい
て、終端している。ピストンの休止状態においては、取
出口は、閉塞されている。適用量の製品を取り出すに
は、ピストンによってもたらされた製品圧力により、取
出口が、押し広げられる。製品は、チャネルの径方向部
分を通って流通し、チャネルの軸方向部分を通り、そし
て、径方向取出口から流出する。前記米国特許明細書第
5,090,600号の場合と同様に、製品の取出は、
ピストンと一体とされた閉塞部材の、計量チャンバの外
部における、移動によって、達成される。そして、移動
距離は、取り出すべき適用量に依存する。
【0007】また。米国特許明細書第5,090,60
0号の場合と同様に、製品は、大きな径方向の指向性を
もって取り出される。このことは、製品の寄せ集めを許
容しない。特に、化粧品の場合には、手のひら内に、取
り出した製品を集めることは困難である。また、ピスト
ン内に形成された軸方向チャネルを通って製品が流通す
ることが必須とされていることのために、大きな流通速
度が要望されている場合には、特に製品が高粘性である
場合などは、全く不適切である。加えて、そのような軸
方向チャネルは、特に長期の不使用期間後には、汚染を
受けてしまう。この場合には、デバイスを使用すること
ができない。
【0008】したがって、本発明の1つの目的は、従来
技術によるデバイスに関連した上記問題点の全部または
一部を解決し得るような計量機能付き端部取付具を提供
することである。
【0009】特に、本発明の1つの目的は、計量チャン
バの流出通路の閉塞を行う閉塞部材の移動が、取り出さ
れるべき適用量とは無関係であって、そのため、適用量
の体積が大きい場合であってさえも、閉塞部材の移動距
離が、特に計量チャンバの外部における閉塞部材の移動
距離が、制限されているような、計量機能付き端部取付
具を提供することである。
【0010】特に、本発明の1つの目的は、使用が容易
であるとともに低コストで製造できるような計量機能付
き端部取付具を提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、高粘度を有した製品
の計量取出に特に好適な計量機能付き端部取付具を提供
することである。
【0012】本発明の他の目的は、圧力の作用の下に、
製品を計量して取り出し得るとともに製品を狭い範囲に
集中的に(局所的に)取り出し得るような計量機能付き
端部取付具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、製品を収容した容器上に取り付けることを意図し
た計量機能付き端部取付具であって、計量チャンバを具
備してなり、計量チャンバの内部には、ピストンが、計
量チャンバが最大容積をなす第1位置と計量チャンバが
最小容積をなす第2位置との間にわたって移動可能であ
るようスライド可能に取り付けられており、計量チャン
バは、ピストンが第1位置にあるときには開放されかつ
ピストンが第2位置にあるときには実質的に密封式に閉
塞される少なくとも1つの流入通路(16,17)を備
え、ピストンには、ピストンが第1位置にあるときには
計量チャンバに形成された少なくとも1つの流出通路を
実質的に密封式に閉塞し、かつ、少なくとも1つの流入
通路が閉塞されているときには少なくとも1つの流出通
路を開放する閉塞部材が連結されている計量機能付き端
部取付具を製造することによって、得られる。実用的に
は、閉塞部材は、有利には、少なくとも1つの流入通路
の軸方向高さとほぼ同じ移動距離だけ移動し、この移動
時には、閉塞部材は、計量チャンバの流入通路が開放さ
れている限りにおいては、計量チャンバの少なくとも1
つの流出通路を、密封式に確実に閉塞状態に維持する。
次に、少なくとも1つの流出通路が開放された後には、
閉塞部材は、不動とされる。その瞬間からは、計量チャ
ンバの内部において、ピストンだけが移動する。これに
より、計量チャンバ内の適用量が取り出される。言い換
えれば、閉塞部材は、ピストン移動の一期間についての
み、ピストンと一体移動を行う。よって、適用量の取出
に際して、閉塞部材のうちの、計量チャンバから突出し
ている部分の移動が制限された状態であっても、大量の
適用量の取出が可能とされる。よって、製造されるアセ
ンブリの、美的外観と実用性との双方が、改良される。
【0014】単純化された態様においては、ピストン
は、閉塞部材とともに、第1面が容器と連通しかつ第2
面が(少なくとも部分的に)計量チャンバと連通した壁
を形成している。適用量の取出に際しては、製品圧力
は、まず最初に閉塞部材に対応した壁部上に印加され
る。これは、軽量チャンバの流入通路が閉塞されるまで
続く。この第1段階(請求項でいうところの「所定期
間」)においては、閉塞部材は、ピストンを、計量チャ
ンバの流出通路に向けて駆動する。次に、計量チャンバ
の少なくとも1つの流入通路が閉塞され、計量チャンバ
の流出通路が開放される。この時、閉塞部材は、不動と
される。その後、製品圧力は、ピストンへと印加され
る。この時、ピストンは、ピストンが第2位置に到達す
るまで、閉塞部材とは独立に移動する。
【0015】有利には、少なくとも1つの流出通路およ
び閉塞部材は、本質的に軸方向流とされた少なくとも1
つの流れとして製品が計量機能付き端部取付具から取り
出され得るように構成されている。典型的には、少なく
とも1つの流出通路は、閉塞部材と、少なくとも1つの
流入通路とは軸方向反対側の計量チャンバ壁に形成され
た開口と、の間に形成される。よって、流出通路の数お
よびサイズを変えることによって、製品の出力流速を大
きく変えることができる。回転円筒体の形態とされた閉
塞部材の場合には、1°〜360°にわたって変更可能
な角度で延在させることができるような、製品のため
の、1つまたは複数の流通通路(流入通路および流出通
路)を形成することができる。このフレキシブルさのた
めに、例えばシャンプーからゲルまでといったように、
非常に低粘度のものから非常に高粘度の製品にまで至る
ような幅広い粘度の製品の取出を行うことができる。加
えて、通常の使用状況下でもたらされる圧力によって、
製品は、本質的に軸に沿って取り出される、この場合に
は、計量チャンバの軸に沿って取り出される。製品のこ
のような本質的軸方向取出によって、製品を容易に集め
ることができ、特に、シャンプーの場合には使用者の手
のひらに集めることができる。製造コストは、そのよう
な端部取付具が、制限された数の部材から構成されてい
るという点において、大衆市場における経済的要求に適
合するものである。これら部材の製造は、特に成型によ
る製造は、複雑かつ高価な型を使用することがない。典
型的には、シャンプーに対しては、計量チャンバの容積
は、約5mlである。
【0016】好ましい実施形態においては、係止体形成
手段が、少なくとも1つの流出通路が開放状態にあると
きに閉塞部材の移動を制限するために、設けられてい
る。
【0017】係止体形成手段は、計量チャンバの外部に
配置することができる。これに代えて、係止体形成手段
は、閉塞部材自身に設けることができ、この場合には、
計量チャンバの内部に設けることができる。
【0018】好ましい実施形態においては、計量チャン
バは、少なくとも1つの流入通路とは軸方向反対側に、
自由端部を有し、少なくとも1つの流出通路は、自由端
部よりも後方位置(計量チャンバにおいて、自由端部の
位置している側を先端側としたときの、後方位置)に配
置されており、係止体形成手段は、少なくとも1つの流
出通路の開放状態において閉塞部材が自由端部から実質
的に前方側へと突出しないようにして、構成されてい
る。よって、1つの構造として製造された端部取付具の
美的外観が向上し、使用者は、貯蔵状態から取出状態へ
と移行したにしても、何らの外観変化を観測することが
ない。また、そのような構成においては、少なくとも1
つの流出通路は、計量チャンバによって形成された凹所
の底部近傍に配置されている。この構成であると、製品
の軸方向取出をさらに向上させることができる。実際、
製品は、凹所の壁内において案内される。この利点は、
適用量の取出に際して使用者がボトルの壁に大きな力を
もたらしたときに、特に応用可能である。
【0019】凹所の壁は、閉塞部材のうちの、計量チャ
ンバの外部において移動する部分を案内することができ
る。有利には、複数のリブが、この目的のために設けら
れている。これらリブは、さらに、少なくとも1つの流
出通路から計量チャンバの前記自由端に向けて製品を案
内するための複数のチャネルを形成する。
【0020】有利には、外側カバーが、計量機能付き端
部取付具上に取り付けられており、外側カバーは、好ま
しくは少なくとも1つの流出通路に対向して配置され
た、少なくとも1つの穴を備え、係止体形成手段は、外
側カバーの一部を有して構成される。係止機能とは別
に、外側カバーは、アセンブリの美的外観の向上に寄与
する。外側カバーは、さらに、取り出されるべき製品の
流れ特性の変更を可能とする、特に製品流の寸法特性の
変更を可能とする。
【0021】有利には、ピストンの第1面に対しての製
品圧力が解除されたときにピストンを第1位置へと復帰
させるために、弾性復帰手段が、設けられている。この
ような弾性復帰手段は、好ましくはコイルスプリングか
ら構成されるものであって、アセンブリの動作を容易な
ものとする。適用量の取出後には、アセンブリを、次な
る取出のための準備状態とするのに、何らの操作も不要
である。
【0022】これに代えて、閉塞部材の自由端に圧力を
印加することによって手動でピストンを復帰させる手段
を設けることができる。これは、例えば、計量機能付き
端部取付具上に、着脱可能な蓋を取り付ける場合などで
ある。
【0023】好ましくは、ピストンの第1位置への復帰
時に、特に弾性復帰手段の作用に基づいて、少なくとも
1つの流出通路を閉塞するための位置へと閉塞部材を駆
動するための、係止手段が設けられる。
【0024】例えば、係止手段は、閉塞部材上に設けら
れているとともにピストンに対して係合し得る係止体を
備えて構成される。
【0025】好ましくは、容器は、弾性変形可能な側壁
を備えている。ピストンの第1面上への製品圧力は、側
壁上に圧力を印加することによって得られる。製品の適
用量を取り出した後に容器内の製品容積の減少を補償す
る目的で、側壁上への圧力が解除されたときに、容器内
への空気取込を可能とするための空気取込手段が設けら
れる。この構成は、特に化粧品分野において、従来と同
様の手の動きを使用できるという利点を有している。
【0026】好ましくは、空気取込は、ピストンの第1
位置への復帰時において、計量チャンバの少なくとも1
つの流出通路を介して、流出通路が閉塞部材によって閉
塞されるまでの時点において、行われる。よって、アセ
ンブリの構成は、個別の空気取込経路を使用して、取出
を行うことを助長する。
【0027】好ましい実施形態においては、少なくとも
1つの流入通路は、計量チャンバの実質的に完全な製品
充填を可能とするよう、第1位置と第2位置との間にお
けるピストンの移動の所定期間(第1段階)にわたって
少なくとも1つの流入通路が開放されているような、軸
方向高さにわたって延在しており、閉塞部材は、ピスト
ンの移動の前記所定期間にわたって、計量チャンバの少
なくとも1つの流出通路を閉塞し得るように構成されて
いる。これにより、粘性製品の場合であっても、計量チ
ャンバの全体を常に実質的に充填することができる。こ
れは、粘性製品の場合であり、かつ、前回の取出操作か
らの時間的余裕がない場合であっても、確実に行うこと
ができ、好適である。これは、高粘度製品の場合には、
重力による作用だけでは、計量チャンバ内を完全に充填
できないことに由来している。本発明のこの有利な特徴
点によれば、重力による計量チャンバの充填が、加圧に
よる充填によって補完される。加圧充填は、必要なとき
に、取出操作の開始時に起こる。より詳細には、加圧充
填は、計量チャンバの全周にわたって均等に配置された
複数の流入通路を使用して、起こる。
【0028】特定の実施形態においては、閉塞部材は、
少なくとも1つの流入通路に対して比較的近い側に位置
した第1部分と、少なくとも1つの流入通路からは比較
的遠い側に配置された第2部分と、を備え、第2部分
は、第1部分の横断面積よりも大きな横断面積を有して
いるとともに、ピストンの移動の前記所定期間にわたっ
て少なくとも1つの流出通路を実質的に閉塞し得るよ
う、少なくとも1つの流入通路の軸方向高さとほぼ同じ
軸方向高さにわたって延在している。
【0029】好ましくは、第1部分および第2部分は、
円筒形状であるとともに、円錐台形状部によって互いに
隔離されている。この場合、環状流出通路は、計量チャ
ンバの流出通路が前記円錐台形状部に対向しているとき
に、また、前記第1部分に対向しているときに、形成さ
れる。このような形状のために、閉塞部材の全周にわた
っての製品流の一様化が可能とされる。この場合の製品
流は、チューブ状であって、軸方向配向性が増強されて
いる。円錐台形状部は、製品のための傾斜部を形成して
おり、これにより、実質的な軸方向流として流通が案内
される。
【0030】好ましい実施形態においては、計量チャン
バは、閉塞部材の全周にわたって配置されており、閉塞
部材は、計量チャンバの長さ方向軸上において計量チャ
ンバの中心上に配置されている。有利には、計量チャン
バおよび閉塞部材は、円形横断面とされている。円形横
断面が好ましいけれども、他の任意の横断面を使用する
こともできる。特に閉塞部材に関しては、正方形断面、
三角形断面、六角形断面、楕円形断面、星形断面、ある
いは、他の断面形状とすることができる。同様に、閉塞
部材は、計量チャンバの中心上には位置しないように、
配置することもできる。
【0031】本発明による計量機能付き端部取付具は、
容器に形成されたネックに対しての固定を可能とするた
めの手段を備えることができる。この場合の固定は、特
に、接着、スナップ嵌合、あるいは、ネジ止め、によっ
て行われる。端部取付具は、また、容器のネックの内部
に押し込むことができる。好ましくは、本発明による計
量機能付き端部取付具は、熱可塑材料の成型によって、
特にポリエチレンまたはポリプロピレンの成型によっ
て、得られる。
【0032】本発明の他の見地においては、特に化粧品
とされた製品収容するためのものであるとともに、計量
して取り出すためのアセンブリであって、ボディによっ
て形成された容器を具備し、ボディの一端部は、ボトム
によって閉塞されており、ボディの他端部は、ネックを
形成し、ネックの自由エッジは、開口を形成しており、
ネックには、本発明による計量機能付き端部取付具が固
定的に取り付けられているアセンブリが製造される。容
器は、チューブまたはボトルの形態とすることができ
る。容器は、特に、楕円形、長円形、または円形断面形
状といったような、任意の横断面形状とすることができ
る。外側カバーすなわち蓋は、特に貯蔵状態において、
計量機能付き端部取付具を着脱可能にカバーするため
に、設けることができる。有利には、計量機能付き端部
取付具は、容器の軸に沿って取り付けられている。しか
しながら、これは、必須的な特徴点ではない。状況によ
っては、容器の軸に対して、角度をもって計量機能付き
端部取付具を取り付けることが望ましいこともある。こ
れにより、容器からの取出特性が改良される。
【0033】有利には、ボディは、圧力が印加されたと
きに弾性変形し得るとともにその圧力が解除されたとき
には初期形状へと復帰し得る側壁を備えている。典型的
には、圧力は、側壁に対して垂直な方向から印加され
る。
【0034】このようなアセンブリは、特にシャンプ
ー、コンディショナー、髪用ゲル、または、美容ミルク
や美容クリーム、といったような化粧品を収容するに際
して、また、計量して取り出すに際して、特に好適であ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】上記説明とは別に、本発明は、添
付図面を参照しつつ非制限的な実施形態として以下説明
されるような複数の他の構成を備えている。
【0036】−図1Aおよび図1Bは、本発明による計
量機能付き端部取付具を備えた容器を示す図である。図
1Aにおいては、容器は、休止状態である。図1Bにお
いては、容器は、取出状態である。−図2は、本発明に
よる計量機能付き端部取付具の一実施形態を示す、軸方
向断面を含む斜視図である。−図3〜図6は、図2の計
量機能付き端部取付具の取出動作における様々なステッ
プを示す断面図である。
【0037】図2に示す端部取付具1(容器の上下がひ
っくり返された状態で図示されている)は、容器7のネ
ック6内に嵌合されている(あるいは、他の任意方法に
よって取り付けられている)。この場合、容器7は、特
に、弾性変形可能な壁を有したボトルとされている。こ
の目的のために、カラー2は、ネック6内への計量機能
付き端部取付具の侵入を制限している。
【0038】端部取付具1は、主に、計量チャンバ30
を具備している。この計量チャンバ30のボディは、円
形横断面を有しているとともに軸Xを有した円筒状スカ
ート8を備えている。スカート8のうちの、容器7とは
軸方向反対側に位置した一端には、円錐台部9が連接さ
れている。円錐台部9自体は、スカート8の直径よりも
小さな直径とされた円筒状端部10に対して連接されて
いる。円筒状端部10のうちの、円錐台部9とは径方向
反対側のエッジは、90°曲げられており、これによ
り、環状カラー11が形成されている。環状カラー11
は、計量チャンバの自由端を形成している。環状カラー
11のうちの、円筒状端部10とは径方向反対側のエッ
ジは、円筒状スカート12に対して連接されている。円
筒状スカート12の自由エッジは、容器7を向く向きと
されている。円筒状スカート12は、円筒状端部10の
直径よりも直径とされており、円筒状端部10と共に、
環状のU字形グルーブを形成している。円筒状スカート
12の自由エッジは、円錐台部13を有している。円錐
台部13は、中心方向(軸X)を向く向きとされた横方
向リム14によって終端している。横方向リム14は、
円形横断面を有するとともに軸X上に中心を有した開口
15を形成している。
【0039】この場合、円筒状スカート12は、計量チ
ャンバ30の外側において、開口15と環状端部カラー
11との間において軸方向に延在する凹所34を形成し
ている。外側カバーすなわち蓋40が、計量チャンバ3
0の上方に、配置されている。キャップ40は、横方向
壁41を備えている。この横方向壁41の外側エッジに
は、側方スカート42が連接されている。側方スカート
42は、蓋の取付状態において、側方スカート42が容
器7の壁に対して面一状態をなすようにして位置合わせ
されるように、構成されている。また、横方向壁41に
は、第2スカート43が設けられている。この第2スカ
ート43は、側方スカート42と同中心的なものであっ
て、側方スカート42よりも小さな直径とされている。
第2スカート43は、自由エッジを有しており、この自
由エッジの内部には、容器7のネック6の外面上に形成
された対応キャッチ45に対して係合可能とされた、ス
ナップ係合用ビード44が形成されている。横方向壁4
1は、また、シールスカート46を有している。このシ
ールスカート46は、スカート42,43と同中心的な
ものであって、計量チャンバ30の円筒状スカート部1
0の外径よりもわずかに大きな内径を有している。これ
により、シールスカート46は、円筒状スカート部10
の全周をシールすることができるようになっている。横
方向壁41は、他のスカート47を有している。このス
カート47は、スカート42,43,46と同中心的な
ものであって、蓋40の取付状態においてスカート47
が計量チャンバ30の円筒状スカート12に対して位置
合わせされるような、直径を有している。横方向壁41
には、穴48が形成されている。穴48は、軸Xを中心
としているとともに、開口15の直径よりも小さな直径
とされている。円筒状スカート12は、凹所34を向い
た面上に(内面上に)リブ31,32,33を有してい
る。これらリブの機能は、詳細に後述するように、後述
の閉塞部材50を案内することである。また、リブ3
1,32,33は、計量チャンバ30の開口15と蓋4
0の穴48との間において製品を搬送することができる
チャネルを形成する。また、径方向リブ35,36,3
7が、蓋40の横方向壁41の内面上に設けられてい
る。径方向リブ35,36,37は、スカート47と穴
48との間に設けられており、これにより、詳細に後述
するように、閉塞部材50が取出位置にあるときには、
蓋40と閉塞部材50との間における製品通路を形成す
るようになっている。
【0040】円錐台部9とは軸方向反対側の自由端にお
いて、スカート8は、複数の凹所を有している。これら
凹所は、詳細に後述するように、ピストン24の対応エ
ッジ25と共に、製品のための複数の流入通路16,1
7、この場合には4個の流入通路16,17を、形成す
る。これら流入通路は、スカート8の全周にわたって一
様に配置されている。流入通路は、係合案内タブ18,
19,20によって互いに隔離されている。係合案内タ
ブ18,19,20は、スカート8よりも径方向に大き
な弾性変形性を有している。これら係合案内タブ18,
19,20の自由端は、スカートの内方を向いたフラン
ジ21,22,23を有して終端している。フランジ2
1,22,23は、詳細に後述するように、ピストン2
4を計量チャンバ30の内部に維持することを意図して
いる。
【0041】実際には、案内作用だけが必須である。こ
れは、ピストン24が閉塞部材50に対して連結されて
いるおかげで、計量チャンバの内部に維持されているか
らであって、ピストン24の計量チャンバ内での容器ボ
トムに向けての移動は、詳細に後述する係止体58の存
在によって制限されるようになっているからである。閉
塞部材に対してのピストンの連結についても、また、詳
細に後述する。この格別の状況下においては、フランジ
21,22,23は、不要である。
【0042】ピストン24は、スカート8の内部におい
て、スライド可能に取り付けられている。このピストン
の外方エッジ25は、容器7のボトムに向けて曲げられ
ている。これにより、概ねシールされた状態での計量チ
ャンバ30の壁に沿っての「スライド」が可能とされて
いる。エッジ25と計量チャンバの壁との間に存在する
ギャップは、製品の粘度に依存するとともに製品取出時
の所望の快適度合いに依存する。ギャップは、粘性が大
きいほど、大きなものとされる。ピストンの内方エッジ
は、容器7のボトムに向けて曲げられている。これによ
り、軸方向ブッシング26が形成されている。この軸方
向ブッシング26は、容器7のボトムを向いた自由エッ
ジ27を有している。外方エッジ25と軸方向ブッシン
グ26との間においては、ピストンは、頂点が容器ボト
ムを向いているようなV字形状を有している。閉塞部材
50は、軸方向ブッシング26の内部においてスライド
可能に取り付けられている。閉塞部材50は、軸方向ブ
ッシング26の断面積よりもわずかに小さな断面積を有
した第1部分51を備えている。これにより、第1部分
51は、軸方向ブッシングの内部において実質的にシー
ルされた状態でスライドすることができる。第1部分5
1は、横方向壁59によって上部が閉塞されている。横
方向壁59には、弾性変形可能な複数の係合タブ52,
53が連接されている。係合タブ52,53の外面に
は、キャッチ54,55が設けられている。キャッチ5
4,55は、ピストンの軸方向ブッシング26の自由エ
ッジ27のための係止体を形成することができ、これに
より、ピストン24と閉塞部材50との分離が防止され
るようになっている。ピストン24は、キャッチ54,
55が軸方向ブッシング26から突き抜けるまで係合タ
ブ52,53を弾性変形させることによって、閉塞部材
50上に取り付けられている。キャッチ54,55が軸
方向ブッシング26から突き抜けてしまうと、係合タブ
52,53は、ピストン24のための係止体をなすよう
な休止状態へと弾性復帰する。第1部分51は、閉塞部
材50の高さの約3分の2にわたって、延在している。
【0043】係合タブ52,53の軸方向反対側におい
ては、閉塞部材50は、第1部分51の直径よりも大き
な直径を有した部分56を有している。部分56は、円
錐台部57の分だけ、第1部分51から離れている。部
分56は、開口15の内径よりもわずかに小さな外径と
されている。これにより、部分56は、実質的にシール
された状態で開口15の内部をスライドすることができ
る。閉塞部材50の部分56の下側端は、開口15の内
径よりも大きな外径とされたリム58によって終端して
いる。このリム58は、計量チャンバ30の外部に配置
されているとともに、凹所34の内部に配置されてい
る。リム58の外径は、リブ31,32,33の内径よ
りもわずかに小さなものとされている。これにより、リ
ブ31,32,33は、閉塞部材の良好な並進移動案内
性をもたらすことができる。
【0044】流入穴すなわち流入通路16,17の最大
高さは、係合タブ18,19の高さ(フランジ21,2
2,23の下端)から、ピストン24の外方エッジ25
の高さを差し引いたものに、ほぼ対応している。典型的
には、この最大高さは、数ミリメートルの程度である。
例示するならば、流入通路は、10mmの程度の軸方向
高さを有している。閉塞部材の部分56の高さは、流入
通路16,17の最大高さにほぼ対応している。このた
め、流出通路15は、流入通路が閉塞するのとほぼ同時
に、開放される。閉塞部材のリム58は、取出状態にお
いて、蓋の横方向壁41の内面上に形成されたリブ3
5,36,37に対して当接することを意図したもので
ある。取出状態においては、開口15は、閉塞部材50
の円錐台部57(あるいは、円筒状部51)に対して対
向することとなる。これにより、横方向リム14と閉塞
部材50との間において、製品取出のための環状通路1
5(図4,5参照)が形成される。このような環状通路
は、数mmの程度の径方向幅を有することができる。
【0045】ピストンによって形成されたV字形状の頂
点の近傍において一端がピストン24に対して当接して
いるとともに、計量チャンバ30の自由端に形成された
U字形環状グルーブの底部内に他端が当接しているコイ
ルスプリング60は、休止状態においては、ピストン2
4のエッジ25を、計量チャンバ30の係合フランジ2
1,22,23に対して当接させるよう付勢している。
このため、容器7の壁上に十分な力が印加されなくて
も、計量チャンバ30内の流入通路16,17は、最大
開口状態とされる。図2に示すこの休止状態において
は、閉塞部材50のリム58は、開口15を形成してい
るリム14に対して当接するよう付勢されている。これ
により、開口15が密封式に閉塞される。
【0046】よって、ピストンは、a)ピストンのリム
25が係合タブ18,19,20に対して当接している
とともに、計量チャンバ内の流入通路16,17が最大
に開口しており、かつ、リム58が計量チャンバ30の
開口15を密封式に閉塞するような位置へと、閉塞部材
50が付勢されている高位置と;b)開口15を形成し
ているリム14に対してピストン24が当接するおよび
/またはピストン24の周縁部が計量チャンバの円錐台
状部9に対して当接しているとともに、計量チャンバ3
0が最小容積とされて、計量チャンバ30がピストン2
4を介して容器7の内容物と隔離されており、かつ、閉
塞部材50がリブ35,36,37に対して当接し、閉
塞部材50の円錐台状部57が計量チャンバ30のリム
14に対して対向している低位置と;の間にわたって、
軸方向に移動することができる。ピストン24は、計量
チャンバの最小容積位置において、ピストンが計量チャ
ンバの開口15を塞ぎ得るような形状とすることができ
る。高位置と低位置との途中位置においては、計量チャ
ンバ内の流出通路15は、開放されている。流入通路
6,17は、計量チャンバに対して連通していない。ピ
ストン24は、製品の圧力を受けたときには、流出通路
15から適用量の内容物を押し出す(図4,5参照)。
【0047】取出量の体積が依存するパラメータの1つ
が、ピストンの軸方向移動距離であることに注意して頂
きたい。この移動距離、したがって、結果的に、取り出
すべき適用量の体積は、単にピストン24の軸方向形状
を変更することによって、単純な様式で、変更すること
ができる。この手法は、ピストンの直径を変更すること
と比較すれば、実施が極めて容易である。というのは、
ただ1つの部材を変更するだけで済むからである。この
場合にはピストンを変更するだけで済むからである。
【0048】図1Aおよび図1Bに示すように、本発明
による端部取付具1が取り付けられているアセンブリ1
20は、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンから
形成された、ボトル7を備えている。ボトル7は、ボト
ム61によって閉塞されているボディ62を備えてい
る。ボディ62は、長尺体であって、2つの主側面60
を有している。主側面60は、図1Bに示すようにボト
ルの主側面に対して垂直な方向に印加された圧力Fの効
果によって「弾性的に」変形することができる。図1B
に示す取出状態においては、主側面に垂直な方向にボト
ルの壁に対して印加された圧力Fを受けて、製品Pが、
蓋40内に形成された穴40を通っての本質的に軸方向
流として、取り出される。取出時には、外面カバー40
から、計量機能付き端部取付具1の一切の部材が、特に
閉塞部材が、突出しないことは明白である。
【0049】図1Aおよび図1B、および、以下参照す
る図3〜図6は、図2を参照して上述した計量機能付き
端部取付具の動作を図示している。(図2を参照して上
述したように)休止状態においては、容器7は、好まし
くは、平坦面上において上下逆さまで配置されている。
この休止状態においては、計量チャンバ30内の流出開
口15は、閉塞部材のリム58によって閉塞されてい
る。スプリング60によって付勢されているピストン2
4は、係合タブ18,19,20のフランジ21,2
2,23に対して当接している。流入穴16,17は、
開いている。そのため、製品は、重力の作用によって、
閉塞部材の全周にわたって計量チャンバ30内へと流入
することができる。これにより、製品によって計量チャ
ンバ30が充填される。休止状態は、また、図1Aにお
いても示されている。
【0050】図3においては、容器7が上下ひっくり返
った状態とされたまま、使用者によって、容器の側壁に
圧力が印加されている。重力の作用によって、計量チャ
ンバの全体を製品で充填するだけの時間がなかった場合
(例えば、高粘性製品が収容されていて、取出動作を続
けざまに行った場合)には、製品は、まず最初に、計量
チャンバが完全に充填されるまで開口16,17を通し
て計量チャンバ内へと押し込まれる。流入する製品流
が、矢印70,71によって示されている。このような
開口16,17の「連通状態」においては、ピストン2
4の各面上に印加される圧力は、平衡状態であって、ピ
ストンは、閉塞部材50の横方向壁59上に印加される
製品圧力の効果によってのみ、計量チャンバ30内の流
出通路15に向けて前進する。ピストン24の移動のこ
のような第1段階においては、流出通路15は、閉塞部
材50の部分56によって実質的に密封的に閉塞されて
いる。必要なシールを維持するに際して許容されるクリ
アランスは、製品の粘度に応じて変えることができる。
実用的には、クリアランスは、シールと取出時の快適性
との間で最良の妥協が得られるように、調節される。
【0051】開口16,17の軸方向高さとほぼ同じだ
け移動した後においては(図4)、ピストン24は、計
量チャンバ30と容器7との間の連通を禁止する。その
場合、開口16,17を形成している凹所は、ピストン
24のうちの、計量チャンバ30を向いている面とは軸
方向反対側の面を向いている。実質的にはこれと同時
に、閉塞部材の円錐台状部57が、可能であれば、閉塞
部材の円筒状部51の起点部が、リム14に対して対向
する。これにより、環状流出通路15が計量チャンバ3
0内において開放される。これにより、製品は、流出通
路15を通過し、リブ31,32,33によって形成さ
れたチャネルを通り、さらには、閉塞部材のリム58の
下方において、リブ35,36,37によって形成され
たチャネルを通り、最後に、外側カバー40内の穴48
を通って、取り出される。流出通路15の開放と同時
に、あるいは、これよりもわずかに遅れてさえも、閉塞
部材50は、蓋40の内面上に形成されたリブ35,3
6,37に対して当接した位置に、到達する。
【0052】次に、図5に示すように、ピストン24
は、容器に連通した面上に印加される製品圧力によっ
て、計量チャンバ30内において流出通路15に向けて
の移動を続ける。閉塞部材50は、なおも、蓋40のリ
ブ35,36,37に対して当接したままである。この
場合、計量チャンバ30内の内容物は、流出通路15お
よび穴48を通って、流出する。よって、図5に示すよ
うに、製品は、実質的に軸方向流として取り出される。
製品は、容器の軸に沿ってほぼ局所的に取り出され、使
用者の手のひら上に集められる。
【0053】図6に示すように、ピストンが、計量チャ
ンバのリム14に対して当接する、および/または、ピ
ストンの周縁部が、計量チャンバ30の円錐台状部9に
対して当接する。この場合のチャンバは、最小容積とさ
れている。スプリング60は、大きく圧縮されている。
しかしながら、好ましくは、この状態においては、スプ
リングをなす各ターンは、完全には互いに接触していな
い。そのため、製品にとって障壁をなすことがない。こ
の時点において、取出操作は、一旦完了される。
【0054】ボトルの壁60の対して印加している圧力
を解除することにより、これら壁は、初期位置へと弾性
復帰する。ピストン24は、スプリング60の弾性復元
力に基づいて、タブ18,19,20のフランジ21,
22,23に対して当接する高位置へと復帰する。高位
置への復帰途中において、ピストンの軸方向ブッシング
26が、閉塞部材50のキャッチ54,55に対して係
合する。これにより、ピストンは、閉塞部材50が計量
チャンバ内の流出通路15を閉塞するまで、閉塞部材を
高位置へと駆動する。高位置への復帰時には、流出通路
15の閉塞までの時間において、流出通路15を介し
て、容器7内へと空気が吸入される。これにより、製品
の適用量の取出によってもたらされた容器内部の体積減
少が、補償される。空気取込は、まず最初に、スプリン
グ60の弾性復帰力に基づくピストンの上昇時に流出通
路15を介して空気吸入されることによって起こること
に注意して頂きたい。そのように吸入された空気は、計
量チャンバ30と容器7との連通が再確立されている時
に、開口16,17を通して容器内へと搬送される。
【0055】上記詳細な説明においては、本発明の好ま
しい実施形態を参照した。請求範囲によって規定された
本発明の範囲を逸脱することなく、好ましい実施形態に
対して変更を加え得ることは、もちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aおよび図1Bは、本発明による計量機
能付き端部取付具を備えた容器を示す図である。
【図2】 本発明による計量機能付き端部取付具の一実
施形態を示す、軸方向断面を含む斜視図である。
【図3】 図2の計量機能付き端部取付具の取出動作に
おける様々なステップを示す断面図である。
【図4】 図2の計量機能付き端部取付具の取出動作に
おける様々なステップを示す断面図である。
【図5】 図2の計量機能付き端部取付具の取出動作に
おける様々なステップを示す断面図である。
【図6】 図2の計量機能付き端部取付具の取出動作に
おける様々なステップを示す断面図である。
【符号の説明】
1 計量機能付き端部取付具 7 容器 11 環状カラー(端部) 12 円筒状スカート(壁) 15 流出通路 16 流入通路 17 流入通路 24 ピストン 27 自由エッジ(係止手段) 30 計量チャンバ 31 リブ(案内手段) 32 リブ(案内手段) 33 リブ(案内手段) 34 凹所 35 径方向リブ(係止体形成手段) 36 径方向リブ(係止体形成手段) 37 径方向リブ(係止体形成手段) 40 外側カバー 48 穴 50 閉塞部材 54 キャッチ(係止手段) 55 キャッチ(係止手段) 58 リム 60 スプリング(弾性復帰手段) 61 ボトム 62 ボディ 120 アセンブリ F 圧力 P 製品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 35/44 - 35/54 B65D 39/00 - 55/16

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を収容した容器(7)上に取り付け
    ることを意図した計量機能付き端部取付具(1)であっ
    て、 計量チャンバ(30)を具備してなり、 該計量チャンバの内部には、ピストン(24)が、前記
    計量チャンバ(30)が最大容積をなす第1位置と前記
    計量チャンバ(30)が最小容積をなす第2位置との間
    にわたって移動可能であるようスライド可能に取り付け
    られており、 前記計量チャンバは、前記ピストン(24)が前記第1
    位置にあるときには開放されかつ前記ピストン(24)
    が前記第2位置にあるときには実質的に密封式に閉塞さ
    れる少なくとも1つの流入通路(16,17)を備え、 前記ピストン(24)には、該ピストン(24)が前記
    第1位置にあるときには前記計量チャンバ(30)に形
    成された少なくとも1つの流出通路(15)を実質的に
    密封式に閉塞し、かつ、前記少なくとも1つの流入通路
    (16,17)が閉塞されているときには前記少なくと
    も1つの流出通路(15)を開放する閉塞部材(50)
    が連結されており、 前記閉塞部材は、前記ピストンよりも移動距離が小さな
    ものとされている ことを特徴とする計量機能付き端部取
    付具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計量機能付き端部取付具
    において、 前記少なくとも1つの流出通路(15)および前記閉塞
    部材(50)は、本質的に軸方向流とされた少なくとも
    1つの流れとして製品(P)が前記計量機能付き端部取
    付具から取り出され得るように構成されていることを特
    徴とする計量機能付き端部取付具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の計量機能付き端
    部取付具において、 前記少なくとも1つの流出通路(15)が開放状態にあ
    るときに前記閉塞部材(50)の移動を制限するため
    に、係止体形成手段(35,36,37)が設けられて
    いることを特徴とする計量機能付き端部取付具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の計量機能付き端部取付具
    において、 前記係止体形成手段(35,36,37)が、前記計量
    チャンバ(30)の外部に配置されていることを特徴と
    する計量機能付き端部取付具。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の計量機能付き端
    部取付具において、 外側カバー(40)が、前記計量機能付き端部取付具
    (1)上に取り付けられており、 前記外側カバーは、前記少なくとも1つの流出通路(1
    5)に対向した少なくとも1つの穴(48)を備え、 前記係止体形成手段(35,36,37)が、前記外側
    カバー(40)の一部を有して構成されていることを特
    徴とする計量機能付き端部取付具。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の計量機
    能付き端部取付具において、 前記閉塞部材(50)が前記係止体形成手段(35,3
    6,37)によって移動を制限されているときには、前
    記ピストン(24)は、前記第2位置に到達するまで、
    前記閉塞部材(50)に対してスライド移動可能とされ
    ていることを特徴とする計量機能付き端部取付具。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の計量機
    能付き端部取付具において、 前記計量チャンバ(30)は、前記少なくとも1つの流
    入通路(16,17)とは反対側に、端部(11)を有
    し、 前記少なくとも1つの流出通路(15)は、前記端部
    (11)よりも前記流入通路寄りの後方位置に配置され
    ており、 前記係止体形成手段(35,36,37)は、前記少な
    くとも1つの流出通路(15)の開放状態において前記
    閉塞部材(50)が前記端部(11)から実質的に前方
    側へと突出しないようにして、構成されていることを特
    徴とする計量機能付き端部取付具。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の計量機能付き端部取付具
    において、 前記少なくとも1つの流出通路(15)は、前記計量チ
    ャンバ(30)によって形成された凹所(34)の底部
    近傍に配置されていることを特徴とする計量機能付き端
    部取付具。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の計量機能付き端部取付具
    において、 前記凹所(34)は、前記閉塞部材(50)のうちの、
    前記計量チャンバ(30)の外部において移動する部分
    (58)を案内し得る案内手段(31,32,33)を
    備えていることを特徴とする計量機能付き端部取付具。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の計量機能付き端部取付
    具において、 前記案内手段は、前記凹所(34)の壁(12)上に形
    成された複数のリブ(31,32,33)を備え、 これらリブ(31,32,33)は、前記少なくとも1
    つの流出通路(15)から前記穴(48)に向けて製品
    を案内し得る複数のチャネルを形成していることを特徴
    とする計量機能付き端部取付具。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の計
    量機能付き端部取付具において、 前記ピストン(24)に対しての製品圧力が解除された
    ときに前記ピストン(24)を前記第1位置へと復帰さ
    せるために、弾性復帰手段(60)が、設けられている
    ことを特徴とする計量機能付き端部取付具。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の計
    量機能付き端部取付具において、 前記ピストン(24)の前記第1位置への復帰時に、前
    記少なくとも1つの流出通路(15)を閉塞するための
    位置へと前記閉塞部材(50)を駆動するための、係止
    手段(27,54,55)が設けられていることを特徴
    とする計量機能付き端部取付具。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の計量機能付き端部取
    付具において、 前記係止手段は、前記閉塞部材(50)上に設けられて
    いるとともに前記ピストン(24)に対して係合し得る
    係止体(54,55)を備えて構成されていることを特
    徴とする計量機能付き端部取付具。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の計
    量機能付き端部取付具において、 前記ピストン(24)の前記第1位置への復帰時に、前
    記容器(7)内への空気取込を可能とするための、空気
    取込手段(15,16,17)が設けられていることを
    特徴とする計量機能付き端部取付具。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の計量機能付き端部取
    付具において、 前記ピストン(24)の前記第1位置への復帰時におけ
    る前記容器(7)内への空気取込は、前記少なくとも1
    つの流出通路(15)を介して行われることを特徴とす
    る計量機能付き端部取付具。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかに記載の計
    量機能付き端部取付具において、 前記少なくとも1つの流入通路(16,17)は、前記
    計量チャンバ(30)の実質的に完全な製品充填を可能
    とするよう、前記第1位置と前記第2位置との間におけ
    る前記ピストン(24)の移動の所定期間にわたって前
    記少なくとも1つの流入通路(16,17)が開放され
    ているような、軸方向高さにわたって延在しており、 前記閉塞部材(50)は、前記ピストン(24)の移動
    の前記所定期間にわたって、前記計量チャンバ(30)
    の前記少なくとも1つの流出通路(15)を閉塞し得る
    ように構成されていることを特徴とする計量機能付き端
    部取付具。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の計量機能付き端部取
    付具において、 前記ピストン(24)の移動の前記所定期間において
    は、前記閉塞部材(50)は、前記ピストン(24)に
    つれて移動することを特徴とする計量機能付き端部取付
    具。
  18. 【請求項18】 請求項16または17記載の計量機能
    付き端部取付具において、 前記閉塞部材(50)は、前記少なくとも1つの流入通
    路(16,17)に対して比較的近い側に位置した第1
    部分(51)と、前記少なくとも1つの流入通路(1
    6,17)からは比較的遠い側に配置された第2部分
    (56)と、を備え、 前記第2部分(56)は、前記第1部分(51)の横断
    面積よりも大きな横断面積を有しているとともに、前記
    ピストン(24)の移動の前記所定期間にわたって前記
    少なくとも1つの流出通路(15)を実質的に閉塞し得
    るよう、前記少なくとも1つの流入通路(16,17)
    の前記軸方向高さとほぼ同じ軸方向高さにわたって延在
    していることを特徴とする計量機能付き端部取付具。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の計量機能付き端部取
    付具において、 前記第1部分(51)および前記第2部分(56)は、
    円筒形状であるとともに、円錐台形状部(57)によっ
    て互いに隔離されていることを特徴とする計量機能付き
    端部取付具。
  20. 【請求項20】 特に化粧品とされた製品(P)収容す
    るためのものであるとともに、計量して取り出すための
    アセンブリ(120)であって、 ボディ(62)によって形成された容器(7)を具備
    し、 該ボディの一端部は、ボトム(61)によって閉塞され
    ており、 前記ボディの他端部は、ネック(6)を形成し、 該ネックの自由エッジは、開口を形成しており、 前記ネック(6)には、計量機能付き端部取付具(1)
    が固定的に取り付けられており、 この場合、前記計量機能付き端部取付具が、請求項1〜
    19のいずれかにおいて規定された計量機能付き端部取
    付具であることを特徴とするアセンブリ。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のアセンブリにおい
    て、 前記ボディ(62)が、圧力(F)が印加されたときに
    弾性変形し得るとともにその圧力が解除されたときには
    初期形状へと復帰し得る壁を備えていることを特徴とす
    るアセンブリ。
  22. 【請求項22】 請求項20または21において規定さ
    れたアセンブリ(120)の使用であって、 特にシャンプー、コンディショナー、髪用ゲル、また
    は、美容ミルクや美容クリーム、といったような化粧品
    を収容するために、また、計量して取り出すために、前
    記アセンブリを使用することを特徴とするアセンブリの
    使用。
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