JP3143466U - 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸 - Google Patents

芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸 Download PDF

Info

Publication number
JP3143466U
JP3143466U JP2008003048U JP2008003048U JP3143466U JP 3143466 U JP3143466 U JP 3143466U JP 2008003048 U JP2008003048 U JP 2008003048U JP 2008003048 U JP2008003048 U JP 2008003048U JP 3143466 U JP3143466 U JP 3143466U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fragrance
decorative cover
shaft
cover
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008003048U
Other languages
English (en)
Inventor
和典 田熊
Original Assignee
和典 田熊
株式会社ミリオンクール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 和典 田熊, 株式会社ミリオンクール filed Critical 和典 田熊
Priority to JP2008003048U priority Critical patent/JP3143466U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143466U publication Critical patent/JP3143466U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

【課題】視覚以外の感覚を通じても楽しむことができる装飾カバーと装飾カバー係止軸を提供する。
【解決手段】装飾カバーは、裏面開口の本体とその裏面開口部を開閉可能な蓋を備え、本体は突起物及び芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材8を収容可能な収容空間を備え、芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材は本体の前記裏面開口部から収容空間内に出し入れ可能である。装飾カバー係止軸は、雌ピンと雄ピンを備え、両ピンは差込孔に差し込む軸とその差し込んだ軸の抜けを防止する鍔を備え、両ピンは互いに係止可能な係止機構を備え、互いに連結された両ピンは差込孔から物品の裏側又は表側に突出して装飾カバーを係止可能である。係止機構をネジ機構とすることもできる。
【選択図】図1

Description

本願考案は、洋服や鞄等のボタン、携帯機器のストラップ等に取付けた突起類の外側に被せて、それらボタンや突起類を装飾するための装飾カバーと、装飾カバー等を被せることのできる装飾カバー係止軸に関するものである。
近年、洋服(衣類)のボタンの上にボタンカバーを被せて、ボタンに変化を持たせ、個性を演出することが行われている。ボタンカバーには人造石、天然石、ビーズ等を貼り付けたり図柄を描いたりしている。
しかし、従来のボタンカバーは主として視覚を通じたお洒落を目的とするものであり、他の五感を通じた個性の演出やお洒落を楽しむことは難しかった。また、装飾性に富んだデザインの装飾カバーがあってもそれを被せるボタンや突起物が無ければ使用できず、有効に利用できなかった。
本願考案は、嗅覚を通じてお洒落を楽しむことができる装飾カバーと、ボタンや突起物が無くても、装飾カバーを装着することのできる装飾カバー係止軸を提供するものである。
本願考案の芳香装飾カバーは、請求項1記載のように、突起物の外側に被せて突起物を装飾する装飾カバーであり、装飾カバーは裏面開口の本体と、本体の裏面開口部を開閉可能な蓋を備え、本体は突起物及び芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材を収容可能な収容空間を備え、芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材は本体の前記裏面開口部から収容空間内に出し入れ可能としたものである。前記芳香装飾カバーの本体又は蓋に、請求項2記載のように、本体の収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材から出る芳香が放出する芳香放出口を設けることもできる。請求項3記載のように収容空間内に芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材を収容したものとすることもできる。請求項4記載のように、収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材をその裏側から押さえる押さえ具を設け、押さえ具は裏蓋と別にするか裏蓋の内側に裏蓋と一体に設けることができる。
本願考案の装飾カバー係止軸は、請求項5記載のように、雌ピンと、それに差し込まれて固定される雄ピンを備え、両ピンは物品に開口された差込孔に差し込む軸と、差込孔に差し込んだ軸の抜けを防止する鍔を備え、雌ピンと雄ピンは、雌ピンに雄ピンを差し込んで互いに係止可能な係止機構を備え、互いに連結された雌ピン又は雄ピンは、前記差込孔から物品の裏側又は表側に突出して装飾カバーを係止可能としたものである。前記装飾カバー係止軸は請求項6記載のように、前記係止機構を雌ネジとその雌ネジにねじ込んで固定可能な雄ネジとしたものである。請求項7記載のように、鍔を装飾形状としたものである。
本願考案の芳香装飾カバーは次の効果がある。
(1)販売時に、収容空間内に芳香剤又は芳香剤含有済みの芳香含有材を収容しておけば、それを購入すればそのまま芳香の出るカバーとして使用できるため、購入後に収容空間に芳香剤又は芳香含有材を収容する面倒が無い。
(2)販売時に、収容空間内に芳香未含有材を収納しておけば、購入者が芳香未含有材に使用者の好みの芳香剤を含浸させて使用することができるため、他人の芳香装飾カバーとの差別化が可能となる。
(3)芳香剤又は芳香含有材だけを新規なものと交換して、芳香装飾カバーはそのまま継続使用可能であり、芳香装飾カバーが一つあれば芳香剤又は芳香含有材を交換して繰り返し使用できるため経済的でもある。
(4)本体又は裏蓋に、本体の収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材から出る芳香放出口があるため、芳香が芳香装飾カバーから外に出やすくなる。
(5)本体の収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材をそれらの裏側から押さえる押さえ具があるので、芳香剤又は芳香含有材が収容空間内で安定し、裏蓋を開いても収容空間から不用意に脱落しない。
(6)押さえ具を裏蓋と別に設ければ、本体の収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材を裏蓋の開閉とは別に押さえることができ、芳香剤又は芳香含有材が蓋の開閉に拘わらず安定し、位置ずれしたり、裏蓋を開いたときに収容空間から落下したりしない。
本願考案の装飾カバー係止軸は次の効果がある。
(1)孔の無いベルト、手帳、鞄等に孔をあけ、その孔に雌ピン及び雄ピンを差し込んで装着すれば、その係止軸に前記芳香装飾カバーを係止することができるので、孔のない所持品に芳香装飾カバーを手軽に装備することができる。
(2)雄ピンと雌ピンの係止機構をねじ構造にすれば、両ピンの係止が確実になり、取外しも容易になる。
(3)雄ピンと雌ピンの鍔を使用者の好みの装飾形状とすることにより、所持品に差込み孔をあけて雄ピン及び雌ピンを取付けるだけで、所持品にアクセサリーを装着することができ、所持品を個性化することもできる。
(芳香装飾カバーの実施形態1)
本願考案の芳香装飾カバーの実施形態の一例を図1〜図4に基づいて説明する。本願考案の芳香装飾カバーは図1のように衣類(洋服)AのボタンBに被せることができるが、他の突起物、例えば、図3に示す鞄のベルトや図示しない携帯品のストラップ等に取り付けた鍔付き治具等Dにも被せることができる。この実施形態では突起物が衣類のボタンBである場合を一例として説明する。
本実施形態の芳香装飾カバー1は、本体2とそれに開閉可能に取り付けられた裏蓋3を備えている。本体2は表面及び裏面が開口している円筒状の周枠4の表面開口部5に、円板状の表板6が接着材により或いは圧入により図1(b)のように固定され、その表板6と周枠4の内側に収容空間7が形成されている。収容空間7内には円板状の芳香剤又は芳香含有材8を収容でき、それらの裏側にそれを押さえる押さえ具9をも収容できるようにしてある。
周枠4の形状は円筒状以外の形状であってもよく、例えばハート形、楕円形、ダイヤ形、スペード形といった所望形状とすることもできる。周枠4の材質はコスト面、耐久性等の面から金属製が適するが、それ以外、例えば、硬質樹脂製、木製等とすることもできる。
表板6には複数の芳香放出口10が設けられている。図1の芳香放出口10は小孔であり、それが表板6の周縁部に開口されているが、芳香放出口10の形状、開口数、開口位置等は任意に選択でき、形状は、例えば、図2(a)のような細長スリット、図2(b)のような切欠き、図2(c)のようなダイヤ形、図示されていない星形、ハート形、図形や文字の形状といった任意形状とすることができる。
表板6は加工面、コスト面から金属製のものが適するが、ガラス製、樹脂製といった各種材質製とすることもできる。いずれの場合も各種着色を施して豊富なカラーバリエーションにすることもできる。
収容空間7は表板6の裏側に、芳香剤又は芳香含有材を収容でき、それらの裏側に押さえ具9を収容でき、更には押さえ具9の裏側に図1(c)に示すようにボタンBを収容できる広さが確保されている。表板6と芳香剤又は芳香含有剤8との間に写真、絵、イラスト等が表示された装飾板を収容可能なスペースを確保しておくこともできる。
図1に示す芳香剤8は、円形の不織布、フェルト、綿、和紙等の素材に芳香剤を含浸させたものであるが、本願考案の芳香剤8は香料を混入したバインダを円板状に成形したものとすることもできる。芳香剤又は芳香含有材8の形状は円板以外であってもよく、収容する周枠4の形状に合せて成形することができる。表板6として透視性のあるものを使用した場合、芳香剤又は芳香含有材8の表面に絵、模様、図柄、写真等を表示しておき、それらが表材6を透視して外から視認できるようにすることもできる。この場合、芳香の放出が阻害されないようにするため前記絵や写真に微小孔を開けておくのが望ましい。また、表板6と芳香剤又は芳香含有材8との間に写真、絵、イラスト等が表示された装飾板を収容した場合も、装飾板に微少孔をあけて芳香の放出が阻害されないようするのがよい。
押さえ具9は周枠4の内側に圧入できる直径の円板状であり、周縁の三箇所から裏側に係止突起11が突設されている。押さえ具9は芳香剤又は芳香含有材8の裏側から本体2の周枠4内に圧入すると係止突起11が周枠4の周縁内面に圧接して周枠4から不用意に外れず、係止突起11を摘んで引き出すと周枠4から外れるようにしてある。
押さえ具9は図4のように裏蓋3に設けることもできる。この場合、押さえ具9は円形のリング状にし、その押さえ具9を裏蓋3の内面から突設した脚部12の上に取付けて、収容空間7内に収容された芳香剤又は芳香含有材8を表板6の裏面に押し付けることができるようにしてもよい。
裏蓋3はほぼ円板状であり、外周縁に連結片13が形成されており、その連結片13が本体2の周枠4に開口されている連結孔14(図1)に差し込まれて、図1(a)の矢印X−Y方向に回動可能に周枠4に連結されている。裏蓋3を本体2に開閉可能に連結した場合は開いたときに紛失する虞がない。裏蓋3は本体2と連結することなく別体にすることもできる。
裏蓋3の中心部には図1(d)に示すボタンBの止め糸Cや、(b)に示す係止軸Fなどに係止可能な係止部16が設けられている。係止部16はガイド溝16aと保持孔16bを備え、ガイド溝16aは前記止め糸Cや係止軸F等が通過できる幅の細長であり、その先端部が裏蓋3の外周縁に開口して、その開口部16cから前記止め糸Cや係止軸F等を出し入れできるようにしてある。保持孔16bは裏蓋3の中心部に円形に開口されており、ガイド溝16a内を通過した止め糸Cや係止軸Fが進入できるようにガイド溝16aと連通させてあり、ボタンBや係止軸Fの径より小さな孔径にして、ボタンBや係止軸Fが係止して抜けないようにしてある。
裏蓋3には二本のスリット15が保持孔16bに連通して開口されている。このスリット15は裏蓋3に径方向への伸縮性を付与して、裏蓋3を外から中心側に押すと裏蓋3の径が縮小し、押しを解除すると径が復元できるようにするためのものである。
裏蓋3の保持孔16bの両外側周縁部には押し込み片17が立ち上げられている。この押し込み片17はその立ち上がりの根元側を多少外側に膨出させ、先端側を内側に湾曲させて肉厚方向にバネ特性を持たせてある。
裏蓋3の二箇所には掛け部18が形成されている。掛け部18は指先や爪を係止できる程度の大きさであり、図1(b)のように多少上向きに湾曲させて、図1(c)のように裏蓋3をボタンBの止め糸Cにセットしても衣料(洋服)Aに突き刺さらないようにしてある。掛け部18の数は一でも二以上でもよく、その大きさ形状も図示した以外の大きさや形状であってもよく、形成箇所も裏蓋3の他の箇所であってもよく、場合によっては押さえ具9に設けることもできる。押さえ具9に設ける場合は、押さえ具9を本体2の収容空間7内に押し込んだ状態で、本体2の周枠4の裏面開口部5から外側に突出して、指先や爪先等を掛けることができるようにする。掛け部18を設けることで本体2からの裏蓋3又は押さえ具9の取外しが容易になり、収容空間7への芳香剤又は芳香含有材8の入れ替えも容易になる。掛け部18は必要がない場合は設けなくてもよい。
(使用例1)
本願考案の芳香装飾カバーの使用の一例を以下に示す。
(1)芳香剤又は芳香剤含有済みの芳香含有材8を、本体2の表板6の裏側に配置する。
(2)前記芳香剤又は芳香含有材8の裏側から押さえ具9を本体2の周枠4内に圧入し、押さえ具9の係止突起11を周枠4の内壁の係止部に係止して、芳香剤又は芳香含有材8を収容空間7内に保持する。
(3)裏蓋3のガイド溝16aをボタンBの止め糸C(図1(a))に沿って押し込んで、止め糸Cを保持孔16b内にガイド(導入)する。
(4)前記状態で、本体2を裏蓋3の上に被せて、収容空間7内の押さえ具9の裏側にボタンBを収容し、ボタンカバーとする。
(5)図1(c)のようにボタンBに被せてある芳香装飾カバーを、ボタンBから取外すときは、本体2及び裏蓋3を引いて裏蓋3の保持孔16b内の止め糸Cをガイド溝16aを通過させて引き抜く。
(6)収容空間7内の芳香剤又は芳香含有材8を入れ替えるときは、裏蓋3を開き、押さえ具9を取外してから、使用済みの芳香剤又は芳香含有材を取外して、新しい芳香剤又は芳香含有材8に入れ替える。この場合の芳香含有材は芳香剤含浸済みのものであってもよく、未含浸のものであってもよい。裏蓋3を開くときは図1(c)の状態で掛け部18に指先を掛けて外側(図1(b)の矢印方向)に押すと押し込み片17が本体2から外れて裏蓋3が開く。
(7)新しい芳香剤又は芳香含有材8の裏側から本体2の周枠4内に押さえ具9を圧入して芳香剤又は芳香含浸材8が不用意に落下しないようにする。
(芳香装飾カバーの実施形態2)
本願考案の芳香装飾カバーの第2の実施形態を図5に基づいて説明する。この実施形態は基本的には実施形態1と同様であり、異なるのは本体2の周枠4と表板6とが一体成型されていることである。この場合も、周枠4及び表板6の材質は金属に限らず樹脂等であってもよい。
(芳香装飾カバーの実施形態3)
本願考案の芳香装飾カバーの第3の実施形態として、表板6を透視性のある素材でレンズ状に成形して、表板6の外側からその内側を拡大透視することができるようにすることもできる。
(装飾カバー係止軸の実施形態1)
本願考案の装飾カバー係止軸の実施形態の一例を図6に基づいて説明する。図示した装飾カバー係止軸50は図1(b)に示す止め糸Cの代りに使用して、図1に示す芳香装飾カバーを取り付けることができるようにしたものであり、雌ピン51と雄ピン52を一組としてある。両ピンには互いに連結離脱可能な係止機構が形成されている。図6の係止機構はネジであり、雌ピン51の雌軸53の内周面に雌ネジ54が形成され、雄軸55の軸外周面に前記雌ネジ54にねじ込み可能な雄ネジ56が形成されている。雌軸53、雄軸54の一端には鍔57、58が取り付けられている。
前記係止機構はネジ以外であってもよく、例えば、雄軸55を雌軸53内に圧入すると抜けなくなり、雄軸55を圧入力以上の力で引くと抜けるようにした圧入式とか、雌軸53内に雄軸55を差し込んでから雄軸55又は雌軸53を回転させると互いに係止して抜けなくなり、雄軸55又は雌軸53を逆回転させると雄軸55を雌軸53から抜くことができるようにしたワンタッチ式等とすることもできる。これら係止機構の場合は雌軸53と雄軸55の係止又は取り外しにそれらを回転させる必要がないため、雌軸53、雄軸55は円筒状ではなく、三角、四角といった角筒状であってもよい。雌軸53、雄軸55の太さや長さは用途に応じて選択することができる。
図6に示す鍔57、58は円板状であり、その径は前記雌軸53の外側に取り付ける装飾ケース(例えば図1(a)の芳香装飾ケース1)の保持孔(図1(a)の16b)から抜け落ちない大きさのサイズとする必要がある。
(装飾カバー係止軸の使用例)
本願考案の装飾カバー係止軸50の使用例を図7に基づいて説明する。この使用例は図7(a)のように、手帳60の表紙61のコーナーに差込み孔62を開け、その差込み孔62に本願考案の装飾カバー係止軸50の雌ピン51を図7(b)のように差込み、その雌ピン51の雌軸53に雄ピン52の雄軸55をねじ込んで両軸53、55を連結し、その雌軸53の外周に図1(a)に示す装飾カバー1を図7(b)(c)のように装着した例である。
図7(a)の差込み孔62の内径は雌軸53の外径よりも大きくして、雌軸53が差込み孔62に緩く差し込まれて差込み孔62内でその貫通方向にスライドできるようにしてある。また、差込み孔62の内径は両ピン51、52の鍔57、58の外径よりも小さくして、互いに連結された両ピンが差込み孔62から抜けないようにしてある。差込み孔62にはカシメ金具を取り付けておき、そのカシメ金具の孔に雌ピン51を差込むこともできる。
図7(b)のように手帳60に取り付けた装飾カバー係止軸50に図1(a)の装飾カバー1を取り付けるには次のようにする。
(1)装飾カバー1の裏蓋3のガイド溝16aを装飾カバー係止軸50の雌軸53に沿って押し込んで(ガイドして)、雌軸53を裏蓋3の保持孔16b内に導入する。
(2)前記状態で装飾カバー1の本体2を裏蓋3の上に被せて、本体2の収容空間7内に装飾カバー係止軸50の鍔58(又は57)を収容して、図7(c)のように装飾カバー1を鍔58(又は57)の外側に被せる。
(3)図7(c)のように鍔58(又は57)に被せてある装飾カバー1を、装飾カバー係止軸50から取外すには、装飾カバー1の本体2及び裏蓋3を引いて、裏蓋3の保持孔16bを装飾カバー係止軸50の雌軸53から外し、そのまま引いて裏蓋3のガイド溝16aをも雌軸53から外して引き抜く。
本願考案の装飾カバー係止軸50は手帳60以外のもの、例えば、鞄、携帯電話のストラップ、バインダーファイル、ノート、ベルト、帽子等様々なものに開けた差込み孔62に差込んで使用することもできる。装飾カバー係止軸50は鍔57、58を図8(a)〜(d)に示すようにハート形、星形、野菜の形状、花の形状、動物の形状といった形状をはじめとして、その他の所望形状にするとことができる。鍔57、58の表面に立体的な装飾を施すこともできる。これら装飾形状、立体形状にした場合は、鍔57、58に図1(a)に示すような装飾カバー1を被せなくとも、鍔57、58の形状や装飾そのものを装飾や所有の目印としたりすることもできる。この使用例は本願考案の装飾カバー係止軸50の使用例の一つであって、他の使用方法もある。
本願考案の芳香装飾カバーは各種分野、例えば、身廻り品、身飾り品、室内装飾品、インテリア製品等の装飾用としての利用も可能であり、既存の又は新設の突起物に被せて使用することができる。突起物を新たに設ける必要がある場合は、本願考案の前記装飾カバー係止軸を利用することができる。
(a)は本願考案の芳香装飾カバーの一例を示す分解説明図、(b)は本体を閉じた状態の断面図、(c)は芳香装飾カバーをボタンに装着した状態の斜視図、(d)は衣類へのボタン取付け状態の側面図。 (a)〜(c)は本願考案の芳香装飾カバーにおける表板に開口した芳香放出口の異なる例を示す平面図。 (a)は本願考案の芳香装飾カバーをベルトに取り付けた突起物に被せる場合の説明図、(b)は(a)の突起物取り付け部分の側面図。 (a)本願考案の芳香装飾カバーの他例を示す分解図、(b)は(a)の芳香装飾カバーの本体を裏蓋に閉じた状態の断面説明図。 本願考案の芳香装飾カバーの表板と周枠を一体成形した例の分解図、(b)は(a)の芳香装飾カバーの本体を裏蓋に閉じた状態の断面説明図。 (a)は本願考案の装飾カバー係止軸の一例を示す分解説明図、(b)は(a)の雄ピンと雌ピンの結合状態を示す斜視図。 本願考案の装飾カバー係止軸の使用例を示す説明図であって、(a)は差込み孔を設けた手帳の斜視図、(b)は(a)の差込孔に装飾カバー係止軸を取付けた状態の断面図、(c)は差込孔に取付けた装飾カバー係止軸に装飾カバーを取付けた状態の斜視説明図。 (a)〜(d)は本願考案の鍔の各種形状例を示す説明図。
符号の説明
1 芳香装飾カバー
2 本体
3 裏蓋
4 周枠
5 開口部
6 表板
7 収容空間
8 芳香剤又は芳香含有材
9 押さえ具
10 芳香放出口
11 係止突起
12 脚部
13 連結片
14 連結孔
15 スリット
16 係止部
16a ガイド溝
16b 保持孔
16c 開口部
17 押し込み片
18 掛け部
50 装飾カバー係止軸
51 雌ピン
52 雄ピン
53 雌軸
54 雌ネジ
55 雄軸
56 雄ネジ
57、58 鍔
60 手帳
61 表紙
62 差込み孔
A 衣料(洋服)
B ボタン
C 止め糸
D 鍔付き治具
F 係止軸

Claims (7)

  1. 突起物の外側に被せて突起物を装飾する装飾カバーにおいて、
    装飾カバーは裏面開口の本体と、本体の裏面開口部を開閉可能な蓋を備え、
    本体は突起物及び芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材を収容可能な収容空間を備え、
    芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材は本体の前記裏面開口部から収容空間内に出し入れ可能であることを特徴とする芳香装飾カバー。
  2. 請求項1記載の芳香装飾カバーにおいて、本体又は蓋に、本体の収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材から出る芳香を放出する芳香放出口が設けられたことを特徴とする芳香装飾カバー。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の芳香装飾カバーにおいて、収容空間内に芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材が収容されたことを特徴とする芳香装飾カバー。
  4. 請求項1又は請求項3のいずれかに記載の芳香装飾カバーにおいて、
    収容空間内に収容された芳香剤又は芳香含有材又は芳香未含有材をその裏側から押さえる押さえ具を備え、
    押さえ具は蓋と別であるか又は蓋の内側に蓋と一体に設けられたことを特徴とする芳香装飾カバー。
  5. 雌ピンと、それに差し込まれて固定される雄ピンを備え、
    両ピンは物品に開口された差込孔に差し込む軸と、差込孔に差し込んだ軸の抜けを防止する鍔を備え、
    雌ピンと雄ピンは、雌ピンに雄ピンを差し込んで互いに係止可能な係止機構を備え、
    互いに連結された雌ピン又は雄ピンは、前記差込孔から物品の裏側又は表側に突出して装飾カバーを係止可能であることを特徴とする装飾カバー係止軸。
  6. 請求項5記載の装飾カバー係止軸において、係止機構が雌ネジとその雌ネジにねじ込んで固定可能な雄ネジであることを特徴とする装飾カバー係止軸。
  7. 請求項5又は請求項6のいずれかに記載の装飾カバー係止軸において、鍔が装飾形状であることを特徴とする装飾カバー係止軸。
JP2008003048U 2008-05-13 2008-05-13 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸 Expired - Fee Related JP3143466U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003048U JP3143466U (ja) 2008-05-13 2008-05-13 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008003048U JP3143466U (ja) 2008-05-13 2008-05-13 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3143466U true JP3143466U (ja) 2008-07-24

Family

ID=43293399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008003048U Expired - Fee Related JP3143466U (ja) 2008-05-13 2008-05-13 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143466U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6161224A (en) Removable applique apparatus
US7856697B2 (en) Button with removable face
US20110000052A1 (en) Elasticized Button Cover for Children
US20070124901A1 (en) Zipper Pull Latch for Hanging Object
JPH0956430A (ja) 指輪収納用装飾具
CN101646368A (zh) 盥洗包
EP1988796B1 (en) Detachable receptacle
JP3170604U (ja) 携帯端末用装飾品
JP6587053B2 (ja) 香り発生装置
JP3143466U (ja) 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸
KR101785973B1 (ko) 팬던트 기능을 겸한 단추커버
JP2009268846A (ja) 芳香装飾カバーと装飾カバー係止軸
JP3141848U (ja) 装飾カバー
US20190298025A1 (en) Handbag customization and personalization using interchangeable and/or removable components
KR20160057110A (ko) 발향 액세서리
JP2009207842A (ja) 装飾カバー
US11013309B2 (en) Floral apparatus and method of assembling the same
KR20180035558A (ko) 장식부재 탈부착 구조를 갖는 핸드백
US7013540B2 (en) Rotating pin clasp apparatus
KR200183230Y1 (ko) 열쇠고리용 장식구
JP3113218U (ja) ペンダント
KR200453727Y1 (ko) 장신구 탈착 부재
KR200486701Y1 (ko) 단추에 거는 형태로 의류에 사용하기 위한 장식물
JP2005334093A (ja) 装飾具および装飾具セット
JP3239328U (ja) キーホルダー

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees