JP3143124U - 絞り装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光路を形成する開口部10aを有した絞り基板10と、絞り基板の一方の板面に配置され該板面に沿ってスライドすることで光路を絞り調節する一対の絞り羽根12、13と、光路を絞り調節するために絞り羽根12、13を駆動する絞り駆動装置20と、波長に応じた透過特性を有する光学フィルタ(赤外カットフィルタ)15と、光学フィルタを光路上に挿入したり光路上から取り除いたりするフィルタ駆動装置30とを備える。光学フィルタを薄膜状に形成して2枚の絞り羽根12、13の間に配置し、絞り羽根に沿ってスライド自在とする。光学フィルタ15は支軸10cに回動自在に支持させ、絞り駆動装置20とフィルタ駆動装置30を共に光路に対して同じ側に配置する。
【選択図】図1
Description
である。
(1)光路を形成する開口部を有した絞り基板と、この絞り基板の一方の板面に配置され
該板面に沿ってスライドすることで前記光路を絞り調節する絞り羽根と、前記光路を絞り調節するために前記絞り羽根を駆動する絞り駆動手段と、波長に応じた透過特性を有する光学フィルタと、この光学フィルタを前記光路上に挿入したり光路上から取り除いたりするフィルタ駆動手段とを備え、前記光学フィルタを薄膜状に形成して前記絞り基板の一方の板面側に配置し、前記絞り羽根に沿ってスライド自在に設けたことを特徴とする絞り装置。
(2)(1)項に記載の絞り装置であって、
前記絞り羽根が互いに積層した状態で2枚設けられており、それら2枚の絞り羽根の間に、前記薄膜状に形成した光学フィルタを配置したことを特徴とする絞り装置。
(3)(1)項または(2)項に記載の絞り装置であって、
前記光学フィルタが、赤外領域の光を遮断する赤外カットフィルタであり、厚さが0.25mm以下の薄膜状に形成されていることを特徴とする絞り装置。
(4)(1)項〜(3)項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記光学フィルタが、前記絞り基板の端部に設けられた軸に回動自在に支持され、その軸を中心に回動させられることで、前記光路上に挿入されたり光路上から取り除かれたりするものであることを特徴とする絞り装置。
(5)(1)項〜(4)項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記絞り駆動手段とフィルタ駆動手段とが共に、前記絞り基板上において前記光路に対して同じ側に配置されていることを特徴とする絞り装置。
(6)(1)項〜(5)項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記フィルタ駆動手段は、前記光学フィルタが光路上の第1の位置と光路上から外れた第2の位置との中間位置よりも第1の位置側にあるとき光学フィルタを第1の位置に磁力によって保持し、光学フィルタが前記中間位置よりも第2の位置側にあるとき光学フィルタを第2の位置に磁力によって保持するフィルタ保持手段を備えていることを特徴とする絞り装置。
(7)(6)項に記載の絞り装置であって、
前記フィルタ保持手段が、前記光学フィルタを駆動するモータのロータに設けられた永久磁石と、前記光学フィルタを前記第1の位置と第2の位置の中間位置に操作したとき前記永久磁石の互いに隣接するN極とS極から等距離の位置に配置され、且つ、前記N極またはS極との間に吸引力を発生しそれによりロータに回転付勢力を与える磁性片と、からなることを特徴とする絞り装置。
(8)(1)項〜(7)項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記絞り羽根の絞り開口を形成する透孔部に、前記光学フィルタとは別のNDフィルタが設けられており、このNDフィルタが、赤外領域の透過率が可視領域の透過率とほぼ同等の分光透過率特性を有するものであることを特徴とする絞り装置。
レンズ鏡筒等に組み込む際の組み付け性の向上が図れると共に、レンズ鏡筒等の軽量・小型化にも貢献することもできる。
この絞り装置1は、樹脂成形品よりなる長方形板状の絞り基板10と、この絞り基板10の上面(一方の板面上)に互いに重ね合わせた状態でスライド自在に組み付けられる一対の絞り羽根12、13と、これら2枚の絞り羽根12、13の間に回転スライド可能に配置される薄膜状の光学フィルタ15と、絞り基板10の上面に絞り羽根12、13及び光学フィルタ15を組み付けた上で、絞り基板10上に絞り羽根12、13を覆うように被せられる羽根カバー14と、絞り基板10の下面側に組み付けられる絞り駆動装置20及びフィルタ駆動装置30と、からなる。
は、ロータ32のS極が軟磁性体37に接近するので、S極と軟磁性体37との間に大きな磁気吸引力が発生し、その磁気吸引力によって、モータへの通電を停止しても、ロータ32つまりは光学フィルタ15が第1の位置に保持される。
即ち、第1の考案によれば、光学フィルタを薄膜状に形成して、絞り基板の一方の板面側に絞り羽根と一緒に配置し、絞り羽根に沿ってスライド自在に設けているので、絞り装置の構成を単純化することができる。また、光学フィルタを絞り羽根間の隙間や絞り羽根と絞り基板の隙間などの狭いスペースに、絞り羽根の作動や自身の作動に支障を与えることなく配置することができる。従って、光学フィルタを光路上に対して抜き差し自在に一体に組み込みながらも、絞り装置のコンパクト化(特に薄型化)を図ることができる。また、光学フィルタを薄膜状に形成したことにより、ピントずれ防止のためのダミーフィルタを設ける必要もなくなる。その結果、重量の増加やスペースの増加を排することができて、レンズ鏡筒等に組み込む際の組み付け性の向上が図れ、レンズ鏡筒等の軽量・小型化
に貢献することができる。
2 レンズ鏡筒
10 絞り基板
12,13 絞り羽根
12f,13f NDフィルタ
15 光学フィルタ
20 絞り駆動装置(絞り駆動手段)
30 フィルタ駆動装置(フィルタ駆動手段)
32 ロータ(永久磁石)
36 コイル(ステータ)
37 軟磁性体
Claims (8)
- 光路を形成する開口部を有した絞り基板と、この絞り基板の一方の板面に配置され該板面に沿ってスライドすることで前記光路を絞り調節する絞り羽根と、前記光路を絞り調節するために前記絞り羽根を駆動する絞り駆動手段と、波長に応じた透過特性を有する光学フィルタと、この光学フィルタを前記光路上に挿入したり光路上から取り除いたりするフィルタ駆動手段とを備え、前記光学フィルタを薄膜状に形成して前記絞り基板の一方の板面側に配置し、前記絞り羽根に沿ってスライド自在に設けたことを特徴とする絞り装置。
- 請求の範囲第1項に記載の絞り装置であって、
前記絞り羽根が互いに積層した状態で2枚設けられており、それら2枚の絞り羽根の間に、前記薄膜状に形成した光学フィルタを配置したことを特徴とする絞り装置。 - 請求の範囲第1項または第2項に記載の絞り装置であって、
前記光学フィルタが、赤外領域の光を遮断する赤外カットフィルタであり、厚さが0.25mm以下の薄膜状に形成されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記光学フィルタが、前記絞り基板の端部に設けられた軸に回動自在に支持され、その軸を中心に回動させられることで、前記光路上に挿入されたり光路上から取り除かれたりするものであることを特徴とする絞り装置。 - 請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記絞り駆動手段とフィルタ駆動手段とが共に、前記絞り基板上において前記光路に対して同じ側に配置されていることを特徴とする絞り装置。 - 請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記フィルタ駆動手段は、前記光学フィルタが光路上の第1の位置と光路上から外れた第2の位置との中間位置よりも第1の位置側にあるとき光学フィルタを第1の位置に磁力によって保持し、光学フィルタが前記中間位置よりも第2の位置側にあるとき光学フィルタを第2の位置に磁力によって保持するフィルタ保持手段を備えていることを特徴とする絞り装置。 - 請求の範囲第6項に記載の絞り装置であって、
前記フィルタ保持手段が、前記光学フィルタを駆動するモータのロータに設けられた永久磁石と、前記光学フィルタを前記第1の位置と第2の位置の中間位置に操作したとき前記永久磁石の互いに隣接するN極とS極から等距離の位置に配置され、且つ、前記N極またはS極との間に吸引力を発生しそれによりロータに回転付勢力を与える磁性片と、からなることを特徴とする絞り装置。 - 請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の絞り装置であって、
前記絞り羽根の絞り開口を形成する透孔部に、前記光学フィルタとは別のNDフィルタが設けられており、このNDフィルタが、赤外領域の透過率が可視領域の透過率とほぼ同等の分光透過率特性を有するものであることを特徴とする絞り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002695U JP3143124U (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 絞り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002695U JP3143124U (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 絞り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3143124U true JP3143124U (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=43293085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008002695U Expired - Lifetime JP3143124U (ja) | 2008-04-25 | 2008-04-25 | 絞り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3143124U (ja) |
-
2008
- 2008-04-25 JP JP2008002695U patent/JP3143124U/ja not_active Expired - Lifetime
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