JP3143403B2 - ペット用ガム - Google Patents
ペット用ガムInfo
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K15/00—Devices for taming animals, e.g. nose-rings or hobbles; Devices for overturning animals in general; Training or exercising equipment; Covering boxes
- A01K15/02—Training or exercising equipment, e.g. mazes or labyrinths for animals ; Electric shock devices ; Toys specially adapted for animals
- A01K15/025—Toys specially adapted for animals
- A01K15/026—Chewable toys, e.g. for dental care of pets
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペット例えば犬が
噛んで遊ぶ玩具即ちペット用ガムに関するものである。
噛んで遊ぶ玩具即ちペット用ガムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペット用ガムには、綿製紐を略球
状に巻き、外周面の左右対象位置に環状部を形成したも
の、或いは綿製紐を太い綱状にしてその両端部に結び目
を作ったものや木製のボーン型のものがある。なお、合
成樹脂によりペット用ガムを製造することも考えられる
が、ペットが食べてしまい、害を及ぼす恐れがある。
状に巻き、外周面の左右対象位置に環状部を形成したも
の、或いは綿製紐を太い綱状にしてその両端部に結び目
を作ったものや木製のボーン型のものがある。なお、合
成樹脂によりペット用ガムを製造することも考えられる
が、ペットが食べてしまい、害を及ぼす恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の綿或
いは木製ペット用ガムは、ペットの喰いつきが良くない
うえ、ペットの鋭い歯で噛むので、短期間で損傷し耐久
性に乏しいという難点がある。本発明は、上述のような
実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、適度の弾力(かたさ)を有しかつペットの喰いつき
が良く、食べても無害でしかも水洗いの容易な、耐久性
の大なる健康的なペット用ガムを提供するにある。
いは木製ペット用ガムは、ペットの喰いつきが良くない
うえ、ペットの鋭い歯で噛むので、短期間で損傷し耐久
性に乏しいという難点がある。本発明は、上述のような
実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、適度の弾力(かたさ)を有しかつペットの喰いつき
が良く、食べても無害でしかも水洗いの容易な、耐久性
の大なる健康的なペット用ガムを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、ペットが喰いつくガム本体を、ウリ科のつる性植
物の果実を乾燥させた天然繊維により構成したものであ
る(請求項1)。前記ガム本体を構成する植物たとえば
ヘチマの果実は、円柱状を呈し果肉内に強靱な繊維組織
が網目状となっている。この果実を乾燥させて外皮、種
子及び果肉を取り除いた略円柱状のものが、ヘチマの天
然繊維(以下乾燥ヘチマという)であり、長手方向に3
つ又は4つの貫通孔が形成されている。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、ペットが喰いつくガム本体を、ウリ科のつる性植
物の果実を乾燥させた天然繊維により構成したものであ
る(請求項1)。前記ガム本体を構成する植物たとえば
ヘチマの果実は、円柱状を呈し果肉内に強靱な繊維組織
が網目状となっている。この果実を乾燥させて外皮、種
子及び果肉を取り除いた略円柱状のものが、ヘチマの天
然繊維(以下乾燥ヘチマという)であり、長手方向に3
つ又は4つの貫通孔が形成されている。
【0005】したがって、前記ガム本体に犬等のペット
が喰いつくと、乾燥ヘチマの繊維間に歯がくい込んで、
歯垢や歯石がとれ、ペットがガム本体を離すと、乾燥ヘ
チマの弾力によって繊維が元の網目状に戻る。このよう
に、乾燥ヘチマの適度な弾力により歯茎が丈夫になり、
天然繊維であるからペットが噛んで食べることがあって
も無害であり、汚れても簡単に水洗いでき、清潔でかつ
健康的である。
が喰いつくと、乾燥ヘチマの繊維間に歯がくい込んで、
歯垢や歯石がとれ、ペットがガム本体を離すと、乾燥ヘ
チマの弾力によって繊維が元の網目状に戻る。このよう
に、乾燥ヘチマの適度な弾力により歯茎が丈夫になり、
天然繊維であるからペットが噛んで食べることがあって
も無害であり、汚れても簡単に水洗いでき、清潔でかつ
健康的である。
【0006】なお、本発明における前記天然繊維は、前
記ヘチマ以外のこれに類似する植物で、上記ヘチマの機
能と同等又はこれに近いものであれば採用できる。ま
た、前記ガム本体内部にペットの好む香料例えば油性香
料を注入することができ(請求項2,3)、香料として
キャラメル又はチョコレートのような甘い香りの油性香
料(食用)を注入すると、香料が乾燥ヘチマの網目状繊
維間全体に拡がり、長期間にわたって香りを発散させ、
油性であるから水洗いしても脱落することはない。しか
も食用油性香料であるから、ペットに無害である。
記ヘチマ以外のこれに類似する植物で、上記ヘチマの機
能と同等又はこれに近いものであれば採用できる。ま
た、前記ガム本体内部にペットの好む香料例えば油性香
料を注入することができ(請求項2,3)、香料として
キャラメル又はチョコレートのような甘い香りの油性香
料(食用)を注入すると、香料が乾燥ヘチマの網目状繊
維間全体に拡がり、長期間にわたって香りを発散させ、
油性であるから水洗いしても脱落することはない。しか
も食用油性香料であるから、ペットに無害である。
【0007】そして、前記ガム本体の両端部を、たこ糸
やひもで縛ってボーン型(棒状骨型)とすることによ
り、ペットの好奇心を高め、喰いつき易く、よく遊ぶよ
うになる(請求項4)。さらに、前記ガム本体が備える
3〜4つの貫通孔に、ロープ(例えば植物繊維製(綿な
ど)ロープ)を挿通することができる(請求項5)。こ
の場合、乾燥ヘチマの貫通孔は、比較的大きいので、太
いロープを挿通でき、ロープの両端に結び目を作ること
により、ロープが抜け出さず、手でロープ端を持ってペ
ットの顔前でぶらぶら振って、ペットに興味をもたせる
ことができる。
やひもで縛ってボーン型(棒状骨型)とすることによ
り、ペットの好奇心を高め、喰いつき易く、よく遊ぶよ
うになる(請求項4)。さらに、前記ガム本体が備える
3〜4つの貫通孔に、ロープ(例えば植物繊維製(綿な
ど)ロープ)を挿通することができる(請求項5)。こ
の場合、乾燥ヘチマの貫通孔は、比較的大きいので、太
いロープを挿通でき、ロープの両端に結び目を作ること
により、ロープが抜け出さず、手でロープ端を持ってペ
ットの顔前でぶらぶら振って、ペットに興味をもたせる
ことができる。
【0008】そしてまた、ガム本体に挿通したロープの
両端を接続して輪状とすることができる(請求項6)。
この場合、ガム本体内にロープ連結部を嵌め入れ、ガム
本体の両端部を糸(たこ糸)やロープで縛ることによ
り、ロープがガム本体に強く固定されてガム本体に対し
てずれなくなる。このように、ロープを輪状とすること
により、ペット飼育者(又は愛好者)がロープを持った
ままペットに喰いつかせ、ペットと引張り合ってペット
と一緒に遊んでやることもできる。
両端を接続して輪状とすることができる(請求項6)。
この場合、ガム本体内にロープ連結部を嵌め入れ、ガム
本体の両端部を糸(たこ糸)やロープで縛ることによ
り、ロープがガム本体に強く固定されてガム本体に対し
てずれなくなる。このように、ロープを輪状とすること
により、ペット飼育者(又は愛好者)がロープを持った
ままペットに喰いつかせ、ペットと引張り合ってペット
と一緒に遊んでやることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜図3は、本発明の第一の実施
形態を示し、ペット用ガム1は、乾燥ヘチマからなるガ
ム本体2と、ガム本体2の長手方向に延びる貫通孔3に
挿通して輪状としたホワイト綿ロープ4と、ガム本体2
の両端部を縛ったたこ糸5とにより構成されている。
に基づき説明する。図1〜図3は、本発明の第一の実施
形態を示し、ペット用ガム1は、乾燥ヘチマからなるガ
ム本体2と、ガム本体2の長手方向に延びる貫通孔3に
挿通して輪状としたホワイト綿ロープ4と、ガム本体2
の両端部を縛ったたこ糸5とにより構成されている。
【0010】ガム本体2である乾燥ヘチマは、ウリ科の
ヘチマ属の一種であるつる性植物の円柱状果実を、乾燥
させて外皮、種子及び果肉を取り去った残りの網目状繊
維組織をもった強靱な天然繊維であり、長手方向に比較
的大きい3つ又は4つの貫通孔3を備えている。次に、
ペット用ガム1を製造する場合について、図4〜図6を
参照して説明する。
ヘチマ属の一種であるつる性植物の円柱状果実を、乾燥
させて外皮、種子及び果肉を取り去った残りの網目状繊
維組織をもった強靱な天然繊維であり、長手方向に比較
的大きい3つ又は4つの貫通孔3を備えている。次に、
ペット用ガム1を製造する場合について、図4〜図6を
参照して説明する。
【0011】まず、乾燥ヘチマを所望の長さに切ったガ
ム本体2を、水で濡らして柔らかくし、該ガム本体2の
貫通孔3に所要の寸法に切断したロープ4を挿通する
(図4参照)。このように、ガム本体2を水で濡らすこ
とにより、ヘチマ本来の柔軟性が戻り、貫通孔3にロー
プ4を通し易くなり、作業能率が高まる。そこで、ロー
プ4の両端面4Aは、図5(a)にも示すように、接合
し易くするために平らにカットし、この端面4Aに接着
剤6を塗布して図5(b)に示すようにロープ端を相互
に接着し、ロープ4を輪状にする。
ム本体2を、水で濡らして柔らかくし、該ガム本体2の
貫通孔3に所要の寸法に切断したロープ4を挿通する
(図4参照)。このように、ガム本体2を水で濡らすこ
とにより、ヘチマ本来の柔軟性が戻り、貫通孔3にロー
プ4を通し易くなり、作業能率が高まる。そこで、ロー
プ4の両端面4Aは、図5(a)にも示すように、接合
し易くするために平らにカットし、この端面4Aに接着
剤6を塗布して図5(b)に示すようにロープ端を相互
に接着し、ロープ4を輪状にする。
【0012】次に、図5(c)に示すように、ロープ端
接合部に布地7を巻き付け、この布地7の上から糸8で
何回か縫い合わせて(図6参照)、強力な接合部9と
し、ロープ4をその長手方向に移動させ、前記接合部9
をガム本体2の長手方向中間部分に位置させた後、たこ
糸5を水で濡らして柔らかくなっているガム本体2の両
端部を、その径方向に複数回縫い通してから外周に複数
回巻き付けて硬く縛り、更にたこ糸5の巻回終端をガム
本体2の径方向に縫い通し、たこ糸5の両端を結び合わ
せる。
接合部に布地7を巻き付け、この布地7の上から糸8で
何回か縫い合わせて(図6参照)、強力な接合部9と
し、ロープ4をその長手方向に移動させ、前記接合部9
をガム本体2の長手方向中間部分に位置させた後、たこ
糸5を水で濡らして柔らかくなっているガム本体2の両
端部を、その径方向に複数回縫い通してから外周に複数
回巻き付けて硬く縛り、更にたこ糸5の巻回終端をガム
本体2の径方向に縫い通し、たこ糸5の両端を結び合わ
せる。
【0013】なお、たこ糸5の結び目5Aから端までの
長さを1cm位として、切り揃える。このように、ガム
本体2を水で濡らして柔らかくなった状態で作業する
と、作業がし易いうえ、図1に示す形状に整えるのが容
易であり、作業性が向上する。そして、ガム本体2内
に、食物として使用されているキャラメルやチョコレー
トの甘い香り(特に犬が好む)のする油性香料を注射器
により注入して、ペットの好奇心を高め、良く喰いつく
ようにする。この油性香料は、ガム本体2内に注入する
と、網目状繊維の空洞内全体に広がり、ガム本体2の全
表面から甘い香りを放つ。なお、この香料は、食物に使
用されるものであるから、ペットに無害であり、油性で
あることからペット用ガム1を水洗いしても脱落するこ
となく、長期間にわたって香りを放つことができる。
長さを1cm位として、切り揃える。このように、ガム
本体2を水で濡らして柔らかくなった状態で作業する
と、作業がし易いうえ、図1に示す形状に整えるのが容
易であり、作業性が向上する。そして、ガム本体2内
に、食物として使用されているキャラメルやチョコレー
トの甘い香り(特に犬が好む)のする油性香料を注射器
により注入して、ペットの好奇心を高め、良く喰いつく
ようにする。この油性香料は、ガム本体2内に注入する
と、網目状繊維の空洞内全体に広がり、ガム本体2の全
表面から甘い香りを放つ。なお、この香料は、食物に使
用されるものであるから、ペットに無害であり、油性で
あることからペット用ガム1を水洗いしても脱落するこ
となく、長期間にわたって香りを放つことができる。
【0014】上記第一実施形態において、ガム本体2が
天然繊維の乾燥ヘチマであるから、ペットが非常に喰い
つき易く、適度な弾力(硬さと復元力)があるので、ペ
ットが喰いつくと、ペットの歯がガム本体2の網目状繊
維間即ち空洞にくい込み、歯垢や歯石が脱落し、歯茎を
丈夫にするなど、至極健康的である。さらに、ガム本体
2は、天然繊維であるから、ペットが噛んで食べること
があっても無害であり、心配無用である。
天然繊維の乾燥ヘチマであるから、ペットが非常に喰い
つき易く、適度な弾力(硬さと復元力)があるので、ペ
ットが喰いつくと、ペットの歯がガム本体2の網目状繊
維間即ち空洞にくい込み、歯垢や歯石が脱落し、歯茎を
丈夫にするなど、至極健康的である。さらに、ガム本体
2は、天然繊維であるから、ペットが噛んで食べること
があっても無害であり、心配無用である。
【0015】しかも、ガム本体2が汚れた場合、水洗い
によって簡単に汚れを落とし、清潔にすることができ
る。また、輪状ロープ4が付いているので、ペット飼育
者或いは愛好者が手で持ち易く、ペットの顔前でぶらぶ
ら振って香りを嗅がせ、興味をもたせるのに好適であ
り、ガム本体2をペットに喰いつかせて、ロープ4を引
張り合うなどして、一緒に楽しく遊ばせることができ
る。そして、ガム本体2はそれ自体が貫通孔3を備えて
いるのでロープ4を通し易い。
によって簡単に汚れを落とし、清潔にすることができ
る。また、輪状ロープ4が付いているので、ペット飼育
者或いは愛好者が手で持ち易く、ペットの顔前でぶらぶ
ら振って香りを嗅がせ、興味をもたせるのに好適であ
り、ガム本体2をペットに喰いつかせて、ロープ4を引
張り合うなどして、一緒に楽しく遊ばせることができ
る。そして、ガム本体2はそれ自体が貫通孔3を備えて
いるのでロープ4を通し易い。
【0016】なお、ガム本体2は、ペットの好む色(例
えばピンク)に、人畜無害の染料により着色することが
できる。図7は、本発明の第二の実施形態を示し、ペッ
ト用ガム11は、ガム本体2と、ガム本体2の各貫通孔
3に挿通した3本のロープ14とからなり、ロープ14
の両端部をガム本体2の長手方向両端の外側で一緒に結
び、両結び目14Aの両端をほぐしてある。なおガム本
体2及びロープ14は、第一実施形態と同じ素材から成
っており、ガム本体2内には、前述の油性香料が注射器
により注入されている。
えばピンク)に、人畜無害の染料により着色することが
できる。図7は、本発明の第二の実施形態を示し、ペッ
ト用ガム11は、ガム本体2と、ガム本体2の各貫通孔
3に挿通した3本のロープ14とからなり、ロープ14
の両端部をガム本体2の長手方向両端の外側で一緒に結
び、両結び目14Aの両端をほぐしてある。なおガム本
体2及びロープ14は、第一実施形態と同じ素材から成
っており、ガム本体2内には、前述の油性香料が注射器
により注入されている。
【0017】このペット用ガム11を製造する場合、ま
ず、乾燥ヘチマを所望の長さに切断しかつ水で濡らして
柔らかくしたガム本体2の各貫通孔3に、3本のロープ
14を挿通するにあたって、各ロープ14の一端に図8
aに示すように針金10をロープ14の径方向に通して
二ツ折状にして結び、この針金10を案内として前記ガ
ム本体2の孔3にロープ14を挿通する。
ず、乾燥ヘチマを所望の長さに切断しかつ水で濡らして
柔らかくしたガム本体2の各貫通孔3に、3本のロープ
14を挿通するにあたって、各ロープ14の一端に図8
aに示すように針金10をロープ14の径方向に通して
二ツ折状にして結び、この針金10を案内として前記ガ
ム本体2の孔3にロープ14を挿通する。
【0018】続いて、各ロープ14を相互に揃えてねじ
り合わせて束ね、図8bに示すように、ロープ14を結
び易くした後、図8cのように、束ねた3本のロープ1
4をガム本体2の両端に可及的に近づけて硬く結んで、
各ロープ14端をほぐして切り揃える。次に、前記ガム
本体2が半乾き状態になった時、ガム本体2の両端を、
図8aに示しているように、手で軽く絞るようにして、
ガム本体2の形を整えることにより、図7に示すペット
用ガム11が得られる。
り合わせて束ね、図8bに示すように、ロープ14を結
び易くした後、図8cのように、束ねた3本のロープ1
4をガム本体2の両端に可及的に近づけて硬く結んで、
各ロープ14端をほぐして切り揃える。次に、前記ガム
本体2が半乾き状態になった時、ガム本体2の両端を、
図8aに示しているように、手で軽く絞るようにして、
ガム本体2の形を整えることにより、図7に示すペット
用ガム11が得られる。
【0019】第二実施形態においては、ロープ14の結
び目14Aがあるために、ガム本体2がロープ14から
抜け出す恐れはない。第二実施形態によれば、ロープ1
4外端を手で持てるので、取扱い易く、第一実施形態と
同様の効果を期待することができる。なお、第二実施形
態においても、ガム本体2を人畜に無害な染料により、
ペットの好む色(例えば犬が好むピンク)に着色するこ
とができる。
び目14Aがあるために、ガム本体2がロープ14から
抜け出す恐れはない。第二実施形態によれば、ロープ1
4外端を手で持てるので、取扱い易く、第一実施形態と
同様の効果を期待することができる。なお、第二実施形
態においても、ガム本体2を人畜に無害な染料により、
ペットの好む色(例えば犬が好むピンク)に着色するこ
とができる。
【0020】図9,図10は、本発明の第三の実施形態
を示し、ペット用ガム21は、乾燥ヘチマからなるガム
本体2と、固縛用たこ糸5とにより、ボーン(棒状骨)
型に形成されたものであり、ガム本体2がペットの好む
色(例えばピンク)に着色され、内部に油性香料(例え
ばキャラメル又はチョコレートの甘い香りのする香料)
を注射器により注入してある。
を示し、ペット用ガム21は、乾燥ヘチマからなるガム
本体2と、固縛用たこ糸5とにより、ボーン(棒状骨)
型に形成されたものであり、ガム本体2がペットの好む
色(例えばピンク)に着色され、内部に油性香料(例え
ばキャラメル又はチョコレートの甘い香りのする香料)
を注射器により注入してある。
【0021】このペット用ガム2の製造に際しても、乾
燥ヘチマを所望の長さに切断したガム本体2を、水で濡
らして柔らかくした後、図11に示すように、たこ糸5
をガム本体2の両端部にその径方向に複数回縫い通して
から、外周に複数回強く絞るように巻き付けて硬く縛
り、更にたこ糸5の巻回終端をガム本体2の径方向に複
数回縫い通し、たこ糸5の両端を結び合わせ、結び目5
Aから端までの長さが約1cmになるように切り揃える
ことにより、図9に示すボーン型のペット用ガム21が
得られる。
燥ヘチマを所望の長さに切断したガム本体2を、水で濡
らして柔らかくした後、図11に示すように、たこ糸5
をガム本体2の両端部にその径方向に複数回縫い通して
から、外周に複数回強く絞るように巻き付けて硬く縛
り、更にたこ糸5の巻回終端をガム本体2の径方向に複
数回縫い通し、たこ糸5の両端を結び合わせ、結び目5
Aから端までの長さが約1cmになるように切り揃える
ことにより、図9に示すボーン型のペット用ガム21が
得られる。
【0022】第三実施形態によれば、ガム21がボーン
型であるからペット特に犬が好み、喰いつき易いほか、
ガム本体2が第一、第二実施形態と同等の効果を奏す
る。本発明は、上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば、ガム本体2を球に近い形状或いは太鼓型と
するほか、これに1本又は2本のロープを挿通し、さら
には、ロープの一端をガム本体2に連結したものとする
ことができ、たこ糸に代えてひも或いは他の繊維製の糸
やひもを採用できる。
型であるからペット特に犬が好み、喰いつき易いほか、
ガム本体2が第一、第二実施形態と同等の効果を奏す
る。本発明は、上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば、ガム本体2を球に近い形状或いは太鼓型と
するほか、これに1本又は2本のロープを挿通し、さら
には、ロープの一端をガム本体2に連結したものとする
ことができ、たこ糸に代えてひも或いは他の繊維製の糸
やひもを採用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ガム本体をヘ
チマなどの果実またはこれに類似の果実を乾燥させた天
然繊維により構成したので、ペットの喰いつきが良く、
適度な弾力によってペットの歯茎を丈夫にすると共に、
歯垢や歯石をとることができ、噛んで食べてもペットに
害を与えることがなく、健康的であるほか、水洗いでき
るため清潔にすることができ、耐久性をも向上させるこ
とができる(請求項1)。
チマなどの果実またはこれに類似の果実を乾燥させた天
然繊維により構成したので、ペットの喰いつきが良く、
適度な弾力によってペットの歯茎を丈夫にすると共に、
歯垢や歯石をとることができ、噛んで食べてもペットに
害を与えることがなく、健康的であるほか、水洗いでき
るため清潔にすることができ、耐久性をも向上させるこ
とができる(請求項1)。
【0024】また、ガム本体内部に、ペットの好む香料
例えばキャラメルやチョコレートのような甘い香りの油
性香料を注入することにより、さらにペットの好奇心を
高めて喰いつきを良くすることができる(請求項2,
3)。そして、ガム本体の両端部を糸又はひもで縛って
ボーン型とすることにより、ペットに興味をもたせ、喰
いつきをより良くさせることができる(請求項4)。
例えばキャラメルやチョコレートのような甘い香りの油
性香料を注入することにより、さらにペットの好奇心を
高めて喰いつきを良くすることができる(請求項2,
3)。そして、ガム本体の両端部を糸又はひもで縛って
ボーン型とすることにより、ペットに興味をもたせ、喰
いつきをより良くさせることができる(請求項4)。
【0025】さらに、ガム本体の有する貫通孔にロープ
を挿通することにより、ペット飼育者や愛好者が手で持
ち易くなる(請求項5)。また、ガム本体に挿通したロ
ープを輪状とすることにより、ペット飼育者等が手で持
ち易くなるうえ、ペットにガム本体を喰いつかせてロー
プを引張り合い一緒に遊んでやるのに好適である(請求
項6)。
を挿通することにより、ペット飼育者や愛好者が手で持
ち易くなる(請求項5)。また、ガム本体に挿通したロ
ープを輪状とすることにより、ペット飼育者等が手で持
ち易くなるうえ、ペットにガム本体を喰いつかせてロー
プを引張り合い一緒に遊んでやるのに好適である(請求
項6)。
【図1】本発明の第一の実施形態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】同実施形態におけるペット用ガムの製造方法の
説明図である。
説明図である。
【図5】(a)(b)(c)は同実施形態におけるロー
プ端接合要領の説明図である。
プ端接合要領の説明図である。
【図6】同製造方法の説明図である。
【図7】本発明の第二の実施形態を示す正面図である。
【図8】(a)(b)(c)(d)は、同第二実施形態
の製造方法の説明図である。
の製造方法の説明図である。
【図9】本発明の第三の実施形態を示す正面図である。
【図10】図9の右側面図である。
【図11】同第三実施形態の製造方法の説明図である。
1 ペット用ガム 2 ガム本体 3 貫通孔 4 ロープ 5 たこ糸 11 ペット用ガム 14 ロープ 21 ペット用ガム
Claims (6)
- 【請求項1】 ペットが喰いつくガム本体を、果肉内に
強靱な繊維組織が編目状となっているウリ科のつる性植
物の果実を乾燥させた天然繊維により構成したことを特
徴とするペット用ガム。 - 【請求項2】 前記ウリ科のつる性植物はヘチマである
ことを特徴とする請求項1に記載のペット用ガム。 - 【請求項3】 ガム本体内部にペットの好む油性香料を
注入したことを特徴とする請求項1又は2に記載のペッ
ト用ガム。 - 【請求項4】 ガム本体の両端部を糸又はひもで縛って
ボーン型としたことを特徴とする請求項1,2又は3に
記載のペット用ガム。 - 【請求項5】 前記ガム本体が備える孔にロープを挿通
したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のペッ
ト用ガム。 - 【請求項6】 ガム本体に挿通した前記ロープを輪状と
したことを特徴とする請求項5に記載のペット用ガム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08308276A JP3143403B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | ペット用ガム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08308276A JP3143403B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | ペット用ガム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10150925A JPH10150925A (ja) | 1998-06-09 |
JP3143403B2 true JP3143403B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=17979086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08308276A Expired - Lifetime JP3143403B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | ペット用ガム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143403B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100547194B1 (ko) * | 2004-09-20 | 2006-01-26 | 김순자 | 애완견 간식용 사료 및 그 제조방법 |
JP5344405B2 (ja) * | 2010-08-05 | 2013-11-20 | 株式会社マルカン | ペットフード |
JP2012034675A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Marukan:Kk | ペットフード |
GB201108384D0 (en) * | 2011-05-18 | 2011-06-29 | Mars Inc | Chew |
CN103462198A (zh) * | 2013-09-25 | 2013-12-25 | 江苏贝甜宠物食品有限公司 | 一种宠物食品卷绕装置 |
GB201715660D0 (en) | 2017-09-27 | 2017-11-08 | Mars Inc | Jaw assembly |
US20220361452A1 (en) * | 2021-05-15 | 2022-11-17 | John J. Stone | Pet toy with dental benefit |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP08308276A patent/JP3143403B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10150925A (ja) | 1998-06-09 |
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