JP3140815U - 携帯用払拭式クリーナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携行用品の汚れを払拭するための携帯用払拭式クリーナ10であって、クリーナ布材11と、上記クリーナ布材を出し入れ自在に収納しうる収納部12とを備え、上記クリーナ布材には、上記収納部を貫通して外方に引き出し可能に延出する紐部材13が固定されている構成とする。
【選択図】図1
Description
上記携行物品は手指等による操作を行うことが多く、手指の油分等によりディスプレイ表面表面や操作部に付着して汚れ易い。
上記のような場合に、ハンカチやティッシュペーパー等で表面を強く払拭すると、ディスプレイ表面等に傷がつく恐れがあり、かつ通常のティッシュペーパー等では油分を含む汚れが落ち難いという不具合を有していた。
上記眼鏡拭き用の払拭布は、一般的に微細な繊維で形成されており、上記微細繊維によって埃や油分を含んだ汚れであっても払拭可能となる点において優れている。
しかし上記クリーナ布材は、鞄やポケットにそのまま入れた場合には取り出しにくく、また鞄やポケット内部の汚れが付着してしまい不潔である。従って、そのままの状態で持ち運びしにくいという不具合を有していた。
また、持ち運び専用の小袋等に収納して携帯する場合であっても、使用時において、上記小袋等からの出し入れが非常に面倒であるという別途の不具合をも有していた。
形成され、上記紐部材は、上記クリーナ布材の中心部に固定されていることを特徴とする。
また、請求項6記載の携帯用払拭式クリーナは、上記熱可塑性合成樹脂は塩化ビニルであることを特徴とする。
また、請求項8記載の携帯用払拭式クリーナは、上記樹脂素材はシリコン樹脂であることを特徴とする。
また、請求項3記載の携帯用払拭式クリーナは、上記収納部の開口部の端縁部は、他端部方向に向かって膨出する円弧状に形成されていることから、収納されたクリーナ布材を手指等で挟持し易く、よりクリーナ布材の取り出し操作が容易となる。
更に、請求項4記載の携帯用払拭式クリーナにあっては、上記クリーナ布材は円形に形成され、上記紐部材は、上記クリーナ布材の中心部に固定されていることから、収納操作時にクリーナ布材全体が均一な力で引き込まれ、収納部内部においても均一に折り畳まれるため収納されたクリーナ布材が収納部内部で偏ることがない。
従って、クリーナ布材が収納されても収納部が不均一に膨らむことが無く、携帯時の見映えが非常に良いものとなる。
図1及び図2に示すように、本考案に係る携帯用払拭式クリーナ10は携行用品の汚れを払拭するための携帯用払拭式クリーナであって、クリーナ布材11と、上記クリーナ布材11を出し入れ自在に収納しうる収納部12とを備え、上記クリーナ布材11には、上記収納部12を貫通して外方に引き出し可能に延出する紐部材13が固定されている。
上記収納部12は柔軟な素材からなる薄型袋状に形成され、一端部には開口部14を有すると共に他端部には上記紐部材13が挿通される孔部15を有し、使用時には折り畳まれた収納された上記クリーナ布材11を引き出して使用すると共に収納時には上記紐部材13を引くことにより上記クリーナ布材11を上記収納部12内に収納する。
上記収納部12の開口部14の端縁部16は、他端部方向に向かって膨出する円弧状に形成されている。
また、上記クリーナ布材11は円形に形成され、上記紐部材13は、上記クリーナ布材11の中心部18に固定されている。
上記収納部12は塩化ビニルで形成された2枚の熱可塑性合成樹脂シート12a,12bが周縁部21においてウェルダー溶着により溶着固定されて形成されている。
図1は、実施例において携帯時(クリーナ不使用時)における携帯用払拭式クリーナ10の状態を示している。
図1に示すとおり、クリーナ布材11は薄型袋状の収納部12の内部において、上記中心部18を上記収納部12の他端部方向に向けて、略扇状に折り畳まれて収納されている。
上記収納部12の他端部近傍には、上記収納部12を厚さ方向に貫通した孔部15が設けられている。
上記紐部材13は、上記孔部15から、引き出し自在に上記収納部12内部に挿通され、両端部が連結された輪状に形成されている。
また、上記収納部12の外方において吊下げ固定部材19が上記紐部材13に貫挿されて取り付けられている。
また図4に示すとおり、上記クリーナ布材11の中心部18の近傍には、径方向に近接した2つの後部20a,20bが設けられ、図2に示すとおり、上記紐部材13を固定するためのリング状の掛合部材17が上記クリーナ布材11の孔部20a、20bに挿通して取り付けられている。
上記紐部材13は、上記収納部12の内方において上記掛合部材17に掛合され、上記紐部材13とクリーナ布材11とが上記掛合部材17を介して接続されている。
図1に示すとおり、携帯用払拭式クリーナ10を使用する場合は、収納部12の開口部14の両端を一方の手の指等で挟持することで開口させ、内部に収納されているクリーナ布材11を他方の手の指等で挟持する。
この際、開口部14の端縁部が、収納部12の他端部に向かって膨出する円弧形に形成されていることから、開口部14より上記クリーナ布材11の端部がわずかに突出し、指等で把持しやすい状態となっている。
指等で把持した上記クリーナ布材11は、図1矢印Aの方向に引き出すことで、図3に示すとおり、収納部12より外部に引き出され、この際上記紐部材13はクリーナ布材11が引き出された寸法分だけ、上記孔部15から上記掛合部材17を介して収納部12内部に引き込まれる。
図4に示すとおり、引き出された上記クリーナ布材11を拡開させると、払拭用の布材が形成される。
また、本実施例に係る携帯用払拭式クリーナ10は、開口部14を有する薄型袋状の収納部12を有していれば、形状に合わせた型を作成することで容易にウェルダー溶着が可能であるため、例えば図6及び図7に示すように、マスコット等の様々な形状のバリエーション形態をとることが可能である。
更に、収納部12の表面に装飾印刷等を施すことも可能であり、携行時はアクセサリーとしての効果も得ることができる。
この場合、紐部材13の長さ寸法を、上記クリーナ布材11の引き出し寸法よりも短く設定しておくことによって、クリーナ布材11が収納部12から引き出された際に紐部材13が伸延され、収納部12の内方に引き込む方向に付勢力が生じる。
このため、使用終了時においては、上記付勢力によって手を離すだけでクリーナ布材11が自動的に収納部12内部に収納されるため、クリーナ布材11の収納操作がより簡単になる。
従って、実施例1に示した薄型袋状の他にもシリコン素材等を型成形によって形成した収納容器であっても、本願発明の効果を得ることが可能である。
11 クリーナ布材
12 収納部
12a 塩化ビニルシート
12b 塩化ビニルシート
13 紐部材
14 開口部
15 孔部
16 開口部14の端縁部
17 掛合部材
18 クリーナ布材11の中心部
19 吊下げ固定部材
20a 孔部
20b 孔部
21 収納部12の周縁部
Claims (8)
- 携行用品の汚れを払拭するための携帯用払拭式クリーナであって、
クリーナ布材と、上記クリーナ布材を出し入れ自在に収納しうる収納部とを備え、
上記クリーナ布材には、上記収納部を貫通して外方に引き出し可能に延出する紐部材が固定されていることを特徴とする携帯用払拭式クリーナ。
- 上記収納部は柔軟な素材からなる薄型袋状に形成され、
一端部には開口部を有すると共に他端部には上記紐部材が挿通される孔部を有し、
使用時には折り畳まれた収納された上記クリーナ布材を引き出して使用すると共に収納時には上記紐部材を引くことにより上記クリーナ布材を上記収納部内に収納することを特徴とする請求項1記載の携帯用払拭式クリーナ。
- 上記収納部の開口部の端縁部は、他端部方向に向かって膨出する円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯用払拭式クリーナ。
- 上記クリーナ布材は円形に形成され、
上記紐部材は、上記クリーナ布材の中心部に固定されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯用払拭式クリーナ。
- 上記収納部は2枚の熱可塑性合成樹脂シートが周縁部においてウェルダー溶着により溶着固定されて形成されていることを特徴とする請求項2〜4いずれか1項に記載の携帯用払拭式クリーナ。
- 上記熱可塑性合成樹脂は塩化ビニルであることを特徴とする請求項5記載の携帯用払拭式クリーナ。
- 上記収納部は型成形により成形された樹脂素材によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯用払拭式クリーナ。
- 上記樹脂素材がシリコン樹脂により形成されていることを特徴とする請求項7記載の携帯用払拭式クリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000422U JP3140815U (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 携帯用払拭式クリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008000422U JP3140815U (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 携帯用払拭式クリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3140815U true JP3140815U (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=43290914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008000422U Expired - Lifetime JP3140815U (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 携帯用払拭式クリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3140815U (ja) |
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2008
- 2008-01-30 JP JP2008000422U patent/JP3140815U/ja not_active Expired - Lifetime
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