JP3141959U - 自転車の防振フロントフォークのベース - Google Patents
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Abstract
【課題】高い構造強度を有する自転車の防振フロントフォークのベースを提供する。
【解決手段】二つの直管20およびブリッジ部30を備える。ブリッジ部30は、両端が一体成形により直管20の上段21と連結される。ブリッジ部30は内部に発泡体の心材を有するチャンバ32を有する。ブリッジ部30と二つの直管20とを連結することが可能であり、ブリッジ部30と二つの直管20の間には完全に隙間が生じないだけでなく、構造が安定し、構造強度が極めて高くて高強度の応力に耐えられ、使用寿命を長くすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】二つの直管20およびブリッジ部30を備える。ブリッジ部30は、両端が一体成形により直管20の上段21と連結される。ブリッジ部30は内部に発泡体の心材を有するチャンバ32を有する。ブリッジ部30と二つの直管20とを連結することが可能であり、ブリッジ部30と二つの直管20の間には完全に隙間が生じないだけでなく、構造が安定し、構造強度が極めて高くて高強度の応力に耐えられ、使用寿命を長くすることができる。
【選択図】図1
Description
本考案は自転車の防振フロントフォークのベースに関し、特にオフロード自転車またはマウンテンバイクに適する自転車の防振フロントフォークのベースに関する。
従来の自転車に用いる防振フロントフォークは上部構造とベースから構成される。上部構造はステアリングコラムと、ステアリングコラムの底端に装着されるフォーククラウンと、フォーククラウンの両端から延伸して形成される二つのフォークブレードとを含む。ベースは上部構造の二つのフォークブレードを差し込むための二つの直管と二つの直管を連接するブリッジ部とを有する。直管の底端は前輪との接続に用いられ、直管は防振効果を与えるため内部に油液及び/またはスプリングを有する。
従来の防振フロントフォークのベースは別々に成形された二つの直管とブリッジ部とを接着剤で連結することにより構成されるため、長期にわたって使用されると直管とブリッジ部の間の接着剤層は疲労または劣化して隙間を生じさせることが原因で、直管とブリッジ部とが分離してしまうという事態を招く。
本考案の主な目的は、高い構造強度を有する自転車の防振フロントフォークのベースを提供することである。
本考案のもう一つの目的は使用寿命が長い自転車の防振フロントフォークのベースを提供することである。
本考案のもう一つの目的は使用寿命が長い自転車の防振フロントフォークのベースを提供することである。
上述の目的を達成するために、本考案による自転車の防振フロントフォークのベースは二つの直管とブリッジ部を備える。そのうちのブリッジ部は両端が一体成形により直管の上段と連結され、ブリッジ部は内部にチャンバを有する。
(一実施形態)
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本考案の一実施形態による防振フロントフォークのベースは、図1から図4に示すように、炭素繊維補強樹脂から構成される。繊維は炭素繊維に限らずガラス繊維、ホウ素繊維またはケブラー(登録商標)繊維などを採用することが可能である。樹脂は熱固性樹脂または熱塑性樹脂である。防振フロントフォークのベース10は二つの直管20とブリッジ部30を備える。
直管20は大径部22と小径部24を有する。大径部22は直管20の上段21に位置付けられ、図示しないオイルシールの装着に用いられる。小径部24は図示しない上部構造のフォークブレードを差し込むのに用いられる。
ブリッジ部30は両端が一体成形方式によって直管20の上段21と連結され、ブリッジ部30は内部にチャンバ32を有する。チャンバ32は中に発泡体の心材34を有する。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本考案の一実施形態による防振フロントフォークのベースは、図1から図4に示すように、炭素繊維補強樹脂から構成される。繊維は炭素繊維に限らずガラス繊維、ホウ素繊維またはケブラー(登録商標)繊維などを採用することが可能である。樹脂は熱固性樹脂または熱塑性樹脂である。防振フロントフォークのベース10は二つの直管20とブリッジ部30を備える。
直管20は大径部22と小径部24を有する。大径部22は直管20の上段21に位置付けられ、図示しないオイルシールの装着に用いられる。小径部24は図示しない上部構造のフォークブレードを差し込むのに用いられる。
ブリッジ部30は両端が一体成形方式によって直管20の上段21と連結され、ブリッジ部30は内部にチャンバ32を有する。チャンバ32は中に発泡体の心材34を有する。
本考案の一実施形態による防振フロントフォークのベースを実際に製造する場合、まず二つの直管20を硬化成形する。続いて樹脂を含浸した繊維織布で二つの直管20の上段21を包んでブリッジ部30の雛形を形成し、そしてブリッジ部30の中に発泡体の心材34を詰める。その後、図示しない金型に入れて加熱によって樹脂を硬化成形すると同時に、熱を受けて膨張してきた発泡体の心材34によって繊維織布を金型の内壁に密着させる。これにより、図5に示すようにブリッジ部30と二つの直管20とを連結することが可能であり、かつブリッジ部30と二つの直管20の間には完全に隙間が生じないだけでなく、構造が安定し、構造強度が極めて高くて高強度の応力に耐えられ、使用寿命を長くすることができる。このため、特にオフロード自転車またはマウンテンバイクに適用することが可能である。
本考案の精神に基づいて、防振フロントフォークのベース10の構造に変化を加えることが可能である。例えば、発泡体の心材34の代わりに熱を受けて気体に変換する液体または固体物質などをブリッジ部30の内部に詰めることも可能である。また需要に応じて二つの直管20の大径部22と小径部24の配置をやめるかそれらの形を変えることも可能であるため、容易に着想可能な構造の変化は本考案の請求の範囲に属すべきである。
10:防振フロントフォークのベース、20:直管、21:上段、22:大径部、24:小径部、30:ブリッジ部、32:チャンバ、34:発泡体の心材
Claims (4)
- 二つの直管と、
両端が一体成形により前記直管の上段と連結され、かつ、内部にチャンバを有するブリッジ部と、
を備えることを特徴とする自転車の防振フロントフォークのベース。 - 前記ブリッジ部の前記チャンバは中に発泡体の心材を有することを特徴とする請求項1に記載の自転車の防振フロントフォークのベース。
- 二つの前記直管と前記ブリッジ部は繊維補強樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の自転車の防振フロントフォークのベース。
- 前記直管は大径部と小径部を有し、前記大径部は前記直管の上段に設けられることを特徴とする請求項1に記載の自転車の防振フロントフォークのベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008001467U JP3141959U (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 自転車の防振フロントフォークのベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008001467U JP3141959U (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 自転車の防振フロントフォークのベース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3141959U true JP3141959U (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=43291995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008001467U Expired - Fee Related JP3141959U (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 自転車の防振フロントフォークのベース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3141959U (ja) |
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2008
- 2008-03-13 JP JP2008001467U patent/JP3141959U/ja not_active Expired - Fee Related
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