JP3143856U - タッセル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッセルを探す手間が不要で、カーテンに回されたタッセルを容易に係止でき、構成が単純で、軽く、製造コストも抑えられるタッセル装置を提供する。
【解決手段】タッセル本体3の表面を構成する袋状の被覆部材5の芯材には、一体的な部材からなり、弾性による回復力を有し、力を受けていないときには、タッセル本体3を中空へ突出した状態に保持する、合成樹脂製の一枚の板材からなる保持材9を用いる。そして、部屋の垂直面部19に木ネジ21で留められる留具の後面23へ、タッセル本体3の一端をネジで固定する。タッセル本体3を弾性力に抗して湾曲させカーテン1に回した状態で他端を係止するために、面ファスナー25を用いる。すなわち、タッセル本体3の先端に、一方の面ファスナー27を設ける。留具13の前部に形成され、中空へ突出したタッセル本体3とは反対側へ向いて傾斜する傾斜面に、他方の面ファスナー41を設ける。
【選択図】図1

Description

この考案は、カーテンを束ねて係止するタッセル装置に関する。
窓などに設けられるカーテンは閉じた状態では、束ねられ、帯状のタッセルが回されて係止される。
一般的なタッセルは、帯状で、布の周囲を縫って構成したものが多く、内部は袋状である。このタッセルの両端には、それぞれ、リング状の紐が設けられる。そして、カーテンの近くの部屋の垂直面部、例えば、柱や窓枠の垂直面部に金具が木ネジで止められる。この金具は、鉛直方向の上下に爪が形成され、タッセルの両端のリング状の紐が止められる。使用しないタッセルは、垂れた状態になる。
また、下記の特許文献1では、布製のように垂れないで中空に水平に突き出した状態を有し、電磁石により閉じるタッセルが記載される。
特開平08−266394
しかしながら、一般的なタッセルは、使用しないときは垂れた状態になり、カーテンの後に隠れ易い。また、リング状の紐が金具の爪から離れてしまい、下に落下することもある。これらのことから、束ねたカーテンを片手にして、タッセルを探す手間が必要になり、面倒である。
難渋した後にタッセルを発見しても、今度は、リング状の紐が柔らかいため金具の爪へ止め難く、再び手間取ることがある。
これらのことから、特に例えば目の不自由な方などは、タッセルを扱いにくい。
特許文献1は、構成が複雑で、電磁石を多数使用するために重く、製造コストも高い。
この考案は、以上の問題点を解決するために、タッセルを探す手間が不要で、カーテンに回されたタッセルを容易に係止でき、構成が単純で、軽く、製造コストも抑えられるタッセル装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、カーテンを束ねて係止するタッセル装置において、束ねたカーテンに回される帯状のタッセル本体と、このタッセル本体の表面を構成する袋状の被覆部材と、前記タッセル本体の芯材を構成し、一体的な部材からなり、弾性による回復力を有し、力を受けていないときには前記タッセル本体を中空へ突出した状態に保持する保持材と、前記タッセル本体の一端を部屋の垂直面部に固定する固定部と、前記タッセル本体を前記弾性力に抗して湾曲させカーテンに回した状態で他端を部屋の垂直面部に係止する係止手段と、を有することを特徴とするタッセル装置である。
第二考案は、さらに、前記保持材は、合成樹脂製の一枚の板材であり、前記固定部は、部屋の垂直面部に木ネジで留められる留具の後面へネジで固定される部分であり、前記係止手段は、前記留具の前部が傾斜した傾斜面に、及びタッセル本体の先端に、設けられた面ファスナーであり、前記傾斜面は、前記中空へ突出したタッセル本体とは反対側へ向いて傾斜することを特徴とするタッセル装置である。
第三考案は、カーテンを束ねて係止するタッセル装置において、束ねたカーテンに回される帯状のタッセル本体の表面を構成する袋状の被覆部材として用いる市販の袋状のタッセルに切れ目を入れて挿入することで、前記タッセル本体の芯材を構成し、一体的な部材からなり、弾性による回復力を有し、力を受けていないときには前記タッセル本体を中空へ突出した状態に保持する合成樹脂製の一枚の板材からなる保持材と、部屋の垂直面部に木ネジで留められる留具と、この留具の後面へネジで固定される前記タッセル本体の一端と、前記タッセル本体を前記弾性力に抗して湾曲させカーテンに回した状態で他端を係止するために、前記タッセル本体の他端に設けられた一方の面ファスナーと、前記留具の前部に形成され前記中空へ突出したタッセル本体とは反対側へ向いて傾斜する傾斜面に設けられた他方の面ファスナーと、を有することを特徴とするタッセル装置である。
第一、第二、又は第三考案によれば、タッセル本体の芯材は、一体的な部材からなり、弾性による回復力を有し、力を受けていないときにはタッセル本体を中空へ突出した状態に保持する保持材からなるので、タッセル本体は使用しないときでも、突出した所定位置にあり、タッセルを探す手間が不要である。
また、タッセル本体を使用するときは、突出した所定位置から、その弾性力に抗して湾曲させることで、容易に係止できる。
さらに、部品点数が少なく構成が単純で、製造コストも抑えられる。
第二、又は第三考案によれば、さらに、保持材は、合成樹脂製の一枚の板材であり、係止手段は、面ファスナーが使用され、よって、軽く、構成が単純で、製造コストも抑えられる。また、面ファスナーが設けられる傾斜面は、中空へ突出したタッセル本体とは反対側へ向いて傾斜しているので、面ファスナーに係る力は、面に沿った力になり、面ファスナーが外れにくい。
第三考案によれば、さらに、保持材を、市販の袋状のタッセルに切れ目を入れて挿入し、タッセル本体を構成するので、装置の製造コストを安くできる。また、それまで使用していた市販の袋状のタッセルを、捨てずに再利用でき、経済的である。
この考案の実施形態を、図1、図2、及び図3に示す。
図1、図3に示すように、束ねたカーテン1に回される帯状のタッセル本体3の表面を構成する袋状の被覆部材5として、市販の袋状のタッセルを用いる。図2に示すように、このタッセルの一端に、縦に、鋏などで切れ目7を入れる。この切れ目7から、保持材9を挿入する。この保持材9は、タッセル本体3の芯材を構成し、一体的な部材、すなわち合成樹脂製の一枚のやや薄い板材からなる。このため、弾性による回復力を有し、力を受けていないときにはタッセル本体3を中空へ突出した状態に保持できる。板状のタッセル本体3自体の姿勢は、垂直面に沿う。保持材9の一端にはネジ孔11が形成されている。挿入後には切れ目7は縫い合わせる。
図2に示すように、留具13は、木製で、一部に傾斜面15を有する略直方体をなす。この留具13は、一方の側面17が、部屋の垂直面部19に接し、木ネジ21で留められる。
留具の後面23へ、タッセル本体3の一端が、木ネジ24で固定される。この木ネジ24は、被覆部材5の上から、ネジ孔11を通してねじ込まれる。
タッセル本体3の他端を係止するために、面ファスナー25を用いる。すなわち、タッセル本体3の他端には、タッセル本体3が姿勢をとる垂直面の前面に、一方の面ファスナー27が設けられる。
図2(B)(C)に示すように、この一方の面ファスナー27はタッセル本体3の芯材である保持材9に固定され、しかも、そのために被覆部材5に形成される窓29が目立たないように、台座金具31が用いられる。すなわち、台座金具31は、一方の面ファスナー27が貼り付けられるための貼付板33の裏面に、円筒状の台座35の上に一体的に形成され、この台座35の裏側端部に形成された雄ネジ37が、被覆部材5に形成される小さな窓29を通して、保持材9に開けられたネジ孔11を貫通し、さらに被覆部材5の裏側を貫通する。この貫通した雄捩子7へ、被覆部材5の裏側及び保持材9の裏面からナット39が螺合され、台座金具31が固定される。
留具13の前部には傾斜面15が形成される。この傾斜面15は、中空へ突出したタッセル本体3とは反対側へ向いて傾斜する。この傾斜面15に他方の面ファスナー41が設けられる。
「実施形態の効果」
図3に示すように、タッセル装置を使用するときには、タッセル本体3を弾性力に抗して、略水平面内で湾曲させ、カーテン1に回した状態で、他端を面ファスナー25により係止する。
図1に示すように、タッセル本体3の芯材は、合成樹脂製の一枚のやや薄い板材からなり、弾性による回復力を有するので、力を受けていないときにはタッセル本体3を中空へ突出した状態に保持できる。よって、タッセル本体3は、使用しないときでも、突出した所定位置にあり、タッセルを探す手間が不要である。
また、タッセル本体3を使用するときは、突出した所定位置から、その弾性力に抗して、そのまま略水平面内で、湾曲させることで、容易に係止できる。
さらに、被覆部材5、保持材9、留具13、木ネジ21、面ファスナー25と、部品点数が少なく、軽く、構成が単純で、製造コストが抑えられる。
また、他方の面ファスナー41が設けられる傾斜面15は、中空へ突出したタッセル本体3とは反対側へ向いて傾斜しているので、束ねたカーテン1が広がろうとする際に面ファスナー25に加わる力は、面ファスナー25の面に沿った力になり、面に垂直な力の場合に比べ、面ファスナー25が外れにくい。
図2(A)に示すように、さらに、保持材9を、市販の袋状のタッセルに切れ目7を入れて挿入し、タッセル本体3を構成するので、装置の製造コストを安くできる。また、それまで使用していた市販の袋状のタッセルを、捨てずに再利用でき、経済的である。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、保持材9は、合成樹脂製の一枚の板材であったが、他の実施形態では、一枚の鋼板、コイルバネ、などでも良い。
鋼板の場合には、厚さは0.10m/mから0.40m/m、好適には0.25m/m程度が望ましい。これにより、1日中曲げてカーテンを止めていても湾曲の癖が付き難い。また、保持板の端に顔を打ち当てても保持板は自由に曲がつて安全である。さらに、保持板の端を手で強く叩いても保持板は自由に曲がつて痛くない。
この考案の一実施形態に係るタッセル装置の使用していないときの斜視図 である。 (A)は図1のタッセル装置の分解図、(B)は(A)のB部分解図、(C)は(B)の平面図である。 図1のタッセル装置の使用しているときの状態を一部を透視図にして示す斜視図である。
符号の説明
1…カーテン、3…タッセル本体、5…被覆部材、7…切れ目、9…保持材、11…ネジ孔、13…留具、15…傾斜面、17…一方の側面、19…垂直面部、21…木ネジ、23…留具の後面、25…面ファスナー、27…一方の面ファスナー、29…窓、31…台座金具、33…貼付板、35…台座、37…雄ネジ、39…ナット、41…他方の面ファスナー。

Claims (3)

  1. カーテンを束ねて係止するタッセル装置において、束ねたカーテンに回される帯状のタッセル本体と、このタッセル本体の表面を構成する袋状の被覆部材と、前記タッセル本体の芯材を構成し、一体的な部材からなり、弾性による回復力を有し、力を受けていないときには前記タッセル本体を中空へ突出した状態に保持する保持材と、前記タッセル本体の一端を部屋の垂直面部に固定する固定部と、前記タッセル本体を前記弾性力に抗して湾曲させカーテンに回した状態で他端を部屋の垂直面部に係止する係止手段と、を有することを特徴とするタッセル装置。
  2. 前記保持材は、合成樹脂製あるいは薄い鋼製の一枚の板材であり、前記固定部は、部屋の垂直面部に木ネジで留められる留具の後面へネジで固定される部分であり、前記係止手段は、前記留具の前部が傾斜した傾斜面に、及びタッセル本体の先端に、設けられた面ファスナーであり、前記傾斜面は、前記中空へ突出したタッセル本体とは反対側へ向いて傾斜することを特徴とする請求項1に記載のタッセル装置。
  3. カーテンを束ねて係止するタッセル装置において、束ねたカーテンに回される帯状のタッセル本体の表面を構成する袋状の被覆部材として用いる市販の袋状のタッセルに切れ目を入れて挿入することで、前記タッセル本体の芯材を構成し、一体的な部材からなり、弾性による回復力を有し、力を受けていないときには前記タッセル本体を中空へ突出した状態に保持する合成樹脂製の一枚の板材からなる保持材と、部屋の垂直面部に木ネジで留められる留具と、この留具の後面へネジで固定される前記タッセル本体の一端と、前記タッセル本体を前記弾性力に抗して湾曲させカーテンに回した状態で他端を係止するために、前記タッセル本体の他端に設けられた一方の面ファスナーと、前記留具の前部に形成され前記中空へ突出したタッセル本体とは反対側へ向いて傾斜する傾斜面に設けられた他方の面ファスナーと、を有することを特徴とするタッセル装置。
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