JP3141553U - 太陽電池の検査装置 - Google Patents

太陽電池の検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3141553U
JP3141553U JP2008001045U JP2008001045U JP3141553U JP 3141553 U JP3141553 U JP 3141553U JP 2008001045 U JP2008001045 U JP 2008001045U JP 2008001045 U JP2008001045 U JP 2008001045U JP 3141553 U JP3141553 U JP 3141553U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
dark room
measured
camera
inspection apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008001045U
Other languages
English (en)
Inventor
光博 下斗米
俊緒 渋谷
光 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Holdings Inc
Nisshinbo Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Holdings Inc, Nisshinbo Industries Inc filed Critical Nisshinbo Holdings Inc
Priority to JP2008001045U priority Critical patent/JP3141553U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3141553U publication Critical patent/JP3141553U/ja
Priority to KR1020107021104A priority patent/KR101518530B1/ko
Priority to CN2009801144426A priority patent/CN102017190B/zh
Priority to US12/918,325 priority patent/US20110025354A1/en
Priority to PCT/JP2009/053479 priority patent/WO2009107691A1/ja
Priority to EP09716016A priority patent/EP2249402A4/en
Priority to TW098105881A priority patent/TWI447378B/zh
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】 太陽電池に順方向の電流を流してEL発光させる検査装置であって、構造が簡単で安価な暗室を備えた太陽電池の検査装置を提供する。
【解決手段】 平らな上面111を備えた暗室110と、該暗室110の上面に設けられ被測定物200となる太陽電池を載せる透明板112と、前記暗室110の内部に設けられ透明板に対して傾斜して設けられた反射板140と、カメラ120および暗室上部の被測定物である太陽電池と搬送ガイドを覆う遮光部材を有する。
【選択図】 図3

Description

本考案は太陽電池セル、太陽電池セルを一列に接続したストリング、ストリングを平行に複数配置した太陽電池パネルなど、太陽電池一般の性能を検査する装置に関する。
太陽エネルギーの利用方法として、シリコン型の太陽電池が知られている。太陽電池の製造においては、太陽電池が目的の発電能力を有しているかどうかの性能評価が重要である。性能評価には、通常、出力特性の測定がされる。
出力特性は、光照射下において、太陽電池の電流電圧特性を測定する光電変換特性として行われる。光源としては、太陽光が望ましいのであるが、天候により照射強度が変化することから、ソーラシミュレータが使用されている。ソーラシミュレータでは、太陽光に代えてキセノンランプやメタルハライドランプ等を使用している。また、これらの光源を長時間点灯していると、温度上昇などにより光量が変化する。そこで、これらのランプのフラッシュ光を用い、横軸を電圧、縦軸を電流として、収集したデータをプロットすることにより太陽電池の出力特性曲線を得ている(例えば、特許文献1参照)。
ソーラシミュレータと異なる方法として、特許文献2では、シリコンの多結晶型の太陽電池素子に対して順方向に電圧を印加することで、エレクトロルミネッセンス(EL)を生じさせる方法を提案している。太陽電池素子から発光されるELを観察することによって、電流密度分布が分かり、電流密度分布の不均一から太陽電池素子の欠陥を知ることができる。すなわち、発光しない部分が欠陥部分と判断でき、この欠陥部分の面積が予め決められた量より少なければ、所定の発電能力を有するものと判断できることになる。
図5は、特許文献2に記載された検査装置の構成を模式的に示す図である。検査装置10は、暗室11と、この暗室11の上部に設けられたCCDカメラ12と、暗室11の床面に載置された太陽電池セル13に電流を流す電源14と、CCDカメラ12からの画像信号を処理する画像処理装置15とから構成されている。
暗室11には窓11aがあり、ここにCCDカメラ12のファインダー12aがあって、ここから肉眼で覗くことで、CCDカメラ12の撮影画像を確認することができる。画像処理装置15としては、パソコンを使用している。
特開2007−88419 WO/2006/059615
図5に示す検査装置10は、太陽電池セル13を下に置いて、上からカメラで撮影するのであるが、太陽電池セル13から発光されるELは、1,000nmから1,300nmの波長の微弱な光であり、暗室11でなければ検知できない。被測定物が1枚の太陽電池セルであれば、100mm平方程度なので、暗室11も小さいものでよい。
しかし、太陽電池パネルになると、2m×1m程度の大きさとなり、暗室11もこれを収容できる大きさが必要となる。また、被測定物となる太陽電池パネルは、暗室内に入れなければカメラ12で撮影できないので、暗室に太陽電池パネルの出し入れができる扉を設けなければならない。検査装置をこのような暗室内に搬入する構成とすると、設置した扉が閉じた場合の遮光性も確保しなければならない。また検査装置に搬入された太陽電池の位置決め部材や搬送ガイド部材も暗室内に設ける必要がある。さらに、太陽電池に電流を通すための通電手段も暗室内に設ける必要がある。という具合に構造的に複雑になり、高価なものとなる。
またこのような検査装置を太陽電池パネルの製造ラインの一装置として組み込む場合に以下のような問題が発生する。被測定物である太陽電池パネルの大型化により、太陽電池パネル全体をカメラで撮影して検査する場合に、そのカメラを太陽電池パネルより下方に設けた場合、太陽電池パネルとカメラとの間の距離を長く設定する必要がある。従って製造ラインにおける太陽電池パネルのパスライン(工場床面から太陽電池パネルを搬送する位置までの高さ寸法)を統一しようとすると、この検査装置を設置する場所のみ、工場床面を掘り下げて設置しなくてはならないこともある。したがって装置を導入する場合の付帯コストが高価なものとなる。
本考案は、斯かる実情に鑑みてなされたもので、太陽電池に順方向の電流を流してEL発光させる検査装置であって、構造が簡単で安価な太陽電池の検査装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本考案の太陽電池の検査装置は、平らな上面を備えた暗室と、該暗室の前記上面に設けられ、被測定物となる太陽電池を載せる透明板と、前記暗室の内部にあって前記透明板に対して傾斜して設けられた反射板と、該反射板に映った被測定物の像を写すカメラとを有することを特徴としている。
また前記検査装置は、前記暗室内に、前記カメラを前記暗室内で、前記透明板と交差する面内で移動する移動機構を設けた構成とすることもできる。
さらに前記暗室上部に被測定物となる太陽電池の搬送ガイドを設けた構成としたり、前記暗室上部の被測定物となる太陽電池および搬送ガイドを覆う遮光部材を設けた構成としたり、前記遮光部材を、被測定物となる太陽電池を前記検査装置に搬入、また前記検査装置から搬出するための開閉式扉を設けた構成とすることができる。
本考案の太陽電池の検査装置によれば、暗室の外側から暗室の上面の透明板の上に被測定物となる太陽電池を置くと、暗室の中にあるカメラが太陽電池の画像を撮影することができる。撮影時には、太陽電池に電流を流しておくので、太陽電池は、EL発光をしている。この発光状態をカメラで撮影し、カメラに接続された画像処理装置で分析することによって、太陽電池の欠陥の有無を知ることができる。
太陽電池は、暗室の外から暗室の上面に載せることで検査でき、被測定物としての太陽電池を暗室に出し入れするための扉を設ける必要がない。そのため、暗室を小型化でき、その構造を簡単にすることができる。特に、前記透明板に対して傾斜して設けられた反射板を設けているので、カメラを暗室の側面に配置することができる。したがって被測定物である太陽電池パネルの大型化しても、暗室の高さを低くすることがでる。これにより製造ラインのパスラインを本発明の検査装置の前工程や後工程と統一することができる。
さらに太陽電池パネルの場合、製造ライン(ラミネート装置などの製造装置など)では、受光面を下にして搬送される。したがって本発明の検査装置を暗室上面に透明板を設ける構成とすることにより、太陽電池パネルを反転することなく本検査装置に載せるとができる。
以下、本考案の実施例を添付の図面を参照して説明する。
<1>被測定物(太陽電池パネル)
まず本考案の検査装置が扱う対象である被測定物200の例について説明する。図4は、本考案の検査装置にて測定する太陽電池の構成の説明図で、(a)は、太陽電池の内部の太陽電池セルが分かるように記載した平面図で、(b)はその断面図である。
図4(a)の平面図に示す様に、被測定物200である太陽電池パネルは角型の太陽電池セル28がリード線29により複数個直列に接続されたストリング25を形成し、さらにそのストリングを複数列リード線29により接続した構成となっている。
被測定物200である太陽電池としては、太陽電池セル28が1枚のみのものでもよく、太陽電池セル28を複数枚直線的につないだストリング25の状態でもよく、ストリング25を平行に複数列並べ、太陽電池セル28がマトリックス状に配置された太陽電池パネル30でもよい。
また被測定物の断面構造は、図4(b)に示す様に、上側に配置された裏面材22と下側に配置された透明カバーガラス21の間に、充填材23、24を介して複数列のストリング25をサンドイッチした構成を有する。
裏面材22は例えばポリエチレン樹脂などの材料が使用される。充填材23、24には例えばEVA樹脂(ポリエチレンビニルアセテート樹脂)などが使用される。ストリング25は、上記のように電極26、27の間に、太陽電池セル28をリード線29を介して接続した構成である。
このような太陽電池パネルは、上記のように構成部材を積層しラミネート装置などにより、真空の加熱状態下で圧力を加え、EVAを架橋反応させてラミネート加工して得られる。
また被測定物200としては、一般に薄膜式と呼ばれる太陽電池を対象とすることができる。
この薄膜式の代表的な構造例では、下側に配置された透明カバーガラスには、予め透明電極、半導体、裏面電極からなる発電素子が蒸着してある。そして、このような薄膜型太陽電池パネルを、透明カバーガラスを下向きに配置し、ガラス上の太陽電池素子の上に充填材を被せ、更に、充填材の上に裏面材を被せた構造で、同じようにラミネート加工することにより得られる。
このように被測定物200としての薄膜式の太陽電池パネルは、結晶系セルが蒸着された発電素子に変わるだけで、基本的な封止構造は前記した結晶系セルの場合と同じである。
<2>検査装置の全体構造
図1は本考案の検査装置の構成を示す平面図、図2は正面図、図3は左側面図である。これらの図に示す本考案の太陽電池の検査装置100は、四角の箱形の暗室110およびその平らな上面111に、アクリル樹脂などの合成樹脂製又はガラス製の透明板112が取り付けられている。暗室内には、側面に被測定物200である太陽電池を検査測定するカメラ120が設けられている。図示していないが、カメラ120を移動させて使用する場合もあり、その場合は移動機構を設けることもできる。
暗室110は、上面111の透明板112以外は、暗室110内に光を入れないような遮光性の素材からなる構成にしている。もっとも、上面111に被測定物200として太陽電池を載せた後、被測定物200を含む上面111の全体を、遮光手段にて覆うことにすれば、上面111全体を透明板にしてもよい。また、上面以外の4つの側面と底面はカメラ収納部121を含め全て遮光性の部材としている。
<3>被測定物の搬送および位置決め
上面111には、被測定物200の搬送およびガイドする機能を有する搬送ガイド部114が設けられている。搬送ガイド部114、114間の距離は、被測定物200のサイズに合わせて変更可能な構成となっている。
本考案の検査装置の前工程から被測定物である太陽電池パネルが搬送されてくると、本検査装置の搬入コンベア210により本検査装置の搬送ガイド部114に移載される。被測定物200は、搬送ガイド部のコンベア装置220により移動搬送される。したがって被測定物200を搬送中および測定中に下面のカバーガラス21が検査装置100の上面の透明板112に接触することはない。被測定物200は、本検査装置内を搬送され、以下のような方法により測定位置に位置決めされる。
搬送ガイド部114の側面には、アクチュエーター等により出し入れ可能な位置決め金具があり、搬送された被測定物200は、この位置決め金具を突出させることにより搬送方向の位置決めがされる。位置決め金具は、搬送ガイド部材114の側面から出し入れする構成ではなく、ガイド部材の上方から上下させる方法またガイド部材から旋回下降させるなどの構成とすることも可能である。
位置決めが完了しコンベア装置が停止し検査が開始される。検査方法は、後述する。検査が完了すると、コンベア装置220が作動し被測定物200は搬出コンベア230に移載され次工程に搬送される。
<4>撮影用カメラ
被測定物200から発するEL発光は、1,000nmから1,300nmの波長の微弱な光であり、暗室内で発光させ、撮影用カメラ120でこの微弱な光を撮影する。このため、撮影用カメラ120としては微弱な光に対する感度の良いCCDカメラを用いる必要がある。
<5>暗室内部の反射板
暗室内部には、透明板112に対して傾斜するように設けられたアルミニウム製の反射板140がある。この反射板140はその反射面が鏡面状に仕上げられており、支持部材141により透明板112に対して傾斜して支持されている。これにより暗室の側面に取り付けられたカメラ120が透明板112の上に載置された被測定物200の像を写すことができる。実施例では、傾斜角はほぼ45゜としているが、この角度に限定されるものではない。
実施例では、カメラ120の移動機構は、設けていない。カメラ120を固定して使用する場合を示している。なお移動機構を設けることにより、カメラ120を、Z−X平面内の任意の位置に移動し、被測定物200の隅から隅までの全面を撮影することも可能である。この場合、図1および図3のカメラ収納部121はZ方向に移動ストローク分延長しカメラが移動可能な構造にすれば良い。
<6>その他機器
上記の他に、図示を省略するが、図5の従来例で示した電源14やパソコンを利用した画像処理装置15が設けられている。これらは、図2の制御装置300に収納されている。さらに、パソコンを利用して、カメラ120の移動機構を制御し、被測定物200としての太陽電池パネル全体を1枚の写真に撮影したり、ここの太陽電池セル28毎に撮影したりすることができる。
<7>検査装置の使用方法
被測定物200として太陽電池パネルを例にして、本考案の太陽電池の検査装置の使用方法を説明する。
ラミネート装置などで製造され搬出された太陽電池パネルは、次に、搬入コンベア210により本考案の太陽電池の検査装置の前まで搬送される。搬送されてきた太陽電池パネルは、一対の搬送ガイド部114、114の間で搬送ガイドされ暗室110の上に達する。その後搬送ガイド部114の側面にアクチュエーター等により出し入れ可能に設けられた位置決め金具を突出させることにより搬送方向の位置決めがされる。
この後、遮光カバーなどによって、透明板112と被測定物200との間の隙間等から、光が暗室110内に入らないように遮光する。遮光カバーについては、後述する。
暗室110の所定の位置に到達した被測定物200である太陽電池パネルは、透明なカバーガラス板を下に向けて暗室110の透明板112の上で停止し、図示しない電源との間で接続がされる。被測定物200の方が透明板112より小さいので、周囲から暗室内に光が入るから、被測定物200の上から暗室110の上面全体を後述する遮光カバーなどで覆う。次に被測定物200に電源から順方向の電流を流す。これにより被測定物200がEL発光するので、カメラ120で撮影する。
本検査装置100により被測定物200の全体を撮影し、その画像により検査する場合は、カメラの移動機構を設けることなく、または移動機構を使用することなくカメラ120を暗室110の例えば図1および図3の位置に固定して撮影することができる。この場合の被測定物200としては、太陽電池セル28、太陽電池セルを複数個リード線で接続したストリング25、さらにストリング25を複数列リード線で接続したマトリックス状の太陽電池パネル30のいずれでもよい。
本検査装置100により太陽電池パネル30にマトリックス状に配置された太陽電池セルを1枚ずつ撮影してその画像により検査する場合は、暗室内でカメラを移動できるように移動機構を設ける。
パソコンを利用した制御装置300によって、カメラ移動機構を駆動し、カメラ120は、太陽電池パネル30にマトリックス状に配置されている太陽電池セル28を1枚ずつ撮影し、パソコンなどからなる画像処理装置に画像データを送る。画像処理装置は、各太陽電池セルの画像から発光しない部分を取り出して分析し、太陽電池セル28ごとの合否を判断し、全ての太陽電池セルについての合否の結果から、太陽電池パネル30全体としての合否を判断する。
なお、カメラ120による撮影も、カメラを移動し太陽電池セル1枚ごとでもよいし、数枚ずつでもよく、カメラの移動をせずに固定し太陽電池パネル30全体としてもよい。
上記遮光カバーは、暗室の上面110の上部全てを覆うものである。しかし太陽電池パネル30の場合、樹脂製の裏面材22は、不透明であり、遮光性が十分である。また、暗室110の上面111も、透明板112以外を遮光性の部材で構成されている。したがって暗室110と被測定物200との間の隙間部分のみを遮光部材でカバーすれば十分である。被測定物200が透明板112に密着し、かつ、透明板112より大きくて、透明板112の全体が被測定物200で覆われる場合には、遮光手段は不要である。
本実施例の場合は、図1、図2、図3に示す様に、暗室上面111と搬送ガイド部114さらに被測定物200を遮光性のあるカバー240により覆う構成としている。本検査装置の搬入コンベア210側と搬出コンベア230側に開閉式の扉241が設けられている。扉241の開閉は、エアーシリンダーなどにより自動開閉する構成でも良いし、また作業者が手動操作にて開閉するものでも良い。前工程から被測定物が搬送され、搬入コンベア上を移動し本検査装置の直前までくると、この入り口側の扉が開き被測定物が本検査装置内に搬入完了し、またこの扉が閉じる構成となっている。また検査が完了すると出口側の扉が開き被測定物200が搬出される。このように検査中は、被測定物を搬出入する扉は閉じており被測定物が載置されている部分へは外部からの光が入ることは無い。
本考案の太陽電池の検査装置100では、被測定物200としての太陽電池を暗室の外側に載置すればよいので、暗室には被測定物200を出し入れするためのドアは不要となる。また、太陽電池に電流を流す電源や配線も暗室110の外でよく、暗室内には一切不要である。そのため、暗室110の構造を簡単にすることができる。特に、反射板140を被測定物200に対して傾斜させて取り付けているので、暗室110の高さを低くすることができ、装置の小型化を実現することができる。さらに製造ラインのパスラインを統一するために装置を設置する部分を掘り下げるなどの付帯工事が不要となる。
また、本考案の太陽電池の検査装置100は、太陽電池パネルなどの製造ラインに配置して使用するが、このとき、暗室110の上面111に太陽電池の受光面を下側にして載置している。太陽電池パネルのラミネート加工など、通常の加工工程では、太陽電池の受光面を下にして搬送しているので、検査装置100に載置するとき、反転する必要がないので製造工程を簡略化できる。
本考案の太陽電池の検査装置を示す平面図である。 本考案の太陽電池の検査装置を示す正面図である。 本考案の太陽電池の検査装置を示す左側面図である。 本考案の検査装置にて測定する太陽電池の構成の説明図で、(a)は、太陽電池の内部の太陽電池セルが分かるように記載した平面図で、(b)はその断面図である。 従来の太陽電池の検査装置の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
28 太陽電池セル
30 太陽電池パネル
100 太陽電池の検査装置
110 暗室
111 上面
112 透明板
114 搬送ガイド部
120 カメラ
121 カメラ収納部
140 反射板
141 支持部材
200 被測定物
210 搬入コンベア
220 コンベア装置
230 搬出コンベア
240 遮光カバー
241 扉
300 制御装置






Claims (5)

  1. 平らな上面を備えた暗室と、該暗室の前記上面に設けられ、被測定物となる太陽電池を載せる透明板と、前記暗室の内部にあって前記透明板に対して傾斜して設けられた反射板と、該反射板に映った被測定物の像を写すカメラとを有することを特徴とする太陽電池の検査装置。
  2. 前記暗室内に、前記カメラを前記暗室内で、前記透明板と交差する面内で移動する移動機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の検査装置。
  3. 前記暗室上部に被測定物となる太陽電池の搬送ガイドを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池の検査装置。
  4. 前記暗室上部の被測定物となる太陽電池および搬送ガイドを覆う遮光部材を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の太陽電池の検査装置。
  5. 前記遮光部材は、被測定物となる太陽電池を前記検査装置に搬入、また前記検査装置から搬出するための開閉式扉を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の太陽電池の検査装置。
JP2008001045U 2008-02-25 2008-02-26 太陽電池の検査装置 Expired - Fee Related JP3141553U (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001045U JP3141553U (ja) 2008-02-26 2008-02-26 太陽電池の検査装置
KR1020107021104A KR101518530B1 (ko) 2008-02-25 2009-02-19 태양전지 검사장치
CN2009801144426A CN102017190B (zh) 2008-02-25 2009-02-19 太阳能电池的检查装置
US12/918,325 US20110025354A1 (en) 2008-02-25 2009-02-19 Inspection apparatus for photovoltaic devices
PCT/JP2009/053479 WO2009107691A1 (ja) 2008-02-25 2009-02-19 太陽電池の検査装置
EP09716016A EP2249402A4 (en) 2008-02-25 2009-02-19 SOLAR CELL INSPECTION DEVICE
TW098105881A TWI447378B (zh) 2008-02-25 2009-02-24 太陽能電池的檢查裝置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001045U JP3141553U (ja) 2008-02-26 2008-02-26 太陽電池の検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3141553U true JP3141553U (ja) 2008-05-08

Family

ID=43291608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008001045U Expired - Fee Related JP3141553U (ja) 2008-02-25 2008-02-26 太陽電池の検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3141553U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010005040A1 (ja) * 2008-07-08 2010-01-14 日清紡ホールディングス株式会社 太陽電池の検査装置
WO2010024452A1 (ja) * 2008-08-28 2010-03-04 日清紡ホールディングス株式会社 太陽電池の検査装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010005040A1 (ja) * 2008-07-08 2010-01-14 日清紡ホールディングス株式会社 太陽電池の検査装置
WO2010024452A1 (ja) * 2008-08-28 2010-03-04 日清紡ホールディングス株式会社 太陽電池の検査装置
JP2010056252A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Nisshinbo Holdings Inc 太陽電池の検査装置
EP2330631A1 (en) * 2008-08-28 2011-06-08 Nisshinbo Holdings, Inc. Apparatus for inspecting solar battery
CN102197494A (zh) * 2008-08-28 2011-09-21 日清纺控股株式会社 太阳能电池检测装置
US8604819B2 (en) 2008-08-28 2013-12-10 Nisshinbo Holdings Inc. Inspecting apparatus for photovoltaic devices
EP2330631A4 (en) * 2008-08-28 2014-06-18 Nisshinbo Holdings Inc DEVICE FOR THE INVESTIGATION OF A SOLAR BATTERY
CN102197494B (zh) * 2008-08-28 2014-09-03 日清纺控股株式会社 太阳能电池检测装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4989672B2 (ja) 太陽電池の検査装置
JP4153021B1 (ja) 太陽電池の検査装置
TWI432758B (zh) 太陽能電池檢測裝置
WO2009136525A1 (ja) 太陽電池の検査装置および検査装置用搬送装置
KR101518530B1 (ko) 태양전지 검사장치
WO2011081114A1 (ja) 太陽電池セルの電流電圧出力特性および欠陥の検査装置
CN103339736A (zh) 太阳能电池检查方法以及检查装置
KR20100112150A (ko) 태양전지의 검사장치 및 태양전지의 결함판정방법
KR101335161B1 (ko) 개량된 태양전지 품질 측정 방법 및 장치
JP5378854B2 (ja) 太陽電池の検査装置用搬送装置
KR101325356B1 (ko) 태양전지 품질 측정 방법 및 장치
JP3141553U (ja) 太陽電池の検査装置
JP2011082202A (ja) 検査装置
JP5006229B2 (ja) 太陽電池の検査装置
JP2010021193A (ja) 太陽電池の検査装置
JP2010073701A (ja) 太陽電池の検査装置、およびその検査装置へ太陽電池を搬入するための取付け具、およびその取付け具を用いた太陽電池の搬入方法
JP2012089759A (ja) 検査装置の給電装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees