JP3139480B2 - 時分割通信方式を用いた時刻配信システム - Google Patents

時分割通信方式を用いた時刻配信システム

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JP3139480B2
JP3139480B2 JP33622198A JP33622198A JP3139480B2 JP 3139480 B2 JP3139480 B2 JP 3139480B2 JP 33622198 A JP33622198 A JP 33622198A JP 33622198 A JP33622198 A JP 33622198A JP 3139480 B2 JP3139480 B2 JP 3139480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各ターミナル装置
が通信バスを介して接続され、システム内の装置間で時
分割通信方式で通信が行われる時分割通信方式を用いた
システムにおいて、各ターミナル装置に高精度の時刻情
報を配布できるに時分割通信方式を用いた時刻配信シス
テム関する。
【0002】
【従来の技術】システム内に複数のターミナル装置が設
置され、システム内の各装置が通信バス上で各タイムス
ロットを用いて通信を行うシステムにおいて、各ターミ
ナル装置が共通して正確な時刻を認識している必要があ
るシステムがある。
【0003】例えば、宇宙ステーションにおいて、各タ
ーミナル装置に宇宙X線や中性子等の観測設備が搭載さ
れている場合には、それぞれの対象となる事象を観測す
る各観測設備は、正確な時刻を知る必要がある。時刻が
正確でないと、各観測データを突き合わせても正確な実
験結果を得ることができないからである。宇宙ステーシ
ョンに限らず、各ターミナル装置が共動して動作するシ
ステムでは、各ターミナル装置において正確な時刻が把
握されていなければならない場合がある。
【0004】システム内にバス制御装置が存在する場合
には、バス制御装置が各ターミナル装置に時刻情報を配
信している。例えば、バス制御装置は、GPS等によっ
て正確な時刻を得て、その時刻を所定時間経過毎に各タ
ーミナル装置に配信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バス制御装
置は本来通信バスを制御すること役割があるため、時刻
入手や時刻配信の処理の他に、種々の通信制御処理を行
わなくてはならない。すると、正確な時刻入手から時刻
配信開始までに遅延が生じて、各ターミナル装置に伝え
られる時刻に誤差が生じてしまう。また、時刻情報の伝
送遅延によっても、各ターミナル装置で受信される時刻
に誤差が生ずる。時刻の誤差は、大きいときには100
〜数100msec程度にもなっていた。
【0006】そこで、本発明は、各ターミナル装置が通
信バスを介して接続され各装置が時分割通信方式で通信
を行うシステムにおいて、各ターミナル装置が精度のよ
い時刻情報を入手可能な時分割通信方式を用いた時刻配
信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による時刻配信シ
ステムは、通信バスに接続される時刻検出器を備え、時
刻検出器は、バス制御装置からフレーム同期の基準信号
を受信すると受信時刻を決定するとともに、決定した時
刻をあらかじめ決められたタイミングで通信バスに一斉
送出し、各ターミナル装置は、基準信号の受信タイミン
グと時刻検出器から受信した時刻とを用いて必要な時刻
を算出するように構成される。
【0008】各ターミナル装置は、基準信号の受信時点
から内部クロック信号によって経過時間を計時し、経過
時間と時刻検出器からの時刻とを用いて必要な時刻を算
出するように構成されていてもよい。
【0009】時刻検出器は、GPSアンテナを介して時
刻情報を得て、その時刻情報から基準信号受信時刻を決
定するように構成されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるシステムの
一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、
バス制御装置1は、通信バスに接続されるバスコントロ
ーラ11を含み、時分割フレーム同期通信方式で通信す
る機能を有する各リモートターミナル(RT)21,4
1,51を制御する。リモートターミナル21を介して
通信バス6に接続された時刻検出器2は、GPSアンテ
ナ3からの情報にもとづいて時刻を得て他の端末機器
(RT A、およびRT B)4,5に時刻情報を配信
する制御を行う。また、端末機器4,5は、リモートタ
ーミナル41,51を介して通信バス6に接続されてい
る。
【0011】図2は、時刻検出器2の構成例を示すブロ
ック図である。リモートターミナル21は、通信バス6
を介してバス制御装置1および他の端末機器4,5と通
信を行う。基準信号検出部22は、バス制御装置1から
の基準信号が受信されたことを検出する。制御部23
は、GPSレシーバ24から時刻情報を入手し、基準信
号を受信した時刻をバッファ25に格納する。バッファ
25に格納された時刻情報は、リモートターミナル21
によって所定のタイミングで通信バス6に送出される。
【0012】次に、図3のタイミング図を参照して動作
について説明する。バス制御装置1は、図3(A)に示
すように、一定周期Tでフレーム同期のための基準信号
を各リモートターミナル21,41,51に一斉配布す
る。時刻検出器2において、GPSレシーバ24は、G
PSアンテナ3から正確な時刻を得る。GPSアンテナ
3はGPS受信器を含み、衛星から時刻情報を受信し、
時刻情報を時刻検出器2に出力する。
【0013】バス制御装置1からの基準信号はリモート
ターミナル21で受信され、基準信号が受信されたこと
は基準信号検出部22に伝えられる。そして、基準信号
検出部22は、基準信号が受信されたことを検出する
と、検出信号を制御部23に送る。制御部23は、検出
信号が入力されると、GPSレシーバ24が入力した時
刻情報にもとづいて、そのときの時刻を設定し、時刻を
バッファ25に格納する。
【0014】そして、リモートターミナル21は、時分
割フレームにおけるあらかじめ決められたタイミングで
バッファ25内の時刻を各リモートターミナル41,5
1に一斉配信する(図3(B)参照)。従って、各リモ
ートターミナル41,51には、基準信号が受信された
時刻が配信される。
【0015】端末機器4,5は、バス制御装置1からの
基準信号をリモートターミナル41,51によって受信
すると、その時点からの時間をクロック信号等を用いて
計時している。そして、時刻検出器2から時刻を受信す
ると、その時刻を用いて必要な時刻を算出する。
【0016】例えば、端末機器4がX線検出機能を有す
る場合には、X線を検出したときにそのタイミングを記
憶する。このタイミングは、基準信号受信時からクロッ
ク信号等によって計時したタイミングである。端末機器
4が時刻検出器2から受信した時刻情報には(図3
(C)参照)、時刻検出器2および各端末機器4,5が
バス制御装置1から基準信号を受信したときの絶対時刻
が含まれる。そこで、記憶されているX線検出タイミン
グを時刻検出器2から受信した時刻情報(基準信号が受
信されたときの絶対時刻)で換算することによって、X
線検出タイミングの絶対時刻を得ることができる。
【0017】以上のように、この実施の形態では、時刻
検出器2が、バス制御装置1から基準信号を受信した時
刻を決定し、決定した時刻を各端末機器4,5に配信す
る。ここで、時刻検出器2は、時刻決定の作業のみを行
うので、時刻検出器2で決定された基準信号受信時刻の
誤差も小さい。例えば、msec以下の精度が実現され
る。
【0018】従って、各端末機器4,5には、誤差が小
さい基準信号受信時刻が配信される。各端末機器4,5
は、誤差が小さい基準信号受信時刻を用いて、例えば観
測タイミングの絶対時刻を決定するので、そのタイミン
グの絶対時刻の誤差も小さくなっている。
【0019】そして、この実施の形態では、それぞれの
基準信号の受信タイミングに応じて受信時刻が決定され
るので、バス制御装置1から送出される基準信号の周期
がばらついても、正確な時刻が各端末機器4,5に配信
される。従来の場合には、バス制御装置1からの基準信
号の周期がばらつくと、それに応じてバス制御装置1か
らの時刻情報配信タイミングもばらつき、その結果、各
端末機器4,5に供給される時刻に誤差を生じていた。
【0020】なお、時刻配布のタイミングT1の誤差が
無視できないような場合、すなわち、T1がばらつくよ
うな場合には、各端末機器4,5において、基準信号の
受信タイミングから時刻検出器2からの時刻受信タイミ
ングまでの時間が長くなることがある。その間、各端末
機器4,5ではクロック信号等によって経過時間が計時
されているが、時間の経過とともに計時誤差が大きくな
っていくことも考えられる。しかし、時刻配布のタイミ
ングT1の誤差が無視できないような場合でもは、各端
末機器4,5で用いられるクロック信号等の精度をよく
することで、例えば観測タイミングの絶対時刻の誤差を
低減することができる。
【0021】また、時刻検出器2は、各端末機器4,5
と同様に、リモートターミナル21を備えた構成である
から、容易に通信バス6に接続できる。例えば、時刻検
出器2を用いない状態において、配布される時刻の精度
を上げたい要求が発生した場合に、時刻検出器2をシス
テムに容易に追加投入することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、時刻配
信システムが、通信バスに接続される時刻検出器を備
え、時刻検出器が、バス制御装置からフレーム同期の基
準信号を受信すると受信時刻を決定するとともに決定し
た時刻をあらかじめ決められたタイミングで通信バスに
一斉送出し、各ターミナル装置が、基準信号の受信タイ
ミングと時刻検出器から受信した時刻とを用いて必要な
時刻を算出するように構成されているので、各ターミナ
ル装置が精度のよい時刻情報を入手できる効果がある。
【0023】各ターミナル装置が、基準信号の受信時点
から内部クロック信号によって経過時間を計時し、経過
時間と時刻検出器からの時刻とを用いて必要な時刻を算
出するように構成されている場合には、クロック信号の
精度を上げることによって、時刻検出器からの時刻情報
受信タイミングがばらついても、各ターミナル装置内で
用いられる時刻情報にさほど狂いを生じさせない。
【0024】時刻検出器が、GPSアンテナを介して時
刻情報を得て、その時刻情報から基準信号受信時刻を決
定するように構成されている場合には、時刻検出器が精
度良い受信時刻を決定でき、その結果、各ターミナル装
置において精度のよい時刻を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシステムの一構成例を示すブロ
ック図である。
【図2】 時刻検出器の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】 通信バス上の時刻配信に関わる信号の入出力
タイミングを示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 バス制御装置 2 時刻検出器 3 GPSアンテナ 4,5 端末機器 6 通信バス 11,21,31,41 リモートターミナル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−281779(JP,A) 特開 平10−177081(JP,A) 特開 平10−69304(JP,A) 特開 平11−223687(JP,A) 特開 平11−7428(JP,A) 特開 平5−167589(JP,A) 特開 昭60−236088(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 1/00 - 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス制御装置と各ターミナル装置とが通
    信バスを介して接続され各装置が時分割フレーム同期方
    式で通信を行うシステムで使用される時刻配信システム
    において、 前記通信バスに接続される時刻検出器を備え、 前記時刻検出器は、前記バス制御装置からフレーム同期
    の基準信号を受信すると受信時刻を決定するとともに、
    決定した時刻をあらかじめ決められたタイミングで前記
    通信バスに一斉送出し、 前記各ターミナル装置は、前記基準信号の受信タイミン
    グと前記時刻検出器から受信した時刻とを用いて必要な
    時刻を算出することを特徴とする時分割通信方式を用い
    た時刻配信システム。
  2. 【請求項2】 各ターミナル装置は、基準信号の受信時
    点から内部クロック信号によって経過時間を計時し、経
    過時間と時刻検出器からの時刻とを用いて必要な時刻を
    算出する請求項1記載の時分割通信方式を用いた時刻配
    信システム。
  3. 【請求項3】 時刻検出器は、GPSアンテナを介して
    時刻情報を得て、その時刻情報から基準信号受信時刻を
    決定する請求項1または請求項2記載の時分割通信方式
    を用いた時刻配信システム。
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