JP3142265U - マニホールドスプレーガン - Google Patents

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Abstract

【課題】マニホールドとスプレーガン本体との着脱がワンタッチで確実に装着、分離することができる構成とし、装着した状態で確実な管路の接続ができるマニホールドガンを提供する。
【解決手段】接合面にはそれぞれの開口通路部を区画するパッキンが挟持される。このパッキンの内側に位置して、スプレーガン本体側1には凹部を設け、該凹部には一部に開口部を残して内部空間17を形成する係止部材を設け、マニホールド側2には先端部を鈎部32に曲折し、接合面より突出する定位置で回転自在とした固定軸31を設ける。接合面を圧接した状態で前記開口部に差込まれた固定軸の鈎部を回転し、前記内部空間に嵌め込むことで開口部から抜けるのを防止して装着する。分離は固定軸を回転させ、鈎部が内部空間から抜けるようにすればよい。
【選択図】図1

Description

本考案は、制御エアで噴霧塗装のスプレー制御を自動的に行うスプレーガンで、塗料とエアの各接続口を集約したマニホールドとスプレーガン本体部とを分離装着可能としたマニホールドスプレーガンの着脱装置に関する。
マニホールドガンは、自動塗装装置や塗装ロボット等に装着して自動塗装を行う場合に、被塗装物とその塗装仕様による塗装条件の変化に対応し、塗料や吹付けもしくは吹付け制御エアの接続を変更することなく、スプレーガン本体部のみを交換することによって、すばやく対応できることを可能にしたスプレーガンとしてこれまでも使用されてきている。
マニホールドガンは、その性格上、マニホールドからのスプレーガン本体部の着脱が容易にかつ短時間に行うことができることが必要である。これに加え、装着したときに確実に必要な各流体の通路が接続され、漏洩や他の通路からの流入があってはならないことが重要である。
したがって接続を確実にするためこれまでもいくつかの提案がなされてきているが、その代表的な方法は、ねじ等の締結手段によって固定させる方法と言える。しかしこの場合、接合面の密着性を確実に行うため、通常は複数のねじを配置し、均等に締め付けることが必要であり、その結果ねじの均一な締付操作と複数のねじによる装着作業が必要であり、すばやく確実な着脱操作には問題がある。
またねじによる締結を簡単にすることを目的として、特開平10-180163や特開2003-62498に示されるごとく、一端を係止部分に嵌めこみ、鉤状のロック手段を形成し他端をスライドさせることで所定の位置に嵌めこみ固定する方法や、一端を係止部分に嵌めこみ、他端を合わせた状態で回転レバーにより固定する方法が提案されている。
さらには接合面をスライドさせることなく接合方向に移動させて圧着させ、接合方向の移動を固定する手段により確実に締め付けるものとして、特表2008-505759で示されるような改善により接合面におけるパッキンの劣化を防止する提案もなされている。しかしこの提案に於いてはスプレーガン側から突出させた固定部材を、マニホールドの横方向から挿入された固定手段を回転させて抑える構成としており、構造が複雑になっていることの他、各接続通路に設けられたパッキンが固定部材の一側に置かれており、各パッキン部の圧着状態を一定の平均した状態に保つことができないことが懸念される。したがって使用上長期間に渡り確実な接合状態を維持することが困難であることが十分に予測される。
マニホールドスプレーガンの構成条件として、マニホールドとスプレーガン本体との着脱がワンタッチで確実に装着、分離することができる構成とし、装着した状態で確実な管路の接続ができるマニホールドスプレーガンとすることが本考案の課題である。
スプレーガン本体とマニホールドの接合面にそれぞれの連通路を開口し、接合によってそれぞれの通路を気密に接続するマニホールドスプレーガンにおいて、接合面にはそれぞれの開口通路部を区画するパッキンが挟持される。このパッキンの内側に位置して、スプレーガン本体側には凹部を設け、該凹部には一部に開口部を残して内部空間を形成する係止部材を設け、マニホールド側には先端部を鈎部に曲折し、接合面より突出する定位置で回転自在とした固定軸を設ける。接合面を圧接した状態で前記開口部に差込まれた固定軸の鈎部を回転し、前記内部空間に嵌め込むことで開口部から抜けるのを防止し、圧接状態が維持される構成とする。
固定軸が挿入され係止される内部空間は接合面のほぼ中央に設け、周囲に前記パッキンが配置する。
互いの接合面の間には弾性部材のパッキンを設け、前記鈎部を係止片に係合させたとき前記弾性部材をわずかに圧縮するよう鈎部の位置を設定された固定軸がその軸方向の移動を規制され、必要に応じてその位置が調整される手段を備える。
スプレーガンとマニホールドの接合固定手段が接合部に設けられた各パッキンの内側にあり、これを互いの接合方向に固定することによって各パッキンの接合が偏ることなく均等に圧接状態を形成するため、繰返しの脱着に対しても安定した接合を継続することができ、耐久性を確保できる。
装着や分離に対しても接合面を合わせ、固定軸に設けられたレバーをほぼ90°回転させるだけで簡単に装着ができ、分離の際は同じく反対にレバーを操作すれば容易に外れ、極めて短時間での脱着が可能である。したがってスプレーガンの交換やメンテナンスにおいて、より効率の高い作業を行うことができる。
マニホールドガンは、自動スプレーガンのスプレーガン本体部分と、塗料とエア等の接続口を設けスプレーガン本体部に接続する通路を設けたマニホールドを別々に設け、着脱によってスプレーガン本体の交換を可能にしたスプレーガンである。
接続される通路の数はスプレーガンの機能によりいくつかに分けられるが、接続面となるスプレーガン側のシート面とマニホールド側の取付け面に設けられる供給口の数が異なるのみで、大きな違いにはならない。通常は塗料の供給口と作動用及び噴霧用の二つのエア供給口が必要となるが、作動エアと噴霧エアを兼用する場合は一つでも可能であり、反対に噴霧のパターン調整を個別に行うなどの機能を増加させることでエアの制御通路が増加する場合や、多液塗料の場合もしくは塗料循環システムを採用した場合に塗料の通路が増加することもある。その他、特殊の場合に静電塗装等で使用される場合には塗料やエアの流体通路に加え、電気的な接続を必要とする場合も中継接続部品としてマニホールドに設けられることもある。
図1の実施例は、接続部における固定手段の断面を示しており、接続通路は作動用エア通路部のみが現わされた基本的な例を示している。
スプレーガン本体1は塗装用スプレーガンの構造として良く知られている構成で、先端中心部に塗料ノズル3を備え、先端の噴出口4から塗料が噴出される。噴出口4内部にはニードル弁5が当接して噴出口を遮断し、ニードル弁5後部に接続されたピストン6に作動エアが供給され、ばね7に抗して後方に引かれると噴出口が開口して塗料が噴出する。
塗料ノズル3の外側には空気キャップ8が着脱自在に取り付けられ、中心口9内に前記噴出口4の先端部が位置し、形成された環状のスキマから噴出するエアによって塗料は噴霧化される。この図においては噴出させるエア通路が省略されているが、これらの構造は多くの実用例から周知となっている。
スプレーガンに送り込まれる塗料及びエアの通路は、図2に示すスプレーガンの接合面10と図3に示すマニホールドの取付け面20に示されるように、スプレーガン側の作動エア通路11、噴霧エア通路12、制御エア通路13、塗料通路14が、マニホールドの作動エア開口21、噴霧エア開口22、制御エア開口23、塗料通路開口24とそれぞれ対応している。これらの通路はスプレーガンの使用される目的によって異なることがあり、これに限定されるものではない。
また、これらの通路、開口に囲まれるようにスプレーガン側には取付け用開口部15が形成され、該開口部は一部を係止部材16で塞がれ、内部空間17を形成している。図の例では係止部材16をねじ18等の手段で固定し、開口部15の一部を塞ぐ構成としているが、内部を抉る加工によって一体的に形成しても良い。
これらの接合面10と取付け面20の間にはパッキン30が介装され、少なくとも前記それぞれの各通路と開口の周囲を密閉状態にして、通路からの漏洩を防止する。図の例では通路となる部分や接合時に他の部品がくる部分を開口したシート状パッキンが用いられているが、各通路の周囲にそれぞれリング状のパッキンを設けても良い。本例では省略されているが塗料通路にはシールリングが採用されている。
19はピン穴でスプレーガンとマニホールドの取り付けに際しての位置決めピンが挿入される。ピン29はいずれの側に固定しても差し支えないが、前記パッキンと共に基台となるマニホールド側に固定するのが一般的である。
マニホールドのそれぞれの開口に配置されたパッキンの内側中央部には、前記開口部と一致する位置に固定軸31が取付け面20と垂直に突出している。該固定軸31は突出した部分の先端が直角方向に曲がった鈎部32を形成し、前記開口部15に挿入し、該固定軸を回転させたとき、前記係止部材16によって形成された内部空間17に前記鈎部32が進入し軸方向への移動が不可となるように形成されている。
したがって内部空間に進入する鈎部32は内部空間17に隙間なく入る厚み寸法をとすることが要求されるが、この場合抜ける方向を規制すれば良いため、弾発機能を有し接触面を押し下げる機能のアジャスタ33を設けている。
固定軸は前記鈎部側に設けた段差34で位置決めされ、小径部がマニホールドを貫通し、反対側に一端を突出させている。この一端にはマニホールドに対して軸方向の移動が阻止し、定位置で回転するように回転軸受け35が止ねじ36等で固定される。回転が滑らかに行われるように前記段差と回転軸受がマニホールドと接触する個所には回転軸パッキン37が設けられている。また回転軸には回転軸レバー37が固定されている。
このマニホールドは、自動塗装機等の取付けステーを取付け穴40に通し、図示されていないがねじ等の締付により固定される。このような構成に於いて、必要とするスプレーガンを取り付ける場合、取付け面にスプレーガンの接合面を合わせるとき、前記鈎部が開口部に入るように折り曲げられた鈎部と共動する回転軸レバーの位置を合わせておき、接合面がパッキンに密着するように合わせる。このとき位置決めピンによって容易に位置合わせも可能となり、何ら難しさは無い。
スプレーガンとマニホールドを合わせ、更に押し付けるようにすれば弾発性のあるパッキンがわずかに圧縮され、その状態でレバーを取付け側に回転させれば鈎部が係止部材によって形成された内部空間に入り固定軸の軸方向の移動が阻止され、スプレーガンとマニホールドが固定される。このとき対応する位置に空けられた通路開口はパッキンの内側に配置した固定軸で押さえられる状態となり、平均的に密着させられているため安定したシール効果を維持することができ、繰返しの使用によっても、一方が変形や磨耗によって漏洩の危険性が生じることが無く、長期に使用することができる。
交換の際取外す場合は、回転軸レバーを外す方向に回転すれば、内部空間から鈎部が外れ、スプレーガンは簡単に解除することができる。

本案の一実施例を示した断面図である。 図1のスプレーガン本体の接続面を表した底面図である。 図1のマニホールドの取付け面を表した平面図である。 図1を後部下方から見た斜視図である。 マニホールドの斜視図である。 スプレーガン本体の開口部を部分的に示した断面図である。
符号の説明
1 スプレーガン本体
2 マニホールド
10 接合面
11 作動エア通路
12 噴霧エア通路
15 取付け用開口部
16 係止部材
17 内部空間
20 取付け面
21 作動エア開口
22 噴霧エア開口
30 パッキン
31 固定軸
32 鈎部
33 アジャスタ
35 回転軸受け
37 回転軸パッキン
38 回転軸レバー


Claims (3)

  1. スプレーガン本体とマニホールドの接合面にそれぞれの連通路を開口し、接合によってそれぞれの通路を気密に接続するマニホールドガンにおいて、
    本体側に凹部を設け、該凹部の開口部を一部塞ぎ、内部空間を形成する係止部材を設け、
    マニホールド側には先端部を曲折した鈎部を有し、接合面より突出する定位置で回転自在とした固定軸を設け、接合面を圧接した状態で前記開口部に差込まれた固定軸を回転し、前記鈎部を前記内部空間に嵌め込み、係止部材によって固定軸の軸方向移動が規制されスプレーガンとマニホールドが装着されるマニホールド自動スプレーガン。
  2. 係止部材は、着脱手段によって固定され、接合面のほぼ中央に設けてなる請求項1のマニホールド自動スプレーガン。
  3. 互いの接合面の間に弾性部材のパッキンを設け、前記鈎部を内部空間に嵌め込み係止部材に係合させたとき、前記弾性部材をわずかに圧縮する位置で固定軸方向の移動を規制する位置に鈎部を設定してなる請求項1のマニホールド自動スプレーガン。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010201294A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Anest Iwata Corp 簡易着脱機構を備えたマニホールドスプレーガン

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