JP3138885U - おでこ枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、デスクやテーブルなどに前額部を載せて仮眠したり、休憩したりする場合に好適であり、かつ、携行性に優れたおでこ枕を提供する。
【解決手段】机やデーブルの上に置いて使用する枕であって、前額部を載せるに十分な長さと幅を有するカバー内に上層が低反発弾性フォーム材、下層が硬質又は半硬質フォーム材からなるクッション材を配設し、かつ、枕の厚みが使用状態でないときは30〜40mmの範囲であり、使用状態においては20〜25mmの範囲であり、さらに、カバーの全体又は表側が軟質ビニール、合成皮革又は革製の生地或いはビニール引き布地から縫製されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、卓上用枕、詳しくはデスクやテーブルなどに前額部を載せて仮眠したり、休憩したりする場合に好適であり、かつ、携行性に優れた枕に関するものである。
最近、ネットカフェやオフィスのデスクやテーブルで、デスクワークの能率低下の防止のため、或いは、健康維持の点から休憩時間に仮眠を取る人が増えている。この場合、体を横にして休めるケースは特別な場合を除いて少なく、デスクやテーブルにうつぶせした姿勢で仮眠をとったり、又は休むことが多い。このときに、両腕を曲げて枕代わりにすると、いわゆる手枕をすると、腕がしびれるなどの腕の疲れや首の疲れが生じる問題があった。これらに対応するために、デスク上で使用するが、腕や首の疲れが残らない卓上枕の先行技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3074685号公報(〔0005〜0007〕、〔図6〕、〔図8〕)
先行技術の考案は腕が疲れない点では優れているが、枕が大きいために、呼吸するには顔を横向きにする必要があり、本来の姿勢でないだけに首の疲れが生じたり、顔の向きを変えたりするなどの違和感が生じることも多々あった。また、うつぶせ時でも呼吸ができるU型やO型の形状の枕もあるが、いずれもサイズが顔や頭より大きくて、携帯し難いとか、限られたスペースでは収納できないという点で問題がああった。さらに、オフィスに、かかる大きさの枕を置くのは人目もあり抵抗感が大きかった。また、眼鏡を掛けている人は眼鏡を外して仮眠する必要があるので、この眼鏡をデスクから落としたり、書類などデスク周りの備品に紛れ込んだりする不便さも多かった。また、これらの枕をうつぶせに使ったときには、アイシャドウや口紅などの化粧が落ちやすく、休憩時間内の限られた時間に化粧直しの時間を割く必要があった。また、枕やクッション自体に皮脂やファンデーションが付着するなど汚れやすく、かつ不衛生であった。
本考案は、前述の問題を解決するために完成させたものであって、デスクやテーブルなどに前額部(おでこ)を載せて仮眠したり、休憩したりする場合に好適に用いられ、かつ、携行性に優れているおでこ枕を提供するものである。
上記の目的を達成するための本考案の請求項1に係るおでこ枕は、デスクやデーブルの上に置いて使用する枕であって、前額部を載せるに十分な長さと幅を有するカバー内に上層が低反発弾性フォーム材、下層が硬質又は半硬質フォーム材からなるクッション材を配設したことを特徴とする。
また、請求項2に係るおでこ枕は、請求項1記載のおでこ枕において、前記おでこ枕の厚みが使用状態でないときは30〜40mmの範囲であり、かつ、使用状態においては20〜25mmの範囲であることを特徴とする。
本考案のおでこ枕のサイズは、前額部(「おでこ」又は「額」とも称される。)を載せる大きさがあれば使用に問題なく、さらに携帯し易く、またデスク周りに収納し易いA5判の辞書サイズからA6判の文庫本サイズが好適である。また、おでこ枕の厚みについては、額を載せてうつぶせた時に、口や鼻がデスクに接触して呼吸し難く感じない厚みが求められ、具体的には枕に何も載せない状態で厚みが30〜40mm、額を載せて沈み込んだ使用状態で厚みが20〜25mmであるのが好適である。すなわち、額とデスクの隙間寸法が20〜25mmであれば、口や鼻がデスクに接触しないので、息苦しさを感じないし、また、眼鏡を掛けていても眼鏡がデスクに接触するこ不都合さがない。
また、本考案のおでこ枕は、枕内部がほぼ同じ厚さの二層のクッション材が装入されており、上層は額を載せる側のクッション材であり、額を載せたときに硬くなく、額の位置が安定して包み込む感じの低反発弾性フォーム材が好ましく、そして下層はデスクなどに載せる側のクッション材であり、頭の重さで沈み込んで口や鼻がデスクに接触しないような程度の硬い材質が適し、硬質又は半硬質フォーム材が適している。上層の低反発弾性フォーム材としては、連通気泡の発泡体であって、圧縮したのちに外力を取り除いた際、ゆっくりと元の状態に戻る性質を有する低反発弾性ポリウレタンフォームが好適である。また、下層の硬質又は半硬質フォーム材は、独立気泡で硬くて復元性が無いか、又は若干有するポリウレタンフォームが適している。
また、請求項3に係るおでこ枕は、請求項1又は2記載のおでこ枕において、前記カバーの全体又は表側が軟質ビニール、合成皮革又は革製の生地或いはビニール引き布地から縫製されていることを特徴とする。この構成によれば、額を直接載せたときに、適度にソフトで痛くなく、カバー自身が織布でないので、皮脂、ファンデーション、アイシャドウ又は口紅が付着しにくく、付着しても簡単に拭き取ることができる。
また、請求項4に係るおでこ枕は、請求項1又は2又は3に記載のおでこ枕がデスク又はテーブルの上でパソコンを操作する腕のリストレストとして用いることができることを特徴とする。この構成によれば、おでこ枕として使用しないときは、パソコン作業等のデスクワークでリストレストとして、そのサイズやクッション性が適しているので、活用できる。また、仕事上の備品として使えば、枕としてよりも、周りの目も気にせずに済むから所持しやすい。
本考案に係る請求項1〜3記載のおでこ枕によれば、人体の部分でも重量の大きい頭の部分を、硬度が高くて強い前額部により低反発弾性を持つおでこ枕を介して支持することにより、違和感無く休憩又は仮眠することができる。また、腕で頭を支える必要がなく腕のしびれや痛みが軽減でき、口や鼻、目がデスクや枕と接触しないので、呼吸の妨げにならず、しかも眼鏡を掛けたままでも使うことができるなど、休憩又は仮眠を取ることが容易で、作業効率の向上又は健康維持の点で好適に用いることができる。
また、用途の拡大として、パソコン作業等のデスクワークでリストレストとしても使用できる。よって、事務所の備品としても使え、使用後はブックスタンドやデスクの引き出し、バックに収納できるし、携帯性に優れているのでネットカフェなど外出先で仮眠するときにも重宝して使用できる。また、口紅やアイシャドウなどの化粧も落ちにくいので、化粧直しも従来の枕やクッションを使うときに比べ短時間で済み、休憩後すぐに仕事につけるので、限られた休憩時間を有効に使うことができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本考案に係るおでこ枕の最良の実施形態であって、(a)は模式的平面図、(b)は(a)のA−A矢視の断面図である。図2は、本考案に係るおでこ枕を使用した実施形態の一つであって、(a)はおでこ枕を使用した状態の模式的斜視図、(b)は(a)のB矢視の模式的側面図である。
図1、2に基づいて、本考案に係わるおでこ枕1を説明すると、おでこ枕1は、デスク12の上に置いて使用する枕1であって、人の頭部10の前額部12を載せるに十分な長さと幅を有するカバー2内に上層が低反発弾性フォーム材3、下層が硬質又は半硬質フォーム材4からなるクッション材を配設している。
また、おでこ枕1のサイズは、前額部11(「おでこ」又は「額」とも称される。)を載せる大きさがあればよく、携帯し易く、またデスク周りに収納し易いA5判(148×210mm)の辞書サイズからA6判(105×148mm)の文庫本サイズが好適である。また、おでこ枕1の厚みについては、図2(b)に示すように、額11を載せてうつぶせた時に、口や鼻がデスクに接触して呼吸し難く感じない厚みがよく、具体的には図1(b)に示すように、枕1に何も載せない状態で厚みが30〜40mm、図2(b)に示すように、額11を載せて沈み込んだ使用状態で厚みが20〜25mmであるのが好適である。すなわち、額11とデスク12の隙間寸法が20〜25mmであれば、口や鼻がデスクに接触しないので、息苦しさを感じないし、また、眼鏡を掛けていても眼鏡がデスクに接触するこ不都合さがない。
また、おでこ枕1は、枕内部がほぼ同じ厚さの二層のクッション材(3、4)が装入されており、上層3は額11を載せる側のクッション材であり、額11を載せたときに硬くなく、額11の位置が安定して包み込む感じの低反発弾性フォーム材3が好ましく、下層4はデスク12などに載せる側のクッション材であり、頭10の重さで沈み込んで口や鼻がデスクに接触しないような程度の硬い材質が適し、硬質又は半硬質フォーム材4が適している。上層の低反発弾性フォーム材3としては、連通気泡の発泡体であって、圧縮したのちに外力を取り除いた際、ゆっくりと元の状態に戻る性質を有する低反発弾性ポリウレタンフォームが好適である。また、下層の硬質又は半硬質フォーム材4は、独立気泡で硬くて復元性が無いか、又は若干有するポリウレタンフォームが適している。
また、おでこ枕1は、カバーの全体2又は表側2aが軟質ビニール、合成皮革又は革製の生地或いはビニール引き布地から縫製されている。額11を直接載せたときに、適度にソフトで痛くなく、カバー2a自身が織布でないので、皮脂、アイシャドウ又は口紅が付着しにくく、付着しても簡単に拭き取ることができる。
また、おでこ枕1は、デスク12の上でパソコンを操作する腕のリストレスト(図示しない)として用いることができる。おでこ枕1として使用しないときには、パソコン作業等のデスクワークでリストレストとして、そのサイズやクッション性が適しているので、活用できる。また、仕事上の備品として使えば、枕1としてよりも、周りの目も気にせずに済むから所持しやすい
また、図2を用いておでこ枕1を使用する状況を説明すると、おでこ枕1によれば、人体の部分でも重量の大きい頭10の部分を、硬度が高くて強い前額部11により低反発弾性フォーム材3を持つおでこ枕1を介して支持することにより、違和感が無く休憩又は仮眠することができる。また、腕で頭10を支える必要がなく腕のしびれや痛みが軽減でき、口や鼻、目がデスク12や枕1と接触しないので、呼吸の妨げにならず、しかも眼鏡を掛けたままでも使うことができるなど、休憩又は仮眠を取ることが容易で、作業効率の向上又は健康維持の点で好適に用いることができる。
また、用途の拡大として、パソコン作業等のデスクワークでリストレストとしても使用できる。よって、事務所の備品としても使え、使用後はブックスタンドやデスクの引き出し、バックに収納できるし、携帯性に優れているのでネットカフェなど外出先で仮眠するときにも重宝して使用できる。また、口紅やアイシャドウなどの化粧も落ちにくいので、化粧直しも従来の枕やクッションを使うときに比べ短時間で済み、休憩後すぐに仕事につけるので、限られた休憩時間を有効に使うことができる。
デスクやテーブルを使う事務職労働者が休憩又は仮眠する際の補助具として利用され、又は、パソコン操作する際のリストレストとして事務職労働者が利用することができる。
本考案に係るおでこ枕の最良の実施形態であって、(a)は模式的平面図、(b)は(a)のA−A矢視の断面図である。 本考案に係るおでこ枕を使用した実施形態の一つであって、(a)はおでこ枕を使用した状態の模式的斜視図、(b)は(a)のB矢視の模式的側面図である。
符号の説明
1:おでこ枕 2:カバー 2a:表側カバー 2b:裏側カバー
3:低反発弾性フォーム材 4:硬質又は半硬質フォーム材
10:頭部 11:前額部 12:デスク

Claims (4)

  1. デスクやデーブルの上に置いて使用する枕であって、前額部を載せるに十分な長さと幅を有するカバー内に上層が低反発弾性フォーム材、下層が硬質又は半硬質フォーム材からなるクッション材を配設したことを特徴とするおでこ枕。
  2. 前記おでこ枕の厚みが使用状態でないときは30〜40mmの範囲であり、かつ、使用状態においては20〜25mmの範囲であることを特徴とする請求項1記載のおでこ枕。
  3. 前記カバーの全体又は表側が軟質ビニール、合成皮革又は革製の生地或いはビニール引き布地から縫製されていることを特徴とする請求項1又は2記載のおでこ枕。
  4. 請求項1又は2又は3に記載のおでこ枕が、デスク又はテーブルの上でパソコンを操作する腕のリストレストとして用いることができることを特徴とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012135592A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Masahiro Miyake ネックストラップ付き背骨矯正まくら

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