JP3146633U - スリッパ専用収納箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】スペースの有効利用を実現し、塵や埃の付着を防ぎ、さらに、複数のスリッパを衛生的に保管することができるスリッパ専用収納箱を提供する。
【解決手段】スリッパを収容するスリッパ専用収納箱であって、かかるスリッパ専用収納箱1は、スリッパAを収容する複数のスリッパ収納部2と、スリッパ収納部2の前面に配設された開閉扉4と、スリッパ収納部2に形成された通気孔と、スリッパ専用収納箱1に形成された吸排気孔9とで形成されている。また、前記スリッパ収納部2は矩形状を呈しており、幅が80〜110mm、高さが120〜140mmである。また、前記スリッパ専用収納箱1内に芳香剤10、消臭剤11を収容させ、さらに、スリッパ収納部2内の空気を換気する換気装置6を設置した。
【選択図】図1
【解決手段】スリッパを収容するスリッパ専用収納箱であって、かかるスリッパ専用収納箱1は、スリッパAを収容する複数のスリッパ収納部2と、スリッパ収納部2の前面に配設された開閉扉4と、スリッパ収納部2に形成された通気孔と、スリッパ専用収納箱1に形成された吸排気孔9とで形成されている。また、前記スリッパ収納部2は矩形状を呈しており、幅が80〜110mm、高さが120〜140mmである。また、前記スリッパ専用収納箱1内に芳香剤10、消臭剤11を収容させ、さらに、スリッパ収納部2内の空気を換気する換気装置6を設置した。
【選択図】図1
Description
本考案は、塵や埃の付着を防ぎ、さらに、複数のスリッパを衛生的に保管することができるスリッパ専用収納箱に関する。
底板と覆甲部との間に足を滑り込ませ使用するスリッパは、家庭内はもとより、病院や公共施設等で幅広く使用されている。通常、公共施設等で使用されるスリッパは、保管する際、段ボール箱や木箱等の中に乱雑な状態で収納されている。また、一方のスリッパを他方のスリッパの足挿入部に挿入し、一体的に組合わせた状態で収納する場合も多い。そのため、スリッパの底板底面が足挿入部分に接触し、足裏に汚れが付着するという問題があった。また、汚れと共に雑菌も付着するため、衛生面でも問題があった。
それらの問題を解消するために、外靴を収納することができず、スリッパのみを収納することができるスリッパ収納ラックが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上掲特許文献1のスリッパ収納ラックは、頂板、底板、左右側板および背板を有するスリッパ収納ラックであって、内部にスリッパを収納するための区画室が形成されるように、水平板および垂直板によって区分けされている。各区画室の略中央部又は略中央下部には、垂直方向に延びた仕切板が設けられており、区画室の幅が、左右のスリッパの底面を合わせて区画室に収納したとき、区画室の横方向の隙間が略なくなるように選定されている。また、区画室の高さは、左右のスリッパの底面を合わせて区画室に収納したとき、区画室の縦方向の隙間が略なくなるように選定されている。
上掲特許文献1のスリッパ収納ラックは、頂板、底板、左右側板および背板を有するスリッパ収納ラックであって、内部にスリッパを収納するための区画室が形成されるように、水平板および垂直板によって区分けされている。各区画室の略中央部又は略中央下部には、垂直方向に延びた仕切板が設けられており、区画室の幅が、左右のスリッパの底面を合わせて区画室に収納したとき、区画室の横方向の隙間が略なくなるように選定されている。また、区画室の高さは、左右のスリッパの底面を合わせて区画室に収納したとき、区画室の縦方向の隙間が略なくなるように選定されている。
また、左右一対のスリッパの一方のスリッパの裏側が、他方のスリッパの表側に接触することがなく、スリッパの型崩れもない衛生的なスリッパ収納箱も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
上掲特許文献2のスリッパ収納箱は、前面が開口した箱体の前面より後面に向け、断面が横長の楕円形状で、前面にスリッパ収納口が開口された筒状体が、間隔を於いて複数個設けられ、筒状体の下面に孔が穿設されると共に、箱体の下部にゴミ受けが出し入れ自在に設けられている。
特許第3103538号
登録実用第3018051号公報
上掲特許文献2のスリッパ収納箱は、前面が開口した箱体の前面より後面に向け、断面が横長の楕円形状で、前面にスリッパ収納口が開口された筒状体が、間隔を於いて複数個設けられ、筒状体の下面に孔が穿設されると共に、箱体の下部にゴミ受けが出し入れ自在に設けられている。
しかしながら、上掲特許文献1のスリッパ収納ラックは、外部から塵や埃が侵入するため、区画室内のスリッパを衛生的に維持することができなかった。また、スリッパから発生する汗や雑菌等による不快臭を解消することもできなかった。
また、上掲特許文献2のスリッパ収納箱においては、スリッパを収納する部分が筒状体を呈しているので、成形や製造が困難であり、コスト高になるという問題があった。また、矩形状の箱体に筒状体を設けることで、筒状体の周囲に無駄な空間が生じ、スペースの有効利用が望めなかった。
そこで本考案の目的は、上記問題点を解消し、スペースの有効利用を実現し、塵や埃の付着を防ぎ、さらに、複数のスリッパを衛生的に保管することができるスリッパ専用収納箱を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案は、スリッパを収容するスリッパ専用収納箱であって、スリッパを収容する複数のスリッパ収納部と、スリッパ収納部の前面に配設された開閉扉と、スリッパ収納部に形成された通気孔と、スリッパ専用収納箱に形成された吸排気孔と、を具備することを特徴とする。
本考案においては、前記スリッパ収納部の幅方向断面が矩形状を呈し、幅が80〜110mm、高さが120〜140mmであることが好ましい。
また、前記スリッパ専用収納箱内に芳香剤を好適に収容することができる。
さらに、前記スリッパ専用収納箱内に消臭剤を好適に収容することができる。
さらにまた、前記スリッパ専用収納箱に、スリッパ収納部内の空気を換気する換気装置を設置してもよい。
また、前記スリッパ収納部の奥行きを、スリッパを直列状態に収納できる大きさとしてもよい。
さらに、前記スリッパ収納部に靴収納部を設けることができる。
スリッパ収納部の前面に開閉扉を設けたことで外部からの塵や埃の付着を防ぐと共に、スリッパ収納部に通気孔を、スリッパ専用収納箱に吸排気孔を形成したことにより、スリッパ収納部内の空気を換気させることができる。また、スリッパ収納部を特定形状とすることで、スペースの有効利用を実現できる。
また、スリッパ専用収納箱内に芳香剤や消臭剤を収容し、また、換気装置によりスリッパ収納部内の空気を循環させながら換気させることで、複数のスリッパを衛生的に、且つ心地よく保管することができる。
以下、本考案のスリッパ専用収納箱の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2に示す本考案の好適実施形態に係るスリッパ専用収納箱1は、スリッパAを収容する複数のスリッパ収納部2と、スリッパ収納部2の前面に配設された開閉扉4と、スリッパ収納部2に形成された通気孔5と、スリッパ専用収納箱1に設けられた吸排気孔9とを備える。
スリッパ専用収納箱1は、全体を木製、プラスチック、スチール素材等で形成することができ、スリッパAを収容する複数の幅方向断面矩形状のスリッパ収納部2が整列状態に配列されている。またスリッパ専用収納箱1の任意の箇所には、スリッパ収納部2内の空気を排出、または外気を吸気する吸排気孔9が設けられている。
スリッパ収納部2は、一対のスリッパAの底面同士を合わせた状態で縦方向に収納するもので、上面部、底面部、左右側面部、背面部が矩形状を呈している。また、スリッパ専用収納箱1におけるスリッパ収納部2の数量は、スリッパを利用する人数により適宜調整することが好ましい。例えば、大規模の公民館や施設においてはその設置数量を多くし、小規模の医院や学習塾等では、利用人数に合った数のスリッパ収納部2を設置すればよい。
また、スリッパ収納部2の前面の開口部(スリッパ出入部)3には、内部を透視できるガラス、プラスチック等の透明素材で形成された開閉扉4が設置されている。なお、開閉扉4は、図中、夫々のスリッパ収納部2に一体ずつ具備されているが、これに限らず、複数のスリッパ収納部2を覆うことができる左右スライド式、上下スライド式、観音開き式等、様々な形状の扉であってもよい。
また、スリッパ収納部2には通気孔5が形成されている。通気孔5は、図2及び図3に示すように、スリッパ収納部2の上面部と底面部にそれぞれ形成されている。なお、通気孔5の径の大きさや数量、また形状は特に限定されるものではなく、形成する位置も適宜変更することができ、また底面部を、網状としてもよい。スリッパ収納部2に通気孔5を設けることで、スリッパ収納部2内の汚れた空気が吸排気孔9から換気され、内部にこもった不快臭をスリッパ専用収納箱1の外部に排出することができる。
スリッパ収納部2の開口部3の大きさは、幅を80〜110mm、高さを120〜140mmに形成することが好ましい。かかる大きさとすることで、一対のスリッパAを底面で合わせた状態で縦方向に、且つ、無駄な隙間を発生させることなく収納することができ、スペースの有効利用が可能となる。
また、スリッパ専用収納箱1内には、芳香剤10を収容することが好ましい。かかる芳香剤10は市販のものでもよく、揮発性を有する芳香剤においてはスリッパ専用収納箱1の下部収納部12に、他の芳香剤においては、スリッパ専用収納箱1の上部(図示せず)に配置することが望ましい。芳香剤10をスリッパ専用収納箱1内に収容することで、芳香剤10の香が通気孔5から各スリッパ収納部2に行き渡り、スリッパAから発生する汗や雑菌等による不快臭を消して快適な使用感を得ることができる。
さらに、スリッパ専用収納箱1内には、消臭剤11を入れてもよい。消臭剤11の配置方法は、芳香剤10と同様にすることが望ましい。消臭剤11をスリッパ専用収納箱1内に収容することで、消臭剤11の成分が通気孔5から各スリッパ収納部2に行き渡り、スリッパAから発生する汗や雑菌等による不快臭を消臭することができる。
さらにまた、スリッパ専用収納箱1には、スリッパ収納部2内の空気を換気する換気装置6を設置してもよい。換気装置6は、スリッパ専用収納箱1の上面、側面、背面もしくは底面等の、吸排気孔9を設けた部分に装着することができ、換気装置6内のファン7を稼働させることで、スリッパ収納部2内の空気を循環させ、外部に効率よく排出することができる。
本考案の他の実施の形態においては、図4の(a)に示すように、スリッパ収納部2の奥行きDを、スリッパを直列状態に収納できる大きさである600〜700mmに形成してもよい。前述の大きさの奥行きにすることで、スリッパAを図示するように前後方向に配列させて収納することができる。これにより、図4の(b)に示すように、スリッパ収納部2を小形状に形成でき、より多くのスリッパAを効率良く収納保管することができる。なお、スリッパ収納部2の奥行きDを前述の大きさとすることで、スリッパは基より、下履きの靴も直列状態に収納できる。
本考案のさらに他の実施の形態においては、図5に示すように、スリッパ収納部2に、下履きの靴Bを収納する靴収納部8を形成してもよい。スリッパ収納部2に靴収納部8を形成することで、スリッパとともに下履きの靴も同時に、且つ、衛生的に保管することができる。
なお、本考案のスリッパ専用収納箱1においては、換気装置6および脚を取り除き、最下部又は最上部に通気孔5を設けることで、2段、3段と積み重ねることができる。そのことにより、小規模の医院や学習塾から大規模の公共施設まで自在に対応できる。
1 スリッパ専用収納箱
2 スリッパ収納部
3 開口部
4 開閉扉
5 通気孔
6 換気装置
7 ファン
8 靴収納部
9 吸排気孔
10 芳香剤
11 消臭剤
12 下部収納部
A スリッパ
B 靴
D 奥行き
2 スリッパ収納部
3 開口部
4 開閉扉
5 通気孔
6 換気装置
7 ファン
8 靴収納部
9 吸排気孔
10 芳香剤
11 消臭剤
12 下部収納部
A スリッパ
B 靴
D 奥行き
Claims (7)
- スリッパを収容するスリッパ専用収納箱であって、スリッパを収容する複数のスリッパ収納部と、スリッパ収納部の前面に配設された開閉扉と、スリッパ収納部に形成された通気孔と、スリッパ専用収納箱に形成された吸排気孔と、を具備することを特徴とするスリッパ専用収納箱。
- 前記スリッパ収納部の幅方向断面が矩形状を呈し、幅が80〜110mm、高さが120〜140mmである請求項1記載のスリッパ専用収納箱。
- 芳香剤を収容する請求項1または2記載のスリッパ専用収納箱。
- 消臭剤を収容する請求項1または2記載のスリッパ専用収納箱。
- スリッパ収納部内の空気を換気する換気装置を設置した請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のスリッパ専用収納箱。
- 前記スリッパ収納部の奥行きを、スリッパを直列状態に収納できる大きさとした請求項1記載のスリッパ専用収納箱。
- 前記スリッパ収納部に靴収納部を設けた請求項1記載のスリッパ専用収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008006479U JP3146633U (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | スリッパ専用収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008006479U JP3146633U (ja) | 2008-09-12 | 2008-09-12 | スリッパ専用収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3146633U true JP3146633U (ja) | 2008-11-20 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP3146633U (ja) |
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2008
- 2008-09-12 JP JP2008006479U patent/JP3146633U/ja not_active Expired - Fee Related
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