JP3147624U - 緯糸貯留装置及び緯糸供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】織機の緯糸貯留装置及びレピア織機の緯糸供給装置に関し、平紐、炭素繊維やガラス繊維などの偏平断面のマルチフィラメント糸、テープヤーンその他の偏平糸の無撚緯入れが可能で、かつ従来構造に比べて高速製織が可能な回転ドラム式の緯糸貯留装置を提供する。
【解決手段】緯糸29を貯留する貯糸ドラム21の回転速度を緯入れ中においても当該貯糸ドラム上への緯糸の巻回量が一定量となるように、あるいは、緯入れ中においても貯糸ドラム21からの緯糸の繰出し位置(解舒位置)が一定となるように、貯糸ドラム21を加減速ないし回転停止する。また、加減速ないし回転停止する貯糸ドラム21にボビンなどの緯糸の巻装体から引出した偏平糸29を整然と無撚状態で巻回する。
【選択図】図1
【解決手段】緯糸29を貯留する貯糸ドラム21の回転速度を緯入れ中においても当該貯糸ドラム上への緯糸の巻回量が一定量となるように、あるいは、緯入れ中においても貯糸ドラム21からの緯糸の繰出し位置(解舒位置)が一定となるように、貯糸ドラム21を加減速ないし回転停止する。また、加減速ないし回転停止する貯糸ドラム21にボビンなどの緯糸の巻装体から引出した偏平糸29を整然と無撚状態で巻回する。
【選択図】図1
Description
この考案は、織機の緯糸貯留装置、すなわち緯入れに必要な長さの緯糸を一時的に貯留する装置及びそのような緯糸貯留装置を備えた緯糸供給装置に関するもので、平紐、炭素繊維やガラス繊維などの偏平断面のマルチフィラメント糸、テープヤーンその他の偏平糸の製織に特に好適な上記装置に関するものである。
現在用いられている織機は、そのほとんどがシャトルレス織機であり、この種の織機では、間欠的に行われる緯入れ時に緯糸を急速に送り込むことができるように緯糸貯留装置が設けられている。
一般的に用いられている緯糸貯留装置は、回転ドラム式と固定ドラム式のものであり、いずれも、一定速度で回転するドラム又は糸巻アームでドラム上に緯糸を巻き込んで行き、緯入れ時に当該ドラムに巻き込まれた緯糸をドラム軸方向に引出すことにより、緯入れ時に必要な長さの緯糸を急速に繰出すことができるようにしたものである。
ドラムに巻かれた緯糸をドラム軸方向に解舒すると、一巻き当り一撚りの解舒撚りが発生する。回転ドラム式のものでは、この解舒撚りを撚り戻す方向にドラムが回転し、また固定ドラム式のものでは、この解舒撚りを打ち消す方向の撚りが付与された状態で緯糸がドラムに巻き込まれることとなるので、いずれのものも解舒撚りの相当部分は撚り戻されることになる。通常使用されている断面が円形の緯糸であれば、緯糸に若干の撚りや部分的な撚りが残った状態で製織されても問題は生じない。
一方、断面が偏平な緯糸を用いて製織するときは、完全な無撚状態で糸の偏平な面が織布面と平行になるように緯入れをしなければならない。そのためには、糸が緯入れ中に捩じれないように緯糸の先端を把持して緯入れを行うことと、撚りが残っていない状態で緯糸を送り込むことが必要である。前者の条件は、織機としてレピア織機を用いることで達成できるが、後者の条件は前述した従来型の回転ドラム式や固定ドラム式の緯糸貯留装置を用いて達成することはできない。
そこで従来は、偏平糸を緯入れする際の緯糸貯留装置として、たとえば特許文献1に示すような、緯糸を重力や風力で垂れ下げた状態で貯留する構造のものが用いられている。また、本願の出願人は、特許文献2において、無撚解舒が可能なドラム式の緯糸貯留装置を提案している。
特開2001−329452号公報
特願平11−309635号公報
重力や風力で緯糸を垂れ下げて貯留する構造のものは、貯留されている緯糸をゆっくりと引き出してやれば安定した姿勢で引き出せるが、急速に引き出すと、貯留されている緯糸に不規則な揺れや波打ちが生じて、それに伴う部分的な撚りが残った状態で緯入れされる危険が生じてくる。そのため、この種の緯糸貯留装置を用いたときは、緯入れ速度、従って製織速度を速くすることができないという問題がある。
一方、特許文献2で提案した構造は、緯糸がドラムに規則正しく撚られた状態で巻きつけられるので、たとえば偏平断面のマルチフィラメント糸では糸の偏平形状が部分的に崩れるという問題が発生し、平紐などでは斜めの折り目ができるという問題があるほか、緯入れ長さとドラム径との整合が取れていないと、半回転の撚りが残ってしまうという問題がある。また、特許文献2に付記してある回転ドラム式のものは、性能的には従来の回転ドラム式のものと大差がなく、完全な無撚状態での緯糸の繰出しができない。
この考案は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、偏平糸の無撚緯入れが可能で、かつ従来構造に比べて高速製織が可能な回転ドラム式の緯糸貯留装置を提供することを課題としている。
この考案の緯糸貯留装置は、緯糸29を貯留する貯糸ドラム21の回転速度を緯入れ中においても当該貯糸ドラム上への緯糸の巻回量が一定量となるように、あるいは、緯入れ中においても貯糸ドラム21からの緯糸の繰出し位置(解舒位置)40が一定となるように、貯糸ドラム21を加減速ないし回転停止すること、及び加減速ないし回転停止する貯糸ドラム21にボビンなどの緯糸の巻装体1から引出した偏平糸29を整然と無撚状態で巻回する構造を採用することにより、上記課題を解決している。
すなわち、本願の請求項1の考案に係る緯糸貯留装置は、貯糸ドラム21を軸回りに回転駆動する可変速モータ41と、この貯糸ドラムの回転速度に比例した速度で当該ドラム上の緯糸をドラム軸方向に移送する糸送り装置30と、前記貯糸ドラム上の緯糸を定位置で検出して当該ドラム上の緯糸の多寡を判定するセンサ31と、前記ドラム上の緯糸の量が一定となるように前記可変速モータを速度制御する制御器44とを備えていることを特徴とするものである。
また本願の請求項2の考案に係る緯糸貯留装置は、貯糸ドラム21を軸回りに回転駆動する可変速モータ41と、当該ドラム上の緯糸をドラム軸方向に順次移動させる糸送り装置30と、前記貯糸ドラムから解舒される緯糸を複数位置で検出して当該緯糸のドラム周方向の解舒位置40の進み遅れを判定するセンサ38、39と、前記解舒位置が定位置となるように前記可変速モータを速度制御する制御器44とを備えていることを特徴とするものである。
本願の請求項3の考案に係るレピア織機の緯糸供給装置は、ボビンその他の糸の巻装体1から偏平緯糸29を当該巻装体の接線方向に引出す糸解舒装置と、この糸解舒装置から引出された偏平緯糸29を前記貯糸ドラム21に巻き取って貯留する前記請求項1又は2記載の緯糸貯留装置とを備え、前記糸解舒装置は、前記巻装体を軸回りに回転駆動する第2の可変速モータ2と、前記巻装体から接線方向に引出された偏平緯糸29を案内する固定の糸ガイド4と、この糸ガイドと巻装体1との間に設けられて当該巻装体からの偏平緯糸の張力変化により変位する検出体6と、この検出体の変位を検出する変位センサ9と、当該変位センサの検出信号を受けて当該変位を打ち消す方向に前記第2の可変速モータを速度制御する制御器3とを備えていることを特徴とするものである。
この考案により、基本的には回転ドラム式の緯糸貯留装置を用いる構造で、偏平糸を完全な無撚状態で経糸開口に送り出すことが可能な緯糸供給装置を得ることができ、これにより炭素繊維、ガラス繊維、セラミック繊維などの偏平なマルチフィラメント糸、平紐、テープヤーンなどの偏平糸を完全な無撚状態で、かつ従来技術に比べて高速で緯入れすることが可能になり、偏平糸を緯糸として用いる製織の生産性を向上させることができるという効果がある。
図1は本考案の緯糸貯留装置の第1例を示す側面図で、上半分を断面で示した図である。図中の21は貯糸ドラム、41は速度制御可能な可変速モータ、43は当該可変速モータの出力軸にカップリング42を介して接続された駆動軸、44は可変速モータ41の速度制御器である。貯糸ドラム21は、その軸心を支持軸45で自由回転可能に軸支されており、従動プーリ22を一体に備えている。駆動軸43には、駆動プーリ33が固定されており、両プーリ22、33間にベルト46が巻回されている。可変速モータ41の回転は、駆動軸43、駆動プーリ33、ベルト46及び従動プーリ22を介して貯糸ドラム21に伝達される。貯糸ドラム21の始端側(糸巻付け側)外周に近接して、偏平とされた糸条挿通孔23aを備えた糸巻き付けガイド23が、図示しない不動部材に固定して装着されている。
25は貯糸ドラム21の終端側(糸解舒側)外周に近接して設けられたブラシ取付リングである。ブラシ取付けリング25は、外周面に環状溝26aを備えており、当該環状溝の外周側において周方向に等間隔で配置した自由回転ローラ27がこの環状溝26aに係合して転動することにより、貯糸ドラム21と同軸上でかつ当該ドラムとの間にリング状の糸通路47を介在させた状態で回転可能に支持されている。ブラシ取付リング25には、従動プーリ28が一体に設けられ、前記駆動軸43に固定した駆動プーリ34及び両プーリ間に巻回したベルト48を介して、貯糸ドラム21と同速回転駆動されている。
24は緯糸に解舒抵抗を付与するブラシである。ブラシ24は、外側となる基端をブラシ取付リング25に植立して前記糸通路47を塞ぐように環状に取付けられ、その毛先は貯糸ドラム21の終端側外周面に接触している。
貯糸ドラム21には、巻き付けられた糸条29を該ドラム21の軸方向終端側にドラム回転数に比例した速度で順次移送する糸送り装置30が設けられている。このような糸送り装置を設けることにより、巻付けガイド23から繰り出される糸条が貯糸ドラム21の外周面に規則正しく螺旋状に巻き付けられる。
図の糸送り装置30は、貯糸ドラム21の周方向に等間隔で4箇所以上配置したベルトコンベア装置であり、図1にその詳細が示されている。図1に示すように、各ベルトコンベア装置30は、駆動プーリ11と従動プーリ12と、これらの間に巻回した無端ベルト13とを備えている。無端ベルト13は、摩擦係数の大きな材料で製作され、その外側周面が貯糸ドラム21の円筒外周面に突出して、当該ドラムに巻回された偏平糸29を支持している。
駆動プーリ11と従動プーリ12は、中間歯車14と共に、貯糸ドラム21の円筒面内周に固定した図示されていないブラケットで自由回転可能に軸支されている。駆動プーリ11には、小径歯車15が一体に設けられ、この小径歯車が中間歯車14に噛合している。一方、貯糸ドラム21を軸支している回転しない支持軸45の先端に、ねじ歯車16が固定されており、このねじ歯車が中間歯車14と一体のウオーム17に噛合している。貯糸ドラム21が回転すると、これと共に支持軸45回りに公転するウオーム17がねじ歯車16により回転させられ、この回転が中間歯車14及び小径歯車15を介して駆動プーリ11に伝達されて、無端ベルト13を貯糸ドラム21の回転速度に比例する速度で移動させる。なお、上記ベルトコンベア装置30の駆動機構は、他の構造としてもよく、貯糸ドラム21の回転を駆動源にしてそれに比例した速度で偏平糸29を貯糸ドラム21の軸方向に移相するものであればよい。
貯糸ドラム21の終端側外周には、ドラム上の終端側の位置で偏平糸の有無を検出する一個又はドラム軸方向に位置をずらした複数個の反射型の光電センサ31が設けられている。また貯糸ドラム21の糸解舒側軸心の延長上には、必要に応じて丸形孔やスリット孔を設けた糸ガイド36、37を設ける。
糸巻付けガイド23には、ボビンその他の糸の巻装体から引出された偏平糸29が供給される。図3は、上記構造の緯糸貯留装置と共に用いるのに好適な緯糸引出装置の一例を示した図である。図において、1は偏平糸を巻装したボビン、2はこのボビンを積極駆動する第2の可変速モータ、3はその速度制御器、4は固定位置にある糸ガイド、7は支点ピン5回りに揺動自在なアーム6の先端に設けられた揺動糸ガイド、8は引出した偏平糸に一定の張力を掛ける方向にアーム6を付勢している引張ばね、9はアーム6の揺動を検出するセンサである。
ボビン1は、上述した貯糸ドラム21と平行に設けられたボビン軸に相対回動不能に装着されており、第2の可変速モータ2は当該ボビン軸を回転駆動している。ボビン1に巻装された偏平糸29は、ボビン1の接線方向に引出されている。ボビン1の回転速度に比べて偏平糸29の引出速度が遅いと、アーム6は図の下方に揺動し、これを検出したセンサ9の信号に基づいて速度制御器3が第2の可変速モータ2を減速させる。一方、ボビン1の回転速度に比べて偏平糸29の引出速度が早いときは、アーム6は図の上方に揺動し、これを検出したセンサ9の信号に基づいて速度制御器3が第2の可変速モータ2を増速させる。これにより、ボビン1に巻装された偏平糸29が無撚状態でかつ引出速度に応じた速度で引出される。
引出された偏平糸29は、貯糸ドラム21の回転により、糸巻付けガイド23を通してドラム21に巻付けられてゆく。一方、貯糸ドラム21から解舒された緯糸の先端は、シャットルレス織機のグリッパで把持されて緯入れされる。
貯糸ドラム21に巻き付けられた糸条29は、シャットルレス織機の緯入れ動作に関連して、該ドラム21の軸方向終端側端部から間欠的に繰り出される。前記ブラシ24は、貯糸ドラム21の軸方向終端側端部で糸条29をドラム21の表面に押えることにより、ドラム21上に糸条29を規則正しく螺旋状に巻き付けた状態を保持させるものである。このブラシが貯糸ドラム21と同期回転することにより、解舒時に惰性でオーバー解舒が起こることなく、安定的な解除が行われる。
ドラム21に巻き付けた糸条29の巻付量が所定量に達すると、順次終端側に送られてくる糸条をセンサ31が検出し、その信号により貯糸ドラムを減速ないし停止させる。また、織機の緯入れに伴ってドラム21上のセンサ31の検出位置から糸条29が繰り出されると、その繰出し量に従ってセンサ31が糸の不存在及び繰り出し糸の通過を感知し、繰り出された糸条を補うように可変速モータ41を増速させる。
また、糸条29の繰出し長さと貯糸ドラムの回転による繰込み長さとの一時的な差により、その長さの差に相当する螺旋数と同数の解舒撚りがバルン部32の糸条29に発生する。当該解舒撚りは、センサ31がドラム21上の糸条29の不足を検出してそれを補うように貯糸ドラム21を回転させ、解舒長さと等しい長さの糸条29を巻取る際のドラムの回転により、一時的に生じたバルン部32の解舒撚りと逆の方向の撚りが発生し、解舒撚りと当該撚りとは相殺されることになる。すなたち、糸条29は繰出しと巻付けとを交互に行い、またドラム21は周期的な加減速回転を行うことにより、常にバルン部の無撚が保障される。
ただし、貯糸ドラム21から織機までの距離が短い等のために一時的に貯糸ドラムへの巻付が遅れて解舒撚りが残り、織機の無撚緯入れに支障が生ずるおそれがあるときは、バルン部32の織機側にガイド36(丸型穴)を設け、更に織機側にスリット37を設け、撚りの通過を阻止する。
以上の説明は、貯糸ドラム21上の糸条29の存否をセンサ31で検出して当該ドラム条の貯糸量を一定に維持することにより、織機の無撚緯入れを可能にしたものである。他の方法として、上記構造の貯糸ドラム21からの糸条の円周方向解舒位置を定位置に保持することにより、無撚緯入れを実現することもできる。
例えば、図2に示すように、貯糸ドラム21から繰出される糸条29の所定の繰出し位置40の両側に反射型光電センサ38、39を設置し、該センサ38、39から発射された光線が糸条29に当って反射してくる光線をキャッチして、貯糸ドラム21の回転速度を制御する。すなわち、ドラム21からドラム軸方向に糸条29が繰り出される際には、ドラム21の回転方向と逆の方向に繰り出されていくため、緯入れ時には、ドラム21から繰り出されていく糸条29の繰り出し位置40がドラム21の回りでドラム21の回転方向と逆方向に移動する傾向を生じる。
そこで、糸条29が一方の反射型光電センサ39にキャッチされたとき、貯糸ドラム21の回転速度を増速し、糸条の繰込み速度を増大させると共に、貯糸ドラム21から繰り出されていく糸条29の繰り出し位置40を他方の反射型光電センサ38の方へ移動させる。緯入れが終了すると、ドラム21から繰出されていく糸条29の繰出し位置40が他方の反射型光電センサ38の方へ移動して、当該光電センサ38に糸条29がキャッチされると、貯糸ドラム21の回転速度を減速ないし停止して元に戻すように制御するのである。
以上説明したこの考案により、ボビン1に巻装された炭素繊維やガラス繊維の偏平なマルチフィラメント糸、テープヤーン、平紐などの偏平糸に撚りを発生させることなく緯入れすることが可能になり、かつそのような偏平糸の高速での無撚緯入れが可能になる。
1 ボビン
2 第2可変速モータ
3 速度制御器
4 固定糸ガイド
6 アーム
9 センサ
21 貯糸ドラム
29 糸条
30 糸送り装置
31 光電センサ
38 センサ
39 センサ
41 可変速モータ
44 速度制御器
2 第2可変速モータ
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21 貯糸ドラム
29 糸条
30 糸送り装置
31 光電センサ
38 センサ
39 センサ
41 可変速モータ
44 速度制御器
Claims (3)
- 貯糸ドラム(21)を軸回りに回転駆動する可変速モータ(41)と、この貯糸ドラムの回転速度に比例した速度で当該ドラム上の緯糸をドラム軸方向に移送する糸送り装置(30)と、前記貯糸ドラム上の緯糸を定位置で検出して当該ドラム上の緯糸の多寡を判定するセンサ(31)と、前記ドラム上の緯糸の量が一定となるように前記可変速モータを速度制御する制御器(44)とを備えている、緯糸貯留装置。
- 貯糸ドラム(21)を軸回りに回転駆動する可変速モータ(41)と、当該ドラム上の緯糸をドラム軸方向に順次移動させる糸送り装置(30)と、前記貯糸ドラムから解舒される緯糸を複数位置で検出して当該緯糸のドラム周方向の解舒位置(40)の進み遅れを判定するセンサ(38,39)と、前記解舒位置が定位置となるように前記可変速モータを速度制御する制御器(44)とを備えている、緯糸貯留装置。
- ボビンその他の糸の巻装体(1)から偏平緯糸(29)を当該巻装体の接線方向に引出す糸解舒装置と、この糸解舒装置から引出された偏平緯糸(29)を前記貯糸ドラム(21)に巻き取る請求項1又は2記載の緯糸貯留装置とを備え、前記糸解舒装置は、前記巻装体を軸回りに回転駆動する第2の可変速モータ(2)と、前記巻装体から接線方向に引出された偏平緯糸(29)を案内する固定の糸ガイド(4)と、この糸ガイドと巻装体(1)との間に設けられて当該巻装体からの偏平緯糸の張力変化により変位する検出体(6)と、この検出体の変位を検出する変位センサ(9)と、当該変位センサの検出信号を受けて当該変位を打ち消す方向に前記第2の可変速モータを速度制御する制御器(3)とを備えている、レピア織機の緯糸供給装置。
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JP2005232332A Continuation JP2007046199A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 緯糸貯留装置及び緯糸供給装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107475868A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-15 | 湖州伊莱纺织有限公司 | 一种纬线输送机构 |
CN110714262A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-01-21 | 徐建良 | 一种储纬器传感组件及储纬器 |
CN113737369A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-12-03 | 高梵(浙江)信息技术有限公司 | 一种无缝直充针织羽绒服面料的加工装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107475868A (zh) * | 2017-09-29 | 2017-12-15 | 湖州伊莱纺织有限公司 | 一种纬线输送机构 |
CN110714262A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-01-21 | 徐建良 | 一种储纬器传感组件及储纬器 |
CN110714262B (zh) * | 2019-11-05 | 2024-06-07 | 徐建良 | 一种储纬器传感组件及储纬器 |
CN113737369A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-12-03 | 高梵(浙江)信息技术有限公司 | 一种无缝直充针织羽绒服面料的加工装置 |
CN113737369B (zh) * | 2021-09-10 | 2023-03-07 | 高梵(浙江)信息技术有限公司 | 一种无缝直充针织羽绒服面料的加工装置 |
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