JP3147211B2 - 電磁アクチュエ−タの制御装置 - Google Patents
電磁アクチュエ−タの制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁アクチュエータの
制御装置に関し、特に電磁コイルの焼損を防止するフェ
イルセーフ回路に関する。
制御装置に関し、特に電磁コイルの焼損を防止するフェ
イルセーフ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁アクチュエータの焼
損を防止するフェイルセーフ回路としては、図2に示す
ような温度フューズを用いるのが一般的であった。
損を防止するフェイルセーフ回路としては、図2に示す
ような温度フューズを用いるのが一般的であった。
【0003】すなわち、電磁コイル100に温度フュー
ズ101を取付け、電磁コイル100に流れる電流によ
り発熱し、温度が温度フューズ101の定格温度に達す
ると温度フューズ101が溶断し、電磁コイル100に
流れる電流を止めることにより、電磁コイル100の焼
損を防止するようになっていた。
ズ101を取付け、電磁コイル100に流れる電流によ
り発熱し、温度が温度フューズ101の定格温度に達す
ると温度フューズ101が溶断し、電磁コイル100に
流れる電流を止めることにより、電磁コイル100の焼
損を防止するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電磁アクチュエータの制御装置にあっては、溶
断した温度フューズ101は交換しない限り復帰不能で
あり、装置が停止してしまうという問題があった。
た従来の電磁アクチュエータの制御装置にあっては、溶
断した温度フューズ101は交換しない限り復帰不能で
あり、装置が停止してしまうという問題があった。
【0005】また、温度フューズ101の取付位置や放
熱状態によって、温度フューズ101が溶断する温度が
ばらついてしまい、場合によっては電磁コイル100が
焼損するおそれがある。
熱状態によって、温度フューズ101が溶断する温度が
ばらついてしまい、場合によっては電磁コイル100が
焼損するおそれがある。
【0006】本願発明は、上記した従来技術の課題を解
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、電磁コイルの焼損を確実に防止でき、しかも温度が
低下すると自動復帰可能で、かつ外乱の影響のない電磁
アクチュエータの制御装置を提供することにある。
決するためになされたもので、その目的とするところ
は、電磁コイルの焼損を確実に防止でき、しかも温度が
低下すると自動復帰可能で、かつ外乱の影響のない電磁
アクチュエータの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、電磁コイルを備えた電磁アクチ
ュエータと、前記電磁コイルに電力を供給する直流電源
と、を備えた電磁アクチュエータの制御装置において、
前記電磁コイルに直列接続される抵抗手段と、該抵抗手
段による電圧降下が、前記電磁コイルの許容最大温度時
の許容電圧降下より大きいか小さいかを比較する比較手
段と、該比較手段により電圧降下が許容電圧降下より大
きい場合には前記電磁コイルへの通電を切り、電圧降下
が許容電圧降下より小さい場合には電磁コイルへ通電を
続行するスイッチ手段と、を備えていることを特徴とす
る。
に、本発明にあっては、電磁コイルを備えた電磁アクチ
ュエータと、前記電磁コイルに電力を供給する直流電源
と、を備えた電磁アクチュエータの制御装置において、
前記電磁コイルに直列接続される抵抗手段と、該抵抗手
段による電圧降下が、前記電磁コイルの許容最大温度時
の許容電圧降下より大きいか小さいかを比較する比較手
段と、該比較手段により電圧降下が許容電圧降下より大
きい場合には前記電磁コイルへの通電を切り、電圧降下
が許容電圧降下より小さい場合には電磁コイルへ通電を
続行するスイッチ手段と、を備えていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明にあっては、電磁コイルに通電して温度
が上昇するにつれ、電磁コイルに流れる電流値が変化す
る。この電流値の変化によって、電磁コイルに直列に接
続される抵抗手段の電圧降下が変化し、この電圧降下の
変化は電磁コイルの温度変化に依存することになる。
が上昇するにつれ、電磁コイルに流れる電流値が変化す
る。この電流値の変化によって、電磁コイルに直列に接
続される抵抗手段の電圧降下が変化し、この電圧降下の
変化は電磁コイルの温度変化に依存することになる。
【0009】そこで、比較手段によって、抵抗手段の電
圧降下を電磁コイルの許容最大温度時の許容電圧降下よ
り大きいか小さいかを比較する。そして、電圧降下が許
容電圧降下より大きい場合には、スイッチ手段によって
電磁コイルへの通電を切り、電圧降下が許容電圧降下よ
り小さい場合には電磁コイルへ通電を続行する。
圧降下を電磁コイルの許容最大温度時の許容電圧降下よ
り大きいか小さいかを比較する。そして、電圧降下が許
容電圧降下より大きい場合には、スイッチ手段によって
電磁コイルへの通電を切り、電圧降下が許容電圧降下よ
り小さい場合には電磁コイルへ通電を続行する。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1(a)には本発明の一実施例に係る電磁
アクチュエータの制御装置のブロック図を示している。
ここでは、電磁アクチュエータとして、図1(b)に示す
ように、コイル抵抗の違うプルコイル1と、ホールドコ
イル2を備えたソレノイド3を制御する場合を例にとっ
て説明するものとする。
アクチュエータの制御装置のブロック図を示している。
ここでは、電磁アクチュエータとして、図1(b)に示す
ように、コイル抵抗の違うプルコイル1と、ホールドコ
イル2を備えたソレノイド3を制御する場合を例にとっ
て説明するものとする。
【0012】このソレノイド3は、固定鉄心4と、固定
鉄心4と同軸的に配置されるロッド5を備えた可動鉄心
6と、固定鉄心4と可動鉄心6とを取り囲むように配置
されるコイル部7と、固定鉄心4と可動鉄心6間の磁気
回路を構成するためのヨーク部材8と、を備えている。
鉄心4と同軸的に配置されるロッド5を備えた可動鉄心
6と、固定鉄心4と可動鉄心6とを取り囲むように配置
されるコイル部7と、固定鉄心4と可動鉄心6間の磁気
回路を構成するためのヨーク部材8と、を備えている。
【0013】可動鉄心6は、固定鉄心4から所定距離離
間した第1位置aから固定鉄心4に吸着される第2位置
bまでストロークする。そして、第1位置aから第2位
置bまで可動鉄心6を引く際には大きい磁力を必要とす
るためにプルコイル1とホールドコイル2の双方に通電
し、引き終わりの第2位置bにおいては可動鉄心6を保
持するためにホールドコイル2のみに通電するように制
御される。
間した第1位置aから固定鉄心4に吸着される第2位置
bまでストロークする。そして、第1位置aから第2位
置bまで可動鉄心6を引く際には大きい磁力を必要とす
るためにプルコイル1とホールドコイル2の双方に通電
し、引き終わりの第2位置bにおいては可動鉄心6を保
持するためにホールドコイル2のみに通電するように制
御される。
【0014】図1(a)には、このソレノイド1の制御回
路を示している。
路を示している。
【0015】制御回路を簡単に説明すると、直流電源に
プルコイル1とホールドコイル2が接続され、プルコイ
ル1とホールドコイル2には、それぞれパワートランジ
スタ11,12が接続されている。すなわち、各パワー
トランジスタ11,12のコレクタ端子11c,12c
がプルコイル1とホールドコイル2に接続され、ベース
端子11b,12bにスタートスイッチ13を介して直
流電源14が接続され、エミッタ端子11e,12eが
接地されている。
プルコイル1とホールドコイル2が接続され、プルコイ
ル1とホールドコイル2には、それぞれパワートランジ
スタ11,12が接続されている。すなわち、各パワー
トランジスタ11,12のコレクタ端子11c,12c
がプルコイル1とホールドコイル2に接続され、ベース
端子11b,12bにスタートスイッチ13を介して直
流電源14が接続され、エミッタ端子11e,12eが
接地されている。
【0016】そして、プルコイル1側の回路には、スタ
ートスイッチ13がオンしてから所定時間経過するとタ
イムアップして通電を切るタイマー15が設けられてい
る。このタイマー15はスイッチ手段としてのトランジ
スタ16を介してパワートランジスタ11,12に接続
されている。すなわち、タイマー15の出力端子がトラ
ンジスタ16のベース端子16bに接続され、トランジ
スタ16のコレクタ端子16cがパワートランジスタ1
1のベース端子11bに接続され、トランジスタ16の
エミッタ端子16eが接地されている。
ートスイッチ13がオンしてから所定時間経過するとタ
イムアップして通電を切るタイマー15が設けられてい
る。このタイマー15はスイッチ手段としてのトランジ
スタ16を介してパワートランジスタ11,12に接続
されている。すなわち、タイマー15の出力端子がトラ
ンジスタ16のベース端子16bに接続され、トランジ
スタ16のコレクタ端子16cがパワートランジスタ1
1のベース端子11bに接続され、トランジスタ16の
エミッタ端子16eが接地されている。
【0017】スタートスイッチ13をオンすると、パワ
ートランジスタ11,12がオンとなり、プルコイル1
とホールドコイル2の双方に直流電流が流れ、可動鉄心
6が第1位置aから第2位置bに移動する。そして、所
定時間経過するとタイマー15がタイムアップして出力
信号を出し、トランジスタ16がオンとなる。これによ
りプルコイル駆動用のパワートランジスタ11がオフと
なり、プルコイル1への通電が切られ、ホールドコイル
2のみによって可動鉄心6が固定鉄心4に吸着保持して
いる。
ートランジスタ11,12がオンとなり、プルコイル1
とホールドコイル2の双方に直流電流が流れ、可動鉄心
6が第1位置aから第2位置bに移動する。そして、所
定時間経過するとタイマー15がタイムアップして出力
信号を出し、トランジスタ16がオンとなる。これによ
りプルコイル駆動用のパワートランジスタ11がオフと
なり、プルコイル1への通電が切られ、ホールドコイル
2のみによって可動鉄心6が固定鉄心4に吸着保持して
いる。
【0018】一方、スタートスイッチ13をオフする
と、パワートランジスタ12がオフとなり、ホールドコ
イル2もオフとなる。
と、パワートランジスタ12がオフとなり、ホールドコ
イル2もオフとなる。
【0019】そして、プルコイル1にはストロークする
間の短時間であっても大電流が流れるので、連続通電や
頻繁な動作を繰り返す間には焼損するおそれがある。そ
こで、このプルコイル1について、焼損防止用のフェイ
ルセーフが働くように構成している。
間の短時間であっても大電流が流れるので、連続通電や
頻繁な動作を繰り返す間には焼損するおそれがある。そ
こで、このプルコイル1について、焼損防止用のフェイ
ルセーフが働くように構成している。
【0020】すなわち、プルコイル1には抵抗RGが直
列に接続され、この抵抗RGによる電圧降下Vcが、増幅
器17によって増幅され、電圧変動補正器18を介して
補正されて比較手段としてのコンパレータ19に接続さ
れる。電圧変動補正器18の補正用の電源VEは、直流
電源14の電源電圧VSを抵抗19a,19bで分圧す
ることによって得られる。
列に接続され、この抵抗RGによる電圧降下Vcが、増幅
器17によって増幅され、電圧変動補正器18を介して
補正されて比較手段としてのコンパレータ19に接続さ
れる。電圧変動補正器18の補正用の電源VEは、直流
電源14の電源電圧VSを抵抗19a,19bで分圧す
ることによって得られる。
【0021】コンパレータ19では、プルコイル1の許
容最大温度時の許容電圧降下より大きいか小さいかを比
較するもので、出力端子が前記タイマー15と同様に、
スイッチ手段としてのトランジスタ16のベース端子1
6bに接続されている。
容最大温度時の許容電圧降下より大きいか小さいかを比
較するもので、出力端子が前記タイマー15と同様に、
スイッチ手段としてのトランジスタ16のベース端子1
6bに接続されている。
【0022】ここで、プルコイル1の抵抗(Rc0)
は、20[°C]における電気抵抗をR20、温度係数を
α、プルコイルの温度tとすると、図1(c)に示すよう
に、Rc0=R20[1+α(tー20)]となることか
ら、上記したようにプルコイル回路に直列に抵抗RGを
挿入し、この抵抗の電圧降下(VG)により電流(IP)
を求めている。
は、20[°C]における電気抵抗をR20、温度係数を
α、プルコイルの温度tとすると、図1(c)に示すよう
に、Rc0=R20[1+α(tー20)]となることか
ら、上記したようにプルコイル回路に直列に抵抗RGを
挿入し、この抵抗の電圧降下(VG)により電流(IP)
を求めている。
【0023】ここで、20[°C]のプルコイルの抵抗
をRCとすると、IP=VG/RG≒VS/RCとなる。これ
は、図1(a)の抵抗RG及びパワートランジスタ11の
0N抵抗が小さくIPに影響しないためである。
をRCとすると、IP=VG/RG≒VS/RCとなる。これ
は、図1(a)の抵抗RG及びパワートランジスタ11の
0N抵抗が小さくIPに影響しないためである。
【0024】この時、電流(IP)は通電による発熱の
為、プルコイル1が加熱されて次式の(Iph)に変化す
る。
為、プルコイル1が加熱されて次式の(Iph)に変化す
る。
【0025】 Iph=VGh/RG≒VS/RC[1+α(thー20)] 常識でthは加熱された時のプルコイル1の温度であ
る。
る。
【0026】そこで、抵抗RGの電圧降下に着目すると
VG=RG・VS/RC VGh=RG・VS/RC[1+α(thー20)] VG/VGh=[RG・VS/RC]/[RG・VS/RC{1
+α(thー20)}]=1+α(thー20) これより、抵抗RGの電圧降下の変化はプルコイル1の
温度のみに依存し、これによりプルコイル1の温度によ
る抵抗変化分を知ることになる。
VG=RG・VS/RC VGh=RG・VS/RC[1+α(thー20)] VG/VGh=[RG・VS/RC]/[RG・VS/RC{1
+α(thー20)}]=1+α(thー20) これより、抵抗RGの電圧降下の変化はプルコイル1の
温度のみに依存し、これによりプルコイル1の温度によ
る抵抗変化分を知ることになる。
【0027】そこで、抵抗RGの電圧降下VGとプルコイ
ルの許容最大温度時の電圧降下VGMAX(一定電圧として
コンパレータに供給)とを比較し、VG>VGMAXの条件
の時はコンパレータ19が出力を出し、トランジスタ1
6をオンさせてプルコイル1に電流を供給するパワート
ランジスタ11をオフにし、プルコイル1に流れる電流
を止める。
ルの許容最大温度時の電圧降下VGMAX(一定電圧として
コンパレータに供給)とを比較し、VG>VGMAXの条件
の時はコンパレータ19が出力を出し、トランジスタ1
6をオンさせてプルコイル1に電流を供給するパワート
ランジスタ11をオフにし、プルコイル1に流れる電流
を止める。
【0028】プルコイル1が冷却され、温度が下がり、
VG<VGMAXの条件になれば自動復帰し、再びプルコイ
ル1に電流を流すことができるようになる。
VG<VGMAXの条件になれば自動復帰し、再びプルコイ
ル1に電流を流すことができるようになる。
【0029】また、タイマー15はスタートスイッチ1
3が入ってからロッド5が引き込まれる間だけプルコイ
ル1に電流が流れるように制御している。
3が入ってからロッド5が引き込まれる間だけプルコイ
ル1に電流が流れるように制御している。
【0030】ホールドコイル2に流れる電流は小さく発
熱には余り寄与しない。すなわち、ホールドコイル2に
ついては、固定鉄心4に吸着している状態なので小電流
で十分であり、長時間通電していても焼損するおそれは
ない。したがって、この実施例ではフェイルセーフ回路
を構成していないが、プルコイル1と同様にフェイルセ
ーフ回路を構成してもよい。
熱には余り寄与しない。すなわち、ホールドコイル2に
ついては、固定鉄心4に吸着している状態なので小電流
で十分であり、長時間通電していても焼損するおそれは
ない。したがって、この実施例ではフェイルセーフ回路
を構成していないが、プルコイル1と同様にフェイルセ
ーフ回路を構成してもよい。
【0031】尚、この実施例ではコイル部をホールドコ
イルとプルコイルに分けた例について説明したが、単一
のコイルのソレノイドについても同様に適用できるし、
ソレノイドに限らず、電磁コイルを備えた他の電磁アク
チュエータについても同様に適用できる。
イルとプルコイルに分けた例について説明したが、単一
のコイルのソレノイドについても同様に適用できるし、
ソレノイドに限らず、電磁コイルを備えた他の電磁アク
チュエータについても同様に適用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
温度上昇による電磁コイルの抵抗変化を、電磁コイルに
直列接続した抵抗手段による電圧降下として検出し、電
圧降下が電磁コイルの許容最大温度時の許容電圧降下よ
り大きいか小さいかを比較して電磁コイルへの通電を制
御するようにしたので、電磁コイルの焼損を防止すると
共に、電磁コイルの温度が下がれば自動復帰し、電磁コ
イルに通電を開始することができる。
温度上昇による電磁コイルの抵抗変化を、電磁コイルに
直列接続した抵抗手段による電圧降下として検出し、電
圧降下が電磁コイルの許容最大温度時の許容電圧降下よ
り大きいか小さいかを比較して電磁コイルへの通電を制
御するようにしたので、電磁コイルの焼損を防止すると
共に、電磁コイルの温度が下がれば自動復帰し、電磁コ
イルに通電を開始することができる。
【0033】また、抵抗手段の電圧降下を利用して電磁
コイル自体の温度変化を扱うため、外乱が入らず、確実
な電磁コイルの保護を図ることができる。
コイル自体の温度変化を扱うため、外乱が入らず、確実
な電磁コイルの保護を図ることができる。
【図1】図1(a)は本発明の電磁アクチュエータの制御
装置のブロック図、同図(b)は電磁アクチュエータの一
例を示す図、同図(c)は温度による電磁コイルの抵抗変
化を示す図である。
装置のブロック図、同図(b)は電磁アクチュエータの一
例を示す図、同図(c)は温度による電磁コイルの抵抗変
化を示す図である。
【図2】図2は従来の電磁アクチュエータの制御回路図
である。
である。
1 プルコイル 2 ホールドコイル 3 ソレノイド 4 固定鉄心 5 ロッド 6 可動鉄心 7 コイル部 8 ヨーク部材 a 第1位置 b 第2位置 11,12 パワートランジスタ 11c,12c コレクタ端子 11b,12b ベース端子 11e,12e エミッタ端子 13 スタートスイッチ 14 直流電源 15 タイマー 16 トランジスタ(スイッチ手段) 16c コレクタ端子 16b ベース端子 16e エミッタ端子 RG 抵抗 17 増幅器 18 電圧変動補正器 19 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−18305(JP,A) 特開 平4−308414(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 7/18
Claims (1)
- 【請求項1】電磁コイルを備えた電磁アクチュエータ
と、前記電磁コイルに電力を供給する直流電源と、を備
えた電磁アクチュエータの制御装置において、 前記電磁コイルに直列接続される抵抗手段と、 該抵抗手段による電圧降下が、前記電磁コイルの許容最
大温度時の許容電圧降下より大きいか小さいかを比較す
る比較手段と、 該比較手段により電圧降下が許容電圧降下より大きい場
合には前記電磁コイルへの通電を切り、電圧降下が許容
電圧降下より小さい場合には電磁コイルへ通電を続行す
るスイッチ手段と、を備えていることを特徴とする電磁
アクチュエータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32957894A JP3147211B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 電磁アクチュエ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32957894A JP3147211B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 電磁アクチュエ−タの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08162325A JPH08162325A (ja) | 1996-06-21 |
JP3147211B2 true JP3147211B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=18222922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32957894A Expired - Fee Related JP3147211B2 (ja) | 1994-12-01 | 1994-12-01 | 電磁アクチュエ−タの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147211B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11620488B1 (en) * | 2017-09-14 | 2023-04-04 | Jason Lund | Systems, devices, software, and methods for simulating interactions between organisms consisting of fireflies, frogs and snakes in electronic devices |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10360621A1 (de) * | 2003-12-19 | 2005-07-28 | Bosch Rexroth Ag | Elektrische Schaltungsanordnung für die Ansteuerung eines magnetbetätigten Fluidik-Ventils |
JP6244765B2 (ja) * | 2013-09-18 | 2017-12-13 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1994
- 1994-12-01 JP JP32957894A patent/JP3147211B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11620488B1 (en) * | 2017-09-14 | 2023-04-04 | Jason Lund | Systems, devices, software, and methods for simulating interactions between organisms consisting of fireflies, frogs and snakes in electronic devices |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08162325A (ja) | 1996-06-21 |
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