JP3138856U - 石膏ボード用鉋 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護紙を不用意に切削せず石膏のみを切削し、切削のし過ぎを抑えることができる石膏ボード用鉋を提供する。
【解決手段】長方形の板材である上面板と、上面板の長手方向の両脇から垂下する支持面を形成する支持面部材と、上面板に穿設された作業穴に固定され上面板の裏面に刃先が突出する替え刃とを有する石膏ボードの切断面を切削する石膏ボード用鉋において、替え刃の端部と支持面との間に、石膏ボードの保護紙が通過可能な隙間を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、石膏ボードの切断面を切削する石膏ボード用鉋に関する。
従来より、建築物の内装等に用いられる石膏ボードの切断面を切削するために、石膏ボード用鉋が用いられている。この石膏ボード用鉋としては、例えば特許文献1に示されるようなものがある。特許文献1の石膏ボード用鉋は、カンナ台の底面に長手方向に、作用溝が形成されていて、作用溝底面から溝幅が広がるように斜め側面があり、カンナ台の上面には、作用溝に通ずる刃案内斜面が形成されていて、その斜面に替え刃が取り付けられている。そして、この作用溝に沿って石膏ボードを摺動させることにより、石膏ボードの切断面が替え刃の刃先によって切削される。
登録実用新案第3031215号公報
しかしながら、従来の石膏ボード用鉋は、替え刃の刃先が石膏ボードの切断面の全面に接することから、石膏及び石膏ボード表面の保護紙のいずれもがどんどん切削されてしまい、切断面を整えるつもりが切削しすぎて石膏ボード自体の寸法に狂いを生じさせてしまうことがある。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、保護紙を不用意に切削せず石膏のみを切削し、切削のし過ぎを抑えることができる石膏ボード用鉋を提供することにある。
請求項1記載の石膏ボード用鉋は、替え刃の端部と支持面との間に、石膏ボードの保護紙が通過可能な隙間を有することを特徴とする。
請求項2記載の石膏ボード用鉋は、上面板の作業穴の上方を覆う集塵ケースを備えることを特徴とする。
請求項3記載の石膏ボード用鉋は、集塵ケースが上面板の作業穴と連通する集塵穴を有し、集塵穴の端面に替え刃の上端辺を当接させて、替え刃の位置決めを行うことを特徴とする。
請求項4記載の石膏ボード用鉋は、集塵ケースを上面板の表面の長手方向に摺動可能に設け、集塵ケースの集塵穴の端面を、上面板の表面の長手方向に移動させることにより、替え刃の上面板の裏面からの突出量を変えることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、替え刃の端部と支持面との間に、石膏ボードの保護紙が通過可能な隙間を有することから、保護紙に替え刃が当たらず、保護紙を不用意に切削せず石膏のみを切削し、切削のし過ぎを抑えることができる。
請求項2の考案によれば、上面板の作業穴の上方を覆う集塵ケースを備えることから、切削粉の飛散を防止し、切削粉の回収が容易である。
請求項3の考案によれば、集塵ケースが上面板の作業穴と連通する集塵穴を有し、集塵穴の端面に替え刃の上端辺を当接させて替え刃の位置決めを行うことから、集塵ケースが替え刃の位置決め部材を兼ねており、部品点数を抑え、コストを抑えることが可能である。
請求項4の考案によれば、集塵ケースの集塵穴の端面を上面板の表面の長手方向に移動させることにより、容易に替え刃の上面板の裏面からの突出量を変えることができる。
以下、本考案の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。本考案の形態における石膏ボード用鉋は、石膏ボードの切断面を切削して整えるものである。図1は、本考案に係る石膏ボード用鉋の一例を示す斜視図である。図2は同石膏ボード用鉋の正面図、図3は同石膏ボード用鉋の平面図である。図4は、図3のA−A線矢視部分断面図である。図5は、同石膏ボード用鉋の部分側面図である。
図において、本実施例の石膏ボード用鉋1は、長方形の板材である上面板10と、上面板10の長手方向の両脇から垂下する支持面42を形成する支持面部材40と、上面板10に穿設された作業穴12に固定され上面板10の裏面10bに刃先16aが突出する替え刃16等を備えている。支持面部材40は、角材で、上面板10の裏面10bの長手方向の両脇に横臥されている。上面板10のほぼ中央の短手方向に穿設された作業穴12には、短手方向の一面が傾斜した傾斜面14が形成されている。この傾斜面14に密接するように替え刃16が載置され、替え刃16の上に設けられ上面板10の裏面10bから螺嵌されたボルト22で牽引された押さえ板20によって、替え刃16が傾斜面14に挟持されている。
替え刃16の刃先16aは、傾斜して上面板10の裏面10bの短手方向にわずかに突出している。また、替え刃16の幅は、両側の支持面部材40が互いに向かい合う支持面42の間隔より短く、支持面42と替え刃16の端部との間には、約1mmの隙間Sがある。この隙間Sは、石膏ボードの保護紙が通過可能な幅である。
また、上面板10の作業穴12の上方を覆う集塵ケース30が設けられている。集塵ケース30は円筒形で、本実施例では透明な樹脂製のものが用いられている。集塵ケース30の上部は開口しており、その開口を塞ぐように着脱自在なケース蓋30aが設けられている。集塵ケース30の底面には、上面板10の作業穴12の上方を覆う底穴32が穿設され、集塵ケース30の内部が、底穴32を介して作業穴12と連通している。また、集塵ケース30の底面には、2つの固定穴34が穿設され、固定穴34に集塵ケース30内部側から上面板10方向に螺嵌されたボルト36により、集塵ケース30が上面板10に固定されている。尚、固定穴34の径は、ボルト36の径よりも十分に大きく、ボルト36の頭と集塵ケース30との間にはワッシャ38が入れられている。また、集塵ケース30の上面板10の両脇からはみ出す部分は、支持面部材42の外側に固定された断面逆L字状の保持板46によって保持されている。
また、図4に示すように、替え刃16の上端辺16bは、集塵ケース30の底穴32の底穴面32aに当接している。上端辺16bが底穴面32aに当接することで、替え刃16が底穴面32aによって位置決めされている。そして、替え刃16の位置を変え、刃先16aの上面板10の裏面10bからの突出量を変える場合には、底穴面32aの位置を変えることにより行う。具体的には、集塵ケース30を固定するボルト36を緩め、集塵ケース30自体を、図3及び図4に示す矢印方向(上面板30の長手方向)にずらすことにより集塵ケース30の位置を変える。移動可能量は、集塵ケース30の固定穴34の径とボルト36の径との隙間の量である。
以上のような構成の石膏ボード用鉋1を用いて石膏ボードの切断面を切削する場合を説明する。まず作業者は、石膏ボードを所望の大きさに刃物を用いて切断する。そして、その切断した石膏ボードの切断面を、石膏ボード用鉋1の上面板10の裏面10bに押し当てつつ、石膏ボード用鉋1を摺動させる。すると、上面板10の裏面10bから突出する替え刃16の刃先16aが、石膏ボードの切断面を切削することになる。
以上のように、本実施の形態の石膏ボード用鉋1によれば、替え刃16の端部と支持面42との間に、石膏ボードの保護紙が通過可能な隙間Sを有することから、保護紙に替え刃16が当たらず、保護紙を不用意に切削せず石膏のみを切削し、切削のし過ぎを抑えることができる。
また、上面板10の作業穴12の上方を覆う集塵ケース30を備えることから、切削粉の飛散を防止し、切削粉の回収が容易である。
さらに、集塵ケース30が上面板10の作業穴12と連通する集塵穴である底穴32を有し、底穴32の端面である底穴面32aに替え刃16の上端辺16bを当接させて替え刃16の位置決めを行うことから、集塵ケース30が替え刃16の位置決め部材を兼ねており、部品点数を抑え、コストを抑えることが可能である。
さらに、集塵ケース30の集塵穴である底穴32の端面である底穴面32aを上面板10の表面10aの長手方向に移動させることにより、容易に替え刃16の上面板10の裏面10bからの突出量を変えることができる。
以上のように、本考案によれば、保護紙を不用意に切削せず石膏のみを切削し、切削のし過ぎを抑えることができる石膏ボード用鉋を提供することができる。
本考案に係る石膏ボード用鉋の一例を示す斜視図である。 同石膏ボード用鉋の正面図である。 同石膏ボード用鉋の平面図である。 図3のA−A線矢視部分断面図である。 同石膏ボード用鉋の部分側面図である。
符号の説明
1・・・・・石膏ボード用鉋
10・・・・上面板
10a・・・表面
10b・・・裏面
12・・・・作業穴
14・・・・傾斜面
16・・・・替え刃
16a・・・刃先
16b・・・上端辺
20・・・・押さえ板
22・・・・ボルト
30・・・・集塵ケース
30a・・・ケース蓋
32・・・・底穴
32a・・・底穴面
34・・・・固定穴
36・・・・ボルト
38・・・・ワッシャ
40・・・・支持面部材
42・・・・支持面
46・・・・保持板

Claims (4)

  1. 長方形の板材である上面板と、該上面板の長手方向の両脇から垂下する支持面を形成する支持面部材と、該上面板に穿設された作業穴に固定され該上面板の裏面に刃先が突出する替え刃とを有する石膏ボードの切断面を切削する石膏ボード用鉋において、
    該替え刃の端部と該支持面との間に、該石膏ボードの保護紙が通過可能な隙間を有することを特徴とする石膏ボード用鉋。
  2. 前記上面板の作業穴の上方を覆う集塵ケースを備えることを特徴とする請求項1記載の石膏ボード用鉋。
  3. 前記集塵ケースが前記上面板の作業穴と連通する集塵穴を有し、
    該集塵穴の端面に前記替え刃の上端辺を当接させて、該替え刃の位置決めを行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の石膏ボード用鉋。
  4. 前記集塵ケースを前記上面板の表面の長手方向に摺動可能に設け、
    該集塵ケースの集塵穴の端面を、該上面板の表面の長手方向に移動させることにより、前記替え刃の該上面板の裏面からの突出量を変えることを特徴とする請求項3記載の石膏ボード用鉋。
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