JP3139929U - マウス - Google Patents

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Abstract

【課題】キーボード装置のカーソルキーの信号を発し、モニタ上の3Dソフトウェア上での方向を操作することができるマウスを提供すること。
【解決手段】マウス本体10の一側の片側の指に対応する位置に凹陥部12が設けられ、凹陥部12上に上下左右の四方向の押圧部131を備えた小型コントローラ13が設けられ、マウス本体10内に配設された制御回路が小型コントローラ13と電気的に接続されている。マウス本体10とコンピュータ20が接続されたとき、小型コントローラ13のいずれかの方向の押圧部131を押して小型コントローラ13に信号を発生させ、制御回路を介してこの信号をキーボード装置のカーソルキーの信号に変換してコンピュータに出力する。これにより、使用者は片手でマウスと小型コントローラを操作するだけで同時にマウスの機能とキーボード機能とを制御することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、マウスに関し、特に、小型コントローラを設け、キーボードのカーソルキーの信号を発し、モニタ上の3Dソフトウェアの方向移動を操作するマウスに関する。
現在、コンピュータの使用者は、コンピュータのシステムを操作するとき入力装置を使用する必要があるが、入力装置としてキーボード装置のほかではマウスが最も重要である。特に、オペレーティングシステム及び多くのアプリケーションソフトウェアがすでに3Dウィンドウで作業を行う時代に入った後、コンピュータの機能はより強大になり、コンピュータの使用者は往々にして数十種を超えるソフトウェア(例えば、3DウィンドウのアプリケーションソフトウェアSECOND−LIFE、GOOGLE−EARTH、HIPIH等)をインストールして使用するが、ソフトウェアを開いたり必要な機能を使用したりするとき、前記ソフトウェアや機能を見つけるために時間がかかってしまうことがよくある。
しかしながら、現在販売されているマウスは、多機能の設定ボタンがマウス本体上に設けられているものの、ウィンドウシステムにより多くの機能が追加されたり、上述の3Dウィンドウのアプリケーションソフトウェアを操作したりする際に、現在のマウスには3Dソフトウェアを操作する機能はなく、機能設定ボタンも足りないため、使用上の必要性を満たすことができず、改良が必要である。
そこで、本考案は、これに鑑みてなされたもので、その目的は、キーボード装置のカーソルキーの信号を発し、モニタ上の3Dソフトウェア上の方向を操作することができるマウスを提供することにある。
請求項1に係るマウスは、上記課題を解決するために、マウス本体の一側部の片側の指に対応する位置に凹陥部が設けられ、前記凹陥部に上下左右の四方向の押圧部を備えた小型コントローラが設けられ、前記マウス本体内にインターフェース回路及び制御回路を有し、前記制御回路と前記インターフェース回路が電気的に接続され、かつ前記制御回路が前記小型コントローラと電気的に接続され、前記制御回路が前記インターフェース回路を介してコンピュータと接続されたとき、前記小型コントローラの上下左右いずれかの方向の押圧部を押して前記小型コントローラに信号を発生させ、発生した信号が前記制御回路を介してキーボードのカーソルキーの信号に変換され、前記コンピュータに出力されてコンピュータモニタ上の3Dソフトウェアの方向位置を制御できるよう構成したことを特徴とする。
請求項2に係るマウスは、請求項1に係るマウスにおいて、前記凹陥部が前記マウス本体の左側に設けられ、右手での使用に適していることを特徴とするものである。
請求項3に係るマウスは、請求項1に係るマウスにおいて、前記凹陥部が前記マウス本体の右側に設けられ、左手での使用に適していることを特徴とするものである。
請求項4に係るマウスは、請求項1に係るマウスにおいて、前記インターフェース回路がUSBインターフェース回路であることを特徴とするものである。
請求項5に係るマウスは、マウス本体の一側部の片側の指に対応する位置に凹陥部が設けられ、前記凹陥部に上下左右の四方向の押圧部を備えた小型コントローラが設けられ、前記マウス本体内に無線回路及び制御回路を有し、前記制御回路と前記インターフェース回路が電気的に接続され、かつ前記制御回路が前記小型コントローラと電気的に接続され、前記制御回路が前記無線回路を介して無線伝送方式でコンピュータと接続されたとき、前記小型コントローラの上下左右いずれかの方向の押圧部を押して前記小型コントローラに信号を発生させ、発生した信号が前記制御回路を介してキーボードのカーソルキーの信号に変換され、前記コンピュータに出力されてコンピュータモニタ上の3Dソフトウェアの方向位置を制御できるよう構成したことを特徴とするマウス。
請求項6に係るマウスは、請求項5に係るマウスにおいて、前記凹陥部が前記マウス本体の左側に設けられ、右手での使用に適していることを特徴とするものである。
請求項7に係るマウスは、請求項5に係るマウスにおいて、前記凹陥部が前記マウス本体の右側に設けられ、左手での使用に適していることを特徴とするものである。
請求項8に係るマウスは、請求項5に係るマウスにおいて、前記無線回路がRF無線回路であることを特徴とするものである。
本考案のマウスによれば、マウスがマウスとキーボードの機能を兼ね備え、使用者は両手で同時にマウスとキーボードを操作する必要がなく、片手でマウスと小型コントローラを操作するだけで、同時にマウスとキーボードを制御することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案の実施形態に係るマウスの斜視図である。また、図2はマウス本体内に配備された回路のブロック図である。本考案のマウス(例えば、光学マウス)はマウス本体10を備え、マウス本体10の一側部の片側の指に対応する位置に凹陥部12が形成され、凹陥部12上に、上下左右の四方向の押圧部131を有する小型コントローラ13が設置されている。小型コントローラ13は、手の指でいずれかの方向の押圧部131を押すと異なる方向の信号を発生する。
また、マウス本体10内にはインターフェース回路14(例えば、USBインターフェース回路)及び制御回路15が設けられ、制御回路15とインターフェース回路14とは電気的に接続され、制御回路15はインターフェース回路14を介してコンピュータ20と接続可能である。また、制御回路15は小型コントローラ13と電気的に接続されている。
上述の各部材の組立てにより、マウス本体10をコンピュータ20と接続したとき、小型コントローラ13の上下左右いずれかの方向の押圧部131を押して小型コントローラ13で発生した信号が制御回路15を介してキーボード装置のカーソルキーの信号に変換され、この信号をコンピュータ20へと出力してコンピュータ20のモニタ上の3Dソフトウェアの方向移動を制御することができる。
このように、本考案のマウスは、マウスがキーボードの機能を兼ね備え、使用者は両手で同時にマウスとキーボードを操作する必要がなく、片手でマウスと小型コントローラ13を操作するだけで、同時にマウスとキーボードを制御することができる。
図4は、本考案の別の実施形態に係るマウスの斜視図である。図4に示すように、前記凹陥部12の配置を、マウス本体10の一側部に代えて他側部、即ち、右側に設け、且つ小型コントローラ13をこの凹陥部12上に設置すると、左手での使用に便利である(図4参照)。
本考案において、マウス本体10をコンピュータ20と接続したとき、3Dソフトウェアは小型コントローラ13の押圧部131の信号をキーボードのカーソルキーの信号として設定することができ、小型コントローラ13の上下左右いずれかの押圧部131を押圧すると、キーボード装置のカーソルキーの信号を発生し、3Dソフトウェアの方向移動を制御することができる。
図3はマウス本体内に配備された他の実施形態の回路のブロック図である。マウス本体10内に無線回路31(例えば、RF無線回路)及び制御回路15が設けられ、制御回路15と無線回路31とが電気的に接続され、制御回路15は無線回路31を介して無線伝送方式でコンピュータ20に接続可能である。また、制御回路15は小型コントローラ13と電気的に接続されている。
マウス本体10をコンピュータ20に接続したとき、小型コントローラ13の上下左右いずれかの押圧部131を押し小型コントローラ13に発生した信号が、制御回路15を介してキーボードのカーソルキーの信号に変換され、この信号をコンピュータ20へと出力し、コンピュータ20のモニタ上の3Dソフトウェアの方向移動を制御することができる。
上記の実施形態においても、図1と図4に示すように、凹陥部12をマウス本体10の左側に設け、且つ小型コントローラ13をこの凹陥部12上に設置すると、右手での使用に便利である(図1参照)。或いは、凹陥部12を本体10の右側に設け、且つ小型コントローラ13をこの凹陥部12上に設置すると、左手での使用に便利である(図4参照)。
本考案において、マウス本体10とコンピュータ20を接続したとき、前記3Dソフトウェアは小型コントローラ13の押圧部131の信号をキーボードのカーソルキーの信号として設定することができ、小型コントローラ13の上下左右いずれかの押圧部131を押圧すると、キーボードのカーソルキーの信号を発生し、3Dソフトウェアの方向移動を制御することができる。
本考案によれば、上述のように電流が安定し、振動が小さく、発電機及びベルトの寿命を延長でき、騒音を抑えることができる等の利点を奏するものである。
本考案の実施形態に係るマウスの斜視図である。 マウス本体内に配備された回路のブロック図である。 マウス本体内に配備された他の実施形態の回路のブロック図である。 本考案の別の実施形態に係るマウスの斜視図である。
符号の説明
10 マウス本体
12 凹陥部
13 小型コントローラ
131 押圧部
14 インターフェース回路
15 制御回路
20 コンピュータ
31 無線回路

Claims (8)

  1. マウス本体の一側部の片側の指に対応する位置に凹陥部が設けられ、前記凹陥部に上下左右の四方向の押圧部を備えた小型コントローラが設けられ、前記マウス本体内にインターフェース回路及び制御回路を有し、前記制御回路と前記インターフェース回路が電気的に接続され、かつ前記制御回路が前記小型コントローラと電気的に接続され、
    前記制御回路が前記インターフェース回路を介してコンピュータと接続されたとき、前記小型コントローラの上下左右いずれかの方向の押圧部を押して前記小型コントローラに信号を発生させ、発生した信号が前記制御回路を介してキーボードのカーソルキーの信号に変換され、前記コンピュータに出力されてコンピュータモニタ上の3Dソフトウェアの方向位置を制御できるよう構成した、
    ことを特徴とするマウス。
  2. 前記凹陥部が前記マウス本体の左側に設けられ、右手での使用に適していることを特徴とする請求項1に記載のマウス。
  3. 前記凹陥部が前記マウス本体の右側に設けられ、左手での使用に適していることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のマウス。
  4. 前記インターフェース回路がUSBインターフェース回路であることを特徴とする請求項1に記載のマウス。
  5. マウス本体の一側部の片側の指に対応する位置に凹陥部が設けられ、前記凹陥部に上下左右の四方向の押圧部を備えた小型コントローラが設けられ、前記マウス本体内に無線回路及び制御回路を有し、前記制御回路と前記インターフェース回路が電気的に接続され、かつ前記制御回路が前記小型コントローラと電気的に接続され、
    前記制御回路が前記無線回路を介して無線伝送方式でコンピュータと接続されたとき、前記小型コントローラの上下左右いずれかの方向の押圧部を押して前記小型コントローラに信号を発生させ、発生した信号が前記制御回路を介してキーボードのカーソルキーの信号に変換され、前記コンピュータに出力されてコンピュータモニタ上の3Dソフトウェアの方向位置を制御できるよう構成した、
    ことを特徴とするマウス。
  6. 前記凹陥部が前記マウス本体の左側に設けられ、右手での使用に適していることを特徴とする請求項5に記載のマウス。
  7. 前記凹陥部が前記マウス本体の右側に設けられ、左手での使用に適していることを特徴とする請求項5に記載のマウス。
  8. 前記無線回路がRF無線回路であることを特徴とする請求項5に記載のマウス。
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