JP3147770U - ジャケット - Google Patents

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JP3147770U
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JP2008007671U
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Inventor
芳彦 上田
Original Assignee
富士手袋工業株式会社
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Abstract

【課題】前開き式やプルオーバー式のジャケットにおいて、脱ぐことなく、背中側のポケットの内部空間を迅速に利用できるジャケットを提供する。
【解決手段】ブルゾン型のジャケット1において、胴回りの両側部にポケット2の開口部3を形成し、背中側に収納物を収納できるように、ポケット2の内部空間8を背中側を通して連通するように形成する。これにより、収納物、特に工事現場における図面や書類、或いは旅行先における地図、観光冊子などを、ジャケット1を脱ぐことなく背中側のポケット2の内部空間に迅速に収納させることができる。
【選択図】図9

Description

本考案は、腰丈程度のブルゾン型のジャケットに関する。
ジャケットなどの上着において多数のポケットを形成した従来技術として、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1では、前身ごろに多数のポケットを分割して設けている。このようにポケットを分割して設けた場合、複数の収納物を所望のポケットに分けて収納できるというメリットがある反面、各ポケットは局部的に設けられるために、大きめの収納物は収納できないという問題がある。例えば、工事現場における図面や書類、或いは旅行先における地図、観光冊子などでは、小さく折り畳むことが困難であったり、折り目がついたら困るようなものがあり、これらを幾重にも折ることなく小さなポケットに収納することは難しい。
このような問題に対処したものとして、プルオーバーのジャケットにおいて胴回りの両側に設けたポケットの内部空間を前身ごろ側において連通させたものが知られている。これによれば、前身ごろに幅広のポケット空間が形成されることになり、A4クラスの紙面を折り畳むことなく、或いは1折り程度で収納可能となり、ポケットの開口部の長さを大きくすれば、一眼レフカメラなど大きめの立体的な収納物も収納できるようになる。
また、ポケットを後身ごろ、つまり背中側に設けた従来技術が特許文献2に記載されている。
特開2006−348458号公報 特開2005−146498号公報
立体的な収納物を背中側のポケットに収納すると、収納物が背中に当たって不便な場合もあるが、紙類など平面的な収納物は背中にフィットすることから、特許文献2の技術によれば背中側におけるポケットの有効利用が図れる。しかしながら、特許文献2の技術は、背中側にのみポケット空間が形成され、ポケットの開口部も背中側に形成されている。この構造は、周りに人がいればその人に収納物の出し入れを頼むこともできるが、自分一人だけの場合で背中側のポケットを利用する際には、その都度上着を脱いでから利用しなければならないため、頻繁にポケットを利用したい場合には不向きな構造となる。特にリュックなどを背負っている場合にはその都度リュックも降ろさなければならないので、なおさらである。
本考案は以上のような課題を解決するために創作されたものであり、脱ぐことなく背中側のポケットを迅速に利用できるジャケットを提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本考案は、ブルゾン型のジャケットであって、胴回りの両側部にポケットの開口部が形成され、前記ポケットの内部空間が背中側を通して連通するように形成されていることを特徴とするジャケットとした。
本考案によれば、ポケットの内部空間が背中側を通して連通しているため、胴回りの側部の開口部から入れた紙面などの収納物を背中側の内部空間にも容易に収納させることができる。したがって、収納物、特に工事現場における図面や書類、或いは旅行先における地図、観光冊子などを、ジャケットを脱ぐことなく背中側のポケット空間に迅速に収納させることができる。
また、本考案は、プルオーバーからなるジャケットであって、前記ポケットの内部空間が胴回り全周にわたって連通するように形成されていることを特徴とするジャケットとした。
本考案によれば、ポケットの内部空間が胴回り全周にわたって連通しているため、胴回りの側部の開口部から入れた紙面などの収納物を前面側の内部空間に収納させることは勿論、背中側の内部空間にも容易に収納させることができる。したがって、収納物、特に工事現場における図面や書類、或いは旅行先における地図、観光冊子などを、ジャケットを脱ぐことなく背中側のポケット空間に迅速に収納させることができる。
また、本考案は、ジャケットの前側において開口し前記ポケットの内部空間に格納される収納袋を設け、この収納袋に折り畳んだジャケットを収納袋の裏側から収納可能に構成したことを特徴とするジャケットとした。
本考案によれば、ジャケットの着用が不要になったときジャケットをコンパクトに袋状に収納できるので、外出先などで嵩張らずに済む。
また、本考案は、前記収納袋内にウェストバッグが付設され、ジャケットを収納した状態の収納袋がウェストバッグの背面に位置する構成としたことを特徴とするジャケットとした。
本考案によれば、ジャケットの着用が不要になったとき、ジャケットをコンパクトに袋状に収納したうえでウェストバッグに付帯させることができるので、外出先などで嵩張らずに済む。
本考案によれば、ジャケットを脱ぐことなく、背中側のポケットの内部空間を迅速に利用できる。
「第1実施例」
図1は本考案に係るジャケットの外観斜視図、図2は胴回りの平断面図であり、図1におけるA−A断面図である。この第1実施例では、頭から被って着る上着、いわゆるプルオーバーのジャケットとした場合を示している。図1は、胸元のみスライドファスナFによって開閉するブルゾン型のジャケット1として図示している。腰丈程度の上着であるブルゾン型のジャケットの例としては、ウィンドブレーカー、パーカー、レインコート、防寒ジャケットなどである。
図1において、ジャケット1の胴回りの両側部にはポケット2の開口部3が形成されている。開口部3はそのまま開口した構造でもよいし、適宜にスライドファスナ4やボタンなどを取り付けて閉じることが可能な構造としてもよい。また、開口部3をその全長にわたって隠蔽する前立て5が適宜に形成される。
ポケット2の内部空間8は背中側を通して連通するように形成されており、本実施例では、ポケット2の内部空間8を図2に示すように胴回り全周にわたって連通するように形成している。図2において、符号6、7はそれぞれポケット裏生地、ポケット表生地である。図1において、ポケット2の内部空間8の高さ寸法Hは適宜に設定されるが、例えばA4サイズの紙面を折り畳むことなく横にして収納できる程度とする。この場合、開口部3の長さについては、紙面を一旦筒状に丸めた状態で挿入し、ポケット2の内部空間8で平面状に復元させればよいので、高さ寸法Hよりも小さな寸法で構わない。
本考案によれば、ポケット2の内部空間8が背中側を通して連通しているため、胴回りの側部の開口部3から入れた紙面などの収納物Sを、背中側の内部空間8に容易に収納させることができる。
また、本実施例では、ポケット2の内部空間8が胴回り全周にわたって連通しているため、収納物Sを前面側の内部空間8に収納させることもできる。
したがって、工事現場における図面や書類、或いは旅行先における地図、観光冊子などを、ジャケット1を脱ぐことなく背中側のポケット空間に迅速に収納させることができる。勿論、紙面以外のものも背中側の内部空間8に収納することが可能である。
「第2実施例」
図3は第2実施例に係るジャケットの外観斜視図、図4は前身ごろの縦断面図、図5はジャケットを折り畳んで収納した状態の収納袋の外観斜視図である。この第2実施例もプルオーバーのジャケットが対象であり、ポケット2の内部空間8が胴回り全周にわたって連通するように形成されている。第2実施例が第1実施例と異なる点は、ジャケット1の表面において開口しポケット2の内部空間8に格納される収納袋11を設け、この収納袋11に折り畳んだジャケット1を収納袋11の裏側から収納可能に構成したことにある。
前身ごろには水平状にスライドファスナ12が取り付けられ、収納袋11はこのスライドファスナ12を介して開口する。通常時は、図4に示すように、収納袋11がポケット2の内部空間8に垂れ下がるように格納されており、袋内の空間はポケットとして機能する。
そして、ジャケット1を収納するときには、図5に示すように収納袋11を引っ張り出してからジャケット1を折り畳み、ジャケット1を収納袋11の裏側から収納した後、スライドファスナ12を閉める。
本考案によれば、ジャケット1の着用が不要になったときジャケット1をコンパクトに袋状に収納できるので、外出先などで嵩張らずに済む。本考案では、ウィンドブレーカーやレインコートなど折り畳みが容易な薄手のジャケット1が適している。
「第3実施例」
図6は第3実施例に係るジャケットの外観斜視図、図7は前身ごろの縦断面図、図8はジャケットを収納した収納袋とウェストバッグとを示す外観斜視図である。第3実施例が第2実施例と異なる点は、収納袋11内にウェストバッグ13を付設し、ジャケットを収納した状態の収納袋11がウェストバッグ13の背面に位置する構成としたことにある。
収納袋11の内側にはウェストバッグ13がその背面にて固着されている。その固着方法は縫合や接着剤など公知の態様でよい。通常時は、図7に示すように、収納袋11がポケット2の内部空間8に垂れ下がるように格納され、ウェストバッグ13はその収納袋11内に位置している。
そして、ジャケット1を収納するときには、第2実施例で説明したように、収納袋11を引っ張り出してからジャケット1を折り畳み、ジャケット1を収納袋11の裏側から収納した後、スライドファスナ12を閉める。収納袋11は図8に示すようにウェストバッグ13の背面側に位置するので、ウェストバッグ13を腰に装着してバッグへの収納物の出し入れを行う際、収納袋11が邪魔になることはない。
本考案によれば、ジャケット1の着用が不要になったとき、ジャケット1をコンパクトに袋状に収納したうえでウェストバッグ13に付帯させることができるので、外出先などで嵩張らずに済む。
「第4実施例」
図9は第4実施例に係るジャケットの外観斜視図、図10は胴回りの平断面図である。
この第4実施例は、プルオーバーではなく、前側が完全に開くタイプのジャケットに関する。スライドファスナFは下端まで延設され、前身ごろが左右に開く。勿論、スライドファスナFに替わってボタン式などであってもよく、場合によっては閉じ具がないタイプでもよい。
本実施例のジャケット1も、胴回りの両側部にポケット2の開口部3が形成され、ポケット2の内部空間8が背中側を通して連通するように形成されている。勿論、プルオーバーと違い、前側が分離するために前側においては連通していない。
このように、前側が完全に開くタイプのジャケット1においても、ポケット2の内部空間8が背中側を通して連通するため、胴回りの側部の開口部3から入れた紙面などの収納物Sを、背中側の内部空間8に容易に収納させることができる。
したがって、工事現場における図面や書類、或いは旅行先における地図、観光冊子などを、ジャケット1を脱ぐことなく背中側のポケット空間に迅速に収納させることができる。勿論、紙面以外のものも背中側の内部空間8に収納することが可能である。
以上、本考案について好適な形態について説明した。本考案は図面に記載された形状に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
第1実施例に係るジャケットの外観斜視図である。 胴回りの平断面図である。 第2実施例に係るジャケットの外観斜視図である。 前身ごろの縦断面図である。 ジャケットを折り畳んで収納した状態の収納袋の外観斜視図である。 第3実施例に係るジャケットの外観斜視図である。 前身ごろの縦断面図である。 ジャケットを収納した収納袋とウェストバッグとを示す外観斜視図である。 第4実施例に係るジャケットの外観斜視図である。 胴回りの平断面図である。
符号の説明
1 ジャケット
2 ポケット
3 開口部
8 内部空間
11 収納袋
13 ウェストバッグ
S 収納物

Claims (4)

  1. ブルゾン型のジャケットであって、
    胴回りの両側部にポケットの開口部が形成され、前記ポケットの内部空間が背中側を通して連通するように形成されていることを特徴とするジャケット。
  2. プルオーバーからなるジャケットであって、前記ポケットの内部空間が胴回り全周にわたって連通するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のジャケット。
  3. ジャケットの前側において開口し前記ポケットの内部空間に格納される収納袋を設け、この収納袋に折り畳んだジャケットを収納袋の裏側から収納可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載のジャケット。
  4. 前記収納袋内にウェストバッグが付設され、ジャケットを収納した状態の収納袋がウェストバッグの背面に位置する構成としたことを特徴とする請求項3に記載のジャケット。
JP2008007671U 2008-10-31 ジャケット Expired - Lifetime JP3147770U (ja)

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Publication Number Publication Date
JP3147770U true JP3147770U (ja) 2009-01-15

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