JP3145983U - 歩行運動と左右開閉運動兼用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】高齢者や病弱者が1人でも歩行訓練が可能であり、1台で通常の歩行運動に加えて、脚の左右開閉運動も同時に可能とする脚の運動機器を提供することである。
【解決手段】基台1に2本の溝付きレール5を載せ、握り棒4の付いた支柱3を基台に固定する。レールの溝を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型が用意されている。前後歩行用履物の裏側には履物の長手方向に1直線状に2本のローラーを組み込む。左右開閉用履物の裏側には履物の横方向に2本の溝を平行に作製し、それぞれの溝にローラーを2個組み込む。前後の歩行運動の時は前後歩行用履物を履く。左足は左側のレール上を、右足は右のレール上を前後に移動することで運動する。また、脚の左右開閉運動の時は、左右開閉運動用履物を履き、両足とも2本のレール上を跨った状態で左右に移動しながら運動する。支柱に設けられた握り棒は手で掴み身体を安定させるためにある。
【選択図】図1
【解決手段】基台1に2本の溝付きレール5を載せ、握り棒4の付いた支柱3を基台に固定する。レールの溝を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型が用意されている。前後歩行用履物の裏側には履物の長手方向に1直線状に2本のローラーを組み込む。左右開閉用履物の裏側には履物の横方向に2本の溝を平行に作製し、それぞれの溝にローラーを2個組み込む。前後の歩行運動の時は前後歩行用履物を履く。左足は左側のレール上を、右足は右のレール上を前後に移動することで運動する。また、脚の左右開閉運動の時は、左右開閉運動用履物を履き、両足とも2本のレール上を跨った状態で左右に移動しながら運動する。支柱に設けられた握り棒は手で掴み身体を安定させるためにある。
【選択図】図1
Description
本考案はリハビリ用、あるいは高齢者や病弱者が家庭内で簡便に使用でき、歩行運動と脚の左右開閉運動の両方を可能とする器具に関するものである。
歩行運動器具として健康者用としては電動ベルトによるウォーキングマシンを始め多様な訓練機器が提供されている。しかしこれらの商品は高価であると共に、設備のスペースも要し、また高齢者や病弱者が付添人なしで運動するには安全とは言いがたい。
従来、高齢者や病弱者用として使用されているのは手摺が付いた歩行訓練器である。しかし、歩行が困難な高齢者や病弱者は手摺によって左右方向の動きはある程度支持されるが、前後方向の動きに対しては不十分で危険なため、付添人が通常必要である。
そのため、高齢者や病弱者が独りで簡単に利用できる歩行訓練器具が求められており、そのための器具に関する提案が幾つかされている。
一般には、例えば文献1に見られるように前後に足を動かす歩行運動訓練器具が大半である。
ただ、高齢者になり脚力が衰えるとよくヨチヨチ歩きになるがこれは、腰から太ももの内側の筋肉が硬くなり足を上げられなくなるのが原因と言われている。従って太ももの内側に筋肉を強化することがヨチヨチ歩きを防止するため効果的であり、このため脚の左右開閉運動が必要となる。
脚の左右開閉運動のための運動器具は数少ないが文献2のような提案がされている。
ただ、前後に脚を動かす歩行運動と、脚を水平に開閉する運動とを同時に可能とする運動器具はこれまで提供されていない。
特開2004−97663号
特開2002−28260号
従来、高齢者や病弱者用として使用されているのは手摺が付いた歩行訓練器である。しかし、歩行が困難な高齢者や病弱者は手摺によって左右方向の動きはある程度支持されるが、前後方向の動きに対しては不十分で危険なため、付添人が通常必要である。
そのため、高齢者や病弱者が独りで簡単に利用できる歩行訓練器具が求められており、そのための器具に関する提案が幾つかされている。
一般には、例えば文献1に見られるように前後に足を動かす歩行運動訓練器具が大半である。
ただ、高齢者になり脚力が衰えるとよくヨチヨチ歩きになるがこれは、腰から太ももの内側の筋肉が硬くなり足を上げられなくなるのが原因と言われている。従って太ももの内側に筋肉を強化することがヨチヨチ歩きを防止するため効果的であり、このため脚の左右開閉運動が必要となる。
脚の左右開閉運動のための運動器具は数少ないが文献2のような提案がされている。
ただ、前後に脚を動かす歩行運動と、脚を水平に開閉する運動とを同時に可能とする運動器具はこれまで提供されていない。
そこで本考案の目的は、高齢者や病弱者が1人でも歩行訓練が可能であり、通常の歩行運動に加えて、脚の左右開閉運動も同時に可能とする、リハビリや脚力の衰えを予防するための運動機器を提供することである。
本考案は、2本のレールを使用し、通常の前後の歩行運動は左右の履物の1つを1本のレール上を移動させることにより、一方左右開閉運動の際はそれぞれの履物を2本のレール上を跨って移動可能にさせることにより、一つの器具で歩行運動と脚の左右開閉運動を可能とするものである。
本考案の器具は、以下の仕様からなる。
溝付きレールを載せる基台と、溝付きレールと、握り棒の付いた支柱と、2種類の履物により歩行用運動器具を構成する。2種類とは、歩行運動用と脚の左右開閉運動用である。
支柱は基台に空けられた穴に差込み固定されるが、穴は基台に3箇所設けられている。中央の穴は通常の前後歩行運動の際に支柱を差込み使用する穴である。一方、両側の穴は脚の左右開閉運動の際に支柱を差込み使用する穴である。
2本の溝付きレールは平行にかつ基台に直交して基台に載せられてレールの両端は2台の支台で固定される。
レールの溝上を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型があり、前後歩行用履物の裏側には縦溝に2本のローラーを有する。また左右開閉用履物の裏側には横溝が2本ありそれぞれの溝に2本、計4個のローラーを備える。
前後の歩行運動の時は1つの履物が1本のレール上を移動し、左右開閉運動の時は1つの履物が2本のレール上に跨った状態で左右に移動することが特徴である。履物の上側には足の甲側を固定するための2本のバンドがあり、中央部で面ファスナーにより足の甲を締め付け固定できるようになっている。
本考案の器具は、以下の仕様からなる。
溝付きレールを載せる基台と、溝付きレールと、握り棒の付いた支柱と、2種類の履物により歩行用運動器具を構成する。2種類とは、歩行運動用と脚の左右開閉運動用である。
支柱は基台に空けられた穴に差込み固定されるが、穴は基台に3箇所設けられている。中央の穴は通常の前後歩行運動の際に支柱を差込み使用する穴である。一方、両側の穴は脚の左右開閉運動の際に支柱を差込み使用する穴である。
2本の溝付きレールは平行にかつ基台に直交して基台に載せられてレールの両端は2台の支台で固定される。
レールの溝上を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型があり、前後歩行用履物の裏側には縦溝に2本のローラーを有する。また左右開閉用履物の裏側には横溝が2本ありそれぞれの溝に2本、計4個のローラーを備える。
前後の歩行運動の時は1つの履物が1本のレール上を移動し、左右開閉運動の時は1つの履物が2本のレール上に跨った状態で左右に移動することが特徴である。履物の上側には足の甲側を固定するための2本のバンドがあり、中央部で面ファスナーにより足の甲を締め付け固定できるようになっている。
一般の前後の歩行運動に加えて、脚の左右開閉運動も1台で可能とするものである。通常の歩行運動の他、太ももの内側の筋肉強化ができ高齢者のヨチヨチ歩きの予防ができる。また、器具の構造は簡単であり、製作費も余りかからない。雨天時に屋外で歩行運動などのリハビリができない時でも室内で独りで手軽に運動できる。
以下、図により説明する。
図1の基台1に2本の溝付きレール5を載せ、レールの両端を支台2の穴に差込み固定する。
レールの間隔は両足の間隔か、少し大きめである20cmから50cmの範囲内が適当であり、またレールの長さは1.0mから1.5mの範囲が好ましい。
握り棒4の付いた支柱3を基台に空けられた穴7に差込み固定する。支柱の高さは70cmから100cm程度が望ましい。基台には穴が3箇所設けられているが、真ん中の穴は歩行運動用の時に使用するためであり、端側の穴は脚の左右開閉運動の際に使用する。支柱は内管と外管の振り出し式になっており、使用する人の身長に応じて高さの調節可能である。支柱の上端には手で身体を支えるための握り棒を付ける。
レールの溝を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型を製作する。前後歩行用履物の裏側には履物の長手方向に1本の溝に2本のローラーを組み込む。左右開閉用履物の裏側には履物の横方向に2本の溝を平行に作製し、それぞれの溝にローラー2個ずつ組み込む。前後の歩行運動の時は前後歩行用履物を履く。バンドで足にしっかり固定する。左足は左側のレール上を、右足は右のレール上を前後に動かすことで歩行の運動をすることになる。
また、脚の左右開閉運動の時は、左右開閉運動用履物を履き、両足とも2本のレール上を跨った形で左右に足を移動しながら運動することになる。支柱に設けられた握り棒は手で掴み身体を安定させるために使用する。
また、履物のバンドは左右の2本に分かれており面ファスナーで足の甲側を締め付けられるようにしてある。これにより使用者の足の大小に関係なく締め付け可能であり、運動中に履物が脱げたりすることがなく安全性も高い。
図1の基台1に2本の溝付きレール5を載せ、レールの両端を支台2の穴に差込み固定する。
レールの間隔は両足の間隔か、少し大きめである20cmから50cmの範囲内が適当であり、またレールの長さは1.0mから1.5mの範囲が好ましい。
握り棒4の付いた支柱3を基台に空けられた穴7に差込み固定する。支柱の高さは70cmから100cm程度が望ましい。基台には穴が3箇所設けられているが、真ん中の穴は歩行運動用の時に使用するためであり、端側の穴は脚の左右開閉運動の際に使用する。支柱は内管と外管の振り出し式になっており、使用する人の身長に応じて高さの調節可能である。支柱の上端には手で身体を支えるための握り棒を付ける。
レールの溝を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型を製作する。前後歩行用履物の裏側には履物の長手方向に1本の溝に2本のローラーを組み込む。左右開閉用履物の裏側には履物の横方向に2本の溝を平行に作製し、それぞれの溝にローラー2個ずつ組み込む。前後の歩行運動の時は前後歩行用履物を履く。バンドで足にしっかり固定する。左足は左側のレール上を、右足は右のレール上を前後に動かすことで歩行の運動をすることになる。
また、脚の左右開閉運動の時は、左右開閉運動用履物を履き、両足とも2本のレール上を跨った形で左右に足を移動しながら運動することになる。支柱に設けられた握り棒は手で掴み身体を安定させるために使用する。
また、履物のバンドは左右の2本に分かれており面ファスナーで足の甲側を締め付けられるようにしてある。これにより使用者の足の大小に関係なく締め付け可能であり、運動中に履物が脱げたりすることがなく安全性も高い。
1 基台
2 支台
3 支柱
4 握り棒
5 レール
6 溝
7 支柱差込穴
8 履物
9 バンド
10 ローラー
2 支台
3 支柱
4 握り棒
5 レール
6 溝
7 支柱差込穴
8 履物
9 バンド
10 ローラー
Claims (1)
- 基台と、溝付きレールと、支柱と、履物からなる脚用運動器具であって、支柱が基台に差込み固定され、溝付きレール2本が平行にかつ基台に直交して基台に載せられており、レールの溝上を移動する履物には前後歩行用と左右開閉用と2つの型があり、前後歩行用履物の裏側には縦溝に2本のローラーを有し、左右開閉用履物の裏側には横溝が2本ありそれぞれの溝に2本のローラーを有し、前後の歩行運動の時は1つの履物が1本のレール上を移動可能であり、左右開閉運動の時は1つの履物が2本のレール上に跨るように移動することを特徴とする、1つの器具で前後の歩行運動と脚の左右開閉運動ができる脚用運動器具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005750U JP3145983U (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 歩行運動と左右開閉運動兼用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005750U JP3145983U (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 歩行運動と左右開閉運動兼用器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3145983U true JP3145983U (ja) | 2008-10-30 |
Family
ID=43295722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008005750U Expired - Fee Related JP3145983U (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 歩行運動と左右開閉運動兼用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145983U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9011296B2 (en) | 2012-07-26 | 2015-04-21 | Charles A. Peralo | Therapeutic exercise apparatus with multiple selectively interlockable sliding platforms |
KR20200002276A (ko) * | 2018-06-29 | 2020-01-08 | 이효택 | 탄성운동을 이용한 스마트 헬스케어시스템 |
-
2008
- 2008-08-19 JP JP2008005750U patent/JP3145983U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9011296B2 (en) | 2012-07-26 | 2015-04-21 | Charles A. Peralo | Therapeutic exercise apparatus with multiple selectively interlockable sliding platforms |
KR20200002276A (ko) * | 2018-06-29 | 2020-01-08 | 이효택 | 탄성운동을 이용한 스마트 헬스케어시스템 |
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