JP3141513U - 反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反射防止コーティング層構造1と、電磁波防止コーティング層構造2と、第3透明基板3とを備える反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造において、前記反射防止コーティング層構造は、第1透明基板10と、第1透明基板に形成された反射防止コーティング層モジュール11とを有し、前記電磁波防止コーティング層構造は、第2透明基板20と、第2透明基板に形成された電磁波防止コーティング層モジュール21とを有し、前記第3透明基板は、前記反射防止コーティング層構造と前記電磁波防止コーティング層構造との間に設置される。
【選択図】図3
Description
を有する反射防止コーティング層構造と、
第2透明基板と、第2透明基板に形成される電磁波防止コーティング層モジュールと、を有する電磁波防止コーティング層構造と、
前記反射防止コーティング層構造と前記電磁波防止コーティング層構造の間に設置される第3透明基板と、
を備えることを特徴とする反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造としている。
請求項2の考案は、前記第1透明基板と前記第2透明基板は、ともに、ポリエチレンテレフタレートからなり、前記第3透明基板は、ガラスからなり、また、前記第1透明基板の厚さが、150μm〜200μmの範囲にあり、前記第2透明基板の厚さが、100μm〜150μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造としている。
請求項3の考案は、前記反射防止コーティング層モジュールは、複数層の第1酸化コーティング層と複数層の第2酸化コーティング層が、交互に積層されてなり、また、前記第1酸化層は前記第2酸化層より屈折率が高いことを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造としている。
請求項4の考案は、前記電磁波防止コーティング層モジュールは、複数層の混合物コーティング層と複数層の金属コーティング層が、交互に積層されてなり、また、前記混合物コーティング層は前記金属コーティング層より屈折率が高いことを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造としている。
請求項5の考案は、更に、それぞれ反射防止コーティング層構造と第3透明基板との間に、及び第3透明基板と電磁波防止コーティング層構造との間に設けられた2層の粘着層を備えることを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造としている。
1.本考案に係るコーティング層構造は、反射防止層を重要視する高級光学パネル原材料として、光電子製品を生産する産業(例えば、液晶ディスプレーや、スクリーンフィルターや、メガネや、高レベルディスプレーや、電界放出ディスプレーや、光センサ等である)に適用でき、また、低コストで高品質の工程生産効果が得られる。
2.本考案に係るコーティング層構造は、高導電性の特性を有するため、プラズマディスプレーの製造に適用される時、電磁干渉遮蔽や光学視野角低反射、高表面硬度耐引っかき性及び適当な光減衰効果等の利点が得られる。
3.本考案に係るコーティング層構造は、表層に優れた導電特性を有するため、接地工程に必要とする作業負荷を低減させ、また、大量生産の収量や信頼性を向上させることができる。
1.第1の実施態様は、第1酸化コーティング層11aが金属酸化物(metal oxide)からなり、第2酸化コーティング層11bが非金属酸化物(non−metal oxide)からなる態様であり、
2.第2の実施態様は、第1酸化コーティング層11aがインジウム酸化スズ(Indium Tin Oxide、ITO)や五酸化ニオブ(Nb2O5)や酸化亜鉛(ZnO)からなり、第2酸化コーティング層11bが、二酸化ケイ素(SiO2)からなる態様である。
1.第1の実施態様は、前記第2透明基板20側の混合物コーティング層21aが、二酸化チタン(TiO2)で、他の混合物コーティング層21aが、ZnO:Alであり、また、金属コーティング層21bが銀(Ag)であり、
2.第2の実施態様は、前記第2透明基板20側の混合物コーティング層21aが、二酸化チタン(TiO2)で、他の混合物コーティング層21aが、SnO:Sbであり、また、金属コーティング層21bが、銀(Ag)であり、
3.第3の実施態様は、混合物コーティング層21aが炭素シリカ化合物コーティング層であって、この炭素シリカ化合物コーティング層が炭化ケイ素(SiC)であり、また、金属コーティング層21bが、銀(Ag)であり、
4.第4の実施態様は、混合物コーティング層21aがチタン含有酸化物コーティング層であって、このチタン含有酸化物コーティング層が二酸化チタン(TiO2)であり、また、金属コーティング層21bが、銀(Ag)であり、
5.第5の実施態様は、混合物コーティング層21aが炭素シリカ化合物とチタン含有酸化物(Ti−based oxide)からなり、この炭素シリカ化合物が、炭化ケイ素(SiC)で、チタン含有酸化物が、二酸化チタン(TiO2)であり、また、金属コーティング層21bが、銀(Ag)であり、
6.第6の実施態様は、混合物コーティング層21aが、チタン含有酸化物(Ti−based oxide)と炭素(carbon)からなり、このチタン含有酸化物が二酸化チタン(TiO2)であり、また、金属コーティング層21bが、銀(Ag)である。
その1は、反射防止コーティング層構造1の反射防止コーティング層モジュール11が、第3透明基板3に面し、また、電磁波防止コーティング層構造2の第2透明基板20が、第3透明基板3に面する方式であり、
その2は、反射防止コーティング層構造1の第1透明基板10と電磁波防止コーティング層構造2の第2透明基板20が、ともに第3透明基板3に面する方式であり、
その3は、反射防止コーティング層構造1の反射防止コーティング層モジュール11と電磁波防止コーティング層構造2の電磁波防止コーティング層モジュール21が、ともに、第3透明基板3に面する方式である。
1.本考案に係るコーティング層構造は、反射防止層を重要視する高級光学パネル原材料として、光電子製品を生産する産業(例えば、液晶ディスプレーや、スクリーンフィルターや、メガネや、高レベルディスプレーや、電界放出ディスプレーや、光センサ等である)に適用でき、また、低コストで高品質の工程生産効果が得られ、
2.本考案に係るコーティング層構造は、高導電性の特性を有するため、プラズマディスプレーパネル(Plasma Display Panel、PDP)の製造に適用される時、電磁干渉遮蔽や光学視野角低反射、高表面硬度耐引っかき性及び適当な光減衰効果等の利点が得られ、
3.本考案に係るコーティング層構造は、表層に優れた導電特性を有するため、接地工程に必要とする作業負荷を低減させ、また、大量生産の収量や信頼性を向上させることができる。
10 第1透明基板
11 反射防止コーティング層モジュール
11a 第1酸化コーティング層
11b 第2酸化コーティング層
2 電磁波防止コーティング層構造
20 第2透明基板
21 電磁波防止コーティング層モジュール
21a 混合物コーティング層
21b 金属コーティング層
3 第3透明基板
4 粘着層
Claims (5)
- 第1透明基板と、第1透明基板に形成される反射防止コーティング層モジュールと、
を有する反射防止コーティング層構造と、
第2透明基板と、第2透明基板に形成される電磁波防止コーティング層モジュールと、を有する電磁波防止コーティング層構造と、
前記反射防止コーティング層構造と前記電磁波防止コーティング層構造の間に設置される第3透明基板と、
を備えることを特徴とする反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造。 - 前記第1透明基板と前記第2透明基板は、ともに、ポリエチレンテレフタレートからなり、前記第3透明基板は、ガラスからなり、また、前記第1透明基板の厚さが、150μm〜200μmの範囲にあり、前記第2透明基板の厚さが、100μm〜150μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造。
- 前記反射防止コーティング層モジュールは、複数層の第1酸化コーティング層と複数層の第2酸化コーティング層が、交互に積層されてなり、また、前記第1酸化層は前記第2酸化層より屈折率が高いことを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造。
- 前記電磁波防止コーティング層モジュールは、複数層の混合物コーティング層と複数層の金属コーティング層が、交互に積層されてなり、また、前記混合物コーティング層は前記金属コーティング層より屈折率が高いことを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造。
- 更に、それぞれ反射防止コーティング層構造と第3透明基板との間に、及び第3透明基板と電磁波防止コーティング層構造との間に設けられた2層の粘着層を備えることを特徴とする請求項1に記載の反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造。
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JP2008000973U JP3141513U (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | 反射防止と電磁波防止機能付きのコーティング層構造 |
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JP2010181626A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Innovation & Infinity Global Corp | 透光率を増加するための多機能膜層構造及びその作製方法 |
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2008
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