JP3144048U - 電子機器の放熱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】CPU等の収容したコンピュータケース内外の気流を効果的に循環し、放熱効果を向上させた放熱装置及び放熱構造を提供する。
【解決手段】コンピュータケース上面及び側面にそれぞれ空気流通孔61,62を設けて、上面流通孔上方に外部の気流にさらされる周囲を複数の片体を半開放状に囲んで配置したカバーを設け、その下方の流通孔にファン羽を具えた回転部31を配置して軸心に回転可能に配置する。外部の気流によってカバーが回転すると、ファンにより外気がケース内に導入され、流通孔62から排出されてケース内の熱が効果的に排出される。
【選択図】図2
【解決手段】コンピュータケース上面及び側面にそれぞれ空気流通孔61,62を設けて、上面流通孔上方に外部の気流にさらされる周囲を複数の片体を半開放状に囲んで配置したカバーを設け、その下方の流通孔にファン羽を具えた回転部31を配置して軸心に回転可能に配置する。外部の気流によってカバーが回転すると、ファンにより外気がケース内に導入され、流通孔62から排出されてケース内の熱が効果的に排出される。
【選択図】図2
Description
本考案は、放熱構造に関し、特に、コンピュータケースの放熱構造に関する。
コンピュータは、高速演算機能を有するCPUなどの周辺機器、インターフェースカード、メモリユニット(ハードディスク)、DVD、電源供給器などを密閉型コンピュータケースに配置している。周辺機器および電子デバイスは、作動時に熱を放出するが、特に、高速演算を実行するCPUが最大の発熱源である。そのため、コンピュータ内において、特に、CPUが演算を実行する際に発生させる熱をいかに効果的に放出するかが解決を待たれる重要な課題の1つとなっていて、複数の放熱装置を装着する方法が多く採用されている。
以下、従来技術を図面に基づいて説明する。図1は、従来技術によるコンピュータケースを示す斜視図である。図1に示すように、従来技術によるコンピュータケース1は、マザーボード2、排気口11、発熱源21および放熱ファン22を具える。排気口11は、マザーボード2の後側の平面上に設けられている。発熱源21は、放熱ファン22を有し、マザーボード2上に配置されている。放熱ファン22は、気流を形成し、発熱源21に対して冷却放熱を行なう。放熱ファン22が発熱源21を冷却させた後の気流が発熱源21の周囲で循環し続け、また排気口11から離れているため、排気口11上に別個の排気ファン13を装着して熱を電子機器ケース1から放熱する必要があった。
従来技術によるコンピュータケースは、周辺機器および電子デバイスが作動する際に放出する熱がコンピュータケース内に留まるだけでなく、発熱源が複数存在するため、温室効果が起こり、別個の排気ファンを設けて強制的に内部と外部の気流の対流を行なう必要があった。しかし、別個の排気ファン設けることは、パソコンの電力を余分に消費することになり、電力供給システムの電圧不安定を引き起こした。以上のように、従来技術には、以下の3つの欠点が存在した。第1に、放熱効果が不良であった。第2に、電力を余分に消費した。第3に、内部と外部の気流対流が不良であった。
特開2008−53578号公報
本考案の目的は、コンピュータケース上に少なくとも1つ配置され、電力不用でコンピュータケースに対して放熱を行ない、節電および放熱の2つの効果を有する放熱装置を提供することにある。
本考案は、上述の目的を達成する放熱構造を提供する。本考案の放熱構造は、第1の空気流通孔および第2の空気流通孔を有するコンピュータケースと、第1の空気流通孔と第2の空気流通孔とのどちらかに対応し、コンピュータケースの内部または外部の気流を排出/吸入し、作動されて回転することにより、コンピュータケースの外部の気流を第1の空気流通孔または第2の空気流通孔のどちらかから排出/吸入する電力不用放熱装置とを備える。外部気流で電力不用放熱装置を動かし、電力不用放熱装置の回転により、外部の冷たい気流がケース内に入り、循環放熱が行なわれ、放熱および節電効果が得られる。
本考案のコンピュータケースは、転換ユニットを備えることにより、電力不用放熱装置が発生させたエネルギを電力に転換し、他のデバイスに電力を供給したり保存させたりして節電効果を得ることができる。また、外部気流で電力不用放熱装置を動かし、電力不用放熱装置の回転により、外部の冷たい気流がケース内に採り込まれ、循環放熱が行なわれるため、良好な放熱効果得られ、内部および外部の気流の対流が効果的に行なわれる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図2は、本考案の一実施形態によるコンピュータケースを示す分解斜視図である。図3は、本考案の一実施形態によるコンピュータケースを示す斜視図である。図4は、本考案の一実施形態によるコンピュータケースを示す斜視図である。図5は、電力不用放熱装置を示す拡大図である。図6は、本考案の一実施形態によるコンピュータケースを示す斜視図である。図7は、電力不用放熱装置を示す拡大図である。図8は、本考案の一実施形態によるコンピュータケースを示す斜視図である。図2〜図8に示すように、本考案の一実施形態によるコンピュータケース6は、少なくとも1つの電力不用放熱装置3および電力不用放熱装置3を保護するカバー4を具える。コンピュータケース6は、外部気流8で電力不用放熱装置3を動かし、電力不用放熱装置3の回転により、外部の冷たい気流8がケース内に入り、循環放熱が行なわれ、放熱および節電効果が得られる。そのため、本実施形態によるコンピュータケース6は、従来技術における電力の余分な消費および内部と外部の気流対流の不良という短所を改善することができる。
本考案の一実施形態による電力不用放熱装置3は、回転部31および固定部32からなる。回転部31は、中空のカバーで、周囲を複数の片体が半開放状で、等間隔に配列されている。回転部31の下部が開口部311で、ファン312が配置されている。ファン312は、複数の羽根3121を有し、ファン312の中心部には穿孔3122が設けられている。固定部32は、軸心321が延伸しており、穿孔3122を貫通して回転部31と枢着する。
コンピュータケース6は、電力不用放熱装置3が配置される場所に対応するように第1の空気流通孔61が設けられている。その後の平面上に少なくとも1つの第2の空気流通孔62が設けられ、内部の気流を排出する。マザーボード7は、コンピュータケース6内に配置され発熱源71を有する。発熱源71の上方にファン721を有する放熱モジュール72が配置されている。
発熱源71が熱エネルギを発生すると、発熱源71の上方の放熱モジュール72のファン721が気流を起こし、発熱源71に対して放熱が行なわれる。この時、放熱には2つのルートがある。第1に、カバ4から外部の冷たい気流8を採り込み、電力不用放熱装置3の回転部31を作動させてファン312を回転させると、気流8がコンピュータケース6内部に入る。電力不用放熱装置3は、コンピュータケース6内部の熱気流9の流動を加速させ、第2の空気流通孔62から外部に放出して循環放熱効果を得る。そのため、コンピュータケース6内部の温度は、下降する。第2に、コンピュータケース6内部の発熱源71およびその他の電子デバイスが発生させる熱気流9は、上昇し、放熱装置3の回転部31を直接回転させる。回転部31のファン312が回転すると、コンピュータケース6の外部に熱を排出する。電力不用放熱装置3は、コンピュータケース6内部の熱気流9の流動を加速させるだけでなく、コンピュータケース6の熱気流9を第2の空気流通孔62から排出して循環放熱効果を得る。そのため、コンピュータケース6内部の温度は、下降する。
また、電力不用放熱装置3またはコンピュータケース6に転換ユニット5を配置することができる。電力不用放熱装置3が作動すると、転換ユニット5は、回転させられ、電力不用放熱装置3が発生させたエネルギを電力に転換し、導線51を介して他のデバイスに電力を出力し、使用または保存に供する。これにより、従来技術における電力消費という短所を改善し、電力供給を行なうことにより節電効果を得ることができる。
本考案では好適な実施形態を前述の通りに開示したが、これらは決して本考案を限定するものではなく、当該技術を熟知する者は誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の保護の範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
3 電力不用放熱装置
4 カバ
5 転換ユニット
6 コンピュータケース
7 マザーボード
8 気流
9 熱気流
31 回転部
32 固定部
51 導線
61 第1の空気流通孔
62 第2の空気流通孔
71 発熱源
72 放熱モジュール
311 開口部
312 ファン
321 軸心
721 ファン
3121 羽根
3122 穿孔
4 カバ
5 転換ユニット
6 コンピュータケース
7 マザーボード
8 気流
9 熱気流
31 回転部
32 固定部
51 導線
61 第1の空気流通孔
62 第2の空気流通孔
71 発熱源
72 放熱モジュール
311 開口部
312 ファン
321 軸心
721 ファン
3121 羽根
3122 穿孔
Claims (5)
- コンピュータケースの異なる面に第1の空気流通孔および第2の空気流通孔を設け、
前記第1の空気流通孔又は前記第2の空気流通孔に対応して、外部気流により駆動される機構によりケース内に空気を導入するファンを具えた電力不用放熱装置と、を備えることを特徴とする放熱装置。 - 上記電力不用放熱装置の外部気流により駆動される機構は、中空のカバからなり、その周囲を複数の片体を半開放状に等間隔に配列する共に下部に開口部を設けた回転部からなり、
上記ケース内に空気を導入するファンは、前記回転部の前記開口部の一方の端部に配置され、複数の羽根を具えると共に中心部には穿孔を設けて、これらの構成からなる回転部を空気流通孔に回転可能に配置したことを特徴とする、
請求項1に記載の放熱装置。 - 前記電力不用放熱装置は、発電装置を備えた転換ユニットを配置して上記電力不用放熱装置の外部気流による駆動にともなって発電することを特徴とする請求項1または2に記載の放熱構造。
- 前記電力不用放熱装置は、カバーを有することを特徴とする請求項1または2に記載の放熱構造。
- 前記電力不用放熱装置は、前記第1の空気流通孔が前記コンピュータケースの上部に設けられ、前記第2の空気流通孔が前記コンピュータケースの後側の平面上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003693U JP3144048U (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 電子機器の放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008003693U JP3144048U (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 電子機器の放熱構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3144048U true JP3144048U (ja) | 2008-08-14 |
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Family Applications (1)
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JP2008003693U Expired - Fee Related JP3144048U (ja) | 2008-06-03 | 2008-06-03 | 電子機器の放熱構造 |
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JP (1) | JP3144048U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114173209A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-03-11 | 李娟� | 一种户外用乙太网络交换机 |
-
2008
- 2008-06-03 JP JP2008003693U patent/JP3144048U/ja not_active Expired - Fee Related
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