JP3139247B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP3139247B2
JP3139247B2 JP05279801A JP27980193A JP3139247B2 JP 3139247 B2 JP3139247 B2 JP 3139247B2 JP 05279801 A JP05279801 A JP 05279801A JP 27980193 A JP27980193 A JP 27980193A JP 3139247 B2 JP3139247 B2 JP 3139247B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、天体探査用車
両の環境認識装置に利用される画像処理方法に関し、と
くに、レーザ・レンジ・ファインダを入力源とする環境
認識装置に用いられる画像処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年では、月や火星の探査を目的とした
無人の車両が研究されている。この種の車両の制御とし
ては、レーザ・レンジ・ファインダを入力源とする環境
認識装置を用い、車両前方の地形を画像で認識して障害
物を検出するとともに目的地までの経路を決定し、これ
に基づいて自立走行させるものがある。
【0003】上記の環境認識装置では、一定の高さから
車両前方の所定範囲にレーザビームを走査することによ
り、各画素に距離データを格納した距離画像を作成し、
この距離画像上の各計測点を距離画像座標系から車両の
座標系に変換する。距離画像は、例えば画素数が128
×64であって、その座標系はレーザ・レンジ・ファイ
ンダの中心を原点とする球座標である。また、車両の座
標系は同じくレーザ・レンジ・ファインダの中心を原点
とする直交座標である。
【0004】上記の座標変換後には、車両の座標データ
に基づいて、例えば画素数が256×256で且つ平面
的に見た状態の高さデータの画像を作成するとともに補
間処理を行い、各画素における高さデータに基づいて斜
度および斜面の向きを算出する。このようにして作成さ
れた局所地図上において、車両に対する障害物を検出す
ると共に、車両の走行経路が決定されることとなる。
【0005】この種の画像処理方法は、例えば、米国の
Kluwer AcademicPublishers
が発行した「Vision and Navigati
on(The Carnegie Mellon Na
vlab)」の第143および144頁などに記載され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の画像処理方法にあっては、距離画像座標
を車両の座標に変換し、画像の水平化および拡大ととも
に補間処理を行ってから斜度や斜面の向きを算出してい
たため、画像の拡大とともに計算範囲が増大し、しかも
実際にはレーザ・レンジ・ファインダで測定されていな
い補間処理部分まで計算範囲に含まれるため、その処理
時間が長くかかるという不具合があり、このような不具
合に対する改善が望まれていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記したような従来の課題に
着目して成されたもので、車両に搭載したレーザ・レン
ジ・ファインダを入力源として車両前方の地形を画像で
認識するに際し、処理時間の短縮を実現することができ
る画像処理方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる画像処理
方法は、車両に搭載したレーザ・レンジ・ファインダを
入力源として車両前方の地形を画像で認識するに際し、
レーザ・レンジ・ファインダの走査系を構成する2軸ス
キャナーミラーの2軸の回転角の関数とした距離データ
をレーザ・レンジ・ファインダの中心を原点とする距離
画像として入力し、距離画像の各画素について該画素の
近傍画素の距離データを用いて前記2軸の回転角方向に
対する距離の変化量を平面近似により求めたのち、平面
近似で得た近傍画素間の距離の変化量から前記2軸の回
転角方向を座標軸とした距離画像座標系の法線ベクトル
を求め、次いで距離画像座標系の座標軸と法線ベクトル
との成す角度を求め、その後、車両座標系の座標軸と法
線ベクトルとの成す角度により地形の斜度および斜面の
向きを算出する構成としており、上記構成を課題を解決
するための手段としている。
【0009】
【発明の作用】本発明に係わる画像処理方法では、
ず、レーザ・レンジ・ファインダで測定した距離データ
をレーザ・レンジ・ファインダの中心を原点とする距離
画像として入力する。このとき、距離データは、レーザ
・レンジ・ファインダの走査系を構成する2軸スキャナ
ーミラーの2軸回りの回転角の関数である。当該画像処
理方法では、上記の距離画像の各画素について該画素の
近傍画素の距離データを用いて前記2軸の回転角方向に
対する距離の変化量を平面近似により求めたのち、平面
近似で得た近傍画素間の距離の変化量から前記2軸の回
転角方向を座標軸とした距離画像座標系の法線ベクトル
を求める。そして、距離画像座標系の座標軸と法線ベク
トルとの成す角度を求め、その後、車両座標系の座標軸
と法線ベクトルとの成す角度により地形の斜度および斜
面の向きを算出する。これにより、当該画像処理方法で
は、斜度および斜面の向きの計算範囲がレーザ・レンジ
・ファインダで測定した距離データの距離画像、すなわ
ち2軸スキャナーミラーの2軸の回転角の関数とした距
離データから得た距離画像に限られることとなり、角度
データのみによる演算で斜度や斜面の向きが求められる
ので、斜度および斜面の向きを算出する処理時間を大幅
に短縮し得ることとなる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の画像処理方法が用いられる環
境認識装置を説明するブロック図である。
【0011】この環境認識装置1は、図2に示す天体探
査用の車両ROに搭載され、レーザ・レンジ・ファイン
ダRFを入力源としている。レーザ・レンジ・ファイン
ダRFは、一定の高さから車両ROの前方の所定範囲に
レーザビームを走査し、各画素に距離データDを格納し
た距離画像RIを作成する。
【0012】距離データDは、レーザ・レンジ・ファイ
ンダRFの走査系を構成する2軸スキャナーミラーの
横軸回りの回転角θ,φの関数である。距離画像RI
は、図3に示すように、画素数が128×64であっ
て、その座標系(D,θ,φ)はレーザ・レンジ・ファ
インダRFの中心を原点とする球座標である。また、車
両ROの縦軸をZ´とする車両座標系(X´,Y´,Z
´)は、同じくレーザ・レンジ・ファインダRFの中心
を原点とする直交座標である。
【0013】環境認識装置1は、距離画像RIを入力し
て距離データ解析(ブロックB1)を行うこととなる
が、このとき座標データ作成(B2)において、距離画
像座標(D,θ,φ)を車両座標(X´,Y´,Z´)
に変換し、車両座標系の地形データ(B4)としてのX
座標(B5)、Y座標(B6)およびZ座標(B7)を
求め、その一方で、本発明の画像処理方法に基づいて、
距離画像RI上における距離による平面近似および法線
ベクトル作成(B3)を行い、斜度ζ(B8)および斜
面の向きω(B9)を求める。なお、距離画像RIを入
力するということは、各画素に格納する距離データDを
走査順に入力することに等しい。
【0014】距離画像座標(D,θ,φ)と車両座標
(X´,Y´,Z´)との関係から、距離画像RI中の
ある注目画素P(D,θ,φ)とこれに対応する地形上
の点P(X´,Y´,Z´)との関係は次式のようにな
る。
【0015】
【数式1】
【0016】図4は、地形までの距離についての平面近
似の概略を説明する図であって、距離画像の上下方向に
隣接する画素に対応した地形上の点P1〜P3、レーザ
・レンジ・ファインダRFから各点P1〜P3までの距
離D1〜D3、および各点P1〜P3と近似平面Sとの
差ΔD1〜ΔD3を示している。
【0017】レーザ・レンジ・ファインダRFは、図5
中の符号S1で示すように測定部分の面がレーザビーム
Lに直交する状態に近いほど測定精度が良好であるが、
逆に、図5中の符号S2で示すように測定部分の面がレ
ーザビームLに平行な状態に近くなると、レーザビーム
Lの広がりによって測定精度が低下する傾向にある。そ
こで、距離画像上で距離についての平面近似を行うこと
により、測定部分の面がレーザビームに対して直交する
状態に近い地形、つまり、車両ROの走行の障害となる
突出物に対する測定精度が良好となる。
【0018】本発明の画像処理方法において、斜度ζお
よび斜面の向きωを求めるには、距離画像RIの各画素
について該画素の近傍画素の距離データを用いた距離に
よる平面近似を行い、近傍画素間の距離の変化量を求め
る。
【0019】すなわち、距離の平面近似を行うことは、
距離画像RIの横および縦の方向であるθ,φ方向の距
離の変化量を求めることに等しく、図6および図7に示
すように、距離画像RI中のある注目画素x0について
平面近似を行うとすると、注目画素x0の8近傍の画素
x1〜x8を用いて、θ,φ方向に対する距離の変化量
ΔDθ,ΔDφを求める。
【0020】ここで、注目画素x0を基準とした画素x
1〜x8の座標を、x0(0,0),x1(1,0),
x2(1,1),x3(0,1),x4(−1,1),
x5(−1,0),x6(−1,−1),x7(0,−
1),x8(1,−1)と表し、それぞれの距離データ
を、D(x0),D(x1),D(x2),D(x
3),D(x4),D(x5),D(x6),D(x
7),D(x8)とすると、近傍画素間の距離の変化量
ΔDθ,ΔDφは、最小二乗法により次式で求めること
ができる。
【0021】
【数式2】
【0022】次に、上記の平面近似から得た距離の変化
量ΔDθ,ΔDφから斜度ζおよび斜面の向きωを算出
するために、変化量ΔDθ,ΔDφを法線ベクトルへ変
換する。この方法には、車両の座標X´,Y´,Z´成
分の変化量へ変換する方法、幾何学的回転により求める
方法、および幾何学的角度変換により求める方法がある
が、この実施例では幾何学的角度変換により求める方法
を採用した。
【0023】幾何学的角度変換により求める方法では、
先の距離画像座標系(D,θ,φ)と車両座標系(X
´,Y´,Z´)との関係により、距離画像座標系上で
の法線ベクトルを求め、これを車両座標系上の法線ベク
トルに変換することとなる。
【0024】まず、車両座標系と距離画像座標系の関係
を図8および図9に示す。なお、説明の都合上、実際の
レーザビームの走査方向に対応して示した図3に対し
て、上下の向きを変えてある。
【0025】レーザ・レンジ・ファインダRFの中心を
原点(0)として、地形上の注目点Pにおける距離Dお
よび距離画像上のθ,φの方向は、それぞれD,θの微
小増加時、およびφの微小減少時の注目点Pの移動方向
であり、θ,φの各回転面S3,S4における回転半径
はそれぞれD,Dcosθである。
【0026】距離画像座標系上の法線ベクトルを
(nθ,nφ,−1)とした平面の方程式を
【0027】
【数式3】 として、その両辺をθ,φについて偏微分すると、
【0028】
【数式4】 となり、したがって、平面の方程式は
【0029】
【数式5】 と表すことができる。
【0030】この法線ベクトルの作成では、実空間上で
の面の法線ベクトルを表現することから、D,θ,φの
各軸の意味は「長さ」である。したがって、上記式にお
ける変化量は、角度変化時の単位長さに対する距離の変
化を表す。
【0031】続いて、上記式の変化量を先の最小二乗法
により算出される変化量ΔDθ,ΔDφを用いて表現す
ることを考える。まず、θがΔθだけ微小変化したとす
ると、D,θ,φの各軸の原点において、角度変化量Δ
θに対応するθ軸上での長さはDΔθだけ変化する。一
方、ΔDθは、θがΔθだけ微小変化したときのDの変
化量であるため、単位θの変化に対するDの変化量は次
式のようになる。
【0032】
【数式6】
【0033】また、φについても同様に考え、Δφに対
応するφ軸上での長さはDcosθΔφである、よっ
て、変化量は次式のようになる。
【0034】
【数式7】
【0035】したがって、距離画像座標系の法線ベクト
ルn(図10に示す)は、
【0036】
【数式8】 である。
【0037】次に、距離画像座標系の座標軸(D,θ,
φ)と上記の法線ベクトルnとのなす角度を求め、車
両座標系の座標軸(X´,Y´,Z´)と法線ベクトル
とのなす角度ζ,ω、すなわち、地形の斜度(ζ)およ
び斜面の向き(ω)に変換する。この場合、図10にお
いて、距離画像座標系の法線ベクトルnを原点に合わ
せて平行移動させる。
【0038】まず、法線ベクトルnのθ,φ方向の角
度(θ´,φ´)を求める。図11に示すように、法線
ベクトルnのDθ,Dφ平面への射影nDθ,nDφ
と、D軸とのなす角度をそれぞれθ´,φ´とし、射影
Dθ,nDφとのなす角度をφ´´とすると、法線ベ
クトルnは先の数式8で与えられるので、θ´,φ
´,φ´´は次式のようになる。
【0039】
【数式9】
【0040】次に、射影nDθとY´,Z´平面のなす
角度(θ´´)およびφnを求める。図12に示すよう
に、射影nDθは、Dθ平面上にあるので、射影nDθ
とY´,Z´平面のなす角度θ´´はθとθ´との加算
となる。
【0041】
【数式10】
【0042】また、図13及び図14に示すように、φ
´´のY´,Z´平面への射影をφ´´´とすると、φ
nはφ´´´とφとの減算となる。
【0043】
【数式11】
【0044】そして、図15に示すように、θnがθ´
´から変換され、図16に示すように、斜面の向きω,
斜度ζがθn,φnから変換される。
【0045】
【数式12】
【0046】なお、上記の幾何学的角度変換により斜度
ζおよび斜面の向きωを求める方法では、全て角度デー
タを用いているため、距離画像座標系における法線ベク
トルの正規化の必要がなく、同じテーブルを繰り返し使
用できる。
【0047】環境認識装置1は、上述の如く距離画像R
Fの各画素について該画素の近傍画素の距離データを用
いた距離による平面近似を行い、平面近似で得た近傍画
素間の距離の変化量から該画素に対応する位置の斜度ζ
および斜面の向きωを算出したのちには、図1に示すよ
うに、斜度ζや斜面の向きωおよび地形の高さなどを含
む地形データである車両座標(X´,Y´,Z´)を、
慣性センサ(ブロックB10)で検出した車両の位置お
よび姿勢データ(B11)を用いて、Z軸が鉛直である
絶対座標に変換(B12)し、これを最終的な地形デー
タ(B13)とする。
【0048】そして、平面から見た状態の局所地図を作
成(B14)すると共に、車両に対する障害物を識別
(B15)し、さらに、補間処理とともに画素数が25
6×256である局所地図(B16)を作成する。この
のち、車両ROに搭載した主制御器において局所地図を
用いて経路計画(B17)を行うと共に、走行経路を決
定(B18)し、その経路にしたがって車両ROの走行
制御(B19)を行うこととなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
処理方法によれば、車両に搭載したレーザ・レンジ・フ
ァインダを入力源として車両前方の地形を画像で認識す
るに際して、座標系を構成する2軸スキャナーミラーの
2軸の回転角の関数とした距離データをレーザ・レンジ
・ファインダの中心を原点とする距離画像として入力
し、距離画像の各画素について該画素の近傍画素の距離
データを用いて前記2軸の回転角方向に対する距離の変
化量を平面近似により求めたのち、平面近似で得た近傍
画素間の距離の変化量から前記2軸の回転角方向を座標
軸とした距離画像座標系の法線ベクトルを求め、次いで
距離画像座標系の座標軸と法線ベクトルとの成す角度を
求め、その後、車両座標系の座標軸と法線ベクトルとの
成す角度により地形の斜度および斜面の向きを算出する
ことから、斜度および斜面の向きの計算範囲がレーザ・
レンジ・ファインダのスキャナーミラーの2軸の回転角
の関数とした距離データから得た距離画像に限られるこ
ととなり、これらの計算を車両の直交座標系上で画像の
拡大および補間処理後に行っていた従来の方法に比べ
て、角度データのみによる演算により斜度や斜面の向き
を求めるので、演算処理時間を大幅に短縮することがで
き、ひいてはその後に行う障害物検出などの各処理の高
速化をも実現することができ、車両の自立走行を迅速に
且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像処理方法が用いられる環境
認識装置を説明するブロック図である。
【図2】距離画像座標系および車両座標系を示す説明図
である。
【図3】距離画像を示す図である。
【図4】距離による平面近似の概略を一部拡大して示す
説明図である。
【図5】レーザビームに対する地形上の測定部分の傾き
を示す説明図である。
【図6】平面近似における距離画像上の8近傍を示す説
明図である。
【図7】実質空間上の8近傍を示す説明図である。
【図8】地形上の注目点までの距離Dと距離画像におけ
るθ軸の方向を示す説明図である。
【図9】地形上の注目点までの距離Dと距離画像におけ
るφ軸の方向を示す説明図である。
【図10】距離画像上のD,θ,φの各軸と法線ベクト
ルを示す各々説明図である。
【図11】図10に示す法線ベクトルのθ,φ方向の角
度を示す説明図である。
【図12】図11に続いて法線ベクトルの射影と車両座
標系のY´,Z´平面のなす角度を示す説明図である。
【図13】図12に続く幾何学的角度変換を示す説明図
である。
【図14】図13に続く幾何学的角度変換を示す説明図
である。
【図15】図14に続く幾何学的角度変換を示す説明図
である。
【図16】図15に続く幾何学的角度変換として斜度お
よび斜面の向きへの変換を示す説明図である。
【符号の説明】
D 距離データ RF レーザ・レンジ・ファインダ RI 距離画像 ζ 斜度 ω 斜面の向き

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載したレーザ・レンジ・ファイ
    ンダを入力源として車両前方の地形を画像で認識するに
    際し、レーザ・レンジ・ファインダの走査系を構成する
    2軸スキャナーミラーの2軸の回転角の関数とした距離
    データをレーザ・レンジ・ファインダの中心を原点とす
    る距離画像として入力し、距離画像の各画素について該
    画素の近傍画素の距離データを用いて前記2軸の回転角
    方向に対する距離の変化量を平面近似により求めたの
    ち、平面近似で得た近傍画素間の距離の変化量から前記
    2軸の回転角方向を座標軸とした距離画像座標系の法線
    ベクトルを求め、次いで距離画像座標系の座標軸と法線
    ベクトルとの成す角度を求め、その後、車両座標系の座
    標軸と法線ベクトルとの成す角度により地形の斜度およ
    び斜面の向きを算出することを特徴とする画像処理方
    法。
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