JP3142080U - 携帯型簡易組立式撮影ボックス - Google Patents

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博行 粥川
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Abstract

【課題】撮影ボックスを、簡単に分解・組立セットすることができ、撮影ボックス内にセットされた商品を、常に安定した照明により撮影を確保することができ、撮影ボックスを簡単に分解して持ち運びすることのできる携帯型簡易組立式撮影ボックスを提供する。
【解決手段】鞄蓋体と鞄底蓋体からなり、内部に白色灯照明器具取り付け用クリップ、マジックファスナー(登録商標)を有する横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄と、手提げ鞄の両蓋体と協働して組立てられる複数の仕切板と、手提げ鞄の内部に添着されるバックスクリーンとを備え、前記複数の仕切板が、鞄底蓋体に蝶着された一対の同形の台形状側方仕切板と、これに取外し自在の短冊状前方上部撮影窓付き仕切板及び短冊状前方下部仕切板とにより撮影ボックスとして組立てられる。
【選択図】図1

Description

この出願の考案は、設営作業が簡単で、携帯して持ち運びできるスタジオボックスに関し、特に横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄を利用して、撮影ボックスを組立てることができ、且つ、撮影ボックス組立部品類を収容して簡単に持ち運びできる鞄携帯型簡易組立式撮影ボックスに関するものである。
先行の設営作業が簡単で、携帯して持ち運びできるスタジオボックスは、本出願人によって提案されている(特開2006−173894)。
それ以前のスタジオボックスの場合、針金のバネ性を利用し、折り畳んで収納したり、また元のドーム形状に復元させる従来のタイプのスタジオボックスが、針金のバネ性を利用することから、操作が不慣れな場合は小型に折り畳んで収納することが難しく、また元のドーム形状のスタジオボックスに復元させる際も、あらぬ方向にバネの力が作用してうまく元のドーム形状に復元させることができないスタジオボックス組立・収納上の難点を有していた。
そこで、上記先行発明ではこれを解決すべく、折り畳みおよび設営操作が極めて簡単で、しかも簡単かつ正確に元のドーム形状に復元することができるスタジオボックスとして、主骨移動手段を操作し、各主骨を放射状に位置決めするだけで、反射シート部材を前記各主骨間で張設してドーム形状に復元することが出来るとともに、各主骨を互いに略平行に位置決めするだけで反射シートを折り畳むことが出来、このため傘をさすのと同じような操作で初めて操作する人でも簡単かつ正確にドーム形状のスタジオボックスの設営と折り畳み操作とを行なうことが出来るようにして改良を図った。
しかし、上記スタジオボックスを設営した後、撮影すべき商品を内部にセットして撮影することができるような撮影ボックスとして使用する場合には、その前記スタジオボックスを利用する撮影時には、さらに照明装置を別途準備する必要があり、このため、既設の照明の設置された場所に当該スタジオボックスを移動したり、又は前記スタジオボックスに新たに照明器具を用意しセットしたりする必要があり、適正な撮影を行なうためには更なる作業準備を必要とし、準備の煩雑が問題として残され、さらに、これらの照明器具は前記スタジオボックスの外部から布地を介した間接照明の形で使用されることになり、通常の蛍光灯スタンドでは撮影のための十分な光源が得られないことがあり、このため、その分光度が低減され内部での明るい撮影を確保するには課題を残すものであり、また従来の照明器具をスペースの狭い前記スタジオボックスの内に撮影商品に均一の照明を当てるようにセットする上でも問題を残していた。
また、収納ケース部と該収納ケース部に開閉可能に連結された蓋部を備える携帯型ライティング装置であって、前記収納ケース部は、電源装置と、該電源装置に接続される複数の照明装置と、撮影台とを備え、前記蓋部は、バックスクリーンを備える携帯型ライティング装置が存在する(特開2002−99041)。
この場合の解決課題は、先行技術としての小型スタジオ装置が、上部箱体、中央部箱体及び下部箱体とからなる箱型であることから、全体の大きさ・重量は、小型冷蔵庫程度となり、スタジオ装置を移動には下部箱体の底部に付けたキャスターにより引きずって移動させるか、他の場所への移動には、自動車に頼らざるをえなかったことから、収納ケース部と該収納ケース部に開閉可能に連結された蓋部を備える携帯型ライティング装置として、前記収納ケース部は、電源装置と、該電源装置に接続される複数の照明装置と、撮影台とを備え、前記蓋部は、バックスクリーンを備えるようにし、これによって、ライティング装置を手荷物として携帯可能としたものである。
ただ、小型スタジオ装置においてその軽量・小型化を図った携帯型ライティング装置において、セットされるスタジオは開放されており、またスタジオにセットされる撮影対象の商品の照明については、携帯型ライティング装置の左右前後の多数の照明装置を用いて照射するものであるため、安定した照明を得るため、多数の照明装置の照射方向、照射距離などの調整に時間がかかり熟練を要し、このため太陽の日差しを受ける屋外・屋内を問わず安定した照明を得る上で問題を残すものであった。
特開2006−173894 特開2002−99041
この出願の考案は、上記の事情に鑑みこれを解決するもので、撮影ボックスを組立セットしたとき、撮影すべき商品を内部にセットしてすぐ撮影することができるように予め照明手段を簡単にセットすることができ、撮影ボックス以外に別途他の照明装置の設置を追加セットする必要がなく、また、内部にセットされた商品を撮影ボックス内の照明により所定の位置から所定の照度で直接的に照明するようにし、その場合仕切板で覆った暗箱内での白光灯による直接的な照射となるため、照度が低減されることなく略安定した光度が確保されることとなる。これによって、外部の強い日光照射の影響を受けることがなく、内部では常に安定した照度により内部にセットされた商品についての安定した鮮明な撮影を確保することができ、屋外・屋内を問わず安定した照明を得ることができる。
このため、上記課題を解決するものとして、本考案は、鞄蓋体と鞄底蓋体からなる横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄であって、鞄蓋体内部天上面に設置の白色灯照明器具用クリップと、鞄底蓋体の内部下端両側縁に折り畳み可能にその一辺側縁がそれぞれ蝶着されると共にそれぞれ開いて鞄蓋底体の側面に沿わせ立設可能な一対の同形の直角辺を含む台形状側方仕切板と、前記側方仕切板の前縁に相互の逆L字孔・フックにより係合される前方上部配置の撮影窓付き短冊状前方仕切板及び前方下方配置の短冊状前方仕切板と、前記鞄蓋体の内部天上面にマジックファスナー(登録商標)止めされるバックスクリーンとを少なくとも備え、前記クリップに白色灯照明器具が設置可能であり、バックスクリーンをマジックファスナー(登録商標)止めし、前記一対の同形の立設した台形状側方仕切板に2種類の短冊状前方仕切板を逆L字孔・フックの係合により組込み、鞄蓋体を被せ、鞄蓋体と鞄底蓋体を所定の角度に開いた状態に保持して、前記撮影窓を通じて撮影可能な撮影ボックスを形成すると共に、両短冊状前方仕切板の分解後、前記台形状側方仕切板を折り畳み、前記分解した二枚の短冊状仕切板及び取外したバックスクリーンを、必要に応じて白色灯照明器具類を含めて、鞄内に収容し運搬可能とした携帯型簡易組立式撮影ボックス、を提供する。
以上、上記本考案によれば、鞄蓋底体における蝶着された側方仕切板の立上げ、開いた鞄蓋体内上部に設置のクリップ体による白色灯照明器具の設置、同じく鞄蓋体内上部に設置のマジックファスナー(登録商標)によるバックスクリーン配設、前方各仕切板の前記側方仕切板への所定位置への差込組立て、開いた鞄蓋体の施蓋によって撮影ボックスを、簡単に組立セットすることができる。なお、この撮影ボックスの組立てに当って、白色灯照明器具はクリップ止めされ、この白色灯照明器具にはコンセント、切替スイッチ、コードを介して電源への接続が可能となっている。
撮影ボックスとして使用するに際して、予め電源に接続された撮影ボックス内に撮影すべき商品がセットされる。ここで、白色灯照明器具を点灯したときには、撮影ボックス内の撮影対象の商品は直接照明され、しかも仕切板で覆った暗箱内での一定の明るさが確保された白色灯による照射となるため、光度は低減されることはなく、また、外部の強い日光照射の影響に曝されることもなく、内部では常に安定した照明による明るい撮影環境を確保することができ、これによって、撮影ボックス内の撮影商品に均一な照明を当てることができることとなり、屋外・屋内を問わず安定した照明を得ることのできる携帯型簡易組立式撮影ボックスを提供することができる。
以下、本考案について、図面を用いてさらに詳細に説明する。
図1は、組立て部品を収納した横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄1を用いてデジタルカメラ用の撮影用スタジオボックスとして組立てた携帯型簡易組立式撮影ボックスBを示す。
図1の組立て状態において、横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄1(以下「手提げ鞄1」と略称する。)は、一辺で回転自在に蝶番によるヒンジ結合(図4参照)された開閉自在の鞄蓋体1aと鞄底蓋体1bの二分割体からなるケース鞄である。この手提げ鞄1は、後述する台形状側方仕切板2、2及び短冊状前方仕切板3、4を組立てることによって、半開状態の形状に保持された暗箱を形成している。手提げ鞄1は、図1、図4に概略的に示す留め金、取手を有し、後述するように、立設した台形状側方仕切板2、2から、短冊状前方仕切板3、4等を分解、分離して、台形状側方仕切板2、2を内部に折り畳み、箱底体内に収納し、手提げ鞄1を閉じて施錠すれば簡単に持ち運びが可能となる。
図1の半開状態に組立てられた手提げ鞄1の組立結果の概要は次のとおりである。手提げ鞄1の蓋体1aと蓋底体1bの間において、その両側方には台形状側方仕切板2,2が面を添え立設させて配置される(図3参照)。また、両仕切板2,2の前方端縁には、その上部位置に撮影用窓3b付き短冊状前方仕切板3が、その下部位置に短冊状前方仕切板4がそれぞれ配置される。これら鞄蓋体1aと鞄底蓋体1bと、台形状側方仕切板2,2、及び短冊状前方仕切板3、4によってその内部に撮影室が形成される。
白色灯照明器具5は、鞄蓋体1aの内壁頂部に、横方向二箇所に取付け設置したクリップ5d、5d
(図2参照)により挟着される。バックスクリーン6は、その上端が鞄蓋体1aの内壁頂部にマジックファスナー(登録商標)止めされ、バックスクリーン6自体の剛性によって略鞄蓋体1aの凹部壁面と鞄底蓋体1bの凹部壁面に沿って展設される。
側方仕切板2,2の配設とこの側方仕切板2,2への前方仕切板3、4との組立は次の手段による。
図2は、携帯型簡易組立式撮影ボックスBを組立てるための部品、鞄蓋体1a、鞄底蓋体1bからなる手提げ鞄1、側方配置台形状側方仕切板2,2、前面上部配置撮影用窓付き短冊状前方仕切板3、前面下部配置短冊状前方仕切板4、白色灯照明手段5、バックスクリーン6をそれぞれ分解して示す図である。
図2に示すように、一対の側方配置台形状側方仕切板2,2は、鞄底蓋体1bの側壁下部に蝶番2cによって蝶着される。これによって、各側方仕切板2は、未使用時には鞄底蓋体1bの底面に寄せて折畳まれ、また使用時には鞄底蓋体1bの内側面に添って起立させることができる。蝶着により起立配置することのできる一対の側方配置台形状側方仕切板2,2には、それらの前方縁近傍の上部に上部差込み孔2aを、また下部に下部差込み孔2bが穿設されている。台形状側方仕切板2,2は、内部の採光による乱反射を予防するために好ましくは黒色が採用されている。この仕切板の内側表面は黒色であることが好ましく、以下、内側表面が黒色であるものとしての記述があるとしても、これに限定されることはない。
前方仕切板について説明する。短冊状黒色前方仕切板3、4には、図面長手方向両端縁に複数の突起3a、4aが各それぞれ突設される。ここで上記したように、上部に配置の短冊状前方仕切板3にのみ撮影用窓3bが備えられる。
これらの前面上部配置短冊状黒色前方仕切板3のフック3a、3aは、前記した側方配置台形状黒色側方仕切板2の上部逆L字孔2a、2aに押し込み落とし込むことにより係止され、また、前面下部配置短冊状黒色前方仕切板4のフック4a、4aは、下部逆L字孔2b、2bに同様に係止され、この逆L字孔・フックの係止による組立後、この上に蓋体1aを被せることによって、半開状態に保持された鞄1の側方及び前方の隙間は塞がれ、外部から遮光され、撮影用窓3bを通じて撮影できる撮影ボックスが形成される。
上述の側方仕切板2、2と前方仕切板3、4に係る逆L字孔・フックの係止構造は、孔と突起による差込構造としても差し支えない。
前面上部配置短冊状黒色前方仕切板3の面に形成された撮影用窓3bは、通常この撮影用窓3bを通して、デジタルカメラにより内部にセットした商品を撮影するための窓である。
撮影に当っては、もちろん組立の途中で予め撮影対象商品を据付け、撮影ボックス内に撮影対象商品が収納セットされる。
図2において、手提げ鞄1は、開放した鞄蓋体1aの内側収容部の上方左右両側近傍位置に、白色灯照明手段を設置するため、両端にクリップ5d、5dが取り付けられる。このクリップ5d、5dによって、別途用意された白色灯照明手段5の端部外周を両側で挟持してクリップ止めにより所定の方向に設置する。その際、図1(ロ)で示すように、上方から下向きに照射が可能となり、撮影ボックス内の撮影体を照射する。
クリップ止めされた白色灯照明手段5の取り外しは、クリップ5d、5dからその開放端を通じて簡単に引き抜いて取外すことができ、この取外された白色灯照明手段5は、適宜鞄内に収容することができる。
撮影ボックス内部据付け商品の背景となるバックスクリーン6は略鞄の幅を有し、例えば、図2に示すように、鞄蓋体1aの内側収容部の使用時上部となる位置に、マジックファスナー(登録商標)6a等により簡単に取外し可能に取付けられる。この場合、このバックスクリーン6は鞄蓋体1aおよび鞄蓋底体1bの内側収容部内面に添設可能な所定の剛性を有する布から作成される。
撮影ボックス組立の際、バックスクリーン6を添設に先立って、図3に示すように、鞄底蓋体1bの側壁下部に蝶番2cにより蝶着された一対の側方配置台形状黒色側方仕切板2,2を、それぞれ鞄底蓋体1bの両内側面に添って起立させた立設状態となし、この状態において、バックスクリーン6を添設する(図3参照)。
また、バックスクリーン6は、布に代えて可撓性があり剛性を有した薄板材から作成することができる。この場合、鞄蓋体1aの内側収容部に配置した際に、薄板材の下端が鞄底蓋体1bの内側収容部の縁に当接して縁で支持されながら、被写体がその剛性の影響を受けることなく載置できる程の可撓性を有した剛性をもつ材料として作成したものである。
バックスクリーン6の配色は、撮影体の彩色を鮮明にするため通常白色のスクリーンが採用される。撮影体が白色系の場合には、彩色を鮮明にするため白色以外の彩色のスクリーンを選択して使用することもできる。
前記白色灯照明手段5を点灯するため、図2に示すように、この白色灯照明器具には差込み受5cを備え、差込み受5cへの差込み7は、切替スイッチ7bを付設したコード7aを介して適宜の電源への接続が可能となっている。差込み7とコード7aは、側方仕切板2に形成された挿通孔を通じて引き込み、引き出し可能である。コードを挿通したこのコード挿通孔は、鞄蓋体1aを被せたとき、鞄蓋体1aの側壁により塞がれる位置に設けられるので、光漏れの影響はない。
図4は、手提げ鞄1を開放し、内部に、上記したデジタルカメラ用の撮影用スタジオボックスの組立てに供する部品、側面配置台形状黒色側方仕切板2,2、前面上部配置短冊状黒色前方仕切板3、前面下部配置短冊状黒色前方仕切板4、白色灯照明手段5、バックスクリーン6が収納された状態を示す。
手提げ鞄1を開いて収納された状態から組立てる場合、先ず、手提げ鞄1を開放し、手提げ鞄1の中から、図4に示された収納中の各部品のうち、側面配置台形状黒色側方仕切板2,2を除いて、一先ず外へ取り出す。
次に、鞄蓋体1aを開放した手提げ鞄1において、開放された鞄底蓋体1bの内側に蝶着され折り畳まれた側方仕切板2,2(図2参照)を鞄底蓋体1bの内側面に添うよう起立させる(図3参照)。側方仕切板2,2を立設した状態で、白色灯照明手段5の下方に設置のマジックファスナー(登録商標)6aにバックスクリーン6を貼着し、これにより開放された鞄蓋体1aと鞄底蓋体1bの内側で側方仕切板2,2の間にバックスクリーン6を展設する(図3参照)。
白色灯照明手段5は 、鞄蓋体1a内の上部位置に設置されたクリップ5d、5dに押し込んで、クリップ止めする。なお、白色灯照明手段5は、必ずしも手提げ鞄1に収納されている部品である必要はなく、現場で調達できる白色灯照明手段5が手提げ鞄1の差込受けに接続できる独立品である場合には、この差込み付きコードを備えたこの単独品を別途追加して、組み合わせ使用することでも差し支えない。
その後、前記の台形状黒色の両側方仕切板2,2の各上部逆L字状孔2a 、2aに、短冊状黒色の撮影窓付き前方仕切板3の各フック3a、3aを押し込み落とし込んで掛止し、同様にその各下部逆L字状孔2b、2bにおいて、短冊状黒色の前方仕切板4をその各フック4a、4aを掛止し、それぞれの前方仕切板3,4を組立てる。
さらにその後、手提げ鞄1の鞄蓋体1を、前記の起立させた台形状側方仕切板2,2に向けて閉じて側方仕切板2,2の側縁に当接させ、内部を遮光するように配置し、撮影ボックスを組立する。台形状側方仕切板2,2のその内側表面はその彩色は通常黒色が好ましい。以下、各仕切板の彩色を黒色の限定を付して記述するとしても黒色であることが必須のものとして限定されるものではない。
上述のように、この手提げ鞄1は、白色灯照明手段5の設置、バックスクリーンの展設後に、上記の台形状黒色側方仕切板2,2と短冊状黒色撮影窓付き前方仕切板3及び短冊状黒色前方仕切板4を組立てた後、台形状黒色側方仕切板2,2の上方から、鞄蓋体1aの側方内壁に寄せた位置において鞄蓋体1aを被せることによって、デジタルカメラ用の撮影用スタジオボックスBが組立てられる(図1参照)ものであるが、撮影用の被写体は、適宜、組立の前に設置される。
なお、撮影用スタジオボックスBを構成する各仕切板、台形状黒色側方仕切板2,2と、撮影窓付き短冊状黒色前方上部仕切板3及び短冊状黒色前方下部仕切板4の内側表面の彩色について、黒色とした方が撮影上好ましいが、乱反射しないダーク色でもよく、必ずしも黒色に限定されることはない。
携帯型簡易組立式撮影ボックスBとして組立てられた手提げ鞄1は、図1に示すように、蓋体、蓋底体の収納凹部内で両側に起立された台形状黒色側方仕切板2,2と、前記側方仕切板2,2にフック・逆L字孔の掛止により組立てられた撮影窓付き短冊状黒色前方上部仕切板3及び短冊状黒色前方下部仕切板4により半開き状態に保持される。
携帯型簡易組立式撮影ボックスB内には、蓋体1aの内部に添着されたバックスクリーン6において、蓋底体1b内部に敷設されたバックスクリーン6の上に撮影対象の被写体商品が配置される。
撮影に当っては、携帯型簡易組立式撮影ボックスBに接続の差込み付きコード7を、持ち運ばれた
環境で適宜確保された電源(図示省略)に接続すればよく、内部の白色灯の灯火により撮影商品を照明し、何時でもどこでも撮影準備状態が簡単に確保される。
携帯型簡易組立式撮影ボックスB内の撮影商品を撮影する場合には、通常、前面上部配置短冊状黒色前方仕切板3の撮影窓3bを通して、デジタルカメラで撮影することができる。
携帯型簡易組立式撮影ボックスBによる内部被写体商品の撮影は、白色灯による安定した照明と、バックスクリーン、側方仕切板及び前方仕切板の乱反射させない背景色との組合せによって、被写体商品について上下左右のむらのない照明ができるため、常に鮮明な撮影が可能となる。
以上において、その使用に当って、短冊状黒色前方仕切板3、4により遮蔽した場合における、前面から撮影窓を確保する方法について、前方仕切板3の撮影用窓3bを利用する方法を例示したが、必ずしもこれに限定されることはなく、短冊状黒色前方仕切板3、4の取付け位置を上下逆にしたり、その他、前面上部配置短冊状黒色前方仕切板3のみを、上部又は下部に配置して用いたり、前面下部配置短冊状黒色前方仕切板4のみを上部又は下部に配置して用いたりすることができる。
例えば、被写体のサイズが大きくて、撮影用窓3bからモニター画面に全体を収められないときのように、撮影用窓3bのサイズの制約を受ける場合に、これを解消する工夫である。
撮影用スタジオボックスBを分解・収納する場合には、上記組立と逆の手順を踏めばよい。
図1に示す組立状態から、鞄蓋体1aを持ち上げて撮影用スタジオボックスBの上部を先ず開放し、撮影品を取り出す。次いで、台形状黒色側方仕切板2,2と短冊状黒色前方仕切板3、4とを分解する。分解に際して、鞄蓋体1aを開放し、台形状黒色側方仕切板2,2と前面上部配置短冊状黒色撮影窓付き前方仕切板3及び前面下部配置短冊状黒色前方仕切板4との各逆L字状孔とフックによる掛合を外して側方仕切板2,2と前方仕切板3、4とを分解する。
短冊状黒色前方仕切板3、4の取外された台形状黒色側方仕切板2,2は、その基部で蝶番により蝶着された鞄底蓋部において折り畳まれ、底面に両側から重なるようにして横たえる。
この折り畳まれた前方仕切板3、4の上に、先に分解された前方仕切板3,4を載せて収納する。
次に、クリップ5d、5dから挟着設置した白色灯照明手段5を取外し、この照明手段懸架を鞄底蓋体に収容し、また、マジックファスナー(登録商標)6aで取り付けられたバックスクリーン6を取外し、同様に鞄底蓋体内に収容する。
以上、手提げ鞄1の鞄底蓋体1bの収容凹部内に折り畳まれた台形状黒色側方仕切板2,2と各分解された短冊状黒色前方仕切板3、4を収納し、取外した白色灯照明手段5を収納し、バックスクリーン6を折り畳んで収納した後、最終的に鞄蓋体1aを閉鎖し、掛け具により掛止し、枢着された鞄蓋体1aと鞄底蓋体1bの鞄を閉じる。
したがって、横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄1は、撮影用スタジオボックスBを構成する各部品を内部に収容しているので、手提げ鞄1としてどこへでも簡単に持ち運ぶことができ、また、持ち運ばれた適宜の場所で簡単に撮影用スタジオボックスBとして組立てることができる。
本考案の携帯型簡易組立式撮影ボックスとして組立てた状態を模式的に示す図であり、(イ)は撮影ボックス組立状態を斜視的に示す模式図であり、(ロ)はX−Xに沿った断面を模式的に示す断面図である。 本考案に係る携帯型簡易組立式撮影ボックスを組立てるための部材、部品、横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄、手提げ鞄の鞄底蓋体の収容凹部内に枢着される台形状黒色側方仕切板2,2、横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄内に収納される組立・取外し可能な複数の前方仕切板3,4、バックスクリーン、白色灯照明器具、を分解して示す図である。 本考案の携帯型簡易組立式撮影ボックスを、撮影ボックスとして組立てるに際して、蝶着された側方仕切板を立設し、バックスクリーンを取り付けた状態を模式的に示す図である。 本考案の携帯型簡易組立式撮影ボックス内に、個別の部品が鞄の中に収容された状態を模式的に示す図である。
符号の説明
1 手提げ鞄
1a 鞄蓋体
1b 鞄底蓋体
2,2 側方仕切板
2a ;2a 上部逆L字状孔
2b;2b 下部逆L字状孔
3 前方仕切板
3a フック
3b 撮影用窓
4 前方仕切板
4a フック
5 白色灯照明器具
5c 差込み受
5d,5d クリップ
6 バックスクリーン
6a マジックファスナー(登録商標)
7 差込み
7a コード
7b 切替スイッチ
B携帯型簡易組立式撮影ボックス

Claims (1)

  1. 鞄蓋体と鞄底蓋体からなる横分割ヒンジ開放角型携帯用手提げ鞄であって、鞄蓋体内部天上面に設置の白色灯照明器具用クリップと、鞄底蓋体の内部下端両側縁に折り畳み可能にその一辺側縁がそれぞれ蝶着されると共にそれぞれ開いて鞄蓋底体の側面に沿わせ立設可能な一対の同形の直角辺を含む台形状側方仕切板と、前記側方仕切板の前縁に相互の逆L字孔・フックにより係合される前方上部配置の撮影窓付き短冊状前方仕切板及び前方下方配置の短冊状前方仕切板と、前記鞄蓋体の内部天上面にマジックファスナー(登録商標)(登録商標)止めされるバックスクリーンとを、少なくとも備え、前記クリップに白色灯照明器具が設置可能であり、バックスクリーンをマジックファスナー(登録商標)止めし、前記一対の同形の立設した台形状側方仕切板に2種類の短冊状前方仕切板を逆L字孔・フックの係合により組込み、鞄蓋体を被せ、鞄蓋体と鞄底蓋体を所定の角度に開いた状態に保持して、前記撮影窓を通じて撮影可能な撮影ボックスを形成すると共に、両短冊状前方仕切板の分解後、前記台形状側方仕切板を折り畳み、前記分解した二枚の短冊状仕切板及び取外したバックスクリーンを、必要に応じて白色灯照明器具類を含めて、鞄内に収容し運搬可能とした携帯型簡易組立式撮影ボックス。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101075449B1 (ko) * 2009-03-04 2011-10-24 원욱성 조립식 수납장 및 이를 갖는 조립식 장식장
KR102260971B1 (ko) * 2021-02-26 2021-06-04 주식회사 헬스마일 내구성을 갖는 조립형 포토 박스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101075449B1 (ko) * 2009-03-04 2011-10-24 원욱성 조립식 수납장 및 이를 갖는 조립식 장식장
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