JP3146027U - 発光素子用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】情報媒体に発光素子を確実に簡便に取り付ける発光素子用ソケットを提供する。
【解決手段】回路基板を収容するホルダー10と発光素子2の樹脂モールド部2Aを覆うキャップ20とを備え、ホルダー10は前端から所定距離離れてフランジ14を有し、キャップ20は情報媒体6に当接する後端部を有する。ホルダーを情報媒体6の取付穴に対し裏側から表側に挿通してフランジ14を情報媒体6の裏面に当接し、かつ情報媒体6の表側に発光素子の樹脂モールド部2Aを突出させた状態で樹脂モールド部2Aをキャップ20で覆うことで、キャップ20の後端部が情報媒体6の表面に当接し、情報媒体6に発光素子2が取り付けられる。フランジ14とキャップ20との間に弾性の座金40を介在させてもよい。
【選択図】図6

Description

本考案は、文字や図形などで情報を表現した情報媒体に発光素子を取り付ける発光素子用ソケットに関する。
従来、店名やその店に関する情報を表現した看板を店頭等に配置している。その中で、看板の縁部に複数の発光ダイオード素子を配置することで人目を引くようにしている。また、特定の文字や図形を示すように発光ダイオード素子を配列して看板を構築することも知られている。
本考案者は、看板に発光ダイオード素子を取り付けるための発光素子用ソケットや、斬新な情報提示が行える表示装置を開発してきた(例えば特許文献1及び2)。例えば、看板は比較的大きいため、ハンディ式穴あけ工具で看板に発光素子用ソケットを取り付けるための貫通穴を垂直に設けることが難しい。そこで、特許文献2では、看板の裏面にアタッチメントを取り付け、このアタッチメントに発光素子用ソケットを保持させることを考案している。
特開2007−305578号公報 実用新案登録第3138359号公報
しかしながら、発光ダイオード素子を看板へ取り付ける前に、貫通穴を囲むようにアタッチメントを取り付けることは作業時間を要する。看板には多数の発光ダイオード素子が取り付けられるからである。また、発光ダイオード素子を収容して発光ダイオード素子を看板に取り付けても、看板から発光素子用ソケットが外れることがある。すると、看板による宣伝広告効果を維持するためにはメインテナンスが必要となる。さらに、単に板状の看板に発光ダイオード素子を装着しただけでは新鮮味や広告媒体としての機能が十分発揮されないため、斬新な広告媒体として機能する情報表示装置が求められている。
本考案は、上記の点に鑑み、情報媒体に発光素子を確実にかつ簡便に取り付け、かつ広告宣伝機能を十分に発揮することを可能とする発光素子用ソケットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の発光素子用ソケットは、発光素子を回路基板に接続した状態で発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、回路基板を収容するホルダーと発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、ホルダーを情報媒体の取付穴に対し裏側から表側に挿通し、樹脂モールド部を情報媒体の表側に突出させた状態でキャップにより樹脂モールド部を覆うことで、情報媒体に発光素子を取り付けることを特徴とする。
具体的な構成として、発光素子を回路基板に接続した状態で発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、回路基板を収容するホルダーと発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、ホルダーは前端から所定距離離れてフランジを有し、キャップは情報媒体に当接する後端部を有し、ホルダーを情報媒体の取付穴に対し裏側から表側に挿通してフランジを情報媒体の裏面に当接し、かつ情報媒体の表側に発光素子の樹脂モールド部を突出させた状態で樹脂モールド部をキャップで覆うことによりキャップの後端部が情報媒体の表面に当接し、情報媒体に発光素子を取り付けるようにしたことを特徴とする。
特に、ホルダーにはキャップと螺合するための螺子山が刻設されている。
特に、ホルダーはフランジを有するホルダー本体と螺子山を外周面に刻設した係合体とを備え、係合体がホルダー本体に嵌め込まれてなる。
特に、フランジ上に座金が配置されていることより、フランジと情報媒体の裏面との隙間を有しない。
別の具体的な構成として、発光素子を回路基板に接続した状態で発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、回路基板を収容するホルダーと発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、ホルダーは、前端から所定距離離れてその外周にフランジを有し、キャップの外周面には軸方向に延びる係合リブを形成し、発光素子の樹脂モールド部をホルダーから突出させてホルダーに回路基板を収容した状態で樹脂モールド部をキャップで覆い、情報媒体の取付穴に対し裏側から表側にホルダーをキャップと共に挿通してフランジを情報媒体の裏面に当接し、かつ係合リブの後端を情報媒体の表面に当接することで、係合リブとフランジとで情報媒体を挟んで情報媒体に発光素子を取り付けることを特徴とする。
また、発光素子を回路基板に接続した状態で発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、回路基板を収容するホルダーと発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、キャップの後端部にフランジを有し、キャップのフランジより前側の外周に係合リブを有し、ホルダーから発光素子の樹脂モールド部を突出させてホルダーに回路基板を収容した状態で樹脂モールド部をキャップで覆い、情報媒体の取付穴に対し裏側から表側にホルダーをキャップと共に挿通してフランジを情報媒体の裏面に当接し、かつ取付穴の周縁面と係合リブとを摩擦係合させることで、情報媒体に発光素子を取り付けることを特徴とする。
特に、キャップには、発光素子から発生した光の進行方向を変える複数のカット面が形成されているとよい。キャップは合成樹脂に顔料が混入されてなるとよい。
なお、「所定距離」とは、発光素子用ソケットが情報媒体に取り付けられる部位での情報媒体の厚み以上の長さをいう。情報媒体には例えば広告板や情報板などを挙げることができ、一般に、情報媒体とは板材や発泡材で立体的又は平面的に構成され、文字や図形が表現されていることで特定又は不特定の者に対し情報を広く知らしめる物である。
本考案による発光素子用ソケットによれば、発光素子のリードフレームに回路基板が接続され、発光素子の樹脂モールド部が突出するように回路基板がホルダーに収容され、樹脂モールド部がキャップで覆われ、ホルダー、キャップの何れか一方又は双方で情報媒体に取り付けられる。よって発光素子を情報媒体に確実に取り付けることができ、屋外において強風などにより発光素子が外れることがない。また、本考案による発光素子用ソケットを用いることで、取付穴が設けられている情報媒体であれば、例えば発泡材、板などの各種の部材を用いて情報媒体を構築することができ、取付穴の取付位置を任意に選択することで、斬新な情報表示を行うことが可能である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態を説明する。同一又は対応する部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
〔発光素子用ソケット〕
図1は本考案の実施形態に係る発光素子用ソケット1の概略図である。発光素子用ソケット1は、回路基板を収容するホルダー10と、回路基板に接続されている発光素子の樹脂モールド部を被覆するキャップ20と、を備える。図1では発光素子及び情報媒体は示していない。
本考案の実施形態では、ホルダー10の外周壁部に前端から所定の距離離れてフランジ14が設けられる。所定の距離、すなわち、ホルダー10にキャップ20を係合した状態においてキャップ20の後端とフランジ14との距離が、情報媒体の厚み以上になるよう設定されている。ホルダー10に前側からリング状の座金40を挿入した状態で情報媒体の取付穴に挿通し、ホルダー10にキャップ20を装着するとよい。ホルダー10及びキャップ20はプラスチックで成形し、座金40をゴムなどの弾性部材で形成しておくことで、情報媒体の厚みが発光素子用ソケット1の取付位置毎に異なっていても、発光素子用ソケット1を用いて情報媒体に発光素子を取り付けることができる。
ホルダー10及びキャップ20の具体的な構成について説明する。
ホルダー10は、図1に示すように、中空略筒状の基体11とこの基体11の後端部に取り付けられる蓋体17とで構成される。図2は図1に示す基体11について、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)はA1−A1線に沿う断面図、(F)はA2−A2線に沿う断面図である。基体11は中空の略筒状をなし、基体11の軸方向に沿って前側から後側に向けて、キャップ係合部12、嵌込部13、フランジ14、括れ部15及び後端部16を有する。キャップ係合部12は、内壁から中心軸側に張出部12Aを有し、外壁には螺子山12Bが刻設されている。張出部12Aは、後述するように、発光素子の樹脂モールド部の鍔部が係合することで樹脂モールド部を保持する。螺子山12Bはキャップ20と螺合する。嵌込部13は、後述するように情報媒体の貫通した取付穴に配置される部位であり、外周には基体11の軸に平行に突起した筋部13Aを有する。フランジ14は、嵌込部13の後端と括れ部15との間で外周に張り出し鍔状をなす。後端部16は、左右両側にそれぞれコード挿通部16Aを有し、コード挿通部16Aと略直交する位置に一対の係合部16Bを有する。この係合部16Bは蓋体17と係合する。
図3は図1に示す蓋体17を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)はB1−B1線に沿う断面図、(F)はB2−B2線に沿う断面図である。蓋体17は略円板状をなし、蓋体17の外周端部から側壁部17Aが立設している。側壁部17Aには基体11との係合部17Bと凹み部17Cとの各対が互いに直交するように形成されている。
図4はキャップ20を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)はC−C線に沿う断面図である。キャップ20は半球状の前端部20Aと後端部20Bとで一体形成され、内側には発光素子の樹脂モールド部を収容する収容空間20Cが画成されている。後端部20Bの外周には筋状の溝20Dが軸方向に複数刻設されている。
発光素子用ソケット1への発光素子の収容について説明する。図5は、発光素子用ソケット1の基体11へ発光素子2を収容した状態を示す断面図である。発光素子2は、発光ダイオード素子などの電子光素子であって、発光部を樹脂などでモールドされた樹脂モールド部2Aと一対のリードフレーム2Bとを備える。発光素子用ソケット1に発光素子2を収容する際には、予め、発光素子2のリードフレーム2Bの先端部を回路基板3の筒部3Aに挿入し、必要に応じて半田付けを行う。なお、回路基板3には配線取付部3Bが設けられ、配線取付部3Bに配線4の先端部が取り付けられる。回路基板3には図示しない抵抗やコンデンサーなどが組み込まれており、配線4からリードフレーム2Bの両端に所定の電圧が印加され、発光素子2が発光する。図5に示すように、回路基板3に発光素子2及び配線4が電気的に接続された状態で、基体11の後側の挿入口から発光素子2と一緒に回路基板3を挿入し、樹脂モールド部2Aが基体11の前側の開口部から突き出す。このとき、鍔部2Cが基体11の張出部12Aに当接するので、樹脂モールド部2Aが基体11から外れない。その後、必要に応じて基体11内に樹脂などを充填して防水処理を施し、基体11の後端部16に蓋体17を装着する。蓋体17の後端部に蓋体17を取り付けるため、基体11の後端から未固化状態の樹脂が漏れ出すことはない。
〔情報表示装置〕
図6は、本考案の実施形態に係る情報表示装置5を模式的に示す断面図である。
情報表示装置5は、文字及び/又は図形が平面的及び/又は立体的に表現されてなる情報媒体6と、発光素子用ソケット1に発光素子2が収容されてなる一組以上の照明具7と、を備える。本考案の実施形態では、情報媒体6は、発光素子2の取付位置に貫通した取付穴を設けることが可能であれば何でも良い。情報媒体6は例えば看板や広告板のように板材に文字及び/又は図形が平面的に印刷などにより表現されている場合を図示しているが、情報媒体6は、板材を組み合わせて立体的に構成されていても、情報媒体6の取付面と対向する部位がくり抜かれていてもよい。一方、照明具7は、発光素子2が収容された発光素子用ソケット1を配線4で連結して構成される。照明具7は、前述したように、発光素子用ソケット1へ発光素子2を収容することを繰り返すことで作製される。
情報媒体6の裏側から取付穴にホルダー10が挿入され、図6に示されるように、情報媒体6の表側に突出した樹脂モールド部2Aにキャップ20が取り付けられ、フランジ14とキャップ20の後端とで発光素子2が情報媒体6に取り付けられている。すなわち、ホルダー10を情報媒体6の取付穴に対し裏側から嵌め込み、発光素子2の樹脂モールド部2Aを情報媒体6の表側から突出させた状態でホルダー10にキャップ20を螺合する。このように、ホルダー10及びキャップ20とで情報媒体6を挟み込むことで、発光素子2を情報媒体6に確実に固定することができる。しかも、図6に示されるように、フランジ14と情報媒体6の裏面との間に弾性の座金40を介在させることで、情報媒体6の裏面とフランジ14との間、情報媒体6の表面とキャップ20との間の隙間をなくすことができる。すなわち、情報媒体6の厚みが取付穴毎に異なっても、情報媒体6の厚みに応じてホルダー10とキャップ20とを予め容易しておく必要がなく、厚みの異なる座金40を用意しておくだけで、発光素子2の情報媒体6への取付作業の効率性を高め、生産コストの低廉化を図ることができる。
〔変形例1〕
図7は、本考案の実施形態の変形例1に関し、情報媒体6に一組以上の照明具を装着して情報表示装置5Aを組み立てる工程を示している。図1に示す形態とは次の点で相違する。ホルダー50が、フランジ51Aを有するホルダー本体51と、外周に螺子山52Bが刻設されている係合体52と、を有し、ホルダー本体51の前端部51Bに係合体52の後端部52Aが嵌め込まれてなる。ここで、ホルダー本体51は、図1に示す実施形態と同様に、基体と蓋体とからなり、基体の後端側に蓋体が取り付けられてなる。
変形例1では、図7(A)に示すように、先ず、ホルダー本体51の前端部51Bに係合体52の後端部52Aを嵌め込み、その後、図1に示す実施形態と同様、ホルダー50内に発光素子を挿入し、樹脂モールド部2Aをホルダー50から突出させる。その後、情報媒体6に設けてある取付穴に、情報媒体6の裏側から樹脂モールド部2A及びホルダー50のうちフランジ51Aより前側を順に挿入し、情報媒体6の裏面にホルダー本体51のフランジ51Aを当接し、係合体52の螺子山52Bを情報媒体6から突出させる。この状態において、図7(B)に示すように、情報媒体6の表側から樹脂モールド部2Aにキャップ20を被覆しキャップ20の後端部と係合体52とを螺合する。もちろん、図1に示す実施形態と同様、ホルダー本体51のフランジ51Aに座金40を載せることで、情報媒体6の厚みが取付穴毎に異なっていても情報媒体6に発光素子2を取り付けることができる。
〔変形例2〕
図8は本考案の実施形態の変形例2に関する情報表示装置5Bを模式的に示す図であり、図9は図8に示す情報表示装置5Bにおける照明具を構成する発光素子2と発光素子用ソケット60の分解図である。変形例2においても、発光素子用ソケット60は、回路基板3に接続した状態で発光素子2を情報媒体6に取り付ける。
発光素子用ソケット60はホルダー61とキャップ62とを備える。ホルダー61は、発光素子2の樹脂モールド部2Aを突出した状態で回路基板3を収容する。キャップ62は、ホルダー61から突出している樹脂モールド部2Aを覆う。キャップ62は、図4に示すキャップ20と同様、樹脂モールド部2Aを被覆する内周面(図示せず)を備えるキャップ本体部62Aと、キャップ本体部62Aの後端にホルダー61に嵌め込まれる接続部62Bと、を一体成形されてなる。キャップ本体部62Aの外周面には情報媒体6と係合する係合リブ62Cが複数設けられる。キャップ本体部62Aの外形は砲弾状であり、係合リブ62Cはキャップ本体部62Aの軸方向に沿って直線状に延出されており、係合リブ62Cの後端はキャップ本体部62Aの後端に一致するまで延びている。ホルダー61は、図2に示す場合と同様、中空の基体61Aと、基体61Aの後端に取り付けられる蓋体61Bと、で構成される。基体61Aには、図2に示す実施形態と同様、前端から所定距離離れて外周にフランジ61Cを有している。この変形例2においても、図9に示すように、発光素子2のリードフレーム2Bに回路基板3が電気的に接続され、この回路基板3が基体61Aに収容された後に、基体61Aの後端に蓋体61Bが装着される点は、図1に示す実施形態と同様である。なお、図5ではリードフレームの先端部が筒部3Aに挿入されているのに対し、図9では半田付け部3Cで回路基板3にリードフレーム2Bが接続されている。
変形例2は前述と次の点で相違している。
第1に、図9に示すように、基体61Aに樹脂モールド部2Aが突出している状態で基体61Aの後端部に蓋体61Bが取り付けられた後に、情報媒体6の裏側から情報媒体6の貫通穴に挿入される前に、基体61Aの前側からキャップ62が取り付けられ、キャップ62で樹脂モールド部2Aを覆う点である。
第2に、ホルダー61にキャップ62が取り付けられて一組以上の照明具が構成された後に、情報媒体6の取付穴に情報媒体6の裏側からキャップ62を嵌め込み、ホルダー61のフランジ61Cが情報媒体6の裏面に当接し、係合リブ62Cの後端とフランジ61Cとで薄板の情報媒体6を挟む点である。換言すれば、キャップ72の外周に設けた係合リブ62Cの後端とホルダー61の前端から所定距離離れて設けられているフランジ61Cとで、薄板でなる情報媒体6に係合する。これで、情報媒体6に発光素子が発光素子用ソケット60により装着される。なお、情報媒体6にキャップ62を嵌め込んだ後、ホルダー61を軸回りに例えば約45度回転させてもよい。
〔変形例3〕
図10は本考案の実施形態の変形例3に関する情報表示装置5Cを模式的に示す図であり、図11は図10に示す情報表示装置5Cにおける照明具を構成する発光素子2と発光素子用ソケット70の分解図である。変形例3においても、発光素子用ソケット70は、回路基板3に接続した状態で発光素子2を情報媒体6に取り付ける。
発光素子用ソケット70は、発光素子2の樹脂モールド部2Aを突出した状態で回路基板3が収容されるホルダー71と、ホルダー71から突出している樹脂モールド部2Aを覆うキャップ72と、を備える。
キャップ72は、図4に示すキャップ20と同様、発光素子2の樹脂モールド部2Aを覆う内周面(図示せず)を有するキャップ本体72Aと、キャップ本体72Aの後端にホルダー71に嵌め込まれる接続部72Bと、を一体成形されてなる。キャップ本体72Aの接続部72Bとの境目外周にはフランジ72Cを備え、そのフランジ72Cの前側外周面には情報媒体6の取付穴と係合する係合リブ72Dが複数設けられる。キャップ本体72Aの外形は砲弾状であり、係合リブ72Dはキャップ本体72Aの軸方向に沿って直線状に延出されており、係合リブ72Dの後端はフランジ72Cまで延びている。
ホルダー71は、図2に示す場合と同様、中空の基体71Aと、基体71Aの後端に取り付けられる蓋体71Bと、で構成される。基体71Aには、図2に示す実施形態と異なり、フランジを設ける必要がない。
この変形例3においても、変形例2と同様、図11に示すように、発光素子2のリードフレーム2Bが回路基板3に半田付け部3Cで電気的に接続され、この回路基板3が基体71Aに収容された後に、基体71Aの後端に蓋体71Bが装着される。
変形例3が変形例1と相違している点は、変形例2の場合と同様、図11に示すように、基体71Aに樹脂モールド部2Aが突出している状態で基体71Aに蓋体71Bが装着された後に、情報媒体6の裏側から情報媒体6の貫通穴に挿入される前に、基体71Aの前側からキャップ72が取り付けられ、キャップ72で樹脂モールド部2Aを被覆する点である。
変形例3が変形例2と異なる点は、基体71Aにキャップ72が取り付けられた後に、情報媒体6の取付穴に情報媒体6の裏側からキャップ72を嵌め込み、キャップ72のフランジ72Cが情報媒体6の裏面に当接すると共に、係合リブ72Dの長手方向の側面で取付穴の側面と係合することで発光素子用ソケット70が情報媒体6に保持される点である。換言すれば、キャップ72の外周に設けたフランジ72C及び係合リブ72Dで、情報媒体6に保持される。
〔変形例4〕
本考案の実施形態の変形例4として、例えば、キャップ20、62、72の表面が複数のカット面を有していることで、発光素子2からの光の方向を様々な方向に向くように変換することができる。また、キャップ20、62、72を透過性のプラスチック材に顔料を混ぜて成形することで、単一の発光素子2からの光を変えることができる。キャップ20、62、72は、単にホルダー10、50、61、71とで情報媒体6に固定するだけでなく、発光素子2の樹脂モールド部2Aを保護する。
以上のように、本考案は実施に際して各種変更して実施することができ、これらも本実用新案の範囲に含まれる。
本考案の実施形態に係る発光素子用ソケットの概略図である。 図1に示す基体を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)はA1−A1線に沿う断面図、(F)はA2−A2線に沿う断面図である。 図1に示す蓋体を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図、(E)はB1−B1線に沿う断面図、(F)はB2−B2線に沿う断面図である。 図1に示すキャップを示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)C−C線に沿う断面図である。 発光素子用ソケットの基体へ発光素子を収容した状態を示す断面図である。 本考案の実施形態に係る情報表示装置を模式的に示す断面図である。 本考案の実施形態の変形例1に関し、情報媒体に一組以上の照明具を装着して情報表示装置を組み立てる工程を示している。 本考案の実施形態の変形例2に関する情報表示装置を模式的に示す図である。 図8に示す情報表示装置における照明具を構成する発光素子と発光素子用ソケットの分解図である。 本考案の実施形態の変形例3に関する情報表示装置を模式的に示す図である。 図10に示す情報表示装置における照明具を構成する発光素子と発光素子用ソケットの分解図である。
符号の説明
1,60,70:発光素子用ソケット
2:発光素子
2A:樹脂モールド部
2B:リードフレーム
2C:鍔部
3:回路基板
3A:筒部
3B:配線取付部
3C:半田付け部
4:配線
5,5A,5B,5C:情報表示装置
6:情報媒体
7:照明具
10,50,61,71:ホルダー
11:基体
12:キャップ係合部
12A:張出部
12B:螺子山
13:嵌込部
13A:筋部
14,51A,61C,72C:フランジ
15:括れ部
16:後端部
16A:コード挿通部
16B:係合部
17:蓋体
17A:側壁部
17B:係合部
17C:凹み部
20,62,72:キャップ
20A:前端部
20B,52A:後端部
20C:収容空間
20D:溝
40:座金
51:ホルダー本体
51B:前端部
52:係合体
52B:螺子山
61A,71A:基体
61B,71B:蓋体
62A,72A:キャップ本体部
62B,72B:接続部
62C,72D:係合リブ

Claims (9)

  1. 発光素子を回路基板に接続した状態で該発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、
    上記回路基板を収容するホルダーと上記発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、
    上記ホルダーを上記情報媒体の取付穴に対し裏側から表側に挿通し、発光素子の樹脂モールド部を上記情報媒体の表側に突出させた状態で、該突出した樹脂モールド部を上記キャップで覆うことで上記情報媒体に発光素子を取り付けることを特徴とする、発光素子用ソケット。
  2. 発光素子を回路基板に接続した状態で該発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、
    上記回路基板を収容するホルダーと上記発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、
    上記ホルダーは前端から所定距離離れてフランジを有し、
    上記キャップは上記情報媒体に当接する後端部を有し、
    上記ホルダーを上記情報媒体の取付穴に対し裏側から表側に挿通して上記フランジを上記情報媒体の裏面に当接し、かつ該情報媒体の表側に発光素子の樹脂モールド部を突出させた状態で該突出した樹脂モールド部を上記キャップで覆うことで上記キャップの後端部が上記情報媒体の表面に当接し、上記情報媒体に発光素子を取り付けることを特徴とする、発光素子用ソケット。
  3. 前記ホルダーには前記キャップと螺合するための螺子山が刻設されていることを特徴とする、請求項2に記載の発光素子用ソケット。
  4. 前記ホルダーは前記フランジを有するホルダー本体と前記螺子山が外周面に刻設されている係合体とを備え、上記係合体が上記ホルダー本体に嵌め込まれてなることを特徴とする、請求項2に記載の発光素子用ソケット。
  5. 前記フランジ上に座金を配置することで、前記フランジと前記情報媒体の裏面との隙間を有しないことを特徴とする、請求項2乃至4の何れかに記載の発光素子用ソケット。
  6. 発光素子を回路基板に接続した状態で該発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、
    上記回路基板を収容するホルダーと上記発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、
    上記ホルダーは、前端から所定距離離れてその外周にフランジを有し、
    上記キャップの外周面は軸方向に延びる係合リブを有し、
    発光素子の樹脂モールド部を上記ホルダーから突出させて該ホルダーに上記回路基板を収容した状態で該樹脂モールド部を上記キャップで覆い、上記情報媒体の取付穴に対し裏側から表側に該ホルダーを該キャップと共に挿通して上記フランジを上記情報媒体の裏面に当接し、かつ上記係合リブの後端を上記情報媒体の表面に当接することで、上記係合リブと上記フランジとが上記情報媒体を挟んで上記情報媒体に上記発光素子を取り付けることを特徴とする、発光素子用ソケット。
  7. 発光素子を回路基板に接続した状態で該発光素子を情報媒体に取り付ける発光素子用ソケットにおいて、
    上記回路基板を収容するホルダーと上記発光素子の樹脂モールド部を覆うキャップとを備え、
    上記キャップの後端部にフランジを有し、該キャップのフランジより前側の外周に係合リブを有し、
    上記ホルダーから発光素子の樹脂モールド部を突出させて該ホルダーに上記回路基板を収容した状態で該樹脂モールド部を上記キャップで覆い、上記情報媒体の取付穴に対し裏側から表側に該ホルダーを該キャップと共に挿通して上記フランジを上記情報媒体の裏面に当接し、該取付穴の周縁面と上記係合リブとを摩擦係合させることで、上記情報媒体に上記発光素子を取り付けることを特徴とする、発光素子用ソケット。
  8. 前記キャップには、前記発光素子から出射した光の進行方向を変える複数のカット面が形成されていることを特徴とする、請求項1乃至7の何れかに記載の発光素子用ソケット。
  9. 前記キャップは合成樹脂に顔料が混入されてなることを特徴とする、請求項1乃至7の何れかに記載の発光素子用ソケット。
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