JP3147370U - 着脱式レッグ材 - Google Patents

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Abstract

【課題】家具等の底面と床面等との間に設けることにより、防振、防音の効果が高く、また、家具等を移動する際に床面(フローリング、畳あるいはカーペット等)の表面の損傷を防止することができる着脱式レッグ材を提供する。
【解決手段】家具等10の底面又は床面の損傷を防ぐために、家具等10の底面に取り付けられる保護部材であって、該保護部材は、雄係合面を有する面ファスナー11と、該面ファスナー11の雄係合面に着脱自在に係合される雌係合面を有する繊維層13から構成されていることを特徴とする着脱式レッグ材1。
【選択図】図1

Description

本考案は、家具の脚先端部など、家具や什器(以下、家具等という)の底面に取り付ける保護部材に関し、より詳しくは、家具等の底面と床面との間に設けることにより、防振、防音の効果が高く、また、家具等を移動する際にフローリング、畳あるいはカーペット等(以下、床面等という)の表面の損傷を防止することができる着脱式レッグ材に関するものである。
従来、テーブルや椅子のように脚を有する家具には、その脚の先端部に保護キャップ等が取り付けられているものがある。特に木製家具の場合には、ゴムキャップやフェルトが貼付されており、脚の接地面が床面を傷つけることの無いように配慮されている。
例えば、床面の損傷防止等の目的を達成するために、家具の脚の先端面と床表面とを非接触に保持するために、受板の下面に繊維のシートを取り付け、該受板の形状を、その周縁が持ち上がり、中央部が底を形成するようにした脚受キャップが開示されている(特許文献1参照。)。また、什器の脚部を落し込み嵌合させる受け本体の裏面にベルクロファスナーを設置してなる什器の移動防止具が開示されている(特許文献2参照。)。
さらに、フェルト層およびフェルト層に積層された合成樹脂層からなる脚受部材と、該脚受部材上面に突設された金属製の固定部材を備えており、脚受部材は、上端にフランジが形成され、上面が凹面となっており、固定部材は、上方に突出する円筒状の突出部と、突出部の下端に設けられた埋込部とで構成され、脚受部材を形成する合成樹脂層に埋込部が埋め込まれた状態で脚受部材と一体化されている家具用脚受具が開示されている(特許文献3参照。)。
特開2001−286362号公報 特開平09−108054号公報 実用新案登録第3083771号公報
床面の損傷防止等の目的を達成するために、特許文献1では受板の下面に繊維のシートを取り付けた着脱式の脚受キャップを家具の脚先端部に取り付けているが、該脚受けキャップは家具の脚先部を外嵌する構造となっており、側面側または斜め上方側から見えるため、デザイン的に好ましくなく、特に高級家具類に装着すると、高級家具のもつイメージを損なう虞があった。
また、特許文献2に示す移動防止具は、什器の脚部を落し込み嵌合させる受け本体の裏面にベルクロファスナーを設置した構造であるため、前記同様にデザイン的に好ましくなく、特に高級家具類に装着すると、高級家具のもつイメージを損なう虞があった。さらに、移動防止具の下面に取り付けたフック形状面を有するベルクロファスナーと、床面に敷かれたループ状カーペットを接合することにより、地震等による横移動を防止する構造であるため、フローリングの床面や畳等には適用できないという問題があった。
さらに、特許文献3に示す家具用脚受け具は、フェルト層に積層された合成樹脂層からなる脚受部材と、該脚受部材上面に突設された固定部材を備えており、該固定部材は、脚部底面に固定されているので、損傷または古くなったフェルト層を交換することができないという問題があった。
本考案の請求項にかかる着脱式レッグ材は、家具等、例えば、机や椅子の脚底面、箪笥や飾り棚の底面などに取り付けて、床面等の表面の損傷を防ぐために用いられる保護部材である。この保護部材は、家具等の底面に雄係合(鈎状のフックまたはキノコ状)を有する面ファスナーが、接着剤または両面接着シートにより固着され、この雄係合面に対向して着脱自在に係合する雌係合(ループ状)を有する繊維層が取り付けられた構成としている。
これにより、床面等には、家具等の底面が直接接触しないので、前記床面等の表面の損傷を防ぐことができる。また、家具等を移動するときに、引きずるような動かし方をしても、大きな引きずりずり音や振動音を生じることがなく、フローリング床への成分の移行(ブリード)もない。また、繊維層は適度な滑り性を有しており、地震等の横揺れに対して適度に横滑りするので、家具等が転倒する危険性を低減することができる。なお、繊維層が損傷または劣化したときは、該繊維層のみを簡単に取替えすることができるので、非常に便利である。
本考案の請求項にかかる他の着脱式レッグ材は、前記と同様に家具等、例えば、机や椅子の脚底面、箪笥や飾り棚の底面などに取り付けて、床面等の損傷を防ぐために用いられる保護部材である。この保護部材は、家具等の底面に一対の面ファスナーが、接着剤または両面接着シートにより固着され、着脱が可能な側の面ファスナーの下面に繊維層が取り付けられた構成としている。
これにより、床面等には、家具等が直接接触しないので、前記床面等の表面の損傷を防ぐことができる。また、家具等を移動するときに、引きずるような動かし方をしても、大きな引きずりずり音や振動音を生じることがなく、フローリング床への成分の移行(ブリード)もない。また、繊維層は適度な滑り性を有しているので、地震等の横揺れに対して適度に横滑りするので、家具等が転倒する危険性を低減することができる。なお、繊維層が損傷または劣化したときは、一方の着脱可能な面ファスナーとともに、該面ファスナーに固着された繊維層を簡単に取替えすることができるので、非常に便利である。
本考案の請求項にかかる着脱式レッグ材に用いられる繊維材料としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロンなどからなる合成繊維、あるいは綿、羊毛などの天然繊維などがある。繊維層は、これら繊維から作製された織布、不織布、編物、フェルト等で形成されるが、特に好ましくはフェルトである。フェルトは、ニードルパンチで機械的に繊維を絡ませて、表面をループ状に突き出した構造に形成できる。これにより、雄係合を有する面ファスナーに、表面にループ状に突き出した構造をもつ繊維層を係合することで、一対の面ファスナーと同等の機能を発揮させることができる。
本考案の請求項にかかる着脱式レッグ材は、円形、楕円形、四辺形または所望の形状・寸法に切断できるシート状等に形成されていることを特徴としている。これにより、床面等に置く家具等の底面形状に合わせて、最適な形状の着脱式レッグ材を選定することが可能となる。また、シート状のものは、切断の目安となる罫線を引いており、家具等のサイズに合わせて、使用者が適宜の形状・寸法に切断して使用することができるので、利便性が一層向上する。なお、図4(d)では、2列×4個の8分割を例示しているが、これに限定されるものではなく、列数や個数は適宜変更することができる。
本考案の着脱式レッグ材を用いれば、床面等の表面の損傷を防ぐことができる。また、家具類を移動するときに、引きずるような動かし方をしても、大きな引きずりずり音や振動音を生じることがなく、フローリング床への成分の移行(ブリード)もない。また、繊維層は適度な滑り性を有しているので、地震等の横揺れに対して適度に横滑りするので、家具類が転倒する危険性を低減することができる。また、繊維層が損傷または劣化したときは、該繊維層のみを簡単に取替えすることができるので、非常に便利である。さらに、家具類の底面形状に合わせて、最適な形状の着脱式レッグ材を選定することが可能となり、シート状のものは、家具や什器のサイズに合わせて、使用者が適宜の形状・寸法に切断して使用することができるので、利便性が一層向上する。
本考案の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本考案の実施形態を示す正面図、図2は本考案の他の実施形態を示す正面図、図3は本考案の面ファスナーの接合部分を示す模式図、図4は本考案の実施形状を示す斜視図である。
図1において、本考案の着脱式レッグ材1は、雄係合(鈎形のフック形状またはキノコ状)面を有する面ファスナー11と、該面ファスナー11の雄係合面に着脱自在に係合される雌係合(ループ形状)面を有する繊維層13から構成されている。前記雄係合面を有する面ファスナー11の裏面(雄係合面の反対側面)には、接着剤または両面接着シート12が貼付されており、この接着剤または両面接着シート12により家具等10の脚先端部の底面に固着される。
図3に示すように、雄係合を有する面ファスナー11には、多数の鈎形のフックが立設されている。また、雌係合を有する繊維層13には、前記鈎形のフックに係合する多数のループが形成されている。このループは、例えば、繊維層をニードルパンチで機械的に繊維を絡ましてループ形状としたものである。なお、図3では鈎形のフックを立設した面ファスナーを例示したが、鈎形のフックに代えてキノコ状とすることも当然可能である。
記繊維層13を取り外すときは、繊維層13を手等で引き剥がすと、面ファスナー11と繊維層13の係合部分が剥がれるので、繊維層13を容易に取り外すことができる。
図2において、着脱式レッグ材2は、一対の面ファスナー21と、該面ファスナー21のいずれかの面に固着された繊維層23から構成されている。前記面ファスナー21の他面(繊維層が固着された面の反対側面)には、接着剤または両面接着シート12が貼付されており、この接着剤または両面接着シート12により家具等10の脚先端部の底面に固着される。また、前記繊維層23を取り外すときは、繊維層23を手等で引き剥がすと、一対の面ファスナー21の係合部分が外れて、一方の面ファスナーとともに、該面ファスナーに固着された繊維層23を容易に取り外すことができる。
前記繊維層13,23に使われる繊維材料としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロンなどからなる合成繊維、あるいは綿、羊毛などの天然繊維から作製された織布、不織布、編物、フェルトであり、特に好ましくはフェルトである。
図4は本考案による着脱式レッグ材の形状を示した斜視図であり、(a)は円形、(b)は楕円形、(c)は四辺形、(d)はシート状である。円形、楕円形、四辺形のものは、家具等の脚底部の形状や寸法に合わせて様々な大きさに形成されているので、例えば、両面接着テープに貼付された再剥離紙を剥ぎ取り、所望箇所に固着することができる。また、シート状のものは、切断の目安となる罫線30が縦横に設けられているので、この罫線30に添って切断すれば所望寸法の着脱式レッグ材1,2を得ることができる。
本考案の着脱式レッグ材は、主として家具等の脚底部分に貼付するものであるが、これに限定されるものではなく、各種OA機器、床面や壁面に配置する物品、調度品、陳列棚、食器棚、本棚、キャビネットなど、床面等に置く物品に広く用いることができる。
本考案の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 本考案の面ファスナー部分を示す模式図である。 本考案による着脱式レッグ材の形状を示した斜視図であり、(a)は円形、(b)は楕円形、(c)は四辺形、(d)はシート状である。
符号の説明
1、2 着脱式レッグ材
10 家具や什器類(家具等)
11 雄係合を有する面ファスナー
12 接着剤または両面接着シート
13 雌係合を有する繊維層
21 一対の面ファスナー
23 繊維層
30 罫線

Claims (4)

  1. 什器の底面又は床面の損傷を防ぐために、什器の底面に取り付けられる保護部材であって、該保護部材は、雄係合面を有する面ファスナーと、該面ファスナーの雄係合面に着脱自在に取り付けられる、雌係合面を有する繊維層から構成されていることを特徴とする着脱式レッグ材。
  2. 什器の底面又は床面の損傷を防ぐために、什器の底面に取り付けられる保護部材であって、該保護部材は、一対の面ファスナーと、該面ファスナーのいずれかの面に取り付けられた繊維層から構成されていることを特徴とする着脱式レッグ材。
  3. 前記保護部材の繊維層は、織物、編物、不織布、またはフェルトであることを特徴とする請求項1または2に記載の着脱式レッグ材。
  4. 前記保護部材は、円形、楕円形、四辺形または所望の形状・寸法に切断できるシート状に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の着脱式レッグ材。
JP2008007189U 2008-10-14 着脱式レッグ材 Expired - Lifetime JP3147370U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111683567A (zh) * 2018-02-05 2020-09-18 3M创新有限公司 可调整大小的家具垫

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