JP3140094U - 油圧回路及びそれを用いた車両用リフタ装置 - Google Patents
油圧回路及びそれを用いた車両用リフタ装置Info
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Abstract
【解決手段】車両用リフタ装置10は、複動型油圧シリンダからなる収納シリンダC1及び単動型油圧シリンダからなる荷役シリンダC2によって回動する昇降操作アーム17の先端部に荷役テーブル15が設けられた装置であり、トラック11の荷台12の後部床下に装着される。昇降操作アーム17は、動力軸13に基端部が固着され、荷役テーブル15に設けられた回動軸33に先端部が軸支された動力リンク19と、補助軸14に基端部が固着され、荷役テーブル15に設けられた回動軸34に先端部が軸支された補助リンク21とから構成されている。
【選択図】図1
Description
しかしながら、油圧シリンダの下流側にスロットルバルブ(絞り弁)が設置されているため、フリー状態においてスロットルバルブによる不要な抵抗が発生し、油圧モータの負荷が大きくなるという問題がある。
本考案では、用途に適した油圧シリンダを使用することで、油圧回路を効率化し、油圧回路の適用範囲の拡大を図ることができる。
ここで、「正の回動方向」とは、昇降操作アームが車両の前方に向けて回動する場合をいう。
図1、図2に示すように、車両用リフタ装置10は、収納シリンダC1及び荷役シリンダC2によって回動する昇降操作アーム17の先端部に荷役テーブル(テーブル)15が設けられた装置であり、トラック(車両)11の荷台12の後部床下に装着される。
一方、一対のサイドメンバ26、26の中間部には、車幅方向に延在するシリンダフレーム25が横架され、クレビス受け25aを介して荷役シリンダC2の他端部に接続されたクレビスC2bが連結されている。
動力リンク19は、右側面視で形状が略「フ」字状の板材からなる第一の動力アーム(第一のアーム)18aと、帯板からなる第二の動力アーム(第二のアーム)18bとから構成され、補助リンク21は、右側面視で形状が略「へ」字状の板材からなる第一の補助アーム(第一のアーム)20aと、帯板からなる第二の補助アーム(第二のアーム)20bとから構成されている(図2参照)。
一方、第二の動力アーム18bの前側中間部には、傾倒したフック24を起立させるフック戻しピン23が側方に突出して設けられている。
また、配管45と配管46は、圧油の遮断と連通とを切り替える切替バルブV3(第二の切替バルブ)を経路上に有する連通管44によって連通し、収納シリンダC1と切替バルブV3のみを経路上に有する循環路を形成している。
配管41と配管50は、経路上に切替バルブV4とスロットルバルブ47とを有する連通管48、及び圧油の遮断と連通とを切り替える切替バルブV5(第二の切替バルブ)を経路上に有する連通管49によって連通し、荷役シリンダC2と切替バルブV5のみを経路上に有する循環路を形成している。
なお、油圧を制御するため、配管36と配管50は、経路上にリリーフバルブ38を有する連通管37によって連通している。
切替バルブV1をAの位置にするとともに切替バルブV2をCの位置にすると、油圧ポンプPから圧送された圧油は、配管40から配管46を経由して収納シリンダC1のロッド側油圧室に供給され、収納シリンダC1のロッドが収縮する。ヘッド側油圧室の圧油は、チェックスロットルバルブ42を通過した後、配管51を経由して油タンクTに貯留される。なお、切替バルブV3は、Aの位置、即ち遮断位置にセットしておく。
昇降操作アーム17の回動によって接地した荷役テーブル15は、さらに昇降操作アーム17の回動に伴い、地面に沿って荷下ろし位置まで移動する(図5参照)。ここで、作業者が手作業でフック24をローラ22から外す。このとき、フック用スプリング28及びスプリングアーム35は、水平に一直線となり、荷役テーブル15が接地している間、フック24は傾倒状態が保持される。
切替バルブV1をBの位置にすると、油圧ポンプPから圧送された圧油は、配管41を介して荷役シリンダC2のヘッド側油圧室に供給され、荷役シリンダC2のロッドが伸長する。ロッド油圧室側の圧油は、配管50を経由して油タンクTに貯留される。なお、切替バルブV5は、Aの位置、即ち遮断位置にセットしておく。
切替バルブV1をBの位置にするとともに切替バルブV4をAの位置にし、油圧ポンプPを停止する。荷役テーブル15は積載荷重及び/又は荷役テーブル15の自重により下降し、荷役シリンダC2のロッドが収縮する。荷役シリンダC2のヘッド側油圧室の圧油は、配管41から配管48を経由し、スロットルバルブ47を通過した後、配管50から油タンクTに貯留される。なお、切替バルブV5は、Aの位置(遮断位置)にセットしておく。
積載荷重により荷台12の床面の高さが下がっている場合には、図3(e)に示すように、第二の動力アーム18bと第二の補助アーム20bの折れ曲がり角度が大きくなり、ローラ22がフック24から下方へ外れた状態となる。しかし、荷役テーブル15が荷下ろし位置から前方へ移動する際に、ローラ22は再びフック24に掛止される。
切替バルブV1をAの位置にするとともに切替バルブV2をAの位置にすると、油圧ポンプPから圧送された圧油は、配管40から配管45を経由して収納シリンダC1のヘッド側油圧室に供給され、収納シリンダC1のロッドが伸長する。ロッド側油圧室の圧油は、チェックスロットルバルブ43を通過した後、配管51を経由して油タンクTに貯留される。なお、切替バルブV3は、Aの位置、即ち遮断位置にセットしておく。
また、上記の実施形態では、トラックの荷台に本考案に係る車両用リフタ装置を設置した場合について説明したが、身障者などのために、バスなどの昇降口に本考案に係る車両用リフタ装置を設置しても良いことは言うまでもない。
Claims (4)
- 油圧ポンプと、前記油圧ポンプから送給される圧油によって作動する一対の油圧シリンダと、前記一対の油圧シリンダから送出される圧油の戻り路上にそれぞれ設置され該圧油の流量制御を行うスロットルバルブと、前記一対の油圧シリンダの一方にのみ圧油が送給されるように送給方向の切り換えを行う第一の切替バルブとを備える油圧回路において、
前記各油圧シリンダと該油圧シリンダから送出される圧油の流量制御を行う前記スロットルバルブとの間に、該油圧シリンダの入路と戻り路とを連通する連通路が設けられるとともに、圧油の遮断と連通とを切り替える第二の切替バルブが前記連通路上に設置されていることを特徴とする油圧回路。 - 請求項1記載の油圧回路において、前記一対の油圧シリンダは、一方が単動型油圧シリンダとされ、他方が複動型油圧シリンダとされていることを特徴とする油圧回路。
- 請求項2記載の油圧回路を用いた車両用リフタ装置であって、
車両の荷台又は昇降口の床下に設けられた第一の回動軸に基端部が固着され、荷物及び/又は人が積載されるテーブルに設けられた第二の回動軸に先端部が軸支された昇降操作アームを備え、
前記テーブルが荷台又は昇降口の床面と地面との間で移動する際は、前記第一の回動軸は前記単動型油圧シリンダによって回動され、前記テーブルが地面と前記床下との間で移動する際は、前記第一の回動軸は前記複動型油圧シリンダによって回動されることを特徴とする車両用リフタ装置。 - 請求項3記載の車両用リフタ装置において、前記昇降操作アームは、第一のアームと第二のアームが連結されたリンク機構とされ、前記第一のアームは、側面視して中間部が正の回動方向に凸となるように折り曲げられた形状とされていることを特徴とする車両用リフタ装置。
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JP2007009778U JP3140094U (ja) | 2007-12-20 | 2007-12-20 | 油圧回路及びそれを用いた車両用リフタ装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011148581A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Jfe Steel Corp | レバー旋回式移載装置 |
CN110992808A (zh) * | 2019-12-05 | 2020-04-10 | 配天机器人技术有限公司 | 一种机器人实训装置 |
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