JP3146884U - スポーツ玩具 - Google Patents

Abstract

【課題】様々な形態と水や気体の吸入・噴射、打撃など多くの機能を具えたスポーツ玩具を提供する。
【解決手段】軟質材料の長い棒状で中空の筒体１０と、ハンドル桿２０とを含んでなり、筒体１０は内部に一端に開口１２１と、他端に貫通孔１２２とを含んでなる設置空間を設け、ハンドル桿２０はハンドル部２１と、桿体２２とを含んでなり、桿体２２は筒体１０の開口１２１から筒体１０の内部の設置空間内に延伸し、自由端にはピストン２３が設けられ、ハンドル桿２０を後方に引いて、ピストン２３が筒体１０の開口１２１の限界点まで移動すると、気体や水が筒体１０の貫通孔１２２から設置空間内に吸入され、ハンドル桿２０を前方に押し圧すると、筒体１０の設置空間内部の気体や水が貫通孔１２２から噴射され、ハンドル桿２０のハンドル部２１の桿体２２に隣接する部分が筒体１０の開口１２１の端縁部と相互に係合して固定され、ハンドル桿２０と筒体１０とを一体に形成するとともに、様々な打撃に供する構造からなる。
【選択図】図１

Description

この考案は、スポーツ玩具に関し、特に水、或いは気体を吸い込み、噴射することができ、様々な形態を具えたスポーツ玩具に関する。

現在、市場で販売されている玩具には、様々な種類がある。しかしながら、双方向タイプ、動きのあるタイプで大人から子供まで様々な年代に受け入れられて、安全性を具えた玩具は、その種類が非常に限られている。よく見かけるものでは、水を噴射する水鉄砲や、野球やテニスなど対象物を打撃するスポーツ玩具などがある。

しかしながら、前述の玩具の最大の欠点は、いずれもその特徴が単調で、水鉄砲などは水を吸水し噴射する機能しか具えておらず、対象物を打撃して遊ぶスポーツ玩具も打撃の機能しか具えていない。

この考案は、様々な形態と水や気体の吸入・噴射、打撃など多くの機能を具えたスポーツ玩具を提供することを課題とする。

そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、軟質材料からなる長い棒状の中空の筒体と、ハンドル桿とを含んでなり、
該筒体は内部に設置空間を形成し、該設置空間は一端に形成された開口と、他端に設けられた貫通孔とを含んでなり、
該ハンドル桿は、ハンドル部と、桿体とを含んでなり、該桿体は筒体の開口から筒体の内部の設置空間内に延伸して設けられ、自由端にはピストンが設けられ、
ハンドル桿を後方に引き伸ばすと、ピストンが筒体の開口の限界点まで引き伸ばされると、気体、或いは水が筒体の貫通孔から設置空間内に吸入され、ハンドル桿を前方に押し圧すると、筒体の設置空間内部の気体、或いは水が貫通孔から外部に噴射され、ハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が筒体の開口の端縁部と適宜に相互に係合して固定され、ハンドル桿と筒体とを一体に形成するとともに、様々な打撃に供する構造からなるスポーツ玩具の構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。

以下、この考案について具体的に説明する。
請求項１に記載のスポーツ玩具は、軟質材料からなる長い棒状の中空の筒体と、ハンドル桿とを含んでなり、
該筒体は内部に設置空間を形成し、該設置空間は一端に形成された開口と、他端に設けられた貫通孔とを含んでなり、
該ハンドル桿は、ハンドル部と、桿体とを含んでなり、該桿体は筒体の開口から筒体の内部の設置空間内に延伸して設けられ、自由端にはピストンが設けられ、
ハンドル桿を後方に引き伸ばすと、ピストンが筒体の開口の限界点まで引き伸ばされると、気体、或いは水が筒体の貫通孔から設置空間内に吸入され、ハンドル桿を前方に押し圧すると、筒体の設置空間内部の気体、或いは水が貫通孔から外部に噴射され、ハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が筒体の開口の端縁部と適宜に相互に係合して固定され、ハンドル桿と筒体とを一体に形成するとともに、様々な打撃に供する構造からなる。

請求項２に記載のスポーツ玩具は、請求項１における筒体が、内部の中空な部分に硬質の材料からなる管壁を設けてなる。

請求項３に記載のスポーツ玩具は、請求項１における筒体の開口の端縁部のハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が、それぞれ第一、第二接続部材に嵌合して回転係合する。

請求項４に記載のスポーツ玩具は、請求項１における筒体の開口の端縁部が、第二接続部材に固定して設けられ、第二接続部材の中央が貫通し、筒体の開口を形成し、開口の内周面から内側に突出して複数の係合片が設けられ、該ハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が第一接続部材に固定して設けられ、中央に突出して延伸する管壁が設けられ、該管壁の外周面上にはＬ字状の係合溝が複数凹設され、第二接続部材がそれぞれ係合片に嵌合し、回転、係合して固定される。

請求項５に記載のスポーツ玩具は、請求項１におけるハンドル桿のハンドル部が、桿体に隣接する部分に、横向きに延伸する保護端縁部を設けてなり、適宜に筒体の開口の端縁部と相互に貼着する。

請求項６に記載のスポーツ玩具は、請求項１における筒体が、円筒形の棒状を呈する。

請求項７に記載のスポーツ玩具は、請求項１における筒体が、略扁平状のクリケットの打撃用バッドを呈してなる。

請求項８に記載のスポーツ玩具は、請求項１における筒体が、略扁平状の剣を呈してなる。

この考案によるスポーツ玩具は、形態が多様で、様々な機能を具えているため、プレイヤーの面白さや双方向性を高めるという効果を有する。

この考案は、様々な形態と水や気体の吸入・噴射、打撃など多くの機能を具えたスポーツ玩具であって、軟質材料からなる長い棒状の中空の筒体と、ハンドル桿とを含んでなり、
該筒体は内部に設置空間を形成し、該設置空間は一端に形成された開口と、他端に設けられた貫通孔とを含んでなり、
該ハンドル桿は、ハンドル部と、桿体とを含んでなり、該桿体は筒体の開口から筒体の内部の設置空間内に延伸して設けられ、自由端にはピストンが設けられ、
ハンドル桿を後方に引き伸ばすと、ピストンが筒体の開口の限界点まで引き伸ばされると、気体、或いは水が筒体の貫通孔から設置空間内に吸入され、ハンドル桿を前方に押し圧すると、筒体の設置空間内部の気体、或いは水が貫通孔から外部に噴射され、ハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が筒体の開口の端縁部と適宜に相互に係合して固定され、ハンドル桿と筒体とを一体に形成するとともに、様々な打撃に供する構造からなるスポーツ玩具の構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。

図１、図２は、この考案のスポーツ玩具を示した断面図である。

図面によれば、この考案のスポーツ玩具は、筒体１０と、ハンドル桿２０とを含んでなる。

該筒体１０は、軟質の材料からなり、長い棒状を呈し、中空の筒体に形成される。この考案の実施形態の筒体１０は、中空な部分に硬質の材料からなる管壁１１が設けられる。

よって、筒体１０の強度が増加されるとともに、該管壁１１の内部に設置空間１２が形成される。

該設置空間１２は、一端に設けられた開口１２１と、他端に設けられた貫通孔１２２とを含んでなる。

この実施形態では、筒体１０の開口１２１の端縁部を利用して第二接続部材１３を固定して設ける。

図３、図４に開示するように、該第二接続部材１３は、中央が貫通したドーナツ状で開口１２１を形成し、該開口１２１の内周から内側に延伸した複数の係合片１３１が係合するために設けられる。

該ハンドル桿２０は、ハンドル部２１と、桿体部２２とを含んでなる。

この実施形態のハンドル部２１は、軟質の材料からなり、該桿体部２２は、筒体１０の開口１２１から筒体１０の内部の設置空間１２に延伸して設けられ、且つ自由端にピストン２３が設けられる。

該ハンドル桿２０を後ろに引き伸ばすと、ピストン２３が筒体１０の開口１２１の第二接続部材１３と互いに係合し、引き伸ばすことができる最後の限界までくると、気体或いは水が筒体１０の貫通孔１２２から設置空間１２の中に吸入される。

ハンドル桿２０を前方に向けて押し縮めると、筒体１０の設置空間１２の気体、或いは水が貫通孔１２２から外部に噴出する。

また、この実施形態のハンドル桿２０のハンドル部２１が桿体２２に接近して、第一接続部材２４をさらに固定して接続する。

図３、図４に開示するように、中央に突出して延伸した管壁２４１は、外周面上に複数のＬ字状の係合溝２４２を凹設する。よって、第二接続部材１３がそれぞれの係合片１３１に嵌合すると、回転して係合して位置決めされる。

このため、第一接続部材２４は、第二接続部材１３と互いに嵌合して接続し、ハンドル部２０と筒体１０とが一体に形成されて、ボールなどを打撃する様々な用途に使用することができる目的を達成する。

特に、図１、図２に開示するように、この考案のスポーツ玩具は、水や気体を吸入・噴射して遊ぶ以外に、筒体１０が円筒形の棒状を呈するため、ボールを打つ野球などのバッドとしても使用することができる。

図５、図６は、この考案の他の実施形態を示したものである。

図面によれば、この実施形態のスポーツ玩具は、構造が上述の実施形態と略同じであるが、筒体１０の形状が異なる。

この実施形態の筒体１０は、扁平状を呈し、クリケットの打撃用のバッドのように形成され、クリケットのときのような打撃を実施することができる。

図７、図８は、この考案のその他の実施形態を示したものである。

図面によれば、この実施形態のスポーツ玩具の構造は上述の二つの実施形態と略同じであるが、筒体１０とハンドル桿２０の形状が異なる。

該筒体１０は、略扁平状で剣を呈するように形成され、ハンドル桿２０は、ハンドル部２１の桿体２２に隣接する部分に横向きに延伸した保護端縁部２５が設けられ、筒体１０の外周壁に対向するように突出して形成される。

よって、適宜に筒体１０の開口１２１の端縁部と互いに貼着するだけでなく、スポーツ玩具が剣状の玩具と同じように剣で切りつける、突撃するなどして遊ぶことができる目的を達成する。

よって、保護端縁部２５が保護して係合する機能を供し、ハンドルを握る手が直接衝撃を受けないように保護する目的を達成する。

図１、図２に開示するように、この考案のスポーツ玩具は、水や気体を吸入・噴射するとともに、様々な打撃効果を供することができる。

水や気体を吸入・噴射する場合では、操作する前にハンドル桿２０の第一接続部材２４と筒体１０の第二接続部材１３とが係合していない状態になっているかを確認する。

よって、プレイヤーは、ハンドル桿２０を後方に引き伸ばして気体、或いは水を筒１０の前方端縁部の貫通孔１２２から筒体１０の内部の設置空間１２に吸入する。

プレイヤーはハンドル桿２０を前方に押し圧すると、設置空間１２内部の水、或いは気体が筒体１０前方端縁部の貫通孔１２２から簡単に噴射することができて、水、気体を吸入・噴射して遊ぶ目的を達成することができる。

ボールなどを打撃する場合、プレイヤーはハンドル桿２０を前方に押し圧して限界点に隣接すると、ハンドル桿２０の第一接続部材２４のＬ字状の係合溝２４２の入り口がそれぞれ筒体１０の第二接続部材１３のそれぞれの係合片１３１に対応する。

ハンドル桿２０が前方に押し圧されて位置決めされると、回転がきつくなり、第一接続部材２４と、第二接続部材１３とを互いに嵌合して回転し係合して固定することができ、ハンドル桿２０と筒体１０とを一体に固定して形成し、野球などのようにボールを打撃して遊ぶ目的を達成することができる。

図５から図８は、この考案の他の実施形態及びその他の実施形態を示したものである。

これらの実施形態は、形状が異なるスポーツ玩具であるが、操作方法は上述の実施形態と略同じである。即ち、異なる形状であるため、異なる打撃の機能を供することができる。

よって、この考案のスポーツ玩具は、水や気体を吸入・噴射するだけでなく、様々な形態の様々な打撃効果を具えている。

このため、従来の水鉄砲や、或いはボールなどを打撃するだけの玩具と比較して様々な機能を具えているため、玩具としての面白さを大幅に高めることができるとともに、玩具の双方向性を高めることもできる。

以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。

この考案のスポーツ玩具のハンドル桿と筒体とが係合した状態を示した断面図である。 この考案のスポーツ玩具のハンドル桿を引き伸ばした状態を示した断面図である。 この考案のスポーツ玩具の第一、第二接続部材を分離した状態を示した説明図である。 この考案のスポーツ玩具の第一、第二接続部材を係合した状態と分離した状態を示した断面図である。 この考案のスポーツ玩具のハンドル桿を引き伸ばした他の実施形態を示した断面図である。 この考案のスポーツ玩具のハンドル桿と筒体とが係合した状態の他の実施形態を示した断面図である。 この考案のスポーツ玩具のハンドル桿を引き伸ばしたその他の実施形態を示した断面図である。 この考案のスポーツ玩具のハンドル桿と筒体とが係合した状態のその他の実施形態を示した断面図である。

符号の説明

１０ 筒体
１１ 管壁
１２ 設置空間
１２１ 開口
１２２ 貫通孔
１３ 第二接続部材
１３１ 係合片
２０ ハンドル桿
２１ ハンドル部
２２ 桿体
２３ ピストン
２４ 第一接続部材
２４１ 管壁
２４２ 係合溝
２５ 保護端縁部

Claims (8)

1. 軟質材料からなる長い棒状の中空の筒体と、ハンドル桿とを含んでなり、
   該筒体は内部に設置空間を形成し、該設置空間は一端に形成された開口と、他端に設けられた貫通孔とを含んでなり、
   該ハンドル桿は、ハンドル部と、桿体とを含んでなり、該桿体は筒体の開口から筒体の内部の設置空間内に延伸して設けられ、自由端にはピストンが設けられ、
   ハンドル桿を後方に引き伸ばすと、ピストンが筒体の開口の限界点まで引き伸ばされると、気体、或いは水が筒体の貫通孔から設置空間内に吸入され、ハンドル桿を前方に押し圧すると、筒体の設置空間内部の気体、或いは水が貫通孔から外部に噴射され、ハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が筒体の開口の端縁部と適宜に相互に係合して固定され、ハンドル桿と筒体とを一体に形成するとともに、様々な打撃に供する構造からなることを特徴とするスポーツ玩具。
2. 前記筒体が、内部の中空な部分に硬質の材料からなる管壁を設けてなることを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。
3. 前記筒体の開口の端縁部のハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が、それぞれ第一、第二接続部材に嵌合して回転係合することを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。
4. 前記筒体の開口の端縁部が、第二接続部材に固定して設けられ、第二接続部材の中央が貫通し、筒体の開口を形成し、開口の内周面から内側に突出して複数の係合片が設けられ、該ハンドル桿のハンドル部の桿体に隣接する部分が第一接続部材に固定して設けられ、中央に突出して延伸する管壁が設けられ、該管壁の外周面上にはＬ字状の係合溝が複数凹設され、第二接続部材がそれぞれ係合片に嵌合し、回転、係合して固定されることを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。
5. 前記ハンドル桿のハンドル部が、桿体に隣接する部分に、横向きに延伸する保護端縁部を設けてなり、適宜に筒体の開口の端縁部と相互に貼着することを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。
6. 前記筒体が、円筒形の棒状を呈することを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。
7. 前記筒体が、略扁平状のクリケットの打撃用バッドを呈してなることを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。
8. 前記筒体が、略扁平状の剣を呈してなることを特徴とする請求項１に記載のスポーツ玩具。

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