JP3139458U - 電源コード用名札クリップ - Google Patents

Abstract

【課題】家庭に氾濫する家電製品の電源コードは、どれもほぼ黒色で、太さもほとんど同じで区別がつかない。そのため、家電製品の名前がすぐわかるように、手軽に付けられる名札クリップを提供する。
【解決手段】名札のついたプラスチック製のクリップ１で、家電製品の電源コード２を挟み付ける。すると、電源コードに付いた名札４から、その家電製品の名前がすぐにわかることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

この考案は、家庭で氾濫する家電製品の電源コードを、すぐに識別できるようにするために付ける、名札クリップに関するものである。

従来、家電製品の電源コードに付ける名札は、なかった。専門業者の電気工事の際には、コードを識別するために、小さな楕円形の名札をひもで取り付けるものがある。

家庭では家電製品の電源コードが氾濫し、しかも電源コードの殆どが同じ太さで色も黒色なので、とても見分けにくい。そこで、たくさんある電源コードをすぐに識別できるようにする。

名札をクリップの外側の両面に取り付け、クリップの内側に電源コードを通す溝を掘り、その溝にクッションとなる弾性体を取り付け、このクリップで家電製品の電源コードを挟み付けて、個々の製品名を瞬時に識別できるようにする。

電源コードにコンパクトに取り付けられた名札を見ると、すぐにその家電製品の名前が識別でき、今までのように一回ずつコンセントに電源コードを差し込んで、判別する必要がなくてすむ。

クリップ本体１は、プラスチック製の楕円形の２つの挟持体５・６から成り、図２のように折り曲がり部９でつながっており、この折り曲がり部のプラスチックの弾性で開閉ができ、つめ７により開閉の状態を決める。２つの挟持体５・６には、電源コード２を挟み込むための溝を掘っておく。この溝には小さなおうとつ１１を付けておき、電源コード２を挟み込んだ時、しっかり保持できるようにしておく。さらに、電源コードを滑ることなくしっかり保持するためと痛めないためのクッションとして、この溝にフェルトやゴムなどの弾性体を貼り付けておく。

そして、この溝１０に電源コード２を挟み込んで、つめ７をつめ受け口８に留めて、２つの挟持体５・６を外れないようにする。名札４は２枚用意し、家電製品名を書いて２つの挟持体５・６に付いている透明の名札ホルダー３に差し込む。これで手軽に家電製品名を電源コードに表示することができる。

本考案実施時の斜視図である。 本考案のクリップを開いた時の斜視図である。 本考案のクリップをＡ−Ｂで切った時の縦断面図である。

符号の説明

１ クリップ本体
２ 電源コード
３ 透明の名札ホルダー
４ 名札
５ 上部挟持体
６ 下部挟持体
７ つめ
８ つめ受け口
９ 折り曲がり部
１０ 弾性体を付けた溝
１１ 小さなおうとつ

Claims (1)

1. （イ）プラスチックなどの素材でできた２つの挟持体が、２枚貝のように折り曲がり部でつながり、前記素材の弾性により開閉ができる。
   （ロ）前記２つの挟持体の中に電源コードを通す溝があり、前記溝は弾性体に覆われており、前記２つの挟持体で電源コードを挟みつける。
   （ハ）前記２つの挟持体の外側両面に名札ホルダーを持つ。
   以上の如く構成された、電源コード用名札クリップ。

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