JP3145498U - 紙パック用キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料用紙パックをあける際に接着部の剥離がなかなかスムーズにできず、注ぎ口が割れたり、不具合な状態にしかならず、コップ類に注ぐ時に零れて周囲を汚すなどの不都合を解消する。
【解決手段】紙製品からなる角筒の紙パックと、前記紙パック上部の開き口に挿入できる中空の略円錐状の樹脂より形成され、上部には注ぎ口および蓋体を備えた注出口部材と、前記紙パック上部の開き口の開口端部を外部より保持する環状の樹脂より形成された受け輪部材と、を具備し、前記紙パックの開き口の開口端部を外側より前記受け輪部材で保持し、前記紙パックの開き口に前記注出口部材を挿入し、前記紙パックの開き口の開口端部と前記受け輪部材と前記注出口部材とを密着させて係合し飲料を注げるようにした紙パック用キャップである。
【選択図】図1

Description

本考案は飲料用紙パックの注ぎ口に関するものである。
科学技術の発達に伴い生活水準が向上し、食生活も多様化しておいしさ域は手軽さが要求されてきた。特に飲料用は、純水から果汁更にはアルコール類に至る広い範囲で多くの種類が店頭であるいは自動販売機で購入することができ、その容器もビンやペットボトル更に紙製品等が用いられている。このような状況の中で紙パックは再生紙なども用いられたりしているが、通常は角柱とし上部に開き口を設けてあり、この開き口を両側に開きその後左右共に完全に押し広げてから手前に引き出して注ぎ口とし、他の容器などにこの注ぎ口から注いで飲むようにしていた。
紙パックは、紙パック上部に開口を設け開いて注ぎ口とするが、注ぎ口とするために手前に引き出そうとする時開き口は接着されているのでなかなか畳み込んでいる注ぎ口となる部分が剥がれず、逆に剥がそうと力を加えていくと広げた部分が折れてしまったりして剥がすことが出来ない。そのため注ぎ口となる部分に先の尖った丈夫なもの、はしとかフォークのようなものなどを突っ込んでこじ開けなければならない。このようにしてこじ開けて注ぎ口とした場合、注ぎ口が折れ曲がったりして口の部分が不揃いとなりきれいな注ぎ口とすることが出来ない。このため他の容器に注ぐ時に注ぐ流れが乱れてこぼしてしまったり、あるいは再度開き口を閉じるとき注ぎ口の不揃いのため隙間ができていて紙パックを傾けたりした時、紙パックよりこぼしてしまうなどその機能を十分に果たさないなど注ぎ口を引き出して形成する上において、非常に不都合を感じていた。
紙製品からなる角筒の紙パックと、前記紙パック上部の開き口に挿入できる中空の略円錐状の樹脂より形成され上部には注ぎ口および蓋体を備えた注出口部材と、前記紙パック上部の開き口の開口端部を外部より保持する環状の樹脂より形成された受け輪部材と、を具備し、前記紙パックの開き口の開口端部を外側より前記受け輪部材で保持し、前記紙パックの開き口に前記注出口部材を挿入し、前記紙パックの開き口の開口端部と前記受け輪部材と前記注出口部材とを密着させて係合し飲料を注げるようにした紙パック用キャップを使用することである。
紙パック本体上部に紙パック用キャップを付けたことによって、紙パックの注ぎ口よりこぼれた飲料が紙パックを伝わって冷蔵庫の飲料コーナーの床面を汚すことがなくなり、冷蔵庫内を衛生的に保てるようになった。また蓋体が付いてることにより開封後の紙パック内の気密性を保持することができ、味覚の劣化を防ぐことができるようになった。
本考案の紙パック用キャップを図1で説明する。図1は、本考案である紙パック用キャップの斜視図である。1は、紙パック用キャップで紙パック本体上部の開き口に取り付けられるようになっている。2は、注出口部材で中空で略円錐状に形成され、上部一方には注ぎ口2a、もう一方には蓋体2c、蓋体2cを開閉させるヒンジ部2d、注出口部材2と紙パックの開き口の上端との間の飲料漏れを止めるパッキン2b、から成っている。注出口部材2の下部は、紙パック本体上部の開き口に挿入しやすいように略円錐状に細くなって、先端は、円状でも四角状でもよく、注ぎ口2a側下部は、注ぐ時に飲料が流れやすいように、前記中空の円錐状部分を切り欠いている。また注ぎ口2aは、飲料を注ぎ終わった時に、注ぎ口2aより液だれしないように、曲面に成形されている。
図2は、本考案である紙パック用キャップの断面側面図である。受け輪部材3は、紙パック本体上部の開き口にあてがって上から注出口部材2を押し込んで係合部3bによって係合してセットできるようになっている。受け輪部材3の向かい合う側面2か所に解除用押圧部3aを形成し、前記解除用押圧部3aを指で押さえることによって、係合部3bの上部が開いてセットを解除できるようになっている。
本考案の紙パック用キャップの取り付け方法を説明する。まず、紙パック上部の開き口に接着されて畳み込まれている部分を剥がして、開き口を四角状にあける。その開き口を紙パック上部の残った接着部分と同一方向まっすぐに手で伸ばして、紙パックに折り目をつける。こうしておけば紙パックの注ぎ口側に残っている山状の折り目の癖が少なくなるとともに、縦方向にまっすぐの折り目をつけて注出口部材2を挿入しやすくするものである。それから開き口を残った接着部分と同一方向まっすぐになるように左手で挟んだ開き口の上へ、右手で受け輪部材3の凹部を下にして残った接着部側に入れ込み、注ぎ口側は受け輪部材3が紙パックの外側になるように載せて左手で持っておく。つぎに右手で注出口部材2の注ぎ口2aの方向を紙パックの注ぎ口側に合わせて、受け輪部材3に挿入する。挿入していくと最後に受け輪部材3についている係合部3bが注出口部材2と係合する。
図3は、本考案である紙パック用キャップの受け輪部材3の形状変化図である。Aは、金属の線材で形成され、線材の端部は線材どうし溶着されている。注出口部2を紙パックに挿入した後、受け輪部材3の把持部3cを指で挟むと円状の線材がより大きな円になり、受け輪部材3を注出口部2の上からかぶせてパッキン部2bと紙パックの上端部を挟むようにして把持部3cの指を離してやるとセット完了である。またBは、金属または樹脂よりなり断面が長方形で環状に形成され、両端部は蝶ネジ部3dの蝶ネジで止められており、蝶ネジを締めることによって受け輪部材3の円形が小さくなり紙パック上端部および注出口部材2を締め付けてセット出来るようになっている。
パッキン2bは、飲料を注ぐ時に注出口部材2の注ぎ口2aと紙パック4との間から飲料が漏れるのを防ぐためにあるもので、パッキン2bには水圧の力はほとんどかからないが、パッキン2bと紙パック上部の紙の折れ目がある面との接触の不具合から漏れる可能性があるので、パッキンのゴムの材質の硬度は柔らかいほうが良く、JIS K 6253 ジュロメータタイプAにおいてはA5からA20くらいの硬度がよいであろう。また材質においては無味無臭であり化学的安定しているものたとえばシリコンゴムのようなものがよい。パッキンの形状については、図1では断面が長方形で環状であるが、注出口部材2のほうにパッキン用の溝を外周に形成すれば、断面が円状のものでも可能である。
本考案である紙パック用キャップにおいては、注出口部材2は中空で略円錐状をしており、また受け輪部材3は断面が長方形で環状の形をしているが、実施例1では、注出口部材2の平面形状が、紙パックの上部の開き口を四角に開いた状態の形と同様な寸法と平面形状で、中空の略四角錐状に形成されていてもよい。また受け輪部材3も、断面が長方形で平面形状が、前記開き口に合うような四角形状でもよい。
本考案である紙パック用キャップの斜視図である。 本考案である紙パック用キャップの断面側面図である。 本考案である紙パック用キャップの受け輪部材の形状変化図である。
符号の説明
1 紙パック用キャップ
2 注出口部材
2a 注ぎ口
2b パッキン
2c 蓋体
2d ヒンジ部
3 受け輪部材
3a 解除用押圧部
3b 係合部
3c 把持部
3d 蝶ネジ
4 紙パック

Claims (1)

  1. 紙製品からなる角筒の紙パックと、前記紙パック上部の開き口に挿入できる中空の略円錐状の樹脂より形成され上部には注ぎ口および蓋体を備えた注出口部材と、前記紙パック上部の開き口の開口端部を外部より保持する環状の樹脂より形成された受け輪部材と、を具備し、前記紙パックの開き口の開口端部を外側より前記受け輪部材で保持し、前記紙パックの開き口に前記注出口部材を挿入し、前記紙パックの開き口の開口端部と前記受け輪部材と前記注出口部材とを密着させて係合し飲料を注げるようにした紙パック用キャップ。
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