JP3146062U - 脚付容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異種素材又は同種素材を用いて容器部と脚部とを別々に製作し、それぞれを接着結合した、デザインの自由度が増した脚付容器を提供する。
【解決手段】 容器部と脚部とを接着剤にて接着結合した脚付容器であって、容器部と脚部とは少なくとも一方が透明部材からなり、容器部又は脚部の接着面に図柄が施され、図柄が透明部材からなる容器部又は脚部を通して透視できる脚付容器。
【選択図】 図3

Description

本発明は飲用容器などとして用いられる脚付容器に関し、特に容器部と脚部とをそれぞれ別個に製作した後、それぞれを接着して製作した脚付容器に関する。
脚付容器はガラス製、陶磁器製、金属製、プラスチック製などの容器が、ワイングラスなどとして各種の飲用容器やテーブル食器として用いられている。通常の脚付容器はそれぞれの素材で一体成形されているが、容器部と脚部とで異種の素材を使用して製作されているものもある。このような異種の素材を組み合わせた脚付容器はガラスや陶磁器など単独素材で製作された容器に比べ、デザインの選択余地が広がり、またガラスや陶磁器独自の伝統技術を組み合わせることなどできるため、幅広い人々を対象とすることができ、市場の拡大も期待できる。また、同種の素材を用いてもそれぞれを別個に製作した後、それぞれを接着した脚付容器も、容器部と脚部とで別々の製作手法を取ることもでき同様である。
このような脚付容器を作成するには、異種素材又は同種素材を用いて容器部と脚部とを別々に製作し、それぞれを接着剤で接着固定したり、それぞれの接合部を凹凸ないしは雌雄のネジとして嵌合したりして接合していた。そして、容器部と脚部を別項に作成し、デザインの自由度を増やしたにもかかわらず、容器部と脚部とを接合しているだけにとどまっていた。
本考案はこのような現状に鑑み、異種素材又は同種素材を用いて容器部と脚部とを別々に製作し、それぞれを接着結合した、デザインの自由度が増した脚付容器の提供を課題とする。
本考案は、容器部と脚部とを接着剤にて接着結合した脚付容器であって、容器部と脚部とは少なくとも一方が透明部材からなり、容器部又は脚部の接着面に図柄が施され、該図柄が透明部材からなる容器部又は脚部を通して透視できる脚付容器である。
特に、容器部と脚部とが透明接着剤にて接着結合され、容器部と脚部とは透明部材と不透明部材との組み合わせからなり、不透明部材からなる容器部又は脚部の接着面に図柄が施され、該図柄が透明部材からなる容器部又は脚部を通して透視できる脚付容器が好ましい。
また、ガラス製透明部材からなる容器部と不透明部材からなる脚部との組み合わせが好ましく、さらには、不透明部材からなる脚部が陶磁器製であることがより好ましい。また、接着面に施された図柄は陶磁器の上絵又は染付(下絵)として絵付けされたものであることが好ましい。
本考案の脚付容器は、透明部材を通して透視できる図柄が接着面に施されているため、例えば、不透明部材の表面に施された図柄が接着面で途切れることもなく、図柄のデザインの自由度を増すことができる。さらには、例えば透明容器部の底に、脚部の他の部分に施した図柄とは別個の図柄を配し独特のデザイン効果を得ることもできる。脚部を透明部材で構成した場合も同様である。
以下図を参照に、本考案の実施の態様を説明するが本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1はワイングラスなどの脚付グラスの例であって、容器部と脚部の断面図である。1はガラス製の透明部材からなる容器部であり、2は陶磁器製の不透明部材からなる脚部である。図3にガラス製容器部1の底面3と、陶磁器製脚部2の上面4とが透明接着剤7で接着結合された脚付容器を示す。
図2は陶磁器製脚部2の平面図である。陶磁器製脚部2の上面4には図柄5が施されている。この例では、図柄5は脚部2の表面全体に施された図柄6と関連を持って描かれている。これらの図柄は陶磁器の上絵又は染付(下絵)として絵付けされたものであるが、陶磁器として焼成後、さらに描画したものでもよい。特に上面4に施された図柄5は、容器部1と脚部2との接着接合により、接着剤7に埋め込まれることになり、脚付容器として作られた後は、図柄は外部から保護され、耐久性のある図柄とすることができるため、焼成しない図柄でも幅広く採用可能となる。
以上のようにして、脚部2の上面4に施された図柄5は透明容器部1を通して透視でき、図3の脚付容器では上方から鑑賞することができる。
上記の実施例では、透明部材からなる容器部と不透明部材からなる脚部との組み合わせ例を示したが、容器部を陶磁器製とし、脚部をガラス製としたものでもよく、この場合は容器部1の底面3に相当する部分に図柄が施される。さらには、容器部と脚部を共に透明部材で製作したものでもよく、この場合には図柄は底面3又は上面4に相当する部分に図柄が施される。
又、図柄が透明部材からなる容器部又は脚部の接着面に施された場合には、容器部と脚部を接着結合する接着剤は不透明であってもよいが、図柄が不透明部材からなる容器部又は脚部の接着面に施された場合には、接着剤は透明である必要がある。容器部又は脚部の接着面に施される図柄とは図形、模様、文字記号などを含み、さらに、容器部又は脚部を構成する部材の素材色とは別の色彩で、接着面部分を均一に着色したものであってもよい。
容器部または脚部を構成するための不透明部材としては、陶磁器のほかに、金属、木製品、不透明プラスチックなどを使用することができる。透明部材としてはガラスのほかに、透明プラスチックも使用できる。容器部がガラスやプラスチックなどの透明部材からなっている場合は、脚部を金属、木製品、不透明プラスチックなどとし、逆に容器部が金属などの不透明部材からなっている場合には、脚部をガラス、透明プラスチックなどの透明部材を組み合わせ、本考案の脚付容器とすることができる。さらには、容器部及び脚部ともガラスや透明プラスチックなどの透明部材で構成してもよい。食器などでは、透明部材としてはガラス、不透明部材としては陶磁器、金属、木製品の組み合わせが、特にガラスと陶磁器の組み合わせが、食器自体の重厚感や美しさと共に、料理や飲み物などをより引き立てることから好ましい。
容器部を不透明部材とした場合には、図1で示した容器部1の底面3に相当する部分に図柄を施し、脚部2をガラスないしは透明プラスチックで構成し、上面4に相当する部分と底面3に相当する部分とを透明接着剤で接着接合し、脚付容器を製作する。この場合には、脚部より図柄を透視することになり、脚付容器を持ち上げ、乾杯や容器部内の飲み物を飲む場合など、容器部の下の図柄を見ることができる。
不透明部材に図柄を施す方法は、一般に行われている方法でよく、インキ、ペイント類による描画、印刷、転写などのほか彫刻などが適用できる。また、金属であれば、メッキやエッチングなどの化学処理による図柄作成、木製品では漆器に用いられる技法など公知の種々の方法が適用できる。ガラスや透明プラスチックなどの透明部材に図柄を施す場合にも、描画、印刷、転写、彫刻など同様な方法が適用される。
図柄が透明部材に施される場合を除き、容器部と脚部との接着結合に用いられる接着剤は、不透明部材の接着面の施された図柄を透視できる必要があることから、透明である必要がある。ここで透明とは、接着剤で接着結合した場合に透明部材及び接着層を通して、図柄が透視できるものであればよく、完全に無色透明である必要はない。しかし好ましくは、接着剤を0.3mmの均一厚さで平滑面を持って硬化させた場合、硬化させた接着層を通して少なくとも新聞活字が読み取れる透明性を有するものである。図柄が透明部材に施される場合には、透明部材を通して図柄を透視できるため、接着剤は不透明であってもよい。
用いられる接着剤としては有機系接着剤、無機系接着剤を問わず用いることができるが、図柄が透明部材に施される場合を除き、上記の通り硬化接着剤層が透明である必要がある。このような接着剤としては、無機系接着剤としてはケイ酸ソーダ系、有機系接着剤としては合成樹脂系の接着剤が好ましく、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂などの熱可塑性樹脂系、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂系、各種ゴムを使用したエラストマー系などの接着剤が使用できる。これの各種接着剤の中から、透明性や容器部と脚部との素材に適した周知の接着剤を選択して用いることができる。
以上本考案の脚付容器は食器だけでなく、脚付の花器や置物などにも応用できる。
本考案の脚付容器の容器部と脚部の断面図である。 本考案の脚付容器の脚部の平面図である。 本考案の脚付容器の断面図である。
符号の説明
1 容器部
2 脚部
3 容器部の底面(接着面)
4 脚部の上面(接着面)
5 図柄
6 図柄
7 接着剤

Claims (5)

  1. 容器部と脚部とを接着剤にて接着結合した脚付容器であって、容器部と脚部とは少なくとも一方が透明部材からなり、容器部又は脚部の接着面に図柄が施され、該図柄が透明部材からなる容器部又は脚部を通して透視できる脚付容器。
  2. 容器部と脚部とを透明接着剤にて接着結合した脚付容器であって、容器部と脚部とは透明部材と不透明部材との組み合わせからなり、不透明部材からなる容器部又は脚部の接着面に図柄が施され、該図柄が透明部材からなる容器部又は脚部を通して透視できる脚付容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の脚付容器において、容器部はガラス製透明部材からなり、脚部は不透明部材からなる組み合わせであることを特徴とする脚付容器。
  4. 請求項3に記載の脚付容器において、脚部は陶磁器製の不透明部材からなることを特徴とする脚付容器。
  5. 請求項4に記載の脚付容器において、接着面に施された図柄は陶磁器の上絵又は染付(下絵)として絵付けされたものであることを特徴とする脚付容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7165451B1 (ja) * 2022-03-04 2022-11-04 株式会社レーベン カップ及び支持部材

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