JP3147608U - 蛍光灯代替ledランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】光源を蛍光灯からLEDへ交換することによる省エネルギーだけではなく、きめ細かい電源制御を可能とすることでさらなる省エネルギー効果を得ることができる蛍光灯代替LEDランプを提供する。
【解決手段】直管形状で内部にLED素子を複数配列したランプ本体と、ランプ本体の両端に配置され従来型蛍光灯装置に対する端子を備えた支持部と、支持部に配置され、ランプ本体に対する端子からの電力供給のON/OFFを切り替えるためのスイッチと、を有する蛍光灯代替LEDランプである。
【選択図】図1

Description

本考案は、従来から用いられ、一般に普及している蛍光灯を、照明装置をLED専用の装置に交換することなく、LEDを光源とした照明に交換することが可能な蛍光灯代替LEDランプに関する。
従来、オフィスや店舗、家屋などの室内の照明として蛍光灯が一般的に用いられている。しかし、蛍光灯は、LEDに比べ消費電力が大きいため、省エネルギー化が叫ばれる昨今では、照明を照明装置から交換し、照明をLED化することが行われている。しかし、照明装置から照明を交換する場合には、壁や天井に取り付けられた装置を取り外し、新たにLED用の装置を取り付ける工事が必要となる。また、一般家庭などでは、工事業者に工事を依頼する必要があり、交換に時間を要するなど、広く一般に普及するに至っていない。
そこで、近年、特許文献1に示すような、従来から用いられている蛍光灯の照明装置をそのまま用いて、ランプのみを蛍光灯から光源をLEDとした蛍光灯代替LEDランプが発売されている。この蛍光灯代替LEDランプは、ランプ内に、整流器を備え、従来の蛍光灯の装置にそのまま取り付けることが可能となっている。
特開2004−335426号公報
特許文献1に示した蛍光灯代替LEDランプは、従来の蛍光灯の照明装置に取り付けるため、LEDランプの電源のON/OFFは従来の蛍光灯装置と同様に行うようになっている。オフィスなどで用いられている照明装置では特に、電源のON/OFFは、複数の照明装置を、まとめてON/OFFする形態が一般的である。そのため、窓際などの昼間明るく照明が必要のない部分でも、照明が無駄に点灯している。特許文献1に記載された蛍光灯代替LEDランプでは、単に従来からの蛍光灯を交換するだけであり、蛍光灯の光源をLEDに交換しただけの省エネルギー効果しか期待することができず、きめ細かい電源のON/OFFを制御することができなかった。
そこで、本件考案では、上記問題点を解決するために、次の蛍光灯代替LEDランプを提供する。
第一の考案としては、直管形状で内部にLED素子を複数配列したランプ本体と、ランプ本体の両端に配置され従来型蛍光灯装置に対する端子を備えた支持部と、支持部に配置され、ランプ本体に対する端子からの電力供給のON/OFFを切り替えるためのスイッチと、を有する蛍光灯代替LEDランプを提供する。
第二の考案としては、前記スイッチは、ぶら下げられた紐を引っ張ることでON/OFF動作するプルスイッチであり、ぶら下げられた紐は、二つの磁石でつながれ、きつく引っ張られると分離して強い引っ張り力が支持部にかからないようにした磁石連結部を有する第一の考案に記載の蛍光灯代替LEDランプを提供する。
第三の考案としては、ランプ本体は平板上にLED素子を複数配列してなり、ランプ本体を直管長軸を中心として支持部に対して回転することでLEDが複数配列されている平板の面が向きを変えられるようにランプ本体は支持部に備えられた回転部に支持されている第一の考案または第二の考案に記載の蛍光灯代替LEDランプを提供する。
第四の考案としては、ランプ本体の天井側の面にはLED素子から発生する熱を放出するための放熱穴が設けられている第一の考案から第三の考案のいずれか一に記載の蛍光灯代替LEDランプを提供する。
第五の考案としては、プルスイッチのぶら下げられた紐を通すための支持部筐体面に設けられる穴は、従来型蛍光灯装置に対する端子の正位置のバリエーションにより紐が支持部筐体面に接触しないように幅広に設けられている第二の考案から第四の考案のいずれか一に記載の蛍光灯代替LEDランプを提供する。
本考案により、光源を蛍光灯からLEDへ交換することによる省エネルギーだけではなく、きめ細かい電源制御を可能にすることで、さらなる省エネルギー効果を得ることが可能となる。
以下に本考案を実施するための最良の形態を説明する。なお本考案はこれらの実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態1は主に請求項1について説明する。
実施形態2は主に請求項2について説明する。
実施形態3は主に請求項3について説明する。
実施形態4は主に請求項4について説明する。
実施形態5は主に請求項5について説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1 概要>
本実施形態は、直管形状のランプ本体内部に設けられたLED素子への電力供給をON/OFFするためのスイッチを有することを特徴とした蛍光灯代替LEDランプである。
<実施形態1 構成>
図1に本実施形態の蛍光灯代替LEDランプの概念図を示した。本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、直管形状で内部にLED素子(0101)を複数配列したランプ本体(0102)と、ランプ本体の両端に配置され従来型蛍光灯装置に対する端子(0103)を備えた支持部(0104)と、支持部に配置され、ランプ本体に対する端子からの電力供給のON/OFFを切り替えるためのスイッチ(0105)と、からなる。
「ランプ本体」は、直管形状であって、内部にLED素子が複数配列されている。図2にランプ本体内の断面図を示した。図2に示したようにランプ本体(0201)は、管形状であって、内部にLED素子(0202)とLED素子を取り付けるための基盤(0203)などが設置されている。ランプ本体内部に設けられたLED素子は、(a)のように、一方向に光が照射されるように配置しても良いし、(b)のように、より広範囲に光を照射するようにLEDを配置しても良い。また、基盤をフレキシブルに曲げることが可能な基盤として、(c)のように配置しても良い。尚、図2ではLED素子が複数列配列された例を示しているが、LED素子の配列はこれに限定されるものではない。
図2では、ランプ本体の断面形状を円形としたが、図3の(a)のような楕円形のほか、(b)のような光を照射する方向のみを平面とした形状や、(c)のような略三角形、略四角形などの形状であっても良い。
「支持部」は、ランプ本体の両端に配置され従来型蛍光灯装置に対する端子を備えている。この支持部に設けられた端子は、従来の蛍光灯に設けられていた端子と同様のサイズと形状と位置となっている。また支持部の断面形状は、ランプ本体の断面形状と同様に、円形の他、楕円形、四角形、三角形などの形状であってもよく、ランプ本体と同様の形状であっても異なる形状であっても良い。また支持部には後述するLED素子への電力供給のON/OFFを制御するためのスイッチが設けられている。
「スイッチ」は支持部に配置され、ランプ本体に対する端子からの電力供給のON/OFFの切り替えを行う。電力供給の切り替えを行うスイッチは、ボタン型のスイッチのほか、紐を引っ張ることでスイッチの切り替えを行う、プルスイッチや、支持部に赤外線の受光部を設け、リモコンからワイヤレスで切り替えが可能に構成しても良い。スイッチによる切り替えは、複数のLED素子を全灯と全消灯するだけではなく、一部を消灯させたり、一部を点灯させることが可能なように構成しても良い。たとえば、図4(a)に点灯パターンの一例を示したように、プルスイッチの場合、消灯状態から1回プルスイッチを引っ張ると、LED素子が全灯し、さらに1回プルスイッチを引っ張ると、LED素子の一部が消灯し、全体の70%が点灯する状態となり、さらにもう1回プルスイッチを引っ張ると、40%のLED素子が点灯した状態になり、さらにもう1回プルスイッチを引っ張るとすべてのLED素子が消灯するように構成しても良い。また図4の(a)とは逆に、(b)のように引っ張るごとに、点灯するLED素子の数を増やすように構成しても良い。
なお、本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、従来の蛍光灯の照明装置にそのまま取り付けることが可能な構成となっている。そのため、ランプ本体もしくは、支持部に交流を直流に変換するためのAC/DCコンバーター(整流器)を有している。
また、本実施形態の蛍光灯代替LEDランプに用いられるLED素子は、白色のLED素子の他に、赤や青、緑などの色のLED素子を用いても良いし、これらを組み合わせてあっても良い。
<実施形態1 効果>
本実施形態の蛍光灯代替LEDランプにより、光源をLED素子とすることで、従来の蛍光灯に比べて消費電力を抑えることが可能であり、また個々のランプにスイッチを設けることで、細かいランプの点灯/消灯が可能となり、さらなる省エネルギー効果を得ることが可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2 概要>
本実施形態は、実施形態1に述べた蛍光灯代替LEDランプのスイッチが、プルスイッチであって、ぶら下げられた紐に磁石連結部を有していることを特徴としている。この磁石連結部は、プルスイッチの紐が、必要以上に強い力で引っ張られた場合に、分離して、支持部に負担がかかるのを防ぐ機能を有している。
<実施形態2 構成>
図5に本実施形態の蛍光灯代替LEDランプの概念図を示した。本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、実施形態1と同じく、ランプ本体(0501)と、支持部(0502)と、スイッチ(0503)とから構成され、さらに、スイッチがぶら下げられた紐(0504)を引っ張ることでON/OFF動作するプルスイッチであり、ぶら下げられた紐は、二つの磁石(0505、0506)でつながれ、きつく引っ張られると分離して強い引っ張り力が支持部にかからないようにした磁石連結部(0507)を有している。
「磁石連結部」は、支持部からぶら下げられた紐に設けられ、二つの磁石から構成されている。二つの磁石はそれぞれがN極またはS極で構成され、お互いの磁石が接着するように構成されている。図6の(a)に磁石連結部付近の拡大図を示した。磁石連結部は、通常の使用状態では、二つの磁石は接着した状態となっている。たとえば、図6の(b)のように、プルスイッチをON/OFF動作する際に、適正な力で紐を引くと、磁石連結部の二つの磁石は接着した状態のまま、紐の動きに追従して上下する。しかし、仮に(c)のように、プルスイッチをON/OFF動作する際に、必要以上の力で紐を引くと、磁石連結部の二つの磁石は離れ、分離するように構成されている。このように、紐を必要以上に強く引いた場合に、磁石連結部の二つの磁石が分離するように構成することで、プルスイッチが取り付けられた支持部に、負担がかかるのを防いでいる。仮に、磁石連結部が設けられていなかった場合、強い力が支持部にかかると、蛍光灯代替LEDランプが従来型蛍光灯装置から外れて落下してくる恐れもある。また、プルスイッチを過剰な力で引くことで、プルスイッチを引く力が従来型蛍光灯装置や蛍光灯代替LEDランプに作用し、力が作用した部分を破損する恐れもある。なお、磁石連結部の二つの磁石の接着力の強さは、支持部が許容する負担の大きさに合わせて、大きさや磁力の大きさを調整する。
磁石連結部を設置する位置は、使用する人の手が届く範囲であって、かつあまり低くない位置であることが望ましい。磁石連結部を使用する人の手が届かない高い位置に配置してしまった場合、仮にプルスイッチの紐を過剰な力で引っ張り、磁石連結部の磁石が離れてしまうと、磁石連結部を元の状態(二つの磁石が接着した状態)に戻すのが困難となってしまう。また逆に磁石連結部を低い位置に配置すると、使用者がプルスイッチの紐を磁石連結部より上の部分を引っ張ってしまい、磁石連結部の意味をなさなくなってしまう。そこで、磁石連結部は、使用者の手の届く範囲で、あまり低くない位置に配置することが望ましい。具体的には、床から高さ略180cmから200cmの範囲に配置するとよい。この値は、一般成人が起立した状態で使用することを想定しおり、車いすの人や子供が使用者の場合などは、適時調整して使用することが必要である。
また、プルスイッチの位置は支持部の端子近傍に配置することが好ましい。例えば、図7に示したように、(a)は、プルスイッチを支持部の端子近傍に配置した場合で、(b)はプルスイッチを支持部の端子から反対の位置、ランプ本体よりに配置した例である。プルスイッチをON/OFF動作すると、前述のように、紐が下方に引っ張られ、端子に負担がかかる。このときの負担の大きさは、(a)のように支持部の端子近傍にプルスイッチを配置したした方が(b)に比べて加わる力が小さくなり、負担が小さくなる。したがって、プルスイッチは、支持部の端子近傍に配置することが好ましい。
<実施形態2 効果>
本実施形態の蛍光灯代替LEDランプのように、プルスイッチに磁石連結部を設けることで、仮にプルスイッチを過剰な力で引っ張った場合でも、蛍光灯代替LEDランプ本体や蛍光灯装置に影響を及ぼすことを防ぐことが可能となる。
<<実施形態3>>
<実施形態3 概要>
本実施形態は、ランプ本体を直管長軸を中心として、支持部に対して回転可能に構成されることを特徴とした蛍光灯代替LEDランプである。従来型蛍光灯では、蛍光灯から発せられる光は、蛍光灯の全方向に向けて照射される。一方で光源をLEDとした蛍光灯代替LEDランプでは、光の照射角度が略120度であり、従来の蛍光灯に比べて狭い。このため、図8の(a)のように蛍光灯代替LEDランプを水平に並べた形状の蛍光灯装置(一般的にトラフ型と呼ばれる形態)では、装置の直下では明るいが、離れた位置になると暗くなるという問題がある。また、(b)のように、山型の蛍光灯装置(一般的に逆富士型と呼ばれる形態)に斜めにランプを並べた形状では、光を照射する角度は広がるが、装置の直下が暗くなるという問題が発生する。そこで、本実施形態では、ランプ本体を直管長軸を中心として、支持部に対して回転可能に構成することで、LED素子から発せられる光の照射角度を調整することを可能にした。これにより、光を均一に照射させたり、使用用途や、部屋の形状に合わせて照射角度を調整することが可能となる。
<実施形態3 構成>
図9の(a)に本実施形態の蛍光灯代替LEDランプの概念図を示した。本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、ランプ本体(0901)の平板上(0902)にLED素子(0903)を複数配列してなり、ランプ本体を直管長軸を中心として支持部(0904)に対して回転することでLED素子が複数配列されている平板の面が向きを変えられるようにランプ本体が支持部に備えられた回転部(0905)に支持されている。
回転部は、ランプ本体と支持部の間に設けられ、ランプ本体を回転部を介して支持部が支持している。回転部は、支持部に対してランプ本体の直管長軸を中心として回転するように構成されている。図9の(b)にランプ本体の回転を説明するための断面図を示した。ランプ本体を回転させると、ランプ本体内部のLED素子が複数配列されている平板の面の向きが変わる。このとき、LED素子への電力を供給するための配線を接触子などで構成することで、ランプ本体を360度回転させることも可能であが、360度自由に回転させる必要がなければ、LED素子への電力供給をリード線などによって行えばよい。一般に用いるには、360度回転する必要は無いので、略90度角度が変化するように構成することが望ましい。また、角度は、連続的に調整することが可能であっても良いし、不連続に5段階程度で角度調整が可能なように構成しても良い。
このように、ランプ本体を直管長軸を中心として回転するように構成することで、図10の(a)や(b)のように、山型の蛍光灯装置に取り付けた場合でも、ランプ本体を回転させることで、光の照射方向を調整することが可能となる。
<実施形態3 効果>
本実施形態の蛍光灯代替LEDランプのように、ランプ本体を直管長軸を中心として回転可能に構成することで、ユーザの用途に応じて、光の照射方向を調整することが可能となる。また、光源がLED素子である場合の欠点である、光を照射する角度が小さい点も克服することが可能となる。
<<実施形態4>>
<実施形態4 概要>
本実施形態は、実施形態1から3の蛍光灯代替LEDランプにさらに、ランプ本体の天井側の面に、放熱用の放熱穴が設けられていることを特徴とする蛍光灯代替LEDランプである。LEDランプは従来型の蛍光灯に比べ発熱量は少ないが、熱は発生する。この発生した熱をランプ本体外部へ放出するために、ランプ本体の天井側に放熱穴を設けている。
<実施形態4 構成>
図11の(a)に本実施形態の蛍光灯代替LEDランプの概念図を示した。本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、実施形態1と同じく、ランプ本体(1101)と、支持部(1102)と、スイッチ(1103)とから構成され、さらに、ランプ本体の天井側の面にLED素子(1104)から発生する熱を放出するための放熱穴(1105)が設けられている。
放熱穴は、ランプ本体の天井側の面に設けられている。LED素子から発生した熱によって熱せられた空気はランプ本体内部を上昇する。この上昇した熱せられた空気を、放熱穴より放出する。熱せられた空気を放熱穴より放出するには、放出するための空気を取り入れる吸気が必要となる。吸気は、ランプ本体と支持部の接続部分の隙間などから行っても良いが、より効率よく吸気を行うために、図11の(a)に示したように、支持部の天井面とは反対側の面に吸気用の穴(1106)を設けても良い。吸気用の穴は放熱穴に対して反対側の面に設けた方が、効率よく吸気を行うことが可能である。
本実施形態では、蛍光灯代替LEDランプを天井に取り付ける場合を想定して説明したが、本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、壁などに垂直に取り付けてもよい。この場合には、前述の放熱穴と吸気用の穴は、前述と異なった効果をもたらす。つまり、蛍光灯代替LEDランプを壁に設置した際に、下側の放熱穴と吸気用の穴は、吸気用の穴として機能し、上側の放熱穴と吸気用の穴は、放熱用の穴として機能する。つまり、放熱穴と吸気用の穴は、蛍光灯代替LEDランプの設置方法によって異なった機能を発揮する。
また放熱穴の形状は、図11の(a)に示したような円形の穴の他、(b)のように、円形の穴を複数列配列したり、(c)のようなスリット形状の放熱穴であっても良い。また放熱穴は、放熱効率を均等にするために、支持部に設けられた吸気用の穴からの距離が遠くなるに従って、増えるように構成しても良い。
その他、図示はしていないが、LED素子に対してLED素子が取り付けられている平板の反対側に、放熱板を設けて、放熱板から発せられる熱を放熱穴からランプ本体外部へ放出するように構成しても良い。また、放熱穴からランプ本体に埃が入る可能性もある。このため、予め埃によりショートする可能性のある回路の直上には放熱穴を設けないようにしたり、回路上に埃が溜まってもショートしないように、回路上を絶縁体でコーティングするなどすることが望ましい。また、ランプ本体の少なくとも放熱穴を配置する部分を2重構造として、放熱穴を互い違いに配置することで埃が入り込みにくいように構成したり、放熱穴を小さくしたり、埃の進入を防ぐために網などを配置してもよい。
<実施形態4 効果>
本実施形態の蛍光灯代替LEDランプのように、LED素子の天井側に放熱用の穴を設けることで、蛍光灯代替LEDランプに設置されているAC/DCコンバータやスイッチ類などを熱による破損から防ぐことが可能となる。
<<実施形態5>>
<実施形態5 概要>
本実施形態は、支持部に設けられたプルスイッチのぶら下げられた紐を通すための穴が、幅広に設けられていることを特徴としている蛍光灯代替LEDランプである。本実施形態の蛍光灯代替LEDランプでは、蛍光灯装置の形状や蛍光灯装置が設置された場所の影響により、紐が支持部筐体面に接触する可能性がある。単に接触するだけでは影響は少ないが、プルスイッチを操作するため、紐が筐体にこすりつけられる状態が続く。このため長時間使用した場合には、紐が切れたり筐体が破損するなどの問題が発生する可能性がある。そこで、本実施形態の蛍光灯代替LEDランプでは、紐を通す穴を幅広にすることで、紐が支持部筐体面に接触しないようにすることが可能となった。
<実施形態5 構成>
図12に本実施形態の蛍光灯代替LEDランプを説明するための概念図を示した。本実施形態の蛍光灯代替LEDランプは、プルスイッチのぶら下げられた紐(1201)を通すための支持部筐体面に設けられる穴(1202)が、従来型蛍光灯装置に対する端子(1203)の正位置のバリエーションにより紐が支持部筐体面に接触しないように幅広に設けられている。
従来型蛍光灯装置に対する端子の正位置のバリエーションとは、例えば、図12の(a)や(b)に示したような蛍光灯装置の場合、蛍光灯代替LEDランプの端子の角度が、蛍光灯装置の形状によって異なる。このように、蛍光灯代替LEDランプを従来型蛍光灯装置に設置した際に生じる正位置の違いである。正位置が異なることで、プルスイッチの紐を通すための筐体の穴が、幅広で構成されていなかった場合、正位置が変化した場合、筐体の穴の縁に紐が接触する可能性がある。
そこで、図12の(a)や(b)のように、筐体の穴を幅広にすることで、接触する恐れをなくすことが可能となる。例えば、(a)のような蛍光灯装置に本実施形態の蛍光灯代替LEDランプを設置した場合、プルスイッチの紐は、筐体の穴のほぼ中央を垂れている。この蛍光灯代替LEDランプを、(b)のような山型の蛍光灯装置に取り付けた場合、端子の正位置は、(a)に比べて回転した位置となる。(b)の様な蛍光灯装置であっても、本実施形態の蛍光灯代替LEDランプでは、プルスイッチの紐が通る筐体の穴は幅広であるため、筐体に接触することなく垂れている。仮に筐体の穴が幅広でなかった場合、紐は筐体に接触してしまう。
<実施形態5 効果>
本実施形態の蛍光灯代替LEDランプのように、支持部に設けられたプルスイッチのぶら下げられた紐を通すための穴が、幅広にすることで、端子の正位置が異なった場合でも、支持部の筐体に接触する恐れをなくすことが可能となる。これにより、長時間使用した場合にでも、紐が切れたり筐体が破損するなどの問題を抑えることが可能となる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための概念図 実施形態2を説明するための概念図 実施形態2を説明するための概念図 実施形態2を説明するための概念図 実施形態3を説明するための概念図 実施形態3を説明するための概念図 実施形態3を説明するための概念図 実施形態4を説明するための概念図 実施形態5を説明するための概念図
符号の説明
0101 LED素子
0102 ランプ本体
0103 端子
0104 支持部
0105 スイッチ

Claims (5)

  1. 直管形状で内部にLED素子を複数配列したランプ本体と、
    ランプ本体の両端に配置され従来型蛍光灯装置に対する端子を備えた支持部と、
    支持部に配置され、ランプ本体に対する端子からの電力供給のON/OFFを切り替えるためのスイッチと、
    を有する蛍光灯代替LEDランプ。
  2. 前記スイッチは、ぶら下げられた紐を引っ張ることでON/OFF動作するプルスイッチであり、ぶら下げられた紐は、二つの磁石でつながれ、きつく引っ張られると分離して強い引っ張り力が支持部にかからないようにした磁石連結部を有する請求項1に記載の蛍光灯代替LEDランプ。
  3. ランプ本体は平板上にLED素子を複数配列してなり、ランプ本体を直管長軸を中心として支持部に対して回転することでLEDが複数配列されている平板の面が向きを変えられるようにランプ本体は支持部に備えられた回転部に支持されている請求項1または2に記載の蛍光灯代替LEDランプ。
  4. ランプ本体の天井側の面にはLED素子から発生する熱を放出するための放熱穴が設けられている請求項1から3のいずれか一に記載の蛍光灯代替LEDランプ。
  5. プルスイッチのぶら下げられた紐を通すための支持部筐体面に設けられる穴は、従来型蛍光灯装置に対する端子の正位置のバリエーションにより紐が支持部筐体面に接触しないように幅広に設けられている請求項2から4のいずれか一に記載の蛍光灯代替LEDランプ。
JP2008007501U 2008-10-24 蛍光灯代替ledランプ Expired - Lifetime JP3147608U (ja)

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