JP3142671B2 - 噴霧用ノズルおよびそれを使用する流動接触分解方法 - Google Patents
噴霧用ノズルおよびそれを使用する流動接触分解方法Info
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Description
ィード)の微細化(噴霧)に関する。より詳しくは、本
発明は、石油精製プロセス、例えば蒸留塔またはFCC
(流動接触分解)ライザー反応器への液体原料を微細化
する方法および液体を微細化する装置に関する。
ィードの微細化には問題点があることが石油精製業界に
おいては長年知られている。1時間当たりに何十トンも
の熱い再生分解触媒を大きい体積の重質油フィードと接
触させて、ライザー反応器の底部においてフィードが完
全に気化するのを確保するのは困難である。この問題点
の一部は、FCC装置においてより重質のフィードを使
用することである。今では、多くのFCC装置は、相当
量、5〜20%のオーダーの残渣または蒸留不能物質を
処理している。これらの物質は、蒸留塔において気化さ
せることは殆ど不可能であり、従って、FCCライザー
反応器において1秒以下またはその程度でこれらの物質
を蒸発させることが大きな負荷となる。
ド、例えばガスオイルを加えるためには完全に満足すべ
きであったフィードノズルは、より重質のフィードに対
してはもはや適当ではないということである。この問題
点は、二重に影響する:より重質のフィードは高沸点で
ある故に蒸発させるのがより困難であり、重質フィード
は、FCCライザー反応器における実際の高い温度にお
いても粘度が高い故に微粒化がより困難である。
た、より軽質のフィードの蒸発を改善しようとする精製
業界の試みを簡単に説明する。
するいくらかの試みは、触媒側にあった。即ち、触媒を
ライザー内に円滑に持ち上げるリフトガスの使用であ
る。他の解決策は、触媒の分配が不十分であり、(複数
のノズルにより)供給される油の分配も同様に不十分で
あるということに基づいていた。
るスチームが増えるのは一般的なことである。微細化ス
チームが増えると、通常、存在するフィードノズルにお
ける圧力降下が大きくなり、サワー・ウォーター(sour
water)の生成が増加する。フィードの分散に関して幾
らかの改善が通常なされているが、サワー・ウォーター
の生成が増えるという問題点およびノズル入口に供給で
きるフィードの圧力に限界があるという問題点により、
スチームの流量を単に増やすということによる改善には
限界がある。
ームを存在するノズルに処理をうまくさせるということ
に加えて、精製業界では、他のノズルの構造について検
討してきた。非常に有効なノズルの構造が幾つか考えら
れたが、有効な操作のためにはノズルにおける非常に大
きい圧力降下が一般的に必要であった。精製において
は、装置のための投資および運転コストの双方を節約す
るために可能な限り低い圧力でフィードノズルを操作す
ることが好まれる。多くの装置では、フィード圧力に限
界があり、主たる改善は、大きい圧力降下のノズルを使
用することを必要としている。高圧液体ストリームとす
るためにも相当量のエネルギーを消費する。
総括されている:フルイッド・キャタリティック・クラ
ッキング・リポート(Fluid Catalytic Cracking Repor
t):フィフティ・イヤーズ・オブ・キャタリティック・
クラッキング(50 Years ofCatalytic Cracking);エ
イ・エイ・アヴィダン(A. A. Avidan)ら、オイル・ア
ンド・ガス・ジャーナル(Oil & Gas Journal)1月8
日号(1990年)、第50頁。オープンパイプまたは
スロット付き、インパクト(衝突)、スパイラル、およ
びクリティカルベンチュリーノズルが全て検討されてい
る。
は、粗い不均一な液滴寸法をもたらし、FCCライザー
反応器に重質フィードを注入するには理想的に適当では
ない。
っているベンチュリーセクションを通ってより大きい中
間チャンバーに送られ、制限されたノズルを通って排出
されるクリティカルベンチュリーノズルは非常に小さい
液滴寸法をもたらすことができる。これらの液滴は、ス
パイラルノズルにより生成する液滴より短時間で完全に
気化できるが、そのようなノズルには大きい液体圧力降
下が必要であり、また、スプレーのパターンが狭い。
ルストリーム(6〜15m/秒[20〜50フィート/
秒])を微細化するために高速度スチーム(305〜5
49m/秒[1000〜1800フィート/秒])を使
用することは、米国特許第3,654,140号に開示さ
れている。高速度スチーム(水蒸気)は、低速度液体に
エネルギーを与える。米国特許第3,654,140号の
第2図には、液体のコーンとしてオイルが排出され、オ
イルはコーンを包囲する高速度スチームのストリームに
より液滴に砕かれることが示されている。この構造は、
それより以前に考えられたノズルである米国特許第3,
152,065号に示されたノズルよりも改善されてい
る。このノズルでは、液体が中央スチームパイプの周囲
の環状領域を通り、制限された開口部の上流で膨張する
スチームストリームに接触する。恐らく、液体ストリー
ムに遠心成分を与えることにより液体がノズルの側方に
ほうられることになるが、それが、微細化を阻害してい
たことが有り得る。液体は、コーンとして出て行き、ノ
ズルの中央領域における高速度スチームストリームに衝
突しなかった。
は、独特のものであり、分類するのは困難であるが、以
下の1つまたはそれ以上の液滴の生成メカニズムに基づ
いて分類できる。
張(Restriction/Expansion)が最も広く使用されてい
る形態である。1〜5重量%の微細化スチームおよび重
質予熱フィードの混合物はスロットまたは円形穴(オリ
フィス)を通過してスプレーを形成する。
巻き羽根およびその後の円形オリフィスの使用を含む。
のフィードストリームから薄いシートを剥離することに
より液体を微細化する。スパイラルFCCフィードノズ
ルがその例である。
ームを複数のオリフィスに通して液体ストリームを打ち
砕く。レヒラー(Lechler)ノズルはこのタイプのノズ
ルの好例である。
度衝突により微細化する。スノウジェット(Snowjet)
ノズルがこのタイプである。
ね、それにより、微細化を改善することは可能であるよ
うに考えられるかも知れないが、実際、それは不可能で
ある。追加の段階は、微細化を改善するかも知れない
し、あるいは、そうでないかも知れないが、常に圧力降
下が増加し、それだけでもこれらの装置の操作を単に重
ねることは通常妨げられる。ノズルの性能を改善する多
くの試み、例えば微細化デバイスを重ねることは、性能
を悪化させる。スロット付きオリフィスノズルに渦巻き
羽根(swirl vane)を追加することが試みられたが、こ
れは分配を悪化させることが判った。
で信頼性のあるものでなければならず、運転期間は、1
年または2年、あるいはそれ以上が通常である。FCC
装置には別の制限がある。炭化水素フィードは、ある圧
力、通常、約446〜1480KPa(50〜200ps
ig)で供給される。これらのストリームの量が大きいこ
と、フィードをポンプにてより高い圧力で供給するため
に必要なエネルギーのコストおよび高圧ポンプを加える
ことをしばしば容易ならしめない場所の制限のために、
小さいオイル圧力でうまく作動するノズルを提供するこ
とが非常に重要である。
入手可能であり、微細化媒体として好ましい。しかしな
がら、精製においては、その使用を最小限にすることが
通常望まれる。中圧または高圧スチームは精製において
重要な必需品であり、その使用により、FCCライザー
および下流の処理装置の多くが不活性物質で満たされる
ことになる。また、精製業では、触媒の摩耗およびライ
ザーの腐食の関係で、過剰に大量のスチームを使用する
こと、あるいはノズルからの余りにも大きい出口速度と
なることには躊躇する。
ザーの側方部分に触媒を押しやることなく、ノズルの周
辺を流れる触媒とできる限り多く接触する必要があると
いうことである。
使用するノズルが比較的小さい場合、有効であり、ライ
ザーを上昇する熱い触媒の流れは阻害されない。
が提供され、該ノズルは、液体炭化水素を含む流れてい
るストリームに向かって外から内向きに半径方向の流れ
で微細化気体が供給され、該液体フィードストリームを
部分的に微細化し、ある直径および断面積を有し、微細
化の程度の小さいコア領域およびより微細化されている
周囲領域を有する部分的に微細化されたジェットを生成
する初期微細化セクション、該初期微細化セクションの
断面積の150%より大きくない断面積を有し、該初期
微細化セクションの下流にあり、それと隣接している衝
突セクション、該部分的に微細化されたジェットと少な
くとも同じ断面積を有し、該部分的に微細化されたジェ
ットの断面積の少なくとも1.5倍の断面積を有するノ
ズルバレルとつながる、該衝突セクションの周囲の環状
膨張領域、ならびに該ノズルバレルの端部において該ノ
ズルバレルの断面積より小さい断面積を有するノズル出
口を有して成る。
は、液体フィードのソースと接続できる上流端部を有す
るフィードパイプ、ふさがれていないまたは開いている
出口を有する下流端部および該フィードパイプに穿孔さ
れて該パイプの回りで半径方向に分配され、該出口から
フィードパイプの1直径内にある複数の微細化気体注入
孔ならびに該複数の微細化気体注入孔を含み、微細化気
体の入口および出口を有する微細化気体分配セクション
を有して成る。
微細化セクションと軸方向に整列している下流端部およ
び上流端部を有する円筒状プラグを有して成る。該プラ
グの上流端部は、20°より大きくない角度で円錐端部
部分を有するのが好ましい。
とができ、そのサポートは、好ましくは、Xまたは十字
形状支持手段を有して成るのが好ましく、支持手段は、
支持手段のすぐ上流で流体が流れることができる面積の
40〜60%の流体の流れに垂直な断面積を有するのが
好ましく、該支持手段は、そこを通過する流体を幾つか
のストリームに分割する。円筒状プラグのための下流の
サポートは、そこを通過する流体を4つのパイ形状スト
リームに分割するようになっている。該環状膨張領域の
出口は該円筒状プラグ用の該下流サポートを有して成っ
てよい。
に整列しているのが望ましく、該ノズルバレルとつなが
っている出口を有する。環状膨張領域は、好ましくは該
微細化セクションに隣接する入口を有する頭部を切った
円錐セクションを有して成り、ノズルバレルは好ましく
は円筒状である。
ドーム状または180°の半球状キャップを有して成っ
てよい。好ましくは、スロット開口は、180°以下で
あり、35〜120°、好ましくは40〜90°のスプ
レー角度を形成する。
ジェットの断面積と少なくとも等しい断面積を有してよ
く、該膨張領域は、該部分的に微細化されたジェットの
該断面積の少なくとも2倍の断面積を有するノズルバレ
ルとつながっている。
形形状のスプレーを形成するようにスロットまたはノッ
チを有して成り、該ノズルバレルは、3:1〜15:
1、好ましくは3:1〜6:1、より好ましくは4:1
の長さの直径に対する割合の範囲の長さおよび直径を有
する。ノズル出口は理想的には単一の矩形ノッチ出口を
有して成る。
ましくは、該部分的に微細化されたジェットの断面積の
1.5〜6倍の断面積を有し、より好ましくは、ノズル
バレルは、該部分的に微細化されたジェットの断面積の
4倍の断面積を有する。
解方法が提供され、該方法では、重質フィードがライザ
ー分解反応器手段において接触分解されて、分解生成物
および使用済み触媒が生成し、使用済み触媒はストリッ
ピング手段においてストリップされて触媒再生手段にお
いて再生されて熱い再生触媒となり、これが該ライザー
反応器にリサイクルされ、上述の少なくとも1つの多段
微細化フィードノズルを使用してフィードを該ライザー
反応器の底部分に注入する。好ましくは、該ノズルを複
数使用する。
炭化水素フィードを蒸気/液体分離手段に供給する方法
を提供し、該方法は、上述のノズルを使用して該分離手
段の蒸気相領域に該液体フィードおよび微細化スチーム
を加えることを含んで成る。
液体炭化水素を含む水素を触媒の固定床上の蒸気充満領
域に加え、接触水素化転化条件の下で該液体および水素
に触媒の該固体床を下向きに通過させて水素化添加され
た生成物を生成することにより通常は液体の炭化水素ス
トリームを接触水素化転化する水素化転化(hydroconve
rsion)方法を提供し、該通常は液体の炭化水素フィー
ドおよび気体を含む該水素の少なくとも一部分は、上述
のノズルを使用して該固定床フィード上の該蒸気充満領
域に加えられる。
幾つかの異なるメカニズムを組み合わせ、比較的少量の
微細化流体を用いて、非常に高いオイルフィード圧力を
必要とすることなく、あるいはライザー反応器の壁に衝
突することなく、効率的な微細化を達成する。このノズ
ルは、スラッギング特性を示さず、垂直または斜めのい
ずれでも装着でき、それにより、側方取り付けノズルを
有するライザー反応器でノズルを使用できる。構造が頑
強であり、また、コンパクトであり、触媒は、その周囲
を容易に流れることができる。
詳細に説明する。FCCフィードノズル、または少なく
ともフィードノズル出口に関する技術状態を図1および
図2により示している。ノッチまたはスロット85’を
有するノズル80’の端部は、FCCライザーに液体フ
ィードを噴霧する。ノズル80’の上流のフィードは、
通常、少量の気化した炭化水素フィードを伴うスチーム
または他の微細化流体および液体炭化水素フィードの微
細化混合物である。スロットオリフィス85’は、ノズ
ル80’の切り欠きまたは研削された部分である。典型
的には、スロットオリフィスは180°の開口を有し、
スロットオリフィスを含むパイプまたはエンドキャップ
80’の直径の15〜50%に相当する幅または開口部
分を有する。
したオイル・アンド・ガス・ジャーナルのレポートに示
されたものにおいて、オイルおよびスチームは、端部が
小さくなった直径のオリフィスで終わっているパイプに
注入される。ノズルは、オイルおよび微細化スチームに
速い速度を与えることにより、オイルを微細化または分
散する。特に、重質の蒸発困難なフィードを使用する場
合、不十分な結果となる。これらのノズルは、ガスオイ
ル(軽油)のような容易に蒸留できるフィードを処理す
る場合は、満足すべき結果をもたらすが、約5重量%を
越える蒸留不能物質を含むフィードを処理する場合にそ
のようなノズルの欠点が明らかとなってくる。この問題
点は、液体フィードの多くが不十分にしか微細化されな
いということである。大きい液滴の場合、蒸発に時間を
要し、あるいは全く蒸発せずにコークスになることがあ
る。ある装置では、触媒が相当失活するまでフィードは
蒸発しない。
幾つかのメカニズムを使用して微細に分割された重質油
の液滴を形成する。好ましいノズルの3つの微細化段階
またはメカニズムの概略は以下の通りであり、主として
図5を用い、他の図面にも言及する。
化セクション、低圧力降下衝突および膨張セクションな
らびにオリフィス先端部を有する。
0を通ってノズル10の微細化チャンバー22に供給さ
れる。フランジアッセンブリ45はフランジ47および
FCCライザー反応器内に延びるノズルシールド82と
対になる。
り、流れている液体に横断方向にスチームを注入するこ
とにより、液体がチャンバー22を通る間に相当程度微
細化される。スチームは、微細化流体入口30から入
る。入口20および30の回りのフランジ35および2
5は、それぞれ、スチームおよびオイルのラインの現場
での接続を可能ならしめる。
4とノズル10の壁31との間の環状空間32に入る。
スチームは複数の穴33、好ましくはパイプの壁34に
対して直角に穿孔された穴を通る。
出口36まで通る間、激しく混合され、相当程度微細化
される。従って、液体は軸方向に流れ、気体は領域22
を包囲する環状領域32から半径方向に流れる。
断面であり、スチームがいかに環状スチーム通路32か
らパイプ34の穴33を通って領域22に入り、そこを
流れている液体フィードを微細化するのかを示す。それ
ぞれ8個の穴の2列が好ましい。
パイプの1または2直径分内にあるスチーム穴33の好
ましい配置を示す。好ましくは、スチーム穴は、出口3
6から1.3cm(0.5インチ)内にある。要すれば、
スチーム注入穴33を上流にずらしてよく、あるいは追
加のスチーム注入手段、例えばスロット、チューブによ
り代用してよく、あるいは重質油フィードを少量のスチ
ームに加えてよい。
は、低圧力降下衝突および膨張セクションに排出され
る。
突プラグ50への直接的な排出であり、プラグは好まし
くは微細化チャンバー22の断面積より大きくない断面
積を有する。理想的には、衝突プラグ50は、パイプ3
4の断面積の30〜60%の断面積を有する。パイプ3
4が3.8cm(1.5インチ)の規格(Schedule)80の
パイプである場合、プラグ50の最適断面積は、約2.
5cm(1インチ)である。これで、衝突には十分の大き
さである。
域を通過する微細化されたオイルおよびスチームの効果
的な膨張を可能にする低圧力降下膨張領域内に配置する
必要がある。パイプ34内の領域22の出口の内径に近
いか、またはそれに等しい内径を有し、中心線から5〜
30°、好ましくは10〜25°、最も好ましくは15
°の角度を有する先を切った逆円錐セクション60を使
用すると、膨張による圧力損失が最小限になる。ベンチ
ュリーメーターまたはキャブレターに使用されているよ
うなより複雑な構造を使用してよいが、そのような形状
は製造が困難であり、より高価になる。プラグ50は、
初期微細化セクションの出口36から液体の流れ方向に
沿って1.3cm(0.5インチ)に等しい量でまたは出
口36の直径より大きい長さでいくらかずれていても、
あるいは引っ込んでいてよい。
6からの衝突プラグ50の引っ込みの量は、パイプ34
内の流体の流れに使用できる断面積に少なくとも等しい
プラグ50の周囲の流体の流れに使用できる断面積を提
供するのに十分でなければならない。好ましくは、プラ
グの周囲のパイプの最小開口面積は、パイプ34の断面
積の少なくとも130%またはそれ以上である。最も良
い間隔は、フィードパイプ34の開口面積の約1.4倍
を提供する間隔であると考えられる。
である。プラグ50の主たる目的は、オイルおよびスチ
ームの微細化混合物が当たり、更に微細化が起こる衝突
体としての機能である。好ましくは、プラグの端部は、
2または3°からおそらく15または20°まで、理想
的には10°の僅かな角度で切断されている。この緩や
かな角度により液体の強い衝突およびプラグによる液体
の微細化が可能となり、同時にプラグの周囲で均等にチ
ャンネリングしてプラグ50の端部に隣接した下流の膨
張セクションに流れ、良好な微細化ができる。プラグは
微細化した混合物をパイプの中央から膨張セクションに
向かって向きを変える。
ているパイプまたはチューブの孔の直径にほぼ等しい出
口直径を有する必要がある。好ましくは、膨張セクショ
ンはバッフルセクション65で終わっている。好ましく
は、バッフルは、大まかには十字または「X」の形態で
あり、微細化されたフィードが通過する4つのパイ形状
開口部を規定している。これらのバッフルは、図6にそ
の内部の図を示すが、好ましくは膨張セクションの出口
の直径の15〜35%、理想的には20〜30%に等し
いスポーク幅を有する。好ましい構造は、図示したもの
であり、7.6cm(3インチ)パイプ内で使用する場
合、厚さ1.3cm(0.5インチ)のバッフルプレートを
有し、それぞれのスポークは1.8cm(0.69イン
チ)の幅を有する。
(barrel)の断面にわたって液滴を分配する良好な方法
が提供され、衝突プラグ50を支持するのに十分な金属
または他の材料が提供される。別法では、2、3、4ま
たはそれ以上の穴を穿った中実プレートを使用する。4
つの穴を穿った中実プレートを使用すると、図6にて点
線で示した「X」バッフルによく似た流体力学的挙動を
する。
わらず、十分な開口面積を有してバッフルを横切る場合
に圧力降下が少ししかないようにすることが重要であ
る。通常、膨張セクションの出口の断面積の少なくとも
25%の開口面積を与えることで十分である。
ブリを製作する好ましい方法を示し、ピン67によりノ
ズル内におけるアッセンブリの適当な配置を確保する。
装置を逆に装着できないので、現場での製作が非常に簡
素化される。このような構造により現場での交換も簡単
である。
混合を更に促進し、膨張セクションの下流およびノズル
出口の上流のノズルの領域、すなわち、ノズル出口の孔
(bore)が均一な液滴寸法およびスプレー濃度を有する
微細化された混合物により満たされるのが確保される。
この目的のため、スパイラルミキサー、渦巻き羽根また
は種々の形状のバッフルセクションを膨張セクションの
出口に、あるいはそのすぐ上流もしくは下流に挿入して
よいが、必ずしも同じ結果になるとは限らない。
することにより小さい圧力降下が生じるが、この圧力降
下は混合物を微細化するために系により有効に使用され
ている。
ィス技術を使用して、微細化された混合物をライザー反
応器に排出できる。一般的に、そのようなオリフィス
は、その断面積がオリフィスのすぐ上流の先端管部分ま
たはバレル部分の断面積より相当小さい場合に、うまく
作動する。先端管部分面積:スロット面積を広範囲に変
えてよいが、比3.8:1が良好な結果をもたらす。
下流に追加の微細化手段、例えばスパイラルノズルを有
してよいが、これらの手段は、一般的には必要ではな
く、圧力降下、複雑性および故障の割合が不当に増える
ことになると思われる。
トオリフィスを図6に示している。これは、180°以
下の角度の平らな扇形スプレーを形成する。これは、側
方または周状取り付けノズルと共にFCCに使用するの
に好ましい。ノズルを垂直に取り付ける場合、丸いオリ
フィス出口が好ましい。
その中、または下流で楔もしくは変流手段、あるいはブ
ロックを用いて操作してよい。これらはノズルにおける
圧力降下を増やすが、増えた圧力降下に見合う程度の微
細化効率の向上が常にあるとは限らない。渦巻き羽根は
性能を悪くすると思われる。従って、本質的にオリフィ
ス、好ましくは扇形形状スプレーを形成するスロット付
きオリフィスから成るオリフィス出口により操作するの
が好ましい。
ルが好ましい。それは、実験によりそのような形状によ
り微細化された混合物をライザー反応器内に効果的に分
配できることが判ったからである。従来技術のスロット
付きオリフィス、例えば図1または図2に示すようなも
のを使用できるが、図3または図4に示すようにキャッ
プの接線から離れて短くしたスロットを使用するのが好
ましい。図3および図4に示すスロットオリフィスによ
り、約70〜80°のスプレー(噴霧)角度となり、こ
れは、キャップの接線まで切られたスロット付きオリフ
ィスにより形成されるものよりFCCにはより良いスプ
レー角度である。
することにより、ライザー反応器の壁が腐食されること
なく、スロット付きオリフィスをライザー反応器の壁の
相当近くに配置することができる。別法では、ノズルア
ッセンブリをライザー反応器に更に挿入でき、ライザー
反応器の壁からの増加した距離により壁が腐食するのを
いくらか防止できる。
FCCフィードノズル10を配置する良好な態様を示
す。
オリフィス先端(orifice tip)ノズルおよび螺旋状出
口(spiral outlet)を有するオリフィス先端ノズルを
含む幾つかの従来の構造のものと比較した。
るのに有用であることが判っている標準的な試験手順を
使用して、空気/水混合物を用いて実験を実施した。F
CC装置では偶然でも水/空気混合物を注入することは
ないが、これらの水/空気混合物の流動特性は、FCC
装置で使用する水蒸気(スチーム)/重質油混合物の流
動特性と類似している。
ング試験およびその後のより精密な試験で実施した。
69m/秒および91m/秒(225フィート/秒およ
び300フィート/秒)および分散空気割合が1.9重
量%および4.8重量%における実験であり、結果とし
て4つの組み合わせとなった。高速のシャッタースピー
ドが可能なビデオカメラを用いた定性的な観察を行い、
フローパターンおよび液滴の寸法をより明確に把握し
た。試験は、水平方向に対して30°の角度で位置した
ノズルを用いて行い、側方取り付けノズルを有する多く
の工業的FCC装置におけるノズルのオリエンテーショ
ンをシュミレートした。大きな移動可能圧縮機を使用し
て791kPa(100psig)で空気を供給した。大き
い液体流量または圧力が必要である場合には、遠心ポン
プを使用した。流量はタービンまたはオリフィス流量計
により測定した。全部のノズルについて同じ手順を用い
たので、使用した試験手順は問題とはならない。
いて現在工業的に使用されているノズルは、7.6cm
(3インチ)の規格40パイプから成り、オイル入口
(水入口)とスチーム(空気)入口が「Y」状入口とな
り、従って、微細化流体は斜めに液体の流れの方向に加
えられる。2つの流体の流れは、半円形、矩形スロッ
ト、図1に示したものと類似のものを有するキャップを
通って出る前に約0.91m(3フィート)一緒に流れ
る。微細化および液滴分配は双方とも不十分であった。
大きい液滴が扇形形状の平たいスプレーの中央および縁
領域に存在し、一方、大部分の空気は、これらの大きい
液滴領域の間を通過した。空気および水の圧力降下は、
比較的小さかった。このノズルおよび他の大部分のノズ
ルの場合、試験では出口速度をより大きくすると、スプ
レーはより均一になり、粗さも少なくなった。流量をよ
り大きくすると、7.6cm(3インチ)のチューブの2
相領域内においてスラッギングが認められた。
ノズルも試験した。これを7.6cm(3インチ)のチュ
ーブに取り付け、上流で水と空気を予備混合した。この
ノズルは、螺旋状切断面により内側の円筒状流れからシ
ートを薄く切断することにより機能する。より大きい液
滴が底部で多く、より細かい液滴が頂部で多いので、こ
のノズルは30°の試験角度では性能は不十分であっ
た。水の流量を増やすと、分配が実質的に改善された
が、平均液滴径が増えた。このノズルは殆ど垂直に取り
付けた場合には、最も有用になると考えられる。空気お
よび水の圧力降下は、低〜中程度であった。水が主とし
て螺旋状シートに残っていたのでスプレーは流れの内に
ギャップを含んでいた。スプレーの角度も中程度であ
り、おおよそ65°であった。
c)] このノズルは、4つの周状列に沿って位置する0.48
cm(3/16インチ)のオリフィス(穴)から出て、
水の円筒状コアに垂直に衝突するる16のエアージェッ
トを有する先細りセクションを有する。次に、ノズル
は、先広がりセクションを有する。このノズルは、スプ
レーの外側縁付近では良好な微細化を示したが、中央で
は非常に大きい液滴が存在した。これは、ジェットの速
度が小さいのでエアージェットが水に十分に入り込まな
いことによるものであると考えることができる。エアー
ジェットは背圧を形成し、標準的な条件の場合、大きい
液体圧力降下、152〜310kPa(22〜45ps
i)が生じた。液体圧力降下は、空気流量と共に大きく
変化した。空気の圧力降下は、小さく117〜193k
Pa(17〜28psi)の範囲であった。このノズルに
より形成されるスプレー角度は非常に狭かった。
ー(Spraying SystemsCo.)により製造されているが、
衝突シリンダーに向かった相当小さいオリフィスを通っ
て空気および水を混合チャンバーに供給する。半円形ス
ロットを有する0.76m(2.5フィート)の管を端部
に設けてスプレーパターンおよび出口速度を工業的なF
CCUの要件に合わせた。この構造は、良好な微細化お
よび液滴分配をもたらしたが、その代わりに液体の圧力
降下が非常に大きかった。流量が小さい場合、スプレー
の縁に少し粗い液滴が現れ始めた。液体の圧力降下が大
きく、設計点では228kPaから1103kPaまで
(33psiから160psiまで)であり、空気の圧力降下
は138〜379kPa(20〜55psi)であった。
2つの他のキャップも試験したが、これらは、雪を製造
する場合に使用するより小さいものであった。これら
は、より小さい出口オリフィスを有し、これにより圧力
降下および出口速度が増えたが、良好な微細化を達成で
きた。これらの小さい出口オリフィスノズルは非常に小
さいスプレーパターンおよび非常に大きい出口速度であ
り、FCCフィードノズルとして実際に使用することが
できなかった。
修正を加えたが、その内、いくらかは性能が低下する
か、あるいは許容できない程の圧力降下の増加をもたら
した。
き羽根を加えることにより、大きく曲がった「S」形状
スプレーが形成されたが、縁では大きい液滴が存在し
た。
ロットオリフィス出口を使用した場合、渦巻きにより水
の大きい液滴が縁に向かって押し付けられ、空気は中間
をバイパスした。
即ち、初期微細化セクション、低圧力降下膨張セクショ
ンを含む衝突プラグセクションおよびオリフィス出口を
有するノズルを使用すると、良好な微細化が達成でき
た。ノズルの全部の部分が一体に機能して所望の結果を
達成できる。本発明のノズルのある部分において、例え
ば、従来技術のノズルのものに類似している初期微細化
セクションまたはオリフィス出口において従来のノズル
の技術を幾らか使用できるが、性能が幾らか低下するこ
とがある。以下、各セクションを発明するに至った実験
結果と共に、それぞれのセクションまたは段階をより詳
細に説明する。
の第1段階である。微細化セクションは、レヒラー・ス
ーパーソニックノズルに類似している部分もあるが、同
じではない。以下の相違点がある。本発明のノズルの構
造では、徐々に先細りになっているセクションを必要と
せず、直管を使用できる。4つの位置(穴の4つのリン
グ)において微細化気体を加えるのではなく、わずかに
2つの位置(2つのリング)から微細化気体を加える。
空気の穴は、気体側で使用可能な圧力降下を十分に利用
できるような寸法になっている。
種類のノズルは、縁付近ではうまく作動するが、コアの
問題がある。即ち、大きい液滴がスプレーの中心に存在
する傾向がある。気体流量を大きくすると、微細化は改
善されるが、液体の圧力降下が劇的に変化することがあ
る。
たはリングを使用するが、微細化気体において使用でき
る圧力エネルギーの全部をうまく利用する。
して液体のコア内に微細化蒸気の少なくとも1つの段階
の注入は、うまく機能する。このセクションの出口から
1パイプ直径内に位置する4つのオリフィス(穴)の1
つのリングは、恐らく最小限の構造であるが、それぞれ
が8つのオリフィスを有する2つの列の使用が最適であ
ると考えられる。
グ(または衝突セクション)は、本発明の重要な部分で
ある。最も簡単には、プラグは、流れの方向で測定した
場合、上流セクションまたはフィードパイプの25〜1
50%、好ましくは30〜60%、最も好ましくは40
〜55%の範囲の断面積を有する単一の衝突プラグから
成る必要があるに過ぎない。
合、非常に緩やかなカット、例えば20°以下、好まし
くは約10°のカットにより衝突プラグの周囲で流れを
変えることが特に有用である。プラグは衝突体として作
用し、フィードが突き当たって、更に微細化が起こる。
プラグの端部における緩やかな角度の切断面により流れ
がプラグの周囲の環状開口部に向かって均等に向きを変
更される。図7は、研削端部を有する衝突プラグ50の
好ましい態様を示す。
は、フィードパイプの開口面積と少なくとも同じ大きさ
である必要がある。最適な開口面積は、試験した切断プ
ラグの場合では、フィードパイプの開口面積の約1.4
倍であると考えられる。比較的大きい開口面積および衝
突ピンの変向作用により更に微細化、特にフィードパイ
プの中央の流れ領域に残っていることがある大きい液滴
の微細化がもたらされる。好ましくは環状領域は、少な
くとも部分的に60のような膨張領域により規定され、
そこで、ノズルの内径は、比較的狭い微細化領域22か
らノズル出口にの上流にある遥かに大きい領域62に遷
移する。
度、最も好ましくは10〜20°の角度でオイルフィー
ドパイプから大きいノズルパイプまでの膨張領域が存在
する。この緩やかな角度は、膨張による圧力降下を最小
限にし、それにより、使用可能な圧力を、パイプの急激
な膨張部分を通過することにより単にロスするのではな
く、フィードの微細化に使用できるようにする。図5に
示す15°が最適であると考えられる。より変わった形
状、例えばベンチュリーセクションのような形状により
更に圧力降下を減少することができる。好ましいプラグ
の構造は、変わった形状とするためのより高いコストに
より圧力降下を減らす意味がなくなるような、それによ
り生じる小さい圧力降下を有する。
流の領域において追加の混合および液滴の均等な分布を
促進するのに有効であるバッフルで終了する。好ましい
バッフルは、4つの大きいパイ形状のオリフィスを均等
に通るように流れを分配する十字形状の手段である。
ル構造と同様に、幾つかのタイプのオリフィス出口を用
いると最もうまく機能する。当該分野において知られて
いる従来のオリフィス出口のいずれ(例えば、先に説明
したオイル・アンド・ガス・ジャーナルに示されている
もの)も使用できるが、図3および図4に示すようなス
ロット付きキャップ出口を用いると最もうまく機能す
る。円形オリフィスは垂直取り付けノズルの場合に使用
でき、一方、比較的幅広い扇形形状スプレーを示すスロ
ットは、FCCライザーの周囲の回りに周状に取り付け
るノズルに使用できる。
開口面積は、出口速度が46〜137m/秒(150〜
450フィート/秒)、好ましくは61〜107m/秒
(200〜350フィート/秒)、最も好ましくは約9
1m/秒(300フィート/秒)となるような寸法にす
る必要がある。これは、比較的大きい出口速度であり、
それにより、熱い触媒と十分に混合するために十分なエ
ネルギーをノズルスプレーに与えるが、触媒の摩耗を起
こしたり、触媒をライザーの対向壁まで運んで衝突させ
るほど大きくはない。ノッチまたはスロット付き出口を
使用すると、平らな扇形形状のスプレーが形成され、ラ
イザーにわたって存在することがある、オイルの濃度の
高いストリームが形成されるのが防止される。
相補的に機能する。初期微細化セクションは、液体フィ
ードの大部分を微細化する機能を有する。衝突プラグ
は、微細化セクションの壁の近傍の充分に微細化された
オイルに対しては、非常に僅かしか機能しないが、壁か
ら最も遠い、微細化セクションの中央領域に残存するよ
り大きい液滴を相当量微細化するように配置するのが理
想的である。混合強度は、微細化セクションの壁から内
向きに小さくなるが、プラグセクションでは逆のことが
起こり、混合強度は、中心で最も大きい。
状開口を通過する時に、追加の混合が起こり、混合物が
ある程度別れて、パイ形状開口から好ましくは45°回
転したスロット形状ノズル出口を通過する時にも混合が
起こる。
ーを生み出すが、これを使用する場合、バッフルとオリ
フィスとの間に強い相互作用が存在し、これはオリフィ
スを保持している管またはノズルバレルの長さに関係す
ることがある。衝突プラグのすぐ下流にあるバッフル
は、スロット出口を使用する場合、性能を相当改善す
る。微細化されたストリームを、(衝突ピンの周囲の)
ほぼ円形の分布から平坦な扇形形状スプレーにシフトさ
せるには、性能の相当の低下があることが考えられる。
バッフルの使用およびスロットオリフィスの上流のノズ
ルバレルの長さを十分にしてパイ形状スプレーがノズル
バレルにおいて混合するようにすることにより、良好な
微細化が維持される。スロットオリフィスとバッフルと
の間のパイプまたは管の最適な長さは、パイプの直径の
約4倍であるが、それより長いまたはそれより短い長さ
も許容できる結果をもたらした。
量的試験を実施した。図5に示したものと非常に似たノ
ズルを試験に使用した。基本的なノズル構造は、微細化
セクション(2種類について試験した)、プラグの下流
にパイ形状開口バッフルを有する衝突プラグおよび端部
に水平スロットを有するキャップを有する7.6cm(3
インチ)パイプから成る。
は、膨張領域内で45°で水のコアに衝突する8つの
0.4cm(5/32インチ)の環状になっている空気オ
リフィスを有するものであり、これは図示していない。
2番目のものは、好ましい構造であるが、膨張領域の上
流に位置する16個の0.32cm(1/8インチ)の環
状になっている空気オリフィスを有するものである。
ルを垂直下向きに向き決めした。液滴寸法解析器を使用
してビデオカメラの視線の狭いギャップを通過するスプ
レーの一部分の白黒画像をディジタル化した。実験のギ
ャップの長さは13mmであった。キセノンレーザーを
ストロボとして使用して液滴を背面照明した。統計的意
義を確かなものにするために少なくとも10000個の
液滴を解析してデータを得た。通常ははねのためであ
る、誤差として大きい液滴が含まれるのを避けるため
に、全液滴の体積の10%以上に寄与する単一の液滴を
除外したが、これを行う必要は殆ど無かった。それは、
各試験において多数の液滴を数えることにより、このよ
うなことが生じる確率は減少したからである。液滴寸法
は、全液滴の体積/表面積比と同じ体積/表面積比を有
する球の直径として定義されるソーター(Sauter)平均
液滴寸法として算出した。次に、それぞれの試験につい
て相対液滴寸法を算出した。試験は、種々のノズル出口
速度にて空気の量を変えて実施した。
きオリフィス出口の有効性を調べた。全ての試験につい
て、双方の種類の微細化セクションを有する同じノズル
本体を使用した。一方の一連の試験では、衝突プラグま
たはキャップを使用しなかった。これにより、20゜〜
30゜の比較的狭いスプレー角度が形成された。他の一
連の試験では、キャップに2×7.4cm(0.8×2.9
インチ)スロットをノズルの端部に取り付けた。試験結
果を、表1および表2における2つのグループに分けて
示している。第1のものは、膨張セクションへの空気を
排出する8個のオリフィスを有するものであり、第2の
ものは、図5に示すように、16個のオリフィスを有す
る。
リフィスノズルを有する構造により、8個のオリフィス
構造より相当小さい液滴寸法を有するスプレーを形成す
ることが判る。16穴構造の場合、スチームジェットは
垂直方向でフィードに衝突し、それにより、使用可能な
スチームの流速および圧力が最大限に利用できる。
ターの重要度を解析できる。出口速度およびスチーム重
量%の影響はノズルの性能にとって重要である。一定ス
チーム重量%において出口速度が増加すると、微細化が
改善される。このことは、スチームの重量%についても
同様であり、(一定の出口速度において)スチームの量
がフィードの量に対して増加する場合、微細化が改善さ
れる。出口速度が91m/秒から68m/秒に(300
フィート/秒から225フィート/秒に)、スチームが
5重量%から2重量%になると、ノズルの性能は大きく
低下するが、これらの値以下では、性能の低下はより急
速になる。
びにスロット付きキャップがノズルの微細化性能に与え
る影響を検討したものである。8個のスチームオリフィ
スおよび16個のスチームオリフィスの表は、いずれ
も、プラグおよびバッフルならびにスロット付きキャッ
プを加えることにより改善されることを明らかに示して
いる。しかしながら、2つのノズルを比較した場合、こ
れらのピースを加えることにより得られる改善は、8個
の穴の構造の場合に遥かに大きいことが判る。これは、
衝突点において16個の穴の構造により得られる初めの
微細化が非常に良好であるからである;即ち、下流で更
に微細化する余地がそれほど多くないからである。これ
らのデータは、8穴構造の場合、プラグおよびバッフル
ならびにスロット付きキャップによりもたらされる改善
は30〜53%であり、一方、16穴構造の場合は改善
はわずかに10〜15%であることを示している。これ
が意味するところは、16穴は、フィードの微細化には
優秀であり、プラグおよびキャップは、更に微細化を行
うが、スプレーパターンの形成および分布に主として寄
与するということである。
微細化、衝突および膨張を組み合わせて使用することに
より、非常にうまく機能することを示している。このノ
ズルは、精製および石油化学プロセスにおいて広く適用
できる必要があり、閉塞してはならない。好ましい構造
の小さい穴は、初期微細化セクションに高圧スチームを
加えるためにだけ使用される。炭化水素油(または他の
液体フィード)により濡れるノズルの部分は比較的開い
ており、即ち、衝突プラグ50の周囲で流体が流れるこ
とができる断面積は、初期微細化セクション22で流体
が流れることができる断面積より大きい。
ノズルを使用することにより、触媒の使用が改善され、
水素化処理触媒の固定床を通過するフィードのチャンネ
リングが最小限となる。
ノズルを使用すると、水素化分解床中で移動して好まし
くないようになる局所的な高温領域をもたらし得る、液
体の好ましくない分配が防止されることにより、プロセ
スの効率および安全性が大きく改善される。このノズル
は、水素化分解器への液体フィードの供給および/また
は液体の急冷に使用できる。
い蒸気/液体相をいずれの石油精製の単位操作にも加え
るために使用できる。フィードを渦巻き羽根付きのオリ
フィス先端ノズルを介して加えると、充填塔の効率は大
きく改善されると考えられる。そのような使用の場合、
2相フィードに存在する蒸気は、通常、充填塔に液体を
分散させるのに十分である。 本発明は以下の態様をも含む: (態様1) 重質フィードがライザー分解反応器手段に
おいて接触分解されて、分解生成物および使用済み触媒
が生成し、使用済み触媒はストリッピング手段において
ストリップされて触媒再生手段において再生されて熱い
再生触媒となり、これが該ライザー反応器にリサイクル
され、少なくとも1つの多段微細化フィードノズルを使
用してフィードを該ライザー反応器の底部分に注入する
流動接触分解方法であって、該ノズルは、液体炭化水素
を含む流れているストリームに向かって外から内向きに
半径方向の流れで微細化気体が供給され、該液体フィー
ドストリームを部分的に微細化し、ある直径および断面
積を有し、微細化の程度の小さいコア領域およびより微
細化されている周囲領域を有する部分的に微細化された
ジェットを生成する初期微細化セクション、該初期微細
化セクションの直径より大きくない直径を有し、該初期
微細化セクションの下流にあり、それと隣接している衝
突セクション、該部分的に微細化されたジェットと少な
くとも同じ断面積を有し、該部分的に微細化されたジェ
ットの断面積の少なくとも1.5倍の断面積を有するノ
ズルバレルとつながる、該衝突セクションの周囲の環状
膨張領域、ならびに該ノズルバレルの端部において該ノ
ズルバレルの断面積より小さい断面積を有するノズル出
口を有して成る方法。 (態様2) 複数の該ノズルを使用する態様1に記載の
方法。 (態様3) 衝突セクションは、該初期微細化セクショ
ンと軸方向に整列している態様1または2に記載の方
法。 (態様4) 該初期微細化セクションは、液体フィード
のソースと接続できる上流端部を有するフィードパイ
プ、ふさがれていないまたは開放出口を有する下流端部
および該フィードパイプに穿孔されて該パイプの回りで
半径方向に分配され、該出口のフィードパイプの1直径
内にある複数の微細化気体注入孔ならびに該複数の微細
化気体注入孔を含み、微細化気体の入口および出口を有
する微細化気体分配セクションを有して成る態様1〜3
のいずれかに記載の方法。 (態様5) 衝突セクションは、該初期微細化セクショ
ンと軸方向に整列している下流端部および上流端部を有
する円筒状プラグを有して成る態様1〜4のいずれかに
記載の方法。 (態様6) 該プラグの上流端部は、20°より大きく
ない角度で円錐端部部分を有する態様5に記載の方法。 (態様7) プラグは、その下流端部で支持される態様
5または6に記載の方法。 (態様8) サポートは、Xまたは十字形状支持手段を
有して成り、支持手段は、支持手段のすぐ上流で流体が
流れることができる面積の40〜60%の流体の流れに
垂直な断面積を有し、該支持手段は、そこを通過する流
体を幾つかのストリームに分割する態様7に記載の方
法。 (態様9) 円筒状プラグのための該下流のサポート
は、そこを通過する流体を4つのパイ形状ストリームに
分割するようになっている態様8に記載の方法。 (態様10) 環状膨張領域は、該ノズルバレルと軸方
向に整列し、該ノズルバレルとつながっている出口を有
する態様1〜9のいずれかに記載の方法。 (態様11)該環状膨張領域の該出口は該円筒状プラグ
用の該下流サポートを有して成る態様10に記載の方
法。 (態様12) 環状膨張領域は、該微細化セクションに
隣接する入口を有する頭部を切った円錐セクションを有
して成る態様10または11に記載の方法。 (態様13) 該ノズルバレルは好ましくは円筒状であ
る態様1〜12のいずれかに記載の方法。 (態様14) 該ノズル出口は、オリフィスを有して成
る態様1〜13のいずれかに記載の方法。 (態様15) ノズル出口は、矩形スロット開口を有す
るドーム状または180°の半球状キャップを有して成
る態様14に記載の方法。 (態様16) スロット開口は、180°以下であり、
35〜120°のスプレー角度を形成する態様15に記
載の方法。 (態様17) スロット開口は、180°以下であり、
40〜90°のスプレー角度を形成する態様15に記載
の方法。 (態様18) 環状膨張領域は、該部分的に微細化され
たジェットの断面積と少なくとも等しい断面積を有し、
該膨張領域は、該部分的に微細化されたジェットの該断
面積の少なくとも2倍の断面積を有するノズルバレルと
つながっている態様1〜17のいずれかに記載の方法。 (態様19) 該ノズル出口は、平らな扇形形状のスプ
レーを形成するようにスロットまたはノッチを有して成
り、該ノズルバレルは、3:1〜15:1の長さの直径
に対する割合の範囲の長さおよび直径を有する態様1〜
13のいずれかに記載の方法。 (態様20) 該ノズルバレルは、3:1〜6:1の長
さの直径に対する割合の範囲の長さおよび直径を有する
態様19に記載の方法。 (態様21) 該ノズルバレルは、4:1の長さの直径
に対する割合の範囲の長さおよび直径を有する態様19
に記載の方法。 (態様22) ノズル出口は単一の矩形ノッチ出口を有
して成る態様19〜21のいずれかに記載の方法。 (態様23) 該環状膨張領域では、ノズルバレルは、
該部分的に微細化されたジェットの断面積の1.5〜6
倍の断面積を有する態様1〜22のいずれかに記載の方
法。 (態様24) 該環状膨張領域では、ノズルバレルは、
該部分的に微細化されたジェットの断面積の4倍の断面
積を有する態様23に記載の方法。 (態様25) ある軸、ある直径およびある断面積を有
する一般的に円筒状の内側面、第1端部、第2端部、第
1端部から第2端部に延びる穴、第1端部とつながって
いる液体フィード入口、該円筒を通って穿孔されて第2
端部から1直径内に存在する半径方向に分配された複数
の微細化気体入口を有する初期微細化手段、該初期微細
化手段の軸と軸方向に整列している軸、第1端部、第2
端部、ある直径を有するプラグ、微細化セクションに近
いプラグ第1端部およびプラグ第2端部を有する衝突微
細化手段であって、該プラグは該初期微細化手段と軸方
向に整列し、該プラグ第1端部は、開口して該初期微細
化手段の該第2端部と流体的に連絡している衝突微細化
手段、20゜以下の角度を有する頭部を切った円錐形状
部、該初期微細化手段の該第2端部とつながっている円
錐の先端部に近い第1端部およびノズルバレルとつなが
っている第2端部から成り、該衝突微細化手段を囲んで
いる環状膨張領域、ならびに該初期微細化手段と軸方向
に整列する軸、該初期微細化手段の直径の少なくとも
1.5倍の直径、該環状膨張領域の第2端部とつながっ
ている第1端部およびオリフィス出口とつながっている
第2端部を有する円筒状ノズルバレルを有して成る微細
化ノズル。 (態様26) 円筒状ノズルの直径は、該初期微細化手
段の直径の少なくとも2倍である態様25に記載のノズ
ル。 (態様27) 通常は液体の液体炭化水素フィードを蒸
気/液体分離手段、特に蒸留分離手段に加える方法であ
って、態様25または26に記載のノズルを使用して、
該分離手段の蒸気相領域に該液体フィードおよび微細化
スチームを加えることを含んで成る方法。 (態様28) 水素含有気体および液体炭化水素を触媒
の固定床上の蒸気充満領域に供給し、接触水素化転化条
件下にて該液体および水素を触媒の該固定床に通して水
素化転化生成物を生成する、通常は液体の炭化水素スト
リームを接触水素化転化する方法であって、態様25ま
たは26に記載のノズルを使用して該固定床フィード上
の該蒸気充満領域に該通常は液体の炭化水素フィードお
よび該水素含有気体の少なくとも一部分を供給すること
を特徴とする方法。
の図を示す(従来技術)。
の別の図を示す(従来技術)。
ある。
図である。
あり、初期微細化セクション、低圧力降下プラグおよび
バッフル(膨張セクションとしても作用する)ならびに
短縮したスロットノズル出口を有する。
図である。
別の図である。
る。
Cライザー反応器の断面図である。
ましい取り付け手段を示す。
口、 22…微細化チャンバー、25…フランジ、30…微細
化流体入口、 31…壁、32…環状空間、33…穴、34…壁、35
…フランジ、 36…出口、45…フランジアッセンブリ、47…フラ
ンジ、 50…衝突プラグ、60…逆円錐セクション、65…バ
ッフルセクション、 67…ピン、80'…ノズル(端部)、82…ノズルシ
ールド、 85…ノッチ、85'…スロットオリフィス。
Claims (10)
- 【請求項1】 重質フィードがライザー分解反応器手段
において接触分解されて、分解生成物および使用済み触
媒が生成し、使用済み触媒はストリッピング手段におい
てストリップされて触媒生成手段において再生されて熱
い再生触媒となり、これが該ライザー反応器にリサイク
ルされ、少なくとも1つの多段微細化フィードノズルを
使用してフィードを該ライザー反応器の底部分に注入す
る流動接触分解方法であって、該ノズルは、 液体炭化水素を含む流れているストリームに向かって外
から内向きに半径方向の流れで微細化気体が供給され、
該液体フィードストリームを部分的に微細化し、ある直
径および断面積を有し、微細化の程度の小さいコア領域
およびより微細化されている周囲領域を有する部分的に
微細化されたジェットを生成する初期微細化セクショ
ン、 該初期微細化セクションの断面積の150%より大きく
ない断面積を有し、該初期微細化セクションの下流にあ
り、それと隣接している衝突セクション、 該部分的に微細化されたジェットと少なくとも同じ断面
積を有し、該部分的に微細化されたジェットの断面積の
少なくとも1.5倍の断面積を有するノズルバレルとつ
ながる、該衝突セクションの周囲の環状膨張領域、なら
びに該ノズルバレルの端部において該ノズルバレルの断
面積より小さい断面積を有するノズル出口を有して成る
方法。 - 【請求項2】 衝突セクションは、前記初期微細化セク
ションと軸方向に整列している請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記初期微細化セクションは、液体フィ
ードのソースと接続できる上流端部を有するフィードパ
イプ、ふさがれていないまたは開いている出口を有する
下流端部および該フィードパイプに穿孔されて該パイプ
の周りで半径方向に分配され、該出口からフィードパイ
プの1直径内にある複数の微細化気体注入孔ならびに該
複数の微細化気体注入孔を含み、微細化気体の入口およ
び出口を有する微細化気体分配セクションを有して成る
請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】前記衝突セクションは、前記初期微細化セ
クションと軸方向に整列している下流端部および上流端
部を有する円筒状プラグを有して成る請求項1〜3のい
ずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 前記プラグの上流端部は、20°より大
きくない角度で円錐端部部分を有する請求項4に記載の
方法。 - 【請求項6】 プラグは、その下流端部で支持され、サ
ポートは、Xまたは十字形状支持手段を有して成り、支
持手段は、支持手段のすぐ上流で流体が流れることがで
きる面積の40〜60%の流体の流れに垂直な断面積を
有し、該支持手段は、そこを通過する流体を幾つかのス
トリームに分割する請求項4または5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記衝突セクションの周囲の前期環状膨
張領域は、前記部分的に微細化されたジェットの断面積
と少なくとも等しい断面積を有し、該膨張領域は、該部
分的に微細化されたジェットの該断面積の少なくとも2
倍の断面積を有するノズルバレルとつながっている請求
項1〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 前記ノズル出口は、平らな扇形形状のス
プレーを形成するようにスロットまたはノッチを有して
成り、前記ノズルバレルは、3:1〜15:1の長さの
直径に対する割合の範囲の長さおよび直径を有する請求
項1〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 液体炭化水素を含む流れているストリー
ムに向かって外から内向きに半径方向の流れで微細化気
体が供給され、該液体フィードストリームを部分的に微
細化し、ある直径および断面積を有し、微細化の程度の
小さいコア領域およびより微細化されている周囲領域を
有する部分的に微細化されたジェットを生成する初期微
細化セクション、 該初期微細化セクションの断面積の150%より大きく
ない断面積を有し、該初期微細化セクションの下流にあ
り、それと隣接している衝突セクション、 該部分的に微細化されたジェットと少なくとも同じ断面
積を有し、該部分的に微細化されたジェットの断面積の
少なくとも1.5倍の断面積を有するノズルバレルとつ
ながる、該衝突セクションの周囲の環状膨張領域、なら
びに該ノズルバレルの端部において該ノズルバレルの断
面積より小さい断面積を有するノズル出口を含む微細化
ノズル。 - 【請求項10】 円筒状ノズルの直径は、前記初期微細
化セクションの直径の少なくとも2倍である請求項9に
記載のノズル。
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