JP3141162B2 - 薄膜製造装置 - Google Patents
薄膜製造装置Info
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- JP3141162B2 JP3141162B2 JP03123892A JP12389291A JP3141162B2 JP 3141162 B2 JP3141162 B2 JP 3141162B2 JP 03123892 A JP03123892 A JP 03123892A JP 12389291 A JP12389291 A JP 12389291A JP 3141162 B2 JP3141162 B2 JP 3141162B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜製造装置に関し、
詳しくは、基板上に超伝導薄膜や誘電体薄膜を製造する
装置に関する。
詳しくは、基板上に超伝導薄膜や誘電体薄膜を製造する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記薄膜の製造では、Cu(DP
M)2 ,Sr(DPM)2 ,Ca(DPM)2 など(D
PMはジピバロイルメタンを表す。)の金属化合物を原
料として用いる。これらの原料は室温で固体もしくは液
体のものが多く、通常は、所定の温度にセットした容器
内に前記原料を収納し、該容器内にキャリアガスを導入
して固体もしくは液体の前記原料の蒸気(原料ガス)を
キャリアガスに同伴させて気相成長室内の基板上に供給
し、該基板上に前記薄膜を形成している。なお、液体原
料の場合は、キャリアガスでバブリングさせるのが普通
である。
M)2 ,Sr(DPM)2 ,Ca(DPM)2 など(D
PMはジピバロイルメタンを表す。)の金属化合物を原
料として用いる。これらの原料は室温で固体もしくは液
体のものが多く、通常は、所定の温度にセットした容器
内に前記原料を収納し、該容器内にキャリアガスを導入
して固体もしくは液体の前記原料の蒸気(原料ガス)を
キャリアガスに同伴させて気相成長室内の基板上に供給
し、該基板上に前記薄膜を形成している。なお、液体原
料の場合は、キャリアガスでバブリングさせるのが普通
である。
【0003】このとき、前記原料ガスは、得ようとする
薄膜の組成に応じ、所定の比率でキャリアガスに同伴さ
せて基板上に供給する必要があり、従来は、前記原料の
加熱温度やキャリアガスの流量を種々変更して薄膜形成
を行い、得られた薄膜をICP(誘導結合高周波プラズ
マ)分光分析計で分析する実験を繰り返し、前記加熱温
度やキャリアガスの流量を最適条件に設定して薄膜を製
造していた。なお、前記原料は、個々に蒸気圧が異なる
ので、個々の原料に応じて加熱温度やキャリアガスの流
量を設定する必要がある。
薄膜の組成に応じ、所定の比率でキャリアガスに同伴さ
せて基板上に供給する必要があり、従来は、前記原料の
加熱温度やキャリアガスの流量を種々変更して薄膜形成
を行い、得られた薄膜をICP(誘導結合高周波プラズ
マ)分光分析計で分析する実験を繰り返し、前記加熱温
度やキャリアガスの流量を最適条件に設定して薄膜を製
造していた。なお、前記原料は、個々に蒸気圧が異なる
ので、個々の原料に応じて加熱温度やキャリアガスの流
量を設定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液体も
しくは固体原料とキャリアガスの接触状態は、原料の消
費に伴って変化することがあり、特に液体原料の場合
は、原料の消費に伴う液位の低下に伴って確実に変化す
る。
しくは固体原料とキャリアガスの接触状態は、原料の消
費に伴って変化することがあり、特に液体原料の場合
は、原料の消費に伴う液位の低下に伴って確実に変化す
る。
【0005】このため、前記最適条件を維持して薄膜を
製造しても、製造中に前記接触状態の変化に伴う原料ガ
スの濃度が変化し、実際に得られる薄膜は、常に同一の
組成にはならず再現性が悪かった。なお、ここで、前記
原料ガスの濃度とは、原料ガスとキャリアガスの合計量
に対する原料ガスの割合を言う。原料ガスをさらに希釈
する場合は、希釈ガスを加えた合計量に対する原料ガス
の割合を言う。
製造しても、製造中に前記接触状態の変化に伴う原料ガ
スの濃度が変化し、実際に得られる薄膜は、常に同一の
組成にはならず再現性が悪かった。なお、ここで、前記
原料ガスの濃度とは、原料ガスとキャリアガスの合計量
に対する原料ガスの割合を言う。原料ガスをさらに希釈
する場合は、希釈ガスを加えた合計量に対する原料ガス
の割合を言う。
【0006】そこで、原料ガスの濃度を定量しながら基
板上に供給すれば確実な薄膜製造を行えるが、前記のよ
うな金属原料はガス状のままでは分析できないとされて
いた。
板上に供給すれば確実な薄膜製造を行えるが、前記のよ
うな金属原料はガス状のままでは分析できないとされて
いた。
【0007】例えば、前記ICP分光分析計は、被分析
対象を液状にして、かつ、バッチ式に分析する用途に用
いるものであり、被分析対象をガス状のまま導入し、か
つ、連続的に分析する用途に用いられたことはない。即
ち、基板上に形成された薄膜の成分分析では、基板上に
形成された薄膜を酸で溶解して試料液を作成し、該試料
液をプラズマ中に噴霧して試料液に含まれる金属のスペ
クトルの発光強度を測定するものであり、この場合、測
定対象の金属と同一の金属を含む市販の標準液で予め発
光強度の検量線を作成しておくことにより、試料液中の
金属成分を定量するものである。
対象を液状にして、かつ、バッチ式に分析する用途に用
いるものであり、被分析対象をガス状のまま導入し、か
つ、連続的に分析する用途に用いられたことはない。即
ち、基板上に形成された薄膜の成分分析では、基板上に
形成された薄膜を酸で溶解して試料液を作成し、該試料
液をプラズマ中に噴霧して試料液に含まれる金属のスペ
クトルの発光強度を測定するものであり、この場合、測
定対象の金属と同一の金属を含む市販の標準液で予め発
光強度の検量線を作成しておくことにより、試料液中の
金属成分を定量するものである。
【0008】このように、ICP分光分析計は、ガス状
の試料をそのまま分析するものではなく、しかも金属は
蒸気圧が低いので、室温下で所望の濃度の標準ガスを得
ようとしてもそれ自体困難であり、従って、前記Cu,
Sr等の金属を含む標準ガスも存在しないのが実情であ
る。
の試料をそのまま分析するものではなく、しかも金属は
蒸気圧が低いので、室温下で所望の濃度の標準ガスを得
ようとしてもそれ自体困難であり、従って、前記Cu,
Sr等の金属を含む標準ガスも存在しないのが実情であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、再
現性が高く、所望の組成の薄膜を容易に得ることができ
る薄膜製造装置を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結
果、前記原料ガスを、そのまま連続的にICP分光分析
計に導入しても原料ガスのスペクトルの発光強度を分析
することができ、しかも該発光強度と原料ガスの濃度と
が直線的な関係になることを知見した。
現性が高く、所望の組成の薄膜を容易に得ることができ
る薄膜製造装置を開発すべく鋭意研究を重ねた。その結
果、前記原料ガスを、そのまま連続的にICP分光分析
計に導入しても原料ガスのスペクトルの発光強度を分析
することができ、しかも該発光強度と原料ガスの濃度と
が直線的な関係になることを知見した。
【0010】本発明は、前記知見に基づいてなされたも
ので、本発明に係る薄膜製造装置の第1の構成は、基板
上に薄膜を形成する気相成長室と、該気相成長室内に固
体原料もしくは液体原料の蒸気でなる原料ガスをキャリ
アガスに同伴させて供給する原料ガス供給手段との間
に、ICP分光分析計を設けたことを特徴とする。
ので、本発明に係る薄膜製造装置の第1の構成は、基板
上に薄膜を形成する気相成長室と、該気相成長室内に固
体原料もしくは液体原料の蒸気でなる原料ガスをキャリ
アガスに同伴させて供給する原料ガス供給手段との間
に、ICP分光分析計を設けたことを特徴とする。
【0011】そして第2の構成は、前記第1の構成の薄
膜製造装置に、前記ICP分光分析計で分析可能な成分
を一定量含む標準ガスを添加する標準ガス添加手段を設
けたことを特徴とし、さらに、第3の構成は、前記第
1,第2の構成の薄膜製造装置の前記気相成長室と原料
ガス供給手段との間に、キャリアガスを駆動ガスとし、
原料ガスを被吸引ガスとして原料ガスをキャリアガスに
同伴させて前記ICP分光分析計に導入するエゼクター
を設けたことを特徴とする。
膜製造装置に、前記ICP分光分析計で分析可能な成分
を一定量含む標準ガスを添加する標準ガス添加手段を設
けたことを特徴とし、さらに、第3の構成は、前記第
1,第2の構成の薄膜製造装置の前記気相成長室と原料
ガス供給手段との間に、キャリアガスを駆動ガスとし、
原料ガスを被吸引ガスとして原料ガスをキャリアガスに
同伴させて前記ICP分光分析計に導入するエゼクター
を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作 用】第1の構成の薄膜製造装置によれば、気相成
長室に供給する原料ガスの一部をICP分光分析計に導
入して常時原料ガスのスペクトルの発光強度を測定する
ことができる。原料ガスの濃度と該原料ガスのスペクト
ルの発光強度が直線的であることの知見に基づき、前記
発光強度の変化により原料ガスの濃度変化を知ることが
できる。従って、原料ガスのスペクトルの発光強度を一
定に保持して薄膜を製造すれば、設計通りの薄膜を製造
することができる。このように、本装置では、原料ガス
の量(絶対量)を測定するものではないが、原料ガスの
濃度を一定に保持して薄膜を製造することができる。
長室に供給する原料ガスの一部をICP分光分析計に導
入して常時原料ガスのスペクトルの発光強度を測定する
ことができる。原料ガスの濃度と該原料ガスのスペクト
ルの発光強度が直線的であることの知見に基づき、前記
発光強度の変化により原料ガスの濃度変化を知ることが
できる。従って、原料ガスのスペクトルの発光強度を一
定に保持して薄膜を製造すれば、設計通りの薄膜を製造
することができる。このように、本装置では、原料ガス
の量(絶対量)を測定するものではないが、原料ガスの
濃度を一定に保持して薄膜を製造することができる。
【0013】次に、第2の構成の薄膜製造装置によれ
ば、ICP分光分析計には原料ガスとともに一定量の標
準ガスを導入することができる。即ち、ICP分光分析
計を、本発明のように用いた場合、ICP分光分析計
は、設置場所の周囲温度や湿度、さらにはプラズマへの
ガス噴出端にカーボンが付着するなどの測定環境の僅か
な変動によって、たとえ原料ガスの濃度が一定であって
もスペクトルの発光強度が数%程度変化してしまうこと
がある。
ば、ICP分光分析計には原料ガスとともに一定量の標
準ガスを導入することができる。即ち、ICP分光分析
計を、本発明のように用いた場合、ICP分光分析計
は、設置場所の周囲温度や湿度、さらにはプラズマへの
ガス噴出端にカーボンが付着するなどの測定環境の僅か
な変動によって、たとえ原料ガスの濃度が一定であって
もスペクトルの発光強度が数%程度変化してしまうこと
がある。
【0014】このとき、第2の構成では、一定量の標準
ガスをICP分光分析計に導入するので、該標準ガスの
発光強度が変化すればICP分光分析計自体が測定環境
の影響を受けて変化したことが判る。従って、標準ガス
の発光強度が一定であれば、ICP分光分析計は、少し
の変動もなく原料ガスを精密に測定していることが判る
ので、標準ガスの発光強度が一定の状態で原料ガスの発
光強度を一定にして供給すれば、基板上に形成される薄
膜は極めて正確に設計通りとすることができる。
ガスをICP分光分析計に導入するので、該標準ガスの
発光強度が変化すればICP分光分析計自体が測定環境
の影響を受けて変化したことが判る。従って、標準ガス
の発光強度が一定であれば、ICP分光分析計は、少し
の変動もなく原料ガスを精密に測定していることが判る
ので、標準ガスの発光強度が一定の状態で原料ガスの発
光強度を一定にして供給すれば、基板上に形成される薄
膜は極めて正確に設計通りとすることができる。
【0015】さらに、第3の構成の薄膜製造装置によれ
ば、原料ガス供給側がICP分光分析計側より低圧であ
っても、前記エゼクターにより原料ガスがキャリアガス
に同伴されてICP分光分析計に導入されるので、減圧
CVDを行う場合にも適用できる。
ば、原料ガス供給側がICP分光分析計側より低圧であ
っても、前記エゼクターにより原料ガスがキャリアガス
に同伴されてICP分光分析計に導入されるので、減圧
CVDを行う場合にも適用できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を、図面を参照しながらさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0017】まず、図1は、本発明の第1の構成に係る
薄膜製造装置の一実施例を示すもので、基板上に薄膜を
形成する気相成長室Rと、該室R内に3種の固体原料の
蒸気(原料ガス)をキャリアガスに同伴させて供給する
原料ガス供給手段Sとを備えている。
薄膜製造装置の一実施例を示すもので、基板上に薄膜を
形成する気相成長室Rと、該室R内に3種の固体原料の
蒸気(原料ガス)をキャリアガスに同伴させて供給する
原料ガス供給手段Sとを備えている。
【0018】3種の固体原料、即ち、原料A,原料B,
原料Cは、それぞれ加熱手段を備えた原料収納容器1
a,1b,1c内で所定温度に加熱されて昇華し、原料
ガスとなる。これらの原料ガスは、キャリアガス源2か
ら流量調節器(MFC)3a,3b,3cを介して供給
されるアルゴン等のキャリアガスに同伴されて原料ガス
供給管4から気相成長室Rに導入され、図示しない基板
上に析出して薄膜を形成する。
原料Cは、それぞれ加熱手段を備えた原料収納容器1
a,1b,1c内で所定温度に加熱されて昇華し、原料
ガスとなる。これらの原料ガスは、キャリアガス源2か
ら流量調節器(MFC)3a,3b,3cを介して供給
されるアルゴン等のキャリアガスに同伴されて原料ガス
供給管4から気相成長室Rに導入され、図示しない基板
上に析出して薄膜を形成する。
【0019】各原料ガスの供給は、各原料収納容器に付
設された切換弁Vの開閉により行われ、その供給量は、
原料収納容器の加熱温度および原料収納容器へのキャリ
アガスの導入量の調節により行われる。
設された切換弁Vの開閉により行われ、その供給量は、
原料収納容器の加熱温度および原料収納容器へのキャリ
アガスの導入量の調節により行われる。
【0020】なお、各管路は、恒温槽T内に収納され、
所定温度に保持されている。また、キャリアガス源2か
らは、流量調節器3dを介して希釈ガスが導入され、気
相成長室Rに導入する原料ガスの濃度が調整される。ま
た、管4aは、酸素ガス等、薄膜の形成に必要な他の原
料ガスを供給する管であり、必要に応じて設けられる。
所定温度に保持されている。また、キャリアガス源2か
らは、流量調節器3dを介して希釈ガスが導入され、気
相成長室Rに導入する原料ガスの濃度が調整される。ま
た、管4aは、酸素ガス等、薄膜の形成に必要な他の原
料ガスを供給する管であり、必要に応じて設けられる。
【0021】そして、本実施例装置においては、気相成
長室Rと原料ガス供給手段Sとの間、具体的には前記原
料ガス供給管4に、弁5aを有する分析管5を介してI
CP分光分析計6を設けている。
長室Rと原料ガス供給手段Sとの間、具体的には前記原
料ガス供給管4に、弁5aを有する分析管5を介してI
CP分光分析計6を設けている。
【0022】上記構成により、原料ガスが気相成長室R
に導入されるとともに、分析管5を介して一定量の原料
ガスがICP分光分析計6に導入され、薄膜形成中の原
料ガスの濃度を常時測定することができる。従って、原
料ガスのスペクトルの発光強度を一定に保つようにして
原料ガスを基板上に供給すれば、設計通りの薄膜を製造
することができる。
に導入されるとともに、分析管5を介して一定量の原料
ガスがICP分光分析計6に導入され、薄膜形成中の原
料ガスの濃度を常時測定することができる。従って、原
料ガスのスペクトルの発光強度を一定に保つようにして
原料ガスを基板上に供給すれば、設計通りの薄膜を製造
することができる。
【0023】なお、原料ガスの発光強度が変化したら、
原料ガス供給手段Sを調整して発光強度を一定に保つ操
作を行う。例えば、発光強度が低下したときは、原料ガ
ス量が減少したのであるから、原料収納容器1a,1
b,1cの温度を昇温して原料ガスの昇華量を増加した
り、原料収納容器1a,1b,1cに供給するキャリア
ガス量を増加して原料ガス同伴量を増加する。なお、原
料収納容器へのキャリアガスを増量したときは、希釈ガ
スを減量して気相成長室Rに供給される合計ガス量を一
定に保持する。
原料ガス供給手段Sを調整して発光強度を一定に保つ操
作を行う。例えば、発光強度が低下したときは、原料ガ
ス量が減少したのであるから、原料収納容器1a,1
b,1cの温度を昇温して原料ガスの昇華量を増加した
り、原料収納容器1a,1b,1cに供給するキャリア
ガス量を増加して原料ガス同伴量を増加する。なお、原
料収納容器へのキャリアガスを増量したときは、希釈ガ
スを減量して気相成長室Rに供給される合計ガス量を一
定に保持する。
【0024】次に、図2は、本発明の第2の構成に係る
薄膜製造装置の一実施例の要部を示すもので、前記第1
の構成に係る薄膜製造装置に、標準ガス源7と、流量調
節器8と、弁9aを有する標準ガス添加管9からなる標
準ガス添加手段Mを設けたものである。
薄膜製造装置の一実施例の要部を示すもので、前記第1
の構成に係る薄膜製造装置に、標準ガス源7と、流量調
節器8と、弁9aを有する標準ガス添加管9からなる標
準ガス添加手段Mを設けたものである。
【0025】上記構成により、標準ガス源7内の標準ガ
スを所定の流量に調整して原料ガス供給管4を流れる原
料ガスに添加し、ICP分光分析計6に導入することが
できる。これによって、標準ガスの発光強度が一定の状
態のときに、原料ガスの発光強度が一定になるように原
料ガス供給手段を制御すれば、仕様通りの薄膜を極めて
正確に製造するができる。
スを所定の流量に調整して原料ガス供給管4を流れる原
料ガスに添加し、ICP分光分析計6に導入することが
できる。これによって、標準ガスの発光強度が一定の状
態のときに、原料ガスの発光強度が一定になるように原
料ガス供給手段を制御すれば、仕様通りの薄膜を極めて
正確に製造するができる。
【0026】なお、上記説明では、標準ガスを原料ガス
に添加してICP分光分析計に導入したが、標準ガスを
原料ガスに混合するのが不具合な場合は、図2に想像線
10で示すように、分析管5に直接接続して原料ガスと
別個に導入してもよい。また、標準ガスとしては、IC
P分光分析計6で分析可能な任意の成分を含むガスを用
いることができる。
に添加してICP分光分析計に導入したが、標準ガスを
原料ガスに混合するのが不具合な場合は、図2に想像線
10で示すように、分析管5に直接接続して原料ガスと
別個に導入してもよい。また、標準ガスとしては、IC
P分光分析計6で分析可能な任意の成分を含むガスを用
いることができる。
【0027】ここで、原料ガスの濃度と、該原料ガスを
ICP分光分析計で測定したスペクトルの発光強度との
関係が直線的であること、及び標準ガスと原料ガスを同
時にICP分光分析計に導入した実験例を図3乃至図5
を用いて説明する。
ICP分光分析計で測定したスペクトルの発光強度との
関係が直線的であること、及び標準ガスと原料ガスを同
時にICP分光分析計に導入した実験例を図3乃至図5
を用いて説明する。
【0028】図3は使用した実験装置を示すもので、容
器11内のキャリアガスを流量調節器12で一定流量に
して加熱手段を備えた原料収納容器13内に導入し、該
容器13内の原料ガスを不飽和の状態で同伴させて、一
定時間トラップ14に通して原料ガスを全量トラップさ
せた後、トラップ14をバイパスさせてICP分光分析
計15で測定したものである。また、容器16内には分
析可能な成分としてSiを一定量含む標準ガスが充填さ
れており、流量調節器17を介して一定量が原料ガスに
同伴されてICP分光分析計15に導入されるようにな
っている。なお、18は排気管である。
器11内のキャリアガスを流量調節器12で一定流量に
して加熱手段を備えた原料収納容器13内に導入し、該
容器13内の原料ガスを不飽和の状態で同伴させて、一
定時間トラップ14に通して原料ガスを全量トラップさ
せた後、トラップ14をバイパスさせてICP分光分析
計15で測定したものである。また、容器16内には分
析可能な成分としてSiを一定量含む標準ガスが充填さ
れており、流量調節器17を介して一定量が原料ガスに
同伴されてICP分光分析計15に導入されるようにな
っている。なお、18は排気管である。
【0029】上記実験装置において、アルゴンガスをキ
ャリアガスとして200cc/min、加熱器13内の原料と
しては固体原料のCu(DPM)2 を用い、原料収納容
器13の温度を100℃から180℃の間で徐々に昇温
して、5℃に冷却したトラップ14に60分間流し、ト
ラップ14への原料のトラップ量とそのときの発光強度
を測定した。
ャリアガスとして200cc/min、加熱器13内の原料と
しては固体原料のCu(DPM)2 を用い、原料収納容
器13の温度を100℃から180℃の間で徐々に昇温
して、5℃に冷却したトラップ14に60分間流し、ト
ラップ14への原料のトラップ量とそのときの発光強度
を測定した。
【0030】本実験によれば、キャリアガスの流量を一
定として原料収納容器13の温度を徐々に上昇したの
で、原料ガスの濃度が増加して、発光強度が増加すると
ともにトラップ14へのトラップ量も増加する。この結
果を図4に示す。
定として原料収納容器13の温度を徐々に上昇したの
で、原料ガスの濃度が増加して、発光強度が増加すると
ともにトラップ14へのトラップ量も増加する。この結
果を図4に示す。
【0031】図4から明らかなように、原料ガスの発光
強度とトラップ量との間には直線的な相関関係があり、
発光強度により原料の濃度を検出可能なことが判る。な
お、図4では、実測値は直線上から若干ずれているが、
これは、測定中における測定環境の変化によるICP分
光分析計自体の変動、または、原料ガスの供給状態の変
化によるものである。このように、実際の測定では変動
要因が存在するが、原料ガスの濃度と原料ガスの発光強
度が直線的な関係にあることは明らかであり、従って、
原料ガスの発光強度の変化によって原料ガスの供給状態
の変化を検知できることが判る。
強度とトラップ量との間には直線的な相関関係があり、
発光強度により原料の濃度を検出可能なことが判る。な
お、図4では、実測値は直線上から若干ずれているが、
これは、測定中における測定環境の変化によるICP分
光分析計自体の変動、または、原料ガスの供給状態の変
化によるものである。このように、実際の測定では変動
要因が存在するが、原料ガスの濃度と原料ガスの発光強
度が直線的な関係にあることは明らかであり、従って、
原料ガスの発光強度の変化によって原料ガスの供給状態
の変化を検知できることが判る。
【0032】次に、図5は前記標準ガスと原料ガスとを
同時にICP分光分析計に60分間導入し、標準ガス
(Si)の発光強度と、原料ガス(Cu)の発光強度の
推移を測定した結果である。標準ガスは、予め一定の濃
度で製造され、容器内に充填されているものであるか
ら、ICP分光分析計に導入する標準ガスの流量を一定
とすれば、測定環境に変化がなければICP分光分析計
で検出される標準ガスの発光強度は当然一定になる。従
って、Siの発光強度が一定値で検出されるのであれ
ば、測定環境は変化していないことが判る。
同時にICP分光分析計に60分間導入し、標準ガス
(Si)の発光強度と、原料ガス(Cu)の発光強度の
推移を測定した結果である。標準ガスは、予め一定の濃
度で製造され、容器内に充填されているものであるか
ら、ICP分光分析計に導入する標準ガスの流量を一定
とすれば、測定環境に変化がなければICP分光分析計
で検出される標準ガスの発光強度は当然一定になる。従
って、Siの発光強度が一定値で検出されるのであれ
ば、測定環境は変化していないことが判る。
【0033】実際、図5では、Siの発光強度がほぼ安
定しており、このときCuの発光強度も同様に安定して
いるので、原料ガスの供給状態がほぼ安定していること
が判る。なお図5では、Siの発光強度は微小変動して
いるが、これは周囲温度,湿度等の測定環境の変化によ
るものである。
定しており、このときCuの発光強度も同様に安定して
いるので、原料ガスの供給状態がほぼ安定していること
が判る。なお図5では、Siの発光強度は微小変動して
いるが、これは周囲温度,湿度等の測定環境の変化によ
るものである。
【0034】以上のように、ICP分光分析計に原料ガ
スのみを流しても,原料ガスの供給状態の変化を、原料
ガスの発光強度の変化によりとらえることができるが、
さらに、原料ガスと共に標準ガスをICP分光分析計に
導入すれば、原料ガスの変化が原料ガスの供給状態の変
化によるものか、あるいは、測定環境の変化によるもの
であるのかを、標準ガスの発光強度の変化により明確に
区別ができるので、より精密な原料ガスの供給を行っ
て、設計通りの薄膜を製造することができる。
スのみを流しても,原料ガスの供給状態の変化を、原料
ガスの発光強度の変化によりとらえることができるが、
さらに、原料ガスと共に標準ガスをICP分光分析計に
導入すれば、原料ガスの変化が原料ガスの供給状態の変
化によるものか、あるいは、測定環境の変化によるもの
であるのかを、標準ガスの発光強度の変化により明確に
区別ができるので、より精密な原料ガスの供給を行っ
て、設計通りの薄膜を製造することができる。
【0035】次に、図6は、減圧CVD法に本発明の第
3の構成を適用した一実施例を示すもので、前記図1の
実施例装置に応用したものである。なお、前記図1と同
一要素のものには同一符号を付してその詳細な説明は省
略する。
3の構成を適用した一実施例を示すもので、前記図1の
実施例装置に応用したものである。なお、前記図1と同
一要素のものには同一符号を付してその詳細な説明は省
略する。
【0036】減圧CVD法は、気相成長室Rに真空ポン
プ20を連設し、該室R内を大気圧より低い減圧状態に
してCVDを行うことにより、薄膜の均一性を高めた
り、または、気相成長室Rに連通する原料収納容器内を
減圧状態にして原料ガスの濃度を高めること等を目的と
して行われるものである。
プ20を連設し、該室R内を大気圧より低い減圧状態に
してCVDを行うことにより、薄膜の均一性を高めた
り、または、気相成長室Rに連通する原料収納容器内を
減圧状態にして原料ガスの濃度を高めること等を目的と
して行われるものである。
【0037】このように、減圧CVD法では原料ガス供
給管4も減圧状態になるため、そのままでは原料ガス供
給管4内の原料ガスをICP分光分析計6に導入するこ
とはできない。そこで、ICP分光分析計6側を原料ガ
ス供給管4よりも、さらに低圧にすることが考えられる
が、ICP分光分析計6は、プラズマ中に被分析成分を
導入して特定のスペクトルの発光強度を測定する構造で
あるため、分析計を含む雰囲気全体を減圧状態にする必
要があり、大掛かりな設備が必要になってしまう。
給管4も減圧状態になるため、そのままでは原料ガス供
給管4内の原料ガスをICP分光分析計6に導入するこ
とはできない。そこで、ICP分光分析計6側を原料ガ
ス供給管4よりも、さらに低圧にすることが考えられる
が、ICP分光分析計6は、プラズマ中に被分析成分を
導入して特定のスペクトルの発光強度を測定する構造で
あるため、分析計を含む雰囲気全体を減圧状態にする必
要があり、大掛かりな設備が必要になってしまう。
【0038】また、原料ガスを真空ポンプで吸引してI
CP分光分析計に導入することも考えられるが、脈動を
起こさずに導入することは困難であるとともに、ポンプ
で使用されている油等がICP分光分析計6に混入し
て、その正確な作動を阻害するおそれがあり好ましくな
い。
CP分光分析計に導入することも考えられるが、脈動を
起こさずに導入することは困難であるとともに、ポンプ
で使用されている油等がICP分光分析計6に混入し
て、その正確な作動を阻害するおそれがあり好ましくな
い。
【0039】そこで、本実施例では、図6に示すよう
に、ICP分光分析計6に連通する分析管5にエゼクタ
ー31を設け、該エゼクター31に、キャリアガスと同
種のガスを、エゼクター駆動用ガスとして導入し、エゼ
クター効果を利用して原料ガスを吸引してICP分光分
析計6に導入している。エゼクター駆動用ガスは、駆動
ガス源32から流量調節器33を介して一定量がエゼク
ター31に導入され、原料ガスを吸引・同伴して分析管
5からICP分光分析計6に導入される。
に、ICP分光分析計6に連通する分析管5にエゼクタ
ー31を設け、該エゼクター31に、キャリアガスと同
種のガスを、エゼクター駆動用ガスとして導入し、エゼ
クター効果を利用して原料ガスを吸引してICP分光分
析計6に導入している。エゼクター駆動用ガスは、駆動
ガス源32から流量調節器33を介して一定量がエゼク
ター31に導入され、原料ガスを吸引・同伴して分析管
5からICP分光分析計6に導入される。
【0040】エゼクター31は、図7に示すように、ジ
ェットノズル31aから駆動ガスを噴出させることによ
り、該ノズル31a周囲を減圧状態とし、これにより吸
入管31bから原料ガスを吸引して吐出孔31cから導
出するもので、一般に広く用いられているエゼクターを
用いることが可能である。
ェットノズル31aから駆動ガスを噴出させることによ
り、該ノズル31a周囲を減圧状態とし、これにより吸
入管31bから原料ガスを吸引して吐出孔31cから導
出するもので、一般に広く用いられているエゼクターを
用いることが可能である。
【0041】また、前記ICP分光分析計6は使用でき
る流量範囲を持ち、エゼクター31も使用可能な駆動ガ
スの流量範囲があるため、両者の流量が適合しない場合
がある。そのため、本実施例では、エゼクター31導出
後の流量が、ICP分光分析計6の流量範囲よりも多い
場合に、ガスの一部を排出する排気系統と、流量が少な
い場合に、ガスを追加するガス追加系統とを設けてい
る。
る流量範囲を持ち、エゼクター31も使用可能な駆動ガ
スの流量範囲があるため、両者の流量が適合しない場合
がある。そのため、本実施例では、エゼクター31導出
後の流量が、ICP分光分析計6の流量範囲よりも多い
場合に、ガスの一部を排出する排気系統と、流量が少な
い場合に、ガスを追加するガス追加系統とを設けてい
る。
【0042】上記排気系統は、分析路5から分岐する排
気管34と、該排気管34に設けられた弁35,フィル
ター36及び流量計(MFM)37により構成されてお
り、ガス追加系統は、前記駆動ガス源32に接続するバ
イパス管路38と、該バイパス管路38に設けられた流
量調節器39及び弁40により構成されている。
気管34と、該排気管34に設けられた弁35,フィル
ター36及び流量計(MFM)37により構成されてお
り、ガス追加系統は、前記駆動ガス源32に接続するバ
イパス管路38と、該バイパス管路38に設けられた流
量調節器39及び弁40により構成されている。
【0043】従って、ICP分光分析計6へのガス量を
減らす場合には、流量計37を確認しながら弁35を開
いて所定量のガスを排気すればよく、ガス量を増やす場
合には、弁40を開いて流量調節器39で所定量のガス
を追加すればよい。なお、図6では標準ガス添加手段を
設けていないが、標準ガスを添加する場合は、エゼクタ
ー31の導出側等、任意の位置に供給すれば良い。
減らす場合には、流量計37を確認しながら弁35を開
いて所定量のガスを排気すればよく、ガス量を増やす場
合には、弁40を開いて流量調節器39で所定量のガス
を追加すればよい。なお、図6では標準ガス添加手段を
設けていないが、標準ガスを添加する場合は、エゼクタ
ー31の導出側等、任意の位置に供給すれば良い。
【0044】また、以上の各実施例では、原料が固体の
場合で説明したが液体原料の場合にも同様に適用するこ
とができる。
場合で説明したが液体原料の場合にも同様に適用するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薄膜製造
装置によれば、原料ガスの濃度変化を容易に知ることが
できるので、安定した薄膜製造を行うことができるとと
もに、再現性が高く、所望の組成の薄膜を容易に得るこ
とができる。
装置によれば、原料ガスの濃度変化を容易に知ることが
できるので、安定した薄膜製造を行うことができるとと
もに、再現性が高く、所望の組成の薄膜を容易に得るこ
とができる。
【図1】 本発明の第1の構成に係る一実施例を示す系
統図である。
統図である。
【図2】 本発明の第2の構成に係る一実施例を示す要
部の系統図である。
部の系統図である。
【図3】 実験装置の系統図である。
【図4】 トラップ量と発光強度の関係を示す図であ
る。
る。
【図5】 SiとCuの発光強度の時間的変化を示す図
である。
である。
【図6】 本発明を減圧CVD法に適用した一実施例を
示す系統図である。
示す系統図である。
【図7】 エゼクターの説明図である。
1a,1b,1c…原料収納容器 2…キャリアガス
源 4…原料ガス供給管 6…ICP分光分析計
20…真空ポンプ 31…エゼクター32…駆動ガ
ス源 M…標準ガス添加手段 R…反応管 S…
原料ガス供給手段
源 4…原料ガス供給管 6…ICP分光分析計
20…真空ポンプ 31…エゼクター32…駆動ガ
ス源 M…標準ガス添加手段 R…反応管 S…
原料ガス供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−301585(JP,A) 特開 平2−273535(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C30B 23/00 - 25/22 C23C 16/00 - 16/56 C23F 1/00 - 4/04 H01L 21/205 H01L 21/302 H01L 21/31 INSPEC(DIALOG)
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に薄膜を形成する気相成長室と、
該気相成長室内に固体原料もしくは液体原料の蒸気でな
る原料ガスをキャリアガスに同伴させて供給する原料ガ
ス供給手段との間に、ICP分光分析計を設けたことを
特徴とする薄膜製造装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の薄膜製造装置に、前記I
CP分光分析計で分析可能な成分を一定量含む標準ガス
を添加する標準ガス添加手段を設けたことを特徴とする
薄膜製造装置。 - 【請求項3】 前記気相成長室と原料ガス供給手段との
間に、キャリアガスを駆動ガスとし、原料ガスを被吸引
ガスとして原料ガスをキャリアガスに同伴させて前記I
CP分光分析計に導入するエゼクターを設けたことを特
徴とする請求項1又は2記載の薄膜製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03123892A JP3141162B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-05-28 | 薄膜製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-63604 | 1991-03-27 | ||
JP6360491 | 1991-03-27 | ||
JP03123892A JP3141162B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-05-28 | 薄膜製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04357193A JPH04357193A (ja) | 1992-12-10 |
JP3141162B2 true JP3141162B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=26404736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03123892A Expired - Fee Related JP3141162B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-05-28 | 薄膜製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141162B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2906006B2 (ja) * | 1992-10-15 | 1999-06-14 | 東京エレクトロン株式会社 | 処理方法及びその装置 |
JP7356237B2 (ja) | 2019-03-12 | 2023-10-04 | 株式会社堀場エステック | 濃度制御装置、原料消費量推定方法、及び、濃度制御装置用プログラム |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP03123892A patent/JP3141162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04357193A (ja) | 1992-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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