JP3143378U - 疲労寿命試験装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】薄板状または細線状の被試験材2の疲労寿命を測定するための試験装置において、前記被試験材が架け渡されるプーリ4と、前記プーリを着脱可能に装着させる装着手段6と、前記プーリに架け渡された被試験材に対して引張荷重を加えて当該被試験材に応力を負荷する応力負荷手段8と、前記引張荷重が加えられて応力が負荷された被試験材を反復して往復移動させる駆動手段10と、前記往復移動中の被試験材に対し、腐蝕液及び油の添加、並びに温度及び湿度を含む試験条件を設定可能な条件設定手段とを備えており、前記設定試験条件下での前記プーリの材質に応じた前記被試験材の疲労寿命を測定する。
【選択図】図1
Description
そこで、金属製部品の疲労寿命を予め把握すべく、当該部品を構成する金属製の薄板や細線などの被試験材(試験片ともいう)に対して引張荷重を加え、これに対する応力を前記被試験材に対して継続的に負荷させることで、当該被試験材(すなわち、金属製部品となるもの)の疲労寿命を測定する試験が従来から広く行われている。
したがって、機械装置へ実際に組み込んだ状態における金属製部品の疲労寿命をより正確に把握するためには、接触部品の材質との相互関係を考慮した上で、その使用環境(例えば、腐蝕液や油の添加有無、設定温度や設定湿度など)を適宜変更しつつ、疲労寿命の測定試験を行うことが必要となる。すなわち、金属製部品の使用環境を想定した試験条件下での接触部品の材質に応じた疲労寿命を測定する必要がある。
その際、前記応力は、大きさが1kgf/mm2以上、100kgf/mm2以下に変更可能となっている。また、前記引張荷重は、0.2kg以上、10kg以下の大きさに設定すればよい。
なお、前記駆動手段は、一分間当たり100回以上、1000回以下の速度で、前記応力が負荷された被試験材を反復して往復移動させればよい。
さらに、前記被試験材には、前記応力負荷手段により垂直方向へ引張荷重を加えてもよいし、水平方向へ引張荷重を加えてもよい。
かかる試験装置は、薄板状または細線状の被試験材の疲労寿命を測定するための試験装置(疲労寿命試験装置)として構成されており、図1にはその一例が示されている。
図1に示すように、試験装置には被試験材2が架け渡されるプーリ4と、プーリ4を着脱可能に装着させる装着手段6と、プーリ4に架け渡された被試験材2に対して引張荷重を加えて当該被試験材2に応力を負荷する応力負荷手段8と、前記引張荷重が加えられた被試験材2を反復して往復移動させる駆動手段10と、前記往復移動中の被試験材2に対し、腐蝕液及び油の添加、並びに温度及び湿度を含む試験条件を設定可能な条件設定手段(図示しない)とが備えられている。
この場合、試験条件としては、例えば、腐蝕液及び油の添加有無、設定温度(加熱有無、冷却の有無)及び設定湿度などを挙げることができるが、被試験材2で構成される部品が組み込まれる機械装置の使用条件や使用目的などに応じて想定されるその他の条件を前記条件に代えて、あるいはこれらに付加して設定してもよい。
これにより、実際の機械装置へ組み込んだ状態で想定される被試験材2でなる部品の疲労寿命をより正確に把握することが可能となる。
また、試験装置は、垂直方向に対して上方向、あるいは下方向へ被試験材2に対する引張荷重が加えられる構造(縦型構造)ではなく、水平方向へ被試験材2に対する引張荷重が加えられる構造(横型構造)であってもよい。あるいは、垂直方向や水平方向に対して斜め方向へ被試験材2に対する引張荷重が加えられる構造としてもよい。
さらに、試験装置は、1つの被試験材2の疲労寿命のみを測定することが可能な構成としてもよいし、同時に複数の被試験材2の疲労寿命を測定することが可能な構成としてもよい。
4 プーリ
6 装着手段(プーリ固定具)
8 応力負荷手段
10 駆動手段
Claims (10)
- 薄板状または細線状の被試験材の疲労寿命を測定するための試験装置であって、
前記被試験材が架け渡されるプーリと、
前記プーリを着脱可能に装着させる装着手段と、
前記プーリに架け渡された被試験材に対して引張荷重を加えて当該被試験材に応力を負荷する応力負荷手段と、
前記引張荷重が加えられて応力が負荷された被試験材を反復して往復移動させる駆動手段と、
前記往復移動中の被試験材に対し、腐蝕液及び油の添加、並びに温度及び湿度を含む試験条件を設定可能な条件設定手段とを備えており、
前記設定試験条件下での前記プーリの材質に応じた前記被試験材の疲労寿命を測定することを特徴とする試験装置。 - 前記被試験材に負荷される応力の大きさは、前記応力負荷手段により被試験材に対して加えられる引張荷重の大きさ、及び前記プーリの径寸法によって設定されることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記応力は、大きさが1kgf/mm2以上、100kgf/mm2以下に可変であることを特徴とする請求項2に記載の試験装置。
- 前記引張荷重は、0.2kg以上、10kg以下の大きさに設定されていることを特徴とする請求項2に記載の試験装置。
- 前記駆動手段は、一分間当たり100回以上、1000回以下の速度で、前記応力が負荷された被試験材を反復して往復移動させることを特徴とする請求項3または4に記載の試験装置。
- 前記プーリは、金属製、樹脂製、及びセラミック製のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記プーリは、内部が中空状の円筒構造、当該円筒表面に複数の貫通孔を有する孔付円筒構造、及び内部が中実状の円柱構造のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記条件設定手段は、前記被試験材のプーリへの架け渡し部分の温度を50℃以上、200℃以下に設定するとともに、当該架け渡し部分の雰囲気を湿度50%以上、99%以下に設定することを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記往復移動中、前記プーリに架け渡された被試験材が破断した際、前記駆動手段による被試験材の往復移動を停止させる破断停止手段が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 前記被試験材は、前記応力負荷手段により垂直方向、または水平方向へ引張荷重が加えられることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
Priority Applications (1)
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JP2008002516U JP3143378U (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 疲労寿命試験装置 |
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JP2008002516U JP3143378U (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 疲労寿命試験装置 |
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JP3143378U true JP3143378U (ja) | 2008-07-24 |
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ID=43293319
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JP2008002516U Expired - Lifetime JP3143378U (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 疲労寿命試験装置 |
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JP (1) | JP3143378U (ja) |
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2008
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