JP3143999U - プレイマット - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲーム感覚でマットの上を楽しく動きながら下半身の強化を図ることができると共に、足裏の刺激を行うことで全身の血液循環をも促進して健康の増進を図ることができるプレイマットを提供する。
【解決手段】マット本体1の表面に突出された突起部2と、同マット本体1の周面に形成された結合手段3と、同マット本体1の踏む順番を教示するための誘導情報4とを備える。突起部2は、同心円状に配置された突起からなり、足の裏、特に、土踏まず、ツボ、経路神経を刺激できるように突設せしめる。結合手段3は、隣り合うマット本体1,1…同士を着脱自在に連結する凹凸溝からなり、凹溝と凸溝とを嵌合させるだけで簡単に接合できる。誘導情報4は、マット本体1の表面に明示された通し番号からなり、この番号順にマット本体1を踏んでいく優先順位を示唆するものである。
【選択図】図1
【解決手段】マット本体1の表面に突出された突起部2と、同マット本体1の周面に形成された結合手段3と、同マット本体1の踏む順番を教示するための誘導情報4とを備える。突起部2は、同心円状に配置された突起からなり、足の裏、特に、土踏まず、ツボ、経路神経を刺激できるように突設せしめる。結合手段3は、隣り合うマット本体1,1…同士を着脱自在に連結する凹凸溝からなり、凹溝と凸溝とを嵌合させるだけで簡単に接合できる。誘導情報4は、マット本体1の表面に明示された通し番号からなり、この番号順にマット本体1を踏んでいく優先順位を示唆するものである。
【選択図】図1
Description
本考案は、マットの上をリズミカルに歩く、走る、跳ねるなど、楽しく動きながら下半身の強化を図ることができると共に、足裏の刺激を一緒に行うことで、全身の血液循環をも促進して健康の増進を図ることができる有用なプレイマットの改良に関する。
従来、斯かる健康増進用具としては、例えば、足裏のツボを指圧することによる健康法を応用したもので、足の甲の部分にバンドをかけ、このバンドに、足の土踏まずの形に合せてアーチをえがく様に適度の大きさの膨らみを持たせ、歩行等により足のツボに刺激を与える突起部を備えた健康用具が既に案出されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−164871号
しかしながら、上述した従来の健康増進用具は、歩くだけで足の土踏まずを刺激することができるといった利点を有するものの、ただ、足に着けて歩くだけであるため、面白味がなく、直ぐに飽きてしまう原因になっており、楽しく健康の増進を図ることができるマットが要望されている。
本考案は斯かる問題点及び要望に鑑みてなされたもので、ゲーム感覚でマットの上をリズミカルに歩く、走る、跳ねるなど、楽しく動きながら下半身の強化を図ることができると共に、足裏の刺激を行うことで、全身の血液循環をも促進して健康の増進を図ることができるプレイマットを提供することを目的とする。
上述の如き従来の問題点を解決し、所期の目的を達成するため本考案の要旨とする構成は、複数のマットを並べて遊ぶプレイマットにおいて、前記マットの表面には、少なくとも足の裏を刺激するための突起部及び/又は各マットの踏む順番若しくは進行方向を教示するための誘導情報とを備えてなるプレイマットに存する。
また、前記マットは、隣接するマット同士を連結するための結合手段や、足で踏まれた際に音で反応する音発生手段及び/又は光で反応する発光手段を備えるのが良い。
更に、前記誘導情報は、各マットに表示された通し番号であるのが良く、前記結合手段は、マットの遊端面に形成された凹凸溝であるのが良い。
本考案は、前記マットの表面には、少なくとも足の裏を刺激するための突起部を備えたこと、延いては、各マットの踏む順番若しくは進行方向を教示するための誘導情報を備えたことによって、前記突起部でただ単に足の裏を刺激するのみならず、誘導情報に従ってマットを順番に踏んでいく楽しみが付加されるため、ゲーム感覚でマットの上をリズミカルに歩く、走る、跳ねながら、足の裏を刺激することができるなど、楽しく健康増進を図ることができるといった効果を奏する。
また、前記マットが、隣接するマット同士を連結するための結合手段を備えたことによって、各マットを自由に組み替えて使用できるため、バリエーションに富んだコースや動きが楽しめるといった効果を奏する。
更に、前記マットが、足で踏まれた際に音で反応する音発生手段を備えたことによって、視覚だけではなく聴覚でも楽しみながら健康増進を図ることができるといった効果を奏する。
また、前記誘導情報が、各マットに表示された通し番号であることによって、誰にでも簡単に1番のマットから2番のマット、3番のマットという風に、目で番号順にマットを追いながら楽しく健康増進を図ることができるといった効果を奏する。
更に、前記結合手段が、マットの遊端面に形成された凹凸溝であることによって、各マットがずれることのないように連結できるのみならず、幼稚園児からお年寄りまで、同マットをパズルの如く嵌め合わせる楽しみが付加されるといった効果を奏する。
また、前記マットが、足で踏まれた際に音で反応する音発生手段及び/又は光で反応する発光手段を備えることによって、マットの上をリズミカルに歩く、走る、跳ねるだけではなく、聴覚や視覚でも楽しむことができるなど、プレイマットとしての趣向性及び商品価値を高めることができるといった効果を奏する。
このように本考案のプレイマットは、嵩張ることなく、簡単かつ気軽に持ち運べるなど、携行に便利である他、飽きることなくゲーム感覚で楽しく健康増進を図ることができるものであり、また、構成が単純であるため大量生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に供給できるなど、本考案を実施することはその実益的価値が甚だ大である。
前記マットの表面には、少なくとも足の裏を刺激するための突起部と、各マットの踏む順番を教示するための誘導情報とを備える。また、前記マットは、隣接するマット同士を連結するための結合手段や足で踏まれた際に音で反応する音発生手段を備える。因に、前記誘導情報は、各マットに表示された通し番号であるのが良い。
次に、本考案に係るプレイマットの実施の一例を図面を参照しながら説明する。図中Aは、本考案に係るプレイマットであり、このプレイマットAは、正方形状のマット本体1と、該マット本体1の表面に突出された突起部2と、同マット本体1の周面に形成された結合手段3と、同マット本体1の踏む順番を教示するための誘導情報4とを備えている。
マット本体1は、合成樹脂材、ゴムラバー等の適宜材料からなり、図2に示すように、中心に円孔1aを介して突起部2が突設されている。
突起部2は、前記マット本体1の円孔1aに整合される円盤状の基盤2aと、該基盤2a上に同心円状に配置された突起2b,2b…からなり、足の裏、特に、土踏まず、ツボ、経路神経を刺激できるように突設されている。
結合手段3は、隣接するマット本体1,1…同士を着脱自在に連結する凹凸溝からなり、隣接する凹溝3aと凸溝3bとを嵌合させるだけで簡単に接合できる。
誘導情報4は、例えば、各マット本体1の表面に明示された1,2,3,4,5…等の通し番号からなり、この番号順にマット本体1を踏んでいく優先順位を示唆するものである。
尚、本実施例では誘導情報4として、1,2,3,4,5…等の通し番号を使用しているが、これに限定されることなく、アルファベット順、あいうえお順、或いは矢印等を明示しても良く、更には、双六等のようにゲーム感覚で前後に誘導できるように工夫しても良い。
このように構成される本考案のプレイマットAは、健康ステップパターン(図1参照)、スポーツステップパターン(図3(a)参照)、競技用ステップパターン(図3(b)参照)、反射神経ステップパターン(図4(a)参照)、エアロビステップパターン(図4(b)参照)など、自分の好きなように連結してプレイゾーン又はコースを作ることにより、その上を楽しく踏んで渡ることができ、その際、前記突起部2で足の裏が刺激される結果、特に、足からくる経路神経が、腎臓、膵臓、胃、胆嚢、膀胱に刺激を与え、特に第二の心臓と言われる足の裏に刺激を与えることで血液の循環を高め、延いては自然治癒力(免疫力)をも高めることができる。
また、本プレイマットAは、目的に応じた連結パターンがあり、例えば、エキササイズ等用の健康ステップパターンでは、アトランダムに配列されたマット本体1の上を、同表面に明示されている誘導情報4の順番に従ってマット本体1を踏み渡ることで、軽く跨いだり或いは大きくジャンプしないと届かないなど、変化に富んだ運動を、子供から大人に至るまで誰にでも楽しく行えるため、飽きることなく健康増進の運動を継続することができる。
その他、図5(a)に示すように、右足5用と左足6用に色分けされたマット本体1,1…と、図5(b)に示す誘導情報4の順番とを組み合わせることによって、右足5、左足6を交互に踏み分けながら楽しむことができるのである。
また、本プレイマットAのステップパターンは、斯かる健康ステップの他、前述した反射神経ステップ、スポーツステップ、エアロビステップ、競技用ステップなどのパターン(プレイゾーン)の上をリズミカルに歩く、走る、跳ねることにより、下半身の強化と足首の柔軟性を高めることができると共に、突起部2による足裏のツボ及び経路神経の刺激によって血液の循環を高めることができることは前述したとおりである。
尚、本考案はこれらの実施例に限定されることなく、本考案の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本考案はそれらの全てを包摂するものである。例えば、マット本体1を踏むことで、音や光を発することができるように、笛やブザー等の音発生手段(図示せず)や光発生手段(図示せず)を付加させて、耳や目でも楽しめるように構成しても良い。
また、本実施例で示したマット本体1の形状、大きさ、色、デザイン、突起部2の大きさ、形状、密度、配列、更には結合手段3、誘導情報4は、本実施例に限定されるものではなく、丸型やハート型のマットを使用しても良く、また、突起部2に、磁性体、トルマリンなどを混在させても良い。また、本プレイマットAは、歩く、走る、跳ねるなどの仕様の他、マット上に仰向けに寝ることで、全身のツボや皮膚の経穴経路を刺激させても良い。
また、マット本体1に、血行促進に良いとされるマグネット、ゲルマニユム、チタン、銅、銀、金、錫等の金属材若しくは水晶、セラミック、トルマリン、鉱物、遠赤外線、更には芳香剤若しくは防臭剤(図示せず)の全て又は何れかを選択又は組み合わせたものを使用しても良い。
尚、マット本体1に、銅、銀、金、錫等の金属材を混在することで、皮膚の経穴経路の外輪に刺激を与え、経路部位を通じて自律神経細胞や末梢神経細胞の異常電位を正常に調整できるため、血液の活性化及び循環が良好になり、肩凝りがほぐれ、痛みが軽減、治癒するなどの優れた効能も期待できる。
因に、痛みの伝達システムは、人体に痛みが発生する際、痛みの活動電位が生じ、それが痛みのインパルス(impulse)として痛みの中枢神経へと伝達されることが解明されているが、本考案のマット本体1に銅、銀、金等の金属材を装着することにより、痛みの軽減、治癒が期待できるのは、その異常な電気信号や伝達が、銀、銅の原子から放出される金属イオン(銀イオン、銅イオン)の電子特性が皮膚から体内に導入されて神経細胞の異常電位を正常に調整するからだと推測される。
また、肩凝りは、末梢神経の刺激により乳酸が発生し、筋肉が緊張を起こすことに起因して血液の循環が悪くなることが原因といわれているが、電気刺激(銀イオン、銅イオンの電子特性)により末梢神経に刺激を与え、乳酸が分解されると共に、血液の活性化及び循環を良好になすことにより、肩凝りを解消できるため、フットケアのみならず、全身健康グッズとしての仕様も可能になる。
1 マット本体
1a 円孔
2 突起部
2a 基盤
2b 突起
3 結合手段
3a 凹溝
3b 凸溝
4 誘導情報
5 右足
6 左足
1a 円孔
2 突起部
2a 基盤
2b 突起
3 結合手段
3a 凹溝
3b 凸溝
4 誘導情報
5 右足
6 左足
Claims (6)
- 複数のマットを備えてなるプレイマットにおいて、前記マットの表面に、少なくとも足の裏を刺激するための突起部を備えたことを特徴とするプレイマット。
- 少なくとも足の裏を刺激するための突起部を有する複数のマットを備えたプレイマットにおいて、前記複数のマットの踏む順番若しくは進行方向を教示するための誘導情報を備えたことを特徴とする請求項1に記載のプレイマット。
- 前記マットは、隣接するマット同士を連結するための結合手段を備えてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のプレイマット。
- 前記誘導情報は、各マットに表示された通し番号であることを特徴とする請求項2に記載のプレイマット。
- 前記結合手段は、マットの遊端面に形成された凹凸溝であることを特徴とする請求項3に記載のプレイマット。
- 前記マットは、足で踏まれた際に音で反応する音発生手段及び/又は光で反応する発光手段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のプレイマット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003915U JP3143999U (ja) | 2008-05-15 | 2008-05-15 | プレイマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008003915U JP3143999U (ja) | 2008-05-15 | 2008-05-15 | プレイマット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3143999U true JP3143999U (ja) | 2008-08-14 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015000069A (ja) * | 2013-06-12 | 2015-01-05 | 株式会社バンダイ | プレイマット |
JP2020157011A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | 株式会社エバニュー | パズル型運動用マット |
-
2008
- 2008-05-15 JP JP2008003915U patent/JP3143999U/ja not_active Expired - Fee Related
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