JP3145216U6 - 床材 - Google Patents

Abstract

【課題】複雑な施工作業を必要としない床材を提供する。
【解決手段】上端に設けられた凹部１１と、端縁部に設けられた複数の接続孔とを具えてなる底座と、該底座の上端に設けられた凹部に嵌設して着脱自在に設けられるパネル板３０と、該底座の端縁部に設けられた接続孔に設けられ、隣接する床祭の底座１０を連結するために供する複数の接続部材２０とを含んでなる。
【選択図】図２

Description

この考案は、床材に関し、特に建築材料として床面に組み合わせて敷設される床材に関する。

床材は、建築で装飾に使用される材料の一つである。床材は種類が多く、最もよく見かける材料にはタイル、ＰＶＣ（ポリ塩化ビニル）などがある。

前述の床材は敷設する場合に、地面を平らに整え、セメント、或いは接着剤などを塗布する必要があるため、施工における作業が非常に面倒であった。

上述の問題を改善するため、考案者はプラスチック製の床材を考案した。

該プラスチック製の床材は、床座と、接続部材と、床座の上端に貼着するパネル板とを含んでなる。使用する場合、隣接するそれぞれの床材の床座を接続部材を介して連結して床材を敷設する。

しかしながら、上述の床材はパネル板が貼着する方法で床座上に固定して設けられているため、居住者が好みに応じて他のパネル板に変えることができない。

また、該パネル板が損壊した場合、底座を含む内側の床材すべてを廃棄、交換しなければならないため、無駄な費用が発生する。

さらに、該プラスチック製の床材を敷設する場合、施工作業には高度な技術が求められるため、作業効率が低い。

この考案は、複雑な施工作業を必要としない床材を提供することを課題とする。

そこで、本考案の考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、上端に設けられた凹部と、端縁部に設けられた複数の接続孔とを具えてなる底座と、該底座の上端に設けられた凹部に嵌設して着脱自在に設けられるパネル板と、該底座の端縁部に設けられた接続孔に設けられ、隣接する床祭の底座を連結するために供する複数の接続部材とを含んでなる。

以下、この考案について具体的に説明する。
請求項１に記載する床材は、上端に設けられた凹部と、端縁部に設けられた複数の接続孔とを具えてなる底座と、
該底座の上端に設けられた凹部に嵌設して着脱自在に設けられるパネル板と、
該底座の端縁部に設けられた接続孔に設けられ、隣接する床祭の底座を連結するために供する複数の接続部材とを含んでなる。

請求項２に記載の床材は、請求項１における底座が、底部に緩衝パッドを設けてなる。

請求項３に記載の床材は、請求項２における底座が、プラスチックか、或いはプラスチックを含む材料からなり、底部にネット状か、或いは柱状の補助フレームを間隔おいて形成する。

請求項４に記載の床材は、請求項１から３における底座が、端縁部に接続孔を設けてなり、接続部材の両端に該接続孔に挿接する接続柱が設けられる。

請求項５に記載の床材は、請求項４における接続柱が、上方が広く、下方が小さい円錐状に形成する。

請求項６に記載の床材は、請求項５における接続柱が、中空で外周面の上端に弾性溝を設けてなる。

請求項７に記載の床材は、請求項１から３における底座が、下方にケーブルを穿設するための横溝を設けてなる。

請求項８に記載の床材は、請求項１から３における、底座が、内側にＬＥＤライトを嵌設する。

この考案の床材は、居住者が必要に応じて交換することができて、実用的であるという効果を有する。

この考案は、複雑な施工作業を必要としない床材であって、上端に設けられた凹部と、端縁部に設けられた複数の接続孔とを具えてなる底座と、
該底座の上端に設けられた凹部に嵌設して着脱自在に設けられるパネル板と、
該底座の端縁部に設けられた接続孔に設けられ、隣接する床祭の底座を連結するために供する複数の接続部材とを含んでなる。
かかる床材の構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。

図１から図４は、この考案の実施形態を示したものである。図面によれば、この考案の床材は、複数のブロック状の底座１０と、該底座１０を複数連結するために供する接続部材２０と、を含んでなる。

該底座１０は、形状が長方形、正方形、或いはその他の多辺形を呈し、隣接する底座１０の端縁部が接続部材２０を介して連結される。

該底座１０は表面にパネル板３０を嵌設する。該パネル板３０は、方形のブロック状、人造石、ＰＶＣ製、タイルなどからなる。

また、該底座１０は底部にプラスチック製の発泡材料から形成された緩衝パッド４０が設けられているため、好ましい耐震及び緩衝作用を具えてなる。

底座１０は、プラスチックか、或いはプラスチックを含む材料から形成する。該底座１０は、上端にパネル板３０を嵌設するために供する凹部１１が設けられ、底部にネット状か、或いは柱状の補助フレーム１２が間隔を具えて設けられる。

該補助フレーム１２は、底座１０の強度を高めるとともに、底座の材料を節減し、底座１０の重量を軽くする。

室内に電気のコードを敷設する場合に便利なように、底座１０は、下方にケーブルを穿設する横溝１３が設けられる。また、床材の美観を高めるため、底座１０の内側に一、或いは複数のＬＥＤライトを嵌設してもよい。

該底座１０の内側にＬＥＤライトを嵌設する場合、パネル板３０は透過性を具えたものか、半透過性を具えた材料から形成する。よって、夜など室内に光線がなくなると、床材がカラー光線を発光し、非常口などを指示するだけでなく、室内の環境の美観を高めることもできる。

隣接する底座１０を連結するために供する接続部材２０は、底座１０の底部の端縁部に設けられた接続孔１４に挿接するために供する接続柱２１を両端に設けてなる。

底座１０の連結を強固にするため、該接続柱２１は、上方が広く、下方が小さい円錐状に形成する。また、該接続柱２１は、中空で、外周面の上端に弾性溝２１１を設けてもよい。よって、接続柱２１を接続孔１４に挿接した後、接続柱２１の上端を開くことができ、接続孔１４と緊密に接続し、隣接する底座１０との接続が緩むことを防ぐことができる。

緩衝パッド４０は、端縁部に接続部材２０の接続柱２１を穿設するために供する貫通孔４１を設けてなる。よって、緩衝パッド４０と底座１０とを接続することができる。

この考案の床材の施工作業を実施する場合、底座１０を地面１００の上に敷設するとともに、接続部材２０でそれぞれの底座１０を連結する。

その後、パネル板３０を底座１０の上端に設けられた凹部１１に嵌設すればよいため、非常に便利である。

以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案請求の範囲に属するものとする。

この考案の床材を示した斜視図である。 図１に開示する床材を示した分解図である。 図１に開示する床材を示した部分拡大図である。 図１に開示する床材の接続部材を示した斜視図である。 図１に開示する床材の底座と接続部材の接続部分を示した説明図である。 図２に開示する床材の接続部分を示した断面図である。

符号の説明

１０ 床座
１００ 地面
１１ 凹部
１４ 接続孔
２０ 接続部材
２１ 接続柱
３０ パネル板
４０ 緩衝パッド
４１ 貫通孔

Claims (8)

1. 上端に設けられた凹部と、端縁部に設けられた複数の接続孔とを具えてなる底座と、
   該底座の上端に設けられた凹部に嵌設して着脱自在に設けられるパネル板と、
   該底座の端縁部に設けられた接続孔に設けられ、隣接する床祭の底座を連結するために供する複数の接続部材とを含んでなることを特徴とする床材。
2. 前記底座が、底部に緩衝パッドを設けてなることを特徴とする請求項１に記載の床材。
3. 前記底座が、プラスチックか、或いはプラスチックを含む材料からなり、底部にネット状か、或いは柱状の補助フレームを間隔をおいて形成することを特徴とする請求項２に記載の床材。
4. 前記底座が、端縁部に接続孔を設けてなり、接続部材の両端に該接続孔に挿接する接続柱が設けられることを特徴とする請求項１から３に記載の床材。
5. 前記接続柱が、上方が広く、下方が小さい円錐状に形成することを特徴とする請求項４に記載の床材。
6. 前記接続柱が、中空で外周面の上端に弾性溝を設けてなることを特徴とする請求項５に記載の床材。
7. 前記底座が、下方にケーブルを穿設するための横溝を設けてなることを特徴とする請求項１から３に記載の床材。
8. 前記、底座が、内側にＬＥＤライトを嵌設することを特徴とする請求項１から３に記載の床材。