JP3143576U - 接着接続部 - Google Patents
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Abstract
【課題】接着部の引張りに対して、強固な抵抗力を発揮する接着接続部を提供する。
【解決手段】棒状パイプ1と受け部材2を嵌合接着する接続部において、棒状パイプ表面11とと受け部材表面21の両者に接着剤3導入用のレ型溝が設けられている。レ型溝は接続部の引き抜き力に抗する方向に垂直面が配されているため、接続部の引き抜き力に対して、硬化した接着剤3の引っ掛かり力が大きな抵抗力となり、強固で信頼性の高い接続部が得られる。
【選択図】図1
【解決手段】棒状パイプ1と受け部材2を嵌合接着する接続部において、棒状パイプ表面11とと受け部材表面21の両者に接着剤3導入用のレ型溝が設けられている。レ型溝は接続部の引き抜き力に抗する方向に垂直面が配されているため、接続部の引き抜き力に対して、硬化した接着剤3の引っ掛かり力が大きな抵抗力となり、強固で信頼性の高い接続部が得られる。
【選択図】図1
Description
本考案は、例えばプラスチック部材の雄雌部の嵌合接続において、引抜きに対する接着抵抗力を強固にするための接着接続部に関するものである。
プラスチック部材の雄雌部を接着剤で嵌合接続する場合、嵌合面に凹凸を形成して表面積を大きくして接着強度を向上させる方法は種々提案されている。
しかしながら、このような差し込みによる接続部の場合、十分な接着効果が得られず、特に、接続部の引張りに対しての抜け抵抗力に高い信頼性が得られないという問題があった。
本考案は、このような従来の実情に鑑みてなされたもので、互いに接着接続しょうとする両部材の雌穴と雄部に接着剤を塗布し、強固な抜け抵抗力を持つ接着接続部を提供せんとするものである。
かかる本考案の具体的な方法は、一方の部材の雌穴に他方の部材の雄部を嵌合させると共に当該嵌合部に接着剤を塗布して接続させる接着接続部において、少なくとも前記雌穴内面または雄部外面のどちらかに、あるいは前記雌穴内面および雄部外面の両方に接着剤導入用のレ型溝を設けるものであり、かつ、レ型溝は接続部の引抜き力に抗する方向に垂直面が配されたものである接着接続部にある。
上記のレ型溝とは、図2に示すように、垂直面41と傾斜面42の2面で囲まれたレ型の溝4の形状である。
上記の接着接続部には、接着剤導入用のレ型溝があるため、接着剤の引っ掛かり面積が増大し、接続部に引抜き力が掛かった時には、大きな抵抗力となり、高い接着信頼性が得られる。
図1は、本考案に係る接着接続部の一実施例を示したものである。図1においては、長尺な棒状パイプ1(雄部)とこれに嵌合して接続する受け部材2(雌穴)が接着材3で固定されている。
この棒状パイプ1(雄部)の嵌合表面11と受け部材2(雌穴)の嵌合表面21には、両者共、図2に示す接着剤導入用のレ型溝4が設けられている。
この棒状パイプ1(雄部)の嵌合表面11と受け部材2(雌穴)の嵌合表面21には、両者共、図2に示す接着剤導入用のレ型溝4が設けられている。
これらの両部材1、2の接続に際しては、先ず、棒状パイプ表面11に接着剤3を塗布し、レ型溝に接着剤3を流し込んでおく。一方、受け部材表面21も同様に接着剤3を塗布し、レ型溝に接着剤3を流し込み、両者を嵌合し、接着剤3が硬化すれば、本考案の目的とする接着接続部が得られる。
この接着接続部では、棒状パイプ1から受け部材2を引抜く力がかかったとき、接続部の引抜き力に抗する方向に棒状パイプ表面11のレ型溝14および受け部材表面22のレ型溝24の垂直面が配されているため、硬化した接着剤の引っ掛かり力が大きな抵抗力となり、強固で信頼性の高いものとなる。
なお、上記実施例では、棒状パイプ(雄部)嵌合表面11と受け部材(雌穴)の嵌合表面21の両者にレ型溝を設置しているが、材料と接着剤との関係により、接着力の弱い部材側にのみ設けることもできる。
また、上記実施例では、棒状パイプ1と受け部材2との接続の場合であったが、本考案はもちろんこれに限定されるものではなく、一般的な2つの部材同士を接着する場合にも適用することができる。
以上の説明から本考案に係る接着接続部によれば、互いに接着接続しょうとする両部材の片方または両方にレ型溝を設けて、接着剤を導入させて硬化させるため、引抜き力に対して、強固な抵抗力を持ち、安定度の高い接続が得られる。
1 棒状パイプ
2 受け部材
3 接着剤
4 レ型溝
11 棒状パイプの表面
21 受け部材の表面
14 棒状パイプ表面に設けたレ型溝
24 受け部材表面に設けたレ型溝
41 レ型溝の垂直面
42 レ型溝の傾斜面
2 受け部材
3 接着剤
4 レ型溝
11 棒状パイプの表面
21 受け部材の表面
14 棒状パイプ表面に設けたレ型溝
24 受け部材表面に設けたレ型溝
41 レ型溝の垂直面
42 レ型溝の傾斜面
Claims (1)
- 一方の部材の雌穴に他方の部材の雄部を嵌合させると共に当該嵌合部に接着剤を塗布して接続させる接着接続部において、少なくとも前記雌穴内面または雄部外面のどちらかに、あるいは前記雌穴内面および雄部外面の両方に接着剤導入用のレ型溝を設けるものであり、かつ、レ型溝は接続部の引抜き力に抗する方向に垂直面が配されたものであることを特徴とする接着接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002404U JP3143576U (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | 接着接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002404U JP3143576U (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | 接着接続部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3143576U true JP3143576U (ja) | 2008-07-31 |
Family
ID=43293495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008002404U Expired - Fee Related JP3143576U (ja) | 2008-03-17 | 2008-03-17 | 接着接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3143576U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020023063A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | キヤノンマシナリー株式会社 | 接合部材および接合部材作成方法 |
-
2008
- 2008-03-17 JP JP2008002404U patent/JP3143576U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020023063A (ja) * | 2018-08-06 | 2020-02-13 | キヤノンマシナリー株式会社 | 接合部材および接合部材作成方法 |
JP7217598B2 (ja) | 2018-08-06 | 2023-02-03 | キヤノンマシナリー株式会社 | 接合部材作成方法 |
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