JP3145548U - Incinerator - Google Patents
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Abstract
【課題】廃棄物を効率良く焼却することができる焼却炉を提供する。
【解決手段】廃棄物wを焼却する焼却炉1であって、廃棄物wを収容する炉本体2と、炉本体2内の廃棄物wを支持する支持火格子3と、炉本体2内の廃棄物wに燃焼ガスを供給するバーナー4とを備え、支持火格子3は、廃棄物wを下方及び側方からそれぞれ支持する下支持部材30及び横支持部材31を備え、下支持部材30及び横支持部材31と炉本体2の内面との間に空間が形成されるように配置されており、バーナー4は、下支持部材30近傍に配置されている焼却炉1である。
【選択図】図2An incinerator capable of efficiently incinerating waste is provided.
An incinerator 1 for incinerating waste w, a furnace main body 2 for containing the waste w, a supporting grate 3 for supporting the waste w in the furnace main body 2, and a furnace main body 2 A burner 4 for supplying combustion gas to the waste w, and the support grate 3 includes a lower support member 30 and a lateral support member 31 for supporting the waste w from below and from the sides, respectively. Arranged so that a space is formed between the lateral support member 31 and the inner surface of the furnace body 2, the burner 4 is the incinerator 1 disposed in the vicinity of the lower support member 30.
[Selection] Figure 2
Description
本考案は、ゴミなどの廃棄物を焼却する焼却炉に関する。 The present invention relates to an incinerator for incinerating waste such as garbage.
従来、廃棄物を焼却する焼却炉として、図7〜図9に示すような焼却炉が知られていた。また、その他に、例えば特許文献1に開示されている焼却炉等が知られていた。 Conventionally, incinerators as shown in FIGS. 7 to 9 have been known as incinerators for incinerating waste. In addition, for example, an incinerator disclosed in Patent Document 1 has been known.
図7〜図9に示す従来の焼却炉100は、廃棄物wを収容する炉本体101と、炉本体101内に配置された火格子102とを備えている。また、焼却炉100は、炉本体101に設置されたバーナー103を備えている。
A
炉本体101の上部には、廃棄物wを炉本体101内に投入するための投入口104が外部に開口するように形成されている。また、炉本体101の上部には、投入口104の上方を覆う開閉蓋105が設置されており、開閉蓋105は、投入口104を開閉可能なように構成されている。炉本体101の側壁には、バーナー103を挿入するための挿入口106と、燃焼ガスを排出するための排気口107とが形成されている。
In the upper part of the furnace
火格子102は、鉄棒を格子状に組むことにより構成されており、炉本体101の側壁に固定され、水平に配置されている。
The
バーナー103は、挿入口106に挿入され、炉本体101内に燃焼ガスを噴射可能に構成されている。
The
このような構成を備える焼却炉100によれば、まず、廃棄物wを炉本体101内に収容し、開閉蓋105を閉じた状態で、バーナー103を作動させることにより、燃焼ガスを炉本体101内に噴射する。噴射された燃焼ガスは、図8及び図9中に矢印Xで示すように、廃棄物wに供給され、廃棄物wを焼却する。
しかし、このような焼却炉100では、炉本体101内に噴射された燃焼ガスが廃棄物wの中央部や上部(図中のw1の部分)にしか供給されず、廃棄物wの中央部や上部以外の側部や下部(図中のw2の部分)に十分に供給されないという問題があった。このため、廃棄物w全体を十分に焼却することができず、廃棄物wに燃え残りが生じるという問題があった。また、燃え残った廃棄物wを焼却するためには、開閉蓋105を開けて、図示しない攪拌棒などにより、廃棄物wを攪拌した後、再度焼却しなければならなかった。そのため、手間を要すると共に、燃料の使用量が増加するという問題があった。
However, in such an
本考案は、上記問題を解決するためになされたものであって、廃棄物を効率良く焼却することができる焼却炉の提供を目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and an object thereof is to provide an incinerator capable of efficiently incinerating waste.
本考案の前記目的は、廃棄物を焼却する焼却炉であって、廃棄物を収容する炉本体と、前記炉本体内の廃棄物を支持する支持火格子と、前記炉本体内の廃棄物に燃焼ガスを供給するバーナーとを備え、前記支持火格子は、廃棄物を下側及び横側からそれぞれ支持する下支持部材及び横支持部材を備え、前記下支持部材及び前記横支持部材と前記炉本体の内面との間に空間が形成されるように配置されており、前記バーナーは、前記下支持部材近傍に配置されている焼却炉により達成される。 The object of the present invention is an incinerator for incinerating waste, which includes a furnace main body for storing waste, a supporting grate for supporting waste in the furnace main body, and waste in the furnace main body. A burner that supplies combustion gas, and the support grate includes a lower support member and a lateral support member that support waste from the lower side and the lateral side, respectively, and the lower support member, the lateral support member, and the furnace It arrange | positions so that a space may be formed between the inner surface of a main body, and the said burner is achieved by the incinerator arrange | positioned in the vicinity of the said lower support member.
このような構成によれば、バーナーから供給された燃焼ガスが下支持部材の下方及び横支持部材の側方に拡がることにより、廃棄物の下方及び側方から燃焼ガスを供給することができる。これにより、燃焼ガスで廃棄物を直接加熱することに加え、廃棄物の周囲から加熱することができる。したがって、燃焼ガスで廃棄物全体を加熱することができるので、廃棄物の燃え残りが生じるのを防ぐことができ、廃棄物全体を効率良く焼却することができる。 According to such a configuration, the combustion gas supplied from the burner spreads below the lower support member and to the side of the lateral support member, so that the combustion gas can be supplied from below and from the side of the waste. Thus, in addition to directly heating the waste with the combustion gas, it is possible to heat from the periphery of the waste. Accordingly, since the entire waste can be heated with the combustion gas, it is possible to prevent unburned waste from being generated, and the entire waste can be efficiently incinerated.
また、上記焼却炉において、前記横支持部材に対向する前記炉本体の内面は、鉛直方向に対して傾斜していることが好ましい。このような構成によれば、炉本体の内面の傾斜により、この内面と横支持部材との間の空間を狭くすることができる。これにより、炉本体内の余分な空間を狭くすることができるので、炉本体に導入された燃焼ガスの熱の浪費を防ぐことができる。したがって、炉本体内の燃焼ガスを廃棄物の焼却のために効率良く利用することができ、廃棄物をより効率良く焼却することができる。 Moreover, in the said incinerator, it is preferable that the inner surface of the said furnace main body facing the said horizontal support member inclines with respect to a perpendicular direction. According to such a configuration, the space between the inner surface and the lateral support member can be narrowed by the inclination of the inner surface of the furnace body. Thereby, since the extra space in the furnace body can be narrowed, waste of heat of the combustion gas introduced into the furnace body can be prevented. Therefore, the combustion gas in the furnace body can be efficiently used for incineration of waste, and waste can be incinerated more efficiently.
また、前記横支持部材は、鉛直方向に対して傾斜していることが好ましい。このような構成によれば、横支持部材の傾斜により、廃棄物を炉本体内の中心部に集めて加熱することができる。これにより、廃棄物をより効率良く焼却することができる。また、横支持部材とそれに対向する炉本体の内面とがいずれも傾斜していると、両者の間の空間をより狭くすることができる。これにより、炉本体内の余分な空間をより狭くすることができ、廃棄物をより効率良く焼却することができる。 The lateral support member is preferably inclined with respect to the vertical direction. According to such a configuration, the waste can be collected and heated at the center of the furnace body by the inclination of the lateral support member. Thereby, waste can be incinerated more efficiently. In addition, if both the lateral support member and the inner surface of the furnace body facing it are inclined, the space between them can be made narrower. Thereby, the extra space in a furnace main body can be made narrower, and waste can be incinerated more efficiently.
本考案の焼却炉によれば、廃棄物を効率良く焼却することができる。 According to the incinerator of the present invention, waste can be incinerated efficiently.
以下、本考案の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る焼却炉の一部切欠斜視図である。また、図2は、焼却炉の縦断面図であり、図3は、図2のA−A断面図である。また、図4は、焼却炉の横断面図である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is a partially cutaway perspective view of an incinerator according to an embodiment of the present invention. 2 is a longitudinal sectional view of the incinerator, and FIG. 3 is an AA sectional view of FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view of the incinerator.
図1〜図4に示すように、この焼却炉1は、廃棄物wを焼却する炉である。廃棄物wは、例えば、紙おむつや生ゴミなどであり、水分を多く含んでいてもよい。焼却炉1は、廃棄物wを収容する炉本体2を備えている。また、焼却炉1は、炉本体2の内部に配置された支持火格子3と、炉本体2の壁に設置されたバーナー4とを備えている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the incinerator 1 is a furnace for incinerating waste w. The waste w is, for example, a paper diaper or garbage, and may contain a lot of moisture. The incinerator 1 includes a
炉本体2は、鉄製のケーシングと、ケーシングに内張りされたキャスタブル耐火物とから箱型に構成されており、廃棄物wを焼却するための燃焼室15が内部に形成されている。燃焼室15の容積は、例えば、約0.3m2〜1.7m2程度にすることができる。また、炉本体2は、水平に配置された炉床20と、炉床20の周縁に立設された、前壁21、横壁22、及び、後壁23を備えている。また、炉本体2は、前壁21、横壁22、及び、後壁23の上部に設置された天井部24を備えている。
The
前壁21は、図2に示すように、直立しており、高さ方向の中間部に、バーナー4を挿入するための挿入口14が形成されている。前壁21の下部には、焼却後に灰になった廃棄物wを排出するための灰出口16が形成されている。また、前壁21の高さ方向の中間部には、廃棄物wを前側から支持するための前支持部材33が固定されている。前支持部材33は、図4に示すように、鉄棒を格子状に組むことにより形成されている。また、前支持部材33は、図2に示すように、鉛直方向に対して傾斜するように設置されており、下端部が炉本体2内の中心部に向かって突出するように配置されている。
As shown in FIG. 2, the
横壁22は、図3に示すように、高さ方向の中間部における内面に、傾斜面10を備えている。傾斜面10は、鉛直方向に対して傾斜するように構成されており、下部が炉本体2内の中心部に向かって突出するように形成されている。これにより、燃焼室15の横幅が高さ方向に沿って変化しており、傾斜面10の下部における燃焼室15の横幅C1が傾斜面10の上部における燃焼室15の横幅C2より狭くなっている。
As shown in FIG. 3, the
後壁23は、図2に示すように、高さ方向の中間部における内面に、傾斜面11を備えている。傾斜面11は、鉛直方向に対して傾斜するように構成されており、下部が炉本体2内の中心部に向かってに突出するように形成されている。これにより、燃焼室15の前後幅が高さ方向に沿って変化していおり、傾斜面11の下部における燃焼室15の前後幅D1が傾斜面10の上部における燃焼室15の前後幅D2より狭くなっている。後壁23の傾斜面11の鉛直に対する傾斜角度は、横壁22の傾斜面10の鉛直に対する傾斜角度と略同一である。また、後壁23の上部には、燃焼ガスを排出するための排気口13が外部に開口するように形成されている。排気口13は、前壁21の挿入口14より上方の位置に形成されている。
As shown in FIG. 2, the
天井部24には、燃焼室15に廃棄物wを投入するための投入口12が外部に開口するように形成されている。また、天井部24には、投入口12の上方を覆う開閉蓋5が設置されており、開閉蓋5は、投入口12を開閉可能なように構成されている。
The
支持火格子3は、耐熱性を向上させる観点から、表面に溶融アルミニウムめっき加工が施されている。また、支持火格子3は、複数の鉄棒を格子状に組むことにより篭状に構成されており、廃棄物wを下側から支持するための下支持部材30と、廃棄物wを横側から支持するための横支持部材31とを備えている。本明細書において廃棄物wの横側とは、廃棄物wの右側及び左側のみに限定されず、廃棄物wの前後左右の周囲全体を含む概念である。本実施形態では、図4に示すように、横支持部材31は、廃棄物wの周囲3方向を囲むように構成され、廃棄物wの左右両側と後側とを支持している。また、廃棄物wの前側、すなわち、前壁21に対向する側は、横支持部材31が設置されておらず開放されている。
The
横支持部材31は、図1に示すように、炉本体2の高さ方向の中間部において、横壁22及び後壁23にそれぞれ固定されており、横壁22及び後壁23の傾斜面10、11に対向するように設置されている。また、横支持部材31は、鉛直方向に対して傾斜するように設置されており、下端部が炉本体2内の中心部に向かって突出するように配置されている。
As shown in FIG. 1, the
下支持部材30は、炉床20の内面に対向するように水平に配置されている。また、下支持部材30は、縁部に取り付けられたフック32を備えており、フック32が横支持部材31の下部に引っ掛ることにより、横支持部材31に固定されている。
The
また、支持火格子3は、図2に示すように、下支持部材30及び横支持部材31と炉本体2の内面との間に燃焼ガスが通過するための空間が形成されるように配置されている。より具体的には、横支持部材31と、横壁22及び後壁23の傾斜面10、11との間に、燃焼ガスが通過するための空間7が形成されている。また、下支持部材30と、炉床20の内面との間に燃焼ガスが通過するための空間8が形成されている。これにより、空間7、8に燃焼ガスが循環又は対流する。
Further, as shown in FIG. 2, the
横支持部材31と傾斜面10、11との間の空間7を狭くして空間7内の熱負荷を高める観点から、横支持部材31及び傾斜面10、11の鉛直に対する傾斜角度を近接させて、横支持部材31と傾斜面10、11とを接近させることが好ましい。
From the viewpoint of increasing the thermal load in the
また、図2に示すように、炉本体2内において、支持火格子3の下方には、補助火格子6が設置されている。補助火格子6は、鉄棒を格子状に組むことにより構成されており、炉本体2の側壁に固定され、水平に配置されている。
In addition, as shown in FIG. 2, an
バーナー4は、燃料と空気を混合した後燃焼させて燃焼ガスを噴射する公知のバーナーを用いることできる。燃焼ガスとは、燃料を燃焼させたときの炎を含む概念である。バーナー4は、燃焼ガスを噴射するための噴射筒41を先端に備えており、噴射筒41が挿入口14に挿入され、燃焼室15に燃焼ガスを噴射可能に構成されている。また、バーナー4は、下支持部材30の近傍に配置されており、噴射された燃焼ガスが廃棄物wに供給されるように構成されている。また、バーナー4は、噴射筒41の下端が下支持部材30の下端よりやや下方に位置するように配置することが好ましい。
The
図5及び図6は、下支持部材30の詳細を説明する図である。図5に示すように、下支持部材30の幅L1は、燃焼ガスを廃棄物wの周囲にスムーズに供給する観点から、燃焼ガスGの幅L2の約2倍程度の幅にすることができる。また、燃焼ガスを廃棄物wの下方に十分に供給する観点から、図6に示すように、下支持部材30の下端とバーナー4の噴射筒41の下端との距離L3は、例えば、2〜3cmにすることができる。
5 and 6 are diagrams illustrating details of the
次に、以上のように構成された焼却炉1を用いて、廃棄物wを焼却する方法を説明する。 Next, a method for incinerating the waste w using the incinerator 1 configured as described above will be described.
まず、炉本体2内に廃棄物wが収容され、支持火格子3によって廃棄物wが支持されている状態で、バーナー4を作動させることにより、燃焼ガスを燃焼室15に供給する。供給された燃焼ガスは、図2及び図4中に矢印Y1で示すように、一部が廃棄物wに直接噴射される。また、燃焼ガスは、矢印Y2で示すように、下支持部材30の下方、及び、横支持部材31の側方、すなわち、下支持部材30及び横支持部材31と炉本体2の内面との間に形成された空間7、8に広がり、廃棄物wの周囲を囲む。そして、廃棄物wに直撃する燃焼ガス及び廃棄物wの周囲の燃焼ガスにより、廃棄物wが焼却される。
First, the combustion gas is supplied to the
廃棄物wは、横支持部材31が傾斜しているので、焼却されるに従い、火格子3の中心に集まる。また、焼却された廃棄物wは、補助火格子6又は、炉本体2の炉床20に落下する。また、燃焼ガスは、矢印Y3で示すように、排気口13から外部に排出される。
Since the
このように、本実施形態に係る焼却炉1によれば、支持火格子3が、廃棄物wを下側及び横側からそれぞれ支持する下支持部材30及び横支持部材31を備え、下支持部材30及び横支持部材31と炉本体2の内面との間に空間7、8が形成されるように配置されており、バーナー4が、下支持部材30近傍に配置されているので、バーナー4から噴射された燃焼ガスが、廃棄物wに直接供給されると共に、下支持部材30の下方及び横支持部材31の側方に供給される。これにより、廃棄物w全体に燃焼ガスを供給することができるので、廃棄物wの燃え残りが生じるのを防ぐことができ、廃棄物wを効率良く焼却することができる。これは、特に水分を含む廃棄物wを焼却するときに効果的である。また、廃棄物wの燃え残りが生じるのを防ぐことができるので、燃え残った廃棄物を攪拌する手間を省くことができる。また、廃棄物wを効率良く焼却できるので、燃焼ガスの燃料の使用量を少なくすることができる。
Thus, according to the incinerator 1 according to the present embodiment, the
また、横支持部材31に対向する炉本体2の内面が、鉛直方向に対して傾斜しているので、横支持部材31と傾斜面10、11との間の空間を狭くすることができる。これにより、燃焼室15における余分な空間を狭くすることができ、燃焼ガスの熱の浪費を防ぐことができる。したがって、熱負荷を高めることができ、廃棄物wをより効率良く焼却することができる。
Moreover, since the inner surface of the
また、横支持部材31が鉛直方向に対して傾斜しているので、支持火格子3に支持されている廃棄物wを燃焼室15の中心部に集めて効率的に焼却することができる。また、炉本体2の内面及び横支持部材31がいずれも傾斜しているので、両者の間の空間をより狭くすることができ、熱負荷をより高くすることができる。
Further, since the
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案の具体的な態様は、上記実施形態に限定されるものではない。 As mentioned above, although one Embodiment of this invention was described, the specific aspect of this invention is not limited to the said embodiment.
例えば、本実施形態では、支持火格子3の横支持部材31が傾斜していたが、支持火格子3により廃棄物wを支持可能であれば、横支持部材31は傾斜していなくてもよい。
For example, in the present embodiment, the
また、炉本体2の側壁内面に傾斜面10、11が形成されていたが、廃棄物wを焼却可能であれば、傾斜面10、11は必ずしも必要ではない。
Moreover, although the
また、投入口12や排気口13等を形成する位置は特に限定されない。
Further, the positions where the
また、横支持部材31は、廃棄物wを周囲3方向から囲んでいたが、廃棄物wを横側から支持可能であればこの構成は特に限定されず、例えば、周囲4方向から廃棄物wを囲む構成であってもよい。また、周囲360°を取り囲むように構成されていてもよい。
Further, the
また、本実施形態では、下支持部材30は、水平に配置されていたが、廃棄物wを下側から支持可能であればその構成は特に限定されない。図10は、下支持部材の詳細を説明する図である。図10に示すように、下支持部材30は、水平方向に対して傾斜するように配置されていてもよい。下支持部材30は、後側から前側に向かって下方へ傾斜している。このような構成によれば、バーナー4から噴射された燃焼ガスが、矢印Y2で示すように、下支持部材30を通過して、下支持部材30の下方の空間8、及び、横支持部材31の側方の空間7に供給される。したがって、燃焼ガスを廃棄物wの周囲に容易かつ確実に供給することができる。
Moreover, in this embodiment, although the
また、本実施形態では、傾斜面10、11は、横壁22及び後壁23に形成されていたが、傾斜面10、11と横支持部材31との間に燃焼ガスを導入可能な空間8が形成されれば、この構成は特に限定されない。図11は、他の実施形態に係る焼却炉の縦断面図である。図11において、図3と同様の構成部分については、同一の符号を付して説明を省略する。図11に示すように、他の実施形態では、炉本体2は、直立する横壁22に着脱可能に取り付けられた傾斜板25を備えている。傾斜版25は、図示しない後壁に取り付けることもできる。傾斜板25は、キャスタブル耐火物から平板状に形成されており、炉本体2内において鉛直方向に対して傾斜するように配置されている。また、傾斜板25は、下部が上部より炉本体2内の中心部に向かって突出するように配置されている。また、傾斜板25の表面には傾斜面10が形成されており、傾斜面10が横支持部材31に対向するように配置されている。このような構成によれば、燃焼ガスが横壁22にはあたらず、傾斜板25にあたるので、横壁22が熱によって損傷するのを防ぐことができる。これにより、焼却炉1の耐久性を向上させることができる。また、傾斜板25が熱により損傷したときは、交換や補修を容易に行うことができる。
In the present embodiment, the
w 廃棄物
1 焼却炉
2 炉本体
3 支持火格子
4 バーナー
6 補助火格子
7 空間
8 空間
10 傾斜面
15 燃焼室
30 下支持部材
31 横支持部材
w Waste 1
Claims (3)
廃棄物を収容する炉本体と、
前記炉本体内の廃棄物を支持する支持火格子と、
前記炉本体内の廃棄物に燃焼ガスを供給するバーナーとを備え、
前記支持火格子は、廃棄物を下側及び横側からそれぞれ支持する下支持部材及び横支持部材を備え、前記下支持部材及び前記横支持部材と前記炉本体の内面との間に空間が形成されるように配置されており、
前記バーナーは、前記下支持部材近傍に配置されている焼却炉。 An incinerator for incinerating waste,
A furnace body containing waste,
A supporting grate for supporting the waste in the furnace body;
A burner for supplying combustion gas to the waste in the furnace body,
The support grate includes a lower support member and a lateral support member that respectively support waste from the lower side and the lateral side, and a space is formed between the lower support member and the lateral support member and the inner surface of the furnace body. Are arranged to be
The burner is an incinerator disposed in the vicinity of the lower support member.
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