JP3142779U - 水洗トイレ用貯水タンクの節水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造、作業で既存の貯水タンクにも容易に採用できる水洗トイレ用貯水タンクの節水装置を提供する。
【解決手段】貯水タンク1内には、その底壁4から突出する出水口5と、下端が出水口5の下側に接続されたオーバーフロー管6と、出水口5を開閉するフロート弁7と、貯水タンク1内の水位を検知する浮き玉8と、該浮き玉8の上下動に連動してその下降時に貯水タンク1内に給水し上昇時に給水を停止するボールタップ9とが設けられ、その貯水タンク1の側壁12とオーバーフロー管6との間に多孔質弾性体3が圧縮状に挿入されている。多孔質弾性体3は吸水性を有し、水洗時の給排水により貯水タンク1内の水位が変化する部位に配置されている。多孔質弾性体3はフロート弁7が開いて貯水タンク1内の水を排水するときにも、吸水状態の水を捕捉するため、水洗時の排水量を削減できる。
【選択図】図1

Description

本考案は水洗トイレ用貯水タンクの節水装置に関し、多孔質弾性体を利用して簡便に節水できるようにしたものである。
家庭用等の水洗トイレは洗浄用の水を貯水する貯水タンクを備え、この貯水タンクから水を流して便器を水洗するようになっている。貯水タンクはその底壁から突出する出水口と、下端が出水口の下側に接続されたオーバーフロー管と、出水口を開閉するフロート弁と、貯水タンク内の水位を検知する浮き玉と、この浮き玉の下降時に貯水タンク内に給水し上昇時に給水を停止するボールタップとを備え、また貯水タンクの外側にフロート弁を開操作する操作レバーを備えている。
そして、用便後の水洗に際して操作レバーを操作すると、フロート弁が上昇して出水口を開放し、貯水タンク内の水を出水管を経て便器に流して水洗する。貯水タンク内の水位が給水レベルまで低下すると、浮き玉の下降に連動してボールタップが貯水タンク内に給水を開始し、またフロート弁が出水口を閉じて排水を停止する。貯水タンク内の水位が貯水レベルまで上昇すると、浮き玉の上昇に連動してボールタップが貯水タンク内への給水を停止する。
この種の水洗トイレでは、水洗時に必要量以上の水を便器に流すようになっている。そこで、この水洗時の水の無駄を防止する節水対策として、従来から浮き玉式(特許文献1)、節水材投入式(特許文献2)等が提案されている。
浮き玉式は、浮き玉の下側に浮体を装着して、貯水タンク内の水位に対して浮き玉の位置が相対的に高くなるようにし、貯水タンク内の貯水レベルを通常よりも低くして水洗時の排水量の削減を図るものである。
また節水材投入式は、貯水タンク内の底壁上に、通水性を有する円筒状のドラムを出水口を取り囲むように配置し、このドラムの外側で貯水タンク内の水中にボール状の節水材を投入して、貯水タンク内の貯水レベルを一定に保ちながら水洗時の排水量の削減を図るものである。
登録実用新案第3014454号公報 登録実用新案第3096535号公報
浮き玉式、節水材投入式を問わず、従来の節水方式は水洗時の排水量を削減して節水するものであるが、次のような問題がある。
即ち、浮き玉式は浮体の装着時に貯水タンク上の蓋体を取り外して、貯水タンク内の浮き玉の下側にゴムバンド等により浮体を装着する必要があり、浮体の装着作業が非常に煩わしく大掛かりなものとなる。また浮き玉に浮体を装着する際に、浮き玉をボールタップに枢支する支持杆に外力が加わるため、支持杆が劣化している場合にはその外力によって支持杆が損傷する等の惧れもある。更に浮体の装着位置のバラツキによって貯水タンク内の貯水レベルが変化するため、その装着位置の調整も煩雑になる欠点がある。
節水材投入式は、出水口、オーバーフロー管を取り囲むだけの大きなドラムを貯水タンク内に配置する必要があるため、貯水タンク内にドラムを入れる際にその蓋体を取り外す必要があり、浮き玉方式と同様にその作業が煩わしい欠点がある。また貯水タンク内にはオーバーフロー管の近傍に浮き玉が配置されているため、浮き玉と干渉しないようにドラムを適正位置に配置する必要があり、ドラムの位置が悪ければ浮き玉が作動しなくなる問題もある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑み、簡単な構造、作業で既存の貯水タンクにも容易に採用できると共に、貯水タンク内のフロート弁、浮き玉等の作動に支障を来すことのない水洗トイレ用貯水タンクの節水装置を提供することを目的とする。
本考案は、洗浄用の水を貯水する貯水タンク1を備えた水洗トイレにおいて、前記貯水タンク1内の給排水により水位が変化する部位に吸水性を有する多孔質弾性体3が配置され、該多孔質弾性体3はその弾性力により前記貯水タンク1内に位置決めされているものである。
前記多孔質弾性体3は前記貯水タンク1の側壁12間、又は前記貯水タンク1の側壁12と該貯水タンク1内の構成部材との間に圧縮状に挿入され、前記側壁12、又は前記側壁12と前記構成部材とに対してその弾性力により圧接して位置決めされてもよい。
前記貯水タンク1内に、その底壁4から突出する出水口5と、下端が前記出水口5の下側に接続されたオーバーフロー管6と、前記出水口5を開閉するフロート弁7と、前記貯水タンク1内の水位を検知する浮き玉8と、該浮き玉8の上下動に連動してその下降時に前記貯水タンク1内に給水し上昇時に給水を停止するボールタップ9とを備え、前記オーバーフロー管6と前記貯水タンク1の内壁との間で前記多孔質弾性体3を保持するようにしてもよい。
前記多孔質弾性体3はその一部が水面上に露出するように上下方向に位置調整可能にしてもよい。前記多孔質弾性体3はポリビニルアルコールを原料とした連続気孔の多孔質体22であることが望ましい。
本考案では、吸水性を有する多孔質弾性体3が貯水タンク1内の給排水により水位が変化する部位に配置され、その弾性力により貯水タンク1内で位置決めされているので、従来に比較して構造的に簡単であると共に、簡単な作業で既存の貯水タンク1にも容易に採用でき、しかも貯水タンク1内のフロート弁7、浮き玉8等との干渉も容易に回避することが可能である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1〜図3は手洗い付き密結形の貯水タンク1に採用した本考案の第1の実施例を例示する。水洗トイレ用の貯水タンク1は便器(図示省略)の洗浄用の水を貯水するためのもので、図1、図2に示すようにその開口側に着脱自在に載置された蓋体2を備え、また貯水タンク1内の水中に吸水性及び弾性を有する多孔質弾性体3が配置されており、この多孔質弾性体3により、便器の水洗時に使用する排水量を少なく抑えて節水するようにしている。
貯水タンク1はその底壁4から上側に突出する出水口5と、下端が出水口5の下側に接続されたオーバーフロー管6と、出水口5を上側から開閉するフロート弁7と、貯水タンク1内の水位の変化を検知する浮き玉8と、この浮き玉8の上下動に連動して貯水タンク1内の水位が給水レベルまで低下したときに貯水タンク1内に吸水し、貯水タンク1内の水位が適正な貯水レベルHまで上昇したときに給水を停止するボールタップ9と、水洗時にフロート弁7を開けるための操作レバー10とを備えている。
出水口5は貯水タンク1の底壁4の略中央に配置され、出水管11を介して便器に接続されている。オーバーフロー管6はボールタップ9が故障したときに、貯水タンク1内の水をオーバーフローさせて便器に流すためのものであり、底壁4の上側近傍から略L字状に屈曲して起立し、その上端は貯水タンク1の貯水レベルHよりも上側に突出している。フロート弁7はその基部がオーバーフロー管6に上下動自在に枢支されている。
ボールタップ9は出水口5に対してオーバーフロー管6と反対側で貯水タンク1の側壁12に取り付けられており、貯水タンク1の外部の給水管13に接続されている。浮き玉8は支持杆14を介してボールタップ9に上下動自在に枢支され、その上下動によりボールタップ9内の弁体を開閉操作するようになっている。
操作レバー10は出水口5に対してボールタップ9と反対側で貯水タンク1の側壁12の外側に配置され、側壁12を回動自在に貫通する操作軸15の外端に固定されている。なお、操作レバー10は貯水タンク1の前後方向の略中央よりも前側に偏位して配置されている。操作軸15は操作レバー10を操作したときにフロート弁7を引き上げて出水口5を開放するように、フロート弁7の上方でL字状に屈曲する屈曲部16を有し、この屈曲部16がチェーン等の索17を介してフロート弁7に接続されている。
蓋体2は手洗い凹部18と手洗いノズル19とを備え、手洗い凹部18の底部に貯水タンク1に水を流す通孔20が設けられている。手洗いノズル19は接続管21を介してボールタップ9の給水口側に接続され、ボールタップ9からの給水時に手洗い用の水が出るようになっている。
多孔質弾性体3は図3(A)に示すように吸水性に優れた連続気孔の多孔質体22をブロック状その他の所定の塊状に成型したものである。なお、図3(B)に示すように帯状(二点鎖線)の多孔質体22を渦巻き状に巻いたものでもよい。この多孔質弾性体3には例えばポリビニルアルコール(PVA)を原料とした連続気孔の多孔質体が使用されており、全体が微細な立体網目構造をなし、その体積の約90%前後で個々の気孔が連続する連続気孔となっている。
多孔質弾性体3はオーバーフロー管6に対して出水口5と反対側で操作軸15の下側において、オーバーフロー管6と貯水タンク1の側壁12との間で適度に圧縮された圧縮状に挿入され、その弾性力により貯水タンク1の側壁12とオーバーフロー管6とに圧接して不安定に上下方向に移動しないように位置決めされている。
また多孔質弾性体3は少なくとも便器の水洗時の節水量(2〜3リットル程度)に見合う量の水を吸水し得るだけの体積を有し、便器の水洗時の給排水により貯水タンク1内の水位が変化する範囲に対応して、側壁12とオーバーフロー管6とに沿って上下方向その他の適宜姿勢で配置されている。
なお、この多孔質弾性体3は、その一部が水面よりも上側に突出した状態にあり、貯水タンク1の側壁12、オーバーフロー管6との間の摩擦力に抗する外力をかけることにより、側壁12、オーバーフロー管6に対して上下方向に位置調整可能である。
このように貯水タンク1内に多孔質弾性体3を配置して、この多孔質弾性体3を貯水レベルHとフロート弁7が排水を停止する排水停止レベルLとの間で水中に浸漬しておけば、この多孔質弾性体3が貯水タンク1内の水を吸水して捕捉するため、便器を水洗する際の排水量を削減して節水することができる。
即ち、便器の水洗に際して操作レバー10を操作すれば、操作軸15、索17等を介してフロート弁7が出水口5を開き、貯水タンク1内の水を出水口5から出水管11を経て便器へと流す。その後、貯水タンク1内の水位が給水開始レベルまで低下すると、浮き玉8がその給水開始レベルを検知しボールタップ9が貯水タンク1への給水を開始する。
そして、ボールタップ9からの給水と並行して出水口5から便器への排水を継続し、貯水タンク1内の水位が排水停止レベルLまで低下すると、フロート弁7が出水口5を封じて排水を停止する。貯水タンク1内の水が貯水レベルHまで上昇すれば、浮き玉8がその貯水レベルHを検知してボールタップ9が給水を停止する。
このようにフロート弁7が出水口5を開放すると、貯水タンク1内の水が排水停止レベルLに達するまで排水するが、その排水中も多孔質弾性体3が吸水状態で水を捕捉しており、その多孔質弾性体3内に捕捉された水が出水口5から流出することは殆どない。このため多孔質弾性体3を貯水タンク1内の水中に浸漬しておくことにより、多孔質弾性体3の貯水レベルHから排水停止レベルLまでの体積に相当する量の水を節水することができる。
また多孔質弾性体3を貯水タンク1の側壁12とオーバーフロー管6との間に圧縮状態で挿入すればよいので、従来の浮き玉方式、節水材充填方式に比較して多孔質弾性体3の貯水タンク1内への挿入が容易であり、簡単な作業で多孔質弾性体3を貯水タンク1内に配置することができる。しかも構造的にも簡単であり既存の貯水タンク1にも容易に採用することができる。
特に多孔質弾性体3はその弾性により自在に形状を変更可能であり、蓋体2の端部を持ち上げてその僅かな隙間から操作軸15等を避けながら貯水タンク1内へと挿入できるため、その作業も従来に比べて非常に容易である。なお、多孔質弾性体3にポリビニルアルコール(PVA)を原料とした連続気孔の多孔質体を使用する場合には、乾燥状態では若干固く弾性に欠けるが、水に漬けて吸水させることにより柔らかく弾力性に富んだ状態になるので、一旦水に漬けて吸水させてから水が零れない程度に搾った状態で挿入して行けばよい。
また多孔質弾性体3は貯水タンク1の側壁12とオーバーフロー管6との間に挿入して、その弾性力により上下に不安定に動かないように保持しており、フロート弁7、浮き玉8と干渉することがないので、多孔質弾性体3を貯水タンク1内に配置してもそれによって本来の機能が損なわれるようなこともない。
多孔質弾性体3を貯水タンク1の側壁12、オーバーフロー管6に対して上下方向に位置調整可能であり、貯水レベルHと排水停止レベルLとの間で多孔質弾性体3が水に浸漬する容積を変更することにより、1回当たりの排水量、換言すれば節水量を適宜調整することができる。従って、便器の汚物の流れ具合等を考慮しながら排水量を調整することも容易に可能である。
多孔質弾性体3はその弾性力により貯水タンク1の側壁12とオーバーフロー管6との間に挿入しているが、多量の水を吸水して全体の比重が水に近いものとなっているため、貯水タンク1内の水の浮力によって多孔質弾性体3が浮き上がる惧れはない。
また貯水タンク1内の水を排水したときには、多孔質弾性体3の容積に相当する重量が貯水タンク1の側壁12、オーバーフロー管6の摩擦面にかかるが、側壁12、オーバーフロー管6との間に圧縮して挿入する等によりその摩擦抵抗を十分に確保しておけば、排水時に多孔質弾性体3の位置が下がるようなこともない。
なお、多孔質弾性体3はオーバーフロー管6に圧接して凹入するため、オーバーフロー管6の上端に多孔質弾性体3が引っ掛かるようにしておけば、側壁12、オーバーフロー管6との間の摩擦抵抗が比較的小さい場合でも、多孔質弾性体3の下降を確実に防止できる。
図4は隅付き貯水タンク1に採用した本考案の第2の実施例を例示する。この貯水タンク1は入り隅部分に配置できるように平面視略直角三角形状に構成され、その前面側に操作レバー10が配置されている。多孔質弾性体3はボールタップ9と反対側の隅でオーバーフロー管6と貯水タンク1の側壁12との間に圧縮状に介在されている。
このように隅付き式の貯水タンク1の場合にも、第1の実施例と同様に貯水タンク1内に多孔質弾性体3を配置することにより、同様の節水効果を得ることができる。また隅付き式の場合には、貯水タンク1の前面側に操作レバー10が配置されるため、操作軸15に関係なく多孔質弾性体3を貯水タンク1内に挿入することが可能である。
以上、本考案の実施例について詳述したが、この実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、多孔質弾性体3はブロック状、帯状以外の形状でもよい。
また多孔質弾性体3はポリビニルアルコール(PVA)を原料とした連続気孔の多孔質体22が最適であるが、ポリビニルアルコール以外の材料(石油化学系材料、天然材料等)を原料とした連続気孔の多孔質体を使用したものでもよい。
多孔質弾性体3を貯水タンク1内で位置決めするに当たって、実施例ではオーバーフロー管6を貯水タンク1内の構成部材とし、このオーバーフロー管6と貯水タンク1の側壁12とに対して多孔質弾性体3を圧接させているが、オーバーフロー管6以外に適当な構成部材がある場合には、その構成部材と貯水タンク1の側壁12との間で多孔質弾性体3を保持するようにしてもよい。
また貯水タンク1内の構成部材を利用する他、貯水タンク1の相対向する二つの側壁12間に多孔質弾性体3を介在してもよいし、二つ又は三つの側壁12が屈曲状に配置された隅部に多孔質弾性体3を配置して、多孔質弾性体3をその各側壁12に圧接させてもよい。
多孔質弾性体3の上下方向の寸法は、第1の実施例のように貯水レベルHから上側、排水停止レベルLから下側の両側、又はその一方側に突出するものでもよいし、貯水レベルHと排水停止レベルLとの間に収まるものでもよい。後者の場合には、多孔質弾性体3が貯水レベルHと排水停止レベルLとの間にある限り、その上下位置に関係なく節水量は同じにできる。
本考案の第1の実施例を示す貯水タンクの正面断面図である。 同平面断面図である。 同多孔質弾性体の斜視図である。 本考案の第2の実施例を示す貯水タンクの平面断面図である。
符号の説明
1 貯水タンク
3 多孔質弾性体
4 底壁
5 出水口
6 オーバーフロー管
7 フロート弁
8 浮き玉
9 ボールタップ
12 側壁
22 多孔質体

Claims (5)

  1. 洗浄用の水を貯水する貯水タンク(1)を備えた水洗トイレにおいて、前記貯水タンク(1)内の給排水により水位が変化する部位に吸水性を有する多孔質弾性体(3)が配置され、該多孔質弾性体(3)はその弾性力により前記貯水タンク(1)内に位置決めされていることを特徴とする水洗トイレ用貯水タンクの節水装置。
  2. 前記多孔質弾性体(3)は前記貯水タンク(1)の側壁(12)間、又は前記貯水タンク(1)の側壁(12)と該貯水タンク(1)内の構成部材との間に圧縮状に挿入され、前記側壁(12)、又は前記側壁(12)と前記構成部材とに対してその弾性力により圧接して位置決めされていることを特徴とする請求項1に記載の水洗トイレ用貯水タンクの節水装置。
  3. 前記貯水タンク(1)内に、その底壁(4)から突出する出水口(5)と、下端が前記出水口(5)の下側に接続されたオーバーフロー管(6)と、前記出水口(5)を開閉するフロート弁(7)と、前記貯水タンク(1)内の水位を検知する浮き玉(8)と、該浮き玉(8)の上下動に連動してその下降時に前記貯水タンク(1)内に給水し上昇時に給水を停止するボールタップ(9)とを備え、前記オーバーフロー管(6)と前記貯水タンク(1)の内壁との間で前記多孔質弾性体(3)を保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の水洗トイレ用貯水タンクの節水装置。
  4. 前記多孔質弾性体(3)はその一部が水面上に露出するように上下方向に位置調整可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の水洗トイレ用貯水タンクの節水装置。
  5. 前記多孔質弾性体(3)はポリビニルアルコールを原料とした連続気孔の多孔質体(22)であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の水洗トイレ用貯水タンクの節水装置。
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