JP3143778U - 歯ブラシ乾燥器 - Google Patents
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Abstract
【課題】速やかに水分、湿気を除去し、且つ長期間に亘り殺菌機能を維持させて使用できる歯ブラシ乾燥器を提供する。
【解決手段】歯ブラシHを直立収納する器体1と、この器体1に装備されると共に、歯ブラシHのブラシ部Haが位置する凹溝8の内側に空洞部9を形成する金属製ボックス7と、このボックスの空洞部9に収納されると共に、金属製ボックス7を介して凹溝8に位置したブラシ部Haを加熱乾燥させるヒーター12とで成す。
【選択図】図2
【解決手段】歯ブラシHを直立収納する器体1と、この器体1に装備されると共に、歯ブラシHのブラシ部Haが位置する凹溝8の内側に空洞部9を形成する金属製ボックス7と、このボックスの空洞部9に収納されると共に、金属製ボックス7を介して凹溝8に位置したブラシ部Haを加熱乾燥させるヒーター12とで成す。
【選択図】図2
Description
本考案は、一般家庭で使用する歯ブラシの使用後における乾燥器に関する。
家庭用葉ブラシは、歯のブラッシングに用いられた直後ではブラシ部分(植毛部分)に水分が残存しており、その状態で歯ブラシを立てて収納し、自然乾燥に委ね、次回の使用、更にそれらが日々繰返されており、極めて衛生上好ましくない。
この使用後の状態は適度な水分、湿気によって雑菌繁殖の好条件下にあり、梅雨時は特に問題となる。
また、家庭内においても家族間で使用済歯ブラシを並立していることから、1人の歯ブラシが汚染されると家族全員のものにも感染することとなった。
そこで、特許文献1の如く、オゾン発生によって使用後の歯ブラシを殺菌するとしているが、水分の残留状態でのオゾンの殺菌効果には些かの疑問が残る。また、長期間使用でのオゾン発生の信頼性にも欠くものである。
更に、特許文献2は、オゾンに頼ることなく電子冷却素子にて冷却乾燥させるものであるが、殺菌剤との整合性等、長期間使用の信頼性にも疑問が残る。
この使用後の状態は適度な水分、湿気によって雑菌繁殖の好条件下にあり、梅雨時は特に問題となる。
また、家庭内においても家族間で使用済歯ブラシを並立していることから、1人の歯ブラシが汚染されると家族全員のものにも感染することとなった。
そこで、特許文献1の如く、オゾン発生によって使用後の歯ブラシを殺菌するとしているが、水分の残留状態でのオゾンの殺菌効果には些かの疑問が残る。また、長期間使用でのオゾン発生の信頼性にも欠くものである。
更に、特許文献2は、オゾンに頼ることなく電子冷却素子にて冷却乾燥させるものであるが、殺菌剤との整合性等、長期間使用の信頼性にも疑問が残る。
上記何れのものも現実性を欠如しており、家庭内において身近なものではない。
特開平6−141927号 実開平6−61139号
本考案は、オゾン発生、更には電子冷却と殺菌剤との整合による歯ブラシの殺菌という現実性を欠如しており、且つ長期間使用の信頼性にも疑問が残ることの課題を解決することとした。
本考案は上記課題を解決するため、歯ブラシを直立収納する器体と、この器体に装備されると共に、歯ブラシのブラシ部が位置する凹溝の内側に空洞部を形成する金属製ボックスと、このボックスの空洞部に収納されると共に、金属製ボックスを介して凹溝に位置したブラシ部を加熱乾燥させるヒーターとで成すことによって速やかに水分、湿気を除去し、もって家庭内でも身近で、且つ長期間に亘り殺菌機能を維持させて使用できる歯ブラシ乾燥器。
(1)請求項1により、金属製ボックス内のヒーターにて該凹溝に位置したブラシ部を加熱乾燥させ、水分、湿気を速やかに除去して雑菌繁殖の環境を整わせず、而もオゾン発生、電子冷却素子による冷却乾燥等のものに比し、極めてシンプルなものとして安価で、且つ長期間に亘り信頼性を維持でき、家庭内でも身近に使用できる。
(2)請求項2により、金属製ボックスの凹溝を複数個として凹凸状に形成し、ヒーターを各凹溝間に亘って位置させたから、家族数に合わせて所要数の歯ブラシを同時に加熱乾燥させることができる。
(3)請求項3により、ボックスはアルミ乃至はアルミ合金製であるから、合成樹脂製に比し熱伝導性が優れ、乾燥が速やかに行われ、且つ熱変形を無い。
(4)請求項4により、ヒーターはタイマースイッチにて加熱時間を制御されるから、適正な過熱乾燥が得られ、もって過度の加熱による危険性が無い。
以下本考案を実施形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は歯ブラシ乾燥器の内部を示す正面図、図2は断面図であって、所要本数の歯ブラシHが器体1に直立収納されている。而してこの器体1は、底板2と歯ブラシHのブラシ部Haの部分を覆う可視性の合成樹脂製上カバー3及び歯ブラシHの握枝Hbが差込み位置する収納部4とより成っており、且つカバー3は収納部4とほぼ同一面となる様にカバー3は開閉自在に装備されている。
図2に開蓋状態3aを示す。
図1は歯ブラシ乾燥器の内部を示す正面図、図2は断面図であって、所要本数の歯ブラシHが器体1に直立収納されている。而してこの器体1は、底板2と歯ブラシHのブラシ部Haの部分を覆う可視性の合成樹脂製上カバー3及び歯ブラシHの握枝Hbが差込み位置する収納部4とより成っており、且つカバー3は収納部4とほぼ同一面となる様にカバー3は開閉自在に装備されている。
図2に開蓋状態3aを示す。
更に歯ブラシHの握枝Hbと対面して中底板5が位置しており、底板2とで空間部6を形成している。
また、歯ブラシHの本数に応じ、ブラシ部Haが位置する凹溝8を有する金属製ボックス7が底板2に固定されている。
この金属製ボックス7は、歯ブラシHの本数に応じた凹溝8を形成するから、凹凸状のボックス7となり、而もその内側には空洞部9を形成して熱伝統率の高いアルミ乃至はアルミ合金製としている。この金属製ボックス7の任意の凸部10には底板2への取付孔11を設けている。
また、歯ブラシHの本数に応じ、ブラシ部Haが位置する凹溝8を有する金属製ボックス7が底板2に固定されている。
この金属製ボックス7は、歯ブラシHの本数に応じた凹溝8を形成するから、凹凸状のボックス7となり、而もその内側には空洞部9を形成して熱伝統率の高いアルミ乃至はアルミ合金製としている。この金属製ボックス7の任意の凸部10には底板2への取付孔11を設けている。
また、金属製ボックス7の空洞部9には各凹溝8間に亘る様、ヒーター12が収納されており、発熱により輻射熱にて金属製ボックス7を加熱する。
勿論、金属製ボックス7とは絶縁空間を形成する。このヒーター12としては、面状に形成されるものが最適であることから、耐熱性合成樹脂、ゴム等にカーボン等の導電性粒子を混合させて形成することが考えられるが、ニクロム線によるものでも、支障はない。
勿論、金属製ボックス7とは絶縁空間を形成する。このヒーター12としては、面状に形成されるものが最適であることから、耐熱性合成樹脂、ゴム等にカーボン等の導電性粒子を混合させて形成することが考えられるが、ニクロム線によるものでも、支障はない。
而して、図2に示す如く、中底板5と底板2とで形成された空間部6には前記ヒーター12の電気部品13を取付ける配線板14が位置し、且つ中底板5に固定されている。この空間部6には外部からの電源コードTが引込まれ、配線板14の電気部品13、接続線Taを介してヒーター12に接続されている。
また、器体1の表面にはタイマースイッチ15が装備されており、電気部品13を介してヒーター12のオン、オフ動作と共に、発熱時間を制御する。
この制御とは、歯ブラシHの乾燥時間で10分程度が最適と考えられる。
尚、歯ブラシHが正規に直立する様に、握枝Hbを保持するホルダー16、17、18を適宜備える。また、底板2には壁面などへの取付孔19が設けられている。
また、器体1の表面にはタイマースイッチ15が装備されており、電気部品13を介してヒーター12のオン、オフ動作と共に、発熱時間を制御する。
この制御とは、歯ブラシHの乾燥時間で10分程度が最適と考えられる。
尚、歯ブラシHが正規に直立する様に、握枝Hbを保持するホルダー16、17、18を適宜備える。また、底板2には壁面などへの取付孔19が設けられている。
次に本考案に係る歯ブラシ乾燥器の使用順序について説明すると、使用済み歯ブラシHを器体1に直立収納すると共に、そのブラシ部Haを金属製ボックス7の凹溝8に位置させる。
この状態において、器体1の表面のタイマースイッチ15をオン操作し、所定時間ヒーター12からの発熱によって金属製ボックス7を加熱して凹溝8に位置する歯ブラシHのブラシ部Haを加熱乾燥させて、水分、湿気を除去して雑菌が繁殖することなく、次回の使用に対応する。
尚、可視性の合成樹脂製上カバー3を閉蓋すれば、加熱乾燥がより効率的となる。
この状態において、器体1の表面のタイマースイッチ15をオン操作し、所定時間ヒーター12からの発熱によって金属製ボックス7を加熱して凹溝8に位置する歯ブラシHのブラシ部Haを加熱乾燥させて、水分、湿気を除去して雑菌が繁殖することなく、次回の使用に対応する。
尚、可視性の合成樹脂製上カバー3を閉蓋すれば、加熱乾燥がより効率的となる。
H 歯ブラシ
Ha ブラシ部
Hb 握枝
1 器体
2 底板
3 合成樹脂製上カバー
4 収納部
5 中底板
6 空間部
7 金属製ボックス
8 凹溝
9 空洞部
12 ヒーター
15 タイマースイッチ
Ha ブラシ部
Hb 握枝
1 器体
2 底板
3 合成樹脂製上カバー
4 収納部
5 中底板
6 空間部
7 金属製ボックス
8 凹溝
9 空洞部
12 ヒーター
15 タイマースイッチ
Claims (4)
- 所要本数の歯ブラシを直立収納する器体と、この器体に装備されると共に、歯ブラシのブラシ部が位置する凹溝を有し、且つ凹溝の内側に空洞部を形成する金属製ボックスと、このボックスの空洞部に収納されると共に、該金属製ボックスを介して凹溝に位置したブラシ部を加熱乾燥させるヒーターとで成したことを特徴とした歯ブラシ乾燥器。
- 金属製ボックスの凹溝を複数個形成して凹凸状とし、該金属製ボックスの空洞部に位置するヒーターを各凹溝間に亘って位置させたことを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ乾燥器。
- 金属製ボックスをアルミ乃至はアルミ合金としたことを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ乾燥器。
- ヒーターを器体の表面に備えられたタイマースイッチにて加熱時間を制御することを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003563U JP3143778U (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 歯ブラシ乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003563U JP3143778U (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 歯ブラシ乾燥器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3143778U true JP3143778U (ja) | 2008-08-07 |
Family
ID=43293677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008003563U Expired - Fee Related JP3143778U (ja) | 2008-04-30 | 2008-04-30 | 歯ブラシ乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3143778U (ja) |
-
2008
- 2008-04-30 JP JP2008003563U patent/JP3143778U/ja not_active Expired - Fee Related
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